~ユクモ地方、渓流BC付近....
ザッザッザッザッ・・・(緩やかな傾斜の山道を、薄っぺらい新聞を広げて読みながら登っていく撫子装備を纏ったユクモのハンター)
UBU「ブツブツブツ・・・」ザッザッザッザッ・・・
ちらり(新聞越しに丘の上を覗くUBUの眼)
ちゅんちゅんちゅんちゅん
(山道の頂きに位置するBC上で、手紙らしき便箋を真剣な眼差しで読んでいるロックラック装備を纏ったベテランハンター)
ポール「・・・・・・・・・・・・」(考えこむように口元に右手を添え、目下の便箋を見つめている)
そろぉ~り・・
ポール「よくないぞ。普段から気配効果の御守をぶら下げているのは」スッ・・(微笑みながらそれとなく手紙を封筒に戻す)
UBU「しっしっしっし。ヘイト上昇は買ってないはずだけど、バレてたか」もへぇ~(っとした笑みをみせる)
ポール「この静かな山道で、独り言を呟きながら歩いていれば、すぐに誰だか分かるさ」(封筒をポッケにしまいながら答える)
UBU「ニャン次郎さんからお手紙ついたぁ~♪」(まるで白ヤギさんから~を歌う様に言う)
ポール「フフ・・ああ。今さっきな。都市にいる弟からだよ」
UBU「へぇ~。弟さんがいるんだ。兄弟で文通とは仲がいいもんだね」
ポール「お互いに心配性なだけさ」(青空を見上げる)
UBU「いいじゃない。連絡が取れないよりはましよ」
ひゅううううう・・・
ポール「家族はいないのか?」
UBU「うん。生まれてすぐに、お父さんもお母さんも死んじゃったの」にこ
ポール「・・・・・・・・。俺と弟も似たようなもんさ。親父とおふくろは共に狩人でさ、俺と弟・・リックがまだ物心つかない頃、峯山龍に飲み込まれて死んじまった。よくあるモンスター被害を受けた孤児ってわけさ」(上を見上げなら言う)
UBU「あたちも同じようなもんだよ」フフ
ポール「生きる為にハンターになった・・似た者同士ってわけだ」
がちん(軽く拳をぶつけ合う二人のハンター)
ポール「っと、それよりどうしたんだ?何か用事があって来たんじゃないのか?」
UBU「そうそう。これ、読んだ?」ごそっ(手に持つ薄っぺらい新聞紙(デイリーユクモ)を見せる)
ポール「今朝、熟読したつもりだが・・何か見逃したかな?」ん~(伸びをする)
UBU「一面の内容。もう一度、読んだゲル」ごしょり(くしゃくしゃになった薄っぺらい新聞紙を再度広げる)
ポール「さて、なんだったかな・・」ん~(伸びをしながら、気になる感じでUBUをちら見する)
UBU「タンジアにて大秘宝オークション開催!世界中の大陸より、希少な「激アツ」アイテム集まる!」
ポール「まさか、誕生日プレゼントにお宝が欲しいなんて言うわけじゃないだろうな?」ふぁ~
UBU「それを願ってる反勢力がいるとしたら?」
ポール「・・・・・・・。確かに考えられるな。オークションに諜報員を参加させ、落札した後、その物品を倍の価格で闇に流す・・・よく聞く話だが、ユクモには直接関係ないだろ?」
UBU「そうでもないのよ。村長さんの話だと、この近々開かれるっていうオークションの知らせを受けるやいなや、ロージーとカーブーがタンジアに向かったみたいなの。ほら、あの二人ってば、常に金欠病を患っているから、きっと何か売るつもりで行ったんじゃない?」
ポール「ありゃ・・。でも参加するだけなら、闇ブローカー同士の抗争には巻き込まれないさ」
UBU「ちっちっちっちっ(実にむかつく顔して)。甘いわ、ポール・ベインズ。あなたはユクモ一のトラブルメーカーの「血筋」を受け継いだ、川村カーブーという男を何も分かっていない。あいつはね、自分から騒動に突っ込んでいく衝動性と、そしてそれを必要以上に大きくさせる能動性を兼ね備えているの」
ポール「根っからの問題児ってわけか・・。あ、そうだ」ぽん(わざとらしく閃いた感を出す)
