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Channel: あたちのモンハン日記
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「あの子の天使の様な笑顔を・・」の巻

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~結婚式当日、早朝(カーブー水没林到着同日)....


~フェイリンメイリン国領内、武器工房....

にゃんさかにゃんさかDASH!(巨大な木製倉庫の中には最新の鍛冶施設が随所に設備されており、所々のスペースにはまだ公にはされていないであろう最新のネコ式火竜車や対空型バリスタ、大砲車が並んでいる。その一部を倉庫の外に移動させようと、従業員猫達が各兵器を囲んでいる)


ダミアン「急げ急げ!もたもたしてると結婚式が始まっちまうぞぉ~!!」パンパンびっくり(手を叩き、皆を鼓舞するのは、頭の毛をリーゼント風に固め、汗だくのTシャツを着た意気のいい茶アイルー)

作業員猫「式は正午からだろ?まだ平気だよ・・って、そこ!ぶつかるぞ!!暴発したら倉庫ごとドカーンだぞ!!」(ネコ式火竜車を運ぶ作業員猫に注意するのは、黒メラの体格がいいベテラン技師。タバコをくわえている)

ダミアン「ちょっとオリセーさん。何度言や分かるんだ?ここは火気厳禁だっつーの」ぷんすかむかっ

オリセー「安心しろ。こいつは安物の普通のタバコだ。おめぇみてぇに、トイレ行く度に高級なドスコカはやってねぇからよ。それよりなんだってこんな朝早くから俺たち自慢の「作品」を神殿エリアに運ばねぇといけねぇんだ?まさか王妃様が「こっち」の趣味ってわけでもあるめぇ?」ふぁ~あはぁ(あくびをしながら煙を吐く)

ダミアン「こっちが知りたいっすよ。今朝方、突然、俺の寝床にごっつい伝令が現れるやいなや、急いで工房内の兵器一部を神殿エリアに輸送しろっていうんだから。本当なら今頃、昨晩バーでつかまえたバニーキャットのカワイ子ちゃんと、ゆっくりハチミツスムージーでも飲みながら、ささやかな朝の一時を過ごしてるはずだってのに・・まったくついてねぇ~!!」カリ~んドキッ(手に持ってたスパナを地面に叩きつける)

オリセー「コロニーにわざわざ使いをよこすなんざ、ただごとじゃねぇな。そんなにやべぇ式になりそうなのか?って、おい!!ニャトリオットミサイルの上で寝るんじゃねぇって言ったろ!!とっとと運べ!!」(移動式荷車(車輪のホイールはもちろん肉球マーク)の上に搭載された長方形の鉄製のパトリオット発射機(ネコの形状のドクロマークがプリントされてる)の上で肘をついて休んでる猫に注意する。慌てて下に降りる猫)

ダミアン「警備は神殿の連中の分野ですからね。おおかた当日になって、警備兵だけじゃ物足りねぇって、宰相さんにでもどやされたんじゃねぇっすか?ま、俺たちゃ言われたままに運びましょうや」スッ(オリセーのくわえてるタバコを奪い、一服する)

オリセー「神殿内で女中をやってる、工場長の新妻に聞けば詳細が分かるんじゃねぇのか?」

ダミアン「あ~ダメダメ。まだ別居中」ふかぁ~はぁ

オリセー「またラボに閉じこもってんのか・・しょうがねぇ野郎だな」ちら(倉庫内の片隅にあるドアを見る)

ダミアン「昨日もパウパッド・フロム・ヘルで一緒だったんすよ?それが急に何かを思いついた様で、慌ててここに戻ってきたみたいっす。ただのワーカホリックですよ」カァ~ッペッあせる

オリセー「なんだ?この騒動の事を工場長に知らせてねぇのか?」

ダミアン「言いましたよ。机に向かったまま一言、「君に任せる」だって。国家元首の結婚式より、兵器設計の方が大事なんですよ」やれやれ

オリセー「一発ぶん殴って、部屋から引き釣り出すか」むん(にやにやしながらぶっとい腕に力を込める)

