Real Name:Megaxenos(メガゼノス*)
Alias:Black Armor Wyvern、Black Gravios、Dark Armor Wyvern(暗黒鎧竜)
Species:Flying Wyvern
Gender:Male
Nicknames:ダディちゃん
Location:Volcano
Hobbies:Poems
Spouse:Catherine(キャサリン)
Children:Basarine(バサリン)、Basao(バサ雄)
First appearance:パンドラウイルスPSV脅威~PART7
*UBU曰く、かっこ良くメガゼノスを発音するのならば、外来語の様に「ミガ・ジ~ノス」みたいな感じで言うと「いいらしい」・・。
-----------------Biography-----------------
新大陸火山奥地の非狩猟地区に棲息する黒鎧竜。知的生命体種である他の鎧竜の仲間と共に、人間に見つからない隠遁生活を送る。同地区に落下した暗黒物質を大量に含有した隕石(グレートメテオライト)をかじってしまい、特殊なユニークスキルを身につける。後に配偶者となった鎧竜キャサリンとの間に双子を授かるも、その後キャサリンは狩猟者達の手によって帰らぬ竜となってしまう(「大陸へ還れ!!」の巻参照)。キャサリンの死はメガゼノスの心に深い遺恨を残し、以後、彼は人間不信に陥る。
キャサリン亡き後は双子の姉、バサリン(雌)と弟、バサ雄(雄)を男出一人で育てるも、愛する子供達を思うがあまり、過度の保守的な教育方法(管理教育)を徹底してきたことにより、双子はいつしか父に対する愛情に疑問を抱く様になり、父子の間に軋轢が生じてしまう。次第に双子は各々の趣味や夢に向かって没頭する様になり、父との会話も急激に減り、家族間に不協和音が奏でられる(機能不全家庭)。そのことが原因でメガゼノス自身も趣味であるポエム作りで現実逃避を図る平凡な毎日を送っていたのだが、ある日、非狩猟区域内に侵入してきたハンター、UBUと出逢う。UBUは原因不明の感染症に侵されており、自分をメガゼノスの体内に入れて欲しいと珍妙な懇願をする。これに対しメガゼノスは、彼女の持つ強力なライフフォースに惹かれたのか、UBUという個性を丸呑みしたくなる衝動にかられ、自身の持つ特殊な体内バクテリアにより、UBUをまるごと殺菌してしまう。その直後、同エリアに現れた暗黒団の傭兵である炎戈竜アグニをグラビティカノンにより瞬殺、UBUの命を救っただけでなく、非狩猟区域の平穏をも取り戻すのであった。(パンドラウイルスPSV脅威~PART10)
やがて火の国を中心に起こった紛争(ファイヤーウォー)に参戦しようとするパノ・パパンドレウやユーリ・アンナ・ディオマリアといった実に個性の強い人間達と遭遇し、行動を「強制」されるも、火山非狩猟区域内に侵攻してきた暗黒団の一小隊の罠にかかり、催眠状態で凶暴化してしまったバサリンとバサ雄と対峙し、これを見事、父の愛の叫びにより正気を取り戻すことに成功している。その後、双子に初めて母キャサリンの死について話し、父の受けた心の傷と自分たちに敷かれた教育方法のあり方を理解した子供達と絆を深め、そこに強襲してきた、暗黒団のパイロット、ギュレス・ブレアムの搭乗するグラスーツをグラビティカノンにより撃沈。モンスター搭乗兵器と化してしまった鎧竜の無念を晴らすのであった。親子の絆を取り戻したメガゼノス親子はその後、火の国に入り、火砕サージの脅威から火の民を救う助力をする等、活躍の場を広げている。
-----------------Character-----------------
性格は温厚である。本人曰く「穏健派の龍族」だという。キャサリンを殺害した狩猟者を自ら消し去った後も、むやみに下山し、人間を襲うなどといった報復行為は一切行わず、子供達を外敵から守る一心で育んできたものだと思われる。この行動は知的生命体種ならではの抑制力と理知が、彼の中に確固として存在し、極めて知性が高いことも証明しているだろう。また詩を好むあたりも実に繊細で感情的な心を持ち合わせ、自我を証明するアイデンティティの知的直感の自己定立作用の顕れであるとも捉えることが出来る。自我が形成されていない未成熟な人間よりも、よほどインテリジェンスで客観視が出来る分析力をも兼ね備えている。彼が粗暴な性格かつ衝動的であったのならば、むやみに種を繁栄し、新大陸の火山地区の食物連鎖はとうの昔に、黒鎧竜によって破壊されていただろう。その理知的な性格から、我らモンスターミリシアのメンバーからも好かれ、彼を勧誘している仲間も少なくはない。同じく温厚な気質のヴォルガトロンとは馬が合うようだ。もしも彼ほどの逸材が軍に加わったのならば、ミリシアは一騎当千のドラゴンを手にしたと言っても過言ではないだろう。以上、ディルク・エクスナーの見解である。
-----------------Unique Skill-----------------
私がメガゼノスを「暗黒鎧竜」、「ダークドラゴン」と呼んでいる最大の理由は、彼が星雲物質を含んだ隕石を食べたことでダークマターが細胞レベルで適合し、体内バクテリアである、グラビノス真正細菌の個体数が普通種に比べ膨大な生物量(バイオマス)に増加してしまったからだ。これが原因でメガゼノスは、通常種が基本的には食さない硬度が極めて高い鉱物をも消化・分解出来る様になる。私はこのユニークスキルを「メタルバイオ」と名付け、そのスキルによる鉱石分解、溶解、時によっては他種生物をも飲み込むことで得られる、熱量膨張機構(体内インフレーションというべきか)の運動が、この大陸世界では決して生み出すことの出来ない極めて特殊なダークエネルギー(宇宙全体に浸透し、宇宙の拡張を加速していると考えらている、仮説上のエネルギー)を生み出していると断言する。その証拠にメガゼノス曰く、通常の鎧竜が体内に宿す竜玉がメタルバイオによって変異を遂げてしまい、その色は宇宙の神秘的なダークカラーに染まってしまったと感じることが出来るという。ダークエネルギーとは、宇宙全体に止めどなく広がろうとする負の圧力を持ち、実質的に「反発する重力」としての効果を及ぼしているエネルギーだ。彼は高密度化したその「仮想反重力エネルギー」を体内で最大限に膨張させ、熱線の様にその熱量を吐き出すことで、外敵を一瞬のうちに消滅させてしまう。それがメガゼノス最大の武器、グラビティカノンだ。奇跡の不可抗力が生んだ宇宙(そら)からの賜物、それがメタルバイオというユニークスキルだ。以上、ディルク・エクスナー著「暗黒鎧竜から検証出来る大陸外超エネルギー理論」から一部を引用。
-----------------UBUの推しメン鎧竜-----------------
こんな宇宙の神秘をお腹に授かった、ちょっぴりセンチだけど実はとっても心優しくて頼りになるダディちゃん♪あたちはダディちゃんのお腹の中で、生命の尊さを感じることが出来たのだよ。それと同時に、あたちの頭に封印されてた竜水晶の忌まわしい記憶も蘇っちまったけど、なんにせよダディちゃんはあたちの命の恩人なのさ!いつかダディちゃんのポエムも聞きたいねそんなわけで親子共々、応援よろしく頼むよぉ~♪
ダディちゃんに負けない、皆様の激アツ一票お待ちしております♪
ほんだら次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
2/1(月)0時更新 「生命の旋律」の巻
をお送りいたします♪そんじゃあさ、次回も読んで まるまって
猫みたくにゃあ~てみよう
暗黒鎧竜メガゼノスことダディちゃんをご紹介♪~あたモン登場人物紹介~
「生命の旋律」の巻
ザギャアアアアアアアン!!
(偉大なる龍の化身となった強大な剣圧が、竜機兵の頭部を喰らい、そのまま全身を突き抜けて穿ち抜けていく)
エリーゼ「なに!?カーブーさんは一体何をしたの!?」
アルテミス「アルルと同じ想いをボスが解き放ったのさ!ご覧!!」
アルル「・・・あれは・・・さっきと同じ・・・」
キラキラキラキラキラ・・・・
(竜機兵の全身を綺羅びやかな白輝のオーラが包んでいく)
グレンジャガー「おい!?一体全体何が起こってるんだ!?」ビュオオオオオオ
劉珍「サンダーソニック!!見てるか!?」ビュオオオオオオ
サンダーソニック「ああ。どうやらうちのボスは、大陸の意志に選ばれてしまったようだ」
キラキラキラキラキラ・・・・
(竜機兵の巨体を包む優しい白い光が、ゆっくりと背中の中央に集まっていく)
アラン「おい、鈴木・・・俺達は一体・・・何を見せられてるんだ・・?」キラキラキラキラ・・・
純平「さぁ・・どうでしょう・・。ただ、イベントの終幕としては、これ以上にないハッピーエンドであることに違いないでしょうね」キラキラキラキラ・・・
バサリン「綺麗・・・まるで生命の星々みたいに・・・」キラキラキラキラ・・・
バサ雄「父ちゃん・・兄貴・・・俺達は生きているの?」キラキラキラキラ・・・
ヴォルガトロン「そうだ。だからこそ、今この瞬間を記憶に刻んでおかなければならぬのだ」キラキラキラキラ・・・
メガゼノス「キャサリン・・・・そうか・・お前もまた・・・」キラキラキラキラ・・・
パノ「・・・・・・・・・・・・」スッ・・(黒鎧竜のでっかい爪に優しく触れる)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」つぅ・・
キラキラキラキラキラ・・・
(竜機兵の背中から昇天していく生命の綺羅星達は、宇宙と大陸を繋ぐ銀河の人柱にも見える。その神秘的な光景を陸空から静観するモンスター、獣人、ハンター達)
ボニー「いろんな生命が・・・」キラキラキラキラ・・
バラン「還っていく・・・・」キラキラキラキラ・・
芋助「なんとも信じらぬ光景ですな・・」キラキラキラキラ・・
ゲルハルト「ニョニャ~(けど、それが俺達の大陸ってわけか)」キラキラキラキラ・・
アイオロス「凄いよね。ほんとに」キラキラキラキラ・・
アングリーアッシュ「何者であろうと大陸の生命を愚弄することは許されんが・・これを説明出来るか?」キラキラキラキラ・・
タイタンラス「どうかな。この寛大な超自然現象の前では、如何なるロジックも皆無だろう」キラキラキラキラ・・
キラキラキラキラキラ
アルテミス「今度こそ、お別れだ!!しっかり祈りな、アルル!!」キラキラキラキラ・・・(旋回するすぐ近くを綺羅星達が昇天していく)
アルル「歴代のハンター達よ・・・そしてゼキ・・・・ありがとう」キラキラキラ・・・(綺羅星を背景に祈りを捧げる)
ゾフィ「う~ん・・・むにゃむにゃ・・・」すやすや・・(アルルの膝下で綺羅星の眩い光に照らされながら眠りについている)
カーブー「・・・・・・・・・・・・」キラキラキラキラ(見上げたまま全身に生命の光を受け、それを見届けている)
王羽美「伝承の産物だと伺っていましたが・・・東方太刀真山、龍の型。この目で然と拝見させて頂きました」ザッザッザッザッ・・(純白の装束を光に照らされながらゆっくりと近づいてくる)
カーブー「今度はちゃんと見てくれたか。どうかな、再戦してくれる気になったか?」キラキラキラキラ・・
王羽美「フフ・・私の故郷から、まったくとんでもない剣技を身につけて帰ってきたようですね、シャークハンター」
カーブー「だから今はサメじゃない」(ドボルヘルムの表情が少し笑って見える)
ニャ太郎「姫君ではないが・・世界はまだまだ我々を驚愕させてくれる・・」キラキラキラキラ・・
まさひこ「ソナルモノダヨ」
ロージー「ふわ・・・・・」キラキラキラキラ・・(目をまんまるにして一連の光景を眺めている)
ファイヤージンガー「クソ兄貴は大陸の何者になろうってんだ?まったく、緑の命を操るお嬢といい、お前ら兄妹は最高にクレイジーだよ。きっとな♪」
ロージー「緑・・・そうだ!!」
ファイヤージンガー「ナナッ?」
ロージー「ジンガー!あんたさっき、サイクロンにちゃんと花粉を飛ばしたよね!?」
ファイヤージンガー「はぁ?言われたとおりやったけど、それがどうしたってんだ?」きょとん
ロージー「今なら出来るかも!!」ゴイン(ユクモノホルンを抜く)
ニャ太郎「ローズダンテ殿、何を?」
ロージー「みんなが逝っちゃう前に、吹かなきゃ!!」ザッ(笛の吹き口に唇を当てる)
プップクプップップ~♪
王羽美「手向けの旋律・・・私には到底、このような美しい音色を奏でることは出来ません」スッ・・(背中に背負っている狼牙琴にそっと触れる)
カーブー「ああいう奴なんだ。根っからのカリピストなんだよ」
ミッチ「ほえ・・綺麗な光景っすね・・」キラキラキラキラ・・
プップクプップップ~♪
サムソン「ん・・このへんてこりんな笛の音は・・」
彭関越「ローズ小姐が奏でる旋律ずら・・」ゴホッゴホッ
ガルグイユ「何をしようっていうんだ・・」
一也「お別れの曲じゃないかニャ?」
テツ「違う・・この彼女の音は・・・・」
一也「ほにゃ?」
彭関越「変わり果てた生命を大地に還す・・・そう唄っているずら」
プップクプップップ~♪
プップクプップップ~♪
(竜機兵の朽ち果てた遺骸から煌めく星々が昇天していく中、ロージーの奏でる笛の音が荒廃したエリアに響き渡る)
ファイヤージンガー「生命の旋律・・・」
パキョッ
(筋肉繊維が剥き出しになった竜機兵の背中から、ちいちゃい芽が飛び出す)
ニャ太郎「・・・・まさか・・ローズダンテ殿は・・」
パキョッパキョッ・・パキョッ
(竜機兵の至る部位からちいちゃな芽が顔をだす)
ミッチ「ほえ!?なんすか、いろんな所から芽が飛び出してるっすよ!?」パキョパキョッ
サムソン「芽吹いている・・?これは一体・・・」パキョッパキョッパキョッ
プップクプップップ~♪
パキョパキョパキョパキョパキョ!!
(まるで笛の音に共鳴するかの様に、竜機兵から飛び出す芽がその全身を見る見るうちに覆い包んでいく)
王羽美「気をつけてください。また何か起こるかもしれません」ザッ
カーブー「平気だよ。邪な風は感じない」パキョパキョパキョパキョ
ファイヤージンガー「忍び・・これってよ・・・」
ニャ太郎「ああ。ローズダンテ殿がジャック・ザ・アイランドで見せたものと同じ・・」
パペーーーーーーーーン!!
(おどろおどろしい竜機兵の全身はすっかり新鮮な緑芽に包まれてしまった)
パノ「なってしまいました・・ま緑に・・」あっけらかん
バルバラ「パノ、この芽・・・ひょっとしたら・・」
ファイヤージンガー「やい、お嬢。てめぇ一体何をしやがったんだ?」
ロージー「ふう~。さぁ、お楽しみはこれからよ♪」
ファイヤージンガー「ナナ?」
まさひこ「ゴランナサイ!!」びっ(あのちっさい手で指差す)
にょるにょるにょるにょる・・ぽへん
(竜機兵の全身を覆い尽くす芽が、瞬く間に成長し蕾となる)
ボニー「つぼみだ!お花のつぼみだよ!!それもたくさんの!!」にょるにょるにょる・・ぽへん
パノ「見たことあります。あのつぼみも。あのつぼみも」(指差してる)
バルバラ「ええ・・・おそらくは、あのつぼみたちの正体は・・」
ふぁっ
(ひとつのつぼみがごきげんに真っ赤な花を開かせる)
バルバラ「ジャック・ザ・アイランドの花々ですわ」
まさひこ「ドスビスカスダヨ、アレ」(すごい目がいいらしい)
ファイヤージンガー「なにぃ~!?」
ふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁ
(ひとつ花開いてたのをきっかけに、周りのつぼみ達も一気に花開かせる)
エリーゼ「嘘・・・なに・・これ・・・」ビュオオオオオオ・・
ふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁ
(俯瞰視点。火山灰に覆われた黒いフィールドにぽつんと埋もれる巨大な新緑の塊が、前から後ろにかけて一気に色とりどりな花を開かせていく)
アルル「荒廃した火の国に・・・生命が・・新しい生命の花が咲いています!!」
アルテミス「あはははははは!!最高じゃないか!!忌々しかった人工ドラゴンが、大陸中に咲く美しい花のオブジェに生まれ変わったんだ!!」ビュオオオオオオ(優雅に舞う金火竜の下で、次々と鮮やかに花開く神秘のオブジェ)
エリーゼ「良かったわね、アルル。新大陸を代表する大陸遺産が生まれて♪」パチりん(ウィンクしてみせる)
アルル「はい!!」
ニャ太郎「なんと・・・優美な・・・」
ロージー「おっほっほっほっほっほ!!」歩~っ歩っ歩♪(へんてこりんなスキップしながらぐるぐる回ってる)
ファイヤージンガー「お嬢!答えろ!てめぇ一体何をしやがったんだ!!」
ロージー「簡単よ♪あたしはただ、あなたの吹いた花粉が咲くのを手伝っただけ♪」くるくるくるくる
バベーーーーーーーーン!!
(大小様々、千差万別に咲き誇る、巨大なフラワーオブジェに生まれ変わった竜機兵)
ファイヤージンガー「見ろよ、いろんな色のドスビスカスもあれば、彩色なランポスズランに、真っ白なチャチャブランカまで咲いてやがるぜ!!故郷と同じ香りだ!!」
ロージー「そりゃそうよ。あなたの撒いた花粉ですもの。きっとジャック・ザ・アイランドのいろんな草花の生命が宿っていたのよ♪」
ユーリィ「・・七色たんぽぽ、霞ヶ草の花・・竜仙花まで・・・トレジャーマニアや収集家には・・たまらない光景・・」
ブッチャービートル「カナカナカナ!」ブワッ(嬉しそうに花々に向かって飛んで行く)
バサ雄「父ちゃん!あのでっかい紫色のお花、あれなに!?」
メガゼノス「グラビスカスの花・・・俺がプロポーズの時、キャサリンに贈った花だ」ぐすん
バサリン「この美しい造形を目に焼き付けなきゃ・・・絵に描いて、みんなに伝えなきゃ!!」
カーブー「ずいぶんいろんな花の香りがするな・・・ん・・これはサボテンの花だな。昔、俺が腹を壊した時に、母さんがにが虫と調合して漢方薬を作ってくれたっけ」くんくん
王羽美「これもあなたのマジックですか?シャークハンター」(目の前の花々を見上げながら聞く)
カーブー「よせよ。俺は幻術士じゃない」くんくん
王羽美「では・・これは一体・・・」
ロージー「お兄ちゃ~ん♪」ぶわっ(飛んできた)
カーブー「いっ」
ぼすーーーーーん
(花々の山に突っ込むバカ兄妹)
王羽美「私達の大陸はまだ知らないことばかり・・・到底我々が支配出来る領域にあらぬもの・・。ということでいいですよね?シャークハンター、ロージー」
ロージー「そうそう。だからみんな大好きなのよ♪ねぇ~お兄ちゃん!」ぎゅう(色取りな花々に囲まれながら首をしめる)
カーブー「ぎゃあああああああ。ワンさん、助けて・・・」ガクン(いち落ち)
王羽美「本当に・・・私の恩師にも見せてあげたかったです」(大きいハットのブリムを上げ、少女らしい微笑みを見せる)
きらきらきらきらきらきら
(みずみずしく煌めいて魅せる大陸のあらゆる花々達)
王羽美「この大陸の神秘を・・」くすっ(その背後では一斉に花のオブジェに向かって歩いて行く獣竜達やパノ達の姿)
カーブー「そういえば」パッ(花に包まれながら目覚めた。おでこにはブッチャービートルが乗っかってる)
ファイヤージンガー「どした?クソ兄貴」ぽふっぽふっ(葉っぱの手で花を触ってる)
カーブー「あんまんの匂いがしない・・・」
ファイヤージンガー「はぁ?なんだそりゃ」
カーブー「UBUさん達は・・・大丈夫かな・・」カサカサカサ(でこの上をブッチャービートルがGみたいに這っていく)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
(氷山と化したジャバルサマーンの氷壁に埋もれる炎王龍の姿)
ソネル「はぁ・・はぁ・・・・・」フラフラ・・(アイスバーンと化した氷の大地を満身創痍で、半壊したドリルランスを片手にふらつくGX装備のハンター)
ズデーーーーーーン
カイルス「立て・・・ソネル・・・・勝負はまだ・・終わっちゃいねぇ・・!」(倒れたソネルの後ろで俯せに倒れる金獅子)
BBB「UBUは・・・UBUは何処だ・・・・」ぜぇ・・ぜぇ・・(傷だらけで仰向けに倒れる黒猫)
ジョー「まずい・・殺されるぞ・・!!」ガクン(氷の大地で前足を滑らせ前のめりに倒れる大猪)
BBB「はぁ・・はぁ・・・・」ちら
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(絶望の銀盤と化したアイスバーンエリアの上を、横向きに棘々しい壮大な四肢を立たせ、圧倒的な恐怖を見る者に与える煌黒龍。その口の隙間からは項垂れる様に、撫子装備のハンターの上半身が突き出ているのが見える)
UBU「・・・・・・・・・・・」(背中に鋭い歯が突き刺さったまま、助けを懇願している)
BBB「離しやがれぇえええええええ!!
この悪魔めぇええええええええええええええ!!!!」
ゼブル「フッ・・」
グシャン
ギャアアアアアアアア!!
(阿鼻叫喚の悲鳴がエリア中に響き渡る)
To Be Continuedランキング参加中なのです
ひと狩りひと読みしたらポチっとな
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/3(水)0時更新 「絶望の大狩猟」の巻
をお送りいたします♪次回も見逃すことなく読も見よう
「絶望の大狩猟祭」の巻
ギャアアアアアアアアアア!!
(絶望の銀盤エリアに阿鼻叫喚の悲痛の叫びが響き渡る)
BBB「UBUーーーーーーーーー!!!!」
ゼブル「そんなに返して欲しければ返してやろう」(口にうなだれた撫子装備のハンターを咥えながら尊大に答える)
ブッ(唾を吐くように、その歯に「詰まった」人型を吐き出す)
ズシャーーーーーーーーーー
(固いアイスバーンの上に俯せのまま叩きつけられ、滑るように一同の下に戻ってくるUBU)
ジョー「UBU!!」ダッ
ズシャーーーーーーー・・・・タシッ
(滑走してきたUBUを全身をもって受け止める大猪)
ジョー「おい、UBU!!返事をしろ!!」
UBU「・・・・やく・・を・・・・」ぴちゅぴちゅ・・(顔を氷の大地に付けたまま何か呟く。背中の傷から滲み出る酷い鮮血により、撫子装備の繊維がより深紅に染まっていく)
ジョー「BBB!!秘薬だ!!早くしろ!!」
BBB「クソ・・足が言うこと聞かねぇ・・・おら!!」
ズシャーーーーー(俯せに倒れたまま傷だらけの全身を滑らせ、主人の下に近づく満身創痍の黒猫)
BBB「いにしえ秘薬だ!!食え!!」ガッ(主人の顔を無理矢理掴みあげ、口に秘薬を突っ込む)
UBU「・・・・・・・・・・」ゴク・・
BBB「どうだ・・?」ハァ・・ハァ・・
UBU「あのクソ古龍がぁ!!」ジャキーーーーーン(全身をあやしげな回復エフェクトが走る)
ジョー「ふう~・・・出血は止まったか?」
UBU「便利なもんよ。大陸素材に感謝だわ」ザッ(何事も無かったかのように立ち上がる)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
BBB「おい・・退院ついでに俺達にも例の秘薬をよこしやがれ・・」(懇願するように片手を上げたまま倒れている)
UBU「はい、ジョーさん」あ~ん(大口を開けた大猪に小さな丸薬を飲ませる)
ジョー「あんみゃんみゃん・・・・ボフッ!!」フーーーーン(凄まじい鼻息と共に全身に力が漲る)
UBU「ほれ、あんたも」グン(BBBが被っているディアネコヘルムの角を無理矢理掴みあげ、口の中に同じ丸薬をねじ込む)
BBB「うっ・・にげぇ・・・・と思ったら、後味は甘じょっぱい・・」
ショキーーーーン!!
(全身にあやしげな回復エフェクトが走る黒猫)
BBB「うぉっしゃ!!完全復活だぜ!!」バッ
ジョー「流石、ローズダンテが調合した特効薬だな。俺達モンスターの重症も、瞬く間に完治してしまった」
BBB「なんて名前だったか?」ブンブン(右腕を確認するように回している)
UBU「「森羅万象・ザ・ユクモの秘薬」よ。あっちにも飲ませないと」
タッタッタッタッタッ・・(同じく近くで倒れているソネルとカイルスの下に駆け寄る)
ゼブル「無駄な足掻きを・・。絶望の大狩猟・・・いいだろう、もう少し付き合ってやろう」カカッ(優雅に四肢を踊らせ、少し後退してみせる)
UBU「さぁ、あんたには秘薬。カイルスはこっちの薬を飲んで」むぐっ・・もぐっ・・
ソネル「・・・・・・・・・。はっ」シャキーーーン
カイルス「・・・・・・・・・。むおっ!?」ショキーーーン
UBU「目覚めたかしら?」ガイン(その場に落ちてたアルレボと青い番傘を拾い上げる)
ソネル「すまない・・何も出来なかった・・!」ザシュッ(半壊したドリルランスを杖の様にして起き上がる)
カイルス「それはこっちの台詞だ。今の薬はあといくつある?」グオン(力強く金毛に包まれたを起き上がらせる)
UBU「今のでラスト。まだ試供品なのよ。貴重なサンプルは取れたけど・・・この修羅場じゃ、あんまり意味はないか」ちら
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(遠方でこちらを嘲笑しながら傍観している巨大な煌黒龍)
カイルス「おじけるな。第一ラウンドを奴に譲っただけだ」ガシーーーン(両拳を叩き合わせる)
BBB「あのトサカ野郎、知的生命体種とはいえ、強すぎねぇか?」キュッ(少し横向きになってたチャンピオンベルトの位置を直す)
UBU「正確には知的生命体種とは言わないんじゃない?ほら、本人曰く、煌黒龍の祖って言ってたじゃない?」ショリーーン(二本の大剣を擦り合わせ、斬れ味を回復させた模様)
ソネル「さっきお前はあいつを見て「大陸を貪り喰らうもの」って言ってたな?以前に対峙したことがあるのか?」ザシュッ(ドリルランスを構える)
UBU「初見。噂を聞いてただけ。それよりどうすんの?今度もさっきみたいに、馬鹿丸出しの一斉突撃でいくわけ?一蹴されるのがオチよ。あたちはもう喰われたくない」
BBB「俺だって主人のあんな凄惨な姿見るのはもうごめんだ。せめて遠距離サポート出来る奴がパーティーにいればな」シャーーッ(猫らしく口を逆三角形にしてシャーって顔する)
カイルス「俺には小賢しい狩猟戦術なんざいらねぇ」バリバリバリバリ(両拳を放電させる)
UBU「あっそ。死んでも知らないわよ・・って、そしたら死んだ兄さんに会えるからいいのか」ジャキン(二本の大剣をスキーストックの様に逆手に持つ)
カイルス「ほざいてろ田舎のハンター。乗れ、ソネル」ザッ(少し屈む)
ソネル「どうするんだ?」バッ(背中に飛び移る)
カイルス「俺とソネルが転移しながら奴を撹乱する。おめぇらはその隙に攻撃しろ」バリバリバリバリ(放電した両拳を掲げる)
UBU「その前に気になることがあるんだけど。さっきあいつを攻撃した際、何か感じなかった?」
ソネル「経験則か?悪いが、俺の初狩猟はあのバケモンなんだ。あてにはならんぞ」よっと(カイルスの肩越しに前方を確認する)
UBU「確かに狩猟戦術は、この即席パーティーには不必要ね」やれやれ
ジョー「乗れ、BBB」
BBB「あいよ」バッ
カイルス「死にたくなきゃ抗え。食物連鎖の基礎的なサバイバル哲学だ。いくぞ!!」ガツーーーーン(両拳を頭上で叩き合わせる)
バショーーーーーーーン!!
(ワームホールに飲まれ、一瞬にして消える金獅子)
UBU「生き残っても、あたち達三人はカイルスに殺されるかもね」ズシャ(逆手に持った二本の大剣の剣先を氷の地面に突き刺す)
BBB「アイオロスがあいつに俺達の事をバラさなきゃ、完全犯罪のままだ」むんず(落とされないように大猪の毛を掴む)
ジョー「言い方が悪い。あれはスポーツ中における不慮の事故だ」ザシュザシュッ(牛みたいに後ろ片足を蹴り上げる)
バオーーーーーーン!!
(目前の煌黒龍の頭部横に閃光と共に現れ、攻撃を仕掛ける金獅子)
UBU「その話は終わってから。援護、いくわよ!!」シャーーーーー(逆手に持った二本の大剣をスキーのストックみたいに使い、勢い良く滑走していく)
BBB「生きて帰れりゃな・・・うおっ」ドドドドドドド
(突進する大猪)
カイルス「オラァああああああああ!!!!」ブーーーーーーン(空中より大きく振りかぶった右フックを叩きつけようとする)
ガツーーーーーーーン
(見事、煌黒龍の右頬にクリーンヒット)
カイルス「マザファカ~~!!」ひゅうううううう(両手の中指を立てながら落下していく金獅子)
ゼブル「フン」(まったく動じていない)
ボウーーーーーーーン!!
(落下途中、拳を叩き合わせ再び転移するカイルス)
ゼブル「面白い曲芸だ。しかしその程度の膂力では・・・」
ソネル「せりゃあああああああああ!!!!」ズオーーーーーン(いつの間にかトサカの上に飛び乗っていたソネルがドリルランスを振り下ろす)
ズシャーーーーーーン
(ライトニングを帯びた痛恨の一撃をトサカの中央に突き刺す)
ゼブル「雷属性か。悪くはないが微量だな」
ソネル「ほりゃ~~~~~~!!」バッ(トサカから飛び降りる)
ショウーーーーーーーン!!
(再度空中に現れた金獅子の背中に飛び移るソネル)
ゼブル「障る」
グオン!!
(鋭利に逆立ったトサカを、空中上の金獅子目掛けて突き刺すも、光と共に一瞬にして消えてしまう)
ゼブル「そうか・・自己発生させた荷電粒子を加速衝突させ、高い運動エネルギーを与えることで高速粒子に変えているのか・・・これは興味深い・・・」フフッ
UBU「ちょいやぁああああああああ!!」ズシャーーーーーーーー(足下へ豪快にスキー滑走してくるあんまん女)
ゼブル「雑魚は引っ込んでいろ」ひょっ(馬みたいに前両足を上げる)
UBU「ありゃ」ズシャーーーーーーーー
(そのまま股下を通過していく)
ジョー「いけ!!BBB!!」ズドドドドドドドド
ブワッ(大猪の背中から飛翔する黒猫)
ゼブル「今度は獣人か・・・」ちら
BBB「そのでっけぇ目ん玉に焼き付けるんだな!!ニャンコ神拳、肉球顔面爆烈脚!!」
シャホオオオオオオオオ!!
(闘気を纏った右足裏の肉球が視界に突っ込んでくる)
ゼブル「!!」
グン!!
(間一髪、首を上げそれをいなす)
BBB「惜しぃ~!!」ビュウウウウウウウ(ライダーキック体勢のまま飛んで行く)
シュトッ(そのまま走ってきた大猪の背中に飛び乗る黒猫)
ゼブル「連携攻撃・・少しは学習した様だな」
BBB「だったらまだ終わってねぇぞ、ばぁ~か」ズドドドドドドド(走り去る大猪の背中に跨がり、振り返ってあっかんべぇしてる)
ゼブル「??」
UBU「あたち真剣・溜め斬りレベル10ぅ~~~~!!」ジャキーン・・ジャキーーン・・ジャキーーーン・・ジャキーーーーーン(煌黒龍の後ろ右足の下で、アルレボ溜めモーション中)
ゼブル「なるほど。その為の時間稼ぎだったというわけか。大した主従関係だ」
UBU「それが狩猟の信頼関係だっつー・・のぉおおおおおおおおお!!!!」バショーーーーン(凄まじい溜め完了のエフェクトが全身を走るのと同時に、足の甲目掛け全身全霊で打ち込む)
ダギャアアアアアアアアン!!
BBB「っひょ~!!やったぜ、クリーンヒットだ!!」トトッ(停止する大猪)
UBU「ひょっひょっひょっひょっひょっ!!それみたことか、このトンカチ頭・・・って、はえ?」ぱちくり
・・・・・・・・・・・・・・・
(莫大なダメージを打ち付けたはずの右足はかすり傷ひとつ負っていない)
UBU「ほえ・・・・」あんぐり
ショウーーーーーン・・・・
(一撃を叩きつけた足の甲に、僅かに残る紅紫のオーラが吸い寄せられる様に上空へと消えていく)
UBU「属性エネルギーが・・・ロストした・・?」
ゼブル「散れ」グワン(その右足を軸に急旋回)
BBB「UBU、ぼーっとしてんじゃねぇ!!」
UBU「ほえ・・・・・」ちら(影に覆われたまま、上を見上げる)
ボウン!!
(見上げる煌黒龍の口内から飛んでくる大火球玉)
UBU「嘘でしょ、ケンちゃん!!」バサッ(慌てて背中の青い番傘を開く)
バオオオオオオオオン
(フレア投下の広範囲に大爆発が起こる)
BBB「UBUーーーーーー!!」ズドドドドドド(爆炎の中へ果敢に突進していこうとする大猪)
UBU「あちぃ~あちぃ~誰か助けろぉ~~!!」(傘を広げたまま大炎上の中、飛び上がっている主人を確認する)
BBB「属性やられ程度で助かったか」ふぅ~
カイルス「掴まれ」ボウン(UBUの目の前に現れる金獅子の背中)
UBU「おおきに」たしっ(恥じらいもなく大股を広げ、大の字で逞しい金毛の背中に飛び移る)
バシューーーーーーーーン!!
(拳を叩き合わせ再び発光と共に消える金獅子。跡には大炎上の火の海だけが残る)
ゼブル「やはり・・・あの高エネルギーを喰らうか・・」にや
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
2/5(金)0時更新 なんにもですよ!奥さんなんも決まってねぇですよ
をお送りいたします♪ほいだらさ、次回も口の中に手を突っ込みながら読もうよ
MHOについに現れた砦蟹の恐怖(^ρ^)
凍らして 忘れてた あんまんみっつ
どうぼ。あたモン亭肉たたき器です気づけば、久しぶりのオープニングポエムスタートに、最近の中継ぎ記事は結構真面目にやってたんだなぁ~と、一人ご満悦効果発動状態
当方ストーリーモードの聖域編もいよいよクライマックスということもあり、次なるお話に移行する為の「準備的あれやこれや」の都合上、今まで作成した資料をまとめる意味でも、中継ぎ記事でそれらをアーカイブしていこうなんてな所存であります(そうしないと自分が忘れてしまうので
)
なんてなわけで今日は久々にMHOの話題をお届け♪結局オープニングポエムの意味はなんだったんだ?このとんちき。あばらを肉たたき器でぶつぞですって?そういうの、よくないですよ?フフ・・ばか
~新春パン祭りならぬ蟹祭到来!!
タンタぁ~んって、両蟹鋏を「お上手」に使って、人様が多大な時間と費用、そして人件費を掛けて作った「柵」を破壊して、一人ご満悦効果発動状態のいけない巨大蟹、それが砦蟹。
MHO公式サイトを覗いてみると、新イベントの項目に「新春巨惠祭(新春ビッグイベント的な意味でしょうか)」とあり、そこに砦蟹が出ていたんです。最初は誰だか分からなかったのですが、その激アツイベントの紹介ページにリンクしてみたら、すぐに奴(砦蟹)が中国(MHO)にも現れたのだとご理解ケンイチ