UBU「ほえ?」
ポール「実はな、弟の手紙と一緒に、ロックラック観光協会からも手紙があってな・・これこれ」がさり(ポッケより封筒を出す)
UBU「??」
ポール「俺がユクモに来る時、観光協会の勧めもあって、都市にいた観光客を一緒に連れてきたのは知ってるだろ?実は観光協会の知らせでな。オークションでタンジアに募る「お客さん」を今度はユクモに招待したらどうかって書いてあるんだ」
UBU「つまり?」
ポール「観光客が増えれば村長さんも、村のみんなも喜ぶ。それに、タンジアに行けば、君の危惧することも解決される。心配なんだろ?タンジアに向かったカーブー君とロージーちゃんが」
UBU「・・・・・・・」(とぼけるように視線を逸らし、その表情で答える)
ポール「君は先の災難以来、村の警護に対する自責の念から、なるべくユクモを離れたくないと、そう村長さんから聞いたよ」
UBU「・・・・・・・・・」ぽりぽりぽり(小鼻を掻いてる)
ポール「今回のクエストは俺が受けよう」どん(と胸を叩く)
UBU「・・・・・・。迷惑じゃない?」ちら
ポール「勘違いするなよ?あくまでも俺の目標はタンジアでの客引き。サブクエストは、カーブー君達が騒動に巻き込まれない様、お目付け役をするってことで・・そうだな・・報奨金は・・・」
UBU「あんまん一ヶ月分と釜飯専門店「禅」のドスマグロの兜煮!!」
ポール「OK!のったぜ」
ぱぁ~ん(ハイタッチを交わす二人のハンター)
ポール「問題は交通手段だが・・今日は村にガーグァ便は来るかな・・オークション開催日までにタンジアに着くには・・・」ふむぅ~(指折りで数えて何やら計算をしてる)
UBU「あ、それなら心配ご無用♪」
ポール「??」
UBU「クルセイダーズエアラインご自慢の、桜火竜のタクシーをどうぞ♪」
ポール「はははは・・。そりゃ豪勢な空の旅になりそうだ」はははは・・
UBU「頼りにしてる。きっとお父さんって、こんな感じなのかな・・・なんてね」へへへへ
ポール「・・・・・・。期待を裏切らないようしないとな」ぽん(UBUの蒼毛を撫でるベテランハンター)
UBU「ごめんね・・。気にし過ぎだとは思うけど・・「あたち事」ばっかしで、村に迷惑をかけれないもんね」
ポール「英気を養えっていうだろ?今はその時なのさ。君はその時間を大切に考え、みんなの為に使おうとしてる。誰にでも出来ることじゃない、立派な行いだ」
UBU「自愛しろってこと?」
ポール「増長しない程度にな」ぽん(肩を叩く)
UBU「ありがたいお言葉、ってことで」にこ
ポール「よし。出発の準備をしに、村に戻るか。君はどうする?」
UBU「航空便の準備♪用意できたら、狩猟エリアの渓谷まで来て頂戴な」
ポール「OK。俺を「食わない」様に、しっかりメンテナンスしといてくれよ」ダッ
タッタッタッタッタッタッタッ・・・
(村が見える方向の山道へと下りて行くポール。それを見送るUBUの後ろ姿)
UBU「・・・・・・。観光協会の手紙っていうのは本当だと思うけど・・・そう都合よく、客寄せを示唆するもんかね。でも・・・ありがとう、ポールさん」
クシャッ(新聞紙を強く握りしめる)
UBU「ほんと・・気にし過ぎよ・・。それに・・・きっと偽物に決まってる」
バサッ(振り払うように広げた新聞の一面には、大きな字で「タンジアにて大秘宝オークション開催!世界中の大陸より希少な激アツアイテム集まる!目玉はシュレイドの黄金大剣か!?」と書かれている)
UBU「トラブルメーカーの血筋か・・・なら、あたちはタイランドの血筋ね・・・」ギリッ(俯き歯を食いしばる)
ビリッ(新聞紙を真っ二つに裂くUBU)
「あたちのモンハン日記」
~黄金大剣は衰亡への誘い~
~オークション開催当日、Port Tanzia....
