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「なぁ、それよりまだか?」の巻

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ズドドドドドドドドドドド!!
ガガガ!!ガガガ!!ガガガ!!

(龍之夫妻を乗せて疾走するジョー目掛けて、バースト射撃で対抗するブラックアーミー小隊)


クイーン「並の速さじゃないわね・・あの大猪。履いているキュートなブーツが更にブーストさせているようだけど・・・捉えられない速度じゃないわ」カカカカカ・・(鬼狩蛛の上からしゃがみ撃ちの姿勢でスコープを覗き、発射角を定めている)


ヒョン!!
(スコープ視点。クロスヘア越しに円盾を投げてくる鉄平)


クイーン「!!」


ショルルルルルルルルルル!!
(咄嗟に頭を下げるクイーンの髪をかすめながら飛んでいく凶器の円盤)


スラッシュ「苦戦してるようっチャね」うんしょ(奇王剣(大剣)を背負ったまま、鬼狩蛛の背後から上に登ってきた)

クイーン「手伝ってくれると助かるんだけど?」スチャ(再びスコープを覗く背後で、妖気を放つ大剣を抜くスラッシュ)

スラッシュ「任せろっチャ」にや(両目と口が縫い塞がっている不気味な黒いチャチャブーフェイク越しに笑みを浮かべる)


ショルルルルルルルルルルル・・シュタッ!!
(帰っていこうとする円盾の上に颯爽と飛び乗るスラッシュ。円盤諸共、回転しながら飛んでいく)


スラッシュ「目ぇ~~~~がぁ~~~~ま~~~わぁ~~~るぅ~~~~ッチャ~~~~~~あせる
ショルルルルルルルルルルル!!

あたちのモンハン日記
鉄平「ゲッ!!なんか変なのがついてきたあせる


ドガーーーーーーーーーーーーーンドンッ
(飛んできた丸盾を掴み損ねた鉄平は、同じく一緒に飛んできたスラッシュに激突し、共に大猪の上から落下してしまう)


あたちのモンハン日記
フラワー「鉄平ーーーーーーーーーーー!!」ズドドドドドドドドドsss


クイーン「OK。後は任せて」チャッ・・


エリオット「全軍散開!!」ガシャーンガシャーンDASH!(咄嗟に後退していく鬼狩蛛)

クイーン「え・・?」ちら(スコープから目を離し、なんとなく上を見上げるその顔は、黒い影に覆われている)



ドシューーーーーーーーーーーーン!!
(鉄球型の防具(ドボルハンマー)を尾先に身に着けた尾槌竜が、その重金属の鈍器をこちらに向けながら巨体諸共すっ飛んでくる)



クイーン「O・M・G」はぁ~~~ふん(心底嫌そうな顔して嘆く)



ドワァーーーーーーーーン!!
(巨大な尾槌竜がエリア中を轟かせる爆音と共に落下すると同時に、周囲を囲うブラックアーミー達はその衝撃から生じた振動により後方へ大きく吹っ飛んでいく。そんな光景を尻目に、実に冷静な足取りで後退していく鬼狩蛛。衝撃に耐えれたのは体重の違いだろう)



エリオット「なるほど。あの尾っぽにつけた鉄球が、その驚異的な弾性率によって、強烈な音波を飛ばしたのか」ビリリリリリリ・・ぶるぶる(音波により全身が小刻みに振動している鬼狩蛛)

クイーン「感心してないで、なんとかしてよね」(両耳を塞いでいる)

エリオット「ちょっと待って。ということは、あの尾っぽ自体が立派な音響兵器にも成りうるってことだよね?」

クイーン「え?」



グランカッサ「オオオオオオオオオオオ!!」グワン煙(鉄球状の尾っぽを高く上げる)



ドーーーーーーーーーン♪
ダーーーーーーーーーン♪
ドワァ~~~~~~~ン♪

(大地をドボルハンマーでリズミカルに叩きつけるグランカッサ)



クイーン「きゃああああああああああせる」ブオーーーーンsss(音波により後方に吹っ飛ぶ)



ダァ~~~~~~~~ン♪
デェ~~~~~~~~ン♪
ドワァ~~~~~~~ン♪

(グランカッサの奏でる重厚な大地の共鳴音により、打音の度に地面の上で軽やかにバウンドする暗黒団の兵士達。そしてビートとビートの間を縫って飛び跳ねていく大猪)