ダミアン「はっはっはっはっ。それとも神殿からコニーちゃんでも連れてきて直々に・・」


??「ロイ・ファウラーってのはどいつだい!?」


ダミアン「ああん?」ちら


千恵子「はぁ・・はぁ・・」(兵器が次々と外に運び出されていく倉庫の大きい出入口の真ん中に立つ、肩で息をするメイド姿のメラルー)


オリセー「お前の女か?」

ダミアン「冗談。熟女の趣味はないっすよ」


千恵子「・・・・・・・・」ズカズカズカズカDASH!(ダミアンを見つけるやいなや一直線に向かってくるメイド猫)


オリセー「お前が腹ましたメス猫のママじゃねえだろうな」

ダミアン「嘘でしょ。ヘイ、マダム!ここはあんたの様なメイドが来る場所じゃ・・」

ぐんsss(胸ぐらを掴まれるダミアン。くわえていたタバコが思わず口から落ちる)

千恵子「ロイ・ファウラーはどこだい?」ギロッ

ダミアン「あそこです。ほら、あの部屋」ちら

千恵子「どうも」バッ(力いっぱいに離される)

ズカズカズカズカ・・・・
(そのまま工場の部屋へ向かっていく)

ダミアン「なんだぁ~?ありゃ・・・」ケホケホッ



ロイ「ぶつぶつぶつ・・・・・」カキカキカキDASH!(図面だらけのまったく整理されていない机で、なにやら独り事を言いながらものすごい速さで頭の中のイメージを書きおこしている、丸メガネをかけた痩せ型レモン猫)


ドシャーーーーーーーーン!!
(けたたましい音と共にドアが開く)


ロイ「ああ・・ダミアンかい・・?もう輸送は終わったのかな・・」カキカキカキカキDASH!


バサッDASH!(目の前の図面を奪われる)


ロイ「あ~~~~~っ!!!!」

ちら(図面を奪ったと思われる「誰か」を見上げる)

千恵子「あんたがロイ・ファウラーかい?」(ものすごい剣幕のメイド猫が立っている)

ロイ「え・・そうですけど・・・なにか?」くいっ(メガネを直す)

千恵子「耳の穴かっぽじって、よく聞きな」

ロイ「はぁ・・」きょとん

千恵子「あんたの奥さん、コニーが投獄された」

ロイ「!!」




「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~





~数時間前、ニャー神殿....


ニャーニャー、ミャーミャーDASH!(花嫁部屋の前の回廊は警備猫の巡回で溢れかえっている。中には虫眼鏡で廊下をくまなく調べる探偵猫の姿も)


~神殿内レセプションルーム

千恵子「今宵起きたことを全て忘れろ・・・そういうのかい?」(誰もいない大部屋の中、テーブルを背もたれにふてぶてしく立っている)


ニャン=ジュスト「そうは言っていない。私はただ、フラワー様の過去がどうあれ、彼女にはこの国に相応しい王妃になって頂きたいと願うだけだ」(腕を組み千恵子の前に立っている)

千恵子「その為には王妃様に、多少なりともの荒療治は必要だってことかい・・?」

ニャン=ジュスト「そうだ」

千恵子「例えそのやり方が道徳に反していようが、神殿の外の連中に知られなければ万事よし・・・」ちら

ニャン=ジュスト「・・・・・・・」

千恵子「だんまいかい・・。コニーは?王妃様を客間に避難させてから姿を見ていないが・・つきっきりなのかい?」

ニャン=ジュスト「いや。彼女に代わり、別のメイドを付き添わせている」

千恵子「・・・・・じゃあコニーは・・コニーはどうしたんだい!?」バンびっくり(テーブルを叩く)

ニャン=ジュスト「彼女は真面目過ぎた。国の大事を素直に受け入れることの出来ない純真さは、この神殿内には不要。つまり・・」

千恵子「どうしたんだって聞いてるんだ!!」グンDASH!(宰相の胸ぐらを掴み上げる)

ニャン=ジュスト「投獄した。君が思っている最悪のシナリオではない」(胸ぐらを掴まれながらも上から見下ろす)

千恵子「殺すのか?あたしも・・コニーも・・!?」ググググ・・・

ニャン=ジュスト「安心しろ。彼女の配偶者は現在、武器工房で飛躍的に数々の実績を積み重ねている工場長のロイ・ファウラーだ。ここで彼の士気をそぐような真似をする程、私は愚かではない」

