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Channel: あたちのモンハン日記
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☆モンスターハンタークロス☆概要が少し明らかに♪

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ジメジメは 大敵なのよ あんまんの

どうぼ。あたモン道作者之助ですセンセイまず、もはや恒例になりつつあるオープニングポエムの注釈から・・梅雨時といえば、あらゆる菌が発生しやすい季節のシークエンスです。先日、6個入りの「あんぱんセット」を数日放ったらかしにしていたら、あのあんぱんの美しい「まあるいボディ」の横っ腹(人型で言うなれば外腹斜筋あたり)に、見るに堪えない黒い「ぼっこり」が・・・ぎゃあああああああえっと、すぐにつまんで、泣く泣く焼却行きに・・。まったくだらしない話しです。湿気混じりのメランコリックな時節、作者の怠惰と無関心が純真なあんぱんを非行に走らせてしまい、結果、あんぱんはカビというタトゥーを入れてしまったのです。この不寛容がもたらした悲しい結末は、水分をより吸収してしまうあんまんに関しても同じ事が言えるでしょう。湿気がもたらす悲劇は食べ物だけにあらず、生活日常品にも多くのダメージを与えます。日々のお掃除と洗濯とか、面倒くさがらずにやらないと、今、そうこうしてる間にも、あなたがボケっとした顔ぽ~で片手に持っている、チンチンに冷えた大好きな、おコーラジュースcolaが入っていたグラスの淵にも霊菌が湧いてるかも・・・ひえええええええええええっ

*霊菌:細菌類の一種。水中・土壌中などいたる所にいて、食品にも生える。浴室のタイル、流し口、便器の内側等、水回りにが「桃色にヌメヌメ」になるやつで有名。放ったらかしにしたコップの底にも「すぐに」現れる、神出鬼没のイカした菌。拡大画像はミミズみたいな細菌なのだ。きょええええええええっ


バイ菌の話し、もうおしまいにま~本日は予定していた「なぜなに☆あたモン」のコーナーをこれまた放ったらかしにして(テーマが腐らない程度に)、先日(2015年5月31日)開催されたイベント「モンスターハンター ハンターの集い 2015」の場で電撃発表された「モンスターハンタークロス」をチョボっとご紹介♪公式サイトの更新もあり、少しだけその気になる概要が明らかにされてきましたかまぼこ

まず「モンスターハンタークロス」ってふぁに?ドキドキ

って思うている方も多いでしょう。その詳細は今回リンクを貼らせて頂いている「ちゃんとした専門サイト」を参考にして頂くとして、一言はっきり断言出来るのは

モンスターハンタークロスはナンバリングタイトルではない


と小嶋慎太郎氏(初代から3(tri)までの全作に関わっていた本家ギルド(カプコン)の重鎮)は述べている模様。それを念頭にプロモや関連記事を見よう読もう転がりこもうぽけ~


↓うっす。これプロモかまぼこ


↓ちぃっす。これ公式サイトかまぼこ
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/X/

↓またお願いしやっす。これ我らがハンターの民明書房☆
モンスターハンター大辞典 Wiki様


ふふ。どうです?これだけあれば公式的概要の一般的な知識把握にはなるでしょう。え?そんなことよりさっきからチラホラ出てくる絵文字はなんだって?ふふ。かまぼこですかまぼこ

作者が個人的に気になるのは、もちろんその世界観です地図なんでもクロスは過去のナンバリング作品で登場した、ココット村やポッケ村、そしてユクモ村にも行けるというのです。個人的にはジャンボ村(dos)や、現在は立ち寄ることの出来ないロックラックにも行けたらいいのになぁぽ~と思うておりますが、やはり気になるのはココット村の村長でしょう。狩猟PTの人数制限(原則4人)のレギュレーションを定着させ、あの憧れのヒーローブレイドを片手に一角竜と渡り合い、一角竜との狩猟は単身で行うものという狩猟的イニシエーションを作った有名な竜人族のおじいさん、それがココット村の村長なのですから。4Gamer.net様のクロス特集記事左クリックによれば、クロスはその名が示す様に「時間軸も“クロス”する」とのこと。もしかしたら若き頃の村長に会えるかも?んなわけないタモリ

はぁ~い、そんなわけで今日もエンディングでぇ~すはーい
今回は一昨年、無印Pに挑戦した時のUBUちゃんの様子を見ながらお別れしましょう肉球 くろ



↓伝説の剣を「岩」から引っこ抜いて、陽気に掲げてみせる蒼毛のハンター


↓目がタレ目になるほど、とてもご満悦らしい


↓と、去り際の顔を、よぉ~く見てみると・・




謎のこわい顔


ホニャらねぇ~べあ






↓③ランキング参加中です♪皆様の激アツ一票お待ちしてますビックリマーク
$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは

6/15(月)0時更新 「イ~?イ~?イ~?」の巻


をお送り致します♪次回も見ようビクーッ読もうビクーッむやみに驚こうビクーッ














「イ~?イ~?イ~?」の巻

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~ニャー神殿前....


ニャアニャアミャアミャアDASH!(神殿正面口から繋がる特設花道の周りを、大勢の猫達が取り囲んでは新郎新婦の登場はまだかと華やいでいる)

女子猫A「にゃ~ん!ドキドキするニャ~♪」

女子猫B「王妃様ってどんな素敵な猫にゃのかしらねぇ~♪」

男子猫「なにせ今日がお披露目だもんな。大勢の花嫁候補からクイーンに選ばれたオンリーワン・・楽しみだぜ」フフン(サングラスをかけ、ジャケットを肩にかけた自称イケメン風茶猫)

女子猫B「きっと気品に満ち溢れた王族に相応しいお方ニャ♪」

女子猫A「にゃ~ん、早く見たいニャ~♪想像だけが先走っちゃうニャ~♪」いや~んうっとり・・・

男子猫「ま、お前らより品格があって、綺麗だってことは確かだな」フッ(´3`)~♪

女子猫A&B「ニャニをこのぉ~!!」

ジャギーーーーンキズ(二人から顔面に渾身の引っ掻きを十字にくらう)

男子猫「ぎゃああああああああ」バターーーンはぁ(倒れた拍子にサングラスとジャケットがすっ飛ぶ)

女子猫A「失礼しちゃうニャ」ふんだむかっ

女子猫B「こんなやつ放って置いて、もっと近くに行って見ようニャ」

女子猫A「そうしようニャ」るんるんるん♪(人混みに消えていく二人)

男子猫「いちちち・・・まったくなんて凶暴なメス共なんだか・・・・って、あれ。ジャケットとグラサンがない・・・今、倒れた隙に盗まれたのかな!?都で買ったブランドものだぞぉ~!!ちきしょ~!!」


ニャアニャアミャアミャアDASH!


スッ・・スッ・・(サングラスをかけ、ジャケットを羽織り人混みをかき分けて進むレモン猫)

ロイ「・・・・・・・(参ったな・・メガネじゃないとあまり見えない・・・けど僕だと気づかれてはまずい・・・特にニャン=ジュスト公には・・・」スッ(ジャケットの胸ポケに丸メガネをしまう)

スッ・・スッ・・・

ロイ「・・・・・・(問題はどうやって神殿内に入るかだ・・・)」ちら(神殿の方を見る)


ニャアニャアミャアミャアDASH!
(花道を囲う猫達はまだかまだかと感極まっている)


ロイ「・・・・・・・・」ちら(人だかりのない後方を見る)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(警備用の対空用バリスタや最新のネコ式火竜砲があちらこちらに見える)


ロイ「・・・・・・(今朝工場から運んでいったものか・・・・・)」

ちら(澄み切った青空を見上げる)

ロイ「・・・・・・(本当に龍之鉄平という人は、王妃様をさらいに現れるのだろうか・・・)」

ひゅうううううう・・・

ロイ「・・・・・・(とにかく好機を待つんだ・・!コニー・・・必ず僕が君を助けてあげるからな!!)」




~神殿地下牢獄....

ぽちゃん・・ぽちゃん・・・・

コニー「・・・・ロイ・・・・」ぎゅっ(でっかい肉球の型をしたエメラルドグリーンの宝石が装飾された婚約指輪を握りしめる)


ニャーニャー!!ミャーミャー!!
(一際大きい歓声が牢獄内にも微かに聴こえる)


コニー「・・・・・・式が・・・始まったにゅ・・・・王妃様・・・・・」つぅ・・(涙がこぼれ落ちる)


パシャーーーン汗(婚約指輪の宝石に、涙の雫がこぼれ落ちては美しく弾ける)







「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








~神殿内正面口、ロビー....


パタパタパタ・・サササササ・・ソソソソ・・・
(呆然と立ち尽くす王妃の最終メイク&グルーミングチェックを実に手際良くこなすメイド猫達。鈴麗も一生懸命ブラッシングをしている)

姜淑「まったく・・それで、千恵子さんはよりによって無骨なあなた方二人に、王妃様をエスコートするよう言いつけたのですね?」

エビ吉&エビ夫「イ~~・・・・・」しょんげり

姜淑「私達がいたから良かったものの・・・王妃様に無礼があったと分かれば即刻、クビに致しますからね」じろ

エビ吉&エビ夫「イ~~~あせる

姜淑「陛下の深い温情に感謝することです」ふん

エビ吉&エビ夫「イ~・・・・・・」しょんげり


猛豚「う、美しいぞ・・・お、王妃・・・」スッ(チェック最中の王妃の前に現れる)

鈴麗「陛下♪」

メイド猫「あんたじゃないっての」ぐいsss(鈴麗の猫首を掴んで引っ張る)

スススススス・・・・・(王妃の周りからおじぎをしながら下がっていくメイド達。鈴麗は引きずられていく)

フラワー「・・・・・・・・・・・・・」

猛豚「か、体は・・も、もうよいのか?」

フラワー「・・・・・・・・・・・・・」にぱ・・(口を半開きにして笑みを浮かべているように見える)

猛豚「お、おお・・・・」


ニャン=ジュスト「ん・・・・」ザッザッザッザッザッ(神父と共にロビーに到着する)


・・・・・・・・・・・・・・・
(向かい合う国王夫妻を目の当たりにする)


ニャン=ジュスト「久々の再会か・・・ぬかりはないな?ニャン蔵」

ニャン蔵「ハッ。万が一、王妃様に異常がみられた場合は、私めが速やかに王妃を連れ、退場致します」

ニャン=ジュスト「それでは困る。今日この記念すべき式だけでも、猫民に対し完璧に披露させろ」

ニャン蔵「王妃様の容態が悪化しようとも・・?」

ニャン=ジュスト「式が終われば王妃は病気であったと風評を流せ。素性の分からない王妃像の次は、哀れみで猫民の同情と感心を引けばいいだけのこと。その間に世継ぎの問題も解決出来よう」

ニャン蔵「心身もろとも崩落する前に・・・」ちら


猛豚「きょ、今日の式が終われば、ふ、二人で静かに神殿で暮らせる・・・や、病も、お、落ち着いて治せばいい・・」

フラワー「・・・・・・・・・・・」


ニャン蔵「問題はなさそうです」

ニャン=ジュスト「いくぞ。陛下に謁見だ」ザッsss


姜淑「それで?千恵子さんはどこに行ったのです?道中、ババスコン婦人と一緒にいたのは見ましたが」

エビ吉&エビ夫「イッイッイッイッイッ。イ~」

姜淑「頂きもののワインを入れ替えるのに大樽が必要と・・・(それで婦人と一緒にワイン樽を地下室に運ぼうとしていたのかしら・・・わざわざ王妃様のエスコートをこの警備兵達に任せてまで・・?)」

ニャン=ジュスト「順調のようだな」ザッザッザッザッ

姜淑「これはこれは宰相様。こちらは何も問題ありません。安心してお任せ下さい」

ニャン=ジュスト「半田千恵子はどうした?」きょろきょろ

姜淑「え・・・ババスコン婦人と共に地下のワイン貯蔵庫に行かれた様です。もうすぐお披露目だというのに、まったく自分勝手で困ってしまいますわ」

ニャン=ジュスト「それなら問題はない。私が了解している」

姜淑「え・・・(いつの間に宰相様と直々に話せる間柄に・・・きぃ~!!)」

ニャン=ジュスト「彼女が席を外している分、頼んだぞ」ザッザッザッザッ

姜淑「か、かしこまりました」ぺこり

ニャン蔵「半田千恵子・・従順に適応している様子ですな」ザッザッザッザッ

ニャン=ジュスト「阿り、権威をただ欲しがろうとする、あのメイド長よりかはマシかもな。どれ、私もそれを模倣してみるか・・・陛下!誠に威容誇る貴き品格、これぞ国王たる象徴的な御姿ですな」ザッザッザッザッ

ニャン蔵「フッ・・・」

猛豚「ニャ、ニャン=ジュスト・・ち、朕と王妃の婚礼の誓い、し、然と見届けよ」

ニャン=ジュスト「ハッ。今日この日をもって、フェイリンメイリン国はより一層の団結力を示すことでしょう」

猛豚「ち、朕の心は、つ、常に猫民と共にある」グッ(腰に差している宝剣の鞘を強く握る)

ニャン=ジュスト「国民は一刻も早く陛下と王妃様の御姿を拝見したく、高揚収まらぬ状態。どうか一同の熱情を開放し、婚礼の礎になるようお導き下さい」スッ(頭を垂れながら王妃の様子を確認する)

フラワー「・・・・・・・・・・・」

ニャン=ジュスト「では神父殿。頼みましたぞ」

ニャン蔵「すべては大陸の温情に身を任せ、謙虚と献身を以って婚礼の儀を務めましょう。では」スッ(国王夫妻をエスコートする)


鈴麗「にゃんの教え?」こそ

メイド猫「ネコーシス教じゃない?ほら、大陸から分離した清らかな肉体という物質を持つのはあたし達、猫族だけだっていう思想よ」

鈴麗「ほにょ・・分かったニャ!密教ってやつね♪」(でかい声で言う)

メイド猫「バカあせる」んぐっはぁ(慌てて鈴麗の口を塞ぐ)


ニャン=ジュスト「皆の者!!陛下と王妃様をお見送りするのだ!!これよりフェイリンメイリン共和国、初の婚礼式開演だ!!」バッ(一同、頭を垂れゲートへ向かう国王夫妻の背中を見送る)



ニャアニャアミャアミャアDASH!
(神殿正面口から繋がる特設花道の周りを領内の猫達が囲んではざわついている。その華やぐ心満載の市民達を神殿バルコニー上から見下ろす有権者猫達)


有権者猫A「ずいぶん集まったもんですなぁ~」(上半身だけスーツを着用し、ちょび髭を蓄えた紳士猫がバルコニー越しに双眼鏡で下を見ている)

フレッカー「それほど領内にいる猫民の期待が高いという証拠だろう」(広いバルコニーに設けられた日傘付きのテーブルに腰掛ける黒いハットとジャケットを着たデブ白猫。その後ろでも他の有権者猫達が同じタイプのテーブルを囲っているのが見える)

有権者猫B「フェイリンメイリン国は今日この晴々しい結婚式をもって、新たな歴史を刻むのです。今日ばかりは身分を忘れ、共に分かちあいましょう」(偉そうに熱弁するのは同じくスーツを着用し、丸メガネをかけた猫紳士。もちろんパンツは履いていない)

フレッカー「うむ・・・(国に資金援助することでニャン=ジュスト公の血の粛清を逃れたつもりか?ここにいるのは皆、媚び諂うことしか知らぬハト派のブルジョワジーばかり・・・真の猫民が求める未来がこの水没林にあるとでもぬかすのか?)」ちら

・・・・・・・・・・・・・・・・・
(広いバルコニーの四隅には狙撃用ボウガンを構えたレグヌムネコシリーズを着用した護衛兵の姿が)

フレッカー「・・・・・・(最新のパートニャー武具のレプリカを早くも採用したか・・・ロイ・ファウラーの仕事だろうが、使えるものは大陸構わず用いるとは・・やはり抜け目がないな。ニャン=ジュストという男は・・・)」

ざわざわざわざわ・・・
(神殿内よりニャン=ジュスト公が現れ、それを取り囲む様に挨拶をする有権者猫達)

有権者猫B「我々もご挨拶に行きましょう」スッ(席を立つ)

フレッカー「いや、私は後にしよう(恐怖政治の大天使に、我先にと己の業を懺悔するほど愚かではないわ。今はせいぜい政治家ごっこを愉しんでいるがいい。貴様が失脚する革命の日までな・・・)」


ニャーニャー!!ミャーミャー!!
(神殿下より喝采の声が上がる)


フレッカー「どれ・・・未来無き仮初の国王夫妻に、哀れみの乾杯でもしてやるか」

クッ(天にグラスを掲げる)



~舞踊団待機場所の回廊....

ニャアアアアアア!!ミャアアアアアア!!


鉄平「・・・・・・・・・・・」

警備兵「お。国王夫妻が登場したようだぞ。ひと目拝見したいもんだ」やれやれ

影丸「確認ですが、我らの出番は婚礼の儀を行う前に・・でしたな?」

警備兵「そうです。お二方の契りの舞をご覧になられた後、神父様の引率で婚礼の儀へと移行します。くれぐれも頼みますよ。なにせ国にとって一世一代の大イベントなのですからな」

鉄平「俺にとってもな」フッ(小声で呟く)

警備兵「??」



~神殿内地下道....

キコキコキコキコキコ・・・・

ザザミ警備猫「イッ♪イッ♪イ~♪」キコキコキコ・・(上機嫌で大樽が乗った台車を押している)

千恵子「初めて地下道に来たが、こっちは誰もいないんだねぇ」きょろきょろ

ボニー「ほんとだね・・ほんとざますね。なんだか冷え冷えしてお寒いですわ~」ぶるぶるぶるガクブル

ザザミ警備猫「イ~ッ。イッイッイッイッ」

ボニー「なんて?」

千恵子「地下フロアはワイン貯蔵庫と、独房エリア、それに立入禁止エリアと3つに別れているそうだよ」

ボニー「立入禁止エリア?」

ザザミ警備猫「イ~イ~イ~。イッ。イッイッイッ」キコキコキコ・・

ボニー「なんて?」

千恵子「ごく一部の官僚しか入れない、神殿内でも一番セキュリティレベルの高いフロアだと。一体何をしてんだか、警備兵でも知らないってよ」

ボニー「ふうん・・・(間違いない・・そこでドスコカインを製造してるに違いない・・!)」

千恵子「最近メイド達の間で飛び交ってるうわさ話があるんだけど、何か関係がありそうだね・・」

ボニー「どんな噂なんだい?」

千恵子「この地下道から夜な夜な不気味な呻き声するっていうんだよ。それが何なのか調べようと探しに行ったメイド達が帰らないってね・・神隠しにあったんじゃないかって噂さ」

ボニー「・・・・・・・・・・」


キコキコキコキコキコ・・・


ボニー「そろそろ正午だね。式は始まったかな?」ぼそ(千恵子に耳打ちする)

千恵子「たぶんね。幸いなのはこの地下エリアは外の大歓声も聞こえないくらい、防音だってことだね」ぼそ

ザザミ警備猫「イ~ッキョ」キコキコキコキコキコ・・(十字路を右折する)

ボニー「・・・・・・・・」きょろきょろ

千恵子「今の十字路が独房エリアと立入禁止エリアに続く道かい?」

ザザミ警備猫「イ~ッキョ」こくり

ボニー「・・・・・・・・」(十字路を振り返り場所の確認をしている)

ザザミ警備猫「イッ」ぴた(突き当りの木ドアの前で立ち止まる)

千恵子「ここがワイン貯蔵庫かい?」

ザザミ警備猫「イ~ッキョ」ガチャリゴチョリ(懐からまあるい鍵束を出す)

ボニー「・・・・・・・・」(それを凝視している)

ザザミ警備猫「イ~ッキョ」(あったあった、的な)

ガチョリ(ドアの鍵を開ける)

ザザミ警備猫「イ~ッキョ」キコキコキコキコキコ・・(台車を押し中に入っていく)

千恵子「・・・・・・・・」スタスタスタ・・


・・・・・・・・・・・・・・・
(貯蔵庫の中は如何にも年代物のワイン樽が横並びに置かれている)


ボニー「わぁ・・中はより冷え冷えしてるね・・ざますねぇ・・」ぶるぶるぶるガクブル

ザザミ警備猫「イ。イッイッ、イッイッイ、イッ」

ボニー「なんて?」

千恵子「空気の浄化性、調湿、温度を常に最適にしてるんだと。手間がかかるもんなんだねぇ。そんなこと気にしてワインを飲んだことなんて、あたしゃないよ。最も、安物しか口にしたことないけどね」(隣でボニーが同調する様にやれやれのアクションをしている)

ザザミ警備猫「イ~?イ~?イ~?」きょろきょろ(持ってきた樽を、どこに置こうかな的な感じできょろきょろしてる)

千恵子「普段ここへはあんた達、警備兵も来ないのかい?」(後ろから声をかける)

ザザミ警備猫「イ~イ~。イッイッイッイッ」きょろきょろ

千恵子「そうかい・・夜のパトロール以外はほとんど来ないのかい・・」スッ(ボニーに何か手渡す)

ボニー「・・・・・・・・・・」こくり

ザザミ警備猫「イ~イ~イ~。イッイッ・・・・イッびっくり」ガバッsss(背後から口に布を押し当てられる)

ボニー「平気だよ。すぐに眠くなる。このハンカチにはモンスターの睡眠袋に入っている粉塵がふんだんに吸収されているんだからね」グググググ・・・・

ザザミ警備猫「むうむうDASH!むうむう・・・・むう・・・・・・イ~・・・・ッキョッ・・・」ガクン

ボニー「ごめんよ。ここで式が終わるまで眠っていておくれ」スッ(落ちたザザミ警備猫を寝かす)

千恵子「念の為、そこのワイン樽の下で寝かそう」ズルズル・・ズルズル・・(引きずっていく)

ボニー「ちょっと待って。鍵を貰っておこう」ひょっはぁ(横たわるザザミ警備猫の懐からまあるい鍵束を頂戴する)

大樽「・・・・・・・・・・・」ガタガタガタガタ(運んできた樽が小刻みに揺れ出す)

ボニー「君の出番はまだ。いいかい?」コンコン

大樽「・・・寒い・・もん・・・」ガタガタガタガタ(大樽が大げさに揺れる)

ボニー「ホットドリンクでも飲んでくればよかったね。千恵子さん、もういいかい?」

千恵子「ああ。平気だよ」パンパン(手を払う)

ボニー「ヒーラーのおねえちゃん。君は千恵子さんのボディガードだ。一緒に牢獄エリアに入って、コニーさんという猫を助けるんだよ?分かったかい?」コンコン

大樽「・・・っくしょん・・・」

ボニー「うまくいったら、その樽の中にコニーさんを入れて脱出。少しぎゅうぎゅうになると思うけど、外に出るまでの辛抱さ。いいね」コンコン

大樽「・・・っくしょん・・・」

ボニー「おっと。彼女が風邪をひく前に移動しよう。さっきの地下道の様子だと、警備兵はほとんど外の見回りにいってるようだ。今のうちに片付けちゃおう」ダッ

千恵子「そうだね」キコキコキコキコキコ(ユーリィの入った樽が乗ってる台車を押す)

ボニー「・・・・・・・・」きょろきょろ(貯蔵庫の入り口付近を確認する)

千恵子「いいよ」キコキコキコキコキコ(中から台車を押して出てくる)

ボニー「あのザザミ警備猫には悪いけど・・」

ガチョリドキッ(ドアの鍵を閉める)

ボニー「ボクは一気に立入禁止エリアに向かうよ。気をつけてね。千恵子さん」

千恵子「あんたも気をつけるんだよ。ボニー」ちょん肉球 くろ(ボニーのおでこに肉球を当てる)

ボニー「ありがとう。みんなで一緒に脱出するまで死ねるもんか」むん

千恵子「ほんとに・・あんた達には感謝してるよ」スッ・・(ボニーにハグをする)

ボニー「・・・・まだ早いよ。感謝を受けるのは無事、ユクモについてからさ」ぎゅっ(とは言うもののハグを快く受け入れる)

千恵子「ああ・・・そうだね」

ボニー「じゃあ、幸運を」スッ・・

千恵子「あんたも」

ボニー「うん♪シーフはボクの天職さ」むんずはぁ(ドレスの裾を両手で持ち上げる)

ダッダッダッダッダッダッ・・・・
(一目散に回廊を突っ走っていくボニー)

千恵子「・・・・・・・・・・」

大樽「・・・・・・・・・・」

千恵子「よし。あたし達も向かおう」キコキコキコキコ・・

大樽「・・・・・・・・・・」ギィイイイイ・・・(変事なのか何なのか、中から爪をたてた様な不気味な音を鳴らす)

千恵子「・・・・(待ってなよ・・コニー・・・すぐにあんたをこんな忌々しい神殿から開放してやるからね!!)」キコキコキコキコキコ

To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

6/17(水)0時更新 「イ~イ~」の巻


をお送り致します♪次回も読みましょうaya目をつむってむぅククッロシアン 得意げ







「イ~イ~」の巻

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~ニャー神殿前....


ニャアアアアアアアアアア!!
(神殿正面口から繋がる特設花道ステージ上に、神父を先頭に姿を見せる国王夫妻)

猛豚「・・・・・・・・・・」(威厳あふれる漆黒のチョハ(胸に弾帯の付いた長い丈のコート)に細身の黒いロングブーツ。ベルトには長剣を挿している)

フラワー「・・・・・・・・・」(華やかなパールピンクのアンダードレスの上に、プリンセスの様な純白ドレスを着用。ベルトはアンダードレスと同色の幅広ロングベルトを巻いており、長い帯がスカートの正面で二又に垂れ下がっているのが特徴的である)


猫民女子「きゃああああ!!素敵ぃ~!!」

猫民女子「王妃様~!!おめでとうございまぁ~す!!」わにゃああああああポポッ


司会進行猫「皆様!長らくお待たせ致しました!!我らがフェイリンメイリン共和国、国王夫妻に盛大な拍手をもってお迎え下さい!!」(特設花道ステージの先端に立つタキシードを着たメラルー。もちろんパンツは履いていない)


ミョワアアアアアアアアアア!!!!
(国王夫妻の登場に熱狂が絶好調に達する猫民達)


「猛豚!!猛豚!!猛豚!!猛豚!!」ムミャアアアアアア(´v`)


猛豚「・・・・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ・・

フラワー「・・・・・・・・・・・」スススス・・

ニャン蔵「・・・・・・・・・・・」ちら(後方の二人を確認する)


いけすかない猫民女子「なぁに?王妃のあの顔。少しは笑顔を振りまいたらどうなの?」

猫民女子「緊張してるのよ。王妃様ぁ~!!」わにゃああああああポポッ


フラワー「・・・・・・・・・・」にぱ・・(口を半開きにして笑みを浮かべているように見せる)


猫民女子「きゃあああああ!微笑み返して下さったわぁ~♪」

いけすかない猫民女子「そうかしら。なんだか不気味だわふん


ミャアミャア!!ニャアニャア!!


司会進行猫「どうぞ。こちらの玉座へ」スッ(頭を垂れ、花道先端に用意された2つの玉座に二人をエスコートする)

猛豚「う、うむ・・さ、さぁ王妃・・」グッ(手を取り、王妃を玉座に座らせる)


ミョワアアアアアアアアアア!!
(その姿を見て更に感極まる猫民達。そんな群衆の中、ただ冷静に状況を考察しているサングラスをかけたレモン猫の姿)


ロイ「・・・・・・(国王夫妻は登場したぞ・・・さぁ!来るなら早く来い!!龍之鉄平!!)」




~舞踊団待機場所の回廊....

ニャアアアアアア!!ミャアアアアアア!!

警備兵「そろそろ出番ですぞ」

鉄平「おう」ショキーーーーン煙(双剣を身構える)






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~神殿地下、監獄エリア前の廊下....

キコキコキコキコキコ・・・・・(大樽を乗せた台車を押すベテランメイドアイルー)

千恵子「はぁ・・はぁ・・・・・」キコキコキコキコ・・(緊張の面持ちで台車を押す)

大樽「・・・・・・・・・」ゴトゴトゴトゴト・・

千恵子「はぁ・・はぁ・・・!」キコキコキコキコ・・

大樽「・・・・・・・・・」ゴトゴトゴトゴト・・

ぱこんはぁ(蓋を少し開けて千恵子の方に顔を見せるユーリィ)

千恵子「!!」

ユーリィ「・・・・・・」じー(蓋の隙間に両手を置きじっと見てる)

千恵子「・・・・・・・・・・」

ユーリィ「・・深呼吸・・緊張が樽の中まで・・伝わる・・」じー

千恵子「・・・・・・。すぅ~~~~・・・はぁ~~~~~~~」

ユーリィ「・・貴方なら・・絶対に出来る・・もん・・」じー

千恵子「ありがとよ。まさか人型のあんたに諌められるとはね」

ユーリィ「・・目的が同じなら・・種は超越出来る・・だから・・大丈夫・・」じー

千恵子「・・・・人型への偏見を少しは見直さないと、ユクモには行けないって・・そう言いたいのかい?」

ユーリィ「・・人も猫も・・皆同じ個性じゃない・・・非難すべきは・・理知を得た生物の自制心なき欲深さ・・」

千恵子「・・・・あんた、その格好からして、宣教師か何かなのかい?」

ユーリィ「・・ただの賞金稼ぎ・・」バカン煙(蓋を閉める)

千恵子「・・・・・・・・・・」フッ

大樽「・・・・・・・・・・」カクカクカクカクぶるぶる(中から揺らす)

千恵子「よし。行こうか」

キコキコキコキコキコ・・・・



~神殿前....

ニャアニャアミャアミャアDASH!

司会進行猫「これから婚礼式の流れをご説明致しますので、どうか静粛に願います!!」

猛豚「・・・・・・・・・・」(玉座に腰掛ける国王夫妻。王妃の脇には神父が立っている)

ニャン蔵「・・・・・・・・・」ちら

フラワー「・・・・・・・・・・」にぱ・・(また口を半開きにしているが、それが笑みを浮かべているように見える)

ニャン蔵「・・・・・・(妙だな・・・先ほどから口を開けているが・・・ドスコカインの大量投与で脱水症状気味なのだろうか・・・だがそれがかえって国民には笑っているように見えている様だ・・・どちらにせよ、このまま無事に式が終わればしばらくは王妃を公に晒すことはあるまい・・・)」

司会進行猫「婚礼の儀の前に、まず舞踊団の祝典の舞をご披露していただきましょう!!」

ニャアニャアミャアミャアDASH!

司会進行猫「この舞踊団というのは、辛口料理コメンテーターでお馴染み、ババスコン婦人が本日の為、わざわざシキ国より呼び寄せた方々です!!では、拍手喝采でお迎え下さい!!」


警備兵「どうぞ」

影丸「参りましょう」

鉄平「おっしゃ!!」ビューーーン煙(双剣を両手で薙ぎ払う)



~神殿バルコニー

有権者猫「ここからだと玉座の後ろ姿しか見えませんな・・」(バルコニーの手すりに集まる有権者猫達)

有権者猫「王妃様のお顔を拝見したかったのだが・・」ふ~む(双眼鏡片手に見てる)


ニャン=ジュスト「帰り際に拝見出来ましょう。今は食事を楽しんで頂きたい」

有権者猫「おお♪大陸の名だたるキッチンアイルーを集結させ、作らせたというフルコースですな!」

有権者猫「こりゃ楽しみですな!!ぶわっはっはっはっはっは!!」

ニャン=ジュスト「フレッカー氏も。是非お召し上がりを」ちら

フレッカー「ああ。そうしましょう」(一人テーブルに腰掛け、ワイングラスを傾けている)

ニャン=ジュスト「では早速。食事の用意を」(メイド達に声をかける)

鈴麗「はいニャ~♪」すてててててててsss(両手を上げながらすんごい勢い良く神殿内へと消えていくメイド猫達)

フレッカー「あ、ちょっと待ち給え」

鈴麗「ほにゃ?」キキィ~煙(鈴麗だけが声に気づき立ち止まる)

フレッカー「ババスコン婦人の姿が見えないが・・・何か聞いているかね?」

鈴麗「ご婦人ならワイン貯蔵庫に行ってますニャ♪」

フレッカー「ほぉ。またどうして?」

ニャン=ジュスト「婦人に祝品としてワイン樽を頂いたのです。それを置きに行かれたのでしょう」

フレッカー「なるほど。是非飲んでみたいものだな」

鈴麗「そうですニャ!貯蔵庫になんか入れないで、皆さんで飲むといいですニャ♪」

ニャン=ジュスト「ふむ・・そうだな」

フレッカー「頼めるかね?」

鈴麗「ほいニャ♪」ビシッと敬礼ドキッ

ニャン=ジュスト「おい」(バルコニーと神殿内を繋ぐ入り口に立っている二人のザザミ警備猫に声をかける)

エビ吉&エビ夫「イッ?」(自分っすか?的な)

ニャン=ジュスト「彼女と一緒にワイン貯蔵庫に行き、ワイン樽を運ぶのを手伝ってやれ」

エビ吉&エビ夫「イーーー!!」ビシッと敬礼渾身のドキッ




~神殿地下、立入禁止エリア....