ジョー「キタキタキタキタキタキタぁあああああああああ!!」シャキィーーーーーーンキラキラ(ドボルドラミングの旋律効果により強壮効果が働く。同時に振り落とされまいと鬣を必死に掴むフラワー)



エリオット「まいったな。これじゃ身動き出来ない」ドワァ~~~~~ン♪ビリビリビリビリぶるぶる


ドッドッドッドッドッドッドッドッドッ!!
(流星のように突っ込んでくる大猪。鬣を掴むフラワーはもはや宙に浮いている)


ジョー「とらえたぜ。蜘蛛野郎」にやっ

エリオット「しまった」(と鬼狩蛛の顔)



ズガアアアアアアアアアアアン!!
(突進の推進力と大猪の牙をもって見事、鬼狩蛛をひっくり返すジョー)



エリオット「うげ~~~~~~~~~~」こてぇ~~~~んびっくり(ひっくり返る鬼狩蛛)



GOOOOOOOOOOOO!!
(大乱闘のエリア上空を舞う銀火竜のシルエット)


サンダーソニック「軍師!!援護するか!?」ビュオオオオオオオオ!!

劉珍「待って!お前の火球だと近くの仲間にも被弾しかねない!!だからこそ、こいつを試し撃ちってわけ♪」ガイン!!(銀火竜の背中に搭載されている「七砲身」から成るガトリングガンを下に向ける)


ウンダッダッダッダッダッダッダッ!!
(急回転する7つの砲口から火を吹き、地上に向かって唸りをあげるガトリング砲から「紫紅色のレーザー弾」が連射される)


エリオット「早く体勢を整えないと・・」ギィ~~~~はぁ(尻もちをついたまま、巨大な熊手のような両手を地面について上体を起こす)


ズガガガガガガガガガガガガ!!
(連発的な着弾が鬼狩蛛の足元に襲いかかってくる)


エリオット「うおっあせるなんだ!?」キュッ・キーーーーー(鬼狩蛛が背負う甲羅の巨大な両眼が、オートフォーカスのような機械的な音を鳴らしながら地面を覗く)


ショオオオオオオオオ・・・・・・
(連続して穿たれた地面の穴から、赤紫色の粒子を含んだ煙があがっている)


エリオット「へぇ~~・・。龍属性エネルギーを利用したガトリングレーザーか・・」(背後ではクイーンがしゃがみ撃ち姿勢のまま、上空に向かってスコープを覗いている)

クイーン「30mm7砲身ガトリング砲。銀火竜の体に皮のベルトで括り付けてるわ。実弾じゃないから、ドラムマガジンはないみたい。その代わりにバレルの後部に、動力と思われるコア部が見える」カカカカカカ・・・(緋鳶合金製のカノン砲で上空の獲物を確実に捉えている)

エリオット「ビンゴだね。その中に、おおかた「銀火竜の紅玉」でも装填しているんだろうね」ウィ~~~~~ン(と、同じく上空を向く鬼狩蛛の顔面)


ウンダッダッダッダッダッダッダッ!!
(再び上空より放たれるマゼンダ光のレーザー弾が、鬼狩蛛の横すれすれをかすめていく)


クイーン「Holy cannoli!龍エネルギーを採用した高出力だから、高初速・高サイクルといった即応性を誇り、スピンアップを必要としない・・。連射による動力部のオーバーヒート及び、砲身の過熱や砲弾の無駄遣いを防ぐ為、数秒のバースト射撃で冷却を行っている・・みたいだけど?」カカカカカカ・・(スコープを上向けながら、上空を旋回する銀火竜を捉えている)

エリオット「ということは、バレルやコアの金属素材には、氷結晶でも練り込まれているのかな?クルセイダーズにも「いい技師」がついたようだね」(巨大な蒼い瞳に投映される銀火竜のシルエット)

クイーン「うちの技術部にも真似するよう教えてあげたら?」ガション煙(何やら銃弾をセットする)

