アンジェリカ「きじんがとつほうおうぱあれんげき・しゅ~?なにそれ」ぱちくり
カーブー「ハッハッハッハッハッ!どうだ?カッコイイネーミングだろうに。ちょっと「しゅ~」の発音が違うけどな。その言い方だと、収集がつかないの「しゅ~」と同じだぞ?ま、どっちでも正解だがな」うわははははは(のどかな渓流エリアの岩場に腰を下ろし、なんか豚まんみたいの(ファンゴまん)を食べながらわろうている)
アンジェリカ「どうして男の子って、そういう訳の分からない漢字を並べるのが好きなの?」よっ(彼氏の横に腰を下ろす)
カーブー「いいか?アンジェリカ。東方の方では漢字の「漢」は「おとこ」とも読むという。つまりはそういうことだ」うわははははは(豚まんの「具」を口から飛ばしながらわろうている。それが顔面にかかるアンジェリカ)
アンジェリカ「意味わかんない。その「なんとかかんとか、しゅ~」っていうのは、幻竜おじさんから教わったっていう「なんとかしんざん」っていうのと同じ剣技なんでしょ?」
カーブー「川村流太刀真山だ。クソ親父から習ったのは癪だが、俺の太刀真山はあくまでも俺なりの我流太刀真山だ。いわば、「俺真山(おれしんざん)」ってところかな。俺なりの。俺真山」ぶわはははははは(すんごい「具」を飛ばす。正直見てられないほどの汚らわしさ)
アンジェリカ「ばっかみたい・・。それで?その俺なりの剣をいつ使うわけ?村クエストのひとつもしないでゴロゴロしてばっかりなのに」
カーブー「そうさのぉ~・・・お前が窮地に陥った時にでも使ってやるか」ぬわはははははは(ネギがすっ飛ぶ。アンジェリカの頭に当たる)
アンジェリカ「なにそれ。大丈夫だもん。あたし、カーブーの世話になんてならないから♪」ササササササ(カーブーの足元に素早く「VSシビレ罠」を仕掛ける)
カーブー「うわはははははは!!こ、こ、こいつめぇ~~~~~」ビリビリビリビリビリ(激しく痙攣しながらわろうてる)
アンジェリカ「もしもその「なんとかしゅ~」や「俺なりの」が敗れたらどうするの?」ササササササ(カーブーの座ってる岩場の後方に落とし穴を設置する)
カーブー「そ、そ、そ、そういう時こそ、愛と友情、熱血、ど根性!たまに哀愁、気まぐれ男道!!なんてな。敗れた時こそ、得るものがある!生きていればこそ!新しい力を身につけるまでさ!!」ビリビリビリビリビリビリ(限界が近いのか、顔が真っ青+よだれがひどい)
アンジェリカ「とか言って、カーブーは自信家だもんね。負けた時のショックを引きずらなければいいんだけど」つん(動けない彼氏のデコを人差し指で押して後ろに倒す)
カーブー「そう簡単には負けないさ、あはははははは」どしゃ~~~ん(笑いながらゆっくり後方に倒れ、全落選手権ばりに落とし穴に「イン」していく)
アンジェリカ「ならいいけど。おほほほほほほほほ」
カーブー「そうさ。あははははははははは」(穴の中から笑い声だけが聴こえる)
おほほほほほほほほ
あはははははははは
カーブー「愛と友情、熱血、ど根性!たまに哀愁、気まぐれ男道!!見せてやるぜ!!俺の真骨頂!!略して俺真!!」スオンスオンスオンスオン!!(カーブーの全身から沸き起こる龍属性オーラ)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ガイウス「人が・・・龍の力を授かった・・!?」
すあま「なんや!?川村先輩の体が赤紫色の闘気に覆われとるで!!」
夜叉亥「なんと・・・防具に龍属性エネルギーを注入させただと・・!?」
ササユ「川村君、すっかり元気になったみたい」ほっ
スオンスオンスオンスオン!!
(カーブーのバンギスコイルから紫紅色のオーラが漲っている)
カーブー「そうさ。敗れたら勝つまでやるのが川村流。新たな力を身に着けた今、もう一度、挑戦してやる!!そうだろ!?アンジェリカ!!」スオンスオンスオンスオン!!
バサ雄「ねぇスサノオ君、カーブー先輩から感じるこの力・・俺たちと一緒だよ!」
スサノオ「マジかっけぇ・・・さすが、あんまんクソ女とは格がちげぇぜ!!」
UBU「あっそ。だったらこの窮地をあのバカに託してみようじゃないの。あの子の意志がそうさせているようにね」
スオンスオンスオンスオン!!
(龍属性オーラを放ちながら、真上を飛んでいる炎妃龍を見上げるカーブー)
ルナストラ「あのハンターから感じる脅威・・・禁忌レベル・・!?」ブワッサブワッサ・・
ヴラドレン「・・・・・・(あの力・・・似ている・・・棟梁と同じ、龍の力・・!!)」
ゼット「やい、ヴラドレン!さっさと書士隊を連れてこい!!」ブワッサブワッサ
ヴラドレン「ああ。その前に、確かめなきゃならないようだ」ザッ(すっかり外が丸見えになってしまった窓側の壁穴から外に出ようとする)
ゼット「はぁ!?何を言ってやがる!!」
ヴラドレン「・・・・・・・・・・・・・」ちら
ササユ「・・・・・・・・・・・・」(安堵の表情で目下のカーブーを見つめている)
ヴラドレン「あの男が彼女にとって相応しい狩人かどうかをだ」ザッザッザッザッ・・
ゼット「はぁ?」
ザッザッザッザッザッザッ・・・
(龍のオーラを放つカーブーに歩み寄っていくヴラドレン)
カーブー「来たな。バベンコ」
ヴラドレン「その力・・一体何をした?」
カーブー「チャンピオンベルトに闘魂を込めた・・とでも言おうか」フッ
ヴラドレン「ヘルム越しに発する気迫・・すっかり自信を取り戻したようだな」ゴイン(クリムゾンゴートを抜刀する)
カーブー「とんだ狼狽を披露した。カオスカーブーとでも言おうか・・今度は・・・ゴッドだぞ?」フフ・・(と、腰に携帯したユクモノノダチの柄にそっと右手を当て、抜刀体勢に入る)
ヴラドレン「そうかい。なぁ、前々から聞きたかったんだが、なぜ獲物(太刀)を腰に?」スッ・・(両手で握った大剣を頭上に大きく振りかぶる)
カーブー「とある剣豪が師の命を奪ったように、同じ構えにてその仇を穿つ為・・・そして俺もまた密かに腕を磨いてきた」(抜刀体勢で標的を捉えたまま話す)
ヴラドレン「居合い斬り・・・さっきの曲芸を二度破ってみせたように、俺の一撃は速く、そして重いぞ?それを承知の上で真っ向から打ち合うつもりか?」
カーブー「曲芸ではない。師から授かった龍の型という剣技だ。今度もそれでいく」
ササユ「川村君・・・バベンコさん・・・・どうして二人が喧嘩しなければならないの・・」
ガイウス「私の責任だ」ザッ(窓を見下ろすササユの肩を掴む)
ルナストラ「ようやくご同行してくださる気になりまして?」ブワッサブワッサ
ガイウス「川村!!バベンコ!!私が行けばそれで済むこと!!そなた達が刃を交える必要はない!!」
ヴラドレン「ガイウスさん・・・もう遅いんすよ」グッ(振りかぶる大剣の柄を握る力が決意と共により強くなる)
カーブー「事情はよく分からないが、あんたとあの炎妃龍をここで撃退させればいいんだろ?そうすればクエスト完了とみた」
ヴラドレン「お前にとってはな・・」
カーブー「ん・・?」
ヴラドレン「来い。またさっきと同じようにぶった斬ってやる」
カーブー「大した自信だ。だが、過信ではない本物の実力であることは認めよう」
リカ「川村先輩・・大丈夫かなぁ・・・」どきどき
ザンコ「やる時はやるお方ですわ。今度は・・大丈夫!」うん(主人の勝利を自分に言って聞かせるオトモアイルー)
ヴラドレン「・・・・・・・・・・」ちら(大剣を頭上に大きく振りかぶったまま後方を顧みる)
ササユ「・・・・・・・・・・・」(祈るように二人を見つめている)
ヴラドレン「お前、ササユさんのことは好きか?」
カーブー「ん?突然何を言い出す。そりゃ友人としては・・」
ヴラドレン「ああ、もういい。これ以上、あの人が思い悩む姿は見たくない。しかし、安心したぜ。どうやら両想いはなさそうだ」フッ
カーブー「??」
ヴラドレン「さぁ、来い(ササユさん。悪いがあんたの想い人を今一度、ぶっ倒す!!)」ギュッ
カーブー「・・・・・・・・(アンジェリカ。俺はどうやら土蔵さんの教えてくれた龍の型に頼り過ぎていたようだ・・。川村流。今度は俺なりの龍の型で勝負だ!!)」ジリッ
ジュニャーナ「お互いに次の一撃で終わらせるつもりですね」
UBU「みたいね。でもいいんじゃない?男って・・ハンターって、そういう自演が好きだから」
ササユ「川村君・・・・・」
カーブー「いくぞ!!龍意六合!!」
ゾウウウウウウウン!!
(バンギスコイルから放たれる龍属性エネルギーがユクモノノダチの鞘に乗り移る)
ジュニャーナ「龍の力が・・」
UBU「宿った・・!」
ヴラドレン「何をしようが今度も同じ。ここでお前の無謀を今一度知らしめ、あの人の心変わりを期待しよう。
ハァアアアアアアアアアア!!!!」
バショオオオオオオオン!!
(クリムゾンゴートを振りかぶったヴラドレンに闘気が猛る)
すあま「またや!!また叩き割るつもりや!!」
夜叉亥「見せてみろ・・川村・・!お前の成長した姿を!!」
ササユ「川村君!!頑張ってぇええええええええ!!!!」
カーブー「ウッス」
ザアアアアアアアアアアン!!
(気迫の居合い斬りをもって龍の爪の如く鋭い剣圧を放つカーブー)
ガイウス「あれは・・!!」
ルナストラ「やはり・・・禁忌の力・・!!」
ヴラドレン「ハァアアアアアアアアアア!!!!」ドギャアアアアアアン!!(弾ける気組と同時に大上段から渾身の斬り下ろしを放つ)
ズワアアアアアアアア!!
(向かってくる強大な龍の一撃を一刀両断で絶つ勇者ヴラドレン)
すあま「あかん!!」
夜叉亥「万事休す・・!!」
ヴラドレン「これで終わりにしてやる!!うらぁあああああああああああ!!!!」バショオオオオオオオン(再びマサカリ投法から迅速の溜め斬りをかます)
スサノオ「川村先輩!!」
UBU「一撃目はフェイク・・・」
バサ雄「え?」
UBU「カーブーは逆にカウンターを狙っていたのよ!!」
カーブー「川村流・龍の型!!
気刃牙突鳳鴬覇亜煉激・襲!!」
ズオン!!ズオン!!
ズオン!!ズオン!!
ズオン!!ズオン!!
ズオン!!ズオン!!
(正眼の構えから放たれる神速の連突き)
ヴラドレン「!!」
ギャオオオオオオオオ!!
(放たれた剣圧が一塊となり、巨大な白龍の化身となってヴラドレンに襲いかかる)
ヴラドレン「負けたよ。ササユさん」
グオオオオオオオオオオ!!
(一瞬にして白龍の化身に全身を喰われるヴラドレン)
ササユ「バベンコさん!!」
ドゴオオオオオオオン!!
(そのまま龍の剣圧は巨大校舎の壁に激突して砕け散る)
ガイウス「なっ・・!!」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・(衝撃で校舎全体が揺れる)
ササユ「バベンコさん!!」バッ(慌てて外に飛び出る)
パラパラパラパラ・・・・
(校舎の壁に背中からめり込んでいるヴラドレン。周囲を覆う衝撃跡は黒焦げになっており、巨大な龍の顔拓を示している)
バサ雄「す・・すげぇ・・」ぽかぁ~ん
UBU「・・ほら・・・またあたちを罵れば?」ぽかぁ~ん
スサノオ「ああ・・。お前と違って川村先輩は・・・・マジですげぇハンターだ!!」
カーブー「ウッス」シャキーーーーン(カッコつけて背を向けながら納刀を決め込むドボル)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
1/22(日)0時更新 「それでいいっすよね?」の巻
をお送りいたします♪んじゃばったらさ!!次回もまな板片手にタブレットごっこしながら読も見よう
「愛と友情、熱血、ど根性!たまに哀愁、気まぐれ男道!!」の巻
「それでいいっすよね?」の巻
パラパラパラパラ・・・・
(校舎の壁に背中からめり込んでいるヴラドレン。周囲を覆う衝撃跡は黒焦げになっており、巨大な龍の顔拓を示している)
トンコ「いいぞぉ~カーブー!!」
