Quantcast
Channel: あたちのモンハン日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2669

MH世界観における産業革命が及ぼす大陸社会の変革

$
0
0


“I can calculate the motion of heavenly bodies
But not the madness of people”

天体の動きなら計算できるが、群集の狂気は計算できない

― Isaac Newton(1642~1727)


どうぼ。あたモン作者ですセンセイドキュメンタリー番組ばりのスタートがキマったところで、今日は「なぜなに☆あたモン」をお送り致します。今回のテーマたるものは「MH世界観における産業革命が及ぼす大陸社会の変革」です。「どうした?作者。一体なんのつもりでそんな大それた主題を貴様ごときが論文として「述べる」ことが出来るというのか?この欺瞞者め!!」「否、作者は正気です。以前から「述べたかった」MH世界観の二次創作をさせて頂くにあたり、避けては通れない重用テーマなのです。それをご理解して頂けたのなら、どうか放っておいてください。そして去れ。二度とその高慢驕慢による専横を私に向けるな、バカたれ」「F××K!!ママ~あせる」てけてけてけてけふん

冒頭の偉人の格言。これは仮想世界である大陸社会においても同じことが言えるでしょう。果たして狂気とは如何なる社会背景で起こりうる常軌を逸した精神状態なのか。
殺人、人身売買、戦争、名誉の殺人、機能不全家庭における多種多様の虐待及び暴虐弾圧、そして人種差別....もはや狂気から連想出来るワードとは言葉を超え、我々が生きてきた歴史的背景をすべて表現するに等しい事件性を想像させるではないか。こと高度成長期と呼べる経済発展の裏には当たり前の様に狂気が存在する。ヴィクトリア朝時代の切り裂きジャック、冷戦期に登場したセオドア・ロバート・バンディ(通称テッド・バンデイ)をはじめ、まさに狂気と呼ぶに相応しいシリアルキラー達の横行。苦しくも社会の文化文明向上と共に、狂気もまたそのコンテンツたるものを変貌、アップグレードさせ、各メディアを通してその多くは事件という形で我々の耳に否応でも入ってくるのだ。然しながらこれら狂気が齎す不道徳行為というのは、過去も現代もそして未来においても、知的文化財産の創作物に多くのヒントやインスパイアを与えることに間違いはない。人間の奥底に潜む狂気が犯した事例というのは、自己探索と比例して他者を分析することの出来る貴重なサンプルでもあるからだ。現実は虚構のネタなのである。また、冒頭の偉人の様に、世界の発展にその生涯を費やす者もまた時に狂人と呼ばれることもある。研究に没頭する科学者や大企業で野心を抱くワーカホリックがいい例だろう。そしてその類まれな才能を妬み、都合のいい時にだけ「常識」という枠を思想に持ち込む実に普遍的な人間もまた、心に狂気があればこその嫉妬心なのだ。つまるところ人類自体が狂気的な存在であり、強いて言えば己の判断と行動ひとつで血を見ることは容易い。それを未然に防ぐ為、司法は存在し、コモンローを創るのである。

以上はあくまでも「我々の世界の通念」であり常識でもある。ここでふと疑問が頭をよぎる・・ことMH世界観における「狂気的時代」とは一体何時なのか?公式世界観にある竜大戦時代が真っ先に浮かぶだろうが、それを語るには現段階ではあまりにも情報が少なく、それこそ我がブログをはじめとする二次創作の仮定仮説仮想では到底立証など出来るわけがない。だとすれば最も飛躍的に文明の向上がみられる「現代狩猟世界」にこそ、より多くの狂気が眠り潜んでいるのではないだろうか?ここでようやく本題にシンクロする。大陸市民が新たな文明開化のアリーナへ到達する為、同じベクトルに向かい、我先にと狂乱演舞する変革の時代・・。そしてその文明のプログレスに絶対不可欠な原動力とは一体なんなのだろうか。今日はそこにスポットを当ててみよう。急げ!狩人よ!作者の集中力と持続力は確実に「min」へと進んでいるのだ!



~MH世界観における産業革命が及ぼす大陸社会の変革~


「大陸社会において主流となっている動力源のひとつは何か?」と聞かれたらこの世界に存在する多くのハンター達はどう答えるのであろうか。本家ギルド(公式)で行っている世界観のマニアッククイズを「ほいほい肉球 くろ」と答えるモンスターハンターならぬ、うんちくハンターなら簡単な質問だろう。正解は「蒸気機関」である。上写真はお馴染み、ハンターならば誰もが一度は「憧れの女子(ORイケメン)が見てる前で、如何に格好良く(凛と)ボタンをポチっとな出来るか」が試されるで有名な撃龍槍だ。この実に恐ろしい対モンスター専用に設計された大型拷問器具ともいえる殺傷兵器の動力もまた蒸気機関である。一度「ポチっとなびっくり」をするとしばらく使えないのは、蒸気を溜める時間が必要だからである。逆に電動式ならば「ブスブス」といけるだろう。老山龍や砦蟹はむしろ現状に感謝すべきなのかもしれない・・。

ではこの蒸気機関の技術向上に多大なアシストをしている素材とはなんだろう。そう「燃石炭」である。燃石炭とはご存知、火山地帯で採掘する事の出来る「可燃性の岩石」である。しかも通常の石炭の20倍もの温度と燃焼力を誇るというのだから驚愕である。大陸に多く存在する高硬度の鉱石は、この高火力によって溶解されるのだ。ハンター武具のクオリテイ向上も蒸気機関があればこそなのである。余談だがこの燃石炭を最初に発見したのはかの「トレジィ」である。今の大陸文明があるのは、あの350歳の元気な竜人族のおじいさんがいればこそなのである。感謝祈

このように優れた蒸気機関が大陸世界に存在するのは理解した。ということはだ、我々の世界でいうところの産業革命時代がまさに現代のMH世界なのではないだろうか。近年の狩猟世界ではすっかり目にすることが多くなった、パローネキャラバンをはじめとする飛空船が空の航路を作り、未開拓地の発見、貿易の活性化に尽力している(これはMHF-Gのメインテーマでもある)。無印の時代では想像も出来なかったことが現在の大陸社会では当たり前に起きているのである。古くはミナガルデで骨鉄コンビと呼ばれる骨ジジと鉄ジジが工房試作品ガンランス、ガンハンマ、工房試作品等、今でも多くの狩人を魅了する機械武器を鍛造し、Dosではドンドルマの工房が火竜の「ブレス原理」を研究して完成させた、一撃必殺の機構を持つガンランスを発明し、それが今日のガンサーを生む要因となる。これぞ人の持つ叡智と努力の賜物であり、また「プロメテウスの火」の「着火」がはじまった時代なのかもしれない。また「火力」以外での文明向上としては、どうやら現代では潜水艦や写真も存在するらしい(アイシャ談)。この様に日毎に大陸文明は進歩しているのだ。だが、以上は大陸社会に住む「人型」が生み出した文明力の話しである。ここで思い出して欲しい。大陸社会ではもうひとつ「別の種」による文明力が存在するということを・・・そう。獣人種による超技術力だ。

次回の中継ぎ記事(1/20予定)へ続く..べあ
単に作者が疲れただけとは言わないでしょにま~





クリックランキング参加中なのです♪ひと読みしたならポチっとな肉球 ゴンベ
あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」はザ・ストーリーモードですDASH!

1/16(金)0時更新 「功徳の報酬は」の巻


をお送りします♪次回も読んでにこ~笑って泣いてううっ・・・スピーンしてから爆発しよう爆発







Viewing all articles
Browse latest Browse all 2669

Trending Articles