ボニー「・・・・・・・・・」スタタタタタタ・・・sss(長いドレスのスカートを両手で持ちながら廊下を突っ走る)

ぴたっ(壁に身を伏せる)

ボニー「・・・・・・・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・
(廊下の突き当りには鉄製のドアがあり、その前に一匹のセルタス猫があのドリルみたい武器を立て置き、仁王立ちして警備している)


ボニー「流石にザザミ猫じゃないか・・・よし」


セルタス警備猫「・・・・・・・・・・・」(頑固一徹、見張りをかましている)


ボニー「あらら・・・ここはどこざますか?すっかり迷ってしまったざますわぁ~」きょろきょろ(わざとらしく接近していく)

セルタス警備猫「ピロポロピロピロポ~」(昔のロボットみたいな声を出す)

ボニー「はぁ?」

セルタス警備猫「ピロピロポロポロ、ピポロポピ~」(ここは立入禁止エリアです。どうかお戻り下さい、的な)

ボニー「まったく・・同族だってのに、ほんと君たちが何を言ってるのか、さっぱり分からないよ」ガサリゴソリ・・(ドレスの懐をまさぐる)

セルタス警備猫「ピポ?」

ボニー「はい、これ。嗅いでみなよ」スッハンカチ(ハンカチを出す)

セルタス警備猫「ピポ・・・・」すう~~~~

ボニー「どうだい?」

セルタス警備猫「ポ・・・ピ・・・・・・」クラッ

ボニー「おっと」たしっはぁ(前倒れになってきたセルタス警備猫を抱きかかえる)

ゴロン(そっと寝かす)

ボニー「鍵・・鍵・・・あった♪」ちょり~ん(まあるい鍵束をセルタス警備猫から奪う)

セルタス警備猫「ぐう・・ぐう・・・・」ZZZZZZ

ボニー「さて・・・不本意だけど、その装備を借りようかな」





~神殿地下、監獄エリア....

警備猫A「ふぁ~あ。もう結婚式は始まったかな」(牢獄に繋がる鉄格子の脇に置かれたデスクチェアーに腰掛ける保安官みたいな格好をした警備猫。机で向き合ってトランプをしている)

警備猫B「見たかったなぁ・・王妃様の晴れ姿・・」しょんげりえー

警備猫A「仕方ねえよな。ここを離れるわけにはいかないんだから・・よっ」ポスッはぁ(カードを投げる)

警備猫B「放っておいても平気だろ?牢獄つったって、すぐにギロチンにかけちまうんだ。昨晩投獄されたメイド猫も可哀想にな」スッ(カードの山から一枚引く)

警備猫A「同情と詮索はこの仕事には必要ない。俺たちゃ、ただ上から連れて来られた者を投獄し、監視するだけだ。人型だろうが、猫だろうがな」ポスッポスッはぁ(やたら手持ちのカードを投げる)

警備猫B「今日はさすがに投獄される猫が増えるかもな。国王夫妻を祝うつもりが、飲み過ぎちまって暴動を起こす猫が増えてもおかしくねぇ」そぉ~(今度はカードの山の上に慎重に一枚戻す)

警備猫A「そのくらい、上の連中で片を付けて欲しいよな。うちのモーテルだって限りがあるんだ。全室満員なんて望んじゃいない・・よっと」バチ~ンびっくり(カードをおもいっきり投げてカードの山を崩す)

警備猫B「スクランブルトリデンテ!!へっへ~!俺の勝ちだな♪」スッスッ(バラバラになったカードをなにやら計算している様だが、ルールはまったくもって不明である)

警備猫A「嘘だろ~。もう一回勝負だ。今度はダブルアップありで」バスン(机の上にお札を何枚か出す)

警備猫B「いいぜ。今日の俺はついてるみたいだ。あんたの来月の給料、まるごと頂きだぜ」しっしっしっし(そういうと机の上のカードを混ぜている)


キコキコキコキコキコ・・
(大樽を乗せた台車を押してくるベテランメイドアイルー)


警備猫A「おっ?ゲストだぜ」

千恵子「ご苦労さん」キコキコキコキコ・・

警備猫B「よぉ~千恵ちゃん。どうしたんだ?そんなもん運んできて」シュッシュッシュッ(言いながら猫手でカードをきっている)

千恵子「なに。昨日ここに来たコニー・ファウラーに差し入れさ」コンコン(樽を叩く)

警備猫A「ああ?なんだい」

千恵子「ワインだよ」

警備猫B「あ~酒の差し入れはダメだ。ワリィな千恵ちゃん」スッスッ(カードの山を3つ作ってる。なんの為かは不明だが)

千恵子「そうかい。だったらあんた達、飲むかい?」

警備猫A「仕事中も酒は厳禁。結婚式だってのにな」そぉ~・・バチ~んびっくり(カードの山から一枚取るやいなや、いきなし地面にそれを叩きつける)

千恵子「サスティンコンフラッシュかい?あたしも昔、よくやったよ」パコンはぁ(大樽の蓋を開ける)

警備猫B「これが俺たちの飯の種ってね・・エススコンバルザーン!!」バシャーーンびっくり(言うなりせっかく作ったカードの山を全部壊す)

警備猫A「SHIT!またやられたぁ~!」

警備猫B「しっしっしっし。こいつは頂くぜ」ピラピラピラ(お札を数える)

警備猫A「なぁ千恵ちゃん、俺に代わってこいつを叩きのめしてくれないか?」ちら


ユーリィ「・・ハロぉ~・・」

警備猫A「なっ!?」

ごちーーーんぎくっ(デッドフリルパラソルで首の後ろを叩かれる)

警備猫A「ぐっ・・・・」バターーーン煙(カードが散らばった机の上に顔面から倒れる)

警備猫B「うおっあせるそんな荒技、聞いたことねぇぞ!?」

ごちーーーんぎくっ(同じく叩かれる)

警備猫B「ふにゃ・・・・・」バターーーン煙

ユーリィ「・・鍵を・・早く・・」きょろきょろ(周りを警戒している)

千恵子「了解だ」ガバッ(警備兵の服を漁る)



~ワイン貯蔵庫前....

エビ吉「イ~?イ~?」がさりごそり(服を漁ってる)

鈴麗「どうしたニャ?」

エビ夫「イッ。イ~イ~」がさりごそり

鈴麗「鍵が見つからないニャ~?二人してなんにゃのだ。ほんとに警備兵なのぉ~?」

エビ吉「イ。イッイッイッ」ぷんすかむかっ

鈴麗「普段は王妃様の警護だから、地下室の鍵には用がないニャって?もう早くしてくれないと、宰相様に怒られるニャ」ぷんすかむぅ

エビ夫「イッイ」(あった、的な)

ぽへぇ~ん(まあるい鍵束を見せる)

鈴麗「早く開けるニャむぅ

エビ夫「イッ」

がちょん

エビ夫「イッイッ」ギィ~~~(どうぞ、的な感じでドアを開けてやる)

鈴麗「わぁ~。ワイン貯蔵庫って初めて来たニャ~♪」てててててsss(両手を上げて中にさっさと入っていっちゃう)

エビ吉「イ~イ~」(やれやれ、的な感じで後をついていく二人)

鈴麗「ほにゃ~・・たぁ~くさん樽があるニャ・・・」きょろきょろ

エビ夫「イ~。イッイッ。イ~~~?」

鈴麗「どれが祝い品のワイン樽ニャって?そう言われれば・・どれなんだろう」きょとん

エビ吉「イ~イ~」(おいおい、的な)

鈴麗「適当に持っていくニャ。これにしよう♪」よっ(そこら辺のワイン樽を抱える)

エビ夫「イ~イ~」(大丈夫かね、的な)

鈴麗「こりゃ!ボケっとしてないで手伝うニャ!!」ぷんすか

エビ夫「イ~イ~」(はいはい、的な)

エビ吉「イッ」(よっ、的な感じで樽を持ち上げる)

鈴麗「流石ニャ♪・・・って、ひいいいいいいいいガクブル

エビ夫「イッ!?」(どうした!?的な)

鈴麗「そ、そ、そこ・・・」ぶるぶるぶる(ワイン樽をどかしたスペースを指さす)

エビ吉「イ~?」ゴトン(樽を立て置く)

エビ夫「イ~・・・・・」(これは・・的な)


・・・・・・・・・・・・・・
(ワイン樽をどかした所で横たわるザザミ警備猫)


鈴麗「し、し、死んでるニャ?」ぶるぶるぶる

エビ吉「イ~!!イ~!!」(おい、しっかりしろ!的な感じで寝てる警備兵に寄り添い声をかける)

エビ夫「イッイッイッ。イイッイッイッ」(大丈夫。寝てるだけだ、的な)

鈴麗「ほっ・・・でもにゃんでこんな所で・・」

エビ夫「イ~イ。イ~イ~イ」(きっと眠らされたに違いない、的な)

鈴麗「え・・・」

エビ吉「イ~ッイッイッ。イッイッイッ~イイイッ」ザッ煙(こいつは結婚式以上の大イベントの様だぜ、的な感じを実に凛々しく言ってのけ、颯爽と立ち上がる。その後ろで手持ちのボウガンを手際よくリロードするエビ夫)

To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事雄は...

6/19(金)0時更新 なぜなに☆あたモンのコーナーaya


をお送り致します♪フットボール好きに休みはないとよく言いますが、まさに今も女子ワールドカップにコパアメリカと大忙し逃げるそれぞれ開催地がカナダとチリなので時差が大きく、生で観戦するのは厳しいので、録画しておいて後で見よう作戦。なのですが、結果が分かってしまうと嫌なので、ニュース全般的なものを見れなくなるという自虐的拘束感覚悟の毎日ふんたぶんサッカー観戦あるあるかと。ほんでもって7月になったらインターナショナルチャンピオンズカップが始まり、今年はアメリカラウンドにチェルシーが参加するので期待の新人チェックや新スポンサーユニフォームお披露目に目が離せませんチュッチュ一日は24時間もあるんだから平気だよにこっって、誰かに言われたことありましたが、それもTPOによるわけでして・・映画も観たいし音楽も聴きたいし、出来ればゲームも少しだけっえっへん趣味嗜好の適切な時間作りに、大人になった今でも試行錯誤中な作者でした汗ほんだら次回も読もうぜしゃきん見ようぜしゃきん一揆しようぜあぁっ?!
























ザザミネコとPalicoと夢旅行♪

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ヤオザミの スーパーダッシュに やられたよ

どうぼ。あた門道実丞(「あたもんどうさねすけ」と読む)ですセンセイまずわ毎度恒例オープニングポエムの注釈を。もうそのままの意味ですね。ヤオザミ(英語表記だとHermitaur)のホーミングダッシュといえばそれはもう有名で、ことdosのヤオザミは昨今の狩猟事情からは到底考えられないほど本当に強く(サイズもデカイ)、あの頃の旧大陸(無印、dos)の生存競争は熾烈だったなぁ・・むぅなんて思うている狩猟者も多いかと思います。ヤングハンターで昨今の狩猟事情に飽きてしまった方は、過去のナンバリング作品を歴史を振り返るという「狩猟勉学」の意味も含めて、プレイ(ハンティング)してみるのもいいかもしれません。今年の夏は無印Pの続きでもやろうかなぽけ~

というわけで今回の「なぜなに☆あたモン」のコーナーは、現在進行中のストーリーモードで大活躍中のザザミネコのイメージ画像を、DSハンティングをしたことのない読者さまに向けてご紹介♪こんな子が神殿内を守っていたんだぷぅっ、という想像力添加のお役に立てれば、これ幸いな作者なのでした。

というわけで公式サイトより引用させて頂いたザザミネコを早速見てみよう♪



ぽへぇ~~ん・・・


ハンターには今も昔も人気のザザミ装備を、ついにねこにゃん達もドレスアップ肉球 茶色もちろんパンツは、「安心してください。穿いてませんよ」と堂々たるむき出し感にあっぱれにかっ赤くて全体的にまあるくて、なんだか三倍増のあの名機(MS-06S)を思い出しますねシャアザク

ザザミといえば、大陸では珍味として取引されるザザミソ(甲殻種のモンスターから取れるミソ)が有名。ちなみにヤオザミの詳細データは

甲殻種・十脚目・短尾下目・盾蟹上科・ザザミ科


です。もちろん成体のダイミョウザザミもザザミ科です。P2Gではトレジャーアイテムで、盾蟹の秘玉(ダイミョウザザミ剥ぎ取り・運搬)なんてのもありましたねロシアン 得意げなんか赤くて嫌な感じのたまご型でした(笑)出た時は狩猟お友達とゲラゲラ笑ったものです。

我々の世界でザザミに近いといえば、エビ目・カニ下目・ワタリガニ科で名高い、蝤蛑(ガザミ)さんがいます。青っぽかったり、緑ぽかったりしてる典型的な蟹で、旬は秋から冬。蟹肉や中腸腺(カニミソ)はもちろん、メスの卵巣(内子)も食用に出来るそうです(ガザミwiki参考)当然ながら寒い季節は鍋でも大活躍DASH!ワタリガニをはじめとするガザミ類は骨の形成に必要な、カルシウムやマグネシウム、リンなどが豊富。更には貧血症の改善や予防にもなる、赤血球を作るのに必至なビタミンB12や、昨今巷で話題沸騰中の強い抗酸化力で有名なアスタキサンチンもビックリマークいつかストーリーモードでも大陸料理素材を用いた、某有名料理漫画みたいなシナリオを書いてみたいものですにこっ



~オトモアイルーって英語表記でなんていうの!?



突然のアップでの質問ありがとうです。実はこれ作者もずっと気になっていまして、先日我らが洋盤民明書房「Monster Hunter Wikia」様によれば、「Palico」というそうです。
ご参考こちらhttp://monsterhunter.wikia.com/wiki/MH4U:_Palicoes左クリック

これであなたも獣人マニア(なんかこの言い方だと嫌だなドキドキ)間違いなし?ひと狩りのチャットなどでライバル獣人マニアとの差をつけろ!!

アイルーといえば「モンハン日記 ぎりぎりアイルー村」(アニメ/2010~)の新作も観たいなぁむぅなんて。あ、そういえばアイルー村G(PSP/2011)をまだやってないあせる今年(2015)9月にはアイルー村DX(3DS)も・・。以前甥っ子に買ってあげた3DSを奪ってでもやろうかなイヒヒ・・・なんて目論んでみたり。それなら4Gやんなよえっへんっていろんな人から言われそうだけど汗

と、今日もあれやこれや勉強になりましたチョキ(書いてる作者が一番)
そんなわけで今日もエンディングどえ~すイシシ(むかつく感じの言い方で)







パンツは儚い夢心


以前もご紹介させた頂いたセルタスネコでした肉球 くろ
セルタスも現在ストーリーモードで活躍中♪
上手に番宣したから さようならにま~






これ↓うおりゃ~!たまご運んであぼっちぼっちDASH!ランキング参加中なのですチョキ
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードなんてのはよ!?

6/21(日)0時更新 「寂寥と憤怒、一対の舞」の巻


をお送り致します♪そういえばゲーマー注目E3も開催中!国内のメーカーがアピールしまくっている印象を受けますね(とっても数社ですが)。個人的にはシェンムー3の発表に嬉しさを覚えました♪知る人ぞ知るたくさんの偉業を成し遂げた我が国が誇れるゲームの続編・・クラウドファンディングの目標額はあっという間に達成!いいですね♪クラウドファンディングだと純粋な目標の為に資金を使えるので期待しちゃいますダイスキッッ!!洋ゲー各社がいまいち伸び悩み&不安定な今こそジャパンゲームの巻き返しどころ!?いやいや、Fallout、The Elder Scrolls、Gears、おまけにDOOMと、トムクランシー(笑)などなど、大作の新作がやばいです汗勝負の決め手は、どのプラットフォームで「安定化」するか?だと思うのですが・・今後もみていきましょうにま~偉そうな感じで次回も読もう・・・。見ようしーん。女子ワールドカップにかこつけて、人んちの玄関に向かってゴールを決めようsss(実際にやったら器物破損罪になるのでやめましょうだめ




「寂寥と憤怒、一対の舞」の巻

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ムミャニャアアアアアアアアアア!!

(猫民の大歓声の中、拍手喝采と共に国王夫妻が座る玉座へと向かう民族舞踊の面を着用したエスニック衣装の舞踊団二名)

鉄平「・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ(道中、猫民に肩をペンペンされたりしてる)

影丸「・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ(同じく感極まる猫民達)


フレッカー「たった二名で?ほぉ・・・・」(バルコニーの椅子にもたれかかったまま、双眼鏡で下の様子を考察している)


ロイ「・・・・・・・」ニャアニャアミャアミャア!(群衆に紛れ、二人の舞踊団の登場を見ている)



ニャン=ジュスト「不審な動きがないか常に確認していろ。いいな」(バルコニーの手すりに立つ狙撃手(レグヌムネコシリーズ着用)に声をかける)

レグヌムネコ「ハッ!!」ガチャリ(狙撃用ボウガン(Mk11タイプ)をバルコニーの手すりに乗せ、スコープでターゲットを捉える)


・・・・・・・・・・・・・・・・
(スコープ越しの視点。人混みを掻き分けながら花道先端上に向かう舞踊団二名の姿)


鉄平「・・・・・・・・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(特設花道ステージ上の玉座に座る国王夫妻が視界に入る)


鉄平「・・・・(待ってろフラワー・・すぐに俺を思い出させてやるからな・・!!)」




「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~





ニィ~ニィ~ニャアニャア!!


姜淑「フレッカー様。どうぞ」コトン(テーブルに小皿を置く)

フレッカー「ふむ・・・これは珍しい」

姜淑「メロンベリーの実に、ジォ・テラード産高級モスの生ハムを添えたものです。どうぞお召し上がりを」

フレッカー「フェイリンメイリン国がそこまで海路を制していたとは驚きだが・・・・うむ。メロンベリーを包む生ハムは一見、とろけるようなクセのない脂分だけと思いがちだが、その半面、赤みは実にきめが引き締まっており、それがベリーの甘みをより引き立てている。シェフは?」あんみゃんみゃん(口いっぱいに頬張っている)

姜淑「ジォ・ワンドレオの三ツ星キッチンアイルーです。この他にもまだまだたくさんの最高級料理が出て参りますので、是非お楽しみ下さい」スッ・・(頭を垂れ、下がろうとした瞬間・・)

鈴麗「大変大変大変!!超絶大変ニャ~~~恥・・・」ずどどどどどどsss

姜淑「いっまろまゆ

どがーーんびっくり(姜淑におもいっきしぶつかる)

姜淑「いたたたた・・・・こら!!鈴麗!!」むきぃ~むかっ

鈴麗「たいへんにゃんだぁ~!!」ガバッ煙(アクション俳優みたいに背中の反動だけで起き上がる)

姜淑「??」ぱちくり

鈴麗「伯母さん!たいへんにゃのだ!!」フゥ~DASH!

姜淑「落ち着いて。何があったのです?」

鈴麗「ワイン貯蔵庫で警備兵が眠らされていたんだニャ!」

姜淑「!!」

鈴麗「一緒にいたABブラザーズさんは、先に地下を調べに行ったニャ!鈴麗に宰相様へ報告をしろって!」

姜淑「半田千恵子・・・彼女が関係しているに違いないわ!」

鈴麗「宰相様にも報告を・・」

姜淑「ここは私に任せなさい」スッ

鈴麗「え・・」

姜淑「宰相様がここを離れれば、ゲストの方々に何かあったと悟られてしまいます。心配いりません。必ずや侵入者をひっ捕らえて参りましょう」

鈴麗「伯母さん・・・」

姜淑「あなたも陛下の結婚式を、台無しにはしたくないでしょう?」

鈴麗「・・・・・」こくり(強く頷く)

姜淑「では鈴麗。ここは任せましたよ」タタタタタはぁ(足早に回廊へと消えていく)

鈴麗「・・・・・・。でも・・本当に千恵子さんが関わっているのかニャ・・・」





~監獄エリア....

千恵子「・・ここも違う・・・」きょろきょろ(独房をひとつひとつ確かめながら進む)


ユーリィ「・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ・・(デッドフリルパラソル改を構え、警戒しながら進む)

猫の囚人「人型・・・おい!!てめぇ!!どっからここに入りやがった!?」ガシャーン(鉄格子に密着する、縞々の服を着せられたやさぐれ猫。デコに手裏剣みたいな傷跡がある)

千恵子「おい、あんた。昨日の晩、ここにメイドのアイルーが来なかったかい?」

猫の囚人「ああ?あのカワイ子ちゃんか?あの娘なら、ここを真っ直ぐ行った突き当りに入れられてたぜ。さっきも声をかけたんだが、なんの返答もねぇ・・って、おい!」

千恵子「ありがとよ!!」ダッsss(一目散にかけていく)

ユーリィ「・・・・・・・・」ザッザッザッザッ(ゆっくりその後を追いかける)

猫の囚人「おい!人型!俺も連れてけ!!」

ユーリィ「・・ダメ・・」ザッザッザッザッザッ

猫の囚人「・・・・・・。クソ野郎~!!」ガシャーンびっくり



コニー「・・・・・・・・・・」(牢獄の隅で体育座りしている)

ダッダッダッダッダッダッダ・・・

コニー「・・・・・??・・」ちら

千恵子「コニーーーー!!」キキィ~~~~~煙(牢獄の前で横ブレーキしながら突如現れる)

コニー「千恵子・・さん!?」

千恵子「ああ!!あたしだよ!!コニー!!」ガシッドキッ(鉄格子を両手で掴む)

コニー「千恵子さん・・・・・」ほろ

千恵子「おいで!!コニー・ファウラー♪」

コニー「にゅううううう!!ほんとにほんとに、千恵子さんにゅうううう!!」ダッsss

だきっ(鉄格子越しに身を寄せ合う二人)




ニャアニャアミャアミャア!!
(猫民の大歓声の中、特設花道ステージ上の玉座に腰を下ろす国王夫妻に謁見する舞踊団の二人)


鉄平「・・・・・・・・・・」(影丸と並び、ひれ伏している)


猛豚「・・・・・・・・・・」(無表情なファンゴマスク越しにその二人を見下ろしている)


鉄平「・・・・・・・・・・」(その視線を感じながらも上は見ない)


フラワー「・・・・・・・・・・・」(呆然と目の前を見ている)


司会進行猫「皆様!それではお待たせ致しました!!これより舞踊団のお二方による、祝典の舞をご堪能下さい!!」


パチパチパチパチパチパチ音譜



フレッカー「へりくだった修飾語はもういい。早くはじめてもらいたいものだが・・」あ~ん(生ハムを丸呑みする)

鈴麗「ワインをどうぞニャ」コポコポコポ・・赤ワイン

フレッカー「ん・・これが婦人の祝品のワインかね?」

鈴麗「え・・(そうだったニャ汗それを取りに行ってたんだったニャ・・)」コポコポコポ・・(すんごい注いでる)

フレッカー「ん~・・確かに年代物独特の芳醇な香りがするな」クンクン

鈴麗「にゃはははは汗そうですニャ」ホッ・・


司会進行猫「では、舞踊団のお二人。お願いします」



キーーーーーーーーーーーン・・・・
(ざわめきは一斉に止まり、神殿前エリアに期待感の緊張が一斉に張り詰める)


フレッカー「ん・・舞が始まるようだぞ」

鈴麗「・・・・・・(陛下・・・・)」ぎゅっ(おぼんを胸に抱きしめながらバルコニーの下を眺める)


猛豚「・・・・・・・・・・・・・・」(微動だにせず玉座に腰を下ろしている)


ロイ「・・・・・・・(龍之鉄平は何をしてるんだ・・!?この踊りが終われば婚礼の儀に移行してしまうぞ!?)」


ニャン=ジュスト「・・・・・・・・・」(手すりから下を見下ろしている。ちょうど正面に玉座の後ろが見え、その向こうにひれ伏す舞踊団の姿が見えている)

レグヌムネコ「・・・・・・・・・・」スチャ・・(スコープで同じ方向をロックオンしている)


鉄平「・・・・・・・・・・・」スッ・・(ゆっくりと上を見上げる)

猛豚「・・・・・・・・・・・」(威厳放つ姿で鉄平を見下ろしている)

鉄平「・・・・・・・・・・・」ちら(国王の姿を確認するやいなや王妃を見る)

フラワー「・・・・・・・・・・・」(呆けたまま視線の先には鉄平は映っていない)




~立入禁止エリア....

トトトトトトト・・・・・・ふん
(つま先立ち小走りで廊下を行くセルタス警備猫)

ボニー「しっかし重いなぁ・・この鎧・・・やりにくいったらありゃしないよ汗」トトトト・・・


・・・・・・・・・・・・・・・
(前方に本物のセルタス警備猫が三名)


ボニー「やば・・・」ぴた

セルタス警備猫「ピポ?」(ボニーに気づいた)

ボニー「え・・と・・なんて言うんだっけ・・ピポピポ?(こんな感じでいいのかな)」

セルタス警備猫「偽物だぁあああああ!!ひっ捕らえろぉおおおおおお!!

ボニー「え~~~~~~!!」ガーンサーーッッ・・・





鉄平「・・・・・・・・・・・」

フラワー「・・・・・・・・・・・」

影丸「陛下。王妃様。このたびは我らをお招き頂き、誠に感謝しております」スッ・・(頭を下げる二人)

猛豚「ち、朕は、た、大陸の猫民を快く受け入れよう。しゅ、祝典の舞・・お、王妃も慶んでおるぞ」

フラワー「・・・・・・・・・」にぱ(不自然な笑みを見せる)

鉄平「では早速、披露させて頂きます(無頼漢のこそ泥が全知全能にでもなったつもりか?浅ましい)」(ひれ伏したまま下を向いている)

影丸「・・・・・・・・・・」スッ(懐に手をいれる)


ニャン=ジュスト「!?」

レグヌムネコ「・・・・・・・・」チャ・・(トリガーに猫指を当てる)


影丸「では参ります」スッよし笛(取り出したのは横笛)


ニャン=ジュスト「・・・・・・・・」ふう・・


鉄平「王妃様」

フラワー「・・・・・・・・・・」

鉄平「恋舞婚礼一対の剣、お見せ致しましょう」シャキーーーーン双剣(片膝をついたまま双剣を広げてみせる)