エリオット「え~~。また僕がレポート書くのぉ~?たまには君がやりなよ」

クイーン「それは君の仕事♪いい?右の翼膜に焼夷徹甲弾を当てる。援護よろしく」カカカカカカ・・・

エリオット「ほらぁ~。おいしいところはいつも君だ」(鬼狩蛛の後ろでスコープを覗くクイーンの口元はほころんでいる)


劉珍「すっげぇ~~~!!モミジィさんって天才なんじゃないの!?」ビュオオオオオオオオsss(硝煙を上げるガトリングガン越しに感動している)

$あたちのモンハン日記
影丸「その設計図から忠実に、砲身を鍛造した一条青殿の技術もまた・・・む!?敵が反撃してくるようですぞ!!」(双眼鏡で下を捉えている)


エリオット「喰らえ」


ブッブッブッsss
(上空に向かって、口から白い粘着弾を連発する鬼狩蛛)


影丸「何かを発砲して参りましたぞ!!」

サンダーソニック「当たらなければ問題はない。掴まってろ」


GOOOOOOOOOOOOO!!
(右翼を上向きに、中心線を左側に傾けて飛翔する銀火竜)


ひょうんひょうんDASH!(傾きながらフライトする銀火竜の横を下から飛んできた二発の粘着弾が通り過ぎていく)

劉珍「うおっあせる」グラッ(傾いたことでガトリングガンの砲身が上向く)

べちゃっドキッ(突き出た砲身の尖端に、下から飛んできた粘着弾のひとつが付着し、すべての砲口を塞いでしまう)


クイーン「堕ちなさい♪」カチッsss(上向けたカノン砲のトリガーを引く)


ドーーーーーーーーーーーーーーン!!
(ロケット弾のように火を吹きながら上昇していく徹甲弾)


影丸「もう一発来ます!!」


トシューーーーーーーーーン!!
(上向けた右の翼膜に徹甲弾が突き刺さる)


サンダーソニック「!?」


ボオオオオオオオオオオオオオ!!
(瞬く間に右翼全体が燃え上がる)


劉珍「い~~~~~~~~~~~あせる


ヒョウーーーーーーーーーン・・・・
(右の翼から火をあげながら急降下旋回していく銀火竜とその搭乗員達)


クイーン「重火器(ヘビーガン)なんて重たいもの積んでるから、いけないのよ」ふぁっはぁ(ライトブラウンのロングバングの髪をかきあげる)

エリオット「ところで・・スラッシュ何処かな」


スラッシュ「っチャーーーーーーーーーー!!」ブオーーーーーーン煙(緑色の臭そうな妖気を放つ奇王剣を振りかざす)

鉄平「なんの!!って、盾がねぇあせる


ダシャーーーーーーーーーーン!!
(緊急ダイブで回避する鉄平をかすめながら、大地を叩きつける奇王剣の刀身)


鉄平「まったく、奇面族ってのは野蛮だな」しゅたっ煙

スラッシュ「ちっ」ズシュッ煙(素早く刃を抜く)


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(か細いスラッシュの足元が微かに揺れ動く)


スラッシュ「ンバ・・・?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・

鉄平「こっちもマジでやってやるぜ」バッ煙(懐からネコ爆弾を取り出す)

スラッシュ「バカなっチャ・・・ここは水没林っチャよ・・?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・



ズドドドドドドドドド・・・・
(後退していく猫騎馬隊の群れ)

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ロージー「なっはっはっはっはっ!!それ見たことかぁ~!!」かんらからからDASH!(と化け鮫の背中に仁王立ちしてわろうている)


ガルグイユ「追撃するか?」(隣に立つ河狸獣に問いかける)


彭関越「戦意を感じないずら。このまま退散してくれれば助かるずらが・・」


ブゥ~~~~~~~~~~ンぶるぶる
(河狸獣が右腕にはめ込むシャークキングにヴァイブレーションが走る)


彭関越「何かキャッチしたずら?」

$あたちのモンハン日記
張虎「なんだこいつぁ・・・俺のロレンチーニ器官が、なんかとんでもなくでっけぇ物体をキャッチしてるぞ!!」

あたちのモンハン日記
アラン「お~~~い。やったなぁ~、撃退クエ達成ってなぁ~」(対物ボウガンを畳んで走ってくる)


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(湿地帯エリアの大地が地震のように揺れ動く)


アラン「いでぇあせる」ごてっ(腰を強打して倒れる)