何でも12人参加の大狩猟イベントで、まさにパン祭りならぬ蟹祭りが、中国本土(MHO集会所)を賑やかせているようです
↑MHO公式サイトより引用(http://mho.qq.com/cp/a20160118cjbb/index-4.htm)謝謝
どうです?ジャパンMHユーザーからは想像もつかない砦蟹の恐怖を「当時の人」が描いたイメージ写真です。まさにカニカニアルマゲドン状態です。MHOはご存知「CryEngine3」を搭載しているので、洋ゲーチックな画質ということもあり、よりリアルでテクスチャが「てらてら」してるのが特徴的です。なのでこれくらい壮大な戦いであるということを示した、インパクトのあるイメージフォトでも全然納得できます。
こちら中国本土に上陸を果たした蟹雄さん(仮名)。あとで動画もご紹介させて頂きますが、今回の蟹雄さん(仮名)は、ゴジラみたいに海からやってきます(笑)
お馴染み「いけないゲボ」をやたらめったらに吐こうとする蟹雄さん(仮名)。全体が、ぽわぁ~んってなってます。口の中に「まるい苔」が入ってるようにも見えますが、それよりも前方を走るガールズハンターの装備が気になります
おしゃべりおしまい。そんなわけで早速、動く蟹雄さんが見れる動画をお2つもご紹介させて頂きましょう
↓こちらMHOのUPDATEプログラムのトレーラー
↓こちらが噂のパン祭りならぬ蟹祭りのご様子が伺えるありがたい狩猟動画
そしてここからは以上を拝見させて頂いた作者の感想とか
まずわトレーラーの方ですが、砦蟹よりもその他のイベントに目がいってしまいますお国柄の文化を象徴する美しいデザインの装備や、何よりも「金毛獣王」が孫悟空の様になり、しかもその周りを獣人達が花火爆弾の様なものを打ち上げてる実に楽しげな狩猟・・羨ましい
金毛獣王のあの格好は、いつか当方ストーリーモードでもオマージュしたいです
そして本題の蟹祭りまず砦蟹を見て思ったのが、国産砦蟹と比べ、画質が違うだけでモンスターとしてのインテンシティにこうも溢れ、ジャパンユーザーが受ける印象も随分違うだろうなという点でした。やはりギガント級モンスターの登場ムービーが果たさなければならない使命というのは、初見でどれだけ「いや、絶対無理でしょ
」とユーザーに思わせることです。大海より沖に上がってくる一連のシーンは、まさにその恐怖感を象徴するものではないでしょうか。正直、何度も砦蟹と対峙してるのに「あんなにこわかったんだ
」と思ってしまいました。
動画ということもあり、つい視覚的効果にばかり目がいってしまうのですが、砦蟹の被る頭蓋骨口内より見える「発射口」のリアルさに感動・・。それこそ「あんなだったんだ・・」と一人脱帽状態
全くもって羨ましい限りのMHOワ~オ
細かいギミックはさておき、戦闘エリア全体から受けた印象は、同じ本家ギルド(CAPCOM)の名作、ロスト プラネットの体験版でこんなのやったことあるなぁ~なんて思わせるほどの大戦争観が見事にゲーム内で表現出来ていると思いました。それと再確認したのが、やはり砦蟹自体が「破壊工作」を楽しむ生物であって、人間に対しての直接的な攻撃は少ないんだなという点。でもそこは「動く災害」たるギガント級モンスターならではの尊大さということで納得です。そもそものクエストの内容が砦を守ることですしね。海に帰ってもらうか(撃退)、カニ味噌食べるか(討伐)の二択しか、人間には与えられていないのです。とは言うものの、今回のイベントクエの詳細は中国語故にはっきりは分かりませんが
言葉は違えど、目標は同じはずです!多分・・
それ以外ではMHOの旋律効果のエフェクトに大感動♪が出るんですね。とかいってFや昨今のシリーズもそこまで進化していたのなら、ごめんなさい。なにせここのところ、二次創作ばかりに夢中でハントしてないので
それと動画の6:50過ぎあたりで、アピールし合うハンター同志のお茶面なワンシーンが見られるのですが、なんて素晴らしい演出なのでしょうか♪オンラインゲームの良さを象徴するコミュニケーションシーンでもありますよね。その後、共に颯爽と巨大なモンスターに向かって駆けていく勇姿を見ると、なんだか憧れちゃいます(笑)
その後、豪雨と落雷の中、ヤオザミの大群衆から成る本格的なカニカニ大戦争へ突入するのですが、なんだか壮大に見えます。もちろんエンジンによる画質向上の視覚的効果が影響してるのですが、雰囲気自体もどこか国産MHのPOPなイメージが払拭されており、より狩猟の苛酷さが前面に出ているのがMHOの特徴だと改めて思いました。
ダメージ蓄積を表わす砦蟹特有の、まっちんちんな足もよりリアルになり、見ている者も思わず「そんなして歩いてくるからそういう目にあうんだぞ海に帰れ」と呟いてしまいそうです。海に帰れって「本来、蟹」のあいつに言えるのって、なんだか斬新じゃありません?ということは、あの砦蟹も海の食物連鎖に関わっているのか
大変ですね、大陸社会って
そして何よりも、砦蟹の被っている「あれ」!これが「あれ」の頭蓋骨ならば、当然「あれ」もMHOに出てくるってことですよね「あれ」のリアルなテクスチャを想像しただけでも大興奮ですよ、奥さん!!
そんだこんだの羨ましい限りのMHO(突然の締めにかかる)
今後も注目ですむ~
そしたらさ、今日も・・
タン(左)タぁ~ん(右)
てな感じで、ザ・おしまい
砦蟹ならではの豪快なサボタージュ
良い子は真似しちゃダメですよランキング参加中なんです♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーはさ!?
2/7(日)0時更新 「大陸を貪り喰らうもの」の巻
をお送りいたします♪ほんだら次回も読もう見よう
カニ味噌ろう
「大陸を貪り喰らうもの」の巻
~The Great Forest Peak(バテュバトム樹海頂部).....
ザアアアアアアアアアア!!
(上空を不気味な灰雲に覆われた巨木の頂上エリアを穿つ豪雨。荒天に晒され、本来ならば樹海全域を見渡せる絶景も、まるで霊魂の集合体であるかのような異常な濃霧に視界を遮られ、何も見下ろすことが出来ない)
ダアアアアアアアアア!!
(より激しく振る土砂降りの中、それを黙って受け入れる様に、巨木エリアにポツンと立つ蒼白眠鳥)
蒼白眠鳥「・・・・・・・・・・」ザアアアアアアア(青銀の美しい羽毛はずぶ濡れになりながらも、何処か神秘的な出で立ちを魅せる)
クワッ・・(導かれるように荒天の空を、静かに見上げる蒼白眠鳥)
カッ(灰闇に覆われた空のキャンパスを、轟雷による刹那の閃光が切り裂くと同時に浮かび上がる、おそらくは霞龍と思われるエルダードラゴンのシルエット)
蒼白眠鳥「・・・・・・・・・」(それを確実に捉えるスカーレットのつぶらな瞳に映る、空中の霞龍)
ドシャーーーーーーーーーーン
(巨木の頂上を強打する爆雷。それにびっくりしてコケる蒼白眠鳥)
蒼白眠鳥「・・・・・・・・・」ぱちくり
ザアアアアアアアアアア・・・・
(何事も無かったかのように、再び樹海頂部に響き渡る猛雨のウィップラッシュ音)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
UBU「神をも恐れさせる最強の古龍にして暗黒の王・・闇夜に輝く幽冥の星は、黒き光を放つ神故にか・・」ぶつぶつ(金獅子の背中に掴まりながら独り言を呟いている)
カイルス「間一髪だったな。火炙りはどうだった?」シュトッ(金獅子の背中から、ソネルが待つ銀盤の上に飛び降りるUBU)
ソネル「しかし頑丈な傘・・いや、シールドだな。その大剣は」(UBUが背負う青い番傘を眺めながら言う)
UBU「ねぇ、属性の元素が生き物の様に動くなんて聞いたことある?」
ソネル「はぁ?」
カイルス「分かりやすく言え」(鬱陶しいそうに耳をほじる。もちろんスクリュー方式で)
UBU「大陸五大元素のアイデンティティーといえば何よ?色でしょ。その総称である属性オーラが、まるで生命を授かった様にひとりでに動くなんてありえる?そんなの聞いたことないわ」ガション(アルレボと番傘それぞれ両手に構える)
カイルス「モンスターハンターってのは頭のおかしい生き物だと思ってたが、やっぱりそのとおりだな」ザシュッ(ファイティングポーズをとる)
ソネル「シェルターで大陸自然科学の授業は受けたことはあるが・・・そんなの聞いたことはないな。ゼキならば何か知って・・・」
カイルス「来るぞ!!」
カカカッ!!カカカッ!!
(異形な龍型の造形を施した黒馬が、その巨大で鋭利な角を向けながら突進してくる)
ソネル「カイルス!!」
カイルス「掴まれ!勉強家の狩人共!!」タシッ(両腕を掲げた金獅子の、えげつない腹斜筋の両サイドに抱きつく二人のハンター)
ゼブル「また瞬間移動か?」カカカッ
ショウーーーーン!!ダシャーーーーン
(カイルスが転移した跡の銀盤上を、豪快に突き刺す煌黒龍の天角)
ゼブル「問題はどうやって捉えるかだが・・・憂いはない」ズン(氷面に突き刺さった角を抜き上げ、氷の屑を鬱陶しそうに振り払う)
ボウン!!
(突如目の前に空中転移してきた金獅子)
ゼブル「障るという!!」グワッ(大口を開け食いちぎろうと襲いかかる)
ガチーーーーーーーン
(間一髪、体を反転させ、空を躊躇なく噛み砕く煌黒龍の鋭い牙をいなしてみせる金獅子)
金獅子「あぶねぇ~」シュタッ
ゼブル「チッ・・・・・っ」
ブワッ(ゼブル視点。自身の下顎から反り立つ両犬歯を、棒高跳びのポール代わりに勢いをつけて顔面に向かって飛びかかってくる撫子装備のハンターとGX装備のハンター)
UBU「その傲慢な目が悪い~~~!!」グワアアアアア(アルレボを振りかぶりながら強襲してくる)
ソネル「おおおおおおおおおおおお!!」ズーーーーーン(ドリルランスを突きながら飛びかかる)
ゼブル「皆無」
バショーーーーーーーン
(煌黒龍の両眼の目前で、まるで何かに衝突したかのようにふっ飛ばされるUBUとソネル)
ソネル「なんだと!?」ビュオオオオオオオ
UBU「・・・・・・・・・・」ビュオオオオオオオ(落下しながら煌黒龍の顔を凝視している)
ショウーーーーーーン・・・
(煌黒龍の顔に残った斬撃波のオーラが、まるで霊魂の様に口内へと吸収されていく)
UBU「あれは・・・」シュタッ
バウン!!
(目の前で着地した小さなハンター目掛けてフレアを吐くゼブル)
ボウンボウン
(それを察知したカイルスが一同の前に転移してくるも、ソネルだけ連れ去り再び消える)
UBU「あたちはよ!?」ガガーン
ジョー「ウリ坊流猪突猛進拳、大脱走ぉおおおおお!!」ズドドドドドドド(背中に必死にしがみつく黒猫と共に突っ込んできて、片方の牙をUBUの襟を突き刺し、そのままさらっていく)
ドワアアアアアアアアン
(誰もいなくなったアイスバーンの大地に衝突して大爆発を起こす巨大な火の玉)
BBB「とんでもねぇ火力だな、あいつは」ドドドドドドド
UBU「ひぃ~・・今日は服が何枚あってもダメになるわね・・」ドドドドドド
ジョー「カイルスがまた仕掛けたぞ!!」キキ~~~~
カイルス「ファーーーーーーーック!!!!」ボウン(大口を開けながらゼブルの顔の正面に転移してくる)
カーーーーーーーーーー
(空中からゼブルの顔面目掛けてラージャンビームを吐くカイルス)
ソネル「やった!!」
バチバチバチバチバチバチ!!
(ゼブルの頭部が凄まじい放電の発光で覆われる)
カイルス「ザマァねぇぜ!!」ヒュウウウウウ・・・・(落下しながら上を見上げ、両手の中指を突き上げる)
バチバチ・・バチバチバチ・・・
(電荷群に覆われているゼブルの頭部)
ジョー「あの距離で喰らったんだ。頭がショートしたかもしれんな」
UBU「大陸を貪り喰らうもの・・・・違うわ!!あいつはわざとカイルスの攻撃を受けたのよ!!」
ショルルルルルルル・・・・
(ゼブルの頭部を包む電荷群が、口元に集結し一塊のプラズマボールになる)
カイルス「なんだ!?」シュタッ
ゴクン(プラズマボールを喰らうゼブル)
カイルス「俺の・・エレメンタルエフェクトを・・・」
BBB「喰っちまった・・・」
UBU「これではっきりしたわね」
ゼブル「今のはなかなか美味かったぞ」げふぅ~
UBU「あいつは属性エネルギーを食べているんだ」
ゼブル「さぁ、もっと俺に喰わせろ。ちっぽけな生命共よ」
BBB「喰ってるって・・・はぁ!?」
ジョー「変種の様な、吸収に近い強属性耐性のことか?」
UBU「根本が違う。あいつは大陸の五大元素を喰らって、エネルギーに変えることが出来るのよ」
BBB「阮さんが言ってたぜ。あの野郎の自然をも動かす強大な力が覚醒する前に止めねぇと、新大陸の秩序はすべて混沌の渦に飲まれ、絶望という宿痾のみが生きとし生けるものすべてを司る制約になるだろうってな」
UBU「もう地震や雷は懲り懲り問題はどうやってあいつを仕留めるかよ」
ゼブル「どうした?曲芸はおしまいか?哀れな金獅子よ」
カイルス「調子に乗るんじゃねぇええええええええ!!!!」ドウン!!(凄まじい電力を両拳に放射しながら頭上に掲げる)
UBU「あの構えは・・!?」
ソネル「今までとは比べ物にならない電力だぞ!!」
カイルス「ハァアアアアアアアアアア!!!!」
ボコン・・ボコン・・!!
(頭上に掲げる両拳から発生する高電力が、瞬く間に巨大なプラズマボールへと成長していく)
BBB「まずいぞ!カイルスの野郎、ここでスピリットボムをぶっ放すつもりだ!!」
カイルス「俺様のリゼントメントモードは、ハードコアやアルティメット(赤獅子)のそれとは桁が違うぞ!!」
バリバリバリバリバリ!!
(カイルスの頭上に身の丈の数倍はあろうかという超巨大なプラズマボールが形成される)
ゼブル「いいぞ・・もっと膨張させろ」バリバリ・・バリバリバリ・・!!(放電の閃光に顔を照らされながら呟く)
カイルス「インフレーション・・マックスだぁあああああああ!!!!」
ドゥオーーーーーーン!!
(更に膨張した小惑星の如くプラズマボールの表面は、まるで太陽フレアの様に放電し蠢いている)
ゼブル「ハッハッハッハッハッ!!これは驚きだ!!たかが知的生命体種の個体が、これほど膨大なエントロピーを創りあげるとはな!!」
BBB「あの野郎、俺達諸共、エリアを蒸発させるつもりか!?」
UBU「ダメぇえええええええ!!カイルス!!!!」
ジョー「とにかく避難が先だ!!ソネル、乗れ!!」バッ(促され、慌てて背に飛び乗るソネル)
カイルス「喰らえるもんなら・・!!」バリバリバリバリバリ!!
BBB「逃げろぉおおおおおおおお!!」ズドドドドドドド!!(超熱量のサンダーボムを掲げるカイルスの後ろ姿を背景に、UBUの襟を角に刺し、背中にBBBとソネルを乗せ、必死に疾走するジョー)
カイルス「喰らってみやがれぇええええええええええええ!!!!」
ゾウン
(エレクトロで形成される小惑星級のプラズマボールをゼブルに向かって投げ飛ばす金獅子)
ジョー「クソぉおおおおおおおおおお!!!!」ズドドドドドド
UBU「・・・・・・・・・」ちら
ダオオオオオオオオオン!!
(アイスバーンエリア全体にニュークリア級の大爆破が起こる)
ジョー「クゥッ・・・・!!」ズシャーーーーーー(爆破の衝撃波を後方から受け、一同諸共に銀盤の上を転倒する)
ソネル「カイルスは!?」シャーーーーー(仰向けで後方に滑走しながら顔を上げようとする)
UBU「伏せて!!」バッ(慌ててソネルを庇うように覆いかぶさる)
ボウウウウウウウウン
(UBUの頭上擦れ擦れを通過していくバックドラフト)
BBB「ひいいいいいいい」ガバッ(まあるくなり、炎の気流をやり過ごす)
ジョー「みんな伏せろ!!」ンボオオオオオオオオ(顔を伏せながら地面に腹ばいになるジョーの上を通過していく爆炎の突風)
UBU「クッ!!」ンボオオオオオオオオ
ソネル「ハァ・・ハァ・・・」ちら
メラメラメラメラ・・・・
(視界に映る景色は激しく緋色に燃え上がる紅炎の大海であった)
ソネル「カイルス!!」ダッ
UBU「待って!!火の海の下を見て!!」
ソネル「!!」
グツグツグツグツグツ・・・・
(大炎上の下にあった銀盤は、大爆破の熱量により蒸発してしまい、煮えたぎる溶岩湖へと変貌している)
BBB「マジかよ・・・マグマオーシャンになっちまってる・・!」
ジョー「こっちの氷が溶けるのも時間の問題だぞ」
ソネル「カイルスは何処だ・・・カイルーーーース!!!!」
グツグツグツグツグツ・・・・
(燃え上がる炎の海の中、ゆっくりとこちらへ流されてくる物体)
カイルス「・・・・・・・・・」グツグツグツグツ・・(気絶したまま氷の島の方へ流されてくる)
ソネル「カイルス!!」
プカプカプカプカ・・・・
(ゆっくりと氷の島の端に到着する金獅子)
UBU「救い上げないと!」
BBB「頭の毛を掴みあげろ!!」
ズーーーーーーーン
(慎重に金獅子のスパイクモヒカンの毛を掴み、一斉に銀盤の上に引き上げる一同)
ソネル「カイルス!カイルス!!」
UBU「気を失っているだけ。エネルギーを使い果たしたのよ」
ジョー「みんな、見ろ!!」
メラメラメラメラメラメラ・・・・
(炎の大海を物ともせず渡ってくる、尊大なアルバトリオンの黒い影)
ゼブル「・・・・・・・・・・・」ピシピシ・・ピシピシ!!(燃え盛る炎から見せたその姿は全体が青白く輝いている)
BBB「バケモンが・・・びくともしてやがらねぇ・・!!」メラメラメラメラ・・
UBU「それだけじゃないわ。あいつはカイルスが放ったスピリットボム・・つまり超強力な雷属性のエネルギーをも喰らって、自分の力に変換したのよ・・!」メラメラメラメラ・・・
ゼブル「大陸をも畏れぬ、偉大なる龍に平伏せ。小さき生命よ」
ピキピキピキピキピキピキ!!
(ゼブルを中心に溶岩湖が再び氷の大地へと凝固していく)
ジョー「どうやら力が漲ってるらしい。それもたっぷり食べたからか?」
UBU「試してるんじゃない?自分の力と、あたち達を」ガイン(二本の大剣を抜き、備える)
ゼブル「貴様らの仲間から頂戴した電光を受けさせてやろう」ビリビリビリビリ(反り立つ天角に青白い稲妻が蓄積される)
カイルス「好き勝手言いやがって・・!!」ガイン(ドリルランスを構える)
UBU「挑発よ。乗っちゃだめ。元々あいつは双属性にエレメンタルチェンジ出来る黒龍なのよ」
ゼブル「人身御供のハンターよ。今までご苦労だったな。貴様らハンターの屈強な肉体と、強いスピリットを持つソウルを喰らい続けることで、この来るべき復活の日まで力を蓄えることが出来たのだからな」
ソネル「ふざけるなぁああああああ!!」ドシューーーーン(ドリルランスを構え、ランス突撃モードに入る)
BBB「よせ!!」
ゼブル「これは狩猟(ゲーム)ではない。戦争だ」バリバリバリバリバリ!!
ソネル「死なば諸共だ!!てめぇにかすり傷一つでも付けて死ねるなら本望だぜぇえええええええ!!!!」ズドドドドドドドドド
ジョー「よせ!!ランスの属性力を喰われるだけだぞ!!」
ソネル「うおおおおおおおおおおお!!アルルーーーーーーーーーーーー!!!!」ズドドドドドドド
ゼブル「ロストせよ。犠牲になる為に生まれた生命よ」バリバリバリバリバリ!!
バシューーーーーーーーーーン!!
(天角より放たれる凄まじい雷光)
UBU「ソネル!!」
バウウウウウウウウン!!
(超電力の衝撃波がエリア中に放射される)
UBU「ちぃっ!!」バサッ(BBBとジョーを庇うように一歩前に出て、青い番傘を開き、電磁波をガードする)
バシュウウウウウ・・・・・ピシピシ・・ピシピシ・・
(雷光を受けた銀盤上に仄かに残る電荷の塵)
ゼブル「呆気無い。それが貴様ら・・・・・・・・ん・・?」
ピシピシ・・ピシピシ・・ピシピシピシ・・・・
(電磁波の残り火の中、腰を抜かしたまま目を瞑っているソネル)
ソネル「・・・・・・・・・・・」(ゆっくり目を開ける)
ふわっ(純白のカーテンが鼻先をくすぐるように触れる)
ソネル「??」ふぁっ・・(それを手で拭う)
??「あら。ごめんなさい」
ソネル「・・・・・・・・・・」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(目の前に立つ、長い白銀の髪を背に靡かせる白いドレスの少女。足下は暖かそうな真っ白のロックラックブーツを履いている)
ソネル「・・女の・・子・・・・・・・」ハッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ソネルが驚いたのは、目の前のその少女が、左腕に身の丈の倍はあろうかという異様な紫色の重槍(矛先が真っ赤に鋭く尖り、砲身部は左右対称の高級な壺の「取っ手」のようなものが装飾されている)を左腕に構え、右腕には巨大なバルブアトマイザー型のシールド(表面が「ぽこぽこ」した紫色の皮膚素材を使用)を装着している)
ソネル「・・・・・・ガンス・・・?」
ぷらんぷらん・・(盾に付属する、桔梗色の大きな「まんまる」バルブには、アイリスカラーのタッセルが付着しており、なんだかぷらんぷらんしている)
ソネル「・・・・・・・・・・」ぷらぁ~んぷらぁ~ん(腰を抜かしたまま、目の前で揺らぐタッセルを思わず目で追う)
ジョー「UBU、あれを見ろ」ザッ
UBU「・・・・・・・・・・・」(ゆっくり番傘を置き、静観する)
白いドレスの少女「普通のベナムデパルファンにはないでしょ?このオシャレな装飾♪」(前を向いたまま喋っている)
ソネル「ベナムデパルファン・・?」
白いドレス少女「あ、そっか。お兄さん、火の国のハンターね?じゃあ外の世界のこと知らなくても仕方ないか。どう?素敵でしょ♪」
くすっ(ゆっくりソネルの方を振り向き、微笑む天使の様な少女の目は、色が共に異なる神秘的なオッドアイをしているのが実に印象的である)
ソネル「君は・・・・・」ボケェ・・
ゼブル「貴様、何者だ」(目の前に立ちふさがる、小さな少女に問う)
BBB「おい、なんだあのちび?お前の知り合いか?」
UBU「最悪・・・こんな死地でファーストコンタクトなんてね・・・」
オクサーヌ「はじめまして。暴食の化身さん♪」ガイン(ベナムデパルファンの槍先を立て、にっこりと挨拶をする白いドレスの少女)
UBU「デカダンスの守護女神・・・これでまた生きる確立が減ったわね」ゴクリ・・
オクサーヌ「うふふふふふふふふふ♪」(その満面の笑みの背後から、少女の顔を今一度拝見しようと、腰を抜かしたまま下から顔を覗かせるソネル)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/9(火)0時更新 「モノホンの龍使徒」の巻
をお送りいたします♪ほいだら次回も読も見ようぜよ
「モノホンの龍使徒」の巻
BBB「デカダンスの守護女神・・・ってことはあのちびが!?」
UBU「そっ。新大陸一の犯罪シンジケート、通称、凍土のマフィアこと、エヴァーウィンターナイツの棟梁・・」
オクサーヌ「オクサーヌ・ヴァレノフよ♪」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(白銀の世界と化したジャバルサマーンの氷上で対峙する巨大な煌黒龍と白いドレスの少女。少女の背後では腰を抜かしたままのソネルの姿も)
ゼブル「オクサーヌ・ヴァレノフ・・・・」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
オクサーヌ「うふふふふふ♪」にこにこにこにこ
ソネル「・・・・・・・・・・」じー(少女の懐から顔を覗いている)
BBB「やい、ソネル。今のうちにこっちこい。そいつはとんでもねぇバケモンなんだぞ」ちょいちょい(ちいちゃい声で来い来い促す)
オクサーヌ「あなた方も、はじめましてよね」(視線をゼブルから逸らさず背後のUBU達に向かって言う)
BBB「ひっ」
UBU「・・・・どうぼ・・」(異常に声がちいちゃい)
オクサーヌ「ふふ・・」(流し目でUBUを捉える)
ジョー「おい、悪いが今取り込み中なんだ。凍土の頭取が何をしに現れ・・・」
もごっ(早口で物申したところ、UBUに両手で口を封じられる)
ジョー「もごもごもごもごもご」(そのままなんか続けて喋ってる)
オクサーヌ「うふふふふ♪あなた達よね?前に香木騒動を解決してくれたのは」
UBU「へいです・・」(声がちいちゃい)
オクサーヌ「よろしくね。UBUちゃん」ちら(少し振り向いたその右目は、凄惨さすら感じるほど深淵な紅紫色を施している)
UBU「ひいいいいいいいい」すてぇ~ん
(尻もちついた。その下敷きになるビー)
オクサーヌ「あははははははは。聞いていたより最高ね。あなた達って」
ゼブル「オクサーヌ・ヴァレノフ。完全なる龍属性エネルギーとの整合性を保証された人型・・それが貴様ら龍使徒か」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
UBU「龍使徒・・・・ドラゴン・ラスール・・・」(尻もちをついたまま呟く)
BBB「それってよ、前に霊峰で阮さんが言ってた龍族公認のパニッシャーだろ?」ぱんぱん(尻を叩きながら起き上がる)
ジョー「あの煌黒龍は、さっきお前を見ても同じことを聞いていたな」
UBU「わかんないよ。そんなの」
ゼブル「歓迎するぞ。オクサーヌ・ヴァレノフ」
オクサーヌ「それはどうも。ねぇ、それよりさっきの講釈って誰の言葉?分かった♪他のこそこそ隠れてる残りの怪魔二頭から、あたしのことを聞いたんでしょう?」にこにこ
ゼブル「・・・・・・・・・」
オクサーヌ「その沈黙はイエスと捉えていいようね。ということは、あなたと残りの怪魔が、離れ離れのフィールド同士でも何かしらの通信手段で連絡をとれるっていう証拠。如何かしら?」くすくす
BBB「すげぇな、あのちび。煌黒龍のバケモンを脅してやがる。ありゃ、お前をも凌ぐとんでもねぇサディストだぞ」
UBU「しーーーーーーっ」
ゼブル「死に土産に教えてやろう。我々は大陸を巨大なインターフェースとした、特殊なネットワークプロトコルによって通信を可能としている。貴様らの文明社会でいうところの超感覚的知覚、つまりテレパシーを可能とする器官を体内に搭載しているからだ」
オクサーヌ「なんだかむつかしいわねでもそれを通じて、あなたが残りの怪魔・・邪龍と頭の中でお話をしているっていうのは理解したわ」くす
UBU「!!」
ゼブル「慎め、小娘」バリバリバリバリバリ(天角が一瞬にして青白く放電する)
バシューーーーーーーーーン!!
(オクサーヌ目掛けて発さられるエレクトロショット)
BBB「ほらみろ。いろいろ生意気言うからだ」
オクサーヌ「誰がですって?元チャンプの黒猫さん」(ソネルをお姫様抱っこしながらUBU達の背後に立っている)
BBB「げっ!いつの間に」こそこそこそこそ
(素早く主人の背中に逃げる)
オクサーヌ「さ、降りて。お兄さん」シュッ(氷上に足をつけるソネル)
ソネル「礼を言う。オクサーヌ」ガイン(ドリルランスを立て、一礼する)
オクサーヌ「あらとんでもない。あたしも前から火の国のイニシエーションには疑問があったの」
ソネル「なに?」
オクサーヌ「二回、あなたの命を助けてみせたのは、そう思ったまま、何も行動しなかった自分自身の無関心に対する、あたしなりの誠意の証よ」(遠方の煌黒龍を見上げながら言う)
ドスンドスン・・(銀盤の上をゆっくりと尊大に振る舞いながら近づいてくる煌黒龍)
オクサーヌ「お兄さん」
ソネル「ん?」
オクサーヌ「あたしはもう少しあの龍とお話をしなきゃいけないから、その間にその金獅子の彼を復活させてあげて」すっ(掌サイズの小袋を差し出す)
ソネル「これは?」
オクサーヌ「凍土秘伝のパウダー♪」
BBB「どうせドスコカかいにしえ麻薬だろやめとけ、ソネル。まだ人でいたければな」(UBUの背に隠れながら呟く)
オクサーヌ「安心なさい。その向精神薬から、有害を取り除いた魔法の粉よ♪黒猫さん」くす
BBB「ひぃ~~俺に向かって笑うんじゃねぇ!」ササッ
(主人の背中に隠れる)
ソネル「有り難く使わせてもらう」たしっ
ジョー「信じるのか?この女を」
ソネル「命を救われた身だ。カイルスも同様、俺には恩を返す義理がある」
オクサーヌ「そうそう。それにあたしがお兄さんを助けるには他にも理由があるの」
ソネル「なんだ?」
オクサーヌ「この戦いに決着を付けるのは、長年あの龍の隷属にならざる得なかった、火の民であるお兄さんがやるべきだと、あたしはそう思ってるの」くす
ソネル「・・・・・分かった、オクサーヌ」
ザッ(仰向けで横たわるカイルスの下に近づくソネル)
UBU「ほえ・・・」(呆然と少女を眺める主人の背中越しに、怯えながらオクサーヌを睨む黒猫)
オクサーヌ「UBUちゃん」
UBU「はい」びしっ
(無意識に姿勢を正す)
オクサーヌ「ふふふ。あなたはこれからあたしとあの龍がする会話を、しっかり聞いておくこと。いいわね?」(神秘的なオッドアイを細ませながら微笑む)
UBU「はいっ!!」(オクサーヌとは目を合わせず、背筋を伸ばしたまま、クソでかい声で返事をする)
BBB「いいのか?素直に言うこと聞いてよ。あのちび、巷の噂じゃ血石を食ってるとかいうぜ?」
オクサーヌ「食ってるかぁ~!!いいから大人しくしてなさぁ~い」(慌てて主人の背中に隠れるビー)
ゼブル「オクサーヌ・ヴァレノフ。答えろ。龍使徒である貴様が、何をしにここへ現れた」ドスン・・ドスン・・
オクサーヌ「その呼び名、否定も肯定もしないけど、あんまり好きじゃないのよね。ちゃんとした名前があるわけだし。あなたもそうよねぇ~♪」ザッ(槍に向かって話しかけてる)
UBU「あのナズチ武器・・・・・4号・・?」
オクサーヌ「それにここって思ってた感じの場所じゃないのねぇ~。あなたがこんな風に変えちゃったんでしょ?ま、あたしは寒いの平気だからいいけど・・神界とか神域とかギルドが仰々しい名前つけるから、あなたみたいなエルダードラゴンが図に乗るのよ・・って、ごめぇ~ん。あなたって黒龍の中でも邪龍指定されていないのよね。そりゃそうよねぇ~?こんな山奥の火口の中で、ひと目に触れず傷を直す為に、純真な火の国のハンターを誑かし、その生態エネルギーをこそこそと喰らって生き延びてきた臆病者なんだからぁ~」やぁ~ねぇ~もぉ~(おばさんみたいに白々しく手を振り下ろす)
ゼブル「痴れ者めがぁああああああああ!!!!朽ちよぉおおおおおおおおおおお!!!!」
ズオーーーーーーーーーン!!
(鋭い天角を白いドレスの少女目掛けて突き下ろす)
UBU&BBB「あひいいいいいいいいい」(抱き合って震える)
ガシーーーーーーーーン
(巨大な天角の両先端部を、右腕のバルブアトマイザー型のシールドと左腕に持つ槍先でガードする白いドレスの少女)
UBU&BBB「おおおおおおおおおおお!?」
オクサーヌ「おほほほほほほほほほほ!!!!おほほほほほほのほほほほほほ!!!!」ギリギリギリ・・(一歩も後退せず、実に強気な高笑いをあげるオッドアイの少女)
ゼブル「なんだと!?」ググググ・・・
オクサーヌ「相互作用の超運動エネルギー・・・返してあげるわ!!」
ブオン!!
(槍と盾を突き上げ、身の丈の数十倍はある巨体龍をひっくり返す白いドレスの少女)
ゼブル「なにぃいいいい!?」ビュオオオオオオオ
グルン
(空中で体勢を立て直す様にバク宙をし、下の位置に着地するゼブル)
ゼブル「聞きしに勝る龍使徒・・面白い」ドスン
BBB「おい。お前、あれを見て凍土と同盟を結ぶなんて言いやしねぇだろうな?」(まだ抱き合ったまま白いドレスの小さな背中を見ながら圧巻されている)
UBU「すげぇ・・・あれが・・・・モノホンの龍使徒・・」
ジョー「ボフッ」
オクサーヌ「さて、ここからは火の国に纏わる忌まわしきイニシエーションの真相。つまりあなたがなぜ、火の神と称し、何十年にも渡ってハンターを喰らう必要があったのか。知りたいでしょ?火の国のお兄さん♪」
ソネル「え・・・・」(オクサーヌに貰ったパウダーを両手に広げ、カイルスの鼻下で吸引させている)
オクサーヌ「そしてギルドがなぜ、煌黒龍を邪龍扱いしなかったのか。わかる?UBUちゃん」
UBU「ほえ・・・それは煌黒龍自体が、近年あたち達、ギルドのハンターによって発見された黒龍であって、過去に人類を襲撃したとする事件及び記述がないから、邪龍の類には換算しないわけで・・」
オクサーヌ「エクセレント!!!!」(すげぇでかい声で叫ぶ。それにびっくりしてまた尻もちをつくUBUとBBB)
ジョー「だが、それは普通種の煌黒龍の話しであろう?こいつは・・」
オクサーヌ「賢い大猪さん。じゃあ、その普通種の煌黒龍って、今現在、何処に棲息しているのかしら?」
ジョー「む・・・言われてみれば・・・」
オクサーヌ「ギルドの調査によれば、煌黒龍アルバトリオンと命名した古龍は、このジャバルサマーンの麓付近、つまり神域領域でしかその存在を確認されていない。ということは?」
ジョー「全てこのバアル・ゼブルだったと言いたいのか?」ちら
オクサーヌ「そう。このバアル・ゼブルという古龍は、煌黒龍の始祖であり、実体なのよ」
ジョー「なに・・・」
ゼブル「続けろ。どれほど貴様に我らの見識があるのかどうか聞いてやろう」
オクサーヌ「そうこなくっちゃ(ウィンクする)あなたを通して、他の怪魔も聞いてるから?」
ゼブル「口の減らない悪童め」ゴキゴキ・・(気だるそうに首を回す)
ジョー「教えろ。実体とはどういうことだ?」
UBU「バロンの仮説・・・」
オクサーヌ「エクセレントそのニ!!!!」(またすげぇでかい声で叫ぶ。またしても腰を抜かすUBUとBBB)
ソネル「バロンの仮説・・・?」
オクサーヌ「そう。でもその前に、このバアル・ゼブルという煌黒龍が、大陸の祖なる者より受けた、大いなる粛清(グレート・パニッシュメント)の話から始めないといけないわね♪」ふっふっふっふっふ(にやりと自慢気に遠くを指差す少女。その背後では訝しげな顔のUBUとビー)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
2/11(木)0時更新 あんも決まってないだす
をお送りいたします♪そんなわけだかんだ次回も読もう見よう
読も見よう
いよいよ怪物と化した金毛獣王のイベントクエスト♪
ほおばった 夢の中でも あんまんを
どうぼ。あたモン坊どぶ塵芥(ちりあくた)です