猛豚「お、おお・・!」


~~~~~~~~~~~~~♪

(影丸が横笛で旋律を奏でると同時に立ち上がる鉄平)


フラワー「・・・・・・・・・・・」


♪~♪~~~バッ!!
(影丸が奏でる美しい笛の音色に合わせ、華麗な剣舞を披露する鉄平)


フレッカー「これは・・・」(遠くで聴こえる音色に惹きつけられるように席から身を乗り出す)

ニャン=ジュスト「ほぉ・・・」


♪~♪♪~~~♪♪~~
(どこか物悲しい旋律に反し、激情の放光を全身で表現しながら舞う鉄平。周囲の猫民は皆、言葉を失い、舞踊団が創りだした世界観にいつに間にか入り込んでしまっている)


ロイ「・・・・・・・・・・」(他の群衆と同じく、食い入るように魅入る)


有権者猫「なんと見事な・・・・」(バルコニーの手すりに群れを成して下の優雅な光景を見下ろす猫達)

鈴麗「叙情曲・・・そうニャ・・東方で有名な恋愛抒情歌ニャ・・」(おぼんを抱いたまま音色に酔いしれる)


♪♪~~~♪♪~~~~♪♪♪~~
(涼やかな表情をした影丸は憂愁な音調で横笛を吹く。相反し舞う度に汗の滴が弾けては発光する程に轟々たる演舞を披露する鉄平)


フレッカー「こんな遠くで見ている者までをも心熱くさせる、強烈な剣舞の熱情と鼓動・・・寂寥と憤怒、一対の舞・・・そうか!あの双剣はそれを意味しているのか!!五感的賞賛全てを喚起した、実に神妙な表現力だ・・・!!」ふるふる・・(全身震えている)


♪~~~~♪♪~~~~~♪♪♪~~~~
(靭やかに軽やかに、そして何よりも烈しく剣技を舞ってみせる鉄平)



セルタス警備猫「ひっ捕らえろぉおおおおお!!」

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ボニー「うるさいよ!!」バッ煙(セルタス装備を脱ぎ捨ていつもの真っ赤なギルドネコシリーズが露わになると同時にネコ魔王剣を振りかざす)


♪♪♪~~♪~~♪♪~~~~
(同じく空中で双剣を薙ぎ払う鉄平)


ボニー「やああああああああああ!!」ギュルルルルルルsss(刃を向けたままひとっ飛びし、回転しながら突撃する)


ズシャアアアアアアアアア!!



♪♪~~~♪~~~~~~~~~~~

(軽やかに着地をする鉄平)


シュタッ煙(同じく着地するボニー。背後には剣技を食らった三名のセルタス警備猫の後ろ姿が)


ズデェーーーーーーンドキッ
(同時に倒れる警備兵達)



♪~~~♪~~~~♪♪~~~~~~


フラワー「・・・・・・・・・・・」


鉄平「・・・・・(フラワー・・・聴こえるか・・?)」バッ!!バッ!!


♪♪~~~♪~~~~♪~~~~~~~~


鉄平「・・・・・(この曲は俺とお前がまだ小さい頃、故郷に来た東方の猫楽団が奏でてた曲・・・それが気に入ったお前は、楽団の笛吹きに吹き方を習い、楽団が去った後も毎日練習し、そして俺の為だけに吹いてくれた思い出の曲なんだぞ!!)」


ダン!!
(より高く跳ぶ)


フレッカー「おお!!」


鉄平「・・・・・(薬で神経を麻痺されようが、秘術で意識を支配されようが、その目と耳は生きている!!そうだろ!?フラワー!!)」ビューーーーーーンsss(力強く空を斬る)


フラワー「・・・・・・・・・・・・」(瞳に映る空中上の鉄平の姿)



鈴麗「素敵な曲ニャ・・・・」うっとり

フレッカー「詞はあるのかね?」(下に魅入りながら問う)

鈴麗「はいニャ。全部は覚えていないけど・・確か愛する人にその身を捧げる内容だったような・・・」

フレッカー「まるであの演舞を披露している男が、王妃に恋をしている様にも見えるな・・」

ニャン=ジュスト「!?」(それを横耳で聞き、何かに気づく)


♪~~~~~~~~♪~~~~~~~~


鉄平「!!(フラワーーー!!俺はお前の目の前にいるんだぜ!?)」バッ!バッ!!


ニャン=ジュスト「狙撃兵!舞を踊っている男から目を逸らすな!!」


鉄平「ハァッ!!!!(思い起こせ!!奮い立て!!俺はここにいるぞ!!フラワー!!)」


ダッ!!
(双剣を持つ両手をクロスし、玉座に向かって飛翔する)


フレッカー「あれは・・・十字・・・・」

ニャン=ジュスト「間違いない!!奴は薔薇十字軍だ!!」


鉄平「フラワーーーーーーーー!!」ジャキーーーーンキラキラ(クロスした両手を顔の前で振り解き、双剣の当たりによって面を外す)


フラワー「!!」(瞳に生気が蘇る)


ロイ「あれは・・!?」バッバッDASH!(人混みを強引に掻き分けながら最前列へと駆け寄る)


ニャン=ジュスト「龍之だぁあああああ!!てぇええええええええ!!!!


鉄平「フラワァアアアアアアアアアア!!!!」ビュウウウウウウウン煙



ズキューーーーーーーーン
(神殿エリアにこだまする銃声)



To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは..

6/23(火)0時更新 「美しい名ばかりの牢獄」の巻


をお送り致します♪次回も読んでダイスキッッ!!回ってくるくるもう一回読もうぽけ~










「美しい名ばかりの牢獄」の巻

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鉄平「フラワァアアアアアアアアアア!!!!」ビュウウウウウウウン煙



ズキューーーーーーーーーン
(銃弾が胸にヒットし、後方に吹っ飛ぶ鉄平)



フラワー「・・・・・・・・・・・」(瞳に映るその光景)



・・・・・・・・・・・・・・・・
(フラワーがいる玉座とは反対方向に飛んで行く鉄平)



フラワー「!!」バッ煙(席を立つ)



ズシャーーーーーーーーン・・・・
(猫民の群衆の中に落下していく鉄平)



フラワー「鉄平ぇええええええええええ!!!!!」






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







千恵子「よしよし。泣くんじゃないよ」よしよし肉球 くろ(鉄格子越しに頭を撫でてやる)

コニー「にゅううううう・・・千恵子さん、どうしてここに?」

千恵子「それはあんたを・・」


ぬうはぁ

ユーリィ「・・食べちゃう為だぞぉ~・・」

コニー「ひいいいいいいいガクブル人型!!」ガガーーーン

千恵子「驚くのも無理はないね。安心しな。この人型は味方だよ」よしよし肉球 くろ

コニー「にゅううううううう・・」ちら(涙目でユーリィを見上げる)

ユーリィ「・・べろべろべろべろ・・・・ばぁ~・・」(お化けみたいな顔して脅かす)

コニー「ひいいいいいいいいガクブル」ビビくんびっくり

ユーリィ「・・この国の猫は・・みんなこんな感じ・・?」

千恵子「人型の入植を知らない土地から来た子もいるんだよ・・・っと、どれがここの鍵なんだ・・!?」ガチャガチャ(まあるい鍵束を猫手で探っている)

コニー「鍵束・・・まさか千恵子さん・・それって!?」

千恵子「ああ。ちょっと借りただけさ・・って、これでもない!!あ~もう!!」ガチャガチャ

コニー「そんなことしたら・・千恵子さんまで・・・」

ユーリィ「・・あなたを助ける為・・それが小生達に与えられたサブクエスト・・」

コニー「・・千恵子さん・・・・」ちら

千恵子「これでもない・・!これでもない・・!!待ってなよ、コニー!!あたしが必ずあんたをここから出してやるからね!!」ガチャガチャ!!ガチャガチャ!!

ユーリィ「・・羨望するほどの・・・母なる愛情・・・」

コニー「・・・・・・・・・・」

千恵子「開いた!!」


ガチャリンドキッ


ギィ~~~~~~


コニー「千恵子さん!!」ダッ

千恵子「コニーーーーーー!!」

だきっ




~立入禁止エリア....

ダッダッダッダッダッダッsss

エビ吉&エビ夫「イイ!!イイイ~イイイ!!(待て!怪しい奴め!!)」ダッダッダッダッダッ(ボウガン(AK47型)片手に走るザザミ警備猫)

$あたちのモンハン日記
ボニー「ひつこいなぁ~!!ほんとになんなんだよ!?君たちはぁ~あせる」ダッダッダッダッダッ

エビ吉「イイイ~!イイッ!!」スチャ(構わねぇ!撃て!!的な感じでボウガンを構える)

エビ夫「イイ!!」(死ね、的な)


ズキューーーーーーンドンッ


ボニー「そんなへっぽこな銃弾当たるかっての!それぇ~~!!」ズドドドドドドドドsss(廊下の壁を走って後方からの銃弾を難なく交わす)


エビ吉「イイイイ~!!(こしゃくな奴め!!的な)」ダッダッダッダッダッ


ボニー「お返しだよ♪」ポイ(懐から出した何かを投げ捨てる)


エビ吉&エビ夫「イッ?」


カッ
(廊下に目を突き刺す様な閃光が走る)


エビ吉「イイッイ!!(しまった!!)」バッ(目をつむる)

エビ夫「イ~イ~イイイッ!!(閃光玉だ!!)」バッ



ショワァーーーーーーン・・・・・・



エビ吉「・・・・・・・・・」う~ん(ゆっくりと目を開ける)


・・・・・・・・・・・・・・・
(既に廊下に侵入者の姿はない)


エビ夫「イッ!!(F××K!!)」ガンびっくり(ボウガンを叩きつける)



シュタタタタタタタタタタタsss

ボニー「早く手がかりを見つけなきゃ・・・!!」

シュタタタタタタタタタタタ
(突き当りに頑丈そうな鉄のドアが見える)

ボニー「怪しいね・・・」シュタタタタsss


ギィ~~~~~~~~~・・
(鉄のドアが開き、中から数名のセルタス警備猫が出てくる)


ボニー「君たちよりボクの強運のほうが勝ってたみたいだね!!」ブーーーーーンsss(懐からまあるい見るからに爆弾(ポリタンの絵が書いてある)を取り出し、ドアに向かって投げつける)


セルタス警備猫「ピポ!?」


ヒョウウウウウウ・・・・・・ン
(飛んでくるまあるい爆弾。ポリタンの憎たらしい絵がこちらを見てほくそ笑んでいる)


セルタス警備猫「!!」


ボニー「・・・・・・・・」スッ(壁際に伏せる)


バショーーーーーーーン雷
(ドアに青白い閃光が弾け、瞬く間に周囲にいるセルタス警備猫達に電流が流れる)


セルタス警備猫「・・・・・・・・・・・」プスプスプス・・・・どろん


バターーーーーーーーーン煙


ボニー「通らせてもらうよ」

スタスタスタスタ・・・
(ドアの前で倒れているセルタス警備猫達を避け、部屋の中に入っていく)

ボニー「・・・・・・・。ビンゴだ」


ガベーーーーーーーーーーーーン!!
(部屋の中は巨大な倉庫になっており、至るところに大樽が置かれている)


ボニー「樽の中はどうせ燃石炭を液化した油だろ?それにドスコカの葉を詰めて、その成分が溶け出したところに希硫酸を加え、沈殿物に硫黄結晶を加えて中和させれば、ドスコカペーストの出来上がりってね」


スタスタスタスタ・・・
(身近な大樽に近づいていくボニー)


ボニー「どれ・・・」バカンドキッ(樽の蓋を開ける)


プゥ~~~~~~ン・・・どろん


ボニー「うっ・・・こ、これは!?」





~ニャー神殿前エリア....




ズシャーーーーーーーーーーーーーン煙
(猫民の群衆の中へ落下する鉄平)



フラワー「鉄平ぇええええええええええ!!!!!」


猛豚「りゅ、龍之・・鉄平・・・・」(一切うろたえず、玉座に腰を下ろしている)



ニャン=ジュスト「他愛も無い・・・」フッ・・


ロイ「龍之鉄平がやられた・・・こんな・・呆気無く・・・・(やはりフェイリンメイリン国という、美しい名ばかりの牢獄からは、誰も生きて帰れないのか・・・)」ガクン煙(両膝を落とす)

猫民「きゃあああああああああ!!!!」


ドドドドドドドドドドド!!
(やっと何が起きているか理解し、一斉に悲鳴を上げ避難する猫民達)


ロイ「逆らうことは・・・許されないんだ・・・・・」しくしく・・(両膝をつき俯いているロイに構わず逃げていく猫民達)


ニャン蔵「王妃様!!神殿の中に退避を!!」(すかさず神父に扮装しニャン蔵がフラワーに駆け寄る)

フラワー「いやぁあああああ!!離してぇえええええええ!!」バッ(それを振り解く)

ニャン蔵「!?(この娘・・龍之の死を目の当たりにして、正気を取り戻しただと!?)」


影丸「今だ!!ビートル!!」


ニャン蔵「!!」


バサッ煙
(王妃のスカートから飛び出してくる猟虫)


ニャン蔵「なにっ!?」


ブッチャービートル「カナァアアアアアアア!!!!」ビューーーンsss


ブッ
(ニャン蔵の顔面に唾液をかける)


ニャン蔵「ぎゃああああああああああああ!!!!」ジュウウウウウウウどろん(煙を上げる顔面を両手で押さえながら、千鳥足で花道を後退していく)


ニャアアアアアアア・・・・・・!!
(神殿前は一瞬にして阿鼻叫喚地獄に変貌し、一目散に逃げ惑う猫民達)


猛豚「ち、朕の晴れ舞台が・・・・・」ワナワナワナワナ・・


ニャン=ジュスト「何をしている!!残りの踊り子も射殺しろ!!」

レグヌムネコ「ハッ!!」スチャ(狙撃用ボウガン(Mk11タイプ)をバルコニーの手すりに乗せ、スコープでターゲットを捉える)


影丸「させるか!!」ブーーーーーーン煙(胸元より取り出した玉を空中に向かって投げる)

猛豚「!?」バッ(それを見上げる)


カッ
(空中に走る閃光が逃げ行く猫民の背中を照らす)


猛豚「うおおおおおおおおおおおお!!!!」


レグヌムネコ「フラッシュボムだ!!これではターゲットが見えない!!」スチャ

ニャン=ジュスト「いいから当てろ!!」

フレッカー「哀れな・・・」フォンフォン(全く動じず椅子に深く腰掛けたままワイングラスを回す。その背後では我先にと神殿内に退避する醜い有権者達の姿)


ロイ「一体・・何が・・・・」きょろきょろ(サングラスをかけているので閃光の効果は影響ない)


・・・・・・・・・・・・・・
(眩い光に照らされ逃げ惑う群衆の中、ゆっくりと立ち上がる鉄平の姿)


ロイ「!!」


・・・・・・・・・ショオオオオオオ・・・・・・・・・
(胸元から発煙筒を取り出し、空に上げる鉄平)


ロイ「!?」バッ(空を見上げる)



GOOOOOOOOOOOO・・・・



ロイ「この飛翔音・・・昨晩の飛竜種と同じ!?」




ズダーーーーーーーン!!

(一瞬にして目の前に着陸してきた巨大な轟竜。その背中には豚耳フードの女ハンターがテッセンを構えて立っているのも確認出来る)



ロイ「これが・・・ユクモクルセイダーズ・・!!」きゃああああああ・・・・(背後ではモンスターの強襲に絶叫する猫民達の声)



ボギャアアアアアアア!!
(エリア中に反響する大咆哮の雄叫びを上げる轟竜)



ロイ「・・・・・・・・・・」ギャイイイイイイイイイン(全身をつんざく咆哮の音響衝撃に身を委ねる)



千恵子「龍之鉄平達が式に現れ、騒動を起こせば警備はみんなそっちに向くはず・・・チャンスがあるとしたらその時だ」




ロイ「・・・・・・・・・・・」ギャイイイイ・・・・イイイン



千恵子「あたしは死んだってコニーを助ける。あの子の天使の様な笑顔を・・本当の聖地へ返してやるんだ」



カッ!!(目を開くロイ)


ロイ「コニーーーーーーー!!!!

ザン煙(大地を強く踏み込み、音響衝撃を自身の力で圧し返す)

ロイ「そうだ!!まだ終わっていない!!彼らがいる聖地へ、君を送り出すまでは!!」バサーーーーンびっくり(扮装していたサングラスとジャケットを力強く脱ぎ捨てる。その背後では迫り来る警備兵に向かって爆走していくけたたましい轟竜の姿)


To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!!

6/25(木)0時更新 たぶんMHOの話題かとaya


をお送り致します♪先日、日本でも公開した「Mad Max: Fury Road (2015)」に備え、久しぶりに過去の三作を再見。うん。やっぱりあの世界観及び脚本、キャラ設定、演出etc..は当時の映画人の創造力を逸脱してる汗特に作者は1に出てきたマックスの上司、フィフィ・マカフィー(Fifi Macaffee。役者:ロジャー・ワード。スキンヘッドで裸で首から謎のスカーフみたいの下げ、下半身はタイトなレザーパンツな格好で、観葉植物に水を与えてたあの誰もが欲しい上司)が一番好きですにま~世界中の創作物に多大な影響を与えたマックスシリーズ(国内では北斗の~が一番影響を受けた作品として有名)。なんでも4の脚本自体は10年前に仕上がっていたとのこと。度重なる試行錯誤や資本主義の阻害を乗り越え、世界中が待望した今作がようやく公開♪個人的には今作のキャスト(T・ハーディ。「The Dark Knight Rises(2012)」でベインを演じたあの人。素顔での主演作としては「This Means War(2012)」での記憶も新しい。に、なんといってもC・セロンがいいですね~♪「Æon Flux(2005)」以来のアクションになるのかな)に大満足♪あ~早く観たいダイスキッッ!!そんなわけだから次回も見ようにこ~読もう惚れた・・・。奇抜な車に乗ろうあぁっ?!サンダードームでピッグキラーやその他ちいちゃい子達が乗ってたでっかいバスバスみたいのに。ククッロシアン 得意げ


吞渊龙(Tartaronis)を見てみよう♪MHO考察日記☆

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擦り切れた 心癒やすも あんまんめ

どうぼ。あた門亭まる吉です(いよいよなんでもありになってきた)。まずはもはや中継ぎ記事恒例のオープニングコラムの注釈から(誰も必要としていない)・・え~、人間生きていればそれなりの苦難には誰しも差し当たります。そんな時、大抵の人は気持ちを切り替える為、疲弊しきった心を癒してくれるものを求めます。帰宅し、ふとテーブルを見る・・そこには「憎らしい」ほどに「まあるい」お皿に乗ったあんまんが・・。それを見て「フッ・・」とほくそ笑み、なんだか自分が抱いていた悩みが馬鹿らしく思えたり・・。だからと言って素直に感謝するわけでもなく、ただひたすらに白くてまあるいあんまんに、歯がゆい親近感を抱き、つい「あんまんめ」と言ってしまった、陳腐だけど、どこか叙情的なやりきれない心情を表した、絶妙な詩ですねぽけ~梅雨時はあんまんを「むき出し」にしてほったらかすと、すぐにカビが生えるのでしょうが・・。

はい、バカおしまいayaそんなわけで今日は「MHO(中国の。オンラインの)」から、新手の古龍種が登場!その名も「吞渊龙(Tartaronis)」というのです!でわ早速公式トレーラーを見てみまそうしようaya




すごいですね。MHOをご紹介させて頂く度に、何度も言っていますが、MHOは国産ものと違い、エンジンの馬力が違います(笑)浮遊している吞渊龙を下から見上げるハンターの映像は、何か別の最新TPSゲームみたいな印象を受けますぽ~

こつら↓MHO公式サイトより「吞渊龙」概要ガオー
http://mho.qq.com/webplat/info/news_version3/5499/5500/5501/5502/m4028/201506/351303.shtml左クリック

砂漠版、覇竜か?と思いきや古龍なんですね。ハンター大全Gを読んだことのある御方なら「砂丘竜」を思い出すかもしれません(ですがあれはどうやら弩岩竜となってメゼポルタのハンターを賑やかしたようです)。

と、ここからは「吞渊龙」の公式概要を読んだ作者がお勝手ながらに注釈をさせて頂き、それを述べてみようと思います肉球 ゴンベ

まずはその名前の由来なのですが、砂を深く飲み込むその姿と、底知れぬ食欲から「呑淵竜」と命名したようです。外観は巨大な海亀の様で、四肢の大きなヒレが特徴的。正面から見ると亀そのものです。最大の生態特徴である「浮遊能力」に関しては、砂を飲み込み、それを吐き出すことでホバーリングを可能としているようです。また「モンスターハンター大辞典 Wiki」によれば、「砂漠の熱風を利用して滑降するように飛ぶことが出来る」とも書いてあります。

以上です汗他に記されていたことは古龍特有の、その存在自体が自然災害クラスであるとか、砂塵による竜巻を起こせるとか記されていました。

以上を踏まえて、動く吞渊龙を見てみましょう♪残念ながら今回ご紹介させて頂く狩り動画はクエスト自体は「fail」となってしまっていますが、吞渊龙の生態特徴、ある程度の攻撃モーションを考察することが出来ます(ある程度と表現したのは、まだベータ版だからです)。なので、この有り難い動画をUPして下さったハンター様に感謝しつつ、口うるさい狩猟テクニック論は皆無で見ましょう。あくまでも吞渊龙の観察が目的です。ちなみに、720p以上で観ることをおすすめします。でわでわパンダ




なんと言ってもグラフィック綺麗過ぎでしょ!!キャプチャや動画処理の技術も素晴らしいと思います。大変なんですよね。狩猟動画をUPするのって・・。で、まず気になるのは装備のテヤテヤ感に、色が鮮明なこと山のごとし!!羨ましい限りですダイスキッッ!!肝心の吞渊龙ですが、一番インテンシティに溢れていたのは、やはりホバーリングする瞬間でしょうか。辺り一面がまるで無重力状態になってしまったかのようなエフェクトに加え、あの巨大なモンスターが体表を覆う砂塵バリアと共に浮遊する・・。この特徴的な生態があるからこその古龍種なのでしょうね。



こちら公式サイトより引用。正面からの外観は海亀そのもの。顔面全体が、おひなさんにあげるひし形のへんてこりんなお餅みたいな形をしています。やはり何を考えているか分からないところがチャーミングなのか!?



こちらも公式サイトより引用。ぷかぷか浮かぶ姿はまるで嵐龍です。そうか。嵐龍の体内器官に、この吞渊龙に関連する機能があるかもしれませんね。それにしても恐ろしいです。上から「ブバァ~」って砂吐いてます。人間主観からすれば、絶対やっちゃダメなことですだめ


http://mhol.178.com/201506/228090996558.htmlから引用。顔面のアップです。サシャ~DASH!って地中より顔面を突き上げる姿はまさに砂漠のJAWSビックリマーク誰もが崩竜の顎を連想するでしょうayaブルーでつぶらな瞳といい、あやつら(崩竜、覇竜)のご先祖を辿れば、どこかで繋がるのでしょうか。ご存知、大陸モンスターは収斂進化でそれぞれの種を繁栄しているからですねポイント。書いてる自分が一番勉強になりますにこっ

そんなわけでこれからも新種から目が離せないM・H・Oロシアン 得意げ
あたモンでは微力ながら海を超え、応援していきたいと思うておる所存でありんすですキラーン(こんなへんてこりんな文体だから、中国のハンター様が上手に翻訳出来ないそうでポッ

んだばエンディングでぇ~すべあ









さようなら・・




ばいばいよパンダ再見♪

sei今回動画を貼らせて頂いたハンターさま様にこの場をお借りして謝謝aya
作者が英語とか出来ればいいのですが・・尽力します汗




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次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

6/27(土)0時更新 「ちょん」の巻


を送り致します♪そんだら次回も奇声あげて読もうぜにかっ運ぼうぜあぁん?重たいたまごを恐竜たまごヨッシーのやつみたいな







「ちょん」の巻

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バラン「ユクモ薔薇十字だぁあああああああ!!!!当たるとおちるぞぉおおおおおおおお!!!!


ワッシャッシャッシャッシャッシャッ!!
(轟竜特有の爆走で目の前の警備兵猫(青いどんぐり装備)の群れに襲いかかる)


警備兵猫「対轟竜オペレーション!!」ガシーーーン煙(臆せず一列に並び、どんぐりランスを突き立てる勇猛な猫達)

警備兵猫「一斉に奴の弱点である頭部を貫き怯ませるぞ!!」


バラン「そりゃ普通種の話しだろうが!!こっちは・・・」


ダンッドキッ
(四肢全身で大地を踏み込む)


警備兵猫「!?」


バラン「知的生命体種だぁああああああああああああ!!!!!」グワンsss(飛びかかっての強襲)


警備兵猫「散開!!」ダッ(散り散りになる)


ドシャーーーーーーーーーーーンぎくっ
(豪快に着地するバラン。四方に吹っ飛ぶ警備兵猫)


バラン「ボギャアアアアアアアアア!!!!
(長い首を天に向かって伸ばし、咆哮をあげる轟竜)







「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








~立入禁止エリア....

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ボニー「これは・・・!?」


・・・・・・・・・・・・・・・
(大樽の中は燃石炭を液化した油で溢れている。だが真っ先に目に入ってくるのは、その油にたっぷりと漬け込まされている、人型男性の首なし遺体であった)


ボニー「うぷっ・・!!」(口を両手で覆う)

ゴホゴホッ!!
(樽に背を向け嗚咽する)

ボニー「はぁ・・はぁ・・・・」ちら(落ち着きを取り戻し、もう一度樽を覗く)


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(よく見ると首なし遺体は身ぐるみを剥がされ裸体で油に漬け込んである)


ボニー「ギロチンにかけた反対勢力、反猫思想の人間を樽の中で溶解させることで、独自の成分を作っているんだ・・・・これが・・これがドスコカインの中毒成分の正体だったんだ!!」


ちら(倉庫の隅にある机の上にたくさん積み重ねてある、ねんどみたいなペースト状の塊を発見する)


ボニー「ドスコカペーストだ・・・これをドラッグの製造業者に売買してるんだな・・。物的証拠に貰っておくよ」

スッ(ポッケにひとつそれを入れる)

ボニー「さて・・・あとは・・」キッ


バシャーーーーーーンあせる
(嫌悪感と怒りに満ちた顔つきで樽を倒すボニー。ぬるんと床に飛び出す首なし遺体)


ボニー「はぁ・・・はぁ・・・・」キッ(他の樽を睨みつける)


バシャーーーーーーンバシャーーーーーーンあせる
(次々と樽を倒していく。樽の中からは首なしの人間と猫の姿も)


ボニー「千恵子さんの言っていた、神隠しにあったメイド猫達・・それに投獄された猫達の末路だ・・・」はぁ・・はぁ・・・


シュボッ火(手持ちのマッチに火を点ける)


ボニー「許さない・・・こんなことを考えついた悪魔を・・・・ボクは絶対に許さない!!」


ブンDASH!(油で敷き詰められた床に向かって火のついたマッチを投げる)


ボニー「安らかにお眠り。君たちの仇は必ず討ってやるからね」くるっ


ボオオオオオオオオオオオ!!!!
(瞬く間に燃え上がる倉庫内。弔いの業火を背景にそのエリアを去るボニー)





~ニャー神殿前....



ミャアアアアアアアアア・・!!
(次々にエリアアウトしていく猫民達。特設花道ステージに残された玉座に座る猛豚。少し離れた所で顔面をおさえて悶え苦しむニャン蔵の姿も)


猛豚「お、王妃は・・・・」きょろきょろ


「ここだ」


猛豚「!!」


鉄平「花嫁は返して貰ったぜ、猛豚」フッ(ステージ下で花嫁衣装のフラワーの肩を抱いて立っている蒼猫)


猛豚「お、王妃!!」



フラワー「私はあなたの王妃ではありません」(その顔は生気に溢れステージ上の猛豚を睨みつけている)


猛豚「!?」


フラワー「私はユクモとローゼンクロイツに仕える獣人、フラワーです!!」


猛豚「!!」


フラワー「そして、この人の許嫁でもあります」ギュッ(肩を掴む鉄平の手を握る)


猛豚「フ・・フラワー・・・・・」ガクッ・・(首を落とす)


「なぜ生きている・・龍之鉄平・・・」


鉄平「ん・・・」ちら

ニャン蔵「貴様の心臓には確かに弾丸がヒットしたはずだ・・」よれよれ(顔をおさえながら千鳥足で近づいてくる)

鉄平「ワリィな」バッ(舞踊団のエスニック衣装の胸を開けてみせる。中にはソリッドネコスーツを着用しているのが見える)

ニャン蔵「なるほど・・・わざとその娘の前で撃たれ、ショック療法により、潜在意識を呼び起こさせたのか」スッ(どろどろに解けた神父の面に手をかける)

バッ(神父の面を剥ぐ)

フラワー「!!」


ニャン蔵「もうひとつ疑問がある。その娘は大量のドスコカイン静脈注射により、無関心、無気力、混乱による極度の疲労状態になっていた。その放心状態に俺の猫伊賀忍法「肉球脱魂変性術」をかけ、過去の記憶を封じたのだ。その手間暇をたかが感情任せのショック療法で直したというのか?」


「さてクイズです」


ニャン蔵「・・・・・・・・」ちら



ゾフィ「どうして花嫁ネコにゃんは、こうも元気に回復したのでしょう?」(テッセンを両手に腕を組んでステージ上に立っている)

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影丸「ここまでだ。服部ニャン蔵」(その傍らに立つ忍猫)


ニャン蔵「風魔猫・・・!」

ゾフィ「俺のクイズに答えろぉ~!!」ぷんすかむかっ

ニャン蔵「・・その娘に一体なにをした?」

ゾフィ「フッフッフッフ・・・答えがわからないってことは・・「×(ちょめ)」ってことでいいんだな?」(自分では相当かっこいい台詞だと思っている)

ニャン蔵「・・・・・・・・・」

ゾフィ「いいだろう。教えてやるよ。あらかじめ神殿内に潜入していたこの忍び猫にゃんを、花嫁部屋に行かせたのさ。そこで俺様お手製のアルカロイドを解毒させる薬を、その花嫁にゃんに飲まさせたのさ」

ニャン蔵「!!」

影丸「とは言っても、すぐに効果は現れない。ましてやフラワー殿は貴様の術により記憶を封じ込まれている。そこで私は、風魔猫忍法「鋤鼻器(じょびき)覚醒変性解除術」をかけたのだ!」バーーーーン

ニャン蔵「鋤鼻器・・我ら猫族が持つ、ヤコブソン器官を一時的に覚醒させたのか!!」

影丸「そうだ。お前はフラワー殿をドスコカインの中枢作用によって、ヤコブソン器官の機能を停止させ、フェロモンを感知させないことで、視覚認知以外の人物判定を出来ないようにしていたのだ。もちろんこれがフラワー殿の神経回路を停止させてしまった要因でもある」

鉄平「影丸はヤコブソン器官を覚醒させるツボを押すことで、一時的にフラワーのすべての感知能力を上げ、あらゆる催眠状態を解除させるように説き伏せたんだ。もちろん解除のきっかけは、俺が目の前で発砲されたらという解除暗示でな」

ニャン蔵「そうか・・お前が神殿を出た後、時折、半口を開けて笑っていた様に見えたのは、フレーメン反応だったのか・・!!」ワナワナ・・


フレーメン反応:哺乳類の臭い(フェロモン)に反応し、唇を引きあげる生理現象。猫が人間の履いた靴下を嗅ぎ、一瞬「ハッ」と硬直し、この奇妙な表情を作ることにより、切歯のすぐ裏にあるヤコブソン器官の開口部を広げ、受け取った刺激を器官内へ運んでいると言われているのだまろまゆ


ゾフィ「俺も見たかったな。花嫁猫にゃんのその表情を」しっしっしっしイシシ

鉄平「俺も俺もロシアン 得意げ

フラワー「・・・・・・・・」かぁ~~(顔が真っ赤になる)

ゾフィ「それもこれも俺の、いや、猫陳景さんという、えらぁ~いプラントハンターから教えてもらった、ウチケシの実と、漢方薬を調合した解毒剤あればの話しだ」しっしっしっしっし

影丸「密林にはたくさんの天然資材、調合素材が眠っているからな。エリアも我らに味方したのだ」

ニャン蔵「ちっ・・・・・」

鉄平「それにフラワーの体はちょっと俺達と違っていてな」

ニャン蔵「なに・・?」

鉄平「こいつの体には古龍の血が流れていてな。その影響であらゆる耐性が強くなっていることも幸いしたのさ」

ニャン蔵「・・・・・・。自我を喪失させるのに、大量のアルカロイドを必要としたのはそのせいだったのか・・・まったくとんだ茶番だ」

鉄平「まぁな。確かにお前の言うとおり、ショック療法に代わりはねぇよ。確実にフラワーの意識を目覚めさせるきっかけに、一か八かのそれしか思いつかなかったんだ」

フラワー「あなたは鉄平のその行為を感情任せと言いましたが、それは違います」

ニャン蔵「??」

フラワー「鉄平の強い思念です。その深い愛情が私を呼び起こしたのです」

ニャン蔵「・・それが歯がゆいと・・・・」

猛豚「・・・・・・・・・・・」スクッ・・(ゆっくりと立ち上がる)

ゾフィ「ああ、わりぃ。あんた、この国の王様なんだっけか?ないがしろにするつもりはなかったんだが・・」

猛豚「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!


バシャーーーーーーンびっくり
(膨張した筋肉により着ているチョハが破ける)



猛豚「わ、我は、りゅ、龍豚の猛豚なり・・!!」シュオオオオオオオ・・・・





ブブブブブブブブ~~~~!!
(神殿バルコニーで舞うブッチャービートル)



ニャン=ジュスト「ええい!!鬱陶しい猟虫め!!早く撃ち落とさんか!!」ブンブン(両手で頭上をはらっている)

レグヌムネコ「こいつめ!!」ズキューーーーーンドンッ

ブッチャー「カナ!!」ブッあせる(ツバはいた)

ビチャドキッ(レグナムネコの顔にかかる)

レグヌムネコ「ぎゃあああああああああ!!」ジュウウウウウウ・・・・どろん


鈴麗「あわわわわ・・・ガクブル」ガタガタガタガタ・・(バルコニーの隅っこで震えている)

フレッカー「お嬢さん。こっちだ。こっち」ちょいちょい肉球 くろ猫(神殿の中から覗いてる。片手にまだワイングラスを持っている)

鈴麗「はっサーーッッ・・・

したたたたたたたたたDASH!
(それに気づくと四つん這いとは思えぬ神速でフレッカーの下に逃げ果せる)

フレッカー「彼らは何者かね?」トクトクトク・・(壁を背もたれに腰を下ろし、どさくさに紛れて頂戴してきたワインボトルをグラスにつぐ)