千恵子「その旦那がこのことを知ったら・・どうするんだ・・!?」ググググ・・

ニャン=ジュスト「君がそれを伝えるのか?好きにしろ。確かなのはロイ・ファウラーが、より国に対して忠誠を尽くすということだけだ」

千恵子「コニーを釈放して欲しければ、今以上の成果を上げろ・・ロイにはそう伝えればいいんだね・・!?」ググググ・・

ニャン=ジュスト「それは君の勝手だ。だが、正義心に身を任せようとは思うな。神殿はいつも君を見ている」

千恵子「監視をつけるってことか・・・下衆な猫共め!!」グンsss(胸ぐらを強く弾き飛ばす)

ニャン=ジュスト「以後、領内での暮らしの心配はするな。私が保証しよう」シュッ・・(服を直す)

千恵子「取引しようってのかい?あたしみたいな無産階級出身の出来の悪いメス猫相手に」

ニャン=ジュスト「フェイリンメイリン共和国は来訪者を拒まない。もちろん同族なら・・の話しだがな」

千恵子「・・・・・・・」

ニャン=ジュスト「君には賢い選択をして欲しい・・・」

千恵子「半田。半田千恵子だよ」

ニャン=ジュスト「半田君。国は君たち一人一人の尽力を必要としている。明日の結婚式が終われば、国民はより一層の忠誠を国に誓うだろう。王妃が政務の拠り所である神殿に定まれば、国家としての推進力も増し、市民は寛大な陛下と寛容な王妃に見守られながら、更に国力を底上げするためにそれぞれの役目を果たす事ができる。無論、経済力を高めることが人型社会に対抗する為・・」

千恵子「皆まで言わなくたって、あたしだってそれほどバカじゃないよ。陛下には、市民には今夜のことはどう説明するんだい?」

ニャン=ジュスト「明日の結婚式の警備に向け、テストしていた重火力兵器の誤射、とでもしておこう。不幸なのは、その事故に巻き込まれ死んでしまった警備兵が数名いることくらいだ」

千恵子「・・・・・・。あたしの勘じゃ、明日も来るよ。あの龍之って男」

ニャン=ジュスト「義賊相手に式の日取りを変える必要はない。あの男とて、大勢の猫の前でわざわざ恥をかきに来るような愚行はしないだろう。近いうち、種族混合の寄せ集め集団を率い、領内に侵攻してくるのがいいところだ。だが明日の式に関して言えば、神殿周りの警備はより厳重にしないと市民が不安になる。早朝、武器工房から兵器を輸送させる」

千恵子「コニーの旦那には、伝えていいんだね?」

ニャン=ジュスト「構わん。私は君を過小評価していない。君の様なたくさんの土と猫に塗れ、そして人型社会による差別にも屈しず生き抜いてきた、バイタリティー溢れる女性こそが近い将来、国の未来を築く礎になると私は信じている。事が次第に収まれば、コニー・ファウラーを無事、釈放すると約束しよう」

千恵子「・・・・・。コニーを人質に武器工房の成果を上げる・・・まったくあんたは不慮の事故をも、国の利益に還元しちまうんだね。大したもんだよ。さっき無礼を働いたことは許してくんな」

ニャン=ジュスト「獣人種もいうなれば人であり感情もある生物だ。だが人型と違うのはその形だけにあらず、より優れた理知と自制心、哲学、思想を持つという点だ。気にするな」

千恵子「はっはっはっはっは!あたしもあんたが気に入ったよ!噂通り、あんたは他の官僚共とは比べ物にならないくらい頭がキレるようだ。あたしなんかが無駄な抵抗をしようが、到底敵うわけがない。だとすればこの国での賢い余生の過ごし方を選択するまでさ」

ニャン=ジュスト「恥じることはなにもない。自分もまた、国の大事を成す一員になれたと思い、誉れを抱くのだ。半田千恵子」

千恵子「・・・・・・・・・」

ニャン=ジュスト「明日の王妃様の準備は君に一任する。共に盛大な式にしよう」

千恵子「・・・・・・・・・」こくり





ロイ「コニーが・・・そんな・・・・投獄されたなんて・・」(室長のデスクに腰を下ろし頭を抱えている)