リカ「すっごぉ~い♪少しだけ!ほんの少しだけ、川村先輩のこと見直したましたぁ~♪」
ザンコ「それ見たことかぁ~ですわ!!このこの!!」ぐりぐりぐり(感極まり、リカのこめかみをグリグリする)
カーブー「攻撃中の構えが隙だらけだったから上手くいったが・・もしもあいつの剣をまともに喰らっていたら、今頃倒れているのは俺の方だったな・・」
グラッ・・(壁面から解き放たれるように、前のめりに倒れていくヴラドレン)
ササユ「バベンコさん!!」ダッ
たしっ
(全身でヴラドレンを受け止めるササユ)
ササユ「バベンコさん!バベンコさん!!」
ヴラドレン「・・惚れた理由・・・」(ササユの耳元で呟く)
ササユ「え・・?」
ヴラドレン「ササユさんがあいつに惚れた理由・・・・この体を通して・・・分かった気がするよ・・・」
ササユ「バベンコさん・・・」
ヴラドレン「だから・・・少し休憩・・・」すやすやすや
ササユ「承知しました」にこ
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ゼット「クソバベンコが。あんな奴に負けやがって」ペッ
ルナストラ「そうでもないわ。相手が悪かったみたい」ちら
カーブー「さて・・お次はあの炎妃龍か・・・」
「川村先輩~!!」
カーブー「??」ちら
ドッドッドッドッドッドッ
(スサノオを先頭に駆け寄ってくる一同)
すあま「めっちゃかっこ良かったで♪」
真里ノス「ほんとほんと。年上はあんまり好きじゃないけど、一回くらいなら孤島でデートしてあげてもいいかも♪」
熊田「先生は分かっていたぞ、川村。お前が我が校の誇れる卒業生だということをな」うわははははは
カーブー「よく言いますよ。冤罪で捕まえようとしたくせして・・・っと、UBUさん。どうします?」
UBU「どうするもこうも、久々にあんたとひと狩りするしかないでしょ?あの子を」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(振り返りながらこちらを捉えている炎妃龍。その背中に乗る灰トラ猫もまた中指を立てながらこちらを見ている)
カーブー「ヤバそうな相手っすね」
UBU「ゼルべっちゃんの嫁」
カーブー「えーーーーーーー!!ってか、ゼルベスって結婚してたんすか!?」
UBU「嫁っていっても「元」よ。元嫁。バツイチなのよ、ゼルべっちゃんって」
ゼット「やべぇな、この展開。あいつらがけしかけてくる前に、とっとと書士隊を拉致っちまおうぜ」ベ~ロベロベロ(UBU達に向かってあかんべぇをかます)
ルナストラ「わたくしは構いませんわよ」ザッ
ゼット「おい!マジであの数相手に戦争するつもりか!?」
ルナストラ「厄介なのは二人のユクモのハンター・・・ですが、まだまだあのギルドナイトに比べたら火力不足。だからこそ禍根を絶つ為、今のうちに芽を摘んでおく必要があるようね」キッ
スサノオ「川村先輩。自分らも力、貸すっすよ」ズン(カーブーの横から姿を見せる蒼火竜、岩竜)
ジュニャーナ「学園を守るのが教師の使命。お手伝い致しましょう」ザッ(UBUの横に並ぶ風牙竜と青熊獣の教師)
すあま「最悪、うちらも特攻仕掛けるで」バッ(相棒の背中に飛び乗る)
トンコ「みんなで力を合わせて、あいつらを追い出すニャ!!」おお~~!
カーブー「ああ。ということでゼルベスには悪いが・・」
UBU「ガイウスさんを連れて行かせるわけにはいかない」ガシッ(バアル・レボアを肩に担ぐ)
カーブー「それでいいっすよね?法師様」
夜叉亥「好きにしろ。よもや邪羅尼様とてお前たちを止めはしないだろう。だが、これでオクサーヌ・ヴァレノフに牙を剥いたということを忘れるなよ」
UBU「ちょっとこわいけど・・向こうがやるっていうなら、いつでもやってやるわよ。ねぇ、カーブー」
カーブー「ウッス。母校とユクモは、自分たちが守ってみせるっす」
ゼット「ガキ共が。凍土相手にマジでやるつもりらしい。久々に本気出してやるか」ゴキゴキッ
ルナストラ「頼りないパートナー・・・こういう場合、パートニャーっていうのかしら」くすっ
シュウウウウウウウウ・・・・
(白煙立ち込める高原エリアで睨み合うユクモ連合軍VS炎妃龍とその頼りないパートニャー)
ガイウス「みんな・・・私の為に・・・・・」
コーネリアス「我々も戦いましょう!今はペンを持つよりも矛を掲げるべきです!!」
ガイウス「死なば諸共か・・・だが、我々の使命はこの事実を後世に伝えること。皆の英姿を然と見ておくのだ」ぽん(息巻くコーネリアスの頭を撫でる)
バサ雄「UBUさん、作戦は?」
UBU「ルナストラの火はあたちが防ぐ。後はよろしくねってことで」
カーブー「ウッス」(その背後では決死の円陣を組んで闘魂注入してる少女探偵団の姿)
ゼット「ガキ共を盾にして殺しちまうのが合理的だが・・今は猛豚軍じゃないんでね。凍土のやり方に従うぜ」ショキーーーン(炎妃龍の鬣の上に跨り、両手をクロスさせ鋭い爪をむき出しにする)
ルナストラ「プリンシアが聞いたら、さぞ喜ぶでしょうね。今の心意気は」
ササユ「まぁ・・大変・・・・どうしましょう・・」(芝生に腰を下ろし、ヴラドレンに膝枕をしてやっている)
ヴラドレン「くかぁ~・・くかぁ~・・・」
UBU「一斉にいくわよ」
カーブー「号令を」
ルナストラ「・・・・・・・・・」グルルルルルルル
UBU「ほいじゃあ~・・・・・」
トンコ「みゅううう・・・!!」ごくり
カーブー「・・・・・・・・・・」ザッ(カーブーと並ぶ飛竜種二頭(蒼火竜、岩竜)も首を振りながら威嚇行動に入る)
UBU「突・・」じりっ
「待て待てぇ~~~」
UBU「撃って、あれ?」ずでぇ~~~~~~~ん(左右でずっこけるワイバーン達とドボルヘルム)
ゼット「なんだ~?」
ルナストラ「上をご覧になって」ちら
ヤマオモイ「その勝負、ワシが預かったぞぉ~」ふおんふおんふおん
UBU「おじいさま・・」
わぁ~~~~~~~~~~~
(校舎から顔を覗かせ空を見上げるバ中の様々な生徒達)
バサリン「アミコ先輩・・あれ・・・なんです?」(アミコの頭の治療をしてやりながら、バルコニーより見えるUFOのような古龍を眺めている)
アミコ「浮岳龍・・・・今日はいろんなモンスターが飛来してくる日ね・・」しゅるしゅる(頭に包帯を巻いてもらっている)
サカナスキー「すごい・・初めて見たよ・・・」(ゆっくりと高原エリアに着陸してくる巨大な浮岳龍を見上げるB組の生徒達)
コーネリアス「ガイウス様・・・これは・・・」
ガイウス「UBUの奴め・・・・こんな最終兵器を用意していたとはな・・・」
ヤマオモイ「ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっ」ふおんふおんふおん
ロージー「ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ」(笑い声を真似しながらヤマオモイの頭上より顔面を綺麗に出し、下を見下ろしている)
カーブー「ロージー!!なんで!?」
鉄平「助けに来てやったぜ!UBU!!」
バステト「みょうみょ!みょうみょ!」(父の胸に抱かれながらルナストラを指差す)
UBU「鉄平!!バステト!!」
ゼット「マジかよ・・・さすがは元聖猫騎士団、総帥・・派手なご登場だ」やれやれ
ドシャーーーーーーーン!!
(すんごい土埃をたてながら高原エリアに着陸するヤマオモイ)
スサノオ「おい、この浮岳龍もクルセイダーズの仲間なのか!?」
UBU「食客ってところ。おじいさま!!なんで!?」ザッ
ヤマオモイ「何でもお前たちが危ないと、この者たちが言うものでな。駆けつけてやったのじゃ」ふぉっふぉっふぉっふぉっ(そう言う頭の上で仁王立ちになってわろうているロージー)
UBU「え・・・」
鉄平「うちの子だよ。どういうわけか知らねぇが、お前とカーブーが危ないって教えてくれたんだ。それで来てみたらこの騒ぎってわけよ。でも、まさか炎妃龍がいるとは思わなんだけどな」(父の胸でVサインしてるバステト)
UBU「バステトが・・」ふむ~
カーブー「やはりあの子には、何か不思議な力があるんだ」ふむ~
ロージー「ふぁ・・炎妃龍・・。綺麗だけど怖い・・」ひょひょっ(鉄平の後ろにまるくなって隠れる)
ファイヤージンガー「だらしねぇな。鉄平、かましてやれよ」ボリボリ(まだ体(茎部)を掻いている)
鉄平「よぉ!!おめぇらがエヴァーウィンターナイツの兵隊か!?」
ゼット「ご無沙汰ですな、総帥!!」
鉄平「お?革命に参加した獣人戦士か?」
ゼット「元ジャック・ルー隊所属にして、現エヴァーウィンターナイツ所属、塵灰駆逐のゼットだ!!昔話に花を咲かせたいのは山々だが、時間がねぇ!!こっちの要求を聞いてもらおうか!!」
鉄平「カレン隊の参謀か・・・・いいだろう!!言え!!」
ゼット「俺たちの要求はただひとつ!!王立書士隊の身柄を拘束することだ!!文句言わず引き渡せば、直ちにこの学園から去る!!抵抗するなら生徒への攻撃を開始する!!」
ルナストラ「卑怯な手段ですが・・この際仕方ありませんね」ふぅ~~
ロージー「ガイウスさんを誘拐する気ね・・!」むむむむ(鉄平の影に隠れながら睨みつける)
UBU「鉄平!飲んじゃダメ!!この状況を見れば一目瞭然!!圧倒的に不利なのは、あんた達の方でしょ!?ゼット!!」
鉄平「だってよ、同志。生徒に手ぇ出すって言うなら、こっちだって、今すぐてめぇらを吸引してやってもいいんだぜ?な、爺さん」
ヤマオモイ「同族(古龍)を飲むのは初めてじゃがな」にぃ~~~~(インプラントの歯を自慢げに見せつける)
ゼット「・・・どうする?玉砕覚悟で拉致るか?」
ルナストラ「・・・・・・・・・・・・」(大きい眼を細め、UBUを睨みつける)
UBU「それとそうそう。あんた達にはアサイラムでの借りがあったわよね?」にやぁ~
ゼット「ちっ・・俺たちパブリックエネミーに功徳を訴える気か!?渓流の破戒僧だってそんなつまらねぇこと言わねぇぞ!!」
カーブー「と言ってますが?」
夜叉亥「ブホッ」
UBU「深謀遠慮と言うじゃない。双方にとって、ここで無駄な血を流すのは何の得にもならないってこと。どうかしら?過去に受けた温情に免じて、今回は撤退するというのは。悪い結果じゃないと思うけど?」
ゼット「あのクソアマ・・まるで胡散臭え遊説みてぇにペラペラとよくもまぁ・・・どうするよ?ルナストラ」
ルナストラ「状況を踏まえれば幸甚の至り。わたくし達が引き下がることで、不愉快な報恩を無効に出来るのならば、プリンシアもご理解くださるはず・・・仕方ありません。あの方のご期待を裏切る結果にはなりますが、ここはひとまず撤退致しましょう」
UBU「さっすがゼルべっちゃんの元嫁。話がわかる王妃様ね♪」
ルナストラ「その称号は王たる大陸の正妃であられる、オクサーヌ・ヴァレノフにのみ許されるもの。バベンコをここに」
ゼット「ちっ・・おい!!バベンコ!!いつまで女の膝で寝てやがんだ!!起きやがれ!!」
ヴラドレン「う~ん・・・・」むにゃむにゃ
鉄平「バベンコが・・・凍土の仲間・・・・」
バステト「・・・・・・・・・」(落胆する父の顔を心配そうに見上げている)
ササユ「バベンコさん。起きてください」ゆさゆさ
ヴラドレン「ん・・・・ササユさん・・・・・おはよう」にかっ
ササユ「お別れの時間が来たようです」にこ
ヴラドレン「うん・・・そうだね」
ザッ(ササユの下からゆっくり起き上がり、周囲を確認する)
ヴラドレン「お~~~~!?浮岳龍!?まったくユクモにはいろんなモンスターがいるんだな」へぇ~~~
鉄平「バベンコ・・・・お前・・・」
ヴラドレン「ごめんな、鉄平君。騙すつもりは無かった。本来は任務を遂行して、すぐにユクモを去る予定だったんだが・・・不思議とユクモの篤敬な土壌に慣れ親しみ過ぎてしまった・・・許してくれとは言わないが、理解はして欲しい」
鉄平「・・・・・・・・・・・・」