鈴麗「宰相様は薔薇十字だって言ってたニャ」(壁際から半分身を乗り出し、真っ赤なリボンをつけた後ろ姿を見せながら、今だ猟虫と格闘中のバルコニーを心配そうに覗いてる)

フレッカー「薔薇十字・・・巷で噂のユクモクルセイダーズか・・・ああ・・・なるほど」フォンフォンフォン(感慨にふけりながら呑気にワイングラスを回してる。その背景ではボウガンの発砲音が響いている)




~監獄エリア....

ダッダッダッダッダッダッsss
(左右牢獄の廊下を手をつないで突っ切る千恵子、コニー、そしてその後方にユーリィの姿)

千恵子「もうすぐ出口だよ!!」アアアアア・・・(両サイドから聞こえる未だ囚われの身の囚人の懇願の叫び)

コニー「ふにゅうううう!これからどこに行くにゅ!?」アアアアア・・・


ユーリィ「・・ユクモへ・・」ダッダッダッダッダッ(ロングブーツの足音が監獄エリアに響き渡る)


コニー「ユクモ・・・・・」タッタッタッタッタッ

千恵子「あたしも一緒だよ!!」ダッダッダッダッダッ

コニー「ロイ・・ロイは!?」

千恵子「・・・・・・とにかく今は先を急ぐんだ!!」バッ(牢獄に繋がる鉄格子沿いの机で、まだのびている二人の警備兵を悠々と追い越していく)

コニー「待ってにゅ!!ロイは一緒じゃないにゅ!?」タッタッタッタッタッ

千恵子「・・・・・・・・」ダッダッダッダッダッダッ

コニー「教えて!千恵子さん!!ロイは!?ロイはどうしたにゅ!?」タッタッタッタッタ

千恵子「説明したさ!!あんたの状況も!!ニャン=ジュストという男の狡猾さもね!!」ダッダッダッダッダッダッ

コニー「じゃあ、ロイもどこかで・・・」

千恵子「・・・・・・。いいかい、よく聞きな。コニー」ピタ(長い廊下の途中で立ち止まり、コニーの方を振り向く)

コニー「ふにゅ・・・・・」

ユーリィ「・・・説得なら・・お早めに・・・」きょろきょろ(デッドフリルパラソル改を構え立ち止まる)

千恵子「コニー」スッ(コニーの前髪を撫でる)

コニー「にゅ・・・」

千恵子「あんたはこの国にいちゃいけない。あんたのその優しさは、この国では役に立たないんだよ」

コニー「・・・でも・・ロイが・・・・」

ダンびっくり(突然千恵子に壁ドンされびっくりするコニー)

千恵子「いいかい!?あんたは旦那がいなくても生きていける強さを身につけないとダメなんだ!!ひとまず・・ひとまずでいいから、あたしとユクモで暮らすんだ!!いいね!?」

コニー「ロイは・・・ロイは・・来ないってことにゅ・・?」つぅ・・・(涙がこぼれ落ちる)

千恵子「それもこれもまずは領外に出てからだ!とにかく今は逃げるんだよ!!」グン煙(コニーの両肩を力強く掴む)

コニー「うっうっ・・・どうしてロイは来ないにゅ・・・」しくしく

千恵子「あたしがいるじゃないか!?あんた、言ってたろ!?あたしを姉の様に慕ってるって・・?」(哀れみの笑みを浮かべる)

コニー「うっうっ・・・・ロイ・・・・どうして・・・・」しくしく

千恵子「あたしじゃダメなのかい!?ほら、あんた一人っ子だって言ってたろ!?あたしがあんたの姉さんになってやるからさ・・・だから・・だから一緒に逃げるんだよ!!」

コニー「ううううう・・・・・・」しくしくしくしく

千恵子「コニー!!コニー・ファウラー・・・・・・お願いだよ・・・・・・」ちょん肉球 くろ(いつもの様に、肉球を優しくコニーのおでこに当てる)

コニー「ううううううう・・・!!ううううううう・・!!」しくしくしくしく

千恵子「いいかい?逃げないと・・・・逃げないと二人共、殺されちまうんだよ!?」(号泣しながら懇願の叫びをあげる)

コニー「ロイがいなきゃダメにゅ!!ロイがいなきゃ・・ロイがいなきゃダメなんだにゅうううう!!」

千恵子「逃げるんだよ!!この牢獄から・・この国から二人で逃げるんだよ!!」

コニー「嫌にゅううううう!!」


ヒュウウウウウウ・・・・ンンン・・・・


ユーリィ「・・・・・グレネード・・・・危ない!!」バッsss


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ドワアアアアアアアアアン!!


コニー「・・・・・・・・・・」(ユーリィに抱かれたまま横たわっている)

ユーリィ「・・大丈夫・・?」

コニー「にゅうう・・耳が・・耳が痛いにゅ・・」つう・・(右耳から血が流れている)

ユーリィ「・・・・・・・・・」ちら


姜淑「見つけたわよ。侵入者さん」にや

ザザミ警備猫「イーーーーー!!」スチャ(姜淑の背後にはボウガンを構えた無数のザザミ警備猫がいる)


コニー「姜淑さん・・・・千恵子さん・・・千恵子さんは!?」ガバッ(起き上がって周囲を確認する)

ユーリィ「・・ごめんなさい・・」

コニー「え・・・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・
(硝煙の中、倒れているメイドメラルー)



ユーリィ「・・あなたしか・・救えなかった・・」

コニー「・・・・・・・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・
(いつもの様に元気いっぱいに起き上がらない、ベテランメイドメラルー)


コニー「嘘・・・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・
(真っ白のはずの千恵子のエプロンは硝煙ですす汚れている)


コニー「千恵子さん・・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・


コニー「立つにゅ・・・立って、いつものようにその優しい肉球であたしのおでこを触って・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・


コニー「千恵子さん・・・・・」ボロボロボロボロ(止められない涙が両頬をつたう)


・・・・・・・・・・・・・・・・


コニー「いやぁあああああああああああ!!!!!」(廊下に響き渡る慟哭の叫び)


To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは

6/28(日)0時更新 「狩猟でも戦争でもな」の巻


をお送り致します♪次回も見逃すニャンむぅ





「狩猟でも戦争でもな」の巻

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コニー「千恵子さん・・・・」ボロボロボロボロ(止められない涙が両頬をつたう)


シュウウウウウウウウ・・・・・・煙
(硝煙の中、横になったまま起き上がらないベテランメイドメラルー)


コニー「いやぁあああああああああああ!!!!!」





~ニャー神殿前....


猫民「わああああああ!!轟竜だぁあああああ!!」ダッダッダッダッダッ

猫民「コロニーに逃げろぉおおおおおおおお!!」ダッダッダッダッダッ(逃げ惑う猫民の背景ではセルタス警備猫を噛み砕く轟竜の姿。遠方では無数のネコ式火竜車が迫ってきている)


ワアアアアアアアアアア・・・!!
(華やかだった公開結婚式場は、一瞬にしてバトルフィールドと化し、エリアから我先にと一斉に逃げ出す猫民達)


ロイ「どいてくれ!!どいてくれ!!」

バッバッsss(悲鳴をあげながら逃げ惑う猫民達を掻い潜り、反対方向に進んでいく丸メガネをかけたレモン猫)

ロイ「・・・・・!!」

バッびっくり(空を見上げる)

ロイ「コニーが・・・・コニーが泣いている・・・」



ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・・・
(前方から轟竜のいる方向に向かってキャタピラを進ませるネコ式火竜車の一軍)


ロイ「あれは今朝、工場から輸送した・・・・おおおおおい!!僕も乗せてくれぇええええ!!」ダッ






猛豚「わ、我は、りゅ、龍豚の猛豚なり・・!!」シュオオオオオオオ・・・・



ゾフィ「あ~あ、怒っちまった。ま、無理もねぇか。片想いの王妃が、実はかつて自分が在籍した革命軍のリーダーとデキテたってんだからな。すぐに受け止めろって言う方が酷だぜふん


鉄平「フラワー。影丸と一緒に・・」


フラワー「私も戦うわ。鉄平」ビリビリ・・(長いドレスのスカートを爪で引きちぎる)

鉄平「・・・・・。それでこそクルセイダーズの一員だ。けど、無理はすんなよ」ぽんはぁ(頭に優しく肉球を置く)

フラワー「あら。私はローゼンクロイツとも掛け持ちしてるのよ?」くす


猛豚「りゅ、龍之ぉおおおおおおおおおお!!!!!」シャキーーンドキッ(宝剣を抜き、花道ステージから飛びかかってくる)


鉄平「相手は言語を受け付けない憤怒の狂気だ。いなすぞ!!」

フラワー「ええ!!」


猛豚「ガアアアアアアアアアアアア!!!!」


ダスーーーーーーーーーンぎくっ
(力一杯地面を宝剣で叩きつけステージの床を破壊する。同時に抱き合いながら飛翔してそれを交わす鉄平とフラワー)


猛豚「うおおおおおおおおおおおお!!!!」(仕留められなかった怒りを天に向かって放出する)


鉄平「ふ~。あぶねぇあぶねぇ汗迅竜の一撃必殺より、強力な叩きつけだ」シュタッ煙


ゾフィ「受け取れ!!英雄ネコにゃん!!」ブーーーーーーーーンsss


鉄平「よっと」パシーンドキッ(ドボルヘルムと王道ねこ?ぱんちを受け取る)

フラワー「来るわよ!鉄平!!」

ガションびっくり(ヘルムを被る鉄平)

あたちのモンハン日記
鉄平「やれやれ。こんなホウキみたいな武器であいつを一掃しろって?まさかな」グッ(ねこ?ぱんちの柄を強く握る)




ニャン蔵「・・・・・・(どうする・・陛下を援護するべきか、バルコニーの宰相の下にいくべきか・・・)」きょろきょろ

ショルルルルルルルルル!!
(ナルガネコ手裏剣が飛んでくる)

ニャン蔵「!!」

シューーーーーーーーン・・sss
(スーパースロー。寸でで身を反り倒し、それを避けるニャン蔵)

ニャン蔵「風魔猫か」グン(体勢を立て直す)

$あたちのモンハン日記
影丸「騎士団領での借りを返す時が来たようだな」ショルルルルルル・・パシッドキッ(ブーメランの様に手元に返ってきたナルガネコ手裏剣をキャッチする)


ニャン蔵「小賢しい」シュッ(手刀を構える)





ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・
(ネコの顔を表現したネコ式火竜車の上に搭乗する青いブレイブ装備の兵士とロイ)

ブレイブネコ兵「助かります!我がフェイリンメイリン国の兵器製造を担っている技術者のあなたが来てくだされば、猫に金棒です!!」ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・

ロイ「マニュアルを心得ているだけだ!戦闘は君たちの分野だ!!」ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・

ブレイブネコ兵「ハッ!しかしこんなめでたい日に轟竜が迷いこんでくるなんて・・必ずや撃退してみせます!!」ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・

ロイ「相手はただの原種じゃない!!知的生命体種だ!!従来の対飛竜用オペレーションで対峙しようものなら、痛い目をくらうぞ!!見ろ!!」




バラン「毎度お騒がせしまぁああああああああす!!!!」ズッダッダッダッダッダッダッsss(お得意の爆進走行)


青いどんぐりネコ兵「狙いは頭部ニャ!!外すニャよ!!」ガシッ(もう一名のどんぐりネコ兵と共に鉄製の大型どんぐり型ロケット弾にしがみついている)

青いどんぐりネコ兵「対飛竜用エイコーンミサイル射出まで、3、2、1・・・FIRE!!」


ドシュウウウウウウウウウン!!
(バルバレのそれとは比較にもならない程の高火力と推進力で、直進してくる轟竜めがけて飛んで行く。ミサイル上のどんぐりネコ兵二人は、落とされないように必至の形相でミサイルに掴まっている)


青いどんぐりネコ兵「ターゲットの頭部ギリギリまでミサイルを微調整するニャ!!」ゴオオオオオオオsss


バラン「くっだらねぇ」ペッ


スウウウウウウウウウウ・・・・・・DASH!
(その場に立ち止まり豪快に息を吸い、瞬く間に胸が鳩胸になるバラン)


バラン「いらっしゃいませえええええええええええ!!!!!ボギャアアアアアアアアぎくっ


青いどんぐりネコ兵「!?」

青いどんぐりネコ兵「飛び降りるニャアアアアアアア!!」びょーーん煙(慌ててミサイルから飛び降りる二人)


ドゴオオオオオオオオオオン!!
(バランの放った音波衝撃により空中で大爆発するミサイル。飛び降りたどんぐりネコ二人はパラシュートでゆらゆらと降下している)


ブレイブネコ兵「なっ・・・!!鉄鉱石製の追撃砲をいとも簡単に・・・」ビュオオオオオ・・(爆破の風圧を浴びながら上空を見ている)

ロイ「咆哮の音波衝撃で迎撃したんだ・・・つまりあの轟竜自体が防衛ミサイルの役割を果たしているんだ!」

ブレイブネコ兵「ではどうしろと!?」

ロイ「・・・・・・・(あの轟竜をどうにかしないと神殿にすら近づくことは出来ない・・!この騒動のうちになんとしてもコニーを救出しないとチャンスはないぞ!!考えろ・・・考えろ・・!!)」ボリボリボリ(両手で頭を掻き散らす)


ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・・
(後方より移動式荷車(車輪のホイールはもちろん肉球マーク)の上に搭載された長方形の鉄製パトリオット発射機(ネコドクロマークがプリントされてる)が追走してくる)


ロイ「ニャトリオット・・・そうだ!!あれなら最大4発まで発射出来る!!」

ブレイブネコ兵「それを時間差で撃てば、轟竜の放つ咆哮を掻い潜ってヒットさせることが出来る・・それでいきましょう!!」

ロイ「運転を頼む!!おい!!そこのニャトリオット!!止まれ!!止まるんだぁあああ!!」



ゾフィ「どけどけどけどけぇえええええええ!!!!」ダッダッダッダッダッsss(テッセンを大きく両翼に広げ突撃していく)

スパルタンネコ兵「ウミョオオオオオオオオオオ!!」ズドドドドドドドsss(並列した一軍が肉球型の三叉槍を構えながら一斉に突進していく)

ゾフィ「近接なら負けねぇぞぉおおおおおおお!!!!」(よだれが飛び散る)


シャキーンシャキーンシャキーンシャキーンびっくり(テッセンを振り回しながらスパルタンネコ兵士の一軍を貫通していく豚耳ハンター)


スパルタンネコ兵「ウミョ!?」はっびっくり

ボロン・・ふん(肉球型の三叉槍の柄が真っ二つに切断される。同時に他のネコ兵の槍も次々と落ちていく)

ゾフィ「キャハハハハハハハ!!俺様のユニークスキルは、エルトライトだろうが真っ二つに出来るんだぜぇえええええ!!!!」ビュンビュンビュンビュン煙(テッセンをまるでヌンチャクの様に乱舞して敵を寄せ付けない)

スパルタンネコ兵「ウミョオオオオオオオオ!!」ダッsss(槍を突き上げ不用意に飛び込む)

ゾフィ「はちょおおおおおおおお!!」

バガーーーーーーーーンびっくり
(扇の様なテッセンの羽で横っ面をおもいっきしひっぱたかれるスパルタンネコ。もちろん「歯」が飛ぶ)

スパルタン「ウ、ウミョオオオ・・・」たじたじ・・(一斉に怯む)

ゾフィ「どうしたぁ!?おめぇらグラディエーターキャットの力はそんなもんか!?っと、弁当屋の大将は・・・あそこか!!」ダッsss


バラン「ボギャアアアアアアアアア!!」(天に向かって咆哮を轟かせるバラン)


ドオオオオオオオオオン!!
(バランを中心に放射線状に放射される音波衝撃。辺り一面にふっ飛ばされるネコ式火竜車や猫兵達)


バラン「ケッ。この調子なら時間は稼げそうだが・・・」


ブレイブネコ兵士「ターゲット、ロックオン!!」キリキリキリキリ・・(荷車に設置された照準器で狙いを定める)

ロイ「初発準備!!外すなよ!!」

ブレイブネコ兵士「射出まで、3、2、1・・・FIRE!!」カチッドキッ


ドシューーーーーーーンsss
(長方形の発射機から勢い良く飛び立つ、鉄鉱石製の迎撃ミサイル。ここにもネコドクロのマークがプリントされてる)


ロイ「三秒後に第二射!!用意!!」

ブレイブネコ兵士「第ニ射、射出OK!!」

ロイ「3、2、1・・・FIRE!!」


ドシューーーーーーーンsss



バラン「ん・・・・?」


ヒョウウウウウウ・・・・・・ン・・・・
(上空から湾曲に降下してくるミサイル兵器)


バラン「懲りねぇ連中だぜ・・・」スウウウウウウ・・・(胸いっぱいに息を吸う)

ゾフィ「逃げろぉおおおおおお!!」ダッダッダッダッダッ

バラン「んぐっ汗」ごっくん(空気を飲んじゃう)

ゾフィ「一個撃ち落としても連射で来るぞ!!走れぇえええええええ!!」ダンッドキッ(バランの背中の上に立ち、操舵する)

バラン「んぐうううううううう!!」ダッダッダッダッダッダッsss(慌ててその場から走り出す轟竜)


ドゴオオオオオオオンバチッッ

ボガアアアアアアアアアン爆発

(ミサイル降下の大爆破を背景に、死に物狂いで逃遁する轟竜とその背中の上に立つハンター)


バラン「ぶはぁあああああああ!!一体なんだってんだよ!?」ドッドッドッドッドッドッ

ゾフィ「こんがり肉になりたくなきゃ突っ走れ!!また来るぞ!!」


ドガアアアアアアアアアン!!


バラン「クソぉおおおおおお!!連中はいつから戦争屋に成り下がったんだぁ~!?」ドッドッドッドッドッドッ

ゾフィ「こいつはひと狩りなんかじゃなく殺し合いなんだ!!いくらレア素材集めて希少な武器を作ろうが、連中のジェノサイドの前に出りゃ一発でオジャンってことよ!!」

バラン「ホワイト(ハンターズギルド)もブラック(暗黒商会)も、みんなおっ死ねってんだぁあああああ!!」ダッダッダッダッダッダッ

ゾフィ「うひょーーーー!!まだ飛んでくるぞ!!」

バラン「マジかって・・・ゲーーーーーーびっくり


ズダーーーーーーーン!!
(目の前に転がっていたネコ式火竜車につまづき、豪快に土埃を上げながら転倒する轟竜)


バラン「クソぉおおおおおおおおおおお!!」ズシャシャシャシャシャシャ・・煙(顎を大地に擦りつけながらブレーキする)

ゾフィ「やべぇ・・・・!」ちら(後方の上空を見上げる)


ヒョウウウウウウ・・・・・・ン・・・・
(迫り来るミサイル)


ゾフィ「一か八かだ!!頼むぜ・・・!!」ザッ(テッセンをクロスに構え、それに命を吹き込むように祈りを込める)


シュウウウウウウウンンンン!!
(急降下してくるミサイル)


ゾフィ「落ちろぉおおおおおおおおお!!!!」ショパアアアアアアアアアンびっくり(両手に持つテッセンをおもいっきり上空に向かって弾き飛ばす)


ヒョルルルルルルルルルル!!
(切れ味効果の働いた、鋭利なオーラを纏いながら宙を回転していく2つのテッセン)


ゾフィ「大将!!伏せろぉおおおおおおお!!」ガバッ(バランの顔面と共に地面に伏せる)



ドガアアアアアアアアアアン爆発
(見事2つのテッセンが交差するようにミサイルを切り刻み、空中で大爆破させる)



パラパラパラパラ・・・・・
(ゾフィとバランの上に降ってくる鉄くずと火の粉)


ゾフィ「しっしっしっしっし。大成功だったなイシシ」パラパラパラ・・

バラン「走りすぎてガス欠だ・・。しばらく休みてぇふん」ガックシ・・(顎を地面に落とす)





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






ズシャーーーーーーーーーーーンびっくり
(安堵する二人の目の前に、ブーメラン方式で返ってきた二枚のテッセンが落ちてきて大地に突き刺さる)


バラン「ひいいいいいいいいあせる俺の頭はやわらけぇんだ!!どいつもこいつも俺たちを見たら頭ばっかり狙ってきやがって!!」ぷんすかむかっ

ゾフィ「狩猟でも戦争でもな。ひとまずはまた生き延びれたってことよ」しっしっしっしっしイシシ

To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事雄は・・

6/30(火)0時更新 やっぱりなんも決まっておらぬaya


をお送り致します♪そんだら次回も見ようaya読もうaya読も見ようaya










フラワーとアラン隊長をご紹介♪~あたモン登場人物紹介☆

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~心弾ませなさい!!
我が故郷伝統の熱き火花を堪能出来ることに!!

あたちのモンハン日記
フラワー(Flower)

出生:龍之鉄平と同じ新大陸の集落(おそらく例の嵐龍騒動の被害を受けていることから、渓流地区の集落であると推測出来る。参考「BlueCat's Revenge~vol.8「Patience..」の巻」

来歴:同郷で幼馴染の龍之鉄平の婚約者。嵐龍が起こした天災被害により、一度は生死不明と判断されていたが、運良くロックラック近郊の砂漠地区でローズダンテ・ローゼンクロイツによって発見され、治療を受ける。長い昏睡状態から目を覚ました彼女の毛色は、点滴に使用された古龍の血の影響を受け、黄虎からグレープ(紫色)に変色してしまう(ラインハルト公の見解では、古龍の血の副作用が龍属性エネルギーの象徴カラーである赤紫に毛色を変色させてしまったという)。現在はラインハルト公の気遣いもあり、ユクモ近郊の現地調査という名目で、ユクモ~フォンロン(帝国軍本部が所在)のメッセンジャーに任命されている。月に一度の報告義務という形式で、これによりクルセイダーズと帝国軍の情報交換も可能になったとみられる。クルセイダーズではローズダンテのオトモとして在籍している(「みんなで最高のハロウィンにしましょう♪」の巻参照

人物:ひたむきな愛情を鉄平に捧げながらも、自身の命を救ってくれたローゼンクロイツにも忠誠心を怠らない実直な心の持ち主。彼女がローゼンクロイツに救われ、ローズダンテの世話係を務める様になってからも、鉄平に対する想いを押し殺し、会いたい気持ちを拒絶したのも、全てはローゼンクロイツに対する義理と、フラワーが死んでしまったと思い、今を生きる鉄平を気遣っての配慮があればこそであった。その信念の強さからか、思い込みもまた強い様で頑固一徹な面も持つ、実直な彼女らしいエピソードである。神速の恩恵を受けてからは、大胆不敵な行動力もみせ、単騎でEWNの刺客である鋼龍に立ち向かうなど、勇敢で頼もしい姿勢もみせる。

古龍の血の影響:点滴に使用された古龍の血が見事適合したフラワーは、龍風圧をも突破出来る程の神速を持つ脚力と、それを可能にする心肺機能の強化を手に入れた。ローズダンテ曰く、その足の速さは「ニャンコパワー4800万スカラー肉球量」という、新大陸猫リンピックも真っ青な数値を叩きだしてるほどだと豪語する(「・・げばげば・・」ぽかーんの巻参照

異名:威風堂々と心地良い風の様に現れることから、帝国軍内では「颯爽のフラワー」と呼ばれている。彼女がレックスのパリコヘルムを被っているのは、同じく驚異的なスプリントを誇る轟竜を敬愛している証拠だろう。

ユクモでの居住場所:川村家、旧カーブーの部屋。現在カーブーの家には、ニャーク、アラン、ニャ太郎、影丸、フラワーの猫族五人と(狭義にはニャークは猫ではないが・・)、そしてロージーと居候で溢れかえっているようだ(カーブーが渓流の旧居住区にある賃貸物件に引っ越した為、空き部屋になったカーブーの部屋を♂猫部屋に、元々の客間をロージーとフラワーが使っている。余談だが、ロージーは名家の権威を使い、勝手にリフォーム会社を呼んでは、勝手に各部屋を改築している様子。アランが酔っ払って部屋の壁を引っ掻いても平気な様に、壁紙を「ブヨブヨした皮ベース」のシートに変え、思いっきり走ってぶつかっても平気なほど「ぽよぉ~ん」としているらしい。ロージー曰く、近い未来には自身の使っているベッドの上で飛び跳ねたら、布団ごと屋根を突き抜けて脱出できる「システム」に改造したいらしい)。この様にすっかり猫屋敷化してしまった川村家だが、カーブーの母、まさ子は皆を実の子供の様に扱うなど、母親特有の底知れぬ寛容力を見せている。

初登場:BlueCat's Revenge~vol.1「復讐の蒼猫登場!!」の巻





~抗う心!!そういう信念で俺たちゃ革命を生き延びたんだよ!!なぁロベスニャエール宰相!!
あたちのモンハン日記
ジャン・ジェローム・アラン(Jean・Jerome・Alain)

出生:ゲスコ領内の小さな集落

人物:内紛地区(ゲスコ自治区に関しては後述)で生まれたこともあり、ボウガンを扱う技術やサバイバル術は幼少期から強制的に学ばされていた様だ。そういった過酷な環境下で育った成果もあり、その射撃の技量は人間以上に鋭いものを持っている。青年期頃より領内のゲリラ活動に参加していた様で、自身を「戦争マニアの甲斐性なし」等と自虐的な揶揄をしている場面も多くみられる。ニャンコ百年戦争(後述記載)にも参加していた様で、その時は特攻部隊所属だったという。結婚歴があり、娘が一人いる。配偶者は、自ずから戦争に身を投じてしまうアランを見かね別離を決意。現在は再婚を果たし、家族三人で仲睦まじく旧大陸の都市で暮らしている様だ(「やさしい肉球の猫に、悪い猫はいないよ」の巻参照)以上の経歴から、旅先でもつい、マイノリティの味方をしてしまう「気質」にあるらしく、その人柄や性格、人間力はボニーや純平をはじめ、種を問わず多くの者を惹きつける(現にボニー達はフニャンコ革命が終わった今でも、当時在籍した部隊長であるアランのことを隊長と呼んでいる)。また作者からみても、一番明言の多い人物(猫)でもあり、登場人物紹介の各キャラ明言を選出するのも一苦労だったとか・・。

初登場:「裂き縄の戦い・前哨戦」の巻

愛称?:ファイヤージンガーには「クソひげグラサンおやじ」と呼ばれている・・。

使用ボウガン:M700型のシンプルな狙撃銃。今までアランが使用するボウガンの形態特徴を記すことはなかったが、これを機にト書きへの記載もあるかもしれない。いやあるだろう。アラン登場の頃はより稚拙な内容だった為、とは口が裂けても言えないのだ汗

戦歴:対サザンゴッドのミュータントハンター
「永遠に真の闇夜を彷徨いな」の巻(余談ayaこの回のラストカットは70~80年代のアニメでよく使われていた手法を想像して頂ければ、よりおもしろかっこ良くみえるだろうか)

対イャンクック原種
「ブーちゃんの旅路~愛する主人に逢う日まで・・~完結編」の巻

対峯山龍(ブラックガーディアンの移動拠点戦艦)
「とんだ大討伐クエストだこと」の巻

ゲスコ自治区:あたモンオリジナルの新大陸、大砂漠北東にある独立地域。古くから内紛の絶えない地域の様で、自治区と呼ばれていることから、元は独立国を称した国家形態があったのかもしれない。あたモン連載当初から、しばしば「ゲスコの軍人」というワードやたとえ話の対象として、その名が登場している。

ニャンコ百年戦争:新大陸で起きた、暗黒マタタビ地獄団と薔薇猫騎士団とによる長期的な戦い。こちらもしばしば登場する歴史的事項である。冴島一也が参戦していた。ユクモ薔薇十字とフニャンコ革命で活躍した聖猫騎士団の名の由来は、この薔薇猫騎士団にある様で、その騎士道精神は多くの新大陸民に影響を及ぼしているとみられる。





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パリコもパートニャーも現代狩猟社会においては、ハンターには欠かせない頼もしいサイドキック♪いつでも大切にしてあげましょうね(´v`)にこっ んだば次回の「あたちのモンハン日記」ジ・ストーリーモードは題して「七夕スペシャル☆豪華三回連続ストーリーモードビックリマーク(要するに7/7(火)までストーリーモードを連続でお送りするということaya)」をお送り致します♪聖域編第二章もいよいよクライマックス!!その第一弾更新日はぁ~・・

7/3(金)0時更新 「Fight fire with fire」の巻


千恵子の死に、慟哭と憤怒のインフェルノを放出するユーリ・アンナ・ディオマリア!灼熱地獄と化す地下エリアからコニー・ファウラーを連れ、無事に脱出することは出来るのか!?次回も見逃すなえっへん






「Fight fire with fire」の巻

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猛豚「りゅ、龍之鉄平ぇええええええええ!!!!」ドシャーーーーンぎくっ(宝剣を地面に叩きつける。フラワーを抱きかかえ颯爽と交わす鉄平)

あたちのモンハン日記
鉄平「決着つけたいのは山々なんだがな」シュタッ煙


フラワー「混乱に生じて逃げれないかしら!?」


鉄平「お人好しなんだ。サブクエストの完了待ちってな」ちら(神殿の方を確認する)

フラワー「??」

鉄平「それまで時間稼ぎだ」


ドシャーーーーーーーーーーーンぎくっ
(またも渾身の一撃をかましてくる猛豚。それをいなす様にジャンプして交わす鉄平とフラワー)





~神殿内、地下エリア....


シュウウウウウウウウウ・・・・・・・
(硝煙の中、横になったまま起き上がらないベテランメイドメラルー)


姜淑「フフフフ・・・一石二鳥とはこの事ね・・・・あっはっはっはっはっはっは!!」


コニー「千恵子さん・・・・」ふらふら・・(呆然と千恵子の亡骸に近づこうとする)

たしっドキッ(それをユーリィに止められる)

コニー「離してにゅ!!千恵子さんはまだ生きてるかもしれないにゅ!!」グングンsss

ユーリィ「よく聞いて」

コニー「・・・・・・・・」

ユーリィ「・・小生はあなたをここから無事に脱出する様、あの人に頼まれた・・だからあなたの意思に反してでも、ここから脱出させてみせる義務がある・・」チャッ(デッドフリルパラソル改を構える)

コニー「だから人間は冷酷な生き物だって言われるにゅ!!あたしは・・あたしは・・」

ユーリィ「・・今のあなたに何が出来るの?・・」ちら(実に冷ややかな目でコニーを見下ろす)

コニー「あなたみたいな人間に・・あたしの気持ちは分からないにゅ!!」

ユーリィ「・・そう・・それでも小生は・・あの人に与えられたクエストを敢行する義理がある・・」

コニー「義理・・?」

ユーリィ「・・そう・・そしてあなたはその温情に報いる為にも、死に物狂いで生き延びなければならない・・」

コニー「・・・・・・・・・」ちら(千恵子の亡骸を見つめる)


千恵子「あらやだ。褒めたってなんにも出ないぞ、コニー・ファウラー」ちょん肉球 くろ


コニー「・・千恵・・子・・さん・・・・」ぐすん


千恵子「はっはっはっはっは。頑張りなよ、コニー♪」

千恵子「あ~もうちくしょう~!その逆だよ!あたしもあんたと働けて光栄だよ♪」ぎゅっ



コニー「千恵子さん・・・・」ぼろっ(止められぬ涙がこぼれ落ちる)


千恵子「いいかい!?あんたは旦那がいなくても生きていける強さを身につけないとダメなんだ!!ひとまず・・ひとまずでいいから、あたしとユクモで暮らすんだ!!いいね!?」

千恵子「あたしじゃダメなのかい!?ほら、あんた一人っ子だって言ってたろ!?あたしがあんたの姉さんになってやるからさ・・・・だから・・だから一緒に逃げるんだよ!」



コニー「そうにゅ・・・あたしがもっと・・・」

千恵子「逃げるんだよ!!この牢獄から・・この国から二人で逃げるんだよ!!」


コニー「あたしがもっと強ければ千恵子さんは死なずに済んだにゅ!!」ボロボロボロボロボロ・・


姜淑「今生の別れはもういいかしら?コニー・ファウラー」スチャ(その後ろで一斉にボウガンを構えるザザミ警備猫達)

コニー「姜淑さん・・・どうしてこんな・・・・どうしてこんな酷い事をしたにゅ!?」

姜淑「酷い?それはこっちの台詞よ。あなたこそ、なぜそんな人型の侵入者とここにいるのかしら?」

コニー「そ、それは・・・」

姜淑「半田千恵子は反逆罪により相応しい最期を遂げた。何をしようとしていたかは定かではないけど、よりによって人型と企てて、神殿に対し謀反を起こしたのは見て分かるわ」

コニー「あなたに何が分かるにゅ!!千恵子さんは・・千恵子さんはあたしを助ける為に・・・」

ユーリィ「・・もういい・・」スッ(コニーの前に出る)

コニー「ぐすん・・ぐすん・・」

ユーリィ「・・背中に掴まって・・」

コニー「え・・?」

姜淑「人型風情の不法侵入者が。大人しくなさい!!あなた方がここで何をしていたのかはギロチン台の上で答えるといいわ!!」パン煙(手持ちの扇を広げ、それをユーリィに向ける)




「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~





~ニャー神殿前....



ゾフィ「立てるか?弁当屋の大将」


バラン「結構走ったからな・・・なに・・少し休めば・・」


ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・・煙
(蜃気楼越しにバラン達を四方から囲ってくる、様々なネコ式兵器とスパルタンネコ兵士の軍隊)


ロイ「・・・・・・・・・・」ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・(ネコ式火竜の運転席越しに二人を見ている)


バラン「つかの間のアライブでなきゃいいんだがね」

ゾフィ「やれやれだ。英雄ネコにゃん達を逃がすつもりの俺たちが、こんなところで先にリタイヤってか?ごめんだね」ズシャ・・(地面に突き刺さっている二枚のテッセンを引き抜く)

バラン「俺もだ。賞金稼ぎと心中したなんて仲間に知れてみろ?あの世でも同族に笑われちまう」むくっ(その場で起き上がり、横に立っているゾフィとは逆方向の敵に睨みを利かす)

ゾフィ「俺だってこんな所で死ぬつもりはねぇ」

バラン「手段があんのか?」