ワイワイガヤガヤ
カーブー「港だぞぉ~い♪港だぞぉ~い♪港だゾイゾイゾイ、ゾイッ!!うわっはっはっはっは(から笑い)。交易場は相変わらず賑やかよのぉ~」ワイワイガヤガヤ(すれ違う人々は見るからに異国のエスニック衣装を纏っている)
ロージー「珍品オークションがあるから、大陸中からお金持ちのあれやこれやが集結してるんだよ」ほほぉ~(背中にスクアギルの幼体を詰め込んだ(顔だけ出してる)アイルー型のリュックを背負いながら、行き交う人々を共にきょろきょろと物珍しげに眺めてる)
ファイヤージンガー「目立つことすんなよな。ただでさえ、お嬢達が着てる服装は「田舎のファッションアイコン」丸出しなんだからよ。すぐに何処から来たか、バレちまうぞ」
ガルグイユ「ユクモの装備はそれだけ有名ってことでちゅよ♪あ!?あんなところにサメの日干しが!!」ガガーーン
アラン「あんまりでっかい声出すと、あれ以上の晒し者にされるぞ」ふかぁ~(葉巻を咥えてる。背中にはAW50型ロングバレルライトボウガンを背負っている)
ファイヤージンガー「じゃあ、工房武器を使ってねぇひげのおっさんは、さしずめテロリスト扱いだな。きっと」なはははははは(横で笑うドボルヘルム)
アラン「俺よか、心配なのはスサノオだ。森の中で大人しくしてればいいがな」ふかぁ~
カーブー「心配ないっすよ。ああ見えて、内面はしっかり者っす。オークションが終わる数時間の辛抱ですからね。大丈夫っす。大丈夫っす」(自分に言い聞かせる様に呟く)
アラン「おいおい。問題起こされたら、クルセイダーズの責任になっちまうんだぞ?今度こそ、ギルドから解散命令が出るぞ」スパスパスパ(少しイライラする様に葉巻をふかす)
ロージー「平気よ。スサノオちゃんだって休みたいはずだもの。あたし達を「運搬」するのに、休まずに飛ばしてくれからね」
ファイヤージンガー「地元のヤンキー(ブルファンゴ)に絡まれでもしない限り、いい子にしてるさ。きっとな」
ガルグイユ「シュシャノオ君(ガルグイユの方が年上だから、ちいちゃいけど「君付け」で呼んでるのだ)も、サメちゃんみたいにちっちゃくなれればいいのに」
アラン「血の気の多い、ガキの蒼火竜ってか?冗談きついぜ・・・おっ!タンジアビールの売り子のねえちゃん発見!!お~い!!ねえちゃん!!こっちだ、こっちだ!!」(人混み奥にいる木製ビールサーバー(つまり大樽)を背負った、セーラーシリーズレプリカを纏った可愛らしい売り子に声をかける)
ファイヤージンガー「プロレスのおっさん(BBBのこと言ってる)なら、真っ先に飛びついてるな。きっと」
ガルグイユ「あ~ん!サメ君も何か、ご当地グルメをかじったり、ちゅうちゅうと甘いものを吸ったりちたいでちゅ~!!」
ロージー「そうねぇ・・・お兄ちゃん。オークションの開催時間は?」
カーブー「もう直、始まるんじゃないか?係の人が知らせてくれると思うが・・」ワイワイガヤガヤ
アラン「それで、何を売っぱらいにきたんだ?実家にあるお前さんの宝箱は、すでに盗賊被害にでもあったかのように、綺麗サッパリのもぬけの殻だったぜ」スパスパスパ
カーブー「フッフッフッフッ・・・」スッ(懐から風呂敷(温泉柄)に包まれた「まあるい」ものを出す)
アラン「ん~?」
カーブー「これですよ、これ」ふぁさっ(風呂敷を取る)
チラリぃ~~~~ん
(カーブーの掌上で光る、まあるいソフトボールサイズの瑠璃色の紅玉)
アラン「おいおい・・これってよ、ファイヤーウォーで丞相さんがぶっ倒したっていう、事の元凶だった煌黒龍の・・」
カーブー「ノープロブレム。ドントウォーリー」サッ(玉(ぎょく)をしまう)
アラン「知らねぇぞ。丞相さんに知られても」
カーブー「ノープロブレム。ドントウォーリー」チッチッチッチッ(ドボルヘルムが実にムカつく表情を見せる)
アラン「俺は信頼関係のことを言ってるんだ。おめぇ、せっかく丞相さんが命懸けで取ってきた代物をだな・・」