はい綺麗事おしまい


前回ご紹介させて頂いたMHOのアップデートトレーラーの中に、なにやら楽しげな金毛獣王と戯れるイベントクエストが見受けられましたが、公式サイトにてその詳細が明らかにされていました

http://mho.qq.com/cp/a20160121nshd/index.htm?atm_cl=ad&atm_pos=10013&e_code=206944#header
本文の中で金毛獣王を示す「年獣」というのは、ライオンの様な頭部にサイの様な角を持つ、中国伝承の魔物で、毎年大晦日の夜に村に現れては人を貪り喰らう(特に子供が好きだとか

なんでもクエの目的は「ごちそう」を狙いにやってきた金毛獣王の撃退、及びごちそうを時間内守ることみたいです。「大厨猫」という可愛らしい獣人がごちそうを持っているそうで、それを金毛獣王が狙う?(翻訳機での解釈なので少し違うかもしれません。おバカな作者にご了承を

その撃退に様々な種類の爆竹を「置いたり(樽的に)」「投げたり(ペイント的に)」といったMH特有のアクションを用いて金毛獣王を駆逐するのです


そして気になるのは「なぜして」金毛獣王の頭に緊箍児(きんこじ)らしき「輪っか」が「ハマっている」のか・・。それは公式サイトの漫画を読んで頂ければ、その壮絶な理由が分かります(嘘。言葉は分かりませんが、何やら竜人の仙人みたいなおじいちゃんが誤って緊箍児を落としてしまい、それがたまたま温泉に浸かっていた金毛獣王に「ハマってしまった」というもの)
この緊箍児を付けた金毛獣王は特殊個体として扱われるのかな・・気になります

それから赤といえば、ユクモの魔除けカラーも赤です。もしかしたら、この金毛獣王の伝承がユクモ地方に伝わったのかもしれませんね


そんなわけで今日も無事に・・

ザ・ゴリラ(おしまい)



皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/13(土)0時更新 「バロンの仮説」の巻
をお送りいたします♪ほんだらば本タラバ次回も読も見よう