千恵子「国の大事を知っちまったんだ。当たり前だろ?」(窓際の壁にもたれかかりながら腕を組んでいる)

ロイ「・・バカげてる・・・そんなこと・・!!」ガシャガシャ(頭の毛を掻き散らす)

千恵子「可愛い奥さんを人質にされ、死ぬまで国に忠誠を誓う・・それでいいのかい?」

ロイ「あなたは、そんなことを確かめる為にわざわざ来たんですか!?」バンッびっくり

千恵子「秘密を知っているのはあたしも同じ。なんで宰相があたしを殺さなかったか分かるかい?」

ロイ「・・・・・・・・」クイッ(落ち着きを取り戻す様にメガネを直す)

千恵子「簡単なことさ。最近、神殿内じゃ神隠しにあったメイドが後を絶たないっていう不気味な噂が飛び交ってるんだ。何が理由かは、おおかた予想がつくだろ?」

ロイ「国事の・・何か重要な秘密を知ってしまった・・・それで人知れず消されてしまったっていうんですか!?」

千恵子「王妃様の主治医に扮装して、暗示をかけたっていう猫が怪しいね。きっと国の諜報員だろうよ。今もきっと、そいつの部下があたし達を監視してるとはずさ」ちら(小窓から外を覗く)

ロイ「あなたを殺さなかったのは、結婚式前にこれ以上、余計な噂を立てたくなかったらだと?」

千恵子「だろうね。本当なら昨晩の「事故」にかこつけて、あたしとコニーも死んだことにしておくのが一番いいはずなんだろうけど、花嫁部屋から王妃様と一緒に出てきたあたしらを、多くの警備兵が目撃しているからね。ただでさえ「花嫁泥棒」が現れたことを隠蔽するのに一苦労だってのに、そこに二人もメイドが消えたとあったら、流石に神殿内で働く連中も不信感を抱くだろうしね」

ロイ「そこでコニーだけを投獄し、そのことを理由に僕にもっと兵器を作らせようとあなたを派遣した・・・他のメイド達にはコニーのことはなんと?」

千恵子「体調不良で休んでいるってことになってるよ」バカン(小窓の木扉を閉める)

ロイ「・・コニー・・・・」グッ

千恵子「整理できたかい?そしたらあんたの返答を聞かせてもらおうか」

ロイ「僕が国に忠誠を誓い、馬車馬の様に働けばコニーを開放してもらえる・・・その覚悟表明に嘘はない・・ただ・・」

千恵子「保証がないって?」

ロイ「・・・・・・・」こくり

千恵子「確かに投獄中にコニーが病死した、なんて「分かりやすい」偽報通告がこの先いつ来てもおかしくはないね」

ロイ「じゃあやっぱりコニーは殺されてしまうんですか!?」

千恵子「今のままならね。けど・・」

ロイ「??」

千恵子「あたしが聞きたい返答と、あんたの選択肢は一つだけじゃない」

ロイ「・・・・どういう意味ですか?」

千恵子「まったく。コニーの言うとおり、才能以外はてんでダメ男だね。いいかい?あたしはあんたに伝えにきたんだ。この国に潜む独裁という真実と、一人の男が愛する女の為に何をしてやれるかっていう課題をね」

ロイ「・・・・・・・・・・」

千恵子「せいぜいその賢い頭を働かせて、正午までに答えを出すんだね」

ロイ「正午・・・結婚式までに、どうしろっていうんですか!?」

千恵子「これはあくまでもあたしの勘だから、確かじゃない。それを前提に聞くんだ。いいね」

ロイ「・・・・・・・・」

千恵子「昨晩、王妃様をさらいに来た龍之鉄平という男は、必ず今日の結婚式に姿を見せる。もちろん王妃様を奪い去りにね」

ロイ「・・・龍之・・・先の革命の英雄的猫・・・」

千恵子「その龍之鉄平達が式に現れ、騒動を起こせば警備はみんなそっちに向くはず・・・チャンスがあるとしたらその時だ」

ロイ「・・・・・・・・・・・・・・」

千恵子「コニーのことを想っているのは、あんただけじゃないんだよ」にこ

ロイ「・・・・千恵子さん・・・あなたはそれを伝える為に、宰相の言いなりになったふりを・・・」

千恵子「邪魔したね」くる

ロイ「ま、待って下さい!まさか、あなたは一人でもコニーを・・!?」

千恵子「警備が手薄になるのは今日しかない。そして式が終わればあたしも・・そしてコニーも殺される」(背を向けながら話す)