カーブー「猫のおじさんの説法はノーサンキュー!!それにこの玉(ぎょく)の所有者は、俺なんです!!だからどうしようがノープロブレム!!それにUBUさんだって、年中金欠病というウイルスに感染されている俺に、資金援助をする為にこの玉(ぎょく)をくれたに違いありません!!そうだ!きっとそうなんだ!!」(自分に言い聞かせるドボル)
ガルグイユ「ほんとはそのお玉の存在がこわいから売るんでちゅよ」こそこそ(リュックの中から身を乗り出し、アランに耳打ちする)
ガーリー腐女子ハンター「きゃああああ♪あれ見て見てぇ~!!可愛いスクアギル~♪」(勿論リュバンシリーズ(鹿目まどか型)を着用、背中には大事そうにフルール(弓)を携えている女子ハンターに「目をつけられる」)
ヤオラーツンデレハンター「噛むんじゃない?平気なの、あれ」むすぅ~(ほんとは触りたいくせに、興味ない素振りをしてみせるオルロジュシリーズ(暁美ほむら型)に「着せられてる」女子ハンター。背中にはローレライ・リーべ(美樹さやか型の双剣)を背負っている)
ガルグイユ「むっ」
ファイヤージンガー「こらえろ、ガルグイユ。確かにお前の実力なら、あんなクソハンターを即座に噛み殺し、海のホオジロ(仲間)に餌として献上するのは簡単なことだろう。だが、ここは大人になれ。それがみんなの幸福に繋がるんだ。きっとな」
ガルグイユ「むむ~~~~~」
アラン「人形みたいにしてりゃ平気さ」しっしっしっしっ
ガーリー腐女子ハンター「触ってもいいですかぁ~?」きゃっほるんるん(と、実にバカな顔して近づいてくる)
ロージー「うほおおおおおお!!その装備は、遠国の少女シリーズ!!メゼポルタの人ですかぁ~!?サイン下さい!!」ササッ(リュックから素早く色紙を取り出す)
ヤオラーツンデレハンター「あんた達、ユクモから来たわけ?」むすぅ~
カーブー「ウッス。現役ユクモハンターっす」(隣では素人の子にサインを書いてもらってる押しかけ妹の姿が)
ヤオラーツンデレハンター「もの好き~。あそこって、もうなんにもいないんでしょ?つまんなくない?」
カーブー「いやぁ~、モンスターは当然いますよ。ただ大人しいだけです。だから無理にハントする必要性がないだけですよ」へへへへ(ドボルヘルムの表情が物腰やわらかくなる)
ヤオラーツンデレハンター「なにそれ。超優等生発言じゃん、ドボルヘルムのくせして。ねぇ、それよりユクモって三種共存とかって馬鹿げたこと実践してるってほんと?」
カーブー「ああ・・?」カチーン(ドボルヘルムの表情が大魔神の様に一瞬にして鬼の形相になる)
アラン「お、いけねぇ~」ぴん(火のついた葉巻をあからさまにヤオラーツンデレハンターの方に向かって、指で弾き飛ばす)
ヤオラーツンデレハンター「ぎゃあああああああ」ひょい
(慌てて交わす)
アラン「上手なもんだ。回避性能入れてんのか?スキル至上主義の現代狩人事情に感謝だな」あっはっはっはっはっ(落ちた葉巻を拾う)
ヤオラーツンデレハンター「むっ・・もう行こう!!こんな田舎のハンターにかまってらんないわ!!」ぎゅっ(一同に向かって手を振るガーリー腐女子ハンターの腕を引っ張りながらその場を去っていく)
ファイヤージンガー「さすがひげのおっさん。おっちょこちょい演じさせたら、ネコデミー賞もんだな」
ガルグイユ「しゅっきりしたでちゅ。あんまんのおねえちゃんなら、きっとボコボコにしてたでちゅよ」(微笑む表情を見せるドボルヘルム)
タキシードを着たメラルー「オークション、間もなく開催でぇ~す!!参加者の方は、特設キャンプ内までご同行くださぁ~い!!」(手に「オークション会場こちら」と書かれたプラカードを持って先導している)
カーブー「お、グッドタイミング、ナイスボイキング」
ロージー「ほいじゃ行こうか」
カーブー「いや、一人で平気だ。それに雑協を嗅ぎ分けて目的地に行くのは、もうずいぶん慣れたしな。だからお前たちはタンジアを満喫するといい」
ロージー「でも・・・」ちら(背中のガルグイユを見る)
ガルグイユ「・・・・・・・・」キラキラキラキラ(これ以上にない嬉しさの表情を見せる謎のサメ型生物)
ロージー「まったく・・・分かったよ。そしたらさ、あたしのこれも売ってきて♪」がさりごそり(リュックの中から明らかにゴミっぽい素材(なんかゲバゲバした真っ黒いゼラチン状の物体)を手渡す)