「バロンの仮説」の巻
神食いと大いなる粛清
バアル・ゼブル。竜大戦時代よりも遥か昔、火山地区で傍若無人の限りを尽くした知的生命体種の黒龍である(煌黒龍アルバトリオンという呼称は近年ギルドにより命名されたものである)。大陸史上における煌黒龍の始祖と認識されるこの黒龍は、天災を自由自在に操り、その圧倒的な力をもって、火山地区の龍族を含めたモンスターを捕食の対象とし、喰らい尽くしていく。やがてゼブルは火山地区のモンスターが減少してしまったことを知ると、山を降り、生息圏の違うモンスター及び、人類をも喰らいはじめる。この食物連鎖を無視した果てのない暴食性から、人々はこの黒い龍を「大陸を貪り喰らうもの」、また自然崇拝者からは「神喰い(ここでいう神とは大陸を示す)」と名付け、恐れ慄く。やがてその食欲は新大陸の生態系をも狂わせ始め、それを見かねた「大陸の始祖」は大いなる粛清(グレート・パニッシュメント)をこの黒龍に与え、火山(現在の神界、ジャバルサマーン山脈)の噴火口の中に投げ込んだという。
オクサーヌ「むかぁ~し、むかしのお話だったとさ・・・」(両手を広げ、舞台役者の様に振舞っている)
ソネル「そんな言い伝えが・・・外の世界では・・」
BBB「あのちび、なんだか俺は、お前の小さい頃に見えてきたよ」
UBU「よしてよ。あたちは血石なんて食べないもの」
オクサーヌ「だから喰ってねぇーっつーの」ガバッ
(慌てて大猪の後ろに隠れるUBUとビー)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゼブル「演説はおしまいか?龍使徒」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
オクサーヌ「だからその呼び名よしなさいよ。せめて凍土の賢いおねえさんとかぁ~・・」う~ん(人差し指を口を当て、少女っぽいそぶりをしてみせる)
BBB「凍土のダンジョンで、夜な夜な血石食ってるヴァンパイアってのはどうだ?」ぼそ
バシャーーーーーーン
(顔面にペイントボールを投げつけられるビー)
UBU「ねぇオクサーヌ。あなたはさっき、あいつを煌黒龍の始祖であり、実体だと言ったわ。だとすればあたち達、ギルドの多くのハンターが持っている、この煌黒龍の武具はどう説明するの?」ゴイン(背中のアルレボを抜いてみせる)
オクサーヌ「ええ質問ね。それにはまず、バロンの仮説をおさらいしないとね♪」ぴしっ(物知りおねえさんみたいに指を立て魔法少女の様な可憐なポーズをとる。それを見ておえって顔するビー)
~火の国領内、第三地区....
わっはっはっはっはっはっはっは
(夕暮れの西陽を浴びながら、巨大な花々のオブジェの周りで戯れる獣人達と飛竜種達)
ミッチ「うわっはっはっはっ!!」ぼす~ん(でっかいドスビスカスの花の上に仰向けでダイブする)
ぼふぅ~ん(すんごい花粉が撒き散る)
サムソン「おお気持ちいい」ぽすんぽすん(あぐらをかいて座り、劉珍に肩を叩いてもらっている)
ほわほわほわほわ・・・
(流れてきた花粉がサムソンと劉珍の鼻の中に吸い寄せられる様に入っていく)
サムソン&劉珍「えっぶし!!」ブブーーーー
カーブー「はっはっはっはっは(から笑い)ご覧なさい。あのバカな二人の顔を」(でっかいサボテンの花の花びらの上に腰掛けてる。その奥ではなんだか騒々しく追いかけっこをしてるまさひことパノ、一也の姿が)
王羽美「・・・・・・・・・・」(その傍らで腕を組み、遠方を眺めている)
ロージー「どうしたの?ウーメイさん」ふぅ~(草花の上で女の子座りして、七色たんぽぽのまあるい綿毛を吹き飛ばしてる。それを捕まえようと、葉っぱの手を伸ばす左肩の上のドスビスカス)
王羽美「気になりませんか?あちらが」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・
(ウーメイの視線の先には氷山と化したジャバルサマーンが見える)
ロージー「UBUちゃん・・・・」
王羽美「先程、激しい閃光が見えました。それもただの爆破ではないようでしたが・・」
ロージー「・・・・・・・」バッ(素早く振り返り、兄の顔を伺う)
カーブー「今から俺達が行っても、足手まといになるだけだ。UBUさん達を信じよう」
ロージー「・・・・・・・」バッ(今度はウーメイの顔を見る)
王羽美「残念ですが、私の任務はここまでです。あの山に何がいて、何が起ころうとも・・・私には関係ありません」ザッ
ロージー「待って、ウーメイさん」
王羽美「・・・・・。なにか?」
ロージー「あなたはさっき、この美しい花々を見て、「恩師にも見せてあげたかった」と言ってた・・・その人って・・」
王羽美「オズワルド・バロンです」
カーブー「その有名な古龍観測隊の竜人の翁と一緒に、緑安を旅立ったと聞いたが?」
王羽美「ええ。晩年を邪龍の研究に費やしていたバロンさんは、私が紅龍を追っていることを知ると、助手として私を選んでくれたのです。あの方と共に過ごした日々は、それはとても・・・とても貴重な時間でした・・」(夕暮れの空を見上げる)
ファイヤージンガー「なんだぁ?その感じだと、その爺さん、死んじまったのか?」ぽふっ(綿毛の一片を掴んでる)
ロージー「こら!ジンガー!言葉に気をつけなさいって日頃から・・」
王羽美「亡くなりました。バロンさんは、私と出逢った時にはもう随分長寿でしたので・・・」
ジンガー「人生を全うしたってわけか」ぴん(花びらの顔面にでこぴんをもらう)
カーブー「東方の道中、いろんな人からとても優秀な学者だと聞いた。有名なのがあれだ、あれ・・・なんとかの仮説っていう・・」
王羽美「バロンの仮説」スッ・・(カーブーが座ってる花びらの隣に少し微笑みながら腰を下ろす)
ロージー「ふぁ・・・」(その姿を見つめている)
カーブー「そうそう、それそれ。黒龍をはじめとする三大龍が、本物じゃないってやつだろ?」
ファイヤージンガー「三大龍ってなんだ?」こそこそ
ロージー「黒、紅・・それから祖龍だ」(指を折って数えてる)
ファイヤージンガー「そいつらが本物じゃねぇって、どういうことだよ?」
王羽美「本物ではない・・・確かに、間違ってはいないですね」ふふ・・(遠くを見つめ、足を組みながら、方杖をつき微笑む)
カーブー「バロンさんによれば、現在大陸で確認出来る三大龍は「ある特定位置のフィールドにしか降臨してこない、極めて規則的な存在」であり、それらはドッペルゲンガーだっていうんだろ?」
ファイヤージンガー「ドッペル?なんだ、それ」
王羽美「実態を伴わない自己像幻視化・・・レプリケーションシステムです」
UBU&BBB「レプリケーションシステム~?」(正面向いて顔をくっつけながらバカな顔して聞く)
オクサーヌ「そっ。三大龍、そしてこの煌黒龍さんは、そのとてつもない生態力をもって、龍エーテル、つまり「龍」と呼ばれる元素を集合体にして、自分そっくりのレプリカを作ることが出来るの」
UBU&BBB「・・・・・・・・・・」(はぁ?って顔してる)
王羽美「バロンさんはそのレプリケーションシステムには、三大龍からの何か貴重なメッセージが込められていると指摘しました」
ロージー「メッセージ・・?本物はだぁ~れだって、あたし達を試してるとか?」
王羽美「ふふふ。それもあるかもしれませんね。三大龍は自分そっくりの複製を作り、それを分かりやすい特定の位置に派遣し・・・そして探しているというのです」
ロージー「探しもの?なになに?」
カーブー「そうか・・・」
ロージー「ん~?」(兄の顔を覗く)
カーブー「龍使徒だ」
オクサーヌ「人類が龍族に働く非礼、不遜に対する処罰を行う、龍族公認の執行人、それが龍使徒・・。そして三大龍が、今も昔も血眼になって探しているのもまた・・龍使徒なのよ」
UBU「・・・・・・・・・・」
BBB「なんの為に探す必要があるってんだ」ごしごし(猫手で顔をグルーミングしてる)
オクサーヌ「いい質問よ♪」ぷにっ(いつの間にかビーの目の前に現れ指で猫鼻を押す)
BBB「ひいいいいいいいい」ガバッ
(慌ててジョーの背後に逃げる)
オクサーヌ「目的はブラックとホワイトでは異なるの。ブラック、つまり黒龍と紅龍は、自分たちを滅ぼしかねない脅威になるであろう龍使徒の芽を、その花が咲く前に潰しておきたいのよ」
ロージー「凄い力を秘めた龍使徒なら、邪龍達を討伐出来る可能性があるから・・」
王羽美「だからこそ、脅威を感じた邪龍達はレプリカを使い、多くのハンター達の中から龍使徒の逸材を見極めている・・邪眼はその為にあるともバロンさんは仰っていました」
カーブー「最近では紅龍の特殊個体も目撃され、バルバレでは討伐指令が出たと聞いたが・・・それもまた、ハンターに興味を抱かせる為・・・そして龍使徒を見つけ次第、排除するっていうのか?」
王羽美「さぁ・・どうでしょう。龍使徒と呼ばれる存在自体、不確定ですしね・・」
ロージー「ふぁ・・・・」ふわっ・・(飛んできた綿毛が鼻先に止まる。それを取ろうと身を乗り出すジンガー)
カーブー「その存在を裏付けるのが、祖龍というわけか・・」
オクサーヌ「ホワイト・・祖龍の願いはただひとつ・・」(両手を広げ、空を見上げる)
王羽美「バロンさんの見解では、竜大戦時代以前の大陸史に関係があるのではないか、ということでした」
カーブー「というと?」
王羽美「黒龍がなぜ古語で「運命の戦争」を意味し、そしてなぜギルドの宿敵なのか・・・きっとそれらの真相を突き止めることが出来れば、人類、獣人、そしてモンスターは同じ目標に向かって、共存し合うことが出来るだろうと・・・そうバロンさんは仰っていました」
ロージー「じゃあ、祖龍さんの願いって・・・」
オクサーヌ「運命の創まり。その大陸の創造主たる、祖なる者が切望するは・・・」
カーブー「三種共存の未来だ」
オクサーヌ「共に戦ってくれる同志を見つけること」
ロージー「三種共存・・・・」
王羽美「ロージー。あなたのお父上は、現在帝国軍の拠点をフォンロンに置いていますよね?」
ロージー「え・・・うん。でもどうしてパパが?」
カーブー「そうか・・・わかったぞ」
ファイヤージンガー「なんだ?クソ兄貴」
カーブー「フォンロンで一番有名なものっていえばなんだ?」
ロージー「古塔じゃないの?」
カーブー「そうだ。そして祖龍は古塔の頂上に舞い降りるんだ」
ロージー「・・・・・ということは・・?」
王羽美「ラインハルト公もまた、祖龍を探し求めているのかもしれませんね」
ロージー「・・・・・・・・・・・・」
ファイヤージンガー「ってことはよ、黒龍共と対極にあるのが祖龍ってことだろ?じゃあいい奴なんじゃねぇの?」
ロージー「どうだろう・・なんでもかんでも、善悪で判断してはいけないってパパが言ってた」
王羽美「私もそう思います。だからそこギルドは現在も邪龍や祖龍の追跡を・・・・」(喋ってる途中ではっとする)
カーブー「ははははは。そこまで喋ってしまったんだ。構わないだろ?」
王羽美「ダメです!あなた方とは敵でも無ければ味方でもないんですから」ぷい(ムッとするその横で、微笑みながら顔を覗いてるロージー)
カーブー「シュレイドにも出たというじゃないか。祖龍が」
王羽美「ハンター経由の話題ならいいでしょう。そうです。その通りですが・・・」
カーブー「バロンの仮説に基づけば、その祖龍もレプリカなのだろう。問題なのは、なぜ今頃シュレイドなのか?という点だ」
ロージー「ふぁ・・・」
王羽美「・・・・・・・・・・・」
カーブー「その沈黙はギルドも答えを探していると判断しよう」
王羽美「・・・・・・・・・・・」フッ
カーブー「黒龍伝説と、伝説の中の伝説か・・・・。俺は俺で、その答えを渦中にいる人間から聞くとするさ」(空を眺める)
オクサーヌ「白き盟友よ。かけがえのない世界を守りぬくため、その身を大陸に捧げよ」(両手を広げ、空に向かって言霊を捧げる白いドレスの少女)
BBB「おいおい、今度は舞台稽古しようってのか?お前もなんか・・」
UBU「なんで・・・なんであの子があの言葉を知ってるの・・!?」
ファイヤージンガー「どっちにしたって、完璧に敵対者として認識されるのは邪龍共ってことか。そしてそいつらの「本体」もまた、確実に存在する。そしてそいつらは今も、自分たちを脅かすライフフォースを持ち合わせる龍使徒の逸材を探している。要約するとそういうことだろ?きっと」
カーブー「やれやれ。それを確認して、その邪龍達が何を仕掛けてくるか知らんが、俺は無縁の様だ。レプリカの邪龍達とだいぶ狩猟はしたが、報酬素材だけで、何もないからな」やれやれ(横で微笑むウーメイ)
ロージー「ねぇ、ウーメイさんの村が紅龍に襲撃されたっていうのは・・ひょっとしたらウーメイさんを狙ってきたんじゃ・・」
王羽美「どうでしょう。東方にいた頃の私はまだ幼く、ハンターでもなければレプリカと思われる邪龍とも対峙していません」
カーブー「東方にたくさんの武芸の逸材がいると知って、自ら奇襲してきたんじゃないのか?」
王羽美「・・・確かに。それを裏付ける証拠はあります。バロンさんと邪龍を追い求める旅の途中、いくつか訪問した別大陸の領内で、邪龍の被害状況に似た伝承や、記録が記された古文書を見つけたことがあります」
カーブー「紅龍の特殊個体・・シュレイドに現れた祖龍・・・・なかなか面白くなってきたじゃないか」パァ~ン(右拳を左掌に叩きつける)
ファイヤージンガー「ギルドはなにしてんだ?調査してねぇのか?」
王羽美「続けています。古龍観測隊や王立古生物書士隊を通じて、現在も調査中です」
ファイヤージンガー「あんたらも、だろ?」
王羽美「え・・それは・・・・ダメです!」ぷい
ロージー「惜しかったね、ジンガー♪」ちょん(顔の花から飛び出てるおしべに、人差し指で優しくハイタッチする。その向こうでムスッとするホワイトナイト)
カーブー「はははは。ウーメイさんが逸材であることには違いないさ。色だってほら、真っ白だし。祖龍と同じだ。わっはっはっはっはっ・・へぇ~っくしょい!!」(ミッチの方から飛んできた花粉にやられる)
王羽美「意識はしてません・・・ただの潔癖症なだけで・・。それに私は・・・あなた方のリーダーの様な不思議な力も持ちあわせていません・・」
ロージー「UBUちゃん?」
カーブー「ほら。例のゲバゲバアタックのことさ」やれやれ
ロージー「大砂漠と孤島で見せた・・・ふぁ・・・なるほど・・」
カーブー「なぁ、ワンさん。君の仲間で灰銀の男・・・混隻魔王・黄思分と呼ばれる太刀使いがいるだろう?狩猟文化が進んだ今でも、天上天下無双刀を愛刀にしている隻眼の達人だ」
王羽美「・・・まさかシャークハンター・・あなた、黄と斬り合って目を!?」
カーブー「互いに仇になっただけさ。俺はあいつに大切な恩人を殺され、あいつは俺に尊大な自尊心を破壊された。今度会う時は・・・考えたくもないな」ふぅ~~~~
ファイヤージンガー「何言ってやがる!!剣豪のおっさんの為にも、おめぇは勝ち続けないといけないんだ!!これはきっとじゃなくて、約束だ!!」(激励を受け、微笑んでいる様なしぐさをみせるドボルヘルム)
王羽美「そうでしたか・・・その死闘の傷を癒やすために・・黄は今も医療中なのですね・・」
カーブー「あの黄という男もまた、龍使徒に固執していたな・・・。それであいつのことを思い出したんだよ」
王羽美「・・・・・・・・・・」
ファイヤージンガー「やい、潔癖症のねえちゃん!感謝しろよ!?クソ兄貴とお嬢はな、お前らギルドナイトの仲間に襲われたことを、訴えようと思えばいつでも出来るのを堪えてやってんだ!!お嬢なんて父親に頼めば、いくらでもおめぇらの過失なんて叩けるっていうのによ・・・それなのにだ!!」
王羽美「我々は構いませんが?」
ロージー「ウーメイさん・・・」
カーブー「どうせ、もみ消されるのがオチだ。それに大事にすれば、ユクモにも迷惑が被る。それはUBUさんとて同じだよ」
王羽美「・・・・・・・・・・・・・」
ロージー「あたしはね、UBUちゃんやお兄ちゃんと少し違うの・・・」
カーブー「ん・・」
ロージー「あたしはね・・・・・あたしはただ・・・ウーメイさんと・・・お友達になりたいから・・・・」
ファイヤージンガー「お嬢・・・・」
王羽美「・・・・・・・・・・・・・」
カーブー「・・・・・・・・・・・・」
王羽美「あなた方といるとどうも調子がおかしくなります」ザッ(立ち上がる)
カーブー「分かっているさ。俺達は敵でも味方でもない。君たちの任務を邪魔するものは、何人であろうとも排除する・・だろ?」
王羽美「・・・・・・・。分かっているのなら、もう二度と私に接近しないで下さい。これは警告です」くる(二人に背を向ける)
ロージー「ウーメイさん・・・どうして・・どうしてギルドナイトなの!?」
王羽美「・・・・・・・。それが・・・それが一番の、仇への近道であり、バロンさんの意志であるからです」
カーブー「バロンさんと何を約束・・・いや、どういうクエストを請け負ったんだ?」
王羽美「・・・・・・・・。私が・・・私がバロンさんに代わり、学説を証明してみせる。それが私に与えられたサブクエストです」
ロージー「だったら・・だったら、あたしとお兄ちゃんと一緒にユクモに行こうよ!!」
王羽美「え・・・・」
ロージー「そしたら雪左さんとも会えるし、みんなで・・みんなで紅龍を探すことも出来るんだよ!?」
王羽美「なにを・・」
ロージー「ねぇウーメイさん!あたしとお兄ちゃんと一緒にユクモに行こう!!ね!?」
王羽美「ローズダンテ・ローゼンクロイツ・・・あなたはなんて屈託のない懇願をするのですか・・・・その優しさが・・・その遠慮のない優しさが、人を苦しめることもあるのです!!」
ロージー「ウーメイさん・・・・」
王羽美「今度こそ本当にさよならです。ロージー」ザッ
ロージー「ウーメイさん!!」
カーブー「よせ。彼女には彼女が正しいと思って選んだ道があるんだ。お前も彼女を友だと思うのなら、今は行かせてやれ」
ロージー「そんなの・・・・そんなのわかんないよ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
(巨大な花々のオブジェを避けるように、火の国と、そして兄妹と決別を告げ、その場を去るホワイトナイト。その揺るぎない背中を見届けるカーブーとロージー。ジンガーは羽美の旅立ちを祝福するように、手に持っていた綿毛を吹き飛ばすのであった)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/15(月)0時更新 「げおげおばぁ~♪」の巻
をお送りいたします♪次回も見よう読も見よう
「げおげおばぁ~♪」の巻
オクサーヌ「白き盟友よ。かけがえのない世界を守りぬくため、その身を大陸に捧げよ」(両手を広げ、まるで空に語りかける様に言霊を捧げる白いドレスの少女)
BBB「おいおい、今度は舞台稽古しようってのか?お前もなんか・・」
UBU「なんで・・・なんであの子があの言葉を知ってるの・・!?」
BBB「UBU・・・・・?」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・・」ヒュうううう・・・(目を閉じ、大陸を感じている)
ソネル「オクサーヌ・・・・君は一体・・・」
UBU「まぼろしの書物を全て集め、祖龍を降臨させたのは他でもない、あの子よ」ふぅ~~~
BBB「それもレプリカだってのか?」
オクサーヌ「本物よ」(目を閉じたまま、少し微笑む)
ジョー「公演中悪いが、続きは凍土に帰ってからやってくれ。あちらさんもいつまでも待ってはくれんぞ」ちら
ゼブル「龍使徒というのは随分、感傷的な生き物なのだな。自然崇拝を究極のフィロソフィーとしたがる」
BBB「俺の知り合いにもオーガニック農法で農場やってる獣人がいるんだけどよ、一度そいつの家に肉焼き器を持ってったことがあってな。火を強くし過ぎちまって、そいつが大事に育ててるジャンゴーネギの畑をみんな燃やしちまったことがあったけかな」
オクサーヌ「・・・・・・・・・。あ、そうそう」ぱちくり
ジョー「??」
オクサーヌ「まだあいつの謎解き。途中だったわね」
UBU「はぁ~・・・・・あたちのアルレボをはじめ、大陸で流通する邪龍ベースの武具が、レプリカの素材で作られたってのは、よぉ~く分かったわ。でもそんな話、ギルドのハンターが全員納得するとは思えないけど」
オクサーヌ「あら。あなただって闇雲に黒龍討伐をしてたって意味がないと気づいたからこそ、ここ(新大陸)に来たんでしょ?受け入れるべきよ」
ジョー「・・・と言ってるが?」
UBU「嘘よ」ふん
ソネル「だがオクサーヌの話が本当なら、あいつは粛清を受けた聖痕を癒やすため、火の国のハンターを犠牲にしていったんだぞ!?」
オクサーヌ「火の国のハンターだけじゃないわ」
BBB「そうか・・神域でレプリカにやられちまったハンターの肉体もまた・・・」
オクサーヌ「帰還したレプリカと同化することで食欲を満たしていたってわけ」
ゼブル「価値観を変えろ。自分達が犠牲ではなく、偉大なる力を呼び起こす糧になったのだとな」
ソネル「黙れ暴龍め!!貴様の私怨の為にどれほどの命が消え、どれだけの涙が流れたと思っているんだ!!」
オクサーヌ「無駄よ。お兄さん。「あれ」にあたし達の通念で話しかけてもディスカッションにならないの。理知を失ったら負けよ?ね、UBUちゃん♪」
UBU「・・・・・・・・・・」
オクサーヌ「ポーカーフェイスの裏側に隠れた渦巻く怨嗟・・・ああ素敵♪」ぎゅっ(自分を抱きしめる)
UBU「・・・・・・・・・」やれやれ
BBB「なぁ、ジョー。あいつをぶっ飛ばしたっていう大陸の始祖ってよ、祖龍のことだろ?龍同志の兄弟喧嘩に俺達を巻き込むなって言ってやれよ」
ジョー「既に渦中だ。UBUと出逢って以来な」
UBU「・・・・・・・・・・・」むす
BBB「阮さんの言ったとおりになりやがった。地震をはじめとする、一連の荒天騒動の元凶があいつだとすれば、完全復活したとみていいのか?」
オクサーヌ「暗黒商会がグレートメテオライトと呼んでいる、暗黒物質を含んだ隕石を食べたことで覚醒したみたい」やれやれ
UBU「隕石・・・ダディちゃんがかじったっていう、異世界のジェネシスオーパーツ・・」
オクサーヌ「暗黒商会はそのグレートメテオライトを探す為に火の国を占拠したのよ」
ソネル「なんだと?」
オクサーヌ「隕石をバアル・ゼブルに食べさせ、その力を増強させることで、火山圏内をディザスターバリアで匿い、外敵からの侵入を防ぎ、火の国を完全な独立防衛国家にしようとしたの。ブラックギルド勢力拡大案、新大陸秩序計画の手始めにね」
BBB「穏やかじゃねぇな」
UBU「オクサーヌ。教えて。残りの怪魔が何者なのか」
オクサーヌ「あなたが旧大陸からここ(新大陸)へ来た理由は間違っていなかった」
UBU「・・・・・・つまり?」
オクサーヌ「残りの怪魔・・・ブラックとクリムゾンの実体は、確実に新大陸にいるわ」
UBU「・・・・・・・・・・・・。それからもうひとつ、何故あなたが白の同盟の聖歌を知っているの?」
すっ・・(人差し指をUBUに向ける白いドレスの少女)
オクサーヌ「質疑終了。まずは目の前の怪魔を倒してから・・・ね♪」
UBU「ふぅーーーーーーー」やれやれ
ゼブル「死別の追悼はもういいか?」ドスン・・・
オクサーヌ「それはこっちの台詞。ウォーミングアップはもういいかしら?臆病者の黒龍さん」くす
ゼブル「貴様らの因果ごと喰らってやるわ!!」グワン(暴れ馬の様に両前足を高く掲げる)
UBU「ゲッ!雷くるぞ」あたふた
ソネル「カイルスを守れ!!」バッ(横たわっている金獅子の顔に覆いかぶさる)
BBB「嘘だろ!?一緒に焦げちまうぞ・・・って、あのちびは!?」きょろきょろ
ゼブル「堕ちよ!!」カッ(天角が青白く発光する)
「誰が?」
ふわっ(純白のドレスの裾が煌黒龍のまぶたに触れる)
ゼブル「!!」
オクサーヌ「ぅわちょ~~~~~~!!」グン(右腕に装着してるバルブアトマイザー型のシールドを向け突っ込んでいく)
バギャアアアアアアアアン!!
(紫色の閃光を走らせながら、盾を煌黒龍の右顔面に叩きつける)
ソネル「カウンターの・・・」
UBU「シールドバッシュ!!」
ゼブル「このっ・・・・・・小娘がぁああああああああ!!!!」グン(衝撃の反動を利用して角を突く)
ひょっ(その角の上に乗るオクサーヌ)
オクサーヌ「ダークマターの力ってこの程度?まだ早かったんじゃない?暗闇から出てくるのが」くす
ゼブル「障るという!!」
ブオーーーーーーーン
(角を突き上げられると同時に、後方へバク転回避する白いドレスの少女)
ひょろひょるひょるひょるひょるひょる・・・しゅとっ
(回転しながら体操選手の様に華麗な着地をしてみせるオクサーヌ)
UBU&BBB「お~~~~」パチパチパチパチ
オクサーヌ「フフ・・・」(身の丈の倍はある槍を背に、決まった感満載で着地ポーズをしたまま固まってる)
ゼブル「ちょこまか煩い奴だ!!まとめて死ぬが良い!!」
ゴオオオオオオオ・・・・・・
(灰色の空がとぐろを巻き、瞬く間に巨大な積乱雲となる)
UBU「出た!ゼロモーションからの雹災起こし!!」あわわわわ
ジョー「カイルスはどうする!?」
ソネル「ダメだ!!おいていけない!!」
BBB「ちびは!?」
・・・・・・・・・・・・・・・
(まだ何喰わぬ顔で決めポーズをとったまま固まっている)
UBU「どうなっても知らないからね!!」バサッ(青い番傘を開きカイルスの頭部を覆う)
ゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・・
BBB「くるぞぉ~」バッ
(傘からはみ出ないよう、まあるくなって伏せる)
オクサーヌ「みんな固まってなさい」ズチャッ(銃槍を天に向かって構え、傘の下に募る一同の前に仁王立ちしながらフレームインしてくる)
UBU「ガードする気!?無理よ!!」
オクサーヌ「まさか。撃てばいいじゃない」くす
ヒョウウウウウウウン!!
ヒョウウウウウウウン!!
(アイスバーンエリア全体に投下される巨大で鋭利な氷塊)
ソネル「撃つって、ガンスでか!?」
オクサーヌ「いくわよ、ルー。アサイラムで助けてもらった恩を、今こそ返しなさい」
げおっ(槍が鳴いたっぽい)
ヒョウウウウウウウン!!
BBB「ひええええええもうダメだ!どうかお尻にだけは刺さりませんよ~に!!」ガタガタガタガタ(まあるくなったまま震えてる)
オクサーヌ「FIRE~♪」
バオオオオオオオオン
(頭上に降ってきた氷塊を砲撃により爆破する)
UBU「おおおおおお!?」こちんこちんこちん(鋼鉄の傘の上に破片が落ちてくる)
オクサーヌ「ひとぉ~つ♪」ズッチャン(周りの銀盤に氷塊が叩きつけられる中、冷静に銃槍をリロードする)
ヒョウウウウウウウン!!
ヒョウウウウウウウン!!
げおっ
バオオオオオオオン
バオオオオオオオン
(連発により一気に3つ4つ爆破する)
オクサーヌ「おほほほほほほほほ!!(げおっ)おほほほほほほほほほ!!(げおっ)」バオオオオンバオオオオオン
(薬莢と硝煙を吐き散らしながら爆炎を吹く銃槍)
UBU「いいぞぉ~♪ぼっとやれやれぇ~」へっこらへっこら(硝煙の雲い中、感極まり、傘を優勝した時みたいに掲げてる)
ヒョオオオオオオオン!!
(小隕石級の一塊が流星の如く頭上より強襲してくる)
UBU「いっ」
BBB「マジかよ!?あんもん喰らったら、エリアごと消えちまうぞ!?」
ソネル「オクサーヌ!!」
オクサーヌ「はいな!!」ガイン
シャホオオオオオオ・・・・・
(竜撃砲チャージモーション)
BBB「今度こそダメだ!!こんなことならもっとササユちゃんの太ももを触っておけばよかったぁ~!!」だきっ(ジョーに抱きつく)
オクサーヌ「マイクロヴェノム最大出力!!焼け尽くしなさい!!!!」キュオオオオオオオオオオオオオオン!!(小隕石の影に覆われながら竜撃砲をチャージしている)
UBU「4号!!」
げばっちょ
バショオオオオオオン!!
(オクサーヌの銃槍からマイクロ波の発光を含んだ大爆炎が放たれる)
UBU&ソネル「おおおおおおおおおおお!?」(凄まじい閃光を全身に浴びている)
シャオオオオオオ・・・!!
(爆炎を纏った紫色のマイクロウェーブが、急降下してくる氷塊の小隕石を包み、瞬く間に表面から解凍していく)
ジョー「なんと・・!!」(眩い閃光に包まれ、上を見上げている)
バシャーーーーーーーン!!
(空中で破裂解凍する巨大な氷塊)
ソネル&BBB「ひええええええええ」ガバッ(慌てて傘を差すUBUの足下にしがみつくソネルとBBB。傘の中に何気なく頭だけ突っ込む健気な大猪の姿も)
バシャバシャバシャバシャバシャ
(鋼鉄の傘の上に降り注ぐ熱湯の大粒の雨)
ジョー「あちちちちちち!!」バシャバシャバシャバシャ(傘に入りきれてない背中とお尻に熱湯がかかる)
バシャバシャバシャバシャバシャ
(仰向けで寝てる金獅子にも熱湯の雨が降り注ぐ)
カイルス「あぢぃいいいいいいいい!!!!」(起きた)
ショワアアアアア・・・・・・
(銀盤エリアが蒸気の霧に覆われていく)
オクサーヌ「ふう~」(バルブアトマイザー型のシールドを掲げ、熱湯をやり過ごした模様。不思議と白いドレスはふわりと清潔感を保ったまま、一滴も熱湯の雨を浴びていない様子である)
UBU「ほえ・・・・・・・」
げおっ
UBU「・・・・・・・・・。やったね!!4号!!」
げおげおばぁ~♪
(心なしか嬉しそうな鳴き声に聞こえる霞龍のそれ)
To Be Continuedたまご運んであぼっちぼっち
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
2/17(水)0時更新 お熱が出たからなんも決まってないでしょうし、むしろ安静にしていたいでしょう
をお送りいたします♪ほいだら次回も力いっぱい叫び読もう
アメイジングなザムザ「ゾンゲ」をご紹介♪~あたモン登場人物紹介~
Name:Zonge(ゾンゲ)
Real Name:Kenichi Zazami(座挫見健一)
Alias(es):Taikun Zamuza、Multi-Shell Crab(多殻蟹)、Zamuza、Taikun、King Crab
Species:Carapaceon
Citizenship:Mezeporta
Gender:Male
Affiliation:Black Guild
First appearance:「とんだバカンスになりそうね」の巻
Lost Friends:Talabasky、Zuwaikov
----------------Biography----------------
Hunter Life~
座挫見健一。メゼポルタギルドに所属するハンターであり、「無類の」甲殻種マニア。やがて甲殻種に対するその熱狂的な情熱は愛情を超え、いつしか異常なパラフィリアへと変貌(彼の認識では、その気持の変化をエボリューションと呼ぶ)し、甲殻種と自己同一化することで、新たな自我の覚醒へと繋がると提唱しはじめる。これは座挫見個人にとって、自己に芽生えるイデアが甲殻種であったのだといえよう。その証拠に座挫見は、はっきりと「蟹になりたい」と言ってのけ、甲殻種の思考回路をも共有(独占ともいえる脅迫的観念によるものか)したかったことを「告白」するシーンがある。「解き放て!!」の巻参照
異常な性的嗜好から疎外され、尚も懲りずに甲殻種のみとの狩猟(もはやこの段階では共生と表現したほうがいいだろう)を望み、孤立してしまったソロハンター座挫見の人としての理性と自制心はついに崩壊し、強行策に出る。愛する甲殻種にあるがままの自分を見てもらう為、素っ裸で危険な狩猟フィールドへ飛び出してしまうのであった(彼は後々、この時の自分を回想し「狩猟防具を一切纏わず、狩猟武器も持たない裸の自分」と表現している。これはこの時の座挫見が、もはや大型モンスターに対峙するハンターではなく、甲殻種へのスケープゴートであったことを意味し、このエピソードが語られた聖域編のメインテーマ(「絶滅の中の聖域」と「戦い続ける大致命者達」)にも関連していることを示唆している)。ストリーキングならぬフィールドキングを敢行した座挫見だったが、その想いを斥ける現実的な不運が訪れる。足の裏に「なぞの骨」が突き刺さり、傷口が化膿してしまったのだ(おそらくは骨が刺さった痛みすら忘れる程、全裸で長時間エリアを駆けていたのであろう。またこの謎の骨に強いビルレンスを持つ細菌が付着していたことも推測出来る)。次第に腫れ上がった足は、ハンター座挫見から走力を奪い、その場に蹲らせてしまう。その時であった。「ようやく」激痛に気づかされた座挫見の前に、一匹の多殻蟹が現れ、一瞬にしてその目の前の「人型」の四肢を引きちぎる(胴体だけとなった座挫見は、初めてこの瞬間、甲殻種の気持ちを知ることが出来たという)。こうしてハンター座挫見健一としての人生に幕を閉じるのであった。
Taikun Life~
多殻蟹に襲われた座挫見は、意識朦朧の中、自分がどこかの研究施設の中にいることに気づく。そして「死の天使」の声を耳にするのであった。その内容とは・・
「これから君を多殻蟹と結合させる。ずっと君の様な甲殻種に対する強い思念を抱いているハンターを探していた」