ロージー「なに!?」



グレンジャガー「おい!!なんだこれは!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!(揺れる中、今だ顔面に張りついてくる猫蛮族部隊を振り払いながら叫ぶ)

あたちのモンハン日記
一也「この振動・・・にゃんだか分かるか!?」バキッsss(飛びかかってくる猫蛮兵をぶん殴りながら叫ぶ)

$あたちのモンハン日記
サムソン「超大型のそれだ!!しかし、何故こんな場所に・・・うおっあせる」ガバッ煙(隙を見せた瞬間、素行の悪そうな猫が顔面に貼り付いてくる)



ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(激しい揺れが続く中、ゆっくりと後退していくブラックアーミー小隊と鬼狩蛛)


クイーン「おかしいわね。「地中」からの援軍は、あきひこ君だけのはずだけど・・」

エリオット「来るよ!!みんな下がって!!」







ズシャアアアアアアアアアン!!
(豪快に地中から飛び上がってくる弩岩竜)




彭関越「なんずら!?あのでかいのは!!」

サムソン「なんだ!?見えん!!見えんぞ!?」シャアアアアアアアむかっ(まだ猫が顔面にびったりと貼り付いている)

ファイヤジンガー「お嬢!!あれって、前に砂漠で見た奴じゃねぇの!?」

ロージー「だとすれば、「中」に乗っているのは・・・」




はぁ~~~~~~~~~~~
(と、どこか機械的に口から熱を排出する弩岩竜のデカすぎる顔面)


フッフッフッフッフッフッフッ・・
(コクピット内で仁王立ちし、腕を組みながらわろうている砂漠のヴィラン)

ショットリーパー「どうだ?地上のバカどもの反応は?」フフフフ・・

操舵ジジイ「みんな口をあんぐりして、こっちを見てるぞい」ん~~(潜望鏡に顔面をあてている)

ショットリーパー「ならばもっと腰を抜かせてやれ」フフフフ・・

操舵ジジイ「聞いたか!?砲撃ジジイ!!あれをぶっ放してやれ!!」(伝声管のラッパ口に向かって叫ぶ)

砲撃ジジイ「・・任せろぞぉ~~い・・」(ちょっと遅れてラッパ口より返答が聞こえる)



はぁ~~~~~~~~~~~煙
(なんか口から黒い煙を吐いている)


クイーン「蒸気機関・・あれって、うちの製品だったやつよね?」

エリオット「ドクターカペラの作品だよ。ってことは、砂漠の艦隊だと思うけど・・・」



ボフッ煙(体調悪そうにすんごい黒い煙を吐く)


エリオット「動力に異常があるなぁ・・」う~~ん(と悩む鬼狩蛛の顔面)


ショットリーパー「おい!どうした!?早く主砲をお見舞いしてやらんか!?」ぷんすかDASH!

砲撃ジジイ「・・おかしいぞい・・玉込めても、飛んでいかんぞい・・」

ショットリーパー「なに・・!?」

操舵ジジイ「燃焼ジジイ!!動力に問題が発生したのかぞい!?」

燃焼ジジイ「・・砂漠から長い距離を移動したからのぉ・・・燃料切れだぞい・・」

ショットリーパー&操舵ジジイ「・・・・・・・・・・・・・」



はぁ~~~~~~~~~~~煙
(と明らかに「故障したっぽい」煙を吐き続ける弩岩竜を中心に、東西に分断されたクルセイダーズ陣営と獣人部隊&ブラックアーミー小隊)


ロージー「ふぁ・・動かなくなっちゃった・・」

サムソン「のけぇ~~い!!(顔面に貼り付いた素行の悪そうな猫を引っぺがすと、顔面は引っかき傷だらけ)って、なんじゃ、ありゃ~~~~~~!!」おせぇよ(と後ろで突っ込むグレン)

ファイヤジンガー「なぁ、それよりまだか?」

ロージー「え?」

ファイヤジンガー「クソ兄貴」ぼりぼりはぁ(胴体(茎部)をぼりぼり掻きながら言う)

To Be Continuedふん




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

1/14(日)0時更新 たぶんMHWに関するぼやきかとaya

をお送りいたします♪ほんじゃあさ!!次回もエッジの効いた顔しながら読も見ようにかっ








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