カーブー「うっ・・なんだこの感触・・こんなもの売れないぞ」めちょりぃ~ん・・(としてる、なんかゲバゲバした真っ黒いゼラチン状の物体)
ロージー「いいから売ってきて!そしたらあたし達は有り難く、タンジアのグルメリポートをしてくるわね♪」ラララぁ~(マイクを持った感じで歌ってみせる)
カーブー「フフ・・・アランさんはどうします?」
アラン「お前のおふくろさんに、タンジア鮮魚市で「いきのいい」魚を買ってきてくれと頼まれているんだが・・」
カーブー「すんません。気を遣わせてしまって。母ちゃんが喜ぶ大魚を是非、競り落としてきてくださいよ」ガシッ(握り拳を軽くぶつけ合う二人)
ロージー「なんかあったらおっきい声出すんだよ、お兄ちゃん」(顔は真剣そのもの)
カーブー「ウッス。じゃ、ちょっくら行ってきやす」ばいばいよ(人混みに消えていくドボル)
ロージー「・・・・・・。大丈夫かなぁ・・」
ファイヤージンガー「タンジアは広かねぇんだ。何かあってもすぐに合流出来るしな。それより、せっかくクソ兄貴がくれた有意義な時間を無駄にする方が申し訳ねぇだろ?」
ロージー「うん!そしたらまず何処から攻めようか!?」わくわく♪
ガルグイユ「タンジアチップスっていうのを食べてみたいでちゅ!そいから、あそこの看板に書いてある「ザザミソアイス」っていうのも!!」フンガフンガ(と興奮している)
ファイヤージンガー「・・・・・・・・・・・・」
ロージー「どうしたの?ジンガー」
ファイヤージンガー「いやぁ・・なんか視線を感じたような・・・」きょろきょろ
ロージー「なぁ~も見えないよ」むぅ~(手持ちの双眼鏡(陽子から1万Zで買わされたやつ)で海を覗く)
アラン「心配いらねぇ。昨今のタンジアじゃ、見張りに元ハンターを雇って、千里眼で港に近づくモンスターを監視させてるらしい。万が一、ラギアでも出ようものなら、バリスタ積んだ「対モンスター用」の漁船で撃退よ」
ファイヤージンガー「それならいいけどよ・・・気のせいかな・・」
ロージー「大丈夫よ。今日はお天気もいいし、なんにも起こらないよ♪」ん~~~(晴天の下、根拠のない説得をしながら伸びをする)
アラン「そういや、ロージー。お前さん、狩猟笛はどうしたんだ?」
ロージー「置いてきた。スサノオちゃんの背中に」あれ、重いし
アラン「まったく、とんでもねぇハンターだよ。お前さんは」やれやれ
ファイヤージンガー「オトモのしがいがあるだろ?」ナッハッハッハッハッ
ガルグイユ「あ~ん!早くいきまちょう!!そいからサメちゃん、おちっこもしたいでちゅ!!」ぷんすか
アラン「海でしちまえ」あっさり
ロージー「もう~。ダメよぉ。じゃ、まずはおトイレ探そうか」にこ
ザザぁ~~~~~ん・・・
(港を走り行くロージーを海面上から捉える怪しげな視点)
ぷくり・・(海面から突き出ているイキツギ藻の様な提灯)
ぶくぶくぶくぶく・・・・(水中で浮遊している黒い影が潜水していくと同時に、その提灯も沈んでいく)
??「まぁ~宝剣欲しさに、大陸中からお馬鹿さん達が集まってきたものね・・でも残念」ぶくぶくぶくぶく・・・・(水中に響くどえらいダミ声)
「黄金大剣はあたし達、アクアパラダイスモーテルのものなんだから!!モゲェ~グェッグエッグエッ!!」(ものすごいダミ声)
To Be Continuedランキング参加中なんだ!みんなの激アツ一票で応援してくれよな!!
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
5/27(金)0時更新 「黄金大剣は衰亡への誘い/PART2」の巻
をお送りいたします♪そしたらさ、次回も夏の大会目指したつもりで、冷蔵庫にタックルしながら読もうよ
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「黄金大剣は衰亡への誘い/PART1」の巻
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