ゾフィ「さぁね。けど、ユーリィがいねぇ所で死ぬのだけは勘弁だ。俺とユーリィは生まれた時も同じなら、死ぬ時も一緒だって決めてるんだ」にや



姜淑「さぁ!大人しく捕まりなさい!!動けば蜂の巣にするわよ!!」

ユーリィ「・・しっかり掴まって・・」

コニー「・・・・・・・・」こく(ユーリィの背中におんぶしてる)



バラン「そういやよ、お前の双子のねえちゃん。あいつもおめぇみてぇなユニークスキルっつーのか?持ってるんだろ?」

ゾフィ「ねぇよ。ユーリィには」



姜淑「こっちにいらっしゃい。反逆者のお二人さん・・・」フフフ・・・

ユーリィ「醜い」

姜淑「!?」



バラン「・・ないって・・普通のハンターと同じってことか。大丈夫か?神殿内はここよりも危険かもしれねぇぞ」

ゾフィ「ばぁ~か。ユニークスキルがあれば生き延びられるとは限らねえよ。今の俺みたいにな」

バラン「ほぉ・・」

ゾフィ「ユニークスキルを天賦の才能だと勘違いして、なんの努力もしてこなかった俺とは対象的に、ユーリィはいつも努力をしていた。昔っから本ばっかり読んでてな。物心つく頃には、大人顔負けの知識と見識を持ってたんだぜ?だから俺はユーリィの言うことに従うんだ」

バラン「頑張り屋さんだからか?」

ゾフィ「それもあるが、ちとブチ切れると手に負えねぇところがあってな」ぽりぽり



姜淑「醜い・・・この私が・・?」

ユーリィ「・・そう・・あなたの心は欲という醜悪なウイルスに侵され、顔まで穢れてしまっている・・この子と・・あの母なる愛情を持った猫さんと違って・・」しくしく・・(背中で泣きじゃくるコニー)

姜淑「・・私が・・半田千恵子に劣るとでも・・?」グシャッ(片手に持つ扇を握りつぶす)

ユーリィ「・・そう言った・・」

姜淑「人型の小娘に何が分かる!!もういいわ!!衛兵!!あの二人をすぐに半田千恵子の下に送ってやるのよ!!」

ユーリィ「懺悔するのはお前だ」キッ



ゾフィ「一度怒ると気が済むまで発散しねぇと収まらねぇタチなんだ」

バラン「獣人種と同じで、見かけによらずバイオレンスってわけだ」

ゾフィ「その背徳の激憤を解放させてくれるのが、ねえちゃんのアイデンティティと言っても過言でもない、自慢のお手製ボウガンってわけよ」

バラン「ボウガン・・あの肌身離さず持ってる、傘のことか?」



姜淑「撃ち殺してしまいなさい!!」バッ

ユーリィ「Fight fire with fire」にや・・



ゾフィ「ああ。あの漆黒のデッドフリルパラソルこそ、ねえちゃんのユニークスキルそのものなんだ」にや



ゴオオオオオオオオ!!
(デッドフリルパラソル改から放たれる爆炎)


姜淑「ぎゃああああああああああ!!!!」ジュウウウウウ(火先が顔を擦り、肉が焼ける音を立てる)

ユーリィ「業火に浄化されろ!!!!
猫の姿をした悪魔共めぇええええええ!!!!!




ブオオオオオオオオ!!
(火炎の範囲を広げ警備兵諸共、灼熱地獄の渦に飲み込む)



ゾフィ「その怒りの焔を、神界にある活火山、ダンテズ・ボルケーノのマグマに因んで付けられたのが・・」



ザザミ警備猫「ぎゃああああああああああああ!!!!」ボオオオオオオオオうぉーっ!(全身炎に包まれ、体表がみるみるうちに炭化し、黒焦げになっていく猫兵達から立ち上る火煙が、まるで取り憑いていた悪魔の影の様に見える)



ゾフィ「ダンテズインフェルノのヒーラー、それがユーリ・アンナ・ディオマリアの異名さ」



ユーリィ「キャハハハハハハハハ!!!!
燃えろ・・焦げろ・・融けろ・・焼け死ねえええええええ!!!!



ゴオオオオオオオオオ炎
(狂騒に満ちたヒーラーの形相が火炎放射の明かりに照らされより不気味に見える)


コニー「ふにゅううううううう!!」たしっ(必死にユーリィの背中から振り落とされないよう両肩にしがみつく)

ユーリィ「・・あ・・平気・・?」ころ(っと表情が変貌し、いつものおねえちゃんに戻る)

コニー「はぁ・・はぁ・・・い、今のうちにゅ!!」

ユーリィ「・・御意・・」ボボボボ・・・・(火炎放射を徐々に弱め完全に止める)


プスプスプスプスプス・・・・・煙
(目の前は大惨事の跡で、無数のザザミ警備猫の焼死体が転がっている)


ユーリィ「・・レッツ、ジェイルブレイク・・」バッはぁ(黒焦げになったザザミ警備猫の遺体の山をジャンプ一番で飛び越す)

コニー「待ってにゅ!!」

ユーリィ「??」シュタッ煙

コニー「・・・千恵子さんも・・・・千恵子さんも灰にしてあげて欲しいにゅ・・」ちら(後方を振り返って見る)

ユーリィ「・・・・・・・・。・・肉体への未練を断ち切り・・・魂よ・・・解放されろ・・」カチッ



$あたちのモンハン日記
ボオオオオオオオオオオオオ!!




ユーリィ「・・・・・・・・・・」ボオオオオオ・・・・(立ち止まり遠方の火葬を眺めている)

コニー「・・・・・・・・・・」ボオオオオオ・・・・(瞳にその聖なる炎が映る)

ユーリィ「・・安らかに・・」


ゴオオオオオオオオオ・・・・


コニー「・・・・・・・・・・・・・」

ユーリィ「・・さ、行きましょう・・」

コニー「・・え・・?」

ユーリィ「・・・・・・・(・・この子、右耳から血が出てる・・・さっきのグレネードの強烈な爆発音で・・・難聴になってしまった・・・)」ボオオオオオ・・・・・

コニー「これで・・・これで千恵子さんも、この国から解放されたかにゅ・・?」

ユーリィ「・・それは生き延びた者の・・都合のいい解釈・・」(少し大きい声で喋る)

コニー「・・・・・・・・」しゅん・・

ユーリィ「・・けど・・」

コニー「??」

ユーリィ「・・あの人の尊い命を糧に、あなたはその贖罪を背負いながら、彼女の分まで生き永らえる義理が出来たのは事実・・」

コニー「・・・・はいにゅ・・!!」ぐずん(泣くのを必死に堪えながら頷く)


ボオオオオオオオオオオオオ・・・・


コニー「・・・・・・・(千恵子さん・・・ありがとう・・・・あたしは絶対にあなたのことを忘れない・・・・絶対に・・!!)」


ゴオオオオオオオオオオオ・・・・・
(燃えたぎる炎の廊下を背景に走り去るヒーラー装備のハンター、その背中におぶさるメイドアイルーの姿)





鉄平「しつけぇっての!!」ドシャーーーーーーンぎくっ(フラワーを抱いたまま猛豚の一撃をバックステップで交わす鉄平)

猛豚「そ、その手を離せぇえええええええ!!!!」ブーーーーーーンsss(宝剣を薙ぎ払う)

鉄平「やなこった!!もう二度と・・もう二度とフラワーを一人にさせねぇ!!これからはどんな任務も二人一緒でこなすんだ!!俺はそうここに誓ったんだ!!」ビュン煙(しゃがんでそれを交わす)

フラワー「鉄平・・・」

猛豚「ウオオオオオオオオオオオオ!!!!」バシューーーーン炎(怒りの気を全快に放出する)




ニャン蔵「しつこいぞ!!風魔の使いめ!!」シャキーンシャキーンびっくり(手持ちの小太刀でナルガネコ手裏剣を弾く)

$あたちのモンハン日記
影丸「我が主に代わり、貴様の首を斬る!!」シャキーンシャキーンびっくり


キーーンびっくりキーーーンびっくり
(ピラミッド型の神殿の上を駆け上がる様にして打ちあう二人の忍び猫)


ニャン蔵「ええい!!(このままバルコニーまで上がり、宰相と合流するか・・)」キーンコキーーンびっくり



フレッカー「バルコニーでは?まだやりあってるかね?」ゴクゴク・・(壁を背もたれに呑気にワインを飲んでる)

鈴麗「ニャ」こくり(両膝を床につき、こっそり壁から身を乗り出してバルコニーを考察する)


ズキューーーーーーーーーーンsss
(その真上を銃弾が飛んでいく。自慢のでっかい真っ赤なリボンに穴が空く)


鈴麗「ひいいいいいいいいガクブル」サッ(慌ててフレッカーの隣に座る)

フレッカー「私としては、ここで彼に逝ってもらっても構わないのだが・・・」トプトプトプ・・(グラスに手持ちのワインを注ぐ)


ブッチャービートル「カナカナカナカナカナ!!」ブウウウウウウウウンsss

ニャン=ジュスト「何をしている!!早く撃ち落とさんか!!(陛下は龍之鉄平と対峙・・その後方ではクルセイダーズの轟竜・・・・何故だ?王妃奪還が叶った今、どうして奴らは退却をしない・・?)」

レグヌムネコ「こいつめ!!落ちろ!!」ズキューーーーーンsss

ブッチャービートル「ブキャーーーーーー!!」ギューーーーーーーン煙(レグナムネコ目掛けて急降下する)


グサッ血(甲冑から出ている顔面を角で一突きされる)


レグナムネコ「ぎゃあああああああああ!!!!」

ニャン=ジュスト「ええい!!(ひとまず退散だ・・!!)」バッsss


モクモクモクモクモク・・・・・煙
(神殿の中より煙が立ち上ってくる)


ニャン=ジュスト「!?」


鈴麗「ゴホゴホッ!!煙ニャ!!」

フレッカー「ふむ・・・・そうか・・連中の狙いは、地下にあったか。ユクモクルセイダーズねぇ・・・なるほど・・」ふむふむ

鈴麗「呑気に感想「述べて」ないで、逃げるニャ!!」ぺち~んびっくり(おじさん猫の頭をひっぱたいた)



モクモクモクモクモク・・・・・
(ピラミッド型神殿の俯瞰図。至る所から煙が立ち上っている)


To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

7/5(日)0時更新 「ま、これで結婚式は中止だな」の巻


をお送り致します♪ほにゃら次回も咆哮あげて読もうあぁっ?!見ようあぁん?テーブルをひっくり返そうDASH!
=おかわりなしで決定ドキドキ




「ま、これで結婚式は中止だな」の巻

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モクモクモクモクモク・・・・・煙
(神殿の至る隙間から煙が立ち上がっている中、ピラミッド式の階段を駆け上がりながら斬り合う二人の忍猫)


$あたちのモンハン日記
影丸「ヤァ!!(この煙はボニー殿達の仕業だろう・・・ということはサブクエストも成功したとみていいか・・!)」キーーンキーーンびっくり(ナルガネコ手裏剣で迫り来る小太刀を打ち返す)


ニャン蔵「小賢しい田舎の自警団め!!一体何をした!?」シュッシュッsss(小太刀を突き刺しながらバルコニーの方へと駆け上がる)

影丸「ほざけ!忠義のかけらもない伊賀猫が!!貴様こそ、仮にも国王である猛豚よりもニャン=ジュストの方が心配か!?」コキーーンコーンキーーンびっくり

ニャン蔵「黙れ!!龍之ごとき非力に陛下がやられるとでも思うか!?」バッsss(階段上でバク転をかまし、一気にバルコニーの方へと飛んで行く)

シュタッ煙(見事バルコニーの手すりに着地するニャン蔵)

影丸「逃がすかぁあああああ!!」ブーーーーーンsss(ナルガネコ手裏剣をおもいっきり投げつける)

ニャン蔵「また会おう。風魔」

ホワッ煙
(手すりからまたしても後方バク転にて手裏剣を交わし、神殿内へと消えていく)

ブッチャービートル「カナカナカナカナァアアアア!!」ブブブブブブブsss(ここぞと言わんばかりにニャン蔵に強襲をかける)

ニャン蔵「猟虫ごときの攻撃を二度も食らうか」シュタッ煙ひょんsss(着地と同時に投げナイフを投げる)

ブッチャービートル「ブキーーーー!!」ション血痕3(投げナイフが左半身をかすめて飛んで行く)


シュタタタタタタタタタ・・・・
(その隙に神殿内へと消えていくニャン蔵)


ブッチャービートル「ブキ~~~~!!」シュタッ煙(着地するも腹部から血を流している)

影丸「もうよい!追うな!」たしっ(猟虫を掴み上げる)

ブッチャービートル「ブキキキキ・・・!!」(影丸の肉球の上で悔しがってる表情をみせる)

影丸「止血が先だ。手持ちの薬草を塗ってやろう」スッ

ブッチャービートル「ギギギギギギ・・!!」ぬりぬり

影丸「よく一人で撹乱したな。見事であったぞ」ぽんはぁ(薬草を塗り終えた合図と同時に、賛辞のスキンシップをとる)

ブッチャービートル「カナカナカナカナ。カナブッブ、ケショーン」(実に反抗的な面構えで長台詞を喋る)

影丸「む・・ユーリィ殿か?心配いらん。この煙はきっとボニー殿らの仕業だ。我らは下に降りて皆の援護をしよう」

ブッチャービートル「ブキ」こくり





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






ゴオオオオオオオオオオオオ!!
(コニーをおんぶし、デッドフリルパラソル改で放火をしながら廊下を走るユーリィ)


ユーリィ「・・あはははははははは・・」ゴオオオオオオオオ炎(声だけ笑っているものの顔は素の表情で、天井や壁に向かって狂騒的に放火しまくっている)

コニー「な、なんで壁を燃やすにゅ!?」ゆっさゆっさ(落ちないように必死にユーリィの首に掴まっている)

ユーリィ「・・追手を振り切る為・・!!」(右耳の聴覚が弱まったコニーに聞こえるような大きい声で答える)

コニー「ふにゅうう・・・でもなんでこんなに壁が燃えるにゅ・・」きょろきょろ

ユーリィ「・・太古の焼夷剤・・!!」ゴオオオオオオオオオ炎

コニー「それはなんにゅ?」ゆっさゆっさ

ユーリィ「・・小生がブラックマーケットで・・入手した古代文書を元に作った・・!・・モンスターの油にネンチャク草、火薬草を混ぜ合わせることで・・対象物への付着が容易に出来る・・!」ゴオオオオオオオオ炎

コニー「ひいいいいいガクブルやっぱり人型の発想は恐ろしいにゅあせる

ユーリィ「・・こわい・・!?」ゴオオオオオオオオ炎

コニー「・・平気にゅ。だってあたしの旦那は、兵器製造の仕事をしているから。それにもう泣かないって決めたんだにゅ・・・千恵子さんの様に強くなるんだにゅ!!」ぎゅっ

ユーリィ「・・あなたなら・・」グンsss(デッドフリルパラソル改を前方に構える)

セルタス警備猫「ウキィイイイイイイイイイ!!」バビョーーーン煙(曲がり角から突然現れ、あのドリルの武器を向けてすっ飛んでくる)

ユーリィ「・・出来るもん・・!!」ゴオオオオオオオオオ炎(火力最大で一瞬してそれを焼き払う)

コニー「・・・・はっびっくりもう一人いるにゅ!!」ビッ(猫指を指す)

セルタス警備猫「ウッキィイイイイイイイイイ!!」バビョーーーンsss

ユーリィ「・・ちっ・・!」ガションびっくり(すかさずナパームカートリッジを入れ替える)

やあああああああああ!!

ユーリィ「!?」


バキーーーーーーーン!!
(空中上のセルタス警備猫をその後方から現れたギルドネコ装備の猫が剣で叩き落とす)


セルタス警備猫「ブギャーーーーーー」スダーーーンびっくり


$あたちのモンハン日記
ボニー「よっと。またずいぶん派手にやらかしてるみたいじゃないか」シュタッ煙(着地するなりユーリィが歩いてきた火炎の軌跡を確認する)

ユーリィ「・・そっちも成功したみたいで・・」

ボニー「まぁね。っと、君がコニーさんかい?はじめまして、ボクはユクモのボニーだよ」ひらり(ハットを取り優雅な挨拶をしてみせる)

コニー「・・ボニー・・さん・・」

ユーリィ「・・脱出ルートは・・?」

ボニー「お任せあれ♪」トンはぁ(自信ありげに胸を叩いてみせる)






ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・・煙
(背中合わせにして立つバランとゾフィの四方を囲う、様々なネコ式兵器とスパルタンネコ兵士の軍隊)

ロイ「観念した様子だな・・・(しめたぞ・・人型も一緒だ・・・ここでこの侵入者達を倒し、あの女を牢獄に連れて行くという口実で、正々堂々、監獄エリアに入れる)」ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・(ネコ式火竜車の運転席越しに二人を見ている)



ゾフィ「よぉ大将。充電は出来たか?」ザッザッザッザッ・・(その横顔の背景には槍を構え隊列を成すスパルタンネコ兵士の群れ)


バラン「こいつらを突貫出来るくらいのスタミナならな。が、ここで使い果たしちまったら、鉄平達を乗せてこのエリアから脱出するのは厳しいだろうな」ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・・・・(最新式のネコ式火力兵器が迫り来る)


ゾフィ「そうかい。ま、そんなこともあろうかとよ・・・おう、こっちに首向けろ」

バラン「はぁ?」ちら

ブーーーーーーーーンsss(謎の液体が入った小瓶が飛んでくる)

バラン「ああ?」

ガポーーーーーーんはぁ
(大口を開けたその中に消えていく謎の小瓶)

ゾフィ「さてクイズです。俺が今しがた、疲労気味の轟竜に飲ませた小瓶に入っていた、実にあやしげな溶液とは一体なんなのでしょう?」にやキラーン

バラン「はぁ?」ごっくんちょ


ロイ「侵入者共!!大人しくしろ!!(そうもいかないのは百も承知だが・・)」(メガホンで勧告する)


バラン「なんなのでしょうって・・・おっ?おおっ!?」ドックン・・ドックン・・!

ゾフィ「クイズってのは考えることに意義があるんだぜ!?」バッ煙(バランの首にしがみつくように跨る)


ロイ「(何より時間が惜しい。悪いがここで一気に決着をつける!!)構わん!!全軍、一斉射撃・・・」バッ

蒼のブレイブネコ兵士「待ってください!!轟竜の様子が・・!?」

ロイ「!!」


バラン「ウオオオオオオオオオオオオ!!??」ドックン!!ドックン!!

ゾフィ「最も思考能力を吹っ切っちまうほど、アドレナリン全開モードになったら話は別だがな」ぎゅっ(しっかりと首を抱く)


ロイ「あの症状は・・・・まさか・・!?」


ゾフィ「正解はぁ~・・・」




ドゥオオオオオオオン!!


ゾフィ「狂竜ウイルスでしょう」にや

バラン「ゲフッ」(眼の色がヤバゲに真っ黒に染まり、吐く息も毒々しいほどの黒紫)


蒼のブレイブネコ兵士「なっ・・・豹変しただと!?」

ロイ「違う。狂竜ウイルスが発症したんだ」


バラン「・・・・・・・・・・」じろじろ(実にやばげな真っ黒な目で周囲を考察している)

ゾフィ「さて・・吉と出るか凶と出るか・・・」


ロイ「だがあの外観は資料で読んだことのあるモルテンレックスそのもの・・・知的生命体種の轟竜が狂竜ウイルスに感染したものが希少種に・・?いや待てよ・・」ぶつぶつ

蒼のブレイブネコ兵士「構わん!!一斉攻撃開始だ!!」


ゾフィ「お騒がせといこうぜ!!」パァ~~ンびっくり(おもいっきしバランの頭をひっぱたく)

バラン「ボギャアアアアアアアアアアア!!!!



ドゥオオオオオオオン!!
(バランを中心に、咆哮の轟音による音撃波が放出される)



蒼のブレイブネコ「ムミャアアアアアアアアア!!」ドーーーーーーンsss(兵器に搭乗している猫達が次々と吹っ飛んでいく)

ロイ「こんなの論理的じゃなぁあああああああいあせる」ガシッ(両手でしっかりとネコ式火竜車を掴んで飛ばされないようにする)


スパルタンネコ兵士「ガアアアアアアアドッ!!」ガシンドキッ(持ち前のまあるい鉄盾(もちろん肉球のエンブレムが装飾されている)で一斉にガードし音撃波に耐えてみせる)


ゾフィ「あっちだ、大将!!舵なら俺に任せろぉおおおおお!!」

グキンぎくっ(馬鹿力で首をねじ曲げる)

バラン「ぎゃああああああああああ!!!!


ズドドドドドドドドド!!
(発狂してるからなのか激痛からなのか、凄まじい推進力をもって爆走する)


バラン「ぎゃあああああああああああ!!!!」ズドドドドドドドsss

ゾフィ「キャハハハハハハ!!どけどけどけどけぇえええええええ!!」(宙に揺られながら首をしっかりと掴んでいる)


スパルタンネコ兵士「ゲッ!?こっちに来るぞ!?」

スパルタンネコ兵士「後ろは神殿だ!!行かせてなるものか!!グラディエイターキャットの底力・・」


ズドドドドドドドドド!!
(一瞬にしてすっ飛ばされるネコ兵士の群れ)


ゾフィ「いいぞぉ~!!おっと!!もうちょい・・」

グインはぁ(宙に揺られながら、バランの首をしっかり両手で掴み全身で反動をつける)

ゾフィ「右だ!!」

ゴキッぎくっ(強引に首を曲げる)

バラン「ぎゃあああああああああああ!!!!


ズドドドドドドドドドド!!
(バラン視点。煙を立てる神殿にみるみるうちに接近していく)


ゾフィ「よし!そのまま一直線だ!!」ドドドドドドドドsss

バラン「ホぎゃああああああああ!!」ズドドドドドドドsss


ロイ「ふぅ~・・・行ってくれた・・って、そうだ!コニーを!!」

蒼のブレイブネコ兵士「奴らを逃がすな!!追うぞ!!」ガシッ(ネコ式火竜車のハンドルを握り、足元のアクセルペダルをシュコシュコと踏み倒す。ロイお手製のネコ式火竜車は蒸気機関なのだ!)

ロイ「ちょ、ちょっと待て!そんなに圧縮したら・・」


ガガガガガガガガガガガ!!
(キャタピラが壊れんばかりに疾駆するネコ式火竜車。他のネコ式兵器もそれに続かんとレースを開始する)


ロイ「あわ・わ・わ・わ・わ・わ!!(我ながらとんでもない走行力だあせるけど、これで一気に神殿に近づける!!)」ガガガガガガガぶるぶる

蒼のブレイブネコ兵士「FIRE~~!!」ドオオオオオオオオンドンッ(いきなしどんぐり砲弾を撃つ)

ロイ「ええええええええ!?」



$あたちのモンハン日記
ボニー「やった!出口だよ!!」バガーーンびっくり(神殿下のドアを仲良く蹴っ飛ばして勢い良く出てくるボニーとおねえちゃん。コニーはユーリィにおんぶされている)


ユーリィ「・・あ・・」

コニー「にゅうううう!?」



ヒョウウウウウウ・・・・・・ン・・・・・
(こっちに飛んでくるどんぐり実弾)



ボニー「退避ぃ~~~あせる」バッsss(慌てて今一度神殿内にダイブする一同)



ドガアアアアアアアアアン!!




あたちのモンハン日記
鉄平「なんだ!?」


フラワー「見て!あそこ!!」


バラン「ギャアアアアアアアアアアア!!!!」ズドドドドドドドドドDASH!(毒々しいよだれを垂らしながら突っ込んでくる仲間のはずの轟竜)


鉄平「バラン!?」

フラワー「鉄平!後ろ!!」

鉄平「!!」バッ


猛豚「りゅ、龍之ぉおおおおおおおおおおお!!!!」ブーーーーーーーン煙(宝剣を両手で振りかぶって飛びかかってくる)


鉄平「しつけぇぞ!!」

フラワー「あたしに掴まって!!」たしっ(フラワーに抱きつく鉄平)


バラン「ギャアアアアアアアアアアア!!!!」ズドドドドドドドドドドsss


猛豚「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ビュオオオオオオオオ煙(フラワーと鉄平をサンドする様にバランと猛豚が迫り来る)


フラワー「運が悪かったわね。陛下」にこ


ショウンsss
(一瞬にして消えるフラワー)


猛豚「!?」


ゾフィ「どけってぇええええええええええ!!!!」

バラン「ギャオオオオオオオオオオオオオ!!!!」ズドドドドドドドsss

猛豚「!!」



バゴーーーーーーーーーン・・・・・
(一瞬にして神殿上にふっ飛ばされる猛豚)



ゾフィ「止まれ!!大将!!」ぐる(今だ突進を止めないバランの顎下に向かって、首を抱えながら移動していく)

バラン「ギャオオオオオオオオオオオオオ!!!!」ズドドドドドドドドsss

ゾフィ「止まれってのぉおおおおおおお!!!!」


ガスーーーーーーーンびっくり
(首を両手で掴んだまま反動をつけ、両膝をおもいっきり顎(チン)に打ちつける)


バラン「あろ・・・・・・・・」(ピヨった)


ドドドドドドドドドドドド・・・・!!
(前倒れになりながら余力で特設花道ステージに突っ込んでいくバラン)


フラワー「バランさん!!」シュタッ(鉄平を抱きながら停止する)


ゾフィ「うおおおおおおおおおあせる

バラン「・・・・・・・・・・・」ドドドドドド・・・(気絶したまま余力で走ってる)



ドガアアアアアアアン!!
(ステージに突っ込むバラン。豪快に木っ端微塵になる特設ステージ)



バラン「・・・・・・・・・・」ピヨピヨ・・ピヨピヨ・・(木片の中、ピヨってる)

ゾフィ「・・・・・・・・・・」(おそらく激突時にふっ飛ばされたのであろう。またしても頭から倒壊した木片の山に突き刺さっている)


フラワー「・・・・平気かしら・・」

鉄平「ま、これで結婚式は中止だな」ちゅっハート(フラワーの隙を見て頬にキスする。マスク越しにだが)


To Be Continued(´v`)







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次回「あたちのモンハン日記」は引き続き、ザ・ストーリーモードだぞ!!

7/7(火)0時更新 「教示・・・そう思ってる・・」の巻


をお送り致します♪聖域編/第二章もいよいよ次でラスト!!絶対に見逃すことなかれの山の如しキラーン読まざるべしこと火の如く炎あっち行くこと風の如し風










「教示・・・そう思ってる・・」の巻

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~ニャー神殿内、地下エリア....


ゴオオオオオオオオオ・・・・!!
(燃えたぎる廊下でバケツリレーをしながら消火につとめるザザミ警備猫達)


エビ吉「イーーー!!イーーーー!!」わっせわっせDASH!(もっとペースを上げろ、これでは火は消えないぞ、的な感じで仲間を鼓舞する)

エビ夫「イッイッイッ!!イーーー!!」はっせはっせDASH!(出火は地下だけだ、なんとしてもここで火を食い止めるぞ、的な感じでバケツリレーをしている)


ニャン=ジュスト「出火原因は?」(それを遠くで眺めている)

蒼のどんぐりネコ兵「ハンターの格好をした、人型女が放火をしながら逃走しているのを目撃した者がいます」

ニャン=ジュスト「ふむ・・・(逃走ルートを放火で封じただけだというのか・・・いや違うな・・)」

蒼のブレイブネコ兵「大変です!!」ダッダッダッダッ

ニャン=ジュスト「報告しろ」

蒼のブレイブネコ兵「はぁ・・はぁ・・立入禁止エリアからの出火も確認しました!!」

ニャン=ジュスト「・・・場所は?」

蒼のブレイブネコ兵「例の製造倉庫からです!」はぁ・・はぁ・・

ニャン=ジュスト「・・・・おのれ・・・クルセイダーズめ!!」

ダーーーーーーンぎくっ(壁を叩く)


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(その怒れる宰相の姿を遠方より、壁にもたれかかりながら眺めている黒のタキシードを着用した白黒毛並みのデブ猫)


フレッカー「フッ・・・所詮は私の製品を真似したコピー品。お次はこの復興資金を私に求めるか?水没林の姦雄殿」ゴクゴク・・ぶはぁ~(ワインボトルをそのまま飲み干す)

有権者猫「フレッカーさん!ここにいましたか!さ、我々も裏口から逃げましょう!」

フレッカー「そうしよう。今日の式は「ひとまず」延期だな」ぽい(殻になったワインボトルを置き土産に投げ捨てる)

ごろん・・






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~









モクモクモクモクモク・・・・・
(依然として至る隙間から煙が立ち上がっているニャー神殿の前では、特設花道ステージに頭から突っ込んだ轟竜が木屑に埋もれながら気絶している)

あたちのモンハン日記
鉄平「おい!バラン!!起きろって!!」


フラワー「ダメだわ・・口からなんだか紫色の煙を出しているもの・・」

鉄平「そういやこいつ、なんか皮膚の色もおかしいな。おい!起きろ!!」ガーンぎくっ(横顔蹴った)


バラン「はっびっくり

鉄平「やっと起きやがった。フラワーは正気に戻ってここにいるぞ」

フラワー「バランさん。私の為にありがとうございます」

バラン「フラワー・・・・そうか。無事に救出できたのか。そりゃ良かった」バラバラバラ・・(木屑の山から体を起こす)

鉄平「しっかしお前、また体になんか塗ったのか?真っ赤っ赤だぜ?気持ちわりぃ」しっしはぁ(猫手でしっしする)

バラン「ん・・・そうだ!!あの豚耳女はどこいきやがった!?あいつが俺を「こんな風」にしやがったんだ!!」ぷんすか

鉄平「なにされたんだ?」



ゾフィ「なぁ~に。ただの狂竜ウイルスだよ」パンパン(服を払いながら近づいてくる)


バラン「ああ~!?てめぇそんなもん飲ませやがったのかぁ~!!」ぷんすかむかっ

ゾフィ「そのおかげでさっきは突破出来たろ?それにアドレナリンを全開させたおかげで体力も回復してると思うが?」

バラン「ん・・・そういやそうだな。それになんだか頭も冴え渡ってる気がする・・」ぱちくり

ゾフィ「一か八かの賭けだったが、知的生命体種の大将なら、きっと自己制御出来ると俺は信じていたのさ」フフ・・キラーン(確信はもちろんない)

鉄平「バランにとっちゃ大陸を脅かすウイルスも、ドスコカも同じってわけかふん

フラワー「一時的な副作用なら、きっと甲殻の色も元通りになるわ。狂竜ウイルスに侵された普通種のモンスターだって元通りになるんだもの。だから安心して、バランさん」

バラン「ローゼンクロイツにいたお前さんがそういうなら安心だが・・こんなやべぇ格好、ボニーに見られたら・・」


$あたちのモンハン日記
ボニー「ぎゃあああああああ!!君、一体誰さ!?お化けぇええええええ!!」(その隣にはコニーをおぶったユーリィの姿も)


バラン「はぁ・・・」しょんげり(首を落とす)

鉄平「めんどくせぇ時に現れたな。安心しろよ、こいつはバランだよ」

ボニー「バラン・・なんだい!脅かして!!」ぷんすか

鉄平「それよかお前のサブクエ、うまくいったようだな」ちら(煙を上げる神殿を見上げる)

ボニー「まぁね。出火のほとんどはこのヒーラーのおねえちゃんだけどね」

ゾフィ「よぉ、ユーリィ」にや


ユーリィ「・・よぉ・・」

コニー「にゅにゅにゅにゅ・・・汗」ぶるぶるぶる(ユーリィの肩越しに少し怯えながら見ている)

ゾフィ「安心しろよ。噛みつきゃしねぇよ」

コニー「・・・・・??」

ゾフィ「ん・・・なんだ、この猫にゃん。耳がよくねぇのか?」

ユーリィ「・・成り行き上・・」

ゾフィ「ふぅん・・・・・」ちら

コニー「・・・・・・・・」ぶるぶるぶる

ゾフィ「どうだ?俺の姉ちゃんの背中、あったけぇだろ?」(少し大きい声で言ってやる)

コニー「・・・・・・・・・・・」(自然と震えが止まる)

鉄平「そっちも無事だったみたいだな」(フラワーと手をつないでいる。その背後ではボニーが訝しげにバランを上から下まで考察している)

コニー「王妃様・・・」

フラワー「??」

鉄平「ははははは。こいつはお前が暗示をかけられてる時に、世話をしていてくれたメイドの一人だよ」

フラワー「え!?ごめんなさい!!その際は大変ご迷惑をおかけしました」ぺこり

コニー「や、やめてくださいにゅあせるどうか頭を上げてくださいにゅ」

鉄平「よぉ、それより半田千恵子はどうしたんだ?」

コニー「・・・・・・・・・・」

ユーリィ「・・解答編は・・このエリアを脱出してから・・」キッ(空を見上げる)


ヒョウウウウウウ・・・・・・ン・・・・
(一直線に降下してくるネコ型のドクロマークがプリントされてるミサイル)


バラン「ゲッ!また大砲かよあせる

ゾフィ「ありゃ大砲なんて生易しいもんじゃねぇ!!みんな散開だ!!」


ヒョルルルルルルルルルルくるくる
(一同の頭上を旋回しながら通り越していくネコ手裏剣)


ユーリィ「・・おお・・」ぽかぁ~ん(それを見上げてる。周りではあっち行ったりこっち行ったりして慌ててるゾフィと鉄平)


ボガアアアアアアアアン爆発
(見事ネコ手裏剣がミサイルを追撃し空中爆破させる)


$あたちのモンハン日記
影丸「みんなご無事で!!」シュタッ煙(一同の目の前に着地したと同時にブーメラン方式で帰ってきたネコ手裏剣を難なく片手でキャッチする忍猫。頭に包帯を体に巻いた猟虫を乗せている)

ブッチャービートル「ゲェ~」

ボニー「ナイスタイミングだよ!影丸♪」

ユーリィ「・・怪我したの・・?」ちら

ブッチャービートル「カナカナカナカナカナ。ゲバゲバゲバゲバ。ケショーン」(早口で何かモノ申す)

ユーリィ「・・そ・・なら平気ね・・」

鉄平「おい!見ろ!!」


ガガガガガガガガガガガ・・
(ネコ式兵器の大軍勢が砂埃を立てながら接近してくる)


ゾフィ「うし!とりあえず脱出だ!!大将!!」

バラン「リチャージOKだぜ!!みんな背中に乗れ!!」

ユーリィ「・・みんなで乗ったら・・ぎゅうぎゅう・・」よいしょっとなはぁ(コニーをおぶったまま背中に乗る)

ボニー「ボクはいつものファーストクラスだぁ♪」シュトッ(いつもの様に頭の上に乗る)



ガガガガガガガガガガガ!!
(全速前進で進むネコ式兵器の一軍)

蒼のブレイブネコネコ兵「絶対に逃すな!!距離を詰めて一斉射撃でトドメを指すぞ!!」ガガガガガガ

ロイ「・・・・・・・・・・」(その隣で双眼鏡を覗いて前方を確認している)


・・・・・・・・・・・・・・・・
(双眼鏡視点。ヒーラー装備の狩人に抱え上げられながら、紅の轟竜の背中に乗せられるメイドアイルーの姿)


ロイ「あれは・・・コニー!!」

蒼のブレイブネコ兵「よし!!突進してくる前にぶちかましてやる!!」ザッ(狙いを定める)

ロイ「よせぇええええええ!!」ダンドキッ(タックルを食らわす)



ボニー「よし!なんだか知らないけど、撃ってこない内に逃げよう!!」

鉄平「いいぞ!バラン!!」(みんな背中に乗った)

バラン「今の俺をなめるんじゃねぇぜ」にや

ゾフィ「すっ飛ばし過ぎてすっ転ぶなよ」やれやれ

ユーリィ「・・南無阿弥陀仏アーメンインシャーラー・・」ぶつぶつ(手をこすりあわせてる)

バラン「おっしゃ!!ラストお騒がせ、いっちょかましてやるか!!」カッキュピーん(目があやしげに光る)


ワッシャッシャッシャッシャッシャッ!!
(豪快に爆走する紅の轟竜)


蒼のブレイブネコ兵「何をする!離せ!!」ググググ・・・(ロイと取っ組み合いをしている)