座挫見はこの声を「神の啓示」と受け入れ、そして安堵し、快く麻酔注射を受け、人間にさよならと告げたという。そして次に目覚めた時、ついに運命は座挫見の懇願を受諾したことを証明してみせる。意識が回復した座挫見の前に用意された巨大な鏡に映っていたのは、気のせいか少し「男前」な多殻蟹の最終形態であったのだ。すぐに座挫見はその多殻蟹が、自分をあの時襲った多殻蟹だと認知するも、自分の意識で体を動かしてみると、なんと前脚が動くではないか。更に自分の意志で口を開けてみると、なんとそこには前の姿の自分(口内に埋め込まれた人間の顔面)があった。座挫見はそれを見た瞬間、自分に何が起こったのかすぐに理解したのだろう。今まで味わったことのない満足感と充実感に満たされ、高笑いならぬ「蟹笑い」をする座挫見。そして先ほど聞こえた声の主である、暗黒商会の天才外科医、ドクターディルクと面会し、今回の研究目的を知らさられる。ディルクによれば、人間の頭脳による働きでモンスターを動かせるのかどうか試したかったのだという。そして被験者となる頭脳は、よりその結合対象となるモンスターとの同調性(シンクロ率)が高くなければならなかったことを伝えられた座挫見は、自分の今までの努力が無駄でなかったこと知り、以後、自分を「本当の姿」に変えてくれたディルクに恩義を感じ、彼の属する暗黒商会に忠誠を誓うのであった。
----------------Military career----------------
現在はブラックアーミー、第三陸軍装甲蟹将軍の位にまで昇進し、同軍隊による火の国侵攻作戦にも従軍。数々の実績と功績をあげる。ファイヤーウォー終盤戦で、ギルドナイト・王羽美と対峙、打ち負かされるも、その後の生死については現段階では不明。
----------------Detail&Powered by Taikun----------------
座挫見健一の頭部はベースとなる多殻蟹の口内に埋め込まれており(魔王ダンテ方式といおうか)、口を開けえることで、その中に人間の顔面が浮き彫りになっているのがはっきりと分かる。喜怒哀楽の表情はここで行っているも、あくまでも座挫見の頭部は多殻蟹の重厚な鎧を意のままに動かすブレインであり、人間の狡猾さを持ち合わせるゾンゲは、よりパワフルにスピーディーな行動をとることが出来る。
第一形態(岩殻): 通常の多殻蟹モーションに加え、ホーミング機能も搭載。
第二形態(朱殻):若干の軽量化もあり、よりスピーディーかつパワフルな攻撃を可能にする。
最終形態:背部にある発電器官はディルクの改良を受け、蓄電池の役割も兼ねている(あのカイルスの超電力をも吸収してしまった実績もある)。これにより外部からの電力を吸収、チャージすることが可能で、通常の多殻蟹の攻撃をグレードアップさせている。
現時点で確認出来るゾンゲの技:
ゾンゲ大チョップ(第一形態~。鉄槌の様な右手を地面に叩きつけ、周囲に衝撃波を起こす)
ポイズンザムザ(第一形態。毒玉を口から吐く。この時、口内の座挫見は目をつむっている)
タイクンクラッシャー(第一形態~。右手大叩きつけ)
タイクンスピーン(第二形態~。地面に左手を突き刺したまま時計回りに回転、周囲に放電を浴びせる)
スピーディーザムザ(最終形態。多殻蟹必殺の急降下強襲のグレードアップ版。王羽美にその技はそんな名前ではない、と一蹴されている)
電磁波ボールぶん投げ(最終形態。放電したプラズマボールを地面に投げつけ、エリア全体を電気地獄にする。王羽美に「賢い」と思わせた)
ガム:ネンチャク草に甘味料、香料を加えたガムベースを卵の殻などから作られる炭酸カルシウムを加えて堅さを保持させたチューインガム。もちろんキシリトール配合。ダニエル・カペラ作。
通信機:歯の横の部位から通信用のレシーバーが突起され、通信出来る。余談だが、暗黒団の通信機器(トランシーバーの代用)は多殻蟹や霞龍の様な発電器官、電気器官を持つ生物(当然雷光虫も含む)からヒントを得て作っている。
----------------Personality----------------
人間時代の彼は、両目の周りに蟹のシルエットに黒く塗られたバンドメイクを施し、パンキッシュなヘアスタイルを好む男で、逆モヒカン(reverse mohawk)であった。「移植」後もそのまま採用(搭載)されている。外見とは裏腹に忠義を重んじる性格で、ディルク・エクスナーが失踪した後も、彼に恩義を返す為、捜索を続けている(火の国侵攻作戦への従軍を願い出たのはその為だと本人が語っている)。また仲間思いの性格で、部下を可愛がっているシーンも多くみられる。部下であったタラバスキー、ズワイコフを失った後も、二人の仇を討つべく私怨から単独行動をとるなど義憤に熱い気質も持つ。人間時代の彼はエンドソーマフィリア(体内進入性愛=体内に進入(侵入)する行為、または体内に存在する状況への性的嗜好)の傾向もあり、ハンター仲間の指示、言うことも聞かず、ダイミョウザザミの口に自ら入っていったという逸話は、過去の友人から多々聞かされる。彼が自らを「タイクン」「俺」と使い分けて呼称しているのは、おそらくは多殻蟹の自分として、そして口内に位置する本来の自分(座挫見)とを分別しているものだと思われるが、その判断基準は彼しか知る由もない。ゾンゲとしての彼はガムを好み、歯の清潔さ、ホワイトニングに気を遣っている。これも部下からの印象をよくする為だと思われる。甲殻種をリスペクトする部下(ゾンゲ曰く「甲殻種大好き心(ごころ)」というらしい)に対しては特に寛大で、自身の背中に乗ることも許している。
単語を甲殻種関連ワードに置き換えるなど、爆笑を誘うユーモラスな一面もある。
変換例:やる気が出ない→ザザミが出ない 小賢しい→ザムザしい 打ち損じたか→打ちザムザか
文例:「お前の心のザザミソに・・」「若き人型のザザミよ」「ザムってるな、まるで」
ゾンゲ名言集:「タラバスキー。お前の仇は・・お前のザザミソはこのタイクンが必ず取ってやるからな・・!!」「貴様らの仲間に大事な部下・・いや、ザザミソを奪われた報いを受けろ!!」「ザァ~ムザムザムザム!!元の俺はインヒューマンと呼ばれるほどアメージングな存在ではないわ!!この素晴らしい甲殻種と一体化したことにより、俺も、そしてこのタイクンも共に新たな進化を迎えたのだ!!」「今の俺は甲殻種マニアの座挫見健一でもなければ、普通種の多殻蟹でもない!!完全なる人型の頭脳と意思を持った、インテルクチュアルザムザなのだ!!きょえええええええ!!」「いいだろう!!俺の甲殻種に対する激情と、タイクンの名誉にかけて貴様を倒してくれるわ!!タラバッ!!」(捕捉:おそらくここでいう「タラバ」とは「さらば」という意味であろう)「蟹になりたい」「裸はこわい・・」
笑い方:ザァ~ムザムザムザム
悔しがり方:ザムった(しまった)
以上、まったく関係のない単語もなんとなくザザミに変換して「ものを考えて」いるのであろう。これも無類の甲殻種マニアである座挫見健一ならではの「よりザムザっぽい」思考回路へ近づく為のアイデアなのかもしれない。
----------------------------------------------日輪の輝きはザムザの兆し!?ランキング参加中なのです!皆様の甲殻種大好き心(ごころ)で応援してください♪
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/19(金)0時更新 「召喚するのだ」の巻
をお送りいたします♪絶望の銀盤上で決戦を制するのは神食いゼブルか、それともデカダンスの守護女神オクサーヌか!?乞うご期待のあんまん蒸し器
「召喚するのだ」の巻
ショワワワワワワワ・・・・・・
(濃霧の様な蒸気に包まれる銀盤エリア)
カイルス「なんだ!?今度はサウナ地獄か!?」バッバッ(仰向けで上半身だけ起こし、左右を確認してる)
ソネル「カイルス!!」
ジョー「熱湯風呂のおかげで目が覚めたみたいだな」
BBB「ったく。寝てばっかいやがるからだ」ふぉるるるる(猫特有の高速頭回転をする)
UBU「お礼を言わないとね、4号に」
BBB「4号?って、アサイラムで俺達が脱獄させた、あのへんてこりんな霞龍のことかぁ?」
げおげお。げばっちょ。
BBB「ほあ?」きょろきょろ
オクサーヌ「これで貸し借りはなしだ。おしっこ臭い黒猫。ですって♪」ガション(その銃槍を立てる)
BBB「なっ」
UBU「ぷぷっ」
BBB「そのガンランスは4号の素材から作られてるってことかぁ!?ってことは、さっきの声はマジで4号の亡霊が・・・」きゃああああああああ
UBU「噂は本当だったのね。生きてるモンスターを、そのまま狩猟武具に変形させることが出来るユニークスキルっていうのは。サムソンが前に永久凍土の調査をしにいった時、見たんだって」
BBB「なに・・・・じゃあ・・4号は生きてんのか?」ちら
ぬお~
(竜撃砲放射後の排熱中でちんちんに熱くなった槍先を向けられる黒猫)
BBB「うおっばか野郎!フライフェイスにしやがる気か!!」ぷんすか
オクサーヌ「おほほほほほほほほ(げおっ)」(二人揃って笑ったっぽい)
BBB「おいUBU。あのちび、やっぱりお前より加虐性に長けてるぞ」すすすす
(主人の腰に後ろに隠れる)
ジョー「おい。遊んでる場合じゃないぞ」ちら
モワモワモワモワモワモワ・・・・・
(湯けむりの中から尊大なシルエットを見せる煌黒龍)
ソネル「戦えるか?カイルス」ザッ
カイルス「ああ。転移を起こす電力は残っちゃいねぇが、あいつの顔面を殴るくらいの力は残ってるぜ」ズン(ナックルウォークの体勢で起き上がる)
UBU「なら好都合よ」
カイルス「ああ?」
ジョー「あの煌黒龍は属性エネルギーの元素を喰らい、己の生態エネルギーに変換しているというんだ」
カイルス「はぁ?」
BBB「現にお前がぶっ放した電力は、全部あいつに喰われちまったんだぞ?そのおかげでヒデェ目にあったんだ」
カイルス「なんだと・・・じゃあどうやって攻撃すりゃいいんだよ?」
UBU「強力な物理衝撃」バスン(広げていた青い番傘をたたむ)
BBB「そうか・・俺があの野郎に飛び蹴りを食らわした時、咄嗟に避けてみせたのは、そのせいだったのか」
UBU「あんたの気迫が煌黒龍を上回ったって証拠。あいつにダメージを与えるには、渾身の物理攻撃か・・或いは・・・」ちら(オクサーヌが手にしている重槍を眺める)
げお
オクサーヌ「あたしもね、それを確かめに来たって感じなのよねぇ~」ガション(ガンスの長い砲身を小さい肩に乗せる)
カイルス「なんだ?この生意気そうなちびは」ガーーン(食い気味で前脚をオクサーヌに蹴られる)
オクサーヌ「どっちにしてもよ!あなた達は大人しくしてなさぁ~い」ボギャアアアアアア
(怒号の咆哮を一同に浴びせる)
ゼブル「なかなか面白い曲芸だったぞ。龍使徒よ」ドスン・・ドスン・・(霧をかき分けながら近づいて来る)
ソネル「どうするつもりだ?オクサーヌ」
オクサーヌ「フッフッフッフッフッ」
BBB「な、カイルス。こいつは普段から血石ばっかり食ってるから頭が・・」バシャーン(顔面に閃光玉を投げられて光る黒猫)
オクサーヌ「ま、見てなさい。特にUBUちゃんは。しっかりと先生の動きを見ているように」えっへん
UBU「ほえ・・・」
BBB「あいつの言うことなんて聞くんじゃねぇぞ。だってあいつは血・・」ヒューーーーン(投げナイフがビーの頬をかすめる)
ゼブル「勝算があるとでもぬかすか?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
オクサーヌ「さぁどうかしら?」ガション(巨大な煌黒龍に銃槍を向ける)
ゼブル「その狩猟武器は見たところ、状態異常属性の付加があるようだが・・それが効くとでも思っているのか?」
オクサーヌ「普通の毒ならね♪」よよい(槍の向きを微妙に上下したりしてる)
UBU「そうか・・だからの4号なんだ・・」
ゼブル「いいだろう。その余裕がいつまで続くか・・・・試してやろう!!」カッ(天角に青白い閃光が走る)
ヒョオオオオオオオオオ!!
(ゼブルの目の前に突如、巨大な旋風が起こる)
オクサーヌ「!!」
ソネル「また雹を落とすつもりか!?」
BBB「違う・・・孤島で経験したことああるぜ。この嫌な寒気をな」ヒョオオオオオ
ビュオオオオオオオオオ!!
(天空に昇る龍の如く旋回しながら黒雲と繋がっていく旋風)
UBU「退避!!急いで!!」カカーーーン(稲光を背に、ビーの首根っこを掴み、颯爽とジョーの背中に飛び乗る)
カイルス「今度はなんだってんだよ!!」ガバッ(ソネルを掴みあげ、背中に乗せる)
ジョー「お前が気前よく、あいつに属性エネルギーを提供するからだ」ボフッ
オクサーヌ「あ、待って。これを」
しゅこんしゅこん
(右腕に装着したバルブアトマイザー型のシールドに付着してる、まあるいバルブをしゅこんしゅこんする)
UBU「??」
しょわわわわわわわ・・・・
(盾の霧吹き口より、ミスト状のパフュームが吹き出され、ジョーとカイルスを包む)
UBU「ほえ・・甘い匂いだね」くんくん
オクサーヌ「劇薬だって素敵な香りのものもあるのよ?如何かしら♪」くす
BBB「おい、見ろ!」
テロテロ・・テロテロ・・でろんでろん
(全身が透明化する一同)
ジョー「・・・・なにをした?」
UBU「霞龍の・・4号の体液?」でろんでろん
オクサーヌ「そっ♪一時的に透過率を上げることが出来るわ。これで目眩ましをしている間に、あなた達は出来ることを考えて」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・
(永久氷壁と化しているジャバルサマーン山を見上げる)
UBU「・・・・・・・・・・」
カイルス「ぼやぼやしてっと雷に打たれるぞ」でろんでろん・・カッ(ステルス状態の向こう側を穿つ稲光)
UBU「ありがとう、オクサーヌ。必ず報いる」でろんでろん
オクサーヌ「期待してるわ♪」ゴオオオオオオオオ(その笑顔の背景では、黒雲の空と銀盤の大地を揺らぎ繋ぐ巨大ストームがみるみるうちに完成していく)
ジョー「いくぞ」
ズドドドドドドド(UBUとビーを背に乗せ、急発進でその場を後にするジョー。慌ててそれを4足走行で追いかける金獅子)
オクサーヌ「さて・・」くる
ゴオオオオオオオオオ!!
(荒廃した空を背景に、全てを喰らい尽くす様な漆黒の巨大竜巻が完成している)
オクサーヌ「まるで暴食の化身ね。属性値を溜め込んで、荒天さえも支配したつもり?神喰いさん」ビュオオオオオオオオ(旋風を全身で受けながらも、一歩も退かない白いドレスの少女)
ゼブル「貴様がいくら龍の力を操ろうとも、これは真似できんだろう」ドスン・・(竜巻の背後からゆっくりと姿を見せる)
シャホオオオオオ・・・(竜巻越しに全身が赤紫色に変色していく煌黒龍)
オクサーヌ「その器用なエレメンタルチャンジのこと?あんまり羨ましくないかも。二面性は自己の喪失に繋がるわよ」い~だ(稲光を受けながら舌を出す)
ゼブル「ただの竜巻では物足りないだろう?」
オクサーヌ「え?」
ブオオオオオオオオオオ
(目の前の巨大竜巻に向かって火を吹くゼブル)
オクサーヌ「あら・・」
ゴオオオオオオオオオオ!!
(真紅の爆炎を纏ったフレイムストームが完成する)
ゼブル「逃げ惑いながら己の膂力を心底思い知り、朽ちて逝け。亡骸は俺が喰ってやる」
ブオオオオオオオオオオ!!
(小さな白い少女目掛けて襲いかかる巨大なフレイムストーム)
オクサーヌ「いやっほぉ~♪」ズギューーーーーン(潔く、消える様な脚力をもって逃走開始)
BBB「おい!あのちび、今度こそやられちまうぞ!?」カカーーーン(稲光を背景に爆走する大猪の背に跨がり、UBUの腰をしっかり掴みながら後ろを振り返っている)
UBU「そう簡単にはリタイヤしないわよ!それよりジョーさん、このまま真っ直ぐ、ジャバルサマーンの氷壁に向かって!!」ドシャーーーーン(遠くの背景に落ちる落雷。辺りはすっかり世紀末の様な天候になっている)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゴオオオオオオオオオオ!!
(凍てつく銀盤上で、それとは全く対照的な炎を纏った竜巻に追われる白いドレスの少女)
オクサーヌ「まさしく絶望の銀盤ね。このフィールドに名前をつけるなら」シュタタタタタタタタ(姿勢のいいスプリントをしながらも実に涼しい顔で言ってのける)
げおげお
オクサーヌ「変形を解いて、乗せてくれるっていうの?」シュタタタタタタ
げばっちょ
オクサーヌ「ほんとに優しいのね、あなたって♪じゃあお言葉に甘えて・・」ガイン(槍を掲げる)
ブーーーーーーーーーーーン
(前方に向かって左手の槍と、右腕に装着している盾を大きく振りかぶってぶん投げる)
ショウーーーーーーーーン!!
ギョルルルルルルルルルルル!!
(直線に飛翔する銃槍と、旋回しながら飛んで行く盾が交差する)
げお
カッ
ズオーーーーーーーーン!!
(銀盤上に現れる霞龍)
ルー「げおげお」ぱたんぱたん(尻尾をぱたんぱたんしてる)
オクサーヌ「いくわよ、ルー♪」バッ(ダッシュの勢いのまま背中に跨る)
ルー「げばっ」カッ(目があやしげに光る)
どすんどすんどすんどすん
(ステルス化しながら、怒涛の四足歩行を見せる霞龍)
ゼブル「つくづく曲芸が好きな連中だ。ならばもっと盛大にしてやろう」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(ゼブルを震源地にエリア全体に激しい地震が起こる)
オクサーヌ「今まで溜めてきたエネルギー全てを吐き尽くそうっていうのかしら。だから長生きなんてするもんじゃないのよ」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
ルー「げお?」
バギャーーーーーーーン
(地震により目の前の銀盤が真っ二つに割れ、巨大なクレバスとなる)
ルー「げばっ」
オクサーヌ「どぉどぉどぉどぉ!!」(馬をいなすみたいな)
キキーーーーーーーー(間一髪、体を滑らしながら四足ブレーキで急停止に成功するステルス状態の霞龍)
ルー「げお」ふ~
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(次々と割れていく銀盤の大地を疾走する、同じくステルス状態の大猪と金獅子一行)
ジョー「とおおおおおおお!!」
バッ
(クレバス下からのアングル。稲光を背景に、大ジャンプで宙を舞う大猪の「内側」。お腹がぽっこりしてカッコ可愛い)
カイルス「鬱陶しいぜ!!クソが!!」バッビョーーン
(次々と粉々に崩落していく氷の上を飛び移りながら移動していく。その背中にしっかりしがみつきながら、前方を飛び散る邪魔な氷塊をドリルランスで突き壊しアシストするソネル)
ジョー「UBU!!氷壁に着いたぞ!!どうするつもりだ!?」キキーーーーーーー(大ジャンプの着地の勢いに任せ、全身を滑らせながら巨大な氷壁の前で停止する)
UBU「召喚するのだ」バッ
BBB「するのだって、なにをだよ?」バッ
UBU「相手が爆炎のストームを起こす者なら、こっちは火を司る王(キング)で対抗するのよ」ちら(氷壁の上を見上げる)
ジョー「ほぉ・・・」ちら
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・!!
(地震で揺れ動く絶対氷壁の中で、未だ埋もれる炎王龍)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
2/21(日)0時更新 「さぁ跪け」の巻
をお送りいたします♪そんだらば次回も読もう見よう
読も見よう
「さぁ跪け」の巻
べたんべたんべたんべたん!!
(銀盤エリアを駆け抜けるステルス状態の霞龍。背中には同じく透過している白いドレスの少女を乗せている)
オクサーヌ「頑張ってちょうだいよ、ルー」
ルー「げおげお」べたんべたんべたんべたん
(ステルス状態ながらも顔が真っ青になってるのがなんとなく分かる)
オクサーヌ「わかってるわ。氷が嫌なのよね?でもあっちよりマシじゃない?」ちら(後ろを振り返る)
ゴオオオオオオオオオオ!!
(遁逃する霞龍を追走してくるビッグフレームストーム)
オクサーヌ「あれに飲まれたら、あっという間に二人共、コゲ肉になっちゃうわよ?」やれやれカカーン
(やれやれする向こう側に落ちる落雷)
ルー「げばっちょ、うぶっちょ」べたんべたんべたんべたん
オクサーヌ「UBUちゃん達?あたしの言うとおりに、炎王龍さんの救出に向かったわ」ゴオオオオオオ!!(背後から炎を纏った巨大竜巻が接近してくる)
ルー「げおげお。げぽ」べたんべたんべたんべたん
オクサーヌ「ならもう少し時間稼ぎしろって言うの?」
ルー「げばげばぶぅ~、げばっちょ」キキィ~~~~(四肢を滑らせドリフトブレーキする)
オクサーヌ「あの炎王龍さんがルナストラの「元旦那さん」なんでしょ?ほんとあなたたって義理堅いのね。ま、あたしもあなたのそういうところが好きなんだけど・・・死んじゃったら元も子もないのよ?」シュタッ(霞龍の背中から降りると同時に全身のステルス状態が解けていく)
ルー「げばげばぶぅ~」ぱたんぱたん(尻尾をぱたんぱたんさせながら、おすわりして迫り来る爆炎の竜巻を眺めている)
オクサーヌ「はいはい。なんとかするのが、あたしの役割だっていうんでしょ?」バッ(ルーの隣で右手を掲げる)
ルー「げお」
カッ
(発光する霞龍)
ルー「いいわ。第二ラウンドといきましょう」ガチン(全身に真っ白のミヅハ装備を纏い、拳を叩き合わせる。もちろんブーツの先っぽは「まあるい」デザイン)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
UBU「さて・・オクサーヌがあいつの囮になってくれてる間に、ゼルベっちゃんを助けるわよ」ぽきりぽきり(指を)
ソネル「ゼルベっちゃん・・?」
BBB「あれだよ。あれ」ちら(上を見上げる)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(氷壁と化したジャバルサマーン山の中央で、顔だけ出し埋もれている炎王龍)
ジョー「どうやって助けるんだ?」
カイルス「うかうかしてらんねぇぞ。ほら、またくるぞ・・・」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(大地を揺さぶる大地震がエリア全体を襲う)
カイルス「うおっ」ごろん
ごちーん
(滑りやすい銀盤の上で後ろ向きにこけて、豪快に後頭部を強打する金獅子)
ソネル「UBU!指示を出せ!!」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
UBU「全員の力で、この永久氷壁を叩き割る!!」ガイン(守護雨とアルレボ、二刀の大剣を両手に広げる)
ゴオオオオオオオオオオオ!!
(フレームストーム越しに姿を見せる煌黒龍)
ゼブル「くだらん。龍使徒といえど、この業火の渦に飲まれればひとたまりもなかろう」ゴオオオオオ・・・
「だれがじゃ~!!」
ゼブル「!!」
シュトトトトトトトト!!
(炎の旋風上を螺旋階段の様に駆け上がってくる白いミヅハ装備を纏ったオクサーヌ)
オクサーヌ「龍風圧も台風もなんのその!!」シュトトトトトトト(みるみるうちに炎の螺旋階段を駆け上がり、ゼブルの顔と同じ高さまで登ってくる)
ゼブル「なっ!?」
オクサーヌ「それぇ~~~~~♪」バッ(炎の竜巻上からゼブルの顔に向かってジャンプ一番)
カッ
(オクサーヌの全身が光る)
オクサーヌ「お返しだわよぉおおおおおお!!」グオーーーーーーーン!!(再び姿を見せたオクサーヌは白いドレスを纏い、両手に振りかぶるは毒々しいまでのマジンノオカリナ)
ゼブル「!!」
ドゴオオオオオオオン!!
(マイクロ波を放ったマジンノオカリナの一撃により、粉砕される煌黒龍の左天角)
ゼブル「ガァアアアアアアアアアアア!!!!」(暴れ馬の様に足を上げ、悲痛のスクリームをあげる煌黒龍)
オクサーヌ「化合属性のお味は如何かしら?神喰いさん♪」シュタッ(両手を広げ、マジンノオカリナを背に片膝着地)
げおげお
オクサーヌ「分かってるわ。大変ね。カリピストって」ゴイン(笛を抜き、吹き口に口をあてる)
プぅプぅプぅ♪ピ~プルプぅ~♪
プぅプぅプぅ♪ピ~プルプぅ~♪
(どこかアラビアンチックであやしげな音色を奏でる)
UBU「みんな、いい!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!(揺れる中、氷壁の前で並ぶ一同)
カイルス「全員で叩き割るってアイデアはいいが、この揺れじゃ力が入らねぇぞ!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
BBB「おまけにこの突風が邪魔で仕方ねぇ」つぅ~~~~~(銀盤の上を流されるも、すかさずジョーが角を差し出し支えてやる)
ソネル「やるしかないだろ!?気合入れろ!!」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
プぅプぅプぅ♪ピ~プルプぅ~♪
プぅプぅプぅ♪ピ~プルプぅ~♪
ジョー「ん・・この音色は・・・」
カイルス「なんだぁ~!?」シャキーーーーン
ソネル「旋律効果だ!!」シャキーーーーン(一同の体が光る)
BBB「うほっ!!風圧にも動じねぇぜ!!」ぷぅ~(ついでにおならをする)
UBU「今のうちよ!!一斉攻撃開始!!」ダッ(二刀の大剣を両手に振りかぶりながら突進)
ソネル「叩き割れぇええええええ!!」ジュドーーーーーン(ランス突撃開始)
カイルス「うおおおおおおおおおお!!」グオーーーン(右ストレート)
BBB「肉球顔面爆烈脚!!」バビョーーーーン(ライダーキック)
ジョー「ウリ坊流、猪突猛進拳・零突進!!」ズドドドドドドドドド
ガシーーーーーーン!!
(永久氷壁に各々の獲物による渾身の一撃が放たれる)
BBB「どうだ!?」
ソネル「・・・・・・・・・」ちら(上を見上げる)
ピシッ
ジョー「!!」
ピシピシピシピシピシピシ!!
(氷壁を昇天していく亀裂のツリー)
ジョー「いいぞ!!」
BBB「UBU!!トドメを刺してやれ!!」
UBU「いでよ!!」ギーンギーーン
(青い番傘での溜めモーション)
バショーーーーーーン
(溜め三完了のエフェクトがUBUから放たれる)
UBU「ゼェ~ルベェーーーーーーーース!!」
バギョオオオオオオオン!!
(氷壁を粉々に打ち砕く一撃)
ソネル「やった!!」ゴロゴロゴロゴロ!!(氷塊が崩れ落ちてくる)
BBB「ゼルベスは!?」
ジョー「あれを見ろ!!」
ゴオオオオオオオオオ!!
(天角の一本をへし折られ、悶え苦しむ煌黒龍の前で渦巻くフレームストームに飛び込んでいく炎王龍の赤い影)
ソネル「あれは!?」
UBU「覇種がみせる形態変化を・・・ゼルベっちゃんが・・!?」
カイルス「竜巻を見ろ!!」
バオオオオオオオオオン!!
(膨大な爆炎のインフレーションによって弾け散るストーム)
ボオオオオオオオオン!!
(フラッシュオーバーした爆炎がエリア全体に広がる)
UBU「もう!こんな展開ばっかり!!」バサッ(番傘を広げ、爆炎の突風からソネルとビーを守る)
カイルス「だから狩猟じゃねぇんだよ、ハンターさん!!」バッ(転がっている巨大な氷塊を盾に、背中をつけて伏せる金獅子と大猪)
ボオオオオオオオオオ・・・・・
(爆破地点から放射状に伸びていく炎の軌跡)
ゼブル「ええい・・・今度はなにをしようと・・・・・・」
シャホオオオオオ・・・!!
ゼルベス「チャージ完了だ」シャホオオオオ・・・(全身が赤紫色の炎に包まれている)
UBU「ゼルベっちゃんの体・・・・」
オクサーヌ「化合属性ね」ザッ(マジンノオカリナを背負い、いつの間にか一同の下に立っている白いドレスの少女)
ソネル「オクサーヌ・・・・」
オクサーヌ「彼らの一回戦目はきっと、炎王龍さんの火属性エネルギーを食い尽くしたゼブルの勝ちだったみたいだけど、今度は逆に、炎王龍さんがゼブルの起こしたフレームストームを利用したのね」
ゼブル「またやられに戻ったか。哀れな炎王龍よ」ブンブン(角の激痛を払うかの様に頭を左右に振る)
ゼルベス「救済を懇願するのは貴様だ。醜い貪食の化身よ」シャホオオオオオ・・・・
オクサーヌ「莫大な火属性エネルギーに、自身の龍エネルギーを衝突させ、新たな属性元素を生み出した・・・」
ゼルベス「我は偉大なる炎王龍ゼルベス」ザッ
オクサーヌ「龍と火・・・言うならば「龍焔」の化合属性ってところかしら」くす
ゼルベス「さぁ跪け。彷徨える狩人達の魂に代わり、今度は貴様が命乞いの儀式を行う番だ」シャホオオオオオ・・・!!
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
2/23(火)0時更新 なんにもですだよ!なんにも決まっていねぇですだよ、旦那
をお送りいたします♪次回もよもみ、読も見よう
ジャバル・サマーン山脈とその由来とか~なぜなに☆あたモンのおコーナー~
今日のなぜなに☆あたモンは過去何度か取り上げてきました「あたモン世界における火山地区」のお話の続きです。前回はその所在地に関するお話でしたが、今回はお山のエリアについての注釈をば述べていこうと思うております。思うて。正直に。ククッ
はいスタート
~ジャバルサマーン山脈とセイクリッドランド
まずあたモン世界観においての火山地区の範囲なのですが、大まかにいうと活火山を中心とした山脈地帯の広範囲(火の国を含む)を火山地区と総称しました。そしてその中心に高く聳える活火山をジャバルサマーンと称しました(名前の由来、オリジナルについては後述で説明)。もう少しイメージし易いよう、写真を使ってご説明すると・・
こちらは公式サイトで配布されているMHP3の火山エリアのイメージ画像です。遠くで「バギャーン」ってなっている活火山をジャバルサマーン山(神界)と称し、その麓エリア(高山の広い山腹エリアと理解)を神界(英:Sacred Land)と位置づけさせて頂いたのでした。画像からもわかる様に、ジャバルサマーンはかなり標高の高い位置に存在します。
こちらはMHP3のゲーム内スクショから。カーブーが土下座してる背景の遠くで「とろとろ」とマグマをよだれの様に垂らしている火山が確認出来ます。あたモン世界観の火の民は、これをジャバルサマーンと呼称し、そこにいる火の神(正体はバアル・ゼブル)の神託(託宣)を守り、神界エリアとジャバルサマーンを挟んで反対側に位置する山腹(非狩猟地区)にパルミュラ祭壇を作り、そこで焔祭という生け贄の儀式を行っていたのでした。ここから察すると、火の国はちょうど、上画像のゲーム内でハンター達が登ってくる対面に位置するということになりますね。また、ストーリー内でも何度か説明がましい台詞を皆さんに言ってもらっています。その一例↓
ゼルベス「火山地区一帯で、最も標高の高いこのジャバル・サマーン山脈・・通称セイクリッドランドとはよくいったものだ。到底、人型では接触できん領域か・・」
カイルス「セイクリッドランドってのは、ギルドがこのジャバルサマーンの麓一帯に勝手に付けた名前さ。お前らハンター達がひと狩りに使ってる狩猟エリアは、この山を挟んで反対側なんだが・・・」
この他にもメガゼノスルートの際に、祭壇エリアに登ってきたカペラ女史達にも解説をしてもらっている場面もありました。なんとなくゲーム内から広大な火山エリアをイメージして頂けたらと、作者の必死感が伺えますね
ジャバルサマーンの名前の由来なのですが、現実世界に現存するシリア北部にある山の名前で、同国で有名な世界遺産がパルミュラ神殿(高名な神はベルゼブブ(バアル・ゼブルと同一とされる))であったことから、その崇高なネーミングをあたモン世界でも引用させてもらいました。
最後にジャバルサマーン(神界)を位置づけた理由なのですが、実はゲーム内でのアルバトリオンの登場にあります。アルバトリオンと狩猟経験がある方なら、誰もが一度は目にするあの凄い登場シーン。
煮えたぎるマグマの滝の様な所から尊大に現れ、その威厳を人間どもに強要するかのように咆哮をあげるその傲慢極まりない不遜なあの態度・・。それはさておき、作者はいっつもあの登場ムービーを見るたびに、「この人、どっから来てんだろ・・」と思っていました。まぁそれはギガント級モンスター全般にいえることなのですが、特にアルバに関しては登場してくる度に、同じ疑問を抱いていました。アドパ中も「知らない人」に同じ質問をして困らせたことも多々・・。そんなこともあり、アルバが現れるあのマグマの丘(正確には火山の麓にあたるのでしょうか)を含め、あの山頂一帯をジャバルサマーンとしたのでした。また同様に、禁忌のモンスターと呼ばれる古龍種達が一体何処から現れるのか?という疑問に関しては、あたモン世界ではバロンの仮説をはじめ、今後のストーリー展開に注目なのです。いずれ、このなぜなにのコーナーでご説明する機会が訪れること風の如しでしょう(と言うものの、ストーリーの展開上、まだまだ先になりそうですが・・)
今日のテーマ以外の「あたモン火の国」について言及してるあれやこれや「火の国とそのお姫様」~なぜなに☆あたモン
あたモン世界における新大陸の火山地区の所在地
そんだこんだで今日も・・
おしまぁ~い
写真は新大陸地方火山地区に在住の火竜、ベロ出し雄さん(未婚)
ベロばっか出してフザケてるから(友達の陽気な赤甲獣と)雌火竜にちいとも相手にされないのです。火山の何処かで見かけたら優しくしてあげよう
ほにゃらばいばいよひと読みしたならポチっとな
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはね
2/25(木)0時更新 「炎王龍ゼルベス」の巻
をお送りいたします♪ついに復活した炎王龍が大暴れ!?ほいだら次回はみんなでゼルベっちゃんを応援しよう読も見よう
「炎王龍ゼルベス」の巻
~永久凍土、山岳地帯....