ロイ「例え上手くいったとして、何処へ逃げるっていうんです!?」

千恵子「あたしは確信したんだよ。昨晩、自分の婚約者を決死の覚悟と共に救いに現れた龍之って男を見てね・・・自分が行くべきだったのは、猫族による独裁国家じゃなく、ユクモだったってことをね」グッ・・

ロイ「・・・・・じゃあ、みんなでユクモへ・・?」

千恵子「時間がないんだよ!あんた達夫婦を助けるにはこれしかないんだ!!宰相のシナリオ通りになりたくなかったら、あんたも覚悟を決めな!!」バン煙(壁を肉球で叩く)

ロイ「・・・・・ダメだ・・・失敗すれば・・・それこそ確実にコニーは・・殺される・・!!」

千恵子「どっちにしたってだ!!あんたが弱きでどうすんだい!?」グンDASH!(胸ぐらを掴み上げる)

ロイ「僕に・・僕に龍之鉄平みたいな勇気はない・・」しくしく

千恵子「だったらコニーが死んでもいいっていうんだね!!一生、宰相の、国の奴隷となって殺戮兵器を作るってのかい!?違うね!!あんたが今すべきことは、自分の愛する女を救うことなんだよ!!」グンsss

ロイ「無理だ・・・僕には・・・・・出来ない・・・・」しくしく(胸ぐらを掴み上げられたまま、涙を垂れ流す)

千恵子「この意気地なしが!!あんたにコニーみたいないい女・・勿体無いよ!!」ドシャーーーン煙(力いっぱいに胸ぐらを突き離す。その勢いで椅子に腰を下ろす痩せ型のレモン猫)

ロイ「うううう・・・・コニー・・・・」しくしく

千恵子「せいぜい人殺しのおもちゃを好きなだけ設計してるといいさ。けどこれだけは覚えておきな。あんたの考えた兵器が、使い手なくして動かないの同じように、コニーにもまた、あんたという一人の獣人種が必要なんだってことをね」

ロイ「・・・・・・・・・・・・」しくしく

千恵子「あたしは死んだってコニーを助ける。あの子の天使の様な笑顔を・・本当の聖地へ返してやるんだ」ガチャ


バタンぎくっ


ロイ「・・・・本当の・・聖地・・・・・ユクモ・・・」

ぎゅりっ(左猫指にはめている、でっかい肉球の型をしたエメラルドグリーンの宝石が装飾された婚約指輪を握りしめる)

ロイ「・・・・・・コニー・・・・・」





~ニャー神殿、地下牢.....



ポチャン・・ポチャン・・・・
(暗がりの牢獄で体育座りをしているメラルーのメイド猫)


コニー「・・・・・・・」

きゅむっ(ロイと同じ型の婚約指輪を握りしめる)

コニー「ロイ・・・・・助けて・・・・」ぐすん





ダッダッダッダッダッダッ!!
(青空の下、神殿へと続く一本道を駆けるメイド猫)


千恵子「はぁ・・はぁ・・(待ってなコニー!!あたしが必ずあんたを救い出して、ユクモに逃がしてやるからね!!)」ダッダッダッダッダッ


To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事雄(♂)は

6/1(月)0時更新 なんも決まってない予(♀)


をお送り致します♪日が出りゃあちぃ~晴れし、雨ふりゃじめぇ~雨し、いよいよ梅雨時に突入なこの頃。皆さんはどんな湿気対策を日々行っておりますか?おらんですかぽ~おるですか?なんなんです?その態度むかっそんだこんだで次回も読もうあぁっ?!叫ぼうあぁっ?!久々にのたうち回ろうくるくるゴロンとな















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