ロイ「いやだ!!コニーを無事に行かすまでは・・絶対にやらせるものかぁあああああ!!」ドーーーーンドキッ(ネコ式火竜車の上から突き飛ばした)

蒼のブレイブネコ兵「うわぁああああああ・・・・・・!!」ヒョウウウウウウ・・・・・・ン

ロイ「はぁ・・はぁ・・・・」ちら


ドドドドドドドドドドド!!
(遠方で逃遁する轟竜の姿)


ロイ「間違いない・・千恵子さんがコニーをクルセイダーズに引き渡したんだ・・・・はっびっくり」(周りを確認する)


ガガガガガガガガガガガ!!
(周囲で並走する火力兵器は皆、轟竜にロックオンしている)


ロイ「やめろぉおおおおおおお!!撃つなぁああああああ!!」ギュリンsss(操舵のハンドルを全快に回す)


ドオオオオオオオオオオンぎくっ
(ロイの搭乗する火竜車が隣のネコ式兵器に衝突する)


蒼のどんぐりネコ兵「にゃんだぁあああああああ!?」ギュリギュリギュリ!!(慌てて操舵をとる)


ドガアアアアアアアアアンドンッ

ドウーーーーーーーーーン煙

(次々と衝突事故のコンボが起きる。中には勢い余って空中を旋回するネコ式火竜車も)



ボニー「ご覧よ!!敵が衝突事故を起こしたみたいだよ!!」ズドドドドドドド(双眼鏡を覗いている)

鉄平「よし!今のうちだ!!バラン!!」

バラン「・・・・・・・・・・・・・・」(空を見上げながら走っている)

ボニー「どうしたんだい!?」

バラン「いや・・・大気の流れが・・・止まりやがった・・」

ボニー「え?」

バラン「やな予感しかしねぇ!!しっかり掴まってろよ!!」


ズドドドドドドドドドド!!
(更にブーストアップする轟竜)


ロイ「・・いいぞ・・・コニー・・・・今のうちに逃げろ・・・逃げるんだ・・」(転倒しているネコ式火竜車の脇で、俯せに倒れながら見届ける。メガネはひび割れ、頭から出血している)

蒼のどんぐりネコ兵「逃すか・・・」フラフラ・・(千鳥足で巨大なロケット砲を肩に乗せながら照準を定める)

ロイ「!!(あれは・・・対陸戦用の追撃砲!!)」

蒼のどんぐりネコ兵「落ちろぉおおおおおおお!!」

ロイ「よせぇえええええええええええ!!」



ドーーーーーーーーン!!
(突如、大地全体を突き上げる衝撃が起こる)



ロイ「!!」ボウンジャンプ(一瞬宙にバウンドされる)

蒼のどんぐりネコ兵「なっ・・・・」カチッ・・(衝撃の影響で砲身を上に向けたまま思わずトリガーを引いてしまう)


ドオオオオオオオオオオン!!
(空中に発砲される榴弾)



バラン「みんな落ちるなよぉおおおおおおおおお!!!!」ズドドドドドドドドsss



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(大地の爆音と共に巨大地震がエリア全体を揺さぶる)



ゾフィ「なんだなんだぁ~あせる」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

ユーリィ「・・地震・・それもかなり強い・・!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!(コニーを庇う様にしっかりと背中にしがみつく)

コニー「ふにゅううううううう!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(次々と転倒していくネコ式兵器)


蒼のブレイブネコ兵士「わああああああああああ!!」ガイン(転倒の影響により、誤って何かしらのスイッチを叩いてしまう)


ドウウウウウウウウウウン!!
(一台のネコ式火竜車からどんぐりミサイルが発射される)


ドガアアアアアアアン爆発
(辺り一面を爆炎の渦に包む)



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(地上の惨事などお構いなしに、地震は今だ収まる気配すら見せず、激しく大地を揺れ動かす)



蒼のどんぐりネコ兵「MOVEMOVE!!」ゴゴゴゴゴゴゴ!!(おぼつかない足取りで灼熱地獄の現場から退避する猫兵達)


ドガアアアアアアアアンバチッッ

ボガアアアアアアアアアン爆発

(転倒した兵器が火の影響で次々と暴発のコンボを起こす)


ロイ「クッ・・・!!」ゴゴゴゴゴゴゴ!!(俯せて大地をしっかり掴んでいる)

蒼のどんぐりネコ兵「なんてことだ・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ!!(ロケット砲を落とし、後方の火の海を呆然と眺めている)


ヒョウウウウウウ・・・・・・ン・・・・


ロイ「危ない!!」

蒼のどんぐりネコ兵「え・・・」


ドガーーーーーーーーーーーン爆発
(先ほど誤射した榴弾が頭の上に落下してきて爆発する)


ロイ「うっ・・!!」ボチャリ・・(頭の上に焼け焦げた肉片が飛び散ってくる)



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(遠方で揺れるニャー神殿を背景に密林を爆走する紅の轟竜)


バラン「うるせえうるせえ!!うるせえぞ!!大陸!!!!」ズドドドドドドドsss

鉄平「フラワー!!」

フラワー「鉄平!!」

ぎゅっドキッ(バランの背中で激しく揺られながら手を取り合う)

コニー「・・・・・・・・・」(揺られながらその光景を眺める)


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・!!


バラン「はぁ・・はぁ・・!!」ズドドドドドドドsss


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・!!


ボニー「弱まってきたよ!!」(片手でハットが飛ばないようにおさえながらも、しっかりとバランの頭を掴んで離さない)


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・


バラン「ハッハッ~!!エリアアウトだ!!あばよ、フェイリンメイリン国!!」ズドドドドドドsss

コニー「・・・・・・・・・・」ちら



ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・・・・
(静かになる地震と共に、遥か遠くに見えるニャー神殿)



コニー「さようなら・・・千恵子さん・・・・・・ロイ・・」ぎゅっ(婚約指輪を握りしめる)




ゴオオオオオオオオ・・・・・炎
(コニーがはめてる婚約指輪と同じ肉球の型をしたエメラルドグリーンの宝石に、一連の騒動で起きた火災現場が投影されている)

ロイ「さよなら・・・コニー・・・・」(全身ボロボロで毛はすす汚れ、ひび割れたメガネ越しに告別を決意するレモン猫)

蒼のどんぐりネコ兵「ロイ・ファウラー」ザッ・・(手錠を持って近づいてくる兵士。その後ろでは、ボウガンを向けながらにじり寄ってくる猫兵達の姿も)

ロイ「ああ・・・もう・・抵抗はしないよ」スッ(コニーの消えていった密林を見上げたまま、兵士に向かって両手を差し出す)




ズドドドドドドドドドド!!
(密林を抜け、湿地帯を疾走する轟竜。風を切りながら皮膚の色がだんだん元通りに変色していく)

バラン「ハッハッハッハッ!!やったぜ!!ぬけたぞ!!水没林、狩猟エリアだぜぇえええええ!!ひゃっほ~!!」ズドドドドドド

ボニー「バラン!皮膚の色も戻ってるよ!!やったね♪」パシーンびっくり(でこをおもいっきし叩く)

ユーリィ「・・ホッ・・・・・」ちら(安堵のため息と同時にコニーを見る)

コニー「・・・・・・・・・・」(女の子座りのまま俯いている)

ユーリィ「・・・・・・・・・」

ゾフィ「・・・・・・・・・」(その姉を見つめる)

鉄平「ふい~。ひとまず大丈夫そうだな」

影丸「追ってもすぐには来れますまい」(頭にブッチャーが乗ってる)

フラワー「そうね」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・
(神殿の姿はもう見えなくなっている)


フラワー「・・・・・・・・・・・・・」

鉄平「安心しろ。もう・・終わったんだ」スッ(抱き寄せる)

フラワー「鉄平・・・・・」(肩を抱かれたまま両目を閉じる)


ドドドドドドドドド・・


ユーリィ「・・・・・・・・・」(コニーになんて言葉をかけていいか分からない様な印象を受ける)

ゾフィ「ユーリィ・・・・」ちら

コニー「・・・・・・・・・・」

ゾフィ「メイドねこにゃん!!」(いきなしコニーの目の前に現れる)

コニー「ひいいいいいい」びびくんガクブル

ゾフィ「さてクイズです」そっ(左耳の側で話してやる)

コニー「??」

ゾフィ「俺達はこれからどこに向かうのでしょう」

コニー「・・・・ユクモ・・にゅ?」

ゾフィ「ま、いいだろう。本当は最後に「でしょう」がついてないといけないんだけど、おまけの正解だ。ま、向こうに着いたら、まずは温泉にでも入れよ」

コニー「温泉・・・」

ゾフィ「ああ、そうだ。お前は生き延びたんだ。どんな理由や背景があろうとな」

コニー「・・・・・・・・」

ゾフィ「だから汗も涙も、みんな温泉で流しちまえ。むつかしいことは・・そっから考えればいいさ。だってお前はもう、自由なんだからな」ぽんはぁ(頭を撫でる)

ユーリィ「・・あの方の死を・・スケープゴートにしてはだめ・・・教示・・・そう思ってる・・」ぽんはぁ(同じく頭を撫でる)

コニー「・・・・千恵子さん・・・・」じわっ(二人の人型の温情が届いたのか、涙が一気に溢れてくる)

ユーリィ「・・・・・・・・・・」(空を眺めている)

コニー「千恵子さん・・・うううう・・・・千恵子さん・・!!」ぐすんぐすん

フラワー「いいのよ。思い切り泣いても・・」スッ・・(優しく抱き寄せる)

コニー「うわああああああああああん!!千恵子さぁああああああああん!!!!」



ドドドドドドドドド・・・・・
(やがて轟竜の向かう先に、同じくユクモを目指すカーブー一行の姿も見えてくる)





絶滅の聖域編/第ニ章「花嫁奪回編」完








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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎは

7/9(木)0時更新 「なぜなに☆あたモンのコーナー」


をお送り致します♪次回も読んでにゅ(´v`)














モルテンレックスとバランと聖域編/第二章のあとがきとか~なぜなに☆あたモン~

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現在進行中の聖域編/第二章(花嫁奪回編)もなんとか無事に終わり、ホッとホットドリンク一息のあたモン作者ですぽかん今日の「なぜなに☆あたモン」のコーナーは、第二章クライマックスのシークエンスにて、ゾフィ・ラブ・ディオマリアの手のよって狂暴化し、見事「お騒がせ」に成功したバランについての注釈と簡単に第二章のあとがきを、この時期特有の蒸し暑い熱波の風に乗せながら、上手に「述べて」いきたいと思うておりますロシアン 得意げ
でわ早速ひぃ~うぃ~GO くるま5くるま2くるま6くるま3くるま4sssブッブクブッブッブ~




~モルテンレックスってなんだこの野郎!?

冒頭でも述べた様に、花嫁奪回編ラストでバランはゾフィの手によって狂竜化させられてしまいます。その際、知的生命体種の轟竜であるバランの皮膚色に変化が起こり、その異形の姿を見たロイ・ファウラーは「あの外観は資料で読んだことのあるモルテンレックスそのもの」と感想を述べ、更には「知的生命体種の轟竜が狂竜ウイルスに感染したものが希少種に・・?」と簡単な推定もしていますが定かではありません。ここでまず気になるのは「モルテンレックス」という表現についてなのですが、結論から言ってしまうとティガレックス希少種の英語表記の略称なのです。



★ティガレックス希少種★
種族:飛竜種(竜盤目、竜脚亜目、レックス科)
英語表記:Molten Tigrex
別名:大轟竜
英語表記:Great Roaring Wyvern

以上「モンスターハンター大辞典 Wiki」様&「monsterhunter.wikia.com(海外)」様を参照aya


レックスは珍しく英語表記でもそのまま「Tigrex」と認識されるほどの大人気♪ちなみに海外でのニックネームは「Tiggy、Rex」(2PGの頃から「レックス」と呼んでいる作者はこれを知り、なんだかお勝手ながらに嬉しく思いましたaya
moltenとはメルトダウンで聞き覚えのあるmelt(溶ける)の過去分詞形です。これは個人的見解ですが、おそらくレックス希少種の外観を「金属や鉱石などが溶け爛れた甲殻の様だ」と捉えたからではないでしょうか。マーベル作品等に登場するヴィランネームの由来の様な印象を受け、作者はとてもこの表現が気に入りました♪
Roaring Wyvernとは轟竜の英語表記で、Roaringとは唸ること、ほえること、唸り声。そして轟(とどろき)という意です。そう、レックスといえばその咆哮の「轟音」です。轟音飛竜。まさにレックスに相応しい「称号」なのです!

以上を参考に、あたモン世界観では轟竜希少種と、狂竜化し外観が希少種の様に変異した知的生命体種の轟竜をモルテンレックスとお勝手ながらにそう呼称させて頂きますにま~にっこりあんまんフェイス

それと狂竜ウイルスに関してはMH4発売(2013年9月14日)前より、その情報を知ったあたモンでは、より早く狂竜ウイルスを話に登場させていますaya
「巨神の島編~しょの七(2013年5月11日)」参照
そして、そのエピソードでカペラ女史より狂竜ウイルスを投与されたのが、聖域編/第一章で登場したパノ・パパンドレウなのでした。




~聖域編/第二章(花嫁奪回編)のあとがき..

上の「大陸風景写真」は、MHP3の砂原フィールドより例のごとく「双眼鏡」で撮影したものです。前にも書いたと思いますが、一見多くのハンターから、その価値観を問われる狩猟補助アイテム・双眼鏡なのですが、その名の通り、大陸の景色やモンスターを考察したり、MHFであれば画像をキャプチャーするのに使う、本家ギルド(CAPCOM)が我らに「もっと大陸世界のことを見るべし学ぶべし」と戒め、授けてくれた、知る人ぞ知る万能アイテムなのですキラキラ少なくとも作者個人はそう捉えております..。
上のイメージ写真はギルドアサイラムの外観として使用させて頂きました。第二章はこのギルドアサイラムに囚われた二人の「花嫁」の奪還からはじまります。一人はゼルベスの「元嫁」であるルナストラ、そしてもう一人は我らがあんまん女です。UBUに関してはナイトクルーガーに「じゃあな。大陸の花嫁さん」と代弁させています(「より激しく心を鼓動させなきゃね♪」の巻
第二章は大まかに三部編成(アサイラム編、水没林の戦編(帝国軍VSカレン・アレン隊、クルセイダーズVSバスター隊)、ニャー神殿編)からなっており、ニャー神殿編では、鉄平の婚約者であるフラワーがさらわれ、猛豚の花嫁として登場。見事、鉄平は仲間とトラブルシューターズの助力を受け、花嫁奪還に成功するのでした。

第二章は多くの新キャラも登場し、今後の「お騒がせ」を期待させる伏線にもなっています。こと水没林の戦編では、個人的にお気に入りのキャラがたくさん出せてご満悦チョキ(しかしそんなにキャラクリエイトをして大丈夫か?作者ううっ・・・ばか)。章の途中ではユクモ、水没林と大地震が発生し、そこは同じ時間設定に。二章のラストではこの大地震の後、フェイリンメイリン国領内から脱出したバラン一行が、同じくバスター隊の奇襲を蹴散らし、ユクモに帰還途中のカーブー一行と合流する目前で終了しています。また多くの代償を背負って生きることとなったロイ夫妻の今後も気になります。

聖域編では登場キャラクターにとって、聖地と呼べる多くの領域があり、それを守るため、また創り上げていくために戦い続けるということを基本テーマにおいています。それを念頭に第三章のバトルフィールドは混沌の地、火山へ移行します!果たして内戦状態の火の国は、アルルと反乱軍の描く聖地へと還るのか!?そしてBBBが阮白玄より受けた予言の真相は!?はたまた大規模な戦闘は革命編以来となる、クルセイダーズVS暗黒団の決着や如何に!?ギルドはじめ諸勢力の参入はあるのか!?更にはまたしても珍妙な新キャラ続出で、轟竜の爆進がごとく疾走していきますので、どうか第三章もご期待くださいダイスキッッ!!なんて言ってみたり風の如し風

そんな感じでばいばいよはーい





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というわけで次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは聖域編ラスト/第三章がスタートビックリマーク

7/11(土)0時更新 「種の矜恃だ」の巻

をお送り致します♪ついにあたモンにあの人(モンスター)が登場!見逃すことなかれの山の如しやま。。。山の如しのマウンテンキャッチ(浮岳龍ヤマツカミを作者はそう呼んでる)




「種の矜恃だ」の巻

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~新大陸地方大地震より数日経過....火山地区、非狩猟エリア....
$あたちのモンハン日記

きょろきょろ目きょろり
(溶岩湖からスパイホッピング(頭部を海面に出し、辺りを見渡すためと言われる行動)できょろきょろしている溶岩竜。遠目からでもその頭部の大きさが分かり、サイズそのもの自体が巨大であることが推測出来る)



「・・・・・・・・・・」きょろきょろ(「歯」が全部金色の溶岩竜)


「なにやってんのさ。ヴォルガロンの兄貴~」


ヴォルガロン「ん・・バサ雄か」ちら




ドスンドスン・・・

バサ雄「なぁ~んにもいなくなっちゃったね、この辺り」(何やら腰に帯剣用のベルトを巻き、ボロボロのアイアンソード(大剣)をぶら下げた岩竜が近づいてくる)


ヴォルガロン「大地震があったばかりだ。草食竜はおろか、鳥竜種の連中もみんな「巣」に避難しているんだろう」きょろきょろ

バサ雄「ひきこもりは良くないよ?父ちゃんにいつも言われてる。「狩猟者に媚びるな、我らは偉大なる火山のモンスターなんだ」ってね。その割には人型に関わるなって言うんだぜ?わけわかんないよ。兄貴、ここ座っていい?」(兄貴がきょろきょろしてる溶岩湖のほとりを翼爪で指す)

ヴォルガロン「ああ。お前のことが心配なのさ。モンスターとしての誇りは持っていてもらいたいが、厄介事には首を突っ込むなってことだ」きょろきょろ

バサ雄「俺がまだ岩竜だから?違う大陸では俺たち子供だって狩られてるんだよ?ギルドの悪党どもが、児童虐待をしてるのを黙ってみてろっていうのかい?」

ヴォルガロン「飛んで行くつもりか?他大陸に。お前が正義感と勇気を持ち合わせた岩竜だってのは俺も知ってる。お前の父さんだってもちろんそうさ」

バサ雄「だったらいいじゃないか。勇者ってのはだいたいが15歳になったら冒険に出るんだよ?うかうかしてると、あっという間にヨボヨボの鎧竜にジョブチェンジさふん

ヴォルガロン「小説の読み過ぎだ。ちゃんと成体になって、自立できたら、もう一度父親に懇願するんだな」

バサ雄「ちぇ。それまではこの退屈なエリアに監禁か・・・つまんないの!」あ~ん(その辺に転がってる石ころを食べちゃう)

ヴォルガロン「ほぉ。感心だな。「おかずなし」で石を食べるなんてな」

バサ雄「仕方ないだろ?捕食できる小型モンスターがいないんだから」ぎょりっぎょりっ

ヴォルガロン「まだ体内バクテリアをうまく調整できないのか?」

バサ雄「ほうだよ(石を頬張ってる)だから大人たちみたいに栄養たっぷりの鉱石を食べても、消化できないんだよ」ぎゃんぎゃんあむあむ(咀嚼してる)

ヴォルガロン「だから岩に擬態し、小動物や甲虫種を捕食しては、それと一緒に真正細菌がふんだんに付着してる岩を食べるのだな?」

バサ雄「そうさ。消化しやすいものと一緒に食べれば、一石二鳥ってね。その「お得な」食事マナーを思いついた偉大なる先祖に感謝しろって。父ちゃんがご飯の時いつもお祈りしてる(ごっくんはぁ)あ~まずかった」

ヴォルガロン「まずいのによく我慢したな。偉いぞ」きょろきょろ

バサ雄「ねぇ~。いつまでそうやってお湯に浸かってるわけぇ~?出てきて一緒に勇者ごっこしようよ、兄貴ぃ~」

ヴォルガロン「どうせ俺はナイトメアスフィアの魔王役だろ?」

バサ雄「黒いからね。それに勇者役はこの俺、バサ雄って運命づけられているのさ~♪」びょへ~んふん(見るからに刃がぼろぼろのアイアンソードを抜いてみせる。ちょっと藻みたいのも生えてる)

ヴォルガロン「ハンターが置き忘れていった遺物が、お前にとってのエクスカリバーとはな。ハンターも驚きだろう。まさか岩竜に自分たちの武器を使われるとは」

バサ雄「へへ~ん♪人型より俺の方が、剣の扱いは上手さ!」ダシャーンびっくり(刃を豪快に地面に叩きつける)

ヴォルガロン「その大剣はお前の硬い甲殻と同じで、切れ味などいうデリカシーは無用のようだ。なぜならその大剣はハンマーをも凌ぐ、凶悪鈍器と化すのだからな。叩きつけられた方はひとたまりもないだろう。とんだ溜め斬りというわけだな。はっはっはっはっはっは」(真顔のまま笑う)

バサ雄「あ~ん!俺も早く大人たちや、他大陸のバサルモスみたいに悪いハンターを倒したいよ!!ねぇ、まだ姑息なフロギィとかならエリアのどこかをうろついてるかも!ねぇねぇ、見つけに行って血祭りにしようよぉ~!!」びょんびょんsss(空突きしてる)

ヴォルガロン「残念だが今日はだめだ。これでも一応任務中なんだ」きょろきょろ

バサ雄「え!?マジ!?モンスターミリシアの秘密任務!?ねぇねぇ!?」

ヴォルガロン「しぃ~~。声が大きいぞ、バサ雄よ」とぷん・・(少し潜り、顔面を半分マグマに浸ける)

バサ雄「アッシュのおじさんに言われたのかい?この辺を見張ってろって?」

ヴォルガロン「まぁそんなところだ。俺の、第一世代の溶岩竜の秘めたる技能は前に教えたな」ブクブクブク・・(マグマをぶくぶくする)

バサ雄「うん。しっかり覚えてるよ。兄貴達、第一世代の溶岩竜と呼ばれるインテリクチュアルモンスターは、かつて旧大陸ラティオ活火山に棲息してたんだよね。その優れた生命体である兄貴達を、同じ知的生命体種のモンスターたちは「ヴォルガロン」と呼んだ」

ヴォルガロン「いいぞ。続けて」きょろきょろ

バサ雄「偉大なるヴォルガロン達は、多種族にはみられない特殊能力や、自慢の怪力を使ってラティオ活火山の支配者となったんだ。でも不運なことにそのヴォルガロン達は突然の大地震と共に、プレート断裂に巻き込まれて絶滅してしまった・・・唯一の生存者を残して・・・それが兄貴だ」

ヴォルガロン「よく出来た。歴史の勉強はクリアだな。俺はな、バサ雄。死んでしまった仲間達を代表して、ヴォルガロンを名乗っているんだ。そして今再び、この新大陸にも、とてつもない天災が訪れている。お前も知っているだろう?」

バサ雄「知ってるも何も、この前の大地震、あれはやばかったよぉ!岩竜でも耐えられる温度のマグマ風呂に入ってたら、急にドカーンって!同時に噴火だろ?上から溶岩が降ってくるわ、下は大揺れだわで、てんやわんやだったよ。せっかく父ちゃんとねえちゃんに内緒で、ご当地マグマの素「絶島編」を入れてのにさ。全部、噴火の溶岩と一緒に下流しちゃったよ」

ヴォルガロン「問題はそこだ。度重なる地震の影響により、フィールド内の活火山が次々と噴火すれば大量のマグマが下流してしまい、溶岩湖の範囲が拡大してしまうぞ」

バサ雄「え・・ってことは?」

ヴォルガロン「火山一帯がマグマオーシャンになる可能性も否めないということだ」

バサ雄「冗談じゃないよ。俺達の歩ける場所がなくなっちまう」プッ(つば吐いた)

ヴォルガロン「地震の被害はフィールドに棲息するモンスターだけじゃなく、溶岩湖や地中に棲息する高温深海生物にもダメージを与えている。震動により「浅瀬」に打ち上げられたモンスターも確認した。おそらく地震による電磁波の乱れで、感覚機能が麻痺したのだろう」

バサ雄「それこそハンターにでも見つかったら大変だね。新種発見だなんて大騒ぎするよ。人型は地上権を食いつぶす生き物だって、父ちゃん言ってた」プップッ(なにやら「歯」になにか挟まってる様子)

ヴォルガロン「うむ。更に危惧しなければいけないのは、溶岩湖に棲息する極限環境微生物の減少だ。彼らの存在が激変すれば近い将来、必ず火山圏の生態系が大きく狂ってしまうからだ」

バサ雄「どういうこと?」

ヴォルガロン「微生物が激変すれば、火山フィールド一帯に棲息する多くのモンスターが食している鉱石の栄養素も減ることになる。いいのか?食事が無味無臭の低カロリーな石ころだけになっても」

バサ雄「ゲッ・・超最悪じゃん・・。俺、ガリガリに痩せちゃうかも・・・。って、ちきしょう!さっき食べた御影石がまだ「歯」にはさまってらぁ」プップッ

ヴォルガロン「被害はそれだけじゃないぞ。麓の方では落雷や雹災、それに地区によっては吹雪も起きているのだぞ」

バサ雄「マジ!?ブリザードなんて凍土じゃないんだからさふん一体どうしちゃったんだろうね、俺達の火山地区は・・まさか氷河期突入なんてことも・・」あわわわわ・・(両翼爪を口に当て、あわわする岩竜)

ヴォルガロン「そんな不可解な現象が続く今だからこそ、黙って見過ごせるわけないだろう?」

バサ雄「そっか・・その天災の原因を追求する為、兄貴は四六時中、いろんなマグマから顔を出しては偵察してるんだね」

ヴォルガロン「・・・・・・」こくり

バサ雄「ねぇ、兄貴はどうやって新大陸まで来たのさ?」

ヴォルガロン「地中」ブクブクブク・・(また顔面を半分マグマに浸ける)

バサ雄「そっか。兄貴の力を使えば、土中からでも陸の様子が分かるのか」

ヴォルガロン「まぁな。俺達、ヴォルガロンの固有能力を述べろ」ブクブクブク・・

バサ雄「なんだよ、述べろって偉そうに・・でも、それもちゃんと覚えているもんねぇ~。兄貴達、ヴォルガロンのユニークスキルは、溶岩湖(マグマ)の中からでも外敵を探知できる感覚器官、通称「ミューオンパーセプション」だ!!どうだい?」にんまり

ヴォルガロン「ふむ。ではそのミューオンパーセプションとはなんだ?」ちら(あのちっさい目で凝視する)

バサ雄「うう・・・ええっと・・ミューオンっていうのは・・」う~ん(翼爪を立て考えこんでる)

ヴォルガロン「仕方ない岩竜よのぉ。いいか?宇宙放射線が大気に衝突して生まれる、素粒子標準模型における第二世代の荷電レプトン、それがミューオンなのだ」

バサ雄「なのだって言われれも・・人型年齢でいえばまだ中二の俺にはむつかし過ぎるよ~」

ヴォルガロン「よく耳をかっぽじって聞くんだバサ雄よ。この大陸世界のあらゆる物質を形成するのに必要な、12種類の素粒子の一種でもあるミューオンは、地表に達する宇宙線の約7割を占めているんだ。そしてこのミューオンは絶え間なく、あらゆる方向から地上に降り注いでいる」ちら(空を見上げる)

バサ雄「僕達の体も通り抜けていっちゃうんだろ?すごく小さいんだね、ミューオンって」

ヴォルガロン「そうだ。岩盤も通り抜ける素粒子で、密度が低ければ貫通し、高密度なら衝突する。俺達ヴォルガロンは、この地形の高い火山領域内に存在する物体、物質を通りぬけた、または弾かれたミューオンの数と方向を探知、検出することで、頭の中に3次元密度分布イメージを投影し、標的を捉えることが出来るのだ」

バサ雄「そうそう。それがミューオンパーセプションだ。だから兄貴は目が悪くても、俺達を察知できるんだよね。溶岩湖の中から獲物目掛けピンポイントでザパァ~ン!ってさ」

ヴォルガロン「ド近眼でも可能だ」きょろきょろ

バサ雄「すごいよなぁ~。ってことはさ、今、北エルデ地方の火山にいる溶岩竜もその能力を継承しているのかな?第一世代の兄貴達の遺伝子を受け継いで」

ヴォルガロン「その可能性は限りなくゼロに近いな。なぜならば、俺達ヴォルガロンはミューオンパーセプションを使い、共鳴しあうことが出来るからだ。確実にあの時・・大地震で死んでいった仲間達の慟哭を・・俺はキャッチしたんだ・・」(あのちっさい目を閉じ、黙祷する)

バサ雄「・・・・・・・・・」ちら(空を見上げる)

ヴォルガロン「きっと今、ハンター達が血眼になって狩猟しているのは、北エルデで俺たちと同じように収斂進化を遂げたヴォルガロンとは別の溶岩竜なのだろう。それがヴォルガノスだ」

バサ雄「ドクターラスから聞いたことあるよ。なんでも兄貴達、ヴォルガロンは古代に隕石と共にやってきた、大陸外生命体なんだって!」

ヴォルガロン「ドクターラス・・タイタンラスのことか。それはあくまでも奴のたてた仮説だ。ラティオ活火山に巨大な隕石衝突があり、俺たちヴォルガロンは、その暗黒物質が溶岩湖で化学反応を起こして生まれた、極限環境微生物が収斂進化を遂げ成長したモンスターであるというな・・確証はない。俺は生まれた時からヴォルガロンで、誇り高き溶岩竜なんだ」

バサ雄「でもさ、その仮説が本当なら、ギルドが最初にハンターへの討伐指令を出した「初期の溶岩竜」っていうのがすっごく狂暴で、今でも一部のハンターやプレッパー達に崇拝されてるのが理解できない?」

ヴォルガロン「そいつらが俺たちヴォルガロンの血を引いた第二世代だと?くだらん。どちらにしても俺の仲間は帰ってこない」

バサ雄「ねぇ・・兄貴って、一体何歳なの?」

ヴォルガロン「数百年」

バサ雄「すげぇ・・・」キラキラ(尊敬の眼差しで見てる)

ヴォルガロン「年齢や時間などという概念は、短命である人型が、自分たちの歴史を刻む為だけに創りあげた、いわば脅迫的なレギュレーションに過ぎん。雄大に大陸を感じるのだ、バサ雄よ。そうすれば、貴様もまた、立派なグラビモスへと成長するだろう」ブクブクブクブクブクブク・・

バサ雄「すごいね。兄貴・・いや、ヴォルガロン達って」

ヴォルガロン「種の矜恃だ」


ひゅううううううう・・・・・


バサ雄「今兄貴と話をして分かったよ。なんで兄貴がここで「首だけ出して」警戒してるのか」

ヴォルガロン「述べてみろ」

バサ雄「兄貴はこの新大陸の火山一帯を、旧大陸のラティオ活火山の二の舞いにしたくないんだよね?」

ヴォルガロン「ああ。感じるのだ・・・火山奥地、神域フィールドの中心、神界と呼ばれる秘境から、とてつもなく巨大な龍エーテルをな・・・」

バサ雄「父ちゃんから聞いたことある。神域には古龍っていう化け物がいるんだろ?」

ヴォルガロン「煌黒龍、アルバトリオンだ」

バサ雄「でも父ちゃんが言うには、出現する度にギルドのハンターが倒してくれるから安心だって言ってたよ。ほら、昔から出る杭は打たれるって言うだろ?」にやり

ヴォルガロン「お前たちの分かりやすい擬態みたいにか」

バサ雄「むっ・・完成度は相当高いんだぞぉ~!あの岩独特の「ゴツゴツ感」を出すは大変なんだからぁ~!」ぷんすか

ヴォルガロン「フオッフオッフオッフオッ(突然笑い方を変える)悪かった。話を戻そう。バサ雄よ。貴様は煌黒龍が一体全体、何処で種を繁栄させ、そして神域に現れるのか知っているか?」

バサ雄「そういやそうだね。どこから来るんだい?天空かな」ん~(空を見上げる)

ヴォルガロン「フオッフオッフオッフオッ。未だ純真な岩竜の戦士バサ雄よ。何も真実を知るだけが人生ではない。大事なのは答えに辿り着くまでの探求心があるかどうかなのだ。果てしない大陸の疑問を追い求めよ、バサ雄よ。それを繰り返せば、貴様もいつか父を超える立派なグラビモスになるだろう」

バサ雄「なんだよ。結局は兄貴が説法したいだけじゃないか。そんなに神界が気になるなら、マグマをひと泳ぎして、神域エリアに「イン」してみればいいじゃん?」

ヴォルガロン「もちろん試してみたさ。だが驚異的なことに、神域付近の溶岩湖全体が凝固していた為、移動出来なかったのだ。おそらく雹災やブリザードの影響で溶岩が急冷され、固まってしまったのだろう」

バサ雄「なにそれ・・まるでこの世の終わりみたいな異常事態だね・・・」あっけらかん

ヴォルガロン「この多くの変事が大陸自然によるものなのか・・・はたまた作為的に引き起こされているものか、まだまだ調査しなければならんのだよ」フオッフオッフオッフオッ

バサ雄「頼りにしてるよ。兄貴達、モンスターミリシアをさ」

ヴォルガロン「そのことだがバサ雄よ。お前の父さんは、我らミリシアに加わる気は・・まだないのか?」ちらり

バサ雄「うん・・。何度も俺から言ってるんだけどね・・・」

ヴォルガロン「そうか」(空を見上げる)

バサ雄「父ちゃんはビビってるんだ!あんな凄い力を持ってるのに、みんなと戦おうとしないなんて・・!!そんなチキン野郎だから、母ちゃんだって出て行っちゃっんだ!!」バギョーーンびっくり(アイアンソードを地面に叩きつける)

ヴォルガロン「父は・・メガゼノスは決して臆病者ではないぞ。それは俺達だってみんな知っている。現にこの前、火山に現れた暗黒団(ブラックアーミー)の傭兵である炎戈竜を倒したのだって・・」

バサ雄「俺だって一緒に父ちゃんと戦いたかったんだ!!それなのに・・それなのに父ちゃんは危ないから巣のあるエリアから遠くには行くなって・・・そんなんじゃいつまで経っても、屈強なグラビモスになれるわけないじゃないか!!ファーーック!!」ボヘッDASH!(例の火薬玉を吐いた)

ぼしゃーーーーーーーんドンッ
(兄貴の真横に火玉が落ち、跳ね返ったマグマが兄貴の顔面に豪快にかかる)

ヴォルガロン「聞け。聞くのだ、バサ雄よ。あの男は家族であるお前たち、双子を守る為に・・」つう~(マグマがでこを滴り落ちる)

バサ雄「どうせ父ちゃんは、ねえちゃんの方が可愛いに決まってらぁ~!!」プッシュウウウウウウDASH!(今度は全身から毒霧を放出する)

ヴォルガロン「バサ雄。わがままは・・」ブクブクブク・・ぽわわん*パープル(それに感染した)

バサ雄「口五月蝿くて、小やかましい兄貴も父ちゃんも・・大嫌いだぁ~!!」ゴロンゴロンゴロンはぁ(あの「例のころがり方」をして駄々をこねる)

ヴォルガロン「そんなことでは立派な鎧竜になれんぞ」ブクブクブク・・ぽわわん*パープル

バサ雄「うるさいわぁ~い!!このウスラとんかちバカぁ~!!うわああああああああん!!」バサバサッバサバサッジャンプ(泣きながら飛空していく)

ヴォルガロン「バサ雄・・・・」ぱちんぱちんドキッ(毒状態になりながら、風圧で飛んできた石ころが顔面に当たりまくる)


ピシーーーーーーーーーーーンキラキラオレンジ
(その時、兄貴の頭の中に閃光が走った!ニュータ○プみたいに!)


ヴォルガロン「・・・・高密度の鉄の固まりが無数・・・おそらく火力兵器だろう。ということは、また火の国で戦争が始まったのか・・。まったく人型というのは、地盤が無くなるかもしれんというのに、争い事だけはやめようとはしない・・どこまでも利己的かつ、愚かな生き物だ。哀れな・・・」








「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~










バシャーーーーーーーン!!


ヴォルガロン「ぢぇりゃああああああああああ!!」ゴオオオオオオオsss(豪快に溶岩湖から飛び上がり、陸地に姿を見せる溶岩竜。そのサイズ、ざっとメゼポルタで現在確認出来る金冠サイズと同等かそれ以上であることから、3400超えは間違いないと思われる巨体である)


ズシーーーーーーーーーン!!
(二本足で実にかっこ良く大地に着陸する兄貴)


ヴォルガロン「戦いは近い。暗黒団がこのまま火の国に跋扈するというのならば、我ら火山の聖戦獣、モンスターミリシアが相手になってやろう!!」キラりぃ~んキラキラ(金色の歯が全部光る)


To Be Continued





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$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

7/13(月)0時更新 「とんだバカンスになりそうね」の巻

をお送りいたします♪次回も読ませてaya見させてayaありがとですaya










「とんだバカンスになりそうね」の巻

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~火の国、正門エリア....


コポコポコポコポ・・・(エリア一面に広がる溶岩湖に巨大な石橋が建てられている。その橋をエリア方面から突き当たると、それほど高くない防壁が土壌の上を囲っており、火の国領内へと繋がる正門も見える。門の前には当然のように黒いアーミースーツを着た二名の門兵がアサルトボウガンを構え警備をしている)

門兵「・・・・・・・・・・」(辺りを警戒しながら汗を拭う)


ドッドッドッドッドッドッ・・・・
(橋の向こう側から小型モンスターのそれらしき突進音が近づいてくる)


門兵「!!」スチャ(咄嗟に銃口を向ける二名の門兵)


ズドドドドドドドドドド!!
(激しい爆騒音がどんどん接近してくる)


門兵「・・・・・・・・」チャ・・(額から滴り落ちる汗は溶岩湖の熱気によるものと、迫り来る脅威への緊張感とで入り混じっている)


ドドドドドドドドドドドド!!
(熱気の蜃気楼に揺られながら橋の上に現れてきたのは、真っ黒なドクターコートを疾風になびかせ直走ってくる金髪眼鏡のポニーテール女史だった!)

門兵「!?」いっびっくり


キキキキィ~~~~~~~~DASH!
(門の前で両足ブレーキをかけて停止する黒衣の女史)


カペラ「ただいま」ふぁさっ(金髪ポニーをかきあげる)

門兵「カ・・カペラ様!」びしっ(敬礼する)

カペラ「開けてちょうだい」ちゃりっ・・(おそらくおニューの眼鏡であろうを直す)

門兵「ハッ!」


ギョ・ギョ・ギョ・ギョ・ギョ・ギョ・・・・
(重量感満載の鉄門を押し開ける門兵二名)


カペラ「ご苦労様」ザッザッザッザッザッ・・(おそらくこれも新製品であろうダークブラウンのスエード製ロングブーツで颯爽と中にインしようとする)


「ぉぉぉぉぉぉぉぉぃ」



門兵「??」ちら(か細い声がする方へ振り向く)


ハッキネン「ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぃぃぃぃぃぃ」ぺなんへなんDASH!(スタミナゲージ赤の今にもぶっ倒れそうな千鳥足で橋を渡ってくる、Tシャツ装備のこ汚い男。ズボンは普通の短パンの様だ)


門兵「民間人?」スチャ(スコープでそいつをロックオンする)

カペラ「一応通してあげて。あれでもボディガードらしいの」ザッザッザッザッ(漆黒のドクターコートの裾をなびかせながら、門の中にインしていく女史)

門兵「あれがボディガード・・?」ちら

ハッキネン「うぉ!!あぶねぇ~!!」フラッ(橋の上から危うくマグマゾーンに落ちそうになってる。その背中には「狩人(かりんちゅ)」とロゴがプリントされてる)

門兵「ププッ」(それを見て、口に手を当てて思わず笑う門兵二人)






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~火の国領内、旧市街地区....



ガタガタガタガタ・・・sss
(戦争被害を受けた石造りの居住用建築物の一画にある足元の悪い砂利道の公道上を、おそらく蒸気小型自動車であろう四輪二人乗りのカートに並んで乗っているカペラとその用心棒)

ハッキネン「すげぇな、これ。もうポポなんていらねぇな」コネコネ(おそらく方向転換に使うのであろう操舵レバーの先っちょ(もちろんまあるい)を面白がってコネコネ回したりしてる)

カペラ「よしなさいよ。取れたらどうするわけ?あんたの安月給じゃ到底弁償出来ない代物なんだから」ぺぇ~んびっくり(そのお手をおもいっきしはたき落とす)

ハッキネン「いてえ!いいじゃねぇか、少しくらい産業革命の賜物に触れたってよ」ふうふう(叩かれたお手の甲がちんちんに腫れがってる)

カペラ「頭の悪いあんたに説明するだけ無駄。あ、そこ右ね」ガタガタガタガタ・・

ハッキネン「蒸気機関だろ?それくれぇ俺だって知って・・らっと!」ガゴンドキッ(レバーを微妙に倒して右折する)


ガタガタガタガタガタガタ・・・sss
(ゴーストタウンの中には瓦礫の山と化した建造物も見える)


ハッキネン「お~お~、おっかねぇほど殺風景だな」ガタガタガタガタ・・

カペラ「・・・・・・・・・・」ガタガタガタガタ・・・(風に揺られたポニーテールの背景に映る景色はあまりにも対照的である)

ハッキネン「反乱軍ってのは、構成員のほとんどがハンターの資質を持つガキなんだろ?」ガタガタガタガタ・・

カペラ「ええ。子供から青年まで、みんな国に対して反旗を翻したそうよ」ガタガタガタガタ・・

ハッキネン「よほど指導者にカリスマがあるんだろうな。しっかし、驚くのはそのレジスタンス相手に、圧倒的優勢をみせる、うちの軍事力だろ」ガタガタガタガタ・・

カペラ「いくら反乱軍が事前に用意してた正規品の狩猟兵器を使おうとも、所詮は狩りの道具。人殺しのそれとは比較にもならないってこと」ふぁさっ(髪をかきあげる)

ハッキネン「その殺戮兵器のほとんどを開発してるのがあんただって知ったら、連中血相を変えてあんたをとっ捕まえに来るだろうな。ホワイトギルドの連中みたいな」ちら

カペラ「・・・・・・・・・・」ガタガタガタガタ・・

ハッキネン「・・・・。しっかし、よくここまで辿り着いたもんだ。俺の悪運に感謝しろよな」ガタガタガタガタ・・

カペラ「かもね・・」ぼそり


★カペラ組、帰還ルート★
東方港→漁船略奪(もちろんハッキネンがやらされる)→しれっと海路へ→道中、タンジア港行きの旅客船を発見!→漂流したフリをして旅客船に見事乗船(もちろんハッキネンが必死の形相の演技。リアル感を出す為、カペラによって服もボロボロにされた)→ゆったりまったりとタンジア支部の暗黒商会拠点へ(道中、カペラは緑安(東方)滞在中に、あやしげなバイヤーから買ったアングレサイトのクラスター(スタミナ減少無効の恩恵を持つ硫酸塩鉱物)を自ら宝飾し、指輪を作る。同じく服がボロボロのハッキネンを見かねたメゼポルタ帰りのおじいさん(旅行者)が、お土産にと購入した狩人Tシャツを一枚、ハッキネンにあげる。短パンは船員の替えを盗んだ)→タンジア到着→ネコタクで暗黒商会タンジア支部付近まで移動(運賃1万Z。お金だけはカペラが持ってる為。けどハッキネンへの給付は東方在中時も含めなし)→タンジア支部で以前よりカペラがデザイン、発注をかけていた衣装にチェンジ(ハッキネンはもちろんそのまま。タンジア支部のいにしえ麻薬を保管する倉庫で結晶性粉末タイプ(100g)を盗む)→火山近郊まで自社の飛空船で移動。領内まで入らなかったのは、火の国が現在も内紛中である為、誤って撃ち落とされない為)→走って正門まで移動(前述の自作指輪「リング・オブ・ラッシュ」の効果により、カペラは持ち前のスプリントに加え、永久機関に等しい持久力を手にいれたのだ!ちなみにハッキネンは鉱石アレルギーの為、お守りを身に付けるのを拒む傾向にある。頑張れ)



ハッキネン「なんだ・・今、天の声みてぇなありがたい解説が聞こえたが」

カペラ「あんたのやってることはこそ泥ばかりと、人の温情を受けやすい気の毒な外見だってことじゃない」フフ

ハッキネン「うるせえ!だいたいなんであんただけ新しい装備品なんだ!?」ぷんすか

カペラ「いいじゃない。自分で設計、デザインしたんだから」ぷい(その他のカペラ装備については近日のなぜなに☆あたモンのコーナーで紹介するのだ!乞うご期待☆)

ハッキネン「俺にも専用のイカしたバトルスーツを、つぅ~くぅ~れぇ~びっくり」ぷんすか

カペラ「いいじゃない。そのTシャツで。だってあんた狩人なんでしょ?あ、それ「かりゅんちゅ」って読むんだっけ」ククッロシアン 得意げ

ハッキネン「ちきしょ~!!こうなったらてめぇで火山のモンスターぶっ倒して、オリジナルのオレジナルの防具を作ってやらぁ~!!」(でも鉱石アレルギーだから着れるものは限られる)

カペラ「どうぞお好きに・・」ふぁ~(口に手を当てあくびをする)


ガタガタガタガタガタガタ・・・sss


カペラ「・・・・・・・・・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アイルー
(道端に子供が落としたと思われるアイルーのぬいぐるみが落ちている)


カペラ「止まって」


キキィ~~~~~~・・・・・


ハッキネン「どうしたぁ?」

バッ煙(華麗に運転席から飛び降りる女史)

ハッキネン「??」そそくさ(それを見つつ、半ズボンのポッケからあやしげな薬包紙を取り出す)

カペラ「・・・・・・・・・・」スッ(ボロボロになったアイルー人形を拾いあげる黒衣の女史)

ハッキネン「新しいの買ってやろうか?」ずうううううう(手の甲に広げたこれまたあやしげな白い粉をおもいっきし鼻で吸引する)

カペラ「・・・・・・・・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(倒壊した居住建造物の瓦礫の下から、一般市民の遺体が見える)


カペラ「子供の頃ね、あたしもよくこういうので遊んでたわ」ぱんぱん(アイルー人形の顔面を払う)

ハッキネン「・・・・・・。その頃に会いたかったよ」トントントン(その台詞が信じられなかったのか、薬がキマったのか、こめかみを手のひらで叩く)

カペラ「それが今じゃ猫だって、キャタピラの火力兵器に跨る時代になったのよ?」なでなで

ハッキネン「らしいな。驚きなのは水没林にいる猫どもは、それ以上の兵器作成をやってるらしいじゃねぇか」くらくら(になりながら今度はよれよれのタバコをくわえる)

カペラ「だからこの子達も、今はあたし達の立派な商売敵であり、顧客でもあるのよ」ぽすっ(コートのポッケにそれをしまう)

ハッキネン「半獣を人扱いしろって?」ショボッ火(手すり部にマッチを擦りつけ、着火させてタバコに点ける)

カペラ「革命以後、確かに新大陸は変わったってことよ。それとあたし達が東方に行っている間にもね」(空を見上げる)

ハッキネン「この内紛か?戦争屋のうちにとってはちょうどいい稼ぎ場所じゃねぇか。大陸の戦ある所にブラックギルドの影あり・・くお~!クールだぜぇ~!!」ふかぁ~もくもく煙

カペラ「戦争利益は彼らの仕事。あんたもあれくらいの「腕っ節」になったらどう?」フフ・・

ハッキネン「はぁ?」ちら


ガシーンガシーン・・ガシーンガシーン・・
(ゴーストタウン公道の向こうから、砂塵と共に現れたのは・・)





ガシーンガシーン・・!!



ハッキネン「ぎゃああああああああ!!多殻蟹ぃいいいいいいいい!!!!」バッ(急いでカートから飛び降りる)

ぐんsss(そして逃げようとしたところをカペラにTシャツの襟首を掴まれ首が締め付けられる)

ハッキネン「ゲボッ冷」カクンびっくり(一落ち)

カペラ「安心しなさい。お仲間よ」


ガシーンガシーン・・
(接近してくる多殻蟹)


ハッキネン「な、仲間だと・・・」あわわわわわ(カペラの足元に隠れる)

カペラ「そ。彼がブラックアーミー、第三陸軍装甲蟹将軍・・」



カペラ「ゾンゲ大将軍よ」


ハッキネン「タイクンザムザの大将軍・・・ゾンゲ・・」ちら(目の前に現れた巨大蟹を見上げる)

ゾンゲ「ザァ~ムザムザムザムザム!!」(笑ってるっぽい。このタイクンザムザは「歯」が真っ白である)

ハッキネン「あ、あれもあんたが作ったのか?」ちら(カペラの足を掴みながら見上げる)

ゾンゲ「バカモーーーーーーン!!」ブワッ(あの右手を豪快に掲げる)

ハッキネン「いっびっくり」ひょっsss(ハッキネンが掴んでる足を蹴りあげ、颯爽とバックステップするカペラ)


バギャアアアアアアアアアン!!
(ハッキネンの目前に落とされる巨大な塊状の岩殻)


ゾンゲ「将軍と呼ばぬか」ぐあん(鉄球の様な右手を持ち上げる)

ハッキネン「は・・はひ・・・・・」へなへな・・(完全に腰をぬかしたらしい。ついでにおもらしもしたっぽい)

カペラ「ゾンゲ将軍。お久しぶりね」

ゾンゲ「お前が帰還したと聞いてな。すぐに「蟹前走り」で来たのだ」ほれ(鏃の様な左手の先っぽに小型無線機がちょこんと乗ってる)

カペラ「相変わらず器用ね。それ、頂いてよろしいのかしら?」

ゾンゲ「その為に持ってきた。元々はお前が発明した通信機だ。雷光虫の電力を通信機に応用するとは、まさにタイクンおったまげたが、我が軍はこれで通信を取るにより、情報戦にて他勢力より圧倒的優位に立つことが出来た。天才龍科学者の数ある発明品というわけだ」ほれ(左手を静かに落として通信機をカペラに取らせる)

カペラ「驚かされるのは大陸生物の驚異的な生態よ。私はそれを論理的に応用しただけ。それよりいくつか質問していいかしら?」スッ(通信機を黒衣の胸ポッケにしまう)

ゾンゲ「お前がいない間に起きた事で、このゾンゲ様に分かる事であれば答えよう」キラぁ~んキラキラ(真っ白な歯が爽やかに光る)

ハッキネン「ひいいいいいあせる」(なぜか歯の白さに怯える)

カペラ「ああ、あれ?将軍はホワイトニングを欠かさないのよ」

ハッキネン「・・・・・・・・・」ちら

キラぁ~んキラキラ(歯だけが眩しい)

ハッキネン「ひいいいあせる」ガバッ(カペラの足元にすがる)

ガッびっくりびたーーん煙(即座に顎に膝を食らい、おまけに頭を叩かれぶっ倒れるハッキネン。2落ち確定)

カペラ「質問いいかしら」ぎゅんむはぁ(容赦なくハッキネンの頭を踏む)

ゾンゲ「ザムザム」

カペラ「お目当てのものは見つかったの?」

ゾンゲ「ザム」こくり

カペラ「・・・・・・。今何処に?」

ゾンゲ「既に神域の奥地、神界に入った」

カペラ「!!」

ハッキネン「う~ん・・・」(目をこすって起き上がる)

カペラ「ちょっと待って!!あれを調べる為に、私はわざわざここまで来たのよ!?」

ゾンゲ「これは我らブラックギルドを治める七大怪魔様のご意志であられる」

カペラ「・・・ということは神界に・・・「実体」が降臨しているってこと!?」

ゾンゲ「口を慎め、ダニエル・カペラァアアアアアアアア!!!!」


ブバァアアアアアアアアア!!
(毒液を吐く)


カペラ「クッ・・!!」バサッ(マントの様なコートを覆い被さりガードする)


バシャーーーーーーンあせる
(毒液が辺り一面に広がる)


ハッキネン「ぎゃああああああああああ」ブクブクブクブク・・ぽわわん*パープル(もろに毒液を浴びる。三落ち決定。リタイヤ)

ゾンゲ「ほぉ・・我が毒液をも耐えしのぐコートを設計してあったか。さすがは天才龍科学者だな」

カペラ「なんならナパーム弾でも撃ってみる?」バサッsss

ゾンゲ「タイクンやめとこう。お前は組織に欠かせない頭脳だからな」

ハッキネン「・・・・・(嘘つけ・・毒吐いたくせして・・)」ぷるぷる・・(俯せで助けを乞う様に片手を上げてる)

カペラ「もうひとつ質問があるわ」ふぁさっ(髪をかきあげる)

ゾンゲ「なんだ」

カペラ「本部は・・例の隕石を神界に運んでどうする気?」

ゾンゲ「そこまでは知らされておらぬ。確かなのは、グレートメテオライトは既にここにはないという現実だけだ」

カペラ「・・・・・・・・・・・」ふるふるふる・・(拳を握り感情を抑制している)

ハッキネン「・・・・・(ドクターをここまでヒステリックにさせる、その隕石ってのはなんなんだ・・)」スッ(静かに立ち上がる)

カペラ「いよいよ始動したのね?ブラックギルド勢力拡大案「ニューコンチネンタル・オーダープロジェクト(新大陸秩序計画)」が・・」

ゾンゲ「そうだ。そのための一歩が、暗黒団による火山圏の支配・統治化だ」

カペラ「そう・・・それで納得がいったわ。この周りの建物の倒壊の仕方がね」

ゾンゲ「ん・・?」

カペラ「道中ずっと不思議に思ってたの。だってこれ、全部が全部火力兵器による倒壊の仕方じゃないのもの」

ハッキネン「へ・・・」きょろきょろ

ゾンゲ「さすがだ。察しがいいな」

カペラ「巨大地震による倒壊。崩れ方が違うから、すぐに分かるわ。火の国の一般市民はどうしたの?あの崩れ方じゃ相当な遺体が出てもおかしくないと思うけど」

ゾンゲ「広範囲の戦争になる前、捕虜にした。ここで死んでいる者は隠れていたか、また、反乱軍を支援する者だろう」

カペラ「子供の遺体が見えないけど・・・それもこの国のレギュレーションに関係あることかしら?」

ゾンゲ「そうだ。子供達は物心付く前に、国が用意した施設に収容される。そこで長期にかけてハンターの資質があるかどうか見極め、ハンターであると断定された者が、イニシエーションを受けるということだ」

ハッキネン「おい、イニシエーションってなんだ?」こそこそ

カペラ「通過儀礼よ。生贄の」

ハッキネン「いっえ゛!

カペラ「火山奥地、神界に潜む火の神・・その支配者に捧げる生贄が、ハンターってわけ。さっき私が拾ったぬいぐるみは、子供を国に奪われた親が、子の代替として可愛がっていたものでしょうね」

ハッキネン「ま、ま、ま、まじかよ・・・ど田舎だとは聞いていたが、そこまでオカルトチックなことをやってるなんてよ・・」ガタガタガタガタ・・

カペラ「安心して。あんたレベルのハンターじゃ、生贄にも選ばれないから」

ハッキネン「ホッ・・・って、ホッじゃねぇ!!」ぷんすか

ゾンゲ「まだ質問はあるか?」

カペラ「いいえ。もういいわ。おおよその検討はついたから」ふぁさっ

ゾンゲ「そう落胆するな。お前には別にしてもらいた研究がある」

カペラ「・・・・・。いいわ。せっかくここまで来たんですもの。その成り行きを見届けてからラボに帰るとするわ。直前の任務の報告書も書きたいし・・どこか静かな場所はあるかしら?」

ゾンゲ「それならば王宮の客室を手配しよう」

カペラ「・・そんな所まで制圧したわけ?」

ゾンゲ「事実上な。もはや国王オルハン・ミールは傀儡だ。反乱分子さえ消してしまえば、この国の新しい秩序を作り上げることなど造作も無い」

カペラ「王を盾に、実権はあたし達が握る・・・既にホワイトギルドがハンターという兵隊を各地に送り込み、そうしている様に、火の国をブラックギルド主権国家体制に再構築する。それが叶えば、国民という労働力を得ることによって、兵器のロット生産の稼働率も向上。例え帝国軍が来ようとも・・」

ちら(猛々しい火山を見上げる)

カペラ「火山の守護神が覚醒してしまえば、領内に入ることすら出来ないでしょうね」くす・・

ハッキネン「??」

ゾンゲ「ダニエル・カペラ。我らブラックアーミーはお前を歓迎する。駐留中、領内に運んだ兵器及び資材は好きに使ってくれて構わない」

カペラ「あら、ずいぶん信用してくれてるのね。将軍」

ゾンゲ「当たり前だ。お前は我が恩師、ディルク・エクスナーの・・」

カペラ「過去の話しよ」(火山を眺めながら遮る様に答える)

ゾンゲ「・・・・・・。質問に答えた見返りではないが、俺の質問にも答えてくれ」

カペラ「なに?」

ゾンゲ「ディルクは・・博士はこの火山の何処かで失踪したというのは本当か?」

カペラ「・・・・・・。私が頼んだルポライターの最後の報告によると、そうなっているわ。と言っても、そのライター自体、行方不明になってしまったけど・・」

ゾンゲ「そうか・・。俺がこの火の国侵攻に従軍を願い出たのは、ディルクを探す為でもある。お前がここに来たのだってディルクを探し、その姿を・・」

カペラ「口を慎むのはあなたの方じゃなくって?詮索は・・あなただって嫌いでしょ?」

ゾンゲ「・・・・・。先ほど毒霧を吐いたことは謝罪する。王宮には私から伝えておこう。後で尋ねるといい」くる

ハッキネン「ホッ・・・」(安堵のため息)

カペラ「ちょっと待って」

ゾンゲ「なんだ?」

カペラ「軍の、今回の総司令官って誰?」

ゾンゲ「ハンス・ハンニバルだ」

カペラ「そ。じゃあ王宮に行けば会えるわけね。ありがとう。束の間のバカンスを楽しませてもらうわ」

ゾンゲ「心からそう願おう」


ガシーンガシーン・・・
(再び砂塵舞うゴーストタウンに消えていく多殻蟹のごっつい後ろ姿)


カペラ「・・・・・・・・・・・」(その後ろ姿を見送る)

ハッキネン「なんなんだぁ?あいつは。傲慢に振る舞って、毒まで浴びせといて、最後は親しげに去っていきやがった。蟹の知的生命体種のザザミソってのは、そんなもんなのかねぇ」ペッ

カペラ「違うわ。彼の脳は・・・って、難しい話しをあんたにしても無駄ね。さ、行きましょう」ザッ

ハッキネン「なぁ、おい。さっきの・・ディルクって奴、なにもんなんだ?」

カペラ「粘菌」バッ煙(蒸気自動車に颯爽と乗る)

ハッキネン「はぁ?」

カペラ「あんたこそ、自分の保身を考えたら?鬼将軍、ハンニバル・ハンスに「謁見」出来るいいチャンスを作ってあげたんだから。感謝しなさいよね」ふん(足を組む)

ハッキネン「おい!まさか俺を戦地に送り込む気じゃねぇだろうな!?」バッ煙(隣に座る)

カペラ「出生したいなら、戦果を上げるのがてっとり早いんじゃないの?なんなら改良浮岳ガンをあんたに持たせてもいいけど。ほら、このあたりには知的生命体種の無頼獣の集団がいるっていうじゃない?一応持っておいたら?」

ハッキネン「俺はね、ドクターカペラ。労力を使わずのし上がるのよ。ここを使ってね」つんつん(おつむを指す)

カペラ「じゃあ一生、私の奴隷確定ね」

ハッキネン「・・・・・(こいつ、マジで言ってるな汗)」


ズキューーーーーン・・・ガガガガガガガ・・・
(人気のないゴーストタウンの遠くから聞こえる銃声)


カペラ「はじまったみたい。巻き込まれないうちに、もう少し領内を観察しにいきましょう」

ハッキネン「おい!いいか!?俺はあんたの奴隷で終わる男じゃねぇからな!!」ぷんすかガガガガガ・・(怒りながら蒸気自動車の起動スイッチを入れる)

カペラ「奴隷っていう自覚はあるんだ」くす

ハッキネン「・・・・・・・・・」(その笑顔に見とれる)

カペラ「なにしてんの?早く出しなさいよ。給料下げるわよ」

ハッキネン「クソォ~!!いつかあんたを凌ぐ大物になってやるからなぁ~!!」グンドキッ(決意と共にレバーを前に落とす)

カペラ「具体的じゃないのよ。そもそもの目的に達する為の論理性と、その計画と時間の使い方が」ガタガタガタぶるぶる(揺れながら直進していく)

ハッキネン「うるせえ!!なんでもかんでもロジックで大成すると思うなよ!?ハンターってのは理屈をも覆す能力と才能を秘めてるのっ!!」ガタガタガタガタガタ(足元の悪い道を小刻みに揺れながら進んでいく)

カペラ「なら立証してみせなさいよ。たぶんだけど、クルセイダーズも来るわよ」ガタガタガタガタガタ(手すりに頬を付きながら景色を眺めてる)

ハッキネン「クルセイダーズ・・・・そうか!!ってことは、あのムカつくドボルマスクや、ローゼンクロイツの小娘も・・・ザボアザギルも一緒ってことか!!まだ「俺達の」クエストは終わってねえって証拠だな!?さすがだぜ、ドクター!!」ガタガタガタガタガタ

カペラ「あのお人好しの牙獣種も・・ね」ガタガタガタガタガタ

ハッキネン「ああ!?なんか言ったか!?」ガタガタガタガタガタ

カペラ「あ」

ハッキネン「なんだぁ~!?」

カペラ「榴弾、飛んできたわよ」ぴっ指(その方向を指さす)

ハッキネン「おおおおおおおお!?」ガタガタガタガタガタ

カペラ「この飛翔音は・・・125mmAPFSDS・・・ハンター防具を貫徹させて中から爆破するのね・・そ。実戦検証中なのか」(涼しい顔して分析してる)

ハッキネン「バカ野郎ぉおおおおおおお!!」ガゴン!グイッ!!(慌てて操縦レバーを動かす)


ドガアアアアアアアアアアン爆発
(間一髪で榴弾を避ける蒸気自動車)


カペラ「そうそう。その調子♪」ドガアアア・・・・・ン(硝煙の中、少し微笑みながら頬をつく女史)

ハッキネン「よく覚えておけ!あんたの護衛は俺くらいの腕がねぇと務まらねぇってこともな!!」ガタガタガタガタガタ

カペラ「はいはい。あ、また来るわよ」

ハッキネン「ひえええええええええ」ガゴン(レバーを豪快に傾ける)


ドガアアアアアアアアアアン爆発
(またも寸でで榴弾を交わす)


ハッキネン「うおおおおおおお!!もういやだぁ~~!!」ドガアアアアンバチッッ

カペラ「ほんと・・・とんだバカンスになりそうね」ちら



ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・・


To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎは・・

7/15(水)0時更新 たぶん「なぜなに☆あたモン」のコーナーsei

をお送りいたします♪次回も読んだらコロコロ回ろうくるくる最高の笑顔してぽけ~





聖域編/三章でのカペラ装備

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今回のなぜなに☆あたモンのコーナーは聖域編/第三章で久しぶりに登場した、ダニエル・カペラの装備品(本人考案)をパーツ別にご紹介させて頂きます♪今をときめくワイバーンサイエンティストの最新コーディネートや如何に!?


-------------Daniel・Capella's Equipment瓶底メガネ-------------

頭レア6head:アルティメットグラス
閃光玉をはじめとするフラッシュバンの強光を反射出来るレンズを使用。この特殊な両面複合累進レンズは、閃光玉の効かないモンスターの角膜を採用しているという。またフレームカラーは赤縁と黒縁の二種類から選べる。

胴レア6body:龍科学者の黒衣
柔軟性、伸縮性、発汗性、通気性に長けた繊維を使用。見た目以上に清涼感のあるタイトな医療用黒衣である(スカートは膝丈)。素材の一部にはイチノタチウオ(撫子、桔梗シリーズもこれを使っている)を使用。

腕レア6arm:リング・オブ・ラッシュ
清澄なレモンイエローに煌めく、スタミナ減少無効の恩恵を持つアングレサイト*を宝石にしてはめこんだ指輪。カペラが緑安(東方)に滞在中、あやしげなバイヤーからアングレサイトのクラスターを買い、帰路の旅客船の中で彼女自ら宝飾したもの。

*アングレサイト(Anglesite 硫酸鉛鉱):精神が放浪するのを防ぎ、集中力や現実的思考を高めてくれる石。あらゆる個性の混乱に対して積極的に作用し、エネルギーを捉える能力を与えてくれる。石の特徴としてはとにかくもろい。

腰レア6belt:ウィップラッシュベルト
ポカラドンの腹の皮を使用。靭やかかつ伸びがよく、人をぶつのにちょうどいいらしい・・。

脚レア6leg:エンジェルウィンターブーツ
耐暑・耐寒効果を持つ硫酸クロムでなめしたブルックの皮で作ったスエード製、ダークブラウンのロングブーツ。名前こそヒートウォームブーツだが、これを履いていれば極暑&極寒の地でもへっちゃらなのだ!抗菌作用もばっちしで、蒸れず、消臭機能も抜群!製品化すれば間違いなしの大ヒット商品になるだろうとカペラは自負する。

コートcloak:漆黒のドクターコート
耐熱性に優れた各モンスターの鱗等に、鋏角種(きょうかくしゅ:ネルスキュラ)の吐く糸を混合して作りあげた特殊なレザーを使用。若干重量感のあるクロークであるが、火属性やられをはじめ、ブラックギルド製のナパーム弾をも凌ぐ耐久性を誇る。保温性にも優れているため、極寒の地でも役に立つ万能コート。また、鼻先まですっぽり覆えるフードもついているが、被るとただの悪徳ウィザード、または背徳な密教信者にしか見えない。

ジュエル・blueaccessory:イヤープラグ・オブ・ヘル
付けた者の聴覚機能を停止させるといっても過言ではないほどの遮断性を誇る耳栓。地獄の亡霊が出す阿鼻驚嘆さえも防げるという。一部のモンスターや動物が放つ特殊音域もカット。カペラ曰く、「学生時代にこれがあれば、もっと勉強に集中出来ていたかも」とのこと。


ロシアン 得意げご本人のありがたい注釈:以上はあたしがデザインの考案をした、あたし専用の装備品よ。これらに必要な素材や作成方法を詳細に記したデッサンを開発部に送りつけて作らせたってわけ。基本的には全部気に入ってるわ。これで今度クルセイダーズのおこちゃまハンター達とエンカウントしても、早々に逃げる必要なんてないんだから。できればあの自信過剰なドボルヘルムの背中をベルトで引っ叩いてやりたいわね。眼鏡に関しては、東方で扮装用に使った物のデサイン瓶底メガネも捨てがたかったんだけど、やっぱりオーソドックスな形にしたの。ま、よほど脅威的な知的生命体種と遭遇しない限り、この装備で平気かしら。本来ならこんなハンター紛いの衣装なんていらないんだけど、頼りない用心棒のおかげで、最近ではあたしまで危険な目に遭遇することが多いでしょ?自分の身は自分で護らなきゃいけないってこと。本当は龍科学者であるあたし自ら本部指令のクエストに参加する必要性はないんだけど、ま、それなりの理由と目的があって出動してやってるってわけ。それに関しては今後のストーリー展開に注目ってところかしら。え?そもそもあたしの登場人物紹介がまだですって?そのクレームは怠惰な作者に言ってちょうだい。じゃばいばい





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは

7/17(金)0時更新 「ワオン」の巻


をお送りいたします♪カペラの紹介文、まとめないと作者までベルトでひっぱたかれてしまいますねドンッついでにハッキネンのも。そんなわけだから次回も読もうにこっ見ようしゃきん読も見ようキラーン

「ワオン」の巻

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~火の国近郊、非狩猟エリア....



とぼとぼ・・とぼとぼ・・




アイオロス「はぁ・・・」

とぼとぼ・・はぁ(ため息をつきながら到底不似合いな火山エリアをとぼとぼ歩く雷狼竜。よぉく見ると鼻先の所に小さい光蟲がとまっている)

ナイトクルーガー「元気出せよ、警部」ふかぁ~(鼻の上で足を組みながら虫サイズの高級葉巻をふかしている)

アイオロス「はぁ・・君はいいよね。アサイラムで人命救助を出来たどころか、まさかの大スクープまで掴んで帰ってきたんだからさ・・。それに比べ僕なんて、今だ火の国に入れないで立ち往生・・自尊心なんかとっくにこのフィールドのマグマに溶かされてしまったよ・・はぁ・・」とぼとぼ

ナイトクルーガー「あんたの望みだったんだろ?ユクモのお嬢さんをエスコートするついでに、アサイラムの機微な情報を探れってよ」ふう~

アイオロス「話がデカすぎる!!竜機兵の再起動をギルドが試みてるなんて、僕だって予想もしなかったよ!!」ぷんすか

ナイトクルーガー「声がでかいぜ、警部。暗黒団に知られてでもみろ?瞬く間にメディアコントロールで攻撃してくるぞ。そうなったら間違いなく、SBIは解散。あんたも俺も、ただの知的生命体種に逆戻り。今更、野生で生きる気なんてねぇだろ?それとも「狩りに生きる」か?なわけねぇよな。いっそクルセイダーズに志願でもしてみるかい?」ぷかぁ~(輪っかを作る)

アイオロス「ほらみろ。やっぱり君だってあのお嬢さんに惹かれて帰ってきたんだろ?気持ちは分かる。けど、彼女達は目的の為ならば、手段を選ばない義賊だってことも忘れちゃならない」とぼとぼ

ナイトクルーガー「じゃあなんで俺にお嬢さんを助ける様に仕向けた?あのお嬢さんの潜在的なライフフォースに、一番興味を抱いてるのはあんただろ?警部」ぽんぽん(灰を鼻の上に落とす)

アイオロス「むずむず(それが鼻の穴に入った)彼女の持ってる力が、悪用されないか心配なだけだ」

ナイトクルーガー「オクサーヌ・ヴァレノフみたいにか?」

アイオロス「現に君たちが脱走させたオメガ4号という凶悪霞龍だって、凍土に向かったんだろ?彼女達には獰猛なモンスターをも手なずけてしまう、インテンシティとウィルパワーがあるんだよ。現にオクサーヌ・ヴァレノフは近年、そのカリスマを使って戦力を高めている。もちろん、他勢力を叩き潰す為にね」

ナイトクルーガー「お嬢さんもそうなるかもしれないって?」

アイオロス「断定は出来ない。だから監視しておく必要があるのさ」

ナイトクルーガー「一筋縄じゃいかねぇぞ、あのお嬢さんは。あんたと同じくらい頑固で賢い。つまり確固たる信念を持っているということだ」ふかぁ~

アイオロス「だから警戒する必要があるのさ。他の反体制派、同様にね」

ナイトクルーガー「なるほど・・。連中の標的が俺たちギルドで、そういった反体制派を殲滅する為のイコール・ドラゴン・ウェポンってわけか。なんのための俺たち(中央捜査局)や帝国軍なんだかな」

アイオロス「元より機関に分けたのは、ハンターズギルドじゃなく、さらにその上の組織、つまり僕達を含めた総称である、ギルドという巨大アソシエーションさ」

ナイトクルーガー「はぁ?ギルドっつたら、大陸市民はみんなハンターズギルドを指すぜ?」

アイオロス「おそらくハンターズギルドも、僕ら同様の一機関に過ぎない。君だって疑問に思ったことあるだろう?いつの間にか世の中に「定着」してしまった、その巨大組織を統括している支部はどこにあるのか・・・そしてその統括者は誰なのかってことをさ」

ナイトクルーガー「各大陸の都市にあるギルドマスター達だろ?」

アイオロス「表向きはね。君は見たことあるかい?あの人のいい竜人族のおじいちゃん達から、「直接」指令を貰ったことがさ。指令を出すのは常に僕らが属する機関の上官だけだ。それとも僕らの上司に、あのおじいちゃん達が離れ離れの大陸からわざわざ集まってまで「寄り合い」をしてから、指示を出すっていうのかい?それじゃ遅すぎて、なんにも対応出来ないよ」

ナイトクルーガー「そこは上司達に一任されてんじゃねぇのか?だって分野が違うだろ。あの爺さん達はモンスター被害を・・・・」(言いながら何かに気づく)

アイオロス「だろ?彼らと僕らは与えられた仕事がそもそも違うんだ。だからさ。僕らを統括している組織があっても不思議じゃない」

ナイトクルーガー「・・・・・・。あんた何が言いたいんだ?」

アイオロス「つまり僕ら中央捜査局、それに帝国軍、そしてハンターズギルド、それからギルドナイツセクションを統括している、本当のギルドが存在するってことさ。アサイラムでの造竜技術に関する研究は、そこの幹部達が命じたものだろうね。それなら僕らに内緒で、竜機兵を保管していたことも納得出来る」

ナイトクルーガー「自分達の存在、そして目的を公にしたくないから・・か?」

アイオロス「だろうね。大きくなり過ぎた組織の各所に、明確な役割を与え、分割することで、その総称となるものの概要は複雑になることでより不透明にみえる・・・もちろん大陸市民も、そこに属している僕らもね」

ナイトクルーガー「・・・・・・・・・・・」ほろり・・(灰が落ちる)

アイオロス「ま、あくまでも僕の個人的見解だ。くれぐれも(強めに言う)上司には言わないように」

ナイトクルーガー「・・・・・。おいおい。あんたが正義感に溢れた男だってのは知ってるが、いよいよ自分が属する組織も疑うってのか?」

アイオロス「公にしなければお咎めはないだろ?」けろり

ナイトクルーガー「やれやれ。疑念を抱くのは忠誠心が低いからだ、なんて上から言われない程度にな。あんたに付いていく俺たちの身にもなれってんだ」

アイオロス「はい」とぼとぼ


グツグツグツグツグツ・・・・
(同エリアの溶岩湖は今日も煮えたぎっている)


ナイトクルーガー「あんたの陰謀論は置いといて、どうすんだ?今日も誰もいないエリアを「散歩」して、おしまいか?」

アイオロス「なんだよ、その言い方。僕はお喋りしながらちゃんと考察してるの」ぷんすか

ナイトクルーガー「何をだよ?火の国領内に行こうとして、暗黒団の見回りにバレそうになったもんだから、連中のいないこのエリアを拠点にしてるだけだろ?」

アイオロス「あのねぇ、僕が危惧してるのはブラックアーミーだけじゃないの。ついさっき砂漠の辺地からここに来た君は知らないだろうけど、今、火山フィールドは活火山を中心とした地震災害や、それ以外の天災に襲われて大変なの」

ナイトクルーガー「それが言い訳か?霊峰出身のあんたなら、少しくれぇの災害なんてどうってことねぇだろうが?」カチカチ(新しい葉巻をくわえながら、ちいちゃい火打ち石を擦り合わせる)

アイオロス「桁が違うんだよ。それとね、僕に与えられたクエストは密偵じゃないの。潜入捜査なの。火の国で暗黒商会の連中がやっている犯罪行為の証拠を掴むことなのさ。それが分かったら早く行ってきなよ」ぷんすか

ナイトクルーガー「ほらみろ。やっぱり諜報は俺の仕事じゃねぇか。それなら早く頼れってんだよ♪」にやにや

アイオロス「まったく・・饒舌なのは普段、普通の光蟲に扮してストレスが溜まってる君の方じゃないか」ぶつぶつ

ナイトクルーガー「ほんじゃ、いっちょ行って・・」




ひょん!!
(アイオロスの目の前に何かが落下してくる)




ナイトクルーガー「??」


ゴロン(上空から落ちてきたなにやらまあるい塊)


ナイトクルーガー「なんだぁ?」

アイオロス「これは・・・・」


キラキラキラキラ・・・・キラキラ青
(塊の正体はサッカーボール強の大きさを持つ「雹」であった)


ナイトクルーガー「氷の塊・・か?」

アイオロス「まずい・・!」バッ(空を見上げる)




ドドドドドドドドドド!!
(瞬く間に上空から降り注ぐ雹の雨)




ナイトクルーガー「なんだなんだぁあああああ!?」

アイオロス「言ったろ!?今、火山は天災ブームだって!!」ダダダッダダダッsss(一目散に駆ける)


ドドドドドドドドドド!!
(天から強襲してくる雹災により、エリア全体は瞬く間に視界が悪くなる)


アイオロス「洞窟は・・・・何処だ!?」ダダダッダダダッsss

ナイトクルーガー「だめだ!!なんにも見えねぇ!!」(アイオロスの角を屋根代わりにしてる)

アイオロス「くそ・・このままじゃ・・!!」ガツガツぎくっガツガツガツぎくっ(鉄球と化した雹が上空より全身を打ちつける)

ナイトクルーガー「!!(そうか・・弱属性・・!!)」

アイオロス「こうなったら・・・!!(龍エーテル解放でエレメンタルチェンジするしか・・)」ゴツッびっくりゴツゴツゴツびっくり



ピカッ
(空が光る)



ナイトクルーガー「!?」


ドシャーーーーーーーーーーン!!
(光と同時に落雷が落ちる)


ナイトクルーガー「落雷だと!?」

アイオロス「はぁ・・はぁ・・・龍属性モードになっても、今度は雷か・・・どちらにしても、僕には分が悪い・・・」ゴツゴツゴツびっくりゴツゴツゴツびっくり

ナイトクルーガー「どうすんだよ!?このままじゃこんな所で野垂れ死んじまうぞ!?」


ドシャーーーーーーーーーーン!!


アイオロス「とにかく・・・逃げるんだ・・・・」ずるずる・・ずるずる・・(足取りが重くなり足を引きずる)

ナイトクルーガー「しっかりしろよ!!警部!!」


ゴッ血
(凶器と化した雹が右目に当たる)


アイオロス「クッ・・!!」よれ

ナイトクルーガー「クソォオオ!!一体全体、このエリアはどうしちまったんだよ!?」


ドドドドドドドドドド!!
(みるみるうちにエリアの大地は巨大な雹で埋め尽くされ、アイオロスの全身も雹で埋もれていく)


アイオロス「君だけでも行け・・・」ゴツゴツゴツゴツゴツぎくっ

ナイトクルーガー「馬鹿野郎!!あきらめんな!!」ドシャーーーーーーーン(近くにまた雷が落ちる)

アイオロス「そう言われても・・ねぇ・・・・」ゴツゴツゴツゴツびっくり(四肢は既に雹で埋め尽くされ、直進するのもままならない)

ナイトクルーガー「頼む!!誰かいたら気づいてくれぇえええええ!!!!」


カッ
(降り注ぐ雹災の中、全身を発光させる光蟲)


ナイトクルーガー「すまねぇ警部!!俺に出来ることはこれくらいしかねぇ!!」ドドドドドドド!!

アイオロス「いや・・十分だよ・・・」ゴツゴツゴツゴツびっくり

ナイトクルーガー「すまねぇ・・!マジですまねぇ!!」ドドドドドドドドドド!!

アイオロス「謝るなよ・・・・本当に褒めているんだ・・。ほら、君も感じるだろ。巨大な生態エネルギーを」ちら

ナイトクルーガー「??」ちら(同じ視線の方向を見上げる)





ピカッ
(視線の先の断崖上に、雷の閃光と共に露わになる牙獣種らしきシルエット)






アイオロス「君の決死のSOS・・キャッチしてくれたようだ・・」

ナイトクルーガー「あれは・・・」







ウオオオオオオオオオオオオ!!







ズギューーーーーン!!
(断崖からひとっ飛び、アイオロスの方に降下してくる)






ナイトクルーガー「金獅子!!」

アイオロス「ここ(新大陸)にいるなんてね・・・この天災といい、まったく予測不可能な大陸だ」フッ



バガーーーーーーーン!!
(アイオロスの周辺を埋め尽くす雹の山を、右拳で打ちつけ、一瞬にして吹き飛ばす屈強な金獅子)



アイオロス「いて」こちーんびっくり(流れ雹が顔面に当たる)


金獅子「ハァアアアアアアアアアア!!!!」ガッ(次々と落ちてくる雹にも動じず、両拳を天に掲げる)



バリバリバリバリバリ!!
(両拳を電磁波の超エネルギーが覆う。同時に青い瞳が白目を含め紅紫色に埋め尽くされる)



ナイトクルーガー「なっ!?」


金獅子「ハイパーコライダァアアアアアア・・・・クラァアアアアアシュッ!!!!


ガシーーーーーーーーンドンッ
(超電磁波に覆われた両拳を叩き合わせる)




バショオオオオオオオン!!
(金獅子を中心に立体的な円状の電磁波オーラがアイオロス共々包む)




ナイトクルーガー「な、なんだぁ~!?」バリバリバリバリバリ!!(辺り一面、電磁波に包まれている)

アイオロス「ワオン」バリバリバリバリ!!



ジュオオオオオオン・・・
(謎の金獅子とアイオロスを包んだ電磁波バリアは刹那の空間的爆発を起こし、中心核に吸い寄せられると同時にエリアから跡形もなく消える)




ドドドドドドドドド・・・・!!
(電磁波オーラに包まれた場所だけが、ぽっかり地面がむき出しになっている。そこにまた新たな雹が次々と落ちてくる)





$あたちのモンハン日記
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・




ジョワアアアアアアアアン・・・・
(洞窟エリアの中央空間に、突如電磁波エネルギーが蓄積され、瞬間的に広がり弾ける)



アイオロス「・・・・・・・・・・」シュウウウ・・・・ン・・(その電磁オーラの中から出てきた雷狼竜)

ナイトクルーガー「・・・・・・・・・」シュウウウ・・・・ン・・(アイオロスの鼻の上で腰をぬかしてる)


ゴロゴロゴロ・・
(一緒に「付いてきた」雹の山が洞窟エリアに散らばる)


アイオロス「・・・・・・・・・・」(それをなんとなく考察する)

金獅子「もう安心だぜ」

アイオロス「・・・・・・・・・・」ちら



金獅子「ここならアイスボールも落ちてこねぇ」(よく見ると毛先がお洒落なソフトスパイクで、その顔立ちも男前な猿顔である)


アイオロス「・・君、一体なにしたの?」ぱちくり(今だ何が起きたか理解しきれていない様子で問う)

金獅子「ああ、今のか。初めて見る奴は驚くのも無理はねぇ」シュッ(少し遊ばせてる髪の毛先を手でシュっとする)

アイオロス「はぁ」

金獅子「簡単にいうと超エネルギーを衝突させて時空間に穴を開けたのさ。その電力の発生源はもちろん俺だからな、イメージした場所を電荷に伝えることで、空間移動が出来るのさ」

アイオロス「はぁ」

金獅子「おっと。それ以上の詳しい説明は、仲間のタイタンラスって砕竜に聞いてくれ。最もむつかし過ぎて、何を言ってるかさっぱり分からねぇと思うがな」

アイオロス「・・タイタンラス・・砕竜・・・そっか君、巷で噂のモンスターミリシアの所属なのか」ぱちくり(鼻の上でまだ腰をぬかしてる光蟲)

金獅子「お?そうか・・俺たちもそんなに有名になったか」フフフ・・(嬉しそうな金獅子)

アイオロス「僕はアイオロス、こっちはナイトクルーガー。君の名前は?」ぱちくり

ザッ(一歩前に出てカッコつける金獅子)

金獅子「俺の名前はカイルス・バッカス。誇れる兄貴の意志を継ぐものだ」





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






アイオロス「バッカス・・・ゴッドジャスティス収容所の・・・ああ・・・弟さん・・」ぱちくり

カイルス「・・ちょっと待て!!おめぇ、兄貴のこと知ってんのか!?」グンッ煙(胸ぐら的なもの(腹部の体毛)を掴み上げる)

アイオロス「まぁ一応、職業柄・・会ったことはないけど資料で」ぱちくり

カイルス「職業柄・・・おめぇ、まさかギルドサイドのモンスターか!?」

アイオロス「まぁ一応」ぱちくり

カイルス「ってことは中央捜査局の犬か!?」

アイオロス「その言い方は好きじゃないけど、まぁ一応」

カイルス「フフ・・・」

アイオロス「??」ぱちくり

カイルス「ハッハッハッハッハッハ!!やっと俺にもつきが回ってきたぜ!!」

アイオロス「はぁ・・?」ぱちくり

カイルス「おめぇにはいろいろ聞くことがある。なぁ!?」(遠くに向かって叫ぶ)

アイオロス「・・・・・・・」ちら


ドスン・・ドスン・・
(エリアの遠くから聞こえる明らかにモンスターの足音)


アイオロス「あら・・・」チラリ(胸ぐら的なものを掴まれたままチラ見する)






ドシン・・ドシン・・





ドスン・・ドスン・・




ナイトクルーガー「はっびっくり」(足音でやっと我に返る)

アイオロス「ねぇ、あれってきっと、火山で名高い賞金首の知的生命体種達だよね」

ナイトクルーガー「だな」やれやれ

カイルス「楽しくなってきたぜ」バッsss(胸ぐら的なものを離す)

アイオロス「ひょっとして拷問するの?やだなぁ・・」すて~んびっくり

カイルス「俺が聞きてぇのはひとつだけだ」ボキボキ(拳を鳴らす)

アイオロス「答える答える」うんうん

カイルス「兄貴を殺した奴が今何処にいるのかだ」

アイオロス「ほんと、あのお嬢さんは人気者だね」ぼそ

ナイトクルーガー「だなふん」ふかぁ~(葉巻を吸う)

To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはぁ~!?

7/19(日)0時更新 「わんダフル♪」の巻


をお送りいたします♪次回も見てaya走って逃げるお母さんに報告しに行こうayaこっしょりと






「わんダフル♪」の巻

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~火山非狩猟エリア....
$あたちのモンハン日記
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・



アングリーアッシュ「やはり火の国では内紛が起きていたか・・しかも相手がブラックアーミーとはな」


アイオロス「そうそう」


カイルス「ヴォルガロン兄貴の推測は正しかった様だぜ。けどよ、人型同士、火の国領内だけでドンパチやってる分には、俺達には関係ねえんじゃねぇのか、プロフェッサー」


タイタンラス「アイオロス警部。お前は暗黒商会が火の国領内で何を目論んでいるのか、その証拠を掴み、そしてそれを帝国軍に伝達するのが目的だと言ったな」ゴボゴボゴボ・・(独特のガテラルボイスが辺りに反響する)

アイオロス「そ。犯罪撲滅が僕らの仕事で、戦いは帝国軍の分野だからね」

アングリーアッシュ「そうか・・・帝国軍が火山フィールドに進軍してきたとあれば、「ついでに」俺達にも攻撃を仕掛けてきてもおかしくはない・・そういうことだな?」

タイタンラス「うむ。だが危惧するのはそれだけじゃない。ただ単純にブラックギルドが戦争屋として内紛に介入しただけとは思えん・・・だからこそ中央捜査局も、この特別捜査官をここによこしたのだろう」

アイオロス「さすが。お目が高い」

ナイトクルーガー「よせよ。こんな連中に媚び売ったって、ブン殴られるだけだぜ」ふかぁ~(アイオロスの鼻の上で足を組みながら葉巻を吸ってる)

カイルス「警部。奴らの本当の目的はなんだ?」

アイオロス「それを掴む為に来たんだよ。けど、外があんな様子だからね。火の国領内に近づくこともままならなくて、君たちが統治するエリアに迷い込んだってわけさ」

ナイトクルーガー「火山に雷狼竜がいるなんて笑えるだろ?俺は鼻が利くしな。警部を探し出すのは簡単だったぜ」ふかぁ~

カイルス「アッシュ。こいつら、嘘はついてねぇようだぜ」

アングリーアッシュ「そのようだな。ここ最近、特に火山一帯の天災はその凄さを増した。ラス、何かそれも関係しているのか?」

タイタンラス「それはこの警部に聞くんだな」ゾゾゾゾ・・・(脳内を支配していると思われる粘菌が不気味に蠢くのが分かる)

ナイトクルーガー「なんか気持ち悪い砕竜だな。生気を感じねぇ」こしょり

アイオロス「僕の読んだ資料だと、ほんとにそうみたいだよ」こそこそ

アングリーアッシュ「答えろ。ホワイトギルドは何処まで今回の事態を把握しているんだ?」

カイルス「隠すと・・・また雹災エリアに逆戻りだぜ」バリバリバリバリ衝撃(両手が放電し始める)

アイオロス「ちょっとタンマ。その前にこっちからも素朴な質問」

カイルス「・・・・・・・・」ちら(爆鎚竜を見る)

アングリーアッシュ「いいだろう。なんだ?」

アイオロス「その彼の超越したエネルギー。それについて講義を受けたい。ディルク・エクスナー」

タイタンラス「・・・・・・・・・」ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・・

カイルス「ギルドの犬が。プロフェッサーの過去も掌握済みってか。教えてやれよ、こいつに理解出来るかはさておきな」

アイオロス「べー」(舌を出す)

タイタンラス「いいだろう。カイルスは剛種や覇種、特異個体を含む「普通種」と違い、インテルクチュアル・モンスター特有の生態エネルギーを秘めている。金獅子自体がそもそも熱量の高いモンスターだ。カイルスがその潜在的な力をすべて解放し、自在に操ることが出来れば、普通種の火力を大幅に上回ることが出来る」

カイルス「フフン」シュッはぁ(ソフトモヒカンの毛先をセットするようにシュッとキメてみせる)

アイオロス「なるほど。それで、その原動力は?」

タイタンラス「怒りだ。カイルスは最愛の兄を失ったことにより、その激しい怒りと憎悪から、内に眠る潜在的パワーを自ら覚醒させたのだ」

アイオロス「お兄さんの死は・・どうして知ったんだい?」

カイルス「兄貴が勤めていた収容所から脱獄して来たモンスターに聞いたんだ・・・兄貴が・・やられたってな・・・」

アイオロス「・・・・・・・・」

ナイトクルーガー「やらかしちまったな。あのお嬢・・・」

アイオロス「しーーーーーー」

タイタンラス「兄の死に慟哭し、憤怒したカイルスは普通種の金獅子よりも、更に数段階上のレイジモード(怒り状態)に入ることが出来る様になった。俺はそれをリゼントメントモードと名づけた」

アイオロス「激憤・・・それであの凄まじい電磁力を放出できるのか・・・発生源はよく分かったよ。問題はその次だ」

ナイトクルーガー「そうそう。瞬間移動の理屈を分かりやすく、な」

タイタンラス「早い話がカイルスの強靭な両腕は、それぞれが衝突型加速器の役割を果たしている。つまり・・」

アイオロス「待って待って。ぜんぜんわかんない。その・・加速器ってなに?」ぱちくり

タイタンラス「荷電粒子を加速する装置だ。現在の大陸科学ではその理論上の証明はされてはいるが、当然ながらその様な動力源と物資素材が確立されていない為、実現出来ていないのが現状だ」

アイオロス「そんなすごいものが・・その両腕に?」ぱちくり

カイルス「男は腕っ節だろ?」パチりん(ウィンクしてみせる)

タイタンラス「高エネルギーの電荷を纏った両拳の衝突作用により、特殊な「ワームホールバリア」が空間上に出来る。このバリアを形成している電荷は、もちろんカイルス自身が作り上げている為、電荷内の素粒子ひとつひとつに自身が描いた、ある特定された空間的位置をイメージ結合させることで、その場所へ光よりも早く移動出来るのだ」

カイルス「それがハイパーコライダーだ。もちろん名付け親はプロフェッサーだけどな」むん

アイオロス「・・・ほんと・・知的生命体種の奥深さを思い知らされるね」ぽかぁ~ん

ナイトクルーガー「創造主はなんだってあんな金毛野郎に、そんなすげぇ力を与えたんだか」ふかぁ~

アングリーアッシュ「納得したか?そしたら先ほどの質問に答えてもらおう」

アイオロス「なんだっけ?」ぱちくり

アングリーアッシュ「貴様らギルドが今回、火山で起きている騒動についてどこまで知っているのかだ」

カイルス「おっと!それから俺の兄貴を殺した野郎の居場所もだ!!」

ナイトクルーガー「情報提供者から、仇の特徴は教えてもらってねぇのか?」

カイルス「それなんだけどよ、兄貴の死に怒り狂った勢いで腕をぶん回したら、その脱獄してきたジャギィに当たっちまってな・・ぶっ殺しちまったんだ・・」しょんげり

ナイトクルーガー「豪腕もほどほどにしねぇとな」やれやれ

アイオロス「どうしてそのジャギィは脱獄できたんだい?」

カイルス「収容所、恒例の「早朝野球大会」の途中で、抜けだしてきたそうだ」

アイオロス「セキュリティの問題か・・」

ナイトクルーガー「どっちにしても助かったな。なにせあのお嬢さんは特徴だらけだからな」こしょり

アイオロス「うーん」

カイルス「兄貴を殺した野郎の居場所さえ分かれば、かたは俺がつける!さぁ!吐かねぇと、このエリアまるごと消し去るぞ!!」ボキボキ

タイタンラス「気をつけろ。カイルスの放つスピリットボムの威力は、半径328フィートは軽々焼け野原にする。赤獅子のそれどころじゃない異常の数倍だ」

ナイトクルーガー「どうすんだ?警部。一瞬で苦しまずに死ねるのはいいが、俺はまだ大陸でやり残してることが山ほどあるんだ。英断を求めるぜ」ふぅ~~

アイオロス「うーん」

カイルス「さぁ!!」ズン

アイオロス「よし。取引といこうか」

カイルス「ああ!?」

アイオロス「僕の出すクエストを君らが叶えてくれれば、君のお兄さんを殺したハンターの居場所を教えてあげるよ」

ナイトクルーガー「なっ・・」ぽろ(思わず葉巻を落とす)

カイルス「やっぱりな・・兄貴を殺したのはハンターだったのか・・!」

アイオロス「そこから先の情報を得るかどうかは、君ら次第だ」

カイルス「チッ・・。ここで強引に吐かせちまってもいいんだが・・どうする、アッシュ?」

アングリーアッシュ「この警部を殺せば、俺らミリシアを敵対勢力と改めて認知し、火山に侵攻してくるだろう。それに今は火の国に駐留する暗黒団からも目が離せない状態だ。聞くだけ聞いてやろう」

アイオロス「そうそう。理知と言語発生があるからこその、僕ら知的生命体種なんだ。そうこなくっちゃ」

アングリーアッシュ「要求はなんだ?」

アイオロス「プロフェッサー。君なら知ってるだろ?グレートメテオライトの存在を」

タイタンラス「・・・・・・。ギルドもそこまで調査済みだったか」

カイルス「あの隕石のことか?アッシュが昔、かじりついたっていう?それと・・確かそうだ、バサ雄の親父も食ったんだろ?」

アングリーアッシュ「そうだ。その食した隕石の欠片に含有されたいた暗黒物質が原因で、俺もメガゼノスもユニークスキルを手に入れることが出来た。・・・・そうか!!暗黒団の狙いはあの隕石の回収なのだな!?」

アイオロス「連中が興味津々なのはそれだけじゃない。その隕石を食べて、能力を覚醒させた君も・・ね」

アングリーアッシュ「!!」

カイルス「どういうことだ!?」

タイタンラス「どうやって隕石の持つダークマターを体内で化学反応させ、結合させたのか知りたいのだろう。もちろん生体実験に用いてな」

カイルス「なっ・・・!!」

アイオロス「遅かれ早かれ、この辺境のエリアに暗黒団の軍隊が来るのは時間の問題だろうね」

カイルス「のんきに言ってんじゃねぇ!!」グン煙(胸ぐら的なもの(お腹の白毛)を掴み上げる)

アイオロス「だったら君らから仕掛ければいいじゃない」

カイルス「!!」

アイオロス「カイルス君、君の移動能力を使えば、火の国領内に入るなんて簡単だろ?」

カイルス「まぁな。だが行くからには密偵なんてやらねぇぞ!!」

アイオロス「言ったろ?それをやるのは僕らの仕事だ。君は僕を領内に運んで欲しい。プロフェッサー、一回の移動の定員は何名まで?」

タイタンラス「大型モンスター一体分くらいまでなら、ワームホールバリアの範囲に入る。一頭ずつ移動させれば問題はないが・・・」ちら

アングリーアッシュ「アイオロス警部。お前のクエストとは、俺達、火山のミリシアが帝国軍に代わり、暗黒団を火の国から駆逐すること・・・それでいいのだな?」

アイオロス「わんダフル♪」

アングリーアッシュ「だが勘違いするな。我らは決してギルドに媚びを売るために、貴様の要件を飲むわけではない。我らの聖地を守る為、そして仲間の報復に力を貸すためだ」

アイオロス「それもわんダフル♪」

タイタンラス「確認だが、クエスト報酬は・・」

カイルス「兄貴を殺した野郎の居場所だ!!」グンsss(アイオロスを突き離す)

アイオロス「I promiseあせる」すて~んびっくり

ナイトクルーガー「いいのか?警部。あいつにお嬢さんの居場所を教えて。いっくらお嬢さんでも、あの筋肉電気馬鹿相手じゃにっちもさっちもいかねえぞ」

アイオロス「君だって知ってるだろ?彼女だって普通のハンターじゃない。それに、彼女が龍使徒(ドラゴン・ラスール)として次のステージに上がるのには・・ちょうどいい試練かもね」

ナイトクルーガー「・・・・・・。あんた、やっぱり悪賢い雷狼竜だな。だいたい読めたぜ。あんたのシナリオが・・」

アイオロス「ま、それはまだ先の話し・・・・で、交渉は成立でいいのかな!?」

アングリーアッシュ「暗黒団の処断方法については俺らが決める。無論・・容赦なく叩き潰すまでだ!!」ガツーーーンぎくっ(顎を地面に叩きつける)

カイルス「モンスターのプライドにもかけてな」ガスンドキッ(拳を叩き合わせる)

アングリーアッシュ「ラス。お前はどうする?古巣相手になるが・・」

タイタンラス「暗黒団相手ならば、俺の知識が役に立つかもしれん。それと、ようやく俺をミリシアに招き入れてくれたお前に、恩義を返す時がきたかもしれん」

アングリーアッシュ「うむ・・」

ガツーーーンぎくっ
(頭をぶつけ合う二頭の獣戦士)

カイルス「よっしゃ!そうと決まったら行こうぜ!!火の国へな!!」

タイタンラス「・・・・・・・(警部の言うとおりならば、暗黒団が龍科学者を領内に連れてきている可能性は極めて高い・・・・久しぶりの再会・・・果たしてお前はどうその鋭い観察眼で俺を受け止めるか楽しみだ・・・・ダニエル・カペラ!!)」





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






~火の国王宮内、客室....


カペラ「・・・・・・・・・・・」スラスラスラ・・(机に向かって報告書を書き上げている。机の片隅には先ほど拾ってきたボロボロのアイルー人形が、少し補修済みでちょこんと置かれている)


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(窓から見える猛々しい活火山の鼓動がここまで聞こえてくる)


カペラ「・・・・・・・・・・・」コトン(羽ペンを置く)


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(今にも噴火しそうな生気を放つ山々を見つめる女史)


カペラ「ディルク・・・・・・・」


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・


To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は・・

7/21(火)0時更新 なんにも決まってないでしょaya

をお送りいたします♪そんなわけで三連休中も読もうダイスキッッ!!見ようにかっ読も見ようあぁっ?!








二重の虹だす☆普通の日記コーナー

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夕焼けの 雲の色は あんまんの


どうぼ。あたモン亭庵狐(あんこ)どすayaさて、まずわオープニングポエムのゴッド注釈をば。上の写真は柄にもなく、とある日の美しい夕焼けの情景を、作者の口惜しいくらい下手くそなカメラテクニックで撮影したものです。日が暮れる境目といいましょうか、青と橙色が重なりあう瞬間を捉えた、いい写真ですロシアン 得意げその色の変化を顕著に視覚化してくれ、作者達に表現してくれるのが、真っ白な「お雲さん」なのですが、雲を見てると「いつも」想うんです・・。あのくっきりはっきりした白色・・・まるで清廉潔白、天衣無縫なあんまんの皮みたい・・と。光線の入射角のあれやこれやの事情により、どんなに空の色が変化しようが、雲は白(違ってたらこめんさない)。白=あんまんの皮なのです。つまり上のポエムは何が言いたいのかというと、心奪われるノスタルジーな情景にも、あんまんを「ふと」想わせる「ヒント」は常に隠れているということなのです。
あんまん イズ ライフあんまん
もはや我々の世界はあんまんという惑星の上に成り立つものなのかもしれません。

はい。ばかおしまいぽけ~そんなわけで今日は三連休だったということもあり、普通の日記ブログっぽいことをやっていきます。え?どうせ三連休はゆっくりしたいから少しでもブログのことは忘れてのんびりしたい&中継ぎ記事のネタを書くのが面倒だったんだろ?ですって。正解でしょう。ククッイヒヒ・・・

というわけで今日は作者が三連休の最初の日に、偶然発見し、撮影に成功したUFOやUMAの写真を、もとい、ごく日常に隠れている自然のシンクロニシティとも呼べる写真をご紹介させて頂き、とっととゴロゴロしたいと思うております。
その写真がこれ↓




ただの虹やんけあぁっ?!と思うたら大失態です。よくご覧なさいな。



なんと世にも奇妙に珍しい(別に奇妙ではないと思う)二重の雲なのだすしゃきんハッびっくりと空を見たら虹が。更によく見ると二重であることを発見し、慌ててまたしても柄にもなくスマホで撮影したのであります。本当にこの時ばかりは自分にもっとスマホカメラの撮影テクニックがあれば・・!と後悔したものですふん

二重の虹の「外側の子」は、作者発見後、5分くらいでうっすら消えていき、「気づいてよかったな!このうすらバカあぁっ?!」と、その日たまたま一緒にいたリアルカーブー(この世の何処かに棲息すると言われている怠惰の権化)の頭をひっぱたいたものです(ひっぱたいた瞬間に「ウッス」って言ってました。気持ちの悪い)。

光の屈折が齎す、ほんのひと時の奇跡の情景。まさにあんまんイズドリームです。

虹といえば、数年前にこんな写真も偶然撮影出来ました。

それこれ↓





わかります?これ、部屋の中なんです。



こっちだともっと分かるでしょうか。いつだか、たまたまお部屋の上を見ると目を疑うばかりの虹がえ゛!二度見ならず「8億見」をしてしまいました。もちろんその日は八億回も首を瞬時に曲げたりしていたので、なんだかむち打ちっぽくなりましたが・・。ククッ。ばかおしまいロシアン 得意げ

部屋の中の虹なんて、個人的には前代未聞のUMAクラスの大発見ですえっへんきっと理系で空の大気現象とかに通じる「ファッキングレートお空バカ」の人達ならば、科学的かつ論理的に、なぜして部屋の中で虹が見えるように至ったのか説明してくれるのでしょうが、もちろん当ブログはそんなつもりでやってるわけではないので、偶然こんなの撮れましたよぉ~にこっ的な、インスタグラムな感じをあたモン風にやってみただけですチョキ

よくストーリーモードでMHの風景写真を、お話のイメージ画像に使わせて頂いておりますが、リアルな自然風景とMHのゲーム内での風景写真を比べてみたりするのも面白いなぽ~なんて思うてみたり。我々ハンターが常日頃出向いているギルド認定の狩猟フィールドも、きっとモデルとなっている現実世界での有名なスポットがあったりするのでしょうね♪

なんて毎回、中継ぎ記事をこんな感じでやったら楽だろうな・・と思いつつ、それはそれで日々おもしろ写真の「ネタ探し焦燥感&症候群」に追われ、結局ストレス溜まるんだろうなぁしょぼんって思うてみたりの風のごとし。人様に何かをお見せするというのは、やはりむつかしいこと火のごとし火なんだなぁ・・と再確認したところで、今日のザ・中継ぎ記事はおしまいにしたいと山の如しやま。。。侵略することの。

そんなわけで・・






ザ・おやすみなさい




上はストーリーモードでもよく使わせて頂いている、新大陸・渓流地区から見える美しい夜空ですにこっこんな風光明媚な渓流の夜空を毎夜見れるユクモの民やモンスター、そして獣人達は、きっと心も綺麗なのでしょうね♪

ほにゃらばいばいよ肉球 くろ肉球 くろ猫






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結局今年もあちぃ~のなんのそのあせるデルクスも思わず地中から出てきちゃうふん
だ、こんだの次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?ああん!?

7/23(木)0時更新 「ほんと。愛されてるっていいことね」の巻


をお送りいたします♪舞台はユクモへ。いよいよ出発することになったUBU一行。やはりそこでも問題勃発の一触即発!?一方、同じ頃、凍土の白いドレスの少女もまた火山を目指して・・・
そんなわけで次回も読もうaya見ようaya読も見ようaya












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