ヒャホオオオオオオオ・・・・

ルナストラ「・・・・・・・・・・・」ヒョオオオオオ・・・・(ブリザード吹き荒れる雪山の山頂から、遠くを眺めている)
「凛冽たる風雪に、似つかわしくない炎妃龍が一頭・・」
ルナストラ「・・・・・・・・・・」ちら

ヤンコフスキー「物憂いは、この凍てつく寒さのせいじゃねぇようだな」ドスンドスン・・(熊の様に四肢をついてゆっくり吹雪の中を歩いてくる巨大な白兎獣)
ルナストラ「寒さには慣れました。それに・・・古塔の孤独に比べたら、ここ(永久凍土)はあたたか過ぎるくらいですわ」
ヤンコフスキー「姐さんが心配なのはみんな同じさ。あの新米の灰虎猫なんか、姐さんがいつでも安心して帰って来れる様にって、ツンドラアーミーの先陣きってエリアの防衛にあたってるぜ」
ルナストラ「ルーの見解通り、口は悪いけど、信用できる獣人だったようですね。清潔じゃないのが玉に瑕ですが」
ヤンコフスキー「客将扱いはするなって姐さんからの命令だ。野郎もそれを承知で、侠をもって報いろうっていう魂胆だろう。前に野郎が所属していた猛豚軍の情報も得ることが出来たしな。実行力もある、即戦力には違いねぇ」よっこらしょっとな(雪に埋もれた地面に重たい腰を下ろす)
ルナストラ「水没林の様子は?」
ヤンコフスキー「ああ。相変わらず帝国軍と猛豚軍の睨み合いが続いている。何をきっかけに大戦になるか分かったもんじゃねぇが・・ラインハルトの旦那はそれを待っているんじゃねぇかってのが、姐さんの推測だ」ぼりぼり(でっかい鼻を掻く)
ルナストラ「三部会の協定も既に過去の話・・・となれば、彼らは獣人の国を壊滅する、正当な理由を待っているのでしょう」
ヤンコフスキー「ドスコカの製造か。確かにそれを明るみに出来れば、種族差別関係なしに、全力で奴らを叩けるな」
ルナストラ「私設軍隊というのは所詮、権威に溺れるもの・・。今は戦力が不十分でも、整い次第、この凍土にも侵攻してくるでしょう」
ヤンコフスキー「ギルドにローゼンクロイツが相手だろうが、こっちには姐さんがいるんだ。心配いらねぇよ」
ルナストラ「そうですね」
ヒョオオオオオオオ・・・・・
ヤンコフスキー「私設軍隊っていえばよ、あんたも民間警備隊にいたんだろ?え~と・・」
ルナストラ「ゴッドジャスティス部隊です」
ヤンコフスキー「おう、それそれ。頭目は・・」
ルナストラ「炎王龍ゼルベス。別れた夫です」
ヤンコフスキー「・・・・・・・・。なんで別れちまったんだ?」
ルナストラ「・・・・・・。つまらない話ですよ?」フッ・・
ヤンコフスキー「構わねぇさ。普段から饒舌な姐さんの話を聞いてるからな。聞き上手になっちまった」ぽりぽり
ルナストラ「・・・・・・・・」にこ
ヒョオオオオ・・・・・・・・
(次第に吹雪が弱まっていく)
ルナストラ「古塔でくすぶっていた私は、民間警備隊である、ゴッドジャスティス結成の噂を知人のガブラスから聞き、参加を決意しました。と言っても、当時の私にイデオロギーなど無く、ただ単に同じ知的生命体種と共に、うさを晴らしたかっただけなのですが」フッ・・
ヤンコフスキー「自分の持つ才能、力量を何に使っていいのか分からねぇのが、若さってもんだ。理知ある種なら、誰にでもある話さ」
ルナストラ「その有耶無耶な自分を導いてくれたのが、他でもないゼルベスだったのです。私はあの人の発する、底知れぬ力と揺るぎない意志力に引かれ、共に多くの大陸を駆けまわり、大陸に跋扈する悪辣な組織、狩人、獣人、モンスターを取り締まり、生態系の秩序を乱す者を片っ端から跪かせていきました」
ヤンコフスキー「知的生命体種の炎王、炎妃相手じゃ、悪党もたまったもんじゃねぇな」
ルナストラ「やがてゴッドジャスティスは、些細な報酬で、荒ぶる凶族を討伐する義賊集団として、各地で有名になっていきました。同時に夫は・・ゼルベスは勢力拡大を目指すようになり、収容所の建設を考えるようになったのです」
ヤンコフスキー「それがゴッドジャスティス収容所か。ゼルベスはそこの館長も務めてたんだろ?大したもんじゃねぇか」
ルナストラ「討伐した重罪人をその施設で拘束し、優れた者を部隊の兵士になるよう育成する・・・もちろん収容所内に秩序なんてありません。圧制のみの服従しか囚人達には待っていないのです」
ヤンコフスキー「噂じゃ冷酷無情な氷牙竜が規律を作っていたらしいな」
ルナストラ「ええ・・館内でいにしえ麻薬も製造し、密輸していました。所内で働く警備員の中には、弱みを握られ泣く泣く服従しているモンスター達もいたほどです。囚人の中には、ゼルベスの護衛兵として、濡れ衣を着せられて投獄されている者も多くいました・・・すべてはゼルベスの思いのままに・・・」
ヤンコフスキー「その専横主義に見かね、やがて二頭の間に亀裂が生まれた・・・」
ルナストラ「はい・・・。ゼルベスは己の力に過信していくようになったのです。かつての聡明なイデオロギーを忘れ、権威と支配のみの野心に心を侵されてしまったのです・・。偉大なるはずの炎王龍が、たかが暴君に成り下がってしまったのです・・!」
ヤンコフスキー「それがあんたには許せなかったのか」
ルナストラ「・・・・・・・。私は小さな組織で満足でした。バッカス・・・野球好きの金獅子や、あなたと同じ白兎獣の三兄弟らと共に、あまたの大陸を駆け巡り、子を産み、小さな幸せを分かち合えれば・・それだけで良かったのです・・」
ヤンコフスキー「雌なら・・誰だって子供を産み、母親になりてぇもんさ・・それが自然の摂理ってぇもんだよ」(遠くを眺めながら呟く)
ルナストラ「そして私は収容所を後にしました。淡い夢を抱いた炎妃龍は・・死んだのです」
ヤンコフスキー「・・・・・・・・・・・」ぎゅっぎゅっ(両手で雪を小さく丸める)
ルナストラ「収容所はその後、何者かの侵入を受け、組織ごと壊滅したと聞きました。そしてゼルベスの行方も分からぬままに・・・」
ヤンコフスキー「だがアサイラムで再会した・・」
ルナストラ「・・・・・・・・・」こくり
ヤンコフスキー「灰虎猫から聞いたよ。その収容所を破壊した張本人とゼルベスは一緒だったっていうじゃねぇか」
ルナストラ「え・・・では、あのハンターが・・・」
ヤンコフスキー「お前さんがこの永久凍土で彷徨っているところを、姐さんと出逢い、第二の人生を決断したように、奴も・・ゼルベスもまた、あのユクモのお嬢さんから何かを授かったのかもしれねぇな」ぽぉ~い(雪を麓に向けて投げる)
ルナストラ「・・・・・・・・・・・・」
ヤンコフスキー「もしかしたら、ゼルベスの野郎も後悔して・・・」
ルナストラ「私には関係ありません」
ヤンコフスキー「明日のことは誰にも分からねぇさ・・・例え、古龍であったとしてもな・・」ぎゅっぎゅっ(再び雪を丸める)
ルナストラ「・・・・・・・・・・・・・」ヒュホオオオオ・・・・(美しい碧い鬣が吹雪に靡く)
ヤンコフスキー「もしも、あの収容所が今も健在ならば、きっとゼルベスはラインハルトの旦那みたいになっていたかもしれねぇぞ」ぽぉ~~い(さっきより遠くに投げる)
ルナストラ「それはないと思います。だってゼルベスは・・」

ゼット「おい、おめぇら!!こんなところで何サボってやがんだ!!」ザシュザシュ・・(雪山を登ってくる見るからに素行の悪そうな獣人)
ヤンコフスキー「風流のねぇ獣人は、雌にもモテねぇぞ」ぽぉ~~い

ゼット「生憎、女には苦労してねぇよ」ひょい(余裕綽々な顔でそれを交わす)
バシャーーーーーーン

(ゼットの顔面に大量の雪がクリーンヒットする。思わず後ろに尻もちをつく)
ゼット「きたねぇぞ!!この鼻デカ野郎


ルナストラ「安心したところが一番、反撃をしやすい・・プリンシアから教わりました」フフ・・(前脚で雪を蹴り飛ばした様子である)
ヤンコフスキー「クッ・・・あっはっはっはっはっは!だとよ、灰虎!おめぇもまだまだってことだ」
ゼット「うっせぇ!!俺は腕っ節が自慢じゃねぇんだよ!!みてろ!!そのうち塵灰駆逐のゼット様の名を、オクサーヌ・ヴァレノフの風評に乗せて世界に知らしめてやるからな!!」むきぃ~
ヤンコフスキー「その意気だぜ。うし、俺達も下山するか」よいしょっとな

ルナストラ「・・・・・・・・・・」ヒョオオオオオオオ・・・・
ゼット「ん・・心配すんなよ。ルーの野郎も、オクサーヌも、そのうちケロッとした顔で戻ってくらぁ~」ぽぉ~~~い

グボオオオオオオオオ!!
(火を吹く炎妃龍。一瞬にして消える雪。咄嗟に避ける白兎獣と、その頭に乗っかって回避する灰虎猫)
ルナストラ「言いましたよね?カウンターが一番有効的だと」フフ・・(口元から煙が出てる)
ゼット「ヤンコフスキー!おめぇのバカでかい氷球を、このじゃじゃ馬お姫様にぶん投げてやれ!!」
ヤンコフスキー「ハッハッハッハッハ!今日の演習はみんなで雪合戦といくか!?」ズオーーン

ルナストラ「手加減は致しませんわよ♪」シャホオオオオオ・・・・
パリパリパリパリパリパリ・・・
(炎妃龍の体表から真っ赤な粉塵が吹き上がる)
ヤンコフスキー「げっ

ゼット「馬鹿野郎

ボガアアアアアアアアアン

(大爆発する雪山の山腹一帯。同時に雪崩も起きる)
ヤンコフスキー&ゼット「・・・・・・・・・・・・・」(咄嗟に地面に潜ろうとして失敗したのであろうか、二人共、雪の地面から焦げたおしりを出したまま、一落ちしている)
ルナストラ「ふふふふふ」
ヒュオオオオオオオオ・・・・・
ルナストラ「・・・・・・・・・・」ちら(遠くの景色を眺める)
ヒョオオオオオオオ・・・・・・
ルナストラ「・・・・・(ここには私を家族として迎え入れてくれたみんなが・・そしてプリンシアがいる。この平穏を奪おうものなら・・・例え貴方でも容赦致しません。炎王龍ゼルベス・・!!)」シュウウウウ・・・・(降りしきる雪が、激情を露わにする体表の温度により、溶けては蒸発していく)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~

ゼルベス「跪けぇえええええええええ!!」
ギュオオオオオオオオン!!
(燃える流星の如く飛翔し、煌黒龍に突撃を仕掛ける炎王龍)

ゼブル「無駄だ!!再び貴様のエレメントを喰らってやろう!!」グバッ(向かってくる炎王龍に向け大口を開く)
ゼルベス「朽ちろぉおおおおおおおおおお!!」ブオオオオオオオオン

ゼブル「!!」
ズゴオオオオオオオン

(ゼブルの顎に重厚なヘッドバットを喰らわす炎王龍)
UBU「いった!!」
ズダーーーーーーーーン!!
(氷上に横転する煌黒龍アルバトリオン)
BBB「っひょ~!!ザマァねぇぜ!!」ぱぁ~ん

ジョー「なんというパワーだ・・!」
オクサーヌ「おほほほほほほ!!ほらご覧なさい!!やっぱりあの炎王龍さんは、新たな化合属性の元素を創りあげたのよ!!このルー同様、大陸五元素以外なら、ゼブルは食べれないって証拠ね!!あたしってほんと、かしこのおねえさん!!」おほほほほほほほほほ(口に手をかざして「貴族のご婦人笑い」する)
UBU「いいぞぉ~!!ゼルベっちゃん!!やっちまえ~!!」グン(オクサーヌの頭を上から押しのけ檄を飛ばすUBUと黒猫)
BBB「見事なカウンターアタックだったぜ!!見なおしたぜ、ゼルベス!!」
シャホオオオオオオ・・・!!
(燃え盛る赤紫色の焔を全身に纏い、横転して悶える煌黒龍を静観する偉大なる炎王龍の姿)
ヤンコフスキー「そういやよ、さっきなんて言おうとしたんだ?」
ルナストラ「彼の話・・到底、ラインハルト公との比較など出来ません。なぜならゼルベスは尊大に振舞っているだけで、本当の彼は猜疑心と虚栄心にとらわれた、まるで未成熟な子供だからです」ハァ・・・
ゼルベス「我は気高き炎王龍。たかが煌黒龍、相手ではない(いいぞ、ゼルベっちゃん。みんなの注目の的だ。ここで頑張れば、さっきの不甲斐ない一落ちはチャラってね♪)」フフフフフ(口からマグマみたいなよだれが出てる)
To Be Continued



ひと狩りひと読みしたらポチっとな

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/27(土)0時更新 「カッコイイぞ!ゼルベっちゃん!!」の巻
をお送りいたします♪そしたらさ、次回もゼルベっちゃんを応援しようよ

「カッコイイぞ!ゼルベっちゃん!!」の巻
グワアアアアアアア・・・・!!
(横転しながら悶える煌黒龍。それを黙って静観している赤紫色の焔を全身に纏った炎王龍)

ゼルベス「さぁ立て、暴食の化身よ。断罪の宴はまだ始まったばかりだぞ(いいぞゼルベっちゃん!カッコイイ♪きっとUBU達も憧れた目線で見てるはずだ!だからもう一度・・カッコイイぞ!ゼルベっちゃん!!)」めちょ~ん

「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~

BBB「余裕だな、ゼルベスの野郎。あいつが倒れてるうちに、とっととトドメをさしちまえばいいのによ」

ジョー「なにか考えがあるのかもしれん」

UBU「違うよ。自惚れてるんだよ」あっさり

カイルス「煌黒龍が悶えてんのは、あんたの言う化合属性ってのが効いてるからか?おちびさ・・」ガーーーーーン

オクサーヌ「凍土の賢いおねえさんと呼びなさい」ぷんすか

ソネル「オクサーヌ。どうすればあいつを仕留めることが出来る?知恵を貸してくれ」
オクサーヌ「そうねぇ・・見解通り、化合属性は効果ありみたいだけど、問題は怪魔の仕留め方にあるのよねぇ~

ソネル「なんだそれは?」
UBU「心臓を絶やすこと。そうしなければあいつらは何度でも立ち上がる」
ゴオオオオオオオオオ!!
(赤紫色のオーラを放ち、ゆっくりと起き上がる煌黒龍)
カイルス「怪魔・・なんだそれは?」
UBU「生前、地上で散々、悪行を犯したモンスターの成れの果て。伝承によるとね」
オクサーヌ「ゼブルは粛清を受け、一度は潰えた・・けど、何者かがジャバルサマーンの火口内を彷徨う暴食の化身の龍魂を察知して、再び生命を与えた・・。それが今のあいつの姿なのよ」

ゼブル「貴様の実力は認めてやろう、炎王龍よ」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
ゼルベス「一度は朽ち果てた龍魂よ。今一度、我が眠りにつかせてやろう(カッコイイぞ!ゼルベっちゃん!!超絶キマってる!!)」シャホオオオオオ・・・
BBB「そんじゃあよ、一体誰が怪魔を作ってやがるってんだ?」
オクサーヌ「それが今後の課題なのよねぇ~

UBU「はぁ~~~~~

ソネル「どちらにせよ、奴の心臓を止めればいいんだな?」
カイルス「難題だぜ」
UBU「あら。ゼルベっちゃんは経験者よ?」
ゼルベス「教えてやろう。貴様らの仲間である怪魔の一頭を滅したのは、他でもない。このゼルベス様だ(カッコイイぞ!ゼルベっちゃん!!イニシアチブは我にあり!!)」
ゼブル「他の怪魔などに関心はない。我は大陸のあらゆる生命を食い尽くすだけ。足りなくなれば孕ませ、生ませ、そして喰らう。未来永劫にだ」
UBU「聞いたでしょ?あいつは混沌の穴から生まれた、カルマの魑魅魍魎なのよ」
オクサーヌ「面白い見解ね。混沌の穴・・・・そうねぇ・・」ザッ
ソネル「俺達も加勢する」ザッ
オクサーヌ「言ったはずよ。あなた達はあたしの戦い方を見ていることってね」
ビュオン!!
(一瞬にして超人的な跳躍力で飛び立つ白いドレスの少女)
カイルス「ちきしょー!!俺達は黙ってここで見てることしか出来ねぇのかよ!?」
BBB「歯がゆいぜ。しかも嫌な野郎ばかりの世話になるなんてな」
UBU「仕方ないわ。だってこれは・・もはや狩猟じゃないんだもの」
ジョー「大陸の覇権を懸けた・・戦争か」
ゼブル「朽ちろぉおおおおおおおおおお!!!!」
グボオオオオオオオオオオ!!
(煌黒龍の口から放たれる炎のレールガン)
ゼルベス「パワーだけは古龍種、それ以上の火力だな」シュン

ジュオーーーーーーーン!!
(レールガンが空を切り、銀盤上の軌跡が熱プラズマにより蒸発していく)
ゼルベス「ガァアアアアアアアア!!!!」ゴオオオオオオ

ゼブル「ギャルルルルルルルルル!!!!」グワッ(大口を開け、突っ込んでくる炎王龍に齧りつこうとする)
ガチーーーーーーーン

(鋭利な歯列の門が閉じると同時に、両翼でひらりとそれを交わすゼルベス)
ゼブル「フン・・・・・・・・

オクサーヌ「これでもお食べなさぁ~い!!」ズチャッ(目の前に飛翔してきた白いドレスの少女が構える獲物は、その姿をウラナイランプに変貌させている)
げおっ
ドウンドウンドウン!!
(砲口より速射されるマイクロヴェノムの発光体。同時にその反動により後方に飛ばされる白いドレスの少女)
ゼブル「!!」
バシューーーーーーン!!
バシューーーーーーン!!
バシューーーーーーン!!
(煌黒龍の大きな両翼に、猛毒を帯びたマイクロ波が次々と着弾しては豪快に弾ける)
ギャアアアアアアアアア!!
(エリアにこだまする暴食の化身の悲鳴)
オクサーヌ「今よ!!炎王龍さん!!」シュタッ

ゼルベス「命令されなくとも!!」チリチリチリチリチリ・・・(いつの間にか着地していた炎王龍の体表から発せられる赤紫色の粉塵)
ソネル「何をする気だ・・!?」
BBB「おい、やべぇぞ!アルティメット化したゼルベスの「あれ」を喰らったら、マジでおっ死ぬぞ

ジョー「乗れ!!」バッ

ゼルベス「ジ・アンダーグラウンド・ボルケーノス
ファイナル・デッド・ボルケイン!!」
BBB「やっぱりだ!!走れぇえええええ!!」ズドドドドドドド


カチン!!
ドゴオオオオオオオン!!
(エリアを包むニュークリアボムの如く爆炎とアトミッククラウド)
ジョー「うおおおおおおおおおお!!!!」ブオオオオオオオオン

カイルス「クソぉおおおおおおおおおお!!!!」ガバッ

ボオオオオオオオオオオン!!
(屈む金獅子の背中の上を突き抜けていく爆炎の突風)
~火の国、第三地区....
ボオオオオオオ・・・・・・ン・・・・
(遠方の氷山の麓から巨大なキノコ雲が見える)

ロージー「お兄ちゃん・・・一体・・あそこで何が起きてるの・・?」(その背後で西陽を浴び、同じ方向を眺めているモンスター達や獣人達の姿)

カーブー「死ぬんじゃないぞ・・・UBUさん・・!!」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(俯瞰視点。銀盤エリアの位置するジャバルサマーンの山腹だけが爆煙に包まれている)
ジュウウウウウウウ・・・・・・・・
(氷の大地は表面が爛れ蒸発している)
バシャ・・バシャ・・
(その水浸しの大地を歩く炎王龍の真っ赤な毛に覆われた足)
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・・」シュウウウウウウ・・・・・
モクモクモクモクモク・・・・・
(白い煙の中から姿を見せる、巨大な煌黒龍のシルエット)
ゼルベス「・・・・・・・・・・・」フン
「やっぱり心臓を殺さないとダメね」
ゼルベス「・・・・・・。貴様、何者だ」(前方の脅威から一瞬たりとも目を逸らさず言う)
オクサーヌ「凍土に隠遁する元ハンターのおねえさん♪」シュウウウウ・・・・(煙の中から姿を見せる白いドレスの少女。その傍らには、その少女を護衛するかのようにお座りしている霞龍の姿も)
ゼルベス「珍妙な同族も一緒か」

ルー「げお」
ゼルベス「我を畏れぬ隠者よ。何か策があれば聞いてやろう」(視線はゼブルを捉えている)
オクサーヌ「力を貸して頂戴♪」
ゼルベス「言われなくとも・・・」
スッ・・(偉大なる炎王龍の鬣を撫でる、少女の小さい手)
ゼルベス「・・・・・・・・・・」
オクサーヌ「心を自由に。大陸に身を任せて・・」ぽす・・(目を閉じ、諭す様に真っ赤な鬣にその小さな顔を埋める)
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・・・」ス・・(言われるがままに上を向き、両目を閉じる)
ドスーーーン・・ドスーーーン・・
(煙の中、ゆっくりと直進してくる煌黒龍)
ゼブル「今のは少し効いたぞ。だが、我の魂は不死身なり。不可解な力を発する小さき生命共よ。我にその肉体を捧げよ」ジュウウウウウウ・・・・(左半身が焼け爛れ、眼球はおろか歯列も半分むき出しになっている)
ルー「げおっ」ザッ

ゼブル「邪魔だ。どけ」(フライフェイスになった左頭部の、剥き出しになった丸い眼球に映る勇敢な霞龍)
ルー「・・・・・・・・・・」(カメレオンの様な瞳に、揺るぎない決意が投影されている)
ゼブル「そうか。ならば諸共・・・」
ルー「・・・・・・・・・・」じりっ
カッ
(霞龍の背後から放たれる真っ赤な閃光)
ゼブル「・・今度は何の真似だ・・・オクサーヌ・ヴァレノフ!!」
オクサーヌ「さぁ。決着をつけましょうか。暴食の化身さん♪」シャホオオオオオ・・・(その片手に振り下ろすは、威厳あふれる長方形の刀身を持つ紅蓮のテスカブレイド)
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
2/29(月)0時更新 登場人物紹介でしょう

をお送りいたします♪そんだらさ!素敵なウィークエンドをさ

オメガ4号こと凍土に棲まうおかしな霞龍、ルーをご紹介♪~あたモン登場人物紹介

Real Name:Lugh
Alias(es):Chameleos、Cham、Chammy、The Elder Dragon of Mist、Omega4
Species:Elder Dragon
Gender:??
Affiliation:EWN(Everwinter Nights)
First appearance:「WHAO!モロしじま♪」の巻
-----------BIOGRAPHY--------------
生態危険度レベルはG級でも剛種でも特異個体でもないオメガクラス(コンチネンタルバイオセーフティレベル4)に値する知的生命体種の霞龍(言葉こそ発声することは出来ないが、言語を理解する知能を持っていることから、理知的なモンスターとギルドアサイラムでは判断された)。アサイラムでは「オメガ4号」と呼ばれていた(4番目と設定していることから、ギルドが特定しているオメガクラスの個体が他にも存在していることが推測出来る)。捕獲者はレオゲルク・シュナイダー。ルーの最大の特徴は、通常の霞龍が持つ神秘的な生態能力に加え、極めて殺傷性の高い生体組織に有害なマイク波のエネルギー体を吐き出すことである。アサイラム旧館長ツェーザル・アウラーは「オメガ4号が持つ霞龍固有の体内発電器官と毒腺は、霞龍の宝玉、または古龍の大宝玉による龍エーテル(天然の龍種が発する龍力学エネルギー)の何かしらの影響を受けた事で、強力なマイクロ波をエネルギー体として吐き出すことが可能になったのではないか」と推測している。同龍科学者はこれをマイクロヴェノムと名づける。この特殊な電気を帯びた毒液(毒というよりウイルスに近いのか)の特徴は生体組織の加熱であり、このマイクロ波の放射を受けた生物は体内のあらゆる水分が加熱、または凝固してしまうことで即死に至る。この事からオメガ4号を投獄していたアサイラム内の牢獄には「非電離放射線」を示すハザードシンボルの警告がされており、牢獄内の壁はマイクロ波を高反射させる特殊金属で覆われ、その外側を氷壁で囲むことで牢内の温度を低温にし、オメガ4号の生態エネルギーを低下させていた(霞龍はそもそも湿地帯など、湿度の高い地域生息を好む為である。オメガ4号はあくまでも研究対象*なので、生態レベルを落とすことで研究をしやすくしようという目論見も含まれていた)。ちなみに餌は牢内の天上に設置されたダストシュートの様な滑走路から落としていたという。もちろん餌とは囚人だったり、アサイラム近郊のモンスターである(余談だがこういったモンスターの服役者に対する過剰な「食費」が、アサイラム近郊のモンスター減少の理由である。これはハンターズギルドの基本理念(生態系を狂わす乱獲の禁止)に反しているが、アサイラムの存在自体が公にはされていない隔離施設なので、一般的には大陸都市伝説として扱われてしまうだろう)。ルーの霞龍としての外観特徴は、特殊な電磁波が霞龍の角を覆っていることだろうか(我々の物質世界でいう電子レンジのマイクロ波を発生させるマグネトロンの役割を角が果たしていると思われる)。そもそも霞龍はこの特殊な角や尻尾の生態を使い、霧を発生させたり、前述の発電器官(血液に特殊な金属が流れており、この金属に電気を流す事で日光などの反射率を下げ、透過率を高めるという)を使い、霞龍特有の透明状の「擬態」を行う。元より大陸神秘の象徴ともいえる、伝承でも有名な霞龍の知的生命体種、それがルーなのである(名付け親はオクサーヌ・ヴァレノフ。アクラ地方の神話に登場する光りの神が由来)。
*研究対象とはまことしやかな話であり、勿論研究を行うと同時に、その貴重な知的生命体種の古龍の血(セイクリッドブラッド)を採血することがアサイラムの最大の目的であった。
-----------Jailbreak-----------
投獄されていたルーだったが、同じくアサイラムで監禁されていたUBUとゼット、そして主人を救出する為、扮装をして館内に潜入してきたBBBの手によって特別牢から開放され、共に脱獄を図る(★~の巻参照)。見事、アサイラムから脱出したルーは、ルナストラからオクサーヌ・ヴァレノフの匂いを嗅ぎ取り、かつてハンター時代のオクサーヌと対峙した際、「何か困ったことがあったら自分を尋ねろ」と言われていたことを思い出し、一路、凍土を目指すこととなる。また、凍土を拠点に選んだのは、アサイラムでの低温生活に体が順応し、気温が低い土地でも適応出来る様になったことだろうか。これにより通常種では到底棲息出来ない凍土に行くことで、ギルドの追跡を逃れることが出来るからである。ここでもルーの思考力の高さが伺える。
-----------Personality-----------
喋れないが知的生命体種。言語を理解することは出来る。性格は温厚で、獣人も含め人懐っこい。おすわりしている姿が犬のようで、尻尾をぱたんぱたんさせている(勿論、風圧効果あり)。食欲は旺盛で、アサイラムから脱獄中する際にも度々、警備兵らを「拾い食い」をしていた。「げおげお」鳴くことが多く、時には「げばっちょ」「うぶっちょ」など、器用に発声することも出来る。同じ知的生命体種モンスター同志では、分類に関係なく意志の共感が可能で、ルナストラはルーの言葉を通訳してみせている。人間ではUBUとオクサーヌが、このルーの呼びかけを言語として理解することが出来る様だ。また、自分を脱獄させてくれたUBUに対して、恩義を感じていることをオクサーヌが代弁するなど、義理堅い一面もある。共に脱獄を図り、凍土に渡って来たゼットのことを「仲の良い、いとこの子」みたいに思っているらしい。
-----------Lugh's Trasform Equipment-----------
★ベナムアロマ(ガンランス)
外観はベナムデパルファンと同じだが、バルブアトマイザー型のシールドに(正確には大きな「まんまる」桔梗色のバルブ部)には、アイリスカラーのタッセルが付着していたりと、オクサーヌの「乙女心」をくすぐるルーのアレンジ(配慮)が加わっているのが特徴。また、アトマイザーの中には「赤紫色のあやしげな液体」が入っており、バルブをしゅこんしゅこんとすることで、霧状にして吹くことが出来、これを浴びた者は一時的に透過率を高めることが出来る。オクサーヌによれば、この液体の正体はルーの体液(電荷が流れているという血液か?)の一部であるらしく、その恩恵により、霞龍同等のステルス化が可能であるという。属性効果は勿論マイクロヴェノム(化合属性)で、竜撃砲と共に目の前の敵を消滅(内より蒸発)させる。
こんな感じのとってもキュートなしじま野郎


あなたがハンティング中、もし、静寂(しじま)の中から「げお」って聴こえたら、それはルーが挨拶をしに来たのかもしれません・・




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
3/2(水)0時更新 「凄いぞ。ゼルベっちゃん」の巻
をお送りいたします♪次回もエルダードラゴン、ルー&ゼルベスが禁忌のモンスター相手に大奮闘

ほいだらば次回も応援しよう


「凄いぞ。ゼルベっちゃん」の巻
オクサーヌ「さぁ。決着をつけましょうか。暴食の化身さん♪」シャホオオオオオ・・・(その片手に振り下ろすは、威厳あふれる長方形の刀身を持つ紅蓮のテスカブレイド)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゼブル「またしても曲芸を・・いい加減に見飽きたぞ」ジュウウウウ・・・(左半身が焼け爛れ、眼球はおろか歯列も半分むき出しになっている)
オクサーヌ「その様子じゃ、回復は大したことないみたいね」ガイン(身の丈の倍はあるテスカブレイドの刀身を軽々と肩の上に乗せる)
ルー「げおげお。ばー」
オクサーヌ「大丈夫よ、ルー。あなたの生態エネルギーは、あたしが随分使っちゃったからね。ごめんなさい」
ルー「おぼおぼ。うぶっちょ」
オクサーヌ「UBUちゃん達が心配なんでしょ?護っておあげなさい」にこ
ルー「げばっちょ」こくり
ドサドサドサドサドサ・・
(表面が溶けかけている銀盤上を、トカゲみたいに四肢で這いながらその場を去る霞龍)
オクサーヌ「健気なものね。あれで古龍種だっていうんだから」(微笑みながら目で霞龍を追っている)
ゼブル「眷属を入れ替え、自分の力と化す。俺と貴様の何処に違いがある?」シュウウウウウ・・・・(どろどろに爛れた甲殻からはまだ煙が上がっている)
オクサーヌ「あら。随分短絡的な見解ね。あたしはあたしを信用してくれた子達からしか力を得られない。それにあなたと違って、命を奪うことまではしないわ」キラァーン(高貴な長剣が真紅の輝きを見せる)
ゼブル「我を服従させ、この偉大な力を利用するとでも?」スオオオオオ・・・・(剥き出しになった歯列の隙間から大気を吸収していく)
オクサーヌ「冗談~♪意地汚い貪食で臆病な黒龍の力なんて、こっちから願い下げぇ~♪」(おネエみたいな口調で)
ゼブル「それが障るという」
ドウーーーーーーーーーーーーン!!
(大口を開け炎のレールガンを放つ煌黒龍)
オクサーヌ「大剣で正解だったわね」ザシュン(テスカブレイドでガード姿勢をとる)
バギャアアアアアアアアア!!
(テスカブレイドの刀身に膨大な熱量が衝突し、太陽フレアのような爆発現象をあげる)
オクサーヌ「ふぬぬぬぬぬぬぬぬ・・!!」バギャアアアアアア
BBB「ぷはぁ~~~!!」ざぷぅ~ん(氷海となった水面から顔をだす黒猫とその主人)
UBU「まるで温泉じゃない!あとでゼルベっちゃんをぶん殴ってやる!!」ぶるぶるぶる(顔を水面から出し、顔面の水をふるい落とす)
カイルス「うおっぷ!!」ざぷぅ~ん(背中にソネルを、胸に大猪を抱きかかえながら水面に浮上してくる)
UBU「ジョーさん!!」
ソネル「大丈夫だ。気を失っているだけだ」
カイルス「とにかく上がろう。こんな生ぬるい風呂に浸かってたら風邪引いちまう」えっぷし
「げおげお」
UBU「ほえ・・・」ぷかぷかぷか
ルー「げおげお」(近くの氷上で尻尾をぱたんぱたんさせながらこっちを見ている)
BBB「4号!いいとこに来たぜ!俺達をすくいあげてくれ!!」ぷかぷかぷか
ルー「め、おっ」
しょっぱぁーーーーーーーん
(長い舌を伸ばし、水面上の黒猫をぐるぐる巻きにして、瞬く間に口元に吸い戻す)
BBB「サンキュー。4号」シュタッ
カイルス「霞龍!こっちも頼むぜ!」ぷかぷかぷか(大猪を抱き、背中には二人のハンターをおぶって浮いている、びしょぬれで鼻を垂らした金獅子)
ルー「め、おっ」
しょっぱぁーーーーーーーん
(金獅子の顔面に巻き付く長い舌)
カイルス「いてぇ」(顔が舌でぐるぐる巻にされ、目が見えない)
UBU「我慢なさいな。ラージャンでしょ」(根拠の無い説得をしながら金獅子に抱きつく)
ずおーーーーーーーーん
(顔面を軸に舌で牽引され、氷上に戻る金獅子とその一行)
UBU「ジョーさん!ジョーさん!」ゆさゆさ(シビレ罠にかかった時みたく、ぽっこりお腹を天に掲げたまま仰向けになっている大猪を揺する)
ジョー「おえ~~~~~」めろめろめろめろ(逆さになったまま口元から大量の水を吐く)
UBU「良かった・・・」ふぅ~
ソネル「あっちはそうもいってないみたいだぞ」ちら
UBU「ほえ・・・・」
バギャアアアアアアアアア!!
(遠方で煌黒龍が口から放つフレームレールガンを、プラズマ反射させながら大剣ガードしている白いドレスの少女の小さい後ろ姿)
カイルス「俺達を守っているのか・・!」
UBU「オクサーヌ・・・・4号!ここから離脱する!!カイルス、ジョーさんを4号の背中に乗せて!!」
ゼブル「いつまで持ち堪えることが出来るか・・・見ものだ」ガアアアアアアアアア(レールガンを吐きながら心象の声を反響させる)
オクサーヌ「あら・・これも指導のうちよ・・?」バギャアアアアアアア(フレアの発光を顔にを受けながら微笑む)
どすんどすんどすんどすん!!
(オクサーヌが位置する後方から側面に向かって走り去る霞龍(ジョー、UBU、ビーが搭乗)と金獅子(ソネルをおぶったままナックルウォークで疾走))
BBB「さすが本場の龍使徒ってところか!それともゼルベスの耐久度を褒めるべきか!?どっちにしても同じ大剣使いとして、よぉ~く見ておくんだな!!」(踏ん張るオクサーヌを眺めている)
UBU「あのガード強化・・・あたち真剣に似てるかも・・・」
ゼブル「仲間ごと吹き飛べ」ガアアアアアアアア(首を傾け、放射の向きを遁逃するUBU達にロックする)
オクサーヌ「ふぬぬぬぬぬぬぬぬ!!」バギャアアアアアアア(放射の向きに合わせながらガードを続ける)
ソネル「やっぱりだ!オクサーヌは俺達を守ってくれている!!」
UBU「4号!もっと加速を!!」
ルー「げおげお」
ジョー「戦闘でかなり疲労しているようだ」
カイルス「俺達がいる限り、あのちびは攻撃出来ねぇぞ!!」ドスンドスンドスン!!
BBB「注意をそらしゃいいんだろ?」ザッ(霞龍の背中に立ち上がる)
UBU「ビー!!」
BBB「安心しろ。俺には属性攻撃はねぇから、野郎にエネルギーをくれてやる心配はねぇ。膨大な物理攻撃の一発をかますなら、奴が隙を見せてる今がチャンスだ」バッ(並走しているカイルスに飛び移る)
カイルス「なんだよ!?今の俺は転移出来る電力は残ってねぇぞ!!」ドスンドスンドスン!!
BBB「馬鹿力は健在だろ!?ぶん投げろ!!おめぇの仲間の砕竜は難なくやってのけたぞ!!」タシッ(ネコ式突撃隊の要領でぶっとい金獅子の右腕にしがみつく)
カイルス「そうかよ!!だったら・・・・」
ザザ~~~~~(ビーの掴まる右腕を天に掲げながら、氷上を華麗にUターンブレーキする。ソネルは振り落とされないよう、カイルスの首を背後から両手でしっかりと掴んでいる)
カイルス「ぶちかましてこいやぁああああああああ!!!!」ブーーーーーーーン
BBB「ひょおおおおおおおおおおお!!」ギュオオオオオオオオオン
ゼブル「いくら剣の耐久度が強くとも、力勝負では勝てまい」ガアアアアアアアアア
オクサーヌ「まったく・・ルーったら何してるのかしら・・!」バギャアアアアアアア
ヒョウーーーーーーーーーン!!
(オクサーヌの頭上を弾丸の様な黒い影が通り過ぎていく)
オクサーヌ「!?」
ゼブル「一気に勝負をつけてやろう」ガアアアアアアアアア
「ヘイ!!トサカ野郎!!」
ゼブル「!!」(右腕を振りかぶった黒猫が、剥き出しになった左眼球に投影される)
ブシュウウウウウウウウウウ
(その眼球を全身で突貫する黒猫)
ゼブル「グワアアアアアアアアアアアアア!!!!」クラッ・・
オクサーヌ「ありがとう♪元チャンプの黒猫さん!!」
ショウーーーーーン(テスカブレイドにまとわりついた炎を振り解く様に、大きく薙ぎ払う)
オクサーヌ「さぁ、今度はあなたの出番よ!!」グオーーーーーーン(強溜めモーションの逆斬り上げ前の体勢にに入る)
ブオオオオオオオオオン!!
(テスカブレイドの刀身から発せられる赤紫色の龍焔)
BBB「うえ・・気持ちわりぃ・・・」べちょり・・(眼球の中から顔をだす)
オクサーヌ「ハァアアアアアアアアアアア!!!!」
バギョーーーーーーーーン!!
(全身から迸る溜め完了の派手なエフェクト)
BBB「いっあの野郎、俺も一緒に殺す気か!?」バッ
(全身に鮮血を纏ったまま慌てて飛び降りる)
オクサーヌ「お返しよぉおおおおおおおおお!!!!」
ゴオオオオオオオオン!!
(大きく斬り上げたテスカブレイドから放射される龍焔状の怒涛の剣圧)
ゼブル「!!」ゴオオオオオオオオオ!!(爆炎により顔が赤く照らされる)
バギャアアアアアアン!!
(残された天角を砕き散る龍焔の剣圧)
ゼブル「ギャアアアアアアアアアアアア!!!!」ンボオオオオオオオオオ!!(折れた天角の根本を根絶やすかの如く燃え続ける龍焔の業火)
オクサーヌ「お見事♪」
「凄いぞ。ゼルベっちゃん」(テスカブレイドが喋ったっぽい)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
3/4(金)0時更新 え~んえ~んなんにも決まってないよぉ~間に合わないよぉ~
をお送りいたします♪泣いても書かなきゃ誰も助けてくれませんそしたら次回も泣こう
笑おう
怒って読もう
絶対王者に紅蓮砦蟹の来襲♪MHO
おひなさん 虎視眈々と 五人囃子
どうぼ。あた門童菱餅(ひしもち)です


そんだこんだで今日は先日豪華なアップデートをかましたというMHOの話題から

ついに絶対王者こと轟竜が狩猟解禁



http://mho.qq.com/webplat/info/news_version3/5499/5500/5501/5502/m4028/201603/436789.shtml

http://mho.qq.com/act/a20160224ver/p1.htm
個人的に砦蟹を推しメンの一頭にあげている作者としては、燃える砦蟹の存在は実に妬ましい限り・・!!その異形な存在をもっと早く知っていれば、火の国の戦いに参戦してもらったのに・・


パシフィック・リムに出てきてもおかしくはない砦蟹の圧倒的な存在感(未だに作者は「The Mist(2007)」の「ラスボス」は砦蟹だと信じています)なのですが、その素材から作られる武具の装飾が、どこか中国の古代文明を象徴する青銅器に似たものがあり、実にMHOの世界観にマッチしていると思います。本家ではすっかり影が薄くなってしまった砦蟹(MHXではファンサービス程度の「遺骸」として登場・・。ヤングハンターはもはや砦蟹の存在すら知らないかもですね



そしたらさ、今日も・・

たん(左)タァ~ん(右)
ばいばいよ




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
3/6(日)0時更新 「さぁ。お食べなさい」の巻
をお送りいたします♪ほんだらば本タラバ、次回も読もう



「さぁ。お食べなさい」の巻
ンボオオオオオオオオ!!
(折れた天角の根本を根絶やすかの如く燃え続ける龍焔の業火)

ゼブル「ギャアアアアアアアアアア!!!!」
ソネル「やったぞ!かなり効いてるみたいだ!」
オクサーヌ「これでエレメンタルチェンジはおろか、忌々しい天災も起こせなくなったんじゃない?」うふふふ♪
??「両角完全部位破壊ってやつか」
オクサーヌ「あら。さっきはありがとう。助かったわ♪」

BBB「勘違いすんな。俺は主人と親友を守る為にやっただけだ」(いつの間にか傍らにいる、全身血みどろの黒猫)
オクサーヌ「やだ、汚い

BBB「全くだぜ。早く温泉に浸かりてぇ(くんくん)なぁ、それより俺もこの禁忌のモンスターの血を飲めば、おめぇらみたいな伝承上のグレートパワーを手にすることが出来るか?なぁ」ぺちょぺちょ(のお腹の毛を両手で触ってる)
オクサーヌ「どうかしら。確かなのは誰でもそうなるわけじゃないってこと。肝心なのは適合性じゃない?ね、暴食の化身さん」ちら
ゼブル「何故だぁあああああああ!!ダークマターを取り入れたはずの我が力が、何故あんな小娘にィイイイイイ・・!!」ンボオオオオオオオ
オクサーヌ「未知なる星間物質をたぁ~くさん含んだ隕石をまるごと食べたって、その原子ひとつひとつがあなた自身に適応しなきゃ、なぁ~んにも意味がないってこと。力が漲った様に感じていたのは、単に隕石に含まれた無機物が、一時的なエネルギーを作り上げていただけなのよ」
ゼブル「なっ・・・・!!」
オクサーヌ「きっと他の怪魔は、あなたを被験体にしたのね。隕石を食したことで、偉大なるユニークスキルを得られたモンスター同様、禁忌のモンスターにそれを与えたらどうなるか。そんな目論見を知らずに一時的なエネルギーを得たあなたは、お調子に乗って天災を起こしまくり、この火山一帯にディザスターバリアを張ることで、火の国を完全な暗黒商会の独立国家にすることで、自分を復活させてくれた残りの怪魔への信頼を示すことにした・・・けど残念。結果としては、あなたは不適合者だったってわけ。つまりその時点で仲間に見捨てられたのよ」
ゼブル「!!」
オクサーヌ「お得意のテレパシーで残りの怪魔に話しかけてみたら?きっと「通信不可」になってるはずよ」
ゼブル「・・・・・・・・・・・・。馬鹿な・・・そんなはずがない!!!!」
オクサーヌ「ギルドも同様。かつて神食いとして畏れられたあなたは、大いなる粛清を受けた時点で死に絶えたのよ。怪魔として復活した後のあなたは、自身のレプリカから煌黒龍アルバトリオンとしてギルドに認知される様になったけど、邪龍と特定はされなかった。それっていちエルダードラゴンとして、あなたに禁忌のモンスターとしてのインテンシティが足りなかったからじゃないの?」
ゼブル「黙れぇええええええええええええ!!!!」グワァーーーーーーン

BBB「バカ野郎

オクサーヌ「そんな理知的な感覚、あいつには最初っからないのよ。あるのは醜い貪食性だけ。だから単細胞で馬鹿なのよ」グオオオオオオオ

BBB「呑気言ってねぇでなんとかしろぉおおおおおお

グン

BBB「お?」
オクサーヌ「主人の下にお帰り」にこ

BBB「って、よせぇえええええええええええ!!」ブオーーーーーーーン

ダシャーーーーーーーン

(同時に銀盤上に叩きつけられる煌黒龍の掌)
ソネル「オクサーーーーーーヌ!!!!」ダッ


カイルス「バカ!行くんじゃねぇ!!」ダッ


ジョー「追うか?」ブルブルブルブル


UBU「待って・・・・あれを!!」たしっ

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
(銀盤を叩きつけた煌黒龍の掌が、ゆっくりと浮上していく)
オクサーヌ「ふぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ

ジョー「なんて力だ・・!」
UBU「違う・・・あれはテスカブレイドの・・・ゼルベっちゃんの力をオクサーヌが引き出しているんだ!!」
ゼブル「龍使徒めぇえええええええ!!!!朽ちよぉおおおおおおおお!!!!」グン

オクサーヌ「ガード強化・・・・ヘクトドライブ!!」バショーーーーーーン

ジョー「龍属性エネルギー!!」
BBB「おい、しかもあのガード強化のグレードアップって、似てねぇか!?」
オクサーヌ「い~~~~~~~っしょ


UBU「やっぱりだ・・・あたち真剣と同じだ!!」
オクサーヌ「ちょいやぁあああああああああああ!!!!」
グオーーーーーーーン!!
(一気に巨大な掌を圧し返す小さな白いドレスの少女)
ゼブル「グワァアアアアアアアアアア!!!!」ジュウウウウウウウ

BBB「ザマァねぇな!ゼルベスの大剣の温度で火傷してやんの!!」
UBU「聖痕・・・ならぬ龍痕・・・・」
ゼブル「貴様ぁあああああああああ!!!!なにをしたぁあああああああああ!?」ンボオオオオオオオ

オクサーヌ「グレートパニッシュメント。あなたにはもう一度、おしおきが必要なようね」ガイン

UBU「あれが・・・龍使徒、オクサーヌ・ヴァレノフ・・」
ゼブル「小娘如きにぃいいいいいいいいいいいい!!!!!」ボウン

オクサーヌ「確かに小娘かもしれない。でも・・」ボオオオオオオオオオ(襲いかかる火球)
ガオオオオオオオン!!
(オクサーヌの目の前に勇ましく現れたカイルスとソネルが、それぞれ豪腕とドリルランスの盾をもって、その火球を煌黒龍に向かって弾き返す)
オクサーヌ「狩猟は一人でやるものじゃないのよ♪」くす
バショオオオオオオオオオン

(弾き返されたフレアを顔面に喰らうゼブル)
ゼブル「おのれぇえええええええええ!!!!」シュウウウウウウ(自分で放ったフレアの火属性エネルギーを口から吸収している)
ソネル「今だ!!オクサーヌ!!」
オクサーヌ「ほいさ。金獅子さん、ちょっとこれ持って」ひょい

カイルス「ん・・・おおおおおお!?」グーーーーーーーン

オクサーヌ「よっ」しゅと

カイルス「ちっ。またかよ。いくぞ!!」むん

ソネル「いけ!!カイルス!!」
ブオーーーーーーーーーーーン!!
(砲丸投げの様に目の前に立ちはだかる煌黒龍目掛けて、オクサーヌが乗ったテスカブレイドを力一杯放り投げる金獅子)
オクサーヌ「やっほぉ~~~~~~~~~~♪」ギュオオオオオオオオオオン

BBB「やっちまぇえええええええ!!!!」
ゼブル「つくづく曲芸好きな小娘が!!貴様の持つ龍エネルギーごと喰らってやるわぁあああああああああ!!!!」グワン(大口を開く)
オクサーヌ「あら。ボードはあなたの苦手な化合属性に覆われているのよ?」くす
シャッ
(大口の前で刀身を両足の裏で蹴り、更に加速力を与えたテスカブレイドを口内へふっとばす白いドレスの少女)
オクサーヌ「さぁ。お食べなさい」ひょおおおおおおおおおお

ゼブル「!!」
ダショーーーーーーーン!!
(煌黒龍の口内を貫通して後頭部から突き抜ける、龍焔を纏ったテスカブレイド)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
BBB「やった!!」
ジョー「どうだ!?」
ゼブル「・・・・・・・・・・・・・」(左半身が焼けただれた煌黒龍の正面の顔。大口を開けた向こう側の小さな穴から光が照らされ、口内は龍焔の粉塵が発火寸前の状態で蔓延している)
オクサーヌ「・・・・・・・・・・」ひゅおおおおおおおおお

カァ
(ゼブルの開けた大口から放たれる閃光)
UBU「!!」
バショオオオオオオオン
(頭部が一瞬にして弾け飛ぶ)
ジョー「やった!!」
BBB「俺の肉球顔面爆裂脚も真っ青の破壊力だな

チリチリチリチリチリ・・・・
(空中に飛散した肉片が燃え尽きては朽ちて逝く)
UBU「見て!!」
クラッ・・・
(首を失い大人しく四肢をついたままの胴体がゆっくり横に傾く)
ドシャーーーーーーーン!!
(そのまま横転する煌黒龍アルバトリオンの胴体部)
オクサーヌ「わ~お♪」ひゅおおおおおおおお

たしっ

(落下してきた凍土のお姫様を、力強く横抱きでキャッチする火の国のハンター)
オクサーヌ「クエスト達成♪」ぶい

To Be Continued



*お詫びのお知らせ




3/8(火)0時更新 「それが俺の親友だ」の巻
をお送りいたします♪そいだら次回も読もう



「それが俺の親友だ」の巻
ジュウウウウウウウウ・・・・・・・
(頭部を失った巨大な煌黒龍アルバトリオンの胴体が、煙をたて、氷海と化したエリアに転倒している。右腕を包む龍焔が次第に胴体へ燃え移り、更に焦げた煙をもくもくとあげている)
ソネル「終わった・・・・」(オクサーヌをお姫様抱っこしたまま亡骸を見つめているGXハンター装備の狩人)
オクサーヌ「まだよ。火の国のおにいさん」よっと(銀盤上に着地する。その背後からナックルウォークでゆっくり近づいて来る金獅子)
カイルス「心臓を止めない限り、奴は生き続ける・・だったな?」ザッザッザッザッ・・
オクサーヌ「そういうこと。回復力こそ高くはないけれど、放っておいたら、いつまた復活するか分からないでしょ?」
ソネル「だが、一体どうやって心臓を止める?」
オクサーヌ「あら。これが初狩猟のお兄さんは知らないのね?」もそもそ(スカートの中に手を突っ込む)
ソネル「な、なにしてる」かぁ~~~(顔を赤らめ視線を逸らす初なハンター)
オクサーヌ「一流の狩人には、巧みなハンターナイフの捌きも要求されるのよ?」しょりーん(自慢気な顔して、スカートの中から見るからに切れ味抜群な光を放つナイフを取り出す)
BBB「お~~~~い!!やったじゃねぇか!!」とっとっとっとっ(主人と共に、ゆっくりと歩く大猪に跨がり近づいて来る。その背後からは霞龍も歩いてくる)
オクサーヌ「ちょうど良かったわ。これから解体ショーを始めようと思ってたの」
UBU「ほえ・・あのでかいのをバラすの?」
ジョー「心臓にとどめを刺すのか」
BBB「放っておいても平気じゃねぇ?あの調子じゃ、心臓も燃え尽きちまうだろ」ンボオオオオ・・・・(静かに煌黒龍の胴体を包み込んでいく炎を眺めている)
オクサーヌ「たぶんね。でも、心臓を一突きするのはお兄さんにやってもらいたいの」ちら
ソネル「・・・・・・・・。分かった。俺の手で終わらせよう」チャッ(半壊したドリルランスを抜く)
オクサーヌ「それからUBUちゃんも。見届けていなさい」ザッ
UBU「ほえ・・・」
BBB「まったく偉そうな奴だぜ。お前も気をつけろよな?あいつみたいに、血石ばっかり食べ過ぎると強くはなるかもしれねぇが、尊大になる可能性が・・」スコーーーーン(足下に突き刺さる麻痺投げナイフ)
メラメラメラメラメラ・・・・・
(煌黒龍の胴体を包み込む赤紫色の炎に照らされる一同。フィールドの空は暗くなり始めている)
BBB「あんだか気味わりぃ儀式でもおっ始めるみたいでゾクゾクするぜ早いとこ心臓をやっちまえよ」パチパチパチパチ・・・(甲殻が燃えていく音がする中、主人の背中に隠れながら見ている)
ソネル「ああ・・・だが、どのあたりだか・・・」パチパチパチパチ・・・
ルー「げばげば」
UBU「うん・・ほんと、げばげばに燃えてるねぇ・・・」パチパチパチパチ・・
ジョー「オクサーヌ・ヴァレノフ。疑問がある」
オクサーヌ「なぁ~に?」パチパチパチパチ・・(燃え盛る炎の中を覗くように見ながら答える)
ジョー「バロンの仮説に基づけば、禁忌のモンスターと呼ばれるこの龍達が、自らの脅威になる龍使徒を探す為に、自らのレプリカを固定エリアに派遣していると言ったな?」
オクサーヌ「まぁね。このあたりかしら・・」パチパチパチパチ(ソネルと共に燃える胴体部を観察している)
ジョー「ならば連中は当然、このUBUの存在も知っているということだな?」
UBU「・・・・・・・・・・」パチパチパチパチ・・・(背中からはみ出る煌黒大剣アルレボの刃が、龍焔に照らされ神秘的な輝きを見せている)
BBB「この大剣が証明するように、こいつはゼブルのレプリカを相当討伐してるしな。でもよ、こいつの存在を知ったからって、なんだってんだ?龍使徒の資質を持つ者を、片っ端から根だやすつもりなら、なぜ生かしておく必要がある?」
オクサーヌ「う~ん・・・それはねぇ・・・」パチパチパチパチ・・
グオン!!
(燃え上がる胴体が一瞬にして反転し、起き上がる)
ゼブル「それは我が答えよう」メラメラメラメラメラ(燃え上がる両翼を開いた不気味な首なしの煌黒龍が、心象の声をエリアに響き渡らせる)
ソネル「!!」バッ(ランスを構えたままバックステップする)
BBB「ほら見ろ!早くやっちまわねぇからだぞ」ささっ(主人の背中に隠れる)
オクサーヌ「あら。首なしのガーグァが、一年足らず生き延びたって話は聞いたことあるけど・・今度は腐食の煌黒龍として名を残すつもりかしら」(まったく動じず見上げている)
ゼブル「龍使徒などただの道標に過ぎん」メラメラメラメラメラ
UBU「道標・・・」
ゼブル「そうだ。龍使徒がその資質を開花させれば、やがて祖龍と共感し合い、奴の実体を降臨させることになる。我が契約を交わした奸邪は、その瞬間を大陸の終焉とみなし、祖なる者を殺すという」メラメラメラメラメラ
オクサーヌ「くっだらない。それが本当ならとっくにあたしが・・」ズイッ(言葉を遮るようにUBUが前に出る)
UBU「答えろ!!お前が契約を交わした者とは誰だ!!」
ゼブル「それを貴様が知り、世界がどう変わるという?今はまだ名も無き、たかが狩人風情の小娘よ」
UBU「そのちっぽけなハンターが、あんたを見切った老いぼれ邪龍を殺すと決めたからよ!!」
ゼブル「死滅を望む哀れな生命か・・。いいだろう、心して聞くがいい」
UBU「ペッ」(中指を立て、唾を吐くことで返答する)
ゼブル「我が契約を交わしたのは・・」メラメラメラメラメラ・・
UBU「・・・・・・・・・」パチパチパチパチ・・
ゼブル「絶望を喰らう者。黒龍マモーナスだ」
BBB「黒龍・・・」
ジョー「マモーナス・・・」
UBU「うふふふふ・・・・あははははははは!!」
ソネル「UBU・・?」
UBU「やっと辿り着いた」フッ(俯き、蒼い前髪で顔を伏したまま、不気味な笑みを浮かべている)
オクサーヌ「・・・・・・・・。それで?その黒龍の実体は何処にあるのかしら?」
ゼブル「その答えを求めたければ、貴様らが龍使徒としての資質を覚醒させ、祖龍を呼び起こせ。最も・・・その前に我が貴様らを根絶してやるがな!!」グワッ(燃え上がる左腕を振りかぶる)
オクサーヌ「だって。少しは怒っていいのよ?UBUちゃん」やれやれ
UBU「怒る・・?あたしはいつだって静かにそうしてるわ」ガイン(下を向いたまま、紫洸を放つ煌黒大剣を抜く)
ゼブル「朽ちて消えろぉおおおおおおおおお!!!!」グオオオオオオオオン!!
UBU「どいつもこいつも・・・煩いってのよぉおおおおおおおおお!!!!」ガシッ(アルレボを構える)
ザショーーーーーーーーン!!
(UBUの全身を爆発的に包み上げる赤紫色のオーラ)
ゼブル「なっ・・・!!」ピタッ・・(左腕を振り下ろすのを止める)
ソネル「あれは・・オクサーヌと同じ・・!」
BBB「やったぜ!怒りでアルティメットモードを自己発動しやがった!!」
オクサーヌ「正確には、アルレボの持つ龍属性を借りただけ」
ジョー「だが、これで龍使徒は二人・・・」ちら
オクサーヌ「練習相手にはちょうどいいかもね」ふぅ~
ゼブル「虚仮威しを・・・朽ちて大陸の記憶から忘却されるがよい!!目障りな微生物め!!」ズオーーーーーン(再び火だるまの豪腕を振り下ろす)
UBU「お前だっつーのよ!!ヘッドレスホースメン!!」ガシッ(片膝をつき、低い姿勢でアルレボと青い番傘を両手に大きく広げる)
バショーーン・・バショーーーン!!
(翼の様に広げた二本の大剣に宿る溜めモーションのエネルギーオーラ)
オクサーヌ「ほほぉ~。珍妙なことを考えつくのね、あなたの隣人って」グワアアアアアア(迫り来る巨大な炎の豪腕)
ジョー「常軌を逸したハンター。それが俺の親友だ」
ルー「げおっ」
BBB「殺せぇええええええええ!!UBU~~~!!」
バオオオオオオオオオン!!
(二本の大剣から発せられる爆発音の様な溜め完了のサイン)
UBU「ちょえらぁあああああああああああ!!!!」
ザシャアアアアアアアン!!
(クロスするように斬り上げられた二本の大剣から、龍属性を帯びた十字型の剣圧がゼブルの左腕を呆気無く削ぎ落とす)
ゼブル「なっ・・何故だ!?純真な龍属性エネルギーをなぜ吸収出来ない!!」ボオオオオオオオ(一段と胴体を包む龍焔が猛り狂う)
オクサーヌ「だから無能で馬鹿だっていうのよ。ぱっと見でも、メガジュール以上もの膨大な龍属性エネルギーを一気に吸収しようなんて、いくらあなたでも無理な話ってわけ。どうして邪龍共があたし達を恐れるか、これではっきりしたんじゃなくって?」やぁ~ねぇ~
ゼブル「おのれ龍使徒めぇええええええええええええ!!!!」グオン!!(三本になった脚で前傾姿勢になり、燃え盛る全身ごと突っ込んでくる)
UBU「ほんっと・・しつこい」暫(番傘を銀盤の大地に突き刺す)
ジョー「UBU!!」
UBU「決して復讐の怨嗟に身を汚すことのなく、その罪業を消し去り給え・・」スッ・・(アルレボの柄を両手で持ち、大きく頭上に掲げる)
オクサーヌ「なんの引用かしら?」はて
ソネル「火の国に古来より伝わる祈祷の一種だ。我が子を生贄に捧げてしまった自分自身を許せない親に、少しでも慈悲の心を与える為の・・・だが、どうして彼女が・・」
ゼブル「まとめ消えろぉおおおおおおおおおお!!!!」ズシャアアアアアアア(燃えたぎる煌黒龍の胴体が銀盤上を急滑走してくる)
UBU「次の斬撃で、火山の絶望を打ち砕く」キッ
ズオーーーーーーーーーン!!
(頭上に掲げたアルレボがより紫洸を放つ)
BBB「なんだ!?」
オクサーヌ「煌黒大剣が・・UBUちゃんを主だと認めた・・」
ジョー「どういうことだ」
オクサーヌ「つまり、ゼブルの潜在意識が・・・忠誠を誓った証拠・・!」
ルー「めおっ」
UBU「大陸を貪り喰らうものよ!!地に還るがよい!!」
斬
BBB「・・・・・・・・・・・」
オクサーヌ「・・・・・・・・・・・」
ジョー「・・・・・・・・・・・・」
ザギャーーーーーーーン!!
(兜割りの如く、大きく振り下ろされたアルレボの強大な剣圧により、衝突寸での所で正面から一刀両断される業火の化身)
カイルス「やりたがった!!」
ボオオオオオオオオオオ!!
(絶望の悲鳴を上げ、一同の両脇を燃えながら豪快に滑走していく、二分された煌黒龍の胴体)
オクサーヌ「あそこ!!お兄さん!!」ゴオオオオオオオオ(横を通り過ぎていく半分になった胴体から何かを捉えた様子で叫ぶ)
ソネル「!!」
ンボオオオオオオオオオオオ!!
(通り過ぎていく胴体の側面部から、巨大な心臓が見える)
ドックン・・ドックン・・
ソネル「これでおしまいだ!!バアル・ゼブル!!」ガッ(半壊だが槍先はまだ生きているドリルランスを槍投げの様に持つ)
ドシューーーーーーーーーン!!
(疾走していく心臓部目掛け、渾身の一振りでランスを投げるソネル)
ソネル「いけぇええええええええ!!!!」
ブシューーーーーーーーーン!!
(炎の壁を突き破り、未だ蠢く巨大な心臓に突き刺さるドリルランス)
オクサーヌ「!!」
ゴオオオオオオオオオオ!!
(そのまま一同の下を通り過ぎていく煌黒龍の左半身)
ソネル「頼む・・・・アルル・・!!」
ギャアアアアアアアアアア
(銀盤エリアに響き渡る断末魔の叫び)
オクサーヌ「やったわ!お兄さん!!これでゼブルもおしまいよ!!」
ソネル「ジャバルサマーンにぶつかるぞ!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!
(半壊になった氷山の壁に向かって、銀盤上に炎の軌跡を描きながら突っ込んでいく、生気を完全に喪失した2つの燃える肉の塊)
ダギャアアアアアアアン!!
(氷壁に衝突し、木っ端微塵に肉片が飛散する)
BBB「おえ・・・俺、しばらく肉食いたくねぇかも」
ルー「げおげおばー」(同感)
カイルス「山を見ろ!!」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(氷山と化したジャバルサマーンが大きく揺らぎ始める)
ジョー「おい、この展開ってまさか・・」
UBU「ありゃりゃりゃ」パキョーーーーーン(全身を包む紫洸が弾け散る)
カイルス「まただ。またこの展開だ。お前らといると、こんなのばっかりだ!!」むんず(文句を言いながら、ソネルの襟首を持ち上げ、背中に乗せる)
ソネル「俺は慣れてきたぜ?お前のあったかい、この毛皮のシートにな」にこ
ルー「げお」
オクサーヌ「ほんと。大陸って飽きないわね」バッ(霞龍の背中に乗る)
BBB「つべこべ言ってねぇで離脱するぞぉ~!!」バッ(主人と共に大猪の背中に跨る)
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(絶望の銀盤エリアの俯瞰。下から崩落していく巨大な氷山を背中に、一直線に遁逃する三頭のモンスター)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
カイルス「くそぉ~!!おめぇらとの遊びはこれで最後だからなぁ~!!」ゴゴゴゴゴゴゴ(背後から迫り来る巨大な氷塊)
ジョー「ちょうどいいじゃないか。遊興を締めくくる最後の大イベントだ。なぁ、UBU」ズドドドドドドド
UBU「GOGO♪」げおっ(それに同調する様に、並走する霞龍が鳴く)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
3/10(木)0時更新 なぁ~も決まってねぇです
をお送りいたします♪そんだらば次回も鬼みたいな顔して読もう見よう
巨大組織に潜り込もう