バステト「・・・・・・・・・・」そっ・・(人差し猫指を飛ばそうとする)
ヤマオモイ「・・・・・・(よすのじゃ。バステト)」
バステト「・・・・・・(みゅうちて?)」
ヤマオモイ「・・・・・・(その男をクルセイダーズに加担するよう念じても、おそらくは一時的な拘束に過ぎん。誠の忠節とは心の核に根付くもの。不用意に信義の刃に触れれば、おぬしの指が自尊と共に堕ちる結果になるぞ。それに今は、ここにおる皆の安全を優先する方が先決。この者たちを大人しく行かせてやるのじゃ)」
バステト「シャアアアアアア・・!!」スッ・・(唇を噛み締めながら指を下ろす)
鉄平「行けよ・・バベンコ。そして、もう二度と俺たちの目の前に姿を見せるんじゃねぇ」くるっ(ヴラドレンに背中を見せ、決別の意志表示を示す)
ヴラドレン「・・・・ありがとう、鉄平君・・バステト・・」スッ・・(頭を垂れる)
ゼット「乗れ、バベンコ!!行くぞ!!」
ヴラドレン「ササユさん」
ササユ「はい」
ヴラドレン「出来ればもっと早く、あなたに逢いたかった。この気持は本当だ」
ササユ「バベンコさん・・」
ヴラドレン「最後に、あなたの笑顔をもらえますか?」
ササユ「はい」にこり
ヴラドレン「ありがとう。そして、さようなら。ササユさん」にこ
ビョッ
(颯爽と炎妃龍の背中に飛び乗る凍土の戦士)
ヴラドレン「UBU!!大剣談義は次回に持ち越しだ!!お前とはまたすぐに会えそうな気がする!!」がっはっはっはっはっ
UBU「オクサーヌに伝言!!今回の騒動はあくまでもクルセイダーズの意志であり、ユクモを脅かすものにあらず!!報復をしたいのならば水没林で待つ!!以上!!」
夜叉亥「ボフッ・・・(さすがだ・・。今回の任務妨害はクルセイダーズの独断によるもので、ユクモには・・ひいては渓流に非はあらず。オクサーヌの度量に訴えかけ、報復を望むのであれば、本隊を移動させてある水没林で決着をつけようというのか・・・更には近い将来激突するであろう、フェイリンメイリン国との戦いにも凍土を投じさせ、混乱を招こうという奸策も読み取れる・・・・いやはや面白い女だ・・)」ブホッホッホッ
ヴラドレン「了解した!!必ず伝えよう!!それと川村さんとこの息子さん!!」
カーブー「いちいち「川村さんとこの」を付けなくていい」
ヴラドレン「さっきの勝負はドロー、いや、俺の勝ち越しだ!!俺はお前の技を二回破ってみせたのに対し、お前は一回しか俺を倒せていない!!よって俺の勝ちだ」にや
カーブー「はぁ!?気絶させたのは俺の方だろ!?俺の勝ちだ!!」むきぃ~
ササユ「ふふ。ほんと、男の人って勝ち負けにこだわるのね」
ルナストラ「では、また何処かでお会いしましょう」バサッ
UBU「ゼルべっちゃんともたまには会ってやんなよ?ゼルべっちゃん、寂しがり屋だからさ、きっとあなたと復縁したいと思ってるはずだよ」
ルナストラ「・・・・・それこそ笑止千万。では」ブワッサ・・ブワッサ・・
ゼット「そういうわけで・・コホン。やい、クルセイダーズ!!よぉ~く覚えてやがれ!!俺らを敵に回したことを必ず後悔させてやるからな!!」ガッ(イキりながら中指を立てる)
バステト「みゅう」むっ(っとした表情で、人差し猫指で念を飛ばす)
ゼット「お?」ボキッ(突き立てた中指が「へんな方向」に傾く)
ぎゃあああああああああ
(悲鳴をあげるゼット。それをあぐらをかきながら笑うヴラドレン。二人を乗せながらゆっくりと垂直に羽ばたいていく炎妃龍)
バサリン「あ・・蒼い龍・・」ブワッサブワッサ・・(バルコニー奥の廊下でアミコの治療をしながら、舞い上がってきた炎妃龍を眺めている)
アミコ「ほんと・・へんな日・・」ブワッサブワッサ・・
コーネリアス「無事に・・・終わりましたね・・・」ブワッサ・・ブワッサ・・
ガイウス「ああ。すべてUBU達の・・そして学園の生徒達のおかげだ」ブワッサ・・ブワッサ・・
コーネリアス「しかし、あの連中はガイウスさんに何を聞きたかったのでしょうか?」
ガイウス「さぁな・・・・」ブワッサ・・ブワッサ・・
ヴラドレン「なぁ、ルナストラ!!棟梁はガイウスさんを誘拐して、どうするつもりだったんだ!?」ブワッサブワッサ
ルナストラ「居場所」ブワッサブワッサ
ゼット「なんのだ?」
ルナストラ「邪龍・・・そして・・・・祖龍のよ」ブワッサブワッサ
ビュオオオオオオオオオ・・・
(高原エリアの上空から消えていく炎妃龍。それを見上げるUBU達)
カーブー「なんとか撃退成功っすね」
UBU「温泉浸かりたい・・つーか、そのままの格好で来ちゃったし」はぁ~
こつん(巨大なヤマオモイを背景にカーブーは空を見上げながら、UBUは逆に落胆しながら、互いの拳を軽く叩き合わせる。そんな二人の下に満面の笑顔で駆け寄ってくるトンコ達、学園の面々)
To Be Continuedランキング参加中なのです
ひと狩りひと読みしたらポチっとな
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は・・
1/24(火)0時更新 あたモン人物紹介「凍土の戦士★ヴラドレン・バベンコをご紹介♪」
をお送り致します♪ほいだらさ!!次回もチャーシュー両目に貼り付けて、口から麺を吐き散らす「ラーメン魔人ごっこ」しながら読も見ようよ鼻の穴にはコーンをできるだけ詰めよう。。
凍てつく氷の戦士達をご紹介♪~あたモン登場人物紹介~
今回はオクサーヌ・ヴァレノフ率いる永久凍土のエヴァーウィンターナイツから、凍てつく氷の戦士集団、ツンドラアーミーとそのメンバーをご紹介♪これを読めばあなたもウィンターナイツの一員とな
------------Tundra Army------------
■概要:EWNに所属する、世俗ではツンドラマフィアと蔑称される兵士達。自軍内ではツンドラアーミーの他、ウィンターソルジャーと呼ぶことも。永久凍土に古くから存在する先住民族や、ガウシカの放牧を営んでいた遊牧民から構成され、総隊長は知的生命体種の白兎獣、ヤンコフスキーが務める。
■能力:吹雪の中で生き抜いてきた先住民特有のサバイバル術と知識に長けており、雪山での機動力はハンターでさえも凌ぐ。
■装備:ウルクシリーズ、マフモフ等
■武器:主にランパートを使用。この白銀のシンプルな形状のランスを使用するには理由がある。
1.白銀の世界に同化しやすく、対象に攻撃の予想をしずらくさせる為。
2.遠距離武器、ガンランスなどの発砲音は雪崩を引き起こす可能性が高い為、近距離武器を好んで選択。
3.ターゲットを捉えにくい吹雪の中でも、ランスなら距離をとって相手を突き刺すことが出来、またブリザードをガードしながらも攻撃可能な為。更にはランス突進で猛吹雪の中でも攻撃をしながら退避することも出来る。
■宗教観:かつてはシャーマニズム(巫師(ふし)・祈祷師)を中心とする宗教形態で、精霊や冥界の存在が信じられていたようだが、EWNに所属する先住民族は改宗が進み、そのほとんどが自然崇拝者である。以前メサイアの妖精と謳われたこともある神業的な狩猟技術を持つオクサーヌ・ヴァレノフが、凍土の辺境に住む先住民達の信頼を勝ち取り、辺境の地を治めることが出来たのも、彼らの心情や哲学に根付いているこの宗教観が働いているからではなかろうか。白銀の世界に舞い降りた神秘的な少女、オクサーヌ・ヴァレノフの姿は、彼らにとって唯一無二のタリズマン的な存在なのだ。
■ウィンターシュヴァリエ:ツンドラアーミーの精鋭部隊。複数の小隊から編成されている。
------------Members------------
RealName:Vladlen Babenko(ヴラドレン・バベンコ)
Alias(es):Raging Fire of South Tundra、Warrior of Glacier、Blango Helm
Species:Human
Gender:Male
Affiliation:Ever Winter Nights
Weapon:Crimson Goat
First Appearance:「Tundra Vendetta/PART1」
■Biography:エヴァーウィンターナイツ精鋭部隊、ウィンターシュバリエ第三部隊隊長。永久凍土の先住民族出身。オクサーヌ・ヴァレノフに忠誠を尽くす信義の刃で、「サウスツンドラの烈火」の異名を持つ。愛用のブランゴシリーズ一式及びクリムゾンゴートは、ハンターの躯から「剥ぎ取った」ものである。大剣を大きく頭上に振り上げる上段の構えをとるなど、一風変わった我流の大剣使いで、オクサーヌの指南も受けている。
■Personality
ヴラドレンは正式なハンターではないが、その天衣無縫な気質は狩人が持つフィーリングに酷似している。瀕死状態であったポカラの子、モモを手当するなど、人や獣人、モンスターをはじめ種を問わず、弱きを助け強きを挫くといった優しく頼りがいのある義勇任侠な性格は、カーブーとはまた違った種類の侠客であるといえよう。また、オクサーヌに狂信的な憧れを抱いているも不可思議な年齢差とその外観のギャップからか、どこか背徳感を抱いているようで、そのことを揶揄されるとたちまち腹を立てる。そんな実直な人柄からか、ユクモ潜入のクエストを請け負った際は、バステトにいいように心を操られている。遊牧民時代、行きずりのハンターの躯から剥ぎとったという武具に強い愛着を示しており、彼のアイデンティティーを象徴するファッションアイテムとしている。それを直感で感じたのか、ササユは素顔のヴラドレンを初めて見た時、カーブーと雰囲気が似ていると言及している(「ザマァないね」の巻)。その後、ササユとヴラドレンはお互いに惹かれ合い、多少なりとも恋心を抱きはじめるのであったが、ヴラドレンの凍土帰還と共に、互いの帰るべき場所に落ち着くこととなる。愛用のブランゴヘルムとは裏腹に、その仮面の下の素顔は、実はぱっちり二重の「それなりのいい男」であるようだ。その風貌だが、ウルコフはヴラドレンを見て、「ツンドラ先住民特有の顔だから、同郷の人だってすぐに分かりました」と言っている(「みんな」の巻)。年齢はカーブーと同じくらいであろうか。また、カーブーとは同じ「ヘルム嗜好」を持つ良きライバル関係にあるとみていいだろう。余談だが、ブランゴシリーズにクリムゾンゴートという「氷と炎」の真逆ともいえる組み合わせは、『Monster Hunter Hunting Card』のクリムゾンゴートのカード絵(白銀の世界でブランゴシリーズを纏った氷の戦士が、炎の大剣をかざしている英姿)をオマージュしている。
■Unique Skill
獅子奮迅:本来であれば長いチャージ時間を必要とする大剣の溜め斬りなのだが、ヴラドレンは爆発的な気組を瞬時に創出し、それを刀身へ注入することで、大剣使いが持つジレンマを一刀両断している。カーブーはその大振り後の隙を狙ったカウンター攻撃に成功し、見事ヴラドレンを撃破してみせた(「愛と友情、熱血、ど根性!たまに哀愁、気まぐれ男道!!」の巻)。スキル名「獅子奮迅」の由来は、彼が雪獅子の仮面を被っていることからきているとかきていないとかとか....。
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★凍土のマフィアことエヴァーウィンターナイツをご紹介♪
なぁ~んてなわけで、新たな凍土の戦士が登場次第、どしどしこちらも更新していきたいと思うておりますがんばれ作者
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
1/26(木)0時更新 「さようなら!!おじいさま!!」の巻
をお送りいたします♪そんじゃあさ!!次回も四角い栗もなかをチョップしながら読も見ようよたぁ~ん
って
「さようなら!!おじいさま!!」の巻
~ルナストラ撃退成功直後、バベル中学高原エリア....

モワモワモワモワ・・・・
(半ば焼け野原と化した高原の所々から噴煙のようにあがる硝煙が、エリア全体の視界を遮っている)

熊田「こりゃ~どえらい被害ですな・・・地面が「ボコボコ」で、暫く体育の授業は出来んな・・」むぅ~・・(と、辺りを見回す青熊獣の教師)

ジュニャーナ「校舎も一部被害を受けましたが、幸いにも生徒達は無事のようです」ドスン・・ドスン・・(背後に見える巨大な時計台校舎一階の一部は大破しており、中の教室が筒抜けになっている。その外壁では崩落した瓦礫を取り除くのに尽力しているウルコフ、ミフネ、サカナスキー達の姿も見える)
すあま「うちらのクラスや。別にあのままでもええやん。すぐに外に遊びに行けるしな♪」(そう微笑む健気な少女のすす汚れた顔を舐めてやっている狗竜の相棒)

スサノオ「俺たち(大型モンスター)は、そっちの方が都合いいけどな」(隣で頷くバサ雄)
ジュニャーナ「こらこら。そんなこと言って、B組を出入り口に使うのだけは勘弁してくださいよ」あはははははは
ブナハブラの真島「ジュニャーナ先生~!他のクラスの教師達が事情聴取したいってよ!!」ブブブブブブブ(校舎の方から飛んでくるブナハブラとオオナナホシの彼女)
ジュニャーナ「分かりました。すぐに行きます」

バサ雄「ねぇ、先生。やっぱり俺たち、怒られるのかな?」
熊田「心配いらん。お前たちは学園の為に、勇敢にも立ち上がってくれたんだ。むしろ、先生は感謝しているぞ。よく頑張ったな」ぽん(頭殻を撫でてやる青熊獣の熱血教師)
バサ雄「先生・・・」じ~ん

オオナナホシの七瀬「それからバサ雄君。二階のバルコニーでお姉さんが呼んでたわよ。美術部のアミコ先輩が頭を怪我したんですって。幸いにも大したことはないみたいだけど、行ってお姉さんを安心させてあげて」
バサ雄「すんません。先輩」へこり(目の前で浮遊しているオオナナホシの先輩に一礼をかます)
スサノオ「行こうぜ、バサ雄」
ブワッサブワッサ

(翼を羽ばたかせ、二階のバルコニーへ飛んでいく蒼火竜と岩竜の中二モンスターコンビ)

真里ノス「あたし達もウルコフ達を手伝おう、すあま」
すあま「せやな・・・後のことは先生やあんまんのおねえはん達に任せよか・・」ちら
モワモワモワモワモワ・・・・
(煙により霧がかった大高原の中央には、小さな山のように聳える浮岳龍の姿が見える)

リカ「うわぁ・・大きい・・・」(浮岳龍を見上げている)

ザンコ「UFO騒動の正体は、このお方でしたのね」ふむ~

トンコ「こら、UBUにゃん。最近、こそこそ隠れて渓流の森に行っていたのは、このおじいしゃんに会う為だったんだニャ?」

UBU「ほえへへへへ・・バレちまったか」ぽりぽり

ロージー「UBUちゃんを責めないで。UBUちゃんはヤマオモイのおじいさんを外敵から守る為に、みんなに内緒にしていたの」
コーネリアス「それはひょっとして、私達の存在が・・」ちら
ガイウス「・・・・・・・・・」

カーブー「本当に助かりましたよ。あのままいってたら、本格的な戦闘になっていたでしょうからね」(肩の上に乗っている気品溢れるマダムコオロギに話しかける)
セレストおばさん「礼ならその赤ちゃんに言うんだね。みんなが危険だって知らせてくれたのは、その子なんだから」ひょれ(と、触角で指し示す)
カーブー「バステトが・・」ちら
バステト「ZZZZZ・・・・」(父の胸に抱かれ、すっかり眠ってしまっている)
UBU「第六感ってやつかね・・」ふむ~

ロージー「赤ちゃんって、大人には見えないものが見えたりするって言うじゃない?ひょっとしたら何か感じたのかもしれないね」

鉄平「おめぇらの悲鳴が聴こえたのかもな。うるせぇから」あっはっはっはっはっ(睨むUBUとカーブー)

ヤマオモイ「どちらにせよ、バステトが知らせてくれなんだら、ワシらは駆けつけておらなんだ。皆、無事で何よりじゃ」ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっ(と、その傍らで笑い方を真似するロージー)
ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ
(和やかな光景を並んで見ているササユと夜叉亥)

夜叉亥「まさかクルセイダーズが浮岳龍を味方につけていたとはな・・・」

ササユ「でも、そのおかげで学園は救われました」
夜叉亥「・・・・・・。バベンコの件は遺憾としか言いようがない。出会いは一期一会というが、二度と会えないというわけでもない。新たに再会出来る日が・・・来るといいな」
ササユ「ありがとうございます。私もそう信じています」にこ
夜叉亥「うむ・・」ザッ
ササユ「行かれるのですか?」
夜叉亥「ああ。私の務めは終わった。学園の復興を一刻も早く願う」ザッザッザッザッ・・(その背後で深くお辞儀をするササユ)
「おっちゃ~~~~ん!!」
夜叉亥「ん・・・?」
すあま「今回もありがとなぁ~!!また助けられたわ~!!いつか、うちのお茶屋に顔出しや~!!たらふくご馳走したるわぁ~~♪」(瓦礫の山の前から手を振っている)
夜叉亥「ブホッ。叶わぬ桃源郷の姿か・・・」ちら
ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ
(巨大な浮岳龍と戯れるUBU一行。カーブーだけが夜叉亥の存在に気づき、一礼している)
夜叉亥「が・・一炊之夢でもなさそうだ。いずれまた!!」バッ

「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
UBU「うぇええええええ!?行っちゃうのぉ~~~~~!?」(びっくりあんまんフェイス)
ヤマオモイ「そりゃそうじゃろ。こんなに大勢の者に姿を見られてしもうた。それとも、ワシに目撃者全員を「吸引」しろとでも言うのか?つまり、旅立ちの時が来たということじゃ」
UBU「そんな・・・」ぎゅっ(ロージーがUBUの手を握ってやる)
ファイヤージンガー「旅立つって、俺の故郷にか?」
セレストおばさん「そうだね。元々あたしらは、ジャック・ザ・アイランドに向かうつもりだったからね。陰気臭い別れより、こうした賑やかな流れの中で門出を祝ってくれる方が、あたしらも去りやすいってもんさ」
カーブー「おばさん。本当にお世話になりました。どうかお元気で」
セレストおばさん「あんたもね。いつか、その兜無しでも、あたしの姿が見られる日が来ることを祈っているよ」ぴょ~~~ん

UBU「・・・・・・・・・」(別れを受け入れられない様子のまま俯いている)
ヤマオモイ「UBUよ。おぬしのようなハンターが、狩り人と呼ばれることのない世界がいずれ訪れるであろう。今はその黎明に過ぎん。命を粗末にすることなく、お前を助けてくれるこの頼もしい仲間達を顧みるのと同じくらい、大陸に対しても敬意を払い続ければ、必ずやこの学園のような共存社会が世界中でみられることになるだろう。辛い時もその志を忘れず、独善に振る舞うことなく慈愛せよ。お前は独りではない。どんなに離れていても大陸におる限り、心はひとつじゃ」にか
UBU「説法好きの古龍・・・ありがとう、おじいさま」ぎゅむっ

ドゥンドゥンドゥン♪

ライ夢「お~い♪なに、どいつもこいつもシケた面してやがんだぁ~?」
ライ美「話は聞いたわよ。涙のお別れ会なんて、あたし達、「ライ夢&ライ美~ft.Massive Beats Allstars」の前じゃ許さないんだから!」
ライ夢「リズム隊!!粋なビートで陰鬱を破壊しちまいな!!」ホワホワホワホワ

ドッドッドッドッ(1,2,3,4)....
ライ美「カモン!!」
ドンドンドンドンドンドン♪
(ドラムンベースのような重厚かつ靭やかな心地よいビートが高原エリアに反響する)
サカナスキー「なんだ?この音楽は・・」ざわざわざわざわ・・・
キラキラキラキラキラキラ♪
(ドーム内の雷光虫達が七色に発光しながら、流星のようなウィンドチャイムの羽音を奏でる)
ライ美「エリアに響け!!」
ライ夢「エモーショナルなBUGサウンド!!」
OONTZ♪PLUNK!PEEP♪BANG★BANG!!
(ファンキーなダンスビートが一気に弾け、エリア中のあらゆる種族からなる生徒諸君の聴覚を支配し、踊られずにはいられないセンセーショナルなリズムを奏でる)
リカ「素敵な音楽・・・」メロメロ

トンコ「にゃにをちてるニャ!!踊らにゃ損損♪」
ザンコ「心を弾ませ、肉体を開放するですわ!!」
UBU「うひょおおおおお!!みんな、いけぇええええええ!!」ばちぃ~~ん

WHOOOOOOOOOO!!
(流れるような早いBPMに乗りながら、ヤマオモイを中心に各々のダンススタイルをみせるUBU一行)
ライ美「さよならなんて吹っ飛ばせ!!」
ライ夢「門出の祝福!!再会は最高のイベントだぜ!!
さぁ、踊れぇえええええ!!メランコリックをぶち壊せぇええええええ!!!!」わぁ~~~♪(次々と校舎から飛び出してくる様々な姿形をした生徒達)
DONDONDONDONDONDON♪♪
(ポップで爽快なダウンテンポがよりいっそうグルーヴを増し、感極まって踊り狂う生徒達のソウルを刺激する)
トンコ「ニャニャニャニャニャ~~~~♪」しょうんしょうんしょうん

ザンコ「負けるもんですかってのぉ~♪」しょうんしょうんしょうん

UBU「MOVE!!」(踊りながら大剣をブン回してる。間一髪で避けるカーブー)
鉄平「KEEP ON♪」くるくるくるくる

バステト「ほみゃ


鉄平「ダンスタイムだ!父ちゃんと踊ろうぜ!!」ぽぉ~~~~い

バステト「にょほおおおおおおお♪」ひゅおおおおおお
ファイヤージンガー「お嬢!お前も奏でろ!!」
ロージー「よぉ~~~し!!」ゴイン

ファッ!!ドッドッカッ♪
ツカツカドッドッ♪ファッ!!
(ジャジーなトランペットのようなアタックをかますロージーにリズムを合わせるMassive Beats Allstars)
すあま「めっちゃカッコええやんけ!!ええぞぉ~♪」(へんてこりんな民謡みたいなダンスをかましている。その背後ではリズミカルに踊るウルコフと真里ノス、恥ずかしそうにちんまり小躍りするミフネの頭上では、ムーディーに羽ばたきながら求愛を示す真島と七瀬の姿も)
ガイウス「なんと・・・・」ファッ!!ファッ!!ツカツカドッタン♪
コーネリアス「ガイウス様!我々も踊りましょう♪」
ガイウス「しかしだな・・・」
バステト「ほみゃああああああ!!」びょっ

ガイウス「ぬわああああああああ!!どけどけぇ~!!往年のダンススタイルを見せてくれるわぁ~!!」HEYHEY♪(オールディーズなダンスをかます)
ササユ「あはははは♪ダンスの授業を思い出すわね♪」(カーブーと寄り添って踊っている)
カーブー「ああ!よくみんなで踊ったな!それそれぇ~!!」(実に気持ちの悪い腰の動きをかます「キモいOB」を後ろから冷ややかな目で見つめる頭に包帯を巻いたアミコ。その隣ではバサリンが弟&蒼火竜と一緒に「粋な」ツイストをかましている)
ワアアアアアアアアア♪
(ヒレをふわふわ躍らせるヤマオモイを中心に踊り狂う生徒達。空中では飛竜種や鳥竜種、虫達が優雅に舞っている)
UBU「おじいさま!!元気でね!!」(触角とチークダンスをしながら叫ぶ)
ヤマオモイ「ユクモに・・幸あれ!!」にかっ

キラキラキラキラキラ★
(ヤマオモイから発せられる想いの煌めきが、高原エリアを、そしてバベル中学の校舎を優しく包み込んでいく)
ライ美「みんな!!さようなら!!」キラキラキラキラキラ

セレストおばさん「UBU!!カーブー!!ロージー!!みんな仲良くね!!」キラキラキラキラキラ

ライ夢「また逢おうぜ!!最高のバカ野郎共!!」キラキラキラキラキラ

ヤマオモイ「・・・・・・・(バステトや。皆のサポートを・・そしてユクモを頼んだぞよ)」にかっ
バステト「にぃ~~~~♪」(同じく生えかけの白い歯を自慢げに見せるモフモフネコの赤ちゃん)
UBU「さようなら!!おじいさま!!」
ふおんふおんふおんふおん♪
(門出のビートを鳴らし続けながら、美しい西陽が降り立つ山岳地帯の空の向こう側へと飛び立っていくヤマオモイ。そしてそれを高原エリアより手を振って見送るUBU一行)
カーブー「いつか会いに行きましょうね」さよぉ~ならぁ~~
UBU「うん・・・絶対に!!」
ふおんふおんふおんふおん♪
(大きくてまあるいオレンジ色の夕陽に投映される小さなヤマオモイのシルエットと、手を振り続けるUBUとカーブーのあたたかい背中)
To Be Continued♪


次回「あたちのモンハン日記」ザ・
1/28(土)0時更新 「ここでもまた繋がった」の巻
をお送りいたします♪ほんじゃあさ!次回もブラジルに届くくらい掘削スピーンかましながら踊り読もうよ


「ここでもまた繋がった」の巻
~渓流非狩猟地区、ヤマオモイ寓居の秘境エリア....
(植物群落が生い茂る断崖に四方を囲まれた小さな原生林エリア。そこに仮住まいしている「古龍の主」の姿は見られず、代わりに色とりどりな美しい草花がエリア一面を埋め尽くしている。断崖の上から流れ落ちてくる清澄な滝は、崇高な太陽光を反射し、鮮やかな虹を彩っている。そんな優雅な環境に囲まれた庭園内で、何やら採取作業をしているロージーとガイウス、草花を日記にスケッチしているコーネリアス、そして断崖の上に見える青空を見上げているUBUの姿も見える)
ガイウス「ふむ・・・・・」(片膝をつき、真剣な面持ちで七色たんぽぽを観察している)
ロージー「う~ん・・これはなんだろうか・・?」てらてら・・てらてら・・(興味深く見入る顔面の目の前で、何やら「てらてら」とステルス状態で揺らいでいる「ぺんぺん草」)
ファイヤージンガー「おお、珍しいな。書士隊のおっさん!こいつが何の花か、あんた答えられるか!?」(ロージーの左肩の上から自慢げにクイズを出すドスビスカス)
ガイウス「まったく口の悪い植物だ・・どれ、見せてみろ」がさりごそり(四つん這いで草花をかき分けながら近づいてくる)
ロージー「この透明な草よ」てらてら
ガイウス「ほぉ・・・これはオオナズナといってな・・クルプティオス湿地帯に自生している越年草の一種だ」
ファイヤージンガー「お、正解♪さすが、高慢ちきな見識は伊達じゃないってか?」
ガイウス「試したのか・・」ムッ
コーネリアス「くすくす」(と、笑いながら体育座りでスケッチをとっている)
ガイウス「では逆に聞くが、どうしてこのオオナズナは透明化して見えるのか、答えられるか?」
ファイヤージンガー「ふひょ~~~!!よりにもよって同じ植物である俺様に「逆質(逆に質問するの略語らしい)」するとは、やるじゃねぇか!おっさんよ!!いいか!?耳の穴かっぽじってよく聞けよ!!このオオナズナは特殊な花粉を撒き散らすことで、背景に溶け込む擬態をしているんだ!!ひっそりと人目に触れないことで、種の繁栄をこっそりと行っているというわけさ!!どうだ!?」
ガイウス「足りんな」フッ
ファイヤージンガー「ああ?」
ガイウス「ではその花粉のメカニズムを答えてみろ」
ファイヤージンガー「そりゃお前・・・花粉のあれやこれやでな・・・」
ガイウス「わからんのか?」ん~~~~(実にいやみったらしい顔でドスビスカスに顔を近づける。はたから見れば若い娘に顔を近づけてるセクハラおやじに過ぎない)
ファイヤージンガー「うるせえ!!」むすっ(と、花びらの顔をしぼめてしまう)
ガイウス「ガッハッハッハッハッ!!いいだろう、教授してやる!このオオナズナは、空気中に含まれる水分を含んだ花粉を撒き散らすことで、自身の周りに霧状の膜を張り、光の屈折や反射を利用して擬態しているのだ。そのさい、オオナズチ同様、特殊な電気を茎から発生させ、化学反応を利用して日光の反射率を変化させ、透過率を高めているというのだ。どうだ?恐れ入ったか」ガッハッハッハッハッ
UBU「まだ仮説。しかもそれって、ノレッジ・フォールの調査結果から得た学説でしょ?」(空を見上げながら呟く)
ガイウス「む・・・・・・」
ファイヤージンガー「なんだよ、断定じゃねぇのかよ!?真面目に聞いて損しちまったぜ!!そりゃ~そうだよな!!こんな便利なオオナズナの特性が解明出来ていたら、とぉ~っくに暗黒商会をはじめとする姦邪共が兵器利用してるもんな!!王立古生物書士隊だっけか!?大したこたぁ~ねぇ~なぁ~!!」ナッハッハッハッ!ボフッ(高笑いのついでにガイウスに花粉を浴びせる)
ガイウス「うおっゴホッゴホッ!なんとけしからん奴だ!!」ぷんすか
ロージー「そんなすごい植物なんだ・・・根ごと持っていって、あたしんち(カーブーの実家)で育てようかな・・・お引っ越し、する?」(優しくオオナズナに問いかける)
ファイヤージンガー「だいたいな、おっさんごときが、かの大自然の孤島「ジャック・ザ・アイランド」育ちの俺様にクイズを出そうってういうのが、百年はえ~っつーの。人間のくせして」ふん
ガイウス「未開の大地・・巨神がいると云われる島か・・・・」
UBU「そして、ヤマオモイのおじいさまがここを去り、向かった楽園・・・」
ひゅううううううう・・・・
(ふんわりとした風が秘境エリアに吹き、草花を躍らせる)
ロージー「ここに咲く草花は、ヤマオモイのおじいさんが残していったお土産・・・おじいさんの体に咲いていた草花からこぼれ落ちた種子が、おじいさんに代わって、この秘境エリアを賑やかにしてくれているんだもんね・・」(鮮やかに咲き誇る星見の花を優しく撫でる)
ファイヤージンガー「そうだな・・(そしておそらくは、お嬢が爺さんの体内で吹いた笛の音の影響を受けて、ここまで広範囲に育ったに違いねぇ・・。火の国の「お花畑」といい、お嬢のグリーンカリピストの力はまったく不可思議だが・・・あれ以来、なぜだか体が痒くて仕方ねぇ・・)」ぼりぼり(胴体部(茎部)を葉っぱのお手で掻いている)
UBU「おじいさま・・・・・」ひゅううううう・・
ガイウス「・・・・・・・。すべて私の責任だ。学園に被害を齎し、お前たちが匿っていた浮岳龍も・・」
UBU「誰もガイウスさんを恨んでなんかいないよ。学園の生徒達も、ヤマオモイのおじいさまだって・・。自責を負うだけなら、あたちだって同じ。もう少し早くバベンコの正体やルナストラを止めることが出来ていたら・・・あの場におじいさまが来なくても良かった・・・」
ロージー「UBUちゃん・・・(きっとヤマオモイさんを本当のグランパのように・・・)」
ファイヤージンガー「な、そんな湿っぽい話より、調合に使えそうな素材を見つけようぜ!爺さんだって、その為にこの庭園を残していってくれたんだからよ!」
UBU「そうだね。よし!久々に採取クエと行こうか」にこ
がしゃりこしょり・・がしゃごしょこしょり・・
(と、各々屈んで草花を観察している)
ロージー「う~ん・・漢方になりそうなもの・・もの・・」がさりごそり
UBU「ねぇ、ところで何を採取すればいいの?」くんくん(何やら派手な色のきのこを嗅いでいる)
ガイウス「うむ・・。ひとえに希少な素材とあれば、ここにある植物は渓流地区では
見られないものばかりだが・・」
ロージー「あ、ごめん。説明してなかったね」がさりごそり
ファイヤージンガー「お嬢はな、薬を作る素材を探してるんだよ」ぼりぼり
ガイウス「薬・・?」
ロージー「うん。龍結核を治せるお薬を作りたいの」
ガイウス「龍結核・・・・・」
UBU「って、雪左や出っ歯のあの子(彭関越)が患っている病気のこと?」
ロージー「そう。一時的に症状を緩和させる薬はあるんだけど、完全に治してあげられる薬はまだ存在しないの・・。だからあたしが作ってあげたいの」がさりごそり
UBU「献身的ね。見直した。さすがはローゼンクロイツの血を引いてるだけあるわ」がさりごそり
ガイウス「なに?ローゼンクロイツだと?」
UBU「あ、話してなかったね。この子、そのご子息であられる、ローゼンクロイツ・ローズダンテさん」だぶるぴーす(してるロージー)
ガイウス「フィランソロピー活動で有名な名家にして、大陸でも有数の製薬会社や医療施設を持つという・・・そうか・・。未だ、龍結核を治癒する薬は完成していなかったか・・」
ロージー「え・・ガイウスさん、何か心当たりがあるの?」
ガイウス「私の父もだ。龍結核で死んだ」
ロージー「・・・・・・・・・・・」
UBU「別にあんたのせいじゃないんだから、罪悪感なんて感じないの。ガイウスさんのお父上って、確か古龍観測隊の助手をなさってたって言ってたわよね?」
ガイウス「うむ。実に高名な観測隊員の助手を務めていた」
ロージー「ふぁ・・高名な観測隊員って・・・」
ガイウス「竜人でな、数々の学説や仮説を現代に残した・・」
ロージー「オズワルド・バロン!!」
ガイウス「・・・・そうだが・・どうしてその名を?」
ロージー「また繋がった♪やったね、ジンガー!」ちょん♪(人差し指で左肩の上のドスビスカスの葉っぱの手とハイタッチをかます)
UBU「ちょっとちょっと。お勝手ながらに盛り上がるのはいいけど、ちゃんと説明してくれる?」
ロージー「あたしの・・・あたしの「お友達」も、そのオズワルド・バロンさんの助手を努めていたの。そしてバロンさんが残した仮説を信じて、今も龍結核の元凶であると思われる・・邪龍を追っているの」
UBU「邪龍・・・・・」(目つきが変わる)
ガイウス「ほぉ・・・では、私の父が亡くなった後に、その友人がバロン氏の助手に選ばれたのか。さぞ優秀な学者なのだろうな」
ロージー「その子はハンター・・・というより武芸者。バロンさんの護衛ということで選ばれたみたい」
ガイウス「なるほど・・。バロン氏はかなり長寿であられたからな・・。して、その者がバロン氏の意志を継ぎ、邪龍を追跡をしているというわけか・・」ふむ・・
UBU「感慨深げ。その顔は何か知っているのね?」
ロージー「お願い、ガイウスさん!何か知っていることがあったら、教えて欲しいの!」
ガイウス「うむ・・・。二人共、バロンの仮説の概要は心得ているか?」
ロージー「うん・・バロンさんによれば、現在大陸で確認出来る三大龍・・えっと・・・黒、紅、そして祖なる者は、ある特定の位置のフィールドにしか降臨してこない、極めて規則的な存在だっていうんでしょ?」
ガイウス「うむ。そしてギルドのハンターの多くが目撃、そして討伐してきた三大龍は、その全てが実態を伴わない自己像幻視化による副産物とする仮説だ」
UBU「レプリケーションシステム。禁忌レベルの龍の「本体」は、その強大な龍エーテル、つまり「龍」と呼ばれる元素を集合体にして、自分そっくりのレプリカを作ることが出来る・・・バロンさんは、そのレプリケーションシステムに、三大龍からの貴重なメッセージが込められていると指摘した・・・どう?先生」
ガイウス「見事だ。私の専門が龍生体力学(ドラゴンバイオメカニクス)だとは前に言ったな?」
UBU「ええ。竜族の社会性、集団行動、基本的な運動を調査して、それらに働く力や相互関係を考察してるんでしょ?」
ガイウス「そうだ。その観点からみても、現在確認出来る三大龍の遺骸、及びその一部である素材からは、属性値以上の成果が得られない・・つまり・・・」
UBU「禁忌レベルにしてその程度であるわけがない。・・ってことでしょ?」
ガイウス「・・・・・・。もしもだ。バロンの仮説を基に考察するのならば、禁忌レベルの竜族が持つ龍エーテルとは、同じ龍属性でありつつも、更に人智を、竜族の視点からみても逸脱したエネルギーを持っていなければ立証出来ないはずだ。そう・・・お前が背中に背負っている煌黒大剣や、先日、川村が見せた得体の知れない力のようにな」
UBU「♪~~~」(へったくそな口笛を吹いて誤魔化してるつもり)
ガイウス「いいだろう。秘密主義を貫きたいのなら、勝手にすればいい。だが、もしも私から教示を得たいのであれば、早くその閉鎖的な信念の戒律を破ることだ。いくぞ、コーネリアス」ザッ
UBU「ほえ・・って、どういう意味?」
ガイウス「明日、ユクモを去る。以上だ」ザッザッザッザッ・・
ロージー「え・・もう!UBUちゃんのバカ!!結局、肝心なことを聞いてないじゃない!!待ってぇ~ガイウスさぁ~~ん」タッタッタッ
ずでぇ~ん
(急いで追いかけるも、途中、ツル草に足をとられ豪快にすっ転ぶ)
UBU「う~~~~~~ん」(両腕を組んで考え込むその頭の上をカサカサとにが虫が這っていく)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ユクモ商店街、釜飯専門店「禅」....
コニー「いらっしゃいませにゅ~♪今日のオススメディナーは、ちょっぴり気まぐれ角刈り椀方が作る「銀シャリ草の葉とジャンゴーネギの葉のお吸い物」ですよぉ~♪どうぞお召し上がれぇ~♪」ワイワイガヤガヤ
ポール「はぁ?それじゃあ、UBUのやつが原因でガイウスさんは村を出ていくっていうのか?」(テーブルの上にはたくさんの小皿とビールジョッキが乗っている)
ロージー「きっとそうよ。UBUちゃんが意地悪するから、いい加減、ガイウスさんだって堪忍袋の緒が切れたのよ」はむはむ(怒りながら串刺しのハム焼きをはむっているその左肩にドスビスカスの姿は見られない)
ファイヤージンガー「どっちもプライド高そうだもんな。きっと♪」(テーブルの上で、土の入った小鉢に「植えられて」おり、どうやらチャージ中のようだ)
ポール「確かにUBUはガイウスさんの研究には非協力的だが、それを承知した上での「付き合い」だろ?現に学園での騒動が起きた時だって、UBUはガイウスさんを守ってみせたっていうじゃないか」お吸い物お待ちぃ~♪(と、椀方のご機嫌な声が店内に反響する)
ロージー「それは当たり前!みすみすと凍土のマフィアに、ガイウスさんを渡して、何がユクモの自警団だって話しよ!」ぶちっ(怒り気味にハムを食いちぎる)
ポール「凍土のマフィアか・・・俺も参戦したかったなぁ・・」ゴクゴク(やりきれない表情で達人ビールを食らう)
ロージー「そのおかげで暫くバ中(バベル中学の略称)は学級閉鎖。壁に空いた穴の修繕費は、ガイウスさんが自腹で支払うって言ってたけど、ガイウスさんは別に悪くないもの。悪いのは、あのにっくきバベンコよ」ゴクゴク(こちらもビール、ではなく、元気ドリンコjr(通常のより薄め。眠くならない成分が低め&カロリーオフ)を飲んでいる)
ポール「あのお人好しのバベンコが、ウィンターナイツだったとはな・・・俺の慧眼もまだまだだ」はぁ~~(と、アワビ(モガ産)のステーキをつまむ)
ファイヤージンガー「なぁ、書士隊のおっさん、ひょっとして凍土の追手が怖いから、逃げるんじゃねぇの?」ちょろちょろちょろ(通りすがりのコニーがちっちゃいジョウロで水を差してくれる)
ポール「それはあるかもな。相当、危険な目に遭ったんだろ?だとすれば妥当な考えだ。向こう(旧大陸)に慣れ親しんでいる人間に、こっち(新大陸)の世界の水は合わないのかもな」あむあむあむ
ロージー「むぅ~~~。だったら尚更、聞いておくべきだった」あ~~~ん(大口でホワイトレバーの刺し身をかっ食らう)
ポール「聞くって、何をだい?」ゴクゴクゴク・・
ロージー「龍結核について」
ポール「ブーーーーーーーーー」(向かいの席に座るロージーの顔面におもいっきり吹きかける)
ロージー「もぉ~、ポールさんらしくない。どうしたの?」ふきふき(通りすがりのコニーがおてふきで濡れた顔をさりげなく拭いてやる)
ポール「いや、ごめんごめん・・。龍結核って聞いたもんだからつい・・」(こちらもコニーから貰ったお手拭きで口を拭う)
ロージー「え・・」
ポール「俺に弟がいるって、前に話したろ?」
ロージー「うん。都市にいるのよね?」
ポール「ああ。君のところの病院にね」
ファイヤージンガー「ナナッ!?」
ロージー「・・・・・・それって・・つまり・・」
ポール「龍結核なんだ」
ロージー「え・・・・・」
ポール「ガキの頃、患ってしまってね・・・まるで悪夢のような夜だった・・」
ロージー「・・・どこで遭遇したの?」
ポール「子供の頃の話しだ。弟と大砂漠に探索へ出かけた夜の帰り道、襲われかけたんだ」
ファイヤージンガー「ナナッ!?」
ポール「暗闇の大砂漠の中、月明かりを頼りに弟をおぶって都市を目指していた時だった・・・背後の上空から、明らかに巨大な龍と思われる羽音が聴こえてきたんだ」
ロージー「姿を見たの?」
ポール「いや・・その時は恐怖心と逃げることでいっぱいでね・・。「止まったら殺される」。そう自分に言い聞かせ、羽音が聴こえなくなるまで一心不乱に走り続けたんだ」
ファイヤージンガー「ってことは二人共無事だったんだな」ハラハラ
ポール「息を切らせ、必死に走り続けていると、都市の灯りが見えてきた。あともう少し・・そう思い、後ろを恐る恐る見上げると・・・」
ファイヤージンガー「・・・と・・?」
ポール「そこには何もなく、ただ月だけが俺たちを見ていたってわけさ」やれやれ
ファイヤージンガー「ふぅ~~~。お月さんだけが、唯一の証人ってわけか・・。しかしポールは勇敢だぜ。弟さんを守ってみせたんだからな」
ポール「だが、弟はそれ以来、龍結核を患ってしまった・・。元々、病弱だった弟・・リックは、あの時襲ってきた龍の鱗粉を吸ってしまったんだ」
ロージー「・・・・・・・(雪左さんと同じきっかけだ・・)」
ポール「俺もつい最近までは、あの背後から迫りくる得体の知れない恐怖が、飛竜種によるものだと思っていたんだが、つい最近、ようやくその正体を突き止めることが出来た。そう。君たちとタンジアの海域で、あの黒龍から聞こえた翼の音を聞いて、あの時の記憶が蘇ったんだ。間違いない。俺たち兄弟を襲ってきたのは、邪龍だったんだ」
ロージー「・・・・・・・。でも、あの時の黒龍は龍結核の元凶となる龍粉を撒き散らしていなかったように見えるけど・・・だとすればポールさん達を襲ったのは・・・」
ポール「紅(クリムゾン)か・・・」
ロージー「・・・たぶん・・・そう思う」(その瞳は真実味に溢れている)
ポール「・・・・・・・・・。一応、リックの担当医には、龍結核の原因は、邪龍にあるかもしれないという報告をしたんだが・・・どうやら、君に相談した方が早かったみたいだ」
ロージー「ここでもまた繋がった」
ポール「??」
ロージー「あたしのお母さんもね、あたしが小さい頃、龍結核で死んじゃったの」
ポール「・・・・・・・・・・・・」
ロージー「あたしが親族の反対を押し切って、ハンターになるって決めたのは、少しでも龍結核で苦しむ人々の力になる為・・・狩猟社会の優れた調合術や実践的な治療技術を医療応用して、それをローゼンクロイツの持つ医学知識と合わせれば、必ず龍結核を治すことの出来る薬を作れると思うの」
ポール「・・・・・・・・。すごいな君は・・。君がいれば、弟の病気も治るかもしれない・・。そうだ!」
ロージー「??」
ポール「そのクエスト、俺にも是非、手伝わせてくれないか!?」
ロージー「え・・」
ポール「俺たち(ハンター界)の間では常識だろ?難題なクエストほど、パーティーを組んだ方が達成率は高くなるってね」パチりん(ウィンクをかます)
ロージー「ポールさん・・・」
ファイヤージンガー「やったな、お嬢。クソ兄貴より頼りになる同志が出来てな」(頭上で男前な微笑みを浮かべるポール)
ロージー「うん・・。でも以外だった・・」
ファイヤージンガー「なにがだ?」
ロージー「身近にいた人の身内が、二人も龍結核にかかっていたなんて・・・」
ポール「他には誰が?」
ロージー「ガイウスさんのお父さん。龍結核で亡くなったって・・」
ポール「そうだったのか・・・」
ファイヤージンガー「偶然じゃねぇよな。きっと。こういうのシンクロニシティっていうんだぜ?だとしたら、お前たちはその共通した因果をぶち壊さなきゃならねぇ。未来の為、絶対にだ」
ロージー「ジンガー・・・うん!そうだね!」
ポール「よし!そうと決まったら早速、明日の朝、ガイウスさんが村を旅立つ前に会いに行こう。そして龍結核について、何か知っていることがあれば教えてもらおう!」スッ(ジョッキを掲げる)
ロージー「うん!!」ガッ(おジュースの入ったジョッキを掲げる)
がしょ~~~~~ん
(契の乾杯を交わす二人。ロージーは相変わらずバカみたいな力で「ぶつけてくる」ので、おもいっきり黄色いジュースがポールの服にかかり、一笑い起こる)
~ユクモ、人気激アツ旅館「ユクモ仙郷」....
リィィィィ・・・リィィィィ・・・・
(暗がりの部屋の中、今宵も村が安穏であることを示唆する、ハナスズムシの叙情的な鳴き声が聴こえる)
ガイウス「・・・・・・・・・・・」(旅館の着物を羽織り、両腕を組んだまま縁側に腰掛け、満点の星空を見上げている)
コーネリアス「今日で最後ですね・・・この渓流から銀河を眺めるのは・・・」(隣に腰を下ろし、両足をぶらりとさせながら主人と同じ夜空を見上げている)
ガイウス「・・・・・・・・・・・」
リィィィィ・・・リィィィィ・・・・
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎは・・
1/30(月)0時更新 おそらくはMHOからの・・
をお送りいたします♪んじゃあさ!!次回もお団子頭に乗っけて月を眺めながら読も見ようよ
MHO版麒麟(キリン)と恐暴竜(イビルジョー)を見て観てみよう♪
えてもうた 大好き加湿器 また得てもうた
最近、奥さん、乾燥してんだって?そんな時ぁ~加湿器が一番よ。どうぼ。加湿亭あた門太ですさぶい冬はなんといっても乾燥します。肌はカサカサ、咳コホコホ。正直「やって」られません
だので作者は加湿器マニアです。おうちに何個あるか分かりません。そしてちゃんとお手入れもしています。水がある所には必ず菌が生まれるからです。ちなみに汚れと菌の違いをきちんと理解しているかどうかで、その人がカジュアル潔癖症なのか、コア潔癖症なのかが分かったり分からなかったり。だので加湿器はちゃんとこまめにクリーンするのです
そうすることによって、水属性の精霊がより多く集まり、お部屋の清涼感をより「増量」してくれます。ですがあまり多く集まり過ぎると「結露魔人」を「勝手に」召喚し、お部屋の窓が「ぺちょぺちょ」になってしまいます
だので加湿器と同時に欲しいのは、「お部屋の湿度をチェックできるやつ」です。正式名称をなんというか知りませんし、そもそも知りたくもないし、改めてググる気もしないのではありますが、あると非常に便利です。我らが「あきばお~」の店頭セールに「たまに」出てたりします。笑っちゃう。そんな加湿大好きあんまん作者(よくよく考えれば、あんまんもまた「蒸す=加湿」ではありませんか
なんたる因果!あんまんカルマ!!)。先日、また一台加湿器を得てしまいました。シンプルな音波式。サファ~~って出るあの感じがたまらない。きっと大陸世界の渓流地区とは、淀みのない純麗かつハイドロゲン満載の空気に満ちた激アツヒーリングスポットなのでしょう。そりゃ雷狼竜も水飲みに下山してくるはずだわ
というわけで!!今日の中継ぎもMHOから!!キリンとイビルジョー!!
まずは「ありがたぁ~い」狩猟動画に参拝してから見て観てみようそうしよう~♪
こちら公式キリンガイド
http://mho.qq.com/webplat/info/news_version3/5499/5500/5501/5502/m4028/201701/544653.shtmlそんで関連イベント
http://mho.qq.com/cp/a20170110slls/index.htm?atm_cl=ad&atm_pos=13774&e_code=296224
そんだこんだで作者の感想
MHO版キリンはまず美しいクリスタルのような透明感をした気品溢れる外観に、思わず「舐めたくなる」衝動にかられてしまったのは作者だけでしょうか?きっと甘じょっぱいはず。アイスのコーンのような「角のさきっぽ」には、それこそ「まあるい」ミントアイスを乗せてやりましょう
となると、MHOの蒼いキリンは雷属性を操るより、氷属性の方がしっくりくるのでは・・
真面目な感想としては、画質の向上以外はそれほどハンターズソウルを奮い立たせるインテンシティは感じられなかったかな・・というのが正直なところです。無印からキリンとおつきあいのある狩人ならばご理解頂けるでしょうが、キリン戦って正直退屈しんどいんです分かりやすいモーションを見極めてのヒット&ランのループ作業・・。作者はあの音楽を聞くと眠くなってしまいます
パーティー狩猟では、みんなにバレないように何度となくウトウトしたものです(邪龍戦も同じ)。おそらくキリンが一番「面倒だった」のは無印で、イベクエの「熱風と落雷」では、パーティー狩猟はともかく、ソロに至っては「なんでこんなしょうもないクエを一人でやらなければいけないんだ
決戦場マジやだ」などと、「ツバを吐くくらい」地獄だったことを覚えています。ヤングハンターで無印経験のない方は是非やってみよう
お次は我らがまさひこ君まさひこ君はトライから登場した激アツ人気モンスターにして、乱入システムの象徴としてもまた近年のナンバリングタイトルやスピンオフタイトルには欠かせない「あいつ」的な存在にまで急成長
ということで、MHOにも参戦!さて、どんな暴虐っぷりを見せてくれるのかと思いきや、よもやの想定内・・。狩猟動画を見ても分かる通り、ユーザーは既に過去のタイトルで彼(イビルジョー)の特性は研究済み・・。いくら火力が強くても然程新しい攻撃モーションが追加されていなければ、いくら暴君とて近年の優れた狩猟ギミックを前にしては敵うはずもありません
恐暴竜イビルジョーといえば、その名前のインパクトに恥じないスケール感と「太古のT-REX」を彷彿させる「デカい」モデリングを施し、従来のモンスターの概念を破壊したモンスターの一頭で、対峙した狩人ならば誰しもが一度は「踏みつけられ」、その自尊心ごと食い散らかされたはず・・・だったのですが、かつてのようにエリア全体をかき乱すような傍若無人な振る舞いも、見慣れてしまったせいなのか、以前感じいた恐怖心も解き放たれ、今は冷静に分析出来てしまい、なんならマンネリ感すら覚えるような「お決まりのやられ方」に一笑いの安堵感を得るのと同時に、少しせつない気持ちになってしまったのは作者だけでしょうか・・。恐暴竜はもはや凶暴ではなく、弱点である足もと周りを強化することもなく、近接武器にメッタ斬りにされ、挙句、相変わらずのゴーヤ的尻尾も斬り落とされ、最後は落とし穴で眠らされる・・。逆に言えば、それこそが恐暴竜の真骨頂であり、愛される理由でもあります。MHOの舞台となっている大陸の恐暴竜が、新大陸に比べ弱体化しているのではなく、ハンターが進化し過ぎてしまったのです。所詮モンスターはゲームシステム内おける「やられ役」に過ぎず、ユーザーはその敵を倒す為、何度倒されても立ち上がり、攻略法の限りを追求して、難敵に報復し、勝利という開放感に浸る・・。そのルーティン化の蓄積が倦怠感となって他のゲームへの移行に繋がり、満足感を求める為、また一からルーティンを繰り返す・・。これを踏まえると、いちタイトルをアップデートなしでエンドコンテンツにもっていくのは不可能でしょう。そうすると恐暴竜の、まさひこ君の未来はどうなるのでしょう?アップグレードを経て、足もとに近づく小煩いハンターを蹴飛ばすのか?足が短くて蹴るのが無理なら、「恐暴竜の唾液」を垂らし、腐食やられにするもいいでしょう。遠くから撃ってくる「ばか」に対しては、ホーミング性能付きのじゃがいもをふっ飛ばし、撃退するもいいです。強くなって欲しい・・。作者は恐暴竜が・・いや、まさひこ君が大好きだから強くなって欲しいのです
シビレても我慢して、落とされたら、すぐ飛び跳ねて回避する!そんな恐暴竜、描きたいから作者は「お勝手ながらの」二次創作を今日もネチネチと創作するのでした
それじゃあ今日もエンディングでぇ~す
↑落とされたまさひこ君を更なる悲劇が・・。頭に何か落ちてきた瞬間の一枚。
「久々のおもしろ写真シリーズ~気づけば25回目」より
それでもおっちょこちょいな恐暴竜が好き
ばいばいよたまご運んであぼっちぼっち
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
2/1(水)0時更新 「こんなに口惜しいことはないぞ」の巻
をお送りいたします♪ほんじゃあさ!次回もだんまりきめこんで読も見ようよ
「こんなに口惜しいことはないぞ」の巻
~ユクモ村、村長宅、朝....
ちゅんちゅん ちゅちゅんちゅん
ガイウス「思いの外、厄介になってしまった。村から受けた恩徳の数々、決して忘れないだろう」
スッ・・(コーネリアスと共に「ピカピカな」木床の上で並んで座礼し、深々と感謝の念を込めた合手礼をみせるガイウス)
村長「どうか頭をお上げになってください。礼をしなければならないのは我々の方です。ガイウスさんが村に与えてくださった見識の数々に比べれば、大したもてなしもしてさしあげられず・・子どもたちに代わり、礼を言わせてください」スッ(こちらも深々と合手礼で返す)
ガイウス「はて・・子どもたち・・?」(頭を下げながら自分に問う)
村長「トンコさん達ですの。毎日、ガイウスさんと一緒に登下校し、学園生活を共にしたことで、大変多くのことを学ばせて貰っていると・・UBUちゃんから聞きました。彼女もまた、ガイウスさんにはとても感謝していると」スッ・・(頭を上げ、笑顔で応える)
ガイウス「・・・・・・・・・・」(その隣で同じく頭を下げたまま微笑んでいるコーネリアス)
村長「ユクモでの日々は、ガイウスさんにとって有意義であられましたか?」にこ
ガイウス「村人の温情という庇護を受けながら、温泉では心身を癒やし、旅宿では毎日が祝宴のような御造作にあずかり、毎夜、快適な睡眠をとることが出来た。学園では様々な種族から成る教師、そして生徒諸君らの厚い支援により、大変意義深い教示を賜ることができた。到底、他の書士では体験出来ない記憶と心象が、確かに私とコーネリアスの中に芽生えたのもまた事実。これもひとえにユクモの加護があればこそ。誠に感謝致す」スッ・・(再度、礼を示す二人)
村長「ユクモは寛容です。ガイウスさんからそのように評して頂いたことは、我らユクモの民ならず、学園の生徒たちにとっても大きな財産となりましょう。子どもたちには、今日発たれることは?」
ガイウス「子どもたちに告別の辞を示すのは性に合わない。村が活気づく前に発つつもりだ」ス・・(コーネリアスと共にゆっくりと頭を上げる)
村長「そうでしたか・・。すあまちゃん達・・どんなに悲しむことでしょう・・」
ガイウス「・・・・・・・・・・。私がいれば、学園に・・そして村にも被害を齎しかねない。どうかご理解頂きたい」スッ・・(顔を上げたまま目を閉じることで、その意志が固いことを示す)
村長「その憂虞もまた、UBUちゃんから聞きました」にこ
ガイウス「なに・・?」
村長「自分がもっと早く手を打てていれば、今回の騒動、そしてガイウスさんの離別を止めることは出来ただろうと・・・昨日の晩、彼女がここに来たのです。彼女なりに、私に心配させないよう、学園で起きたこと、そしてガイウスさんが今日、出発することを教えてくれました」
ガイウス「・・・・・・・・・・」
村長「彼女もまた、今のガイウスさんと同じくらい悲哀に満ちています。どうかそれだけは分かってあげてください」
ちゅんちゅん ちゅんちゅん
(微笑む村長に対し、深々と礼をするガイウスとコーネリアス)
ザッザッザッザッザッ・・・・(湯けむりが朝霧のように覆い尽くす断崖に挟まれた道から、村の中心部へと抜けてくるガイウスとコーネリアス)
コーネリアス「この独特な景観を歩くのも、今日で最後ですね・・」モワモワモワ・・
ガイウス「・・・・・・・・・・・」モワモワモワ・・
コーネリアス「本当に・・素敵な所です」モワモワモワ・・
ガイウス「うむ」モワモワモワ・・
ザッザッザッザッザッザッ・・・
コーネリアス「ん・・あれは・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
(橋の向こう側から、村長がいつも座っている長椅子に腰を下ろしながらこちらに向かって手を振っているオレンジ色の撫子衣装を纏った少女と、ロックラック衣装を纏った男性狩人の姿が見えてくる)
コーネリアス「お見送りでしょうか・・」
ガイウス「どうかな」ザッザッザッ・・
ロージー「あはははは。やっぱり来た来た」(手を振るその左肩からの上から、同じく葉っぱの手を振るドスビスカス。体(胴体部)が痒いのか、なんだかもじもじしている)
ガイウス「やっぱり?」ザッザッザッ・・
ポール「旅館に行ってみたんですよ。そしたら今朝早く、チェックアウトしたって聞いたもので。村長さんの家か、或いはここかなと思って」ちら(奥に見える「あたちハウス」を見る)
ガイウス「・・・・・・・・・・。見送りならいらん」ザッザッザッ(足早に立ち去ろうとする)
ファイヤージンガー「可愛くねぇおやじだな。追っかけろ、お嬢」ぐいっ(前髪を引っ張って「起動」させる)
ロージー「あ~ん!待ってよぉ~」したたたた
ガイウス「でかい声を出すな。家主が起きたら事だ」ザッザッザッザッ(あたちハウスの前を横切り、階段を下っていく)
ポール「仕方ないでしょ?ここを通るしか、正面口には行けないんだから。なぁ?」
ファイヤージンガー「くすくすくすくす」(一緒に笑うコーネリアス)
ガイウス「だからこの時間を選んだ」ザッザッザッザッ・・
ロージー「挨拶・・いいの?UBUちゃんや、トンコさん達に・・。今日も学校は休校だから・・中にいるよ?」タッタッタッタッ
ガイウス「・・・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ・・
コーネリアス「・・・・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ・・(足早に歩く主に続きながらも、どんどん遠くなるあたちハウスを振り返って見ている)
ガイウス「お前たちこそ何をしに来た。まさか、最後の護衛というわけでもあるまい?」ザッザッザッザッ
ポール「森の中に飛行船を隠してあるんでしょ?万が一、道中に雷狼竜にでも遭遇したら、それこそ「事」だ。お供致しますよ」パチりん(実に憎らしいイケメンウィンクをかます。朝陽を浴びて白い歯がチラりと光る)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ザッザッザッザッザッザッ・・・
(村を背景に山道を歩くガイウス一行)
ロージー「お願い!龍結核について何か知ってることがあれば教えて欲しいの!」このとおり~
ガイウス「なるほど。それが聞きたくてあそこで待っていたのか」ザッザッザッザッ
ロージー「え・・・そりゃ勿論、お見送りもかねてだけど・・・ねぇ、何か知っているんでしょ!?昨日のUBUちゃんのことはあたしが謝るわ!だから教えて!」タッタッタッタッ
ガイウス「彼女は自分の戒律を守っただけに過ぎん。だから私も無理にそれを破ろうとはしない。それだけだ」ザッザッザッザッ
ポール「そりゃないでしょ。UBUはこれ以上、あなたがこっち(新大陸)にいることで、多くのことを知ってしまい、またいつあなたが襲われるか分からないから、あなたの質問に対し、わざと冷たくしているんだ。当然、クルセイダーズにも秘密主義はある。だからこそ、あまり深入りするのは・・」
ガイウス「私は真実を知りたいだけだ」ザッ(ポールの行く道に立ち塞がる)
ポール「その愚直さが彼女に迷惑をかけている。クルセイダーズの調査なら、分野が違うはずだ。それは別の機関に任せることだ」
ガイウス「私が愚直だと?まるで己自身がギルドの諜報員みたいな台詞だな」
ファイヤージンガー「お、激アツな展開♪」おろおろ(と、睨み合う二人の狭間の中で困惑しながら、大人達の顔を交互に見上げるロージー)
ポール「俺はただ、俺自身、ユクモに来てから学んだことを今ここで言っているつもりだ」おろおろ(するロージー)
ガイウス「ならば私も同じだ。知的生命体種の研究をすることが、大陸の未来に繋がると思っている。それが叶わないのならば、別の場所に行くまで」おろおろ(するロージー)
ポール「むざむざ殺されに、凍土にでも行くつもりか?」フッ(嫌味を言うポールに対し「よしなよ、ポールさん」みたいな顔で見上げてるロージー)
ガイウス「そうなればお前たちは、己の無力と無慈悲に嘆き苦しむだろうな」フン(反論止まないガイウスに対し「そんな意地悪を」みたいな顔して見上げるロージー)
ポール「そこまでの価値が、ご自分にお有りだと?」フフ・・
ガイウス「生命に優劣をつけるな、狩人。大陸にへばりついて生きている人間は、みんな自然を崇拝する。それは謙虚という美徳を知っているからだ」
ポール「ならばご教示願おうか。真のモンスターハンターたるは?」
ガイウス「それは・・」
「不言実行の志を胸に抱き、瞞着せず生命に忠節を尽くしながら大陸に敬意を払い、清貧篤敬にして誠実を貫き、時には人目を憚らず仲間と共に快哉を叫び、危険を顧みず他人の苦難のために奔走する遊侠の狩人・・それが真のモンスターハンターが目指す徳望の姿よ」
コーネリアス「UBUさん!」
UBU「どう?二人共。今の答えで満足した?つっても、理想論だけどね」(山道端の林から姿を見せるあんまん女。その傍らにはバステトを抱いた鉄平の姿も)
ガイウス&ポール「ふぅ~~~~~~~~~~」(自制を取り戻す一呼吸)
UBU「今の台詞、書き記しておけ。コーネリアス。なんちって」ちろっ(姦邪な蛇のような舌を「やっちゃいました」的な感じで出しておどけてみせるUBUに駆け寄るコーネリアスとロージー)
ロージー「良かった♪やっぱりガイウスさんをお見送りに来たのね?」
鉄平「まぁな。隠しておいた飛行船の準備はしといてやったぜ」ちら(林の奥には、いつ乗り込んでも飛び立てるように準備されている小型飛行船が見える)
ガイウス「そんなに早く追い出したいか」ふん
鉄平「そうスネんなさんな。あんただって、俺達に挨拶もかまさないで出発するつもりだったんだろ?」
コーネリアス「そういうのが苦手なんです。昔からガイウスさんは」くすっ(鉄平の耳元で囁く)
バステト「みゃんみゃん!」(「あんまん」と、UBUに睨みを利かす)
UBU「分かってるわよ。ガイウスさん。この煌黒大剣の秘密を知りたいんでしょ?」ゴイン
ガイウス「・・・・・・・・・・・・」むす(っとしながら頷く)
ポール「素直じゃないんだから・・」やれやれ
UBU「ガイウスさんの想像どおり、この大剣は煌黒龍の実態から手に入れたものよ。そしてカーブーに力を与えた瑠璃色の龍玉もまた同じ・・。納得した?」にこ
ガイウス「ふぅ~~~~~~~~~~」(しかめっ面をしながら受け入れがたい言葉をどうにかして飲み込もうとしてる)
ポール「・・・・・・・(実態・・・彼女は一体、何を喋っているんだ・・?)」
ガイウス「ロックラックで火の国を訪れたアカデミーの書士と会い、報告を受けたと前に話したな?」
UBU「ああ・・「コードネームはまだない」でお馴染みの人だっけ」
ガイウス「彼の者の話が嘘でなければ、神域地区で起きた異変、そしてアルバトリオンの実態の倒したのは・・UBU、お前だな?」
UBU「そんな話し、一体誰が信じるっていうの?煌黒龍が「絶滅」した今、それ以上の立証は出来ないでしょ?」ちろっ
ガイウス「・・・・・・・クックックッ・・・ガッハッハッハッハッハッ!!」
ポール「なんだぁ・・」
ガイウス「いやはや、ポール・ベインズ!そなたの言うとおり、我々はモンスターの生態調査が仕事だ!それ以外は分野外だったな!?」バンバン(ポールの背中を叩く)
ポール「はぁ?」バンバン
ガイウス「知能啓発とは限りを知らない強欲なもの。私とてまだ命は惜しいということだ!ジョンがアカデミーにいればな・・・・こんなに口惜しいことはないぞ。UBUよ」(真剣な眼差しでUBUを見つめる)
UBU「どうかな。もはや普通に狩りが出来ない体質になっちゃってるからね。そういう意味じゃ、ガイウスさんと同じかも」にこ
ガイウス「そうだな」フッ
ファイヤージンガー「なんだぁ?おっさん、急に機嫌が良くなったな」ぼりぼり(葉っぱの手で胴体を掻いている)
ロージー「仲良しはいいことよ♪」
UBU「さて、今度はガイウスさんの番よ」
ガイウス「うむ」
ポール「何も知らないんじゃなかったのか?」
ガイウス「さっきまではな。だが、今のUBUの話を聞き、長年抱き続けてきた空想と仮説が、現実に思えてきた」
UBU「??」
ロージー「なんでもいいの。ヒントになるようなことであれば、それを試してみるだけ」
ガイウス「何故そこまで追い詰める?」
ロージー「あたしのお母さん・・・龍結核で死んじゃったの・・。それが理由じゃ・・ダメ?」(真っ直ぐな目で見上げる)
ガイウス「・・・・・・・・・。父の遺言・・・残念ながら、龍結核の直截的な医療法に繋がるかは分からん。だが、関連するフィールドなら見つけることが出来るかもしれない」
ロージー「え・・・・」
ガイウス「龍結核の元凶である、龍粉を撒き散らす邪龍が棲むと云われるねぐらについてだ」
UBU「!!」
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ひと狩りひと読みしたらポチっとな
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/3(金)0時更新 「無論」の巻
をお送りいたします♪ほんだらばさ!次回も「ヘラクレスの豪腕」ばりの力でマウスを握りしめながら読も見ようよ
「無論」の巻
ガイウス「・・・・・・・・・。父の遺言・・・残念ながら、龍結核の直截的な医療法に繋がるかは分からん。だが、関連するフィールドなら見つけることが出来るかもしれない」

ロージー「え・・・・」
ガイウス「龍結核の元凶である、龍粉を撒き散らす邪龍が棲むと云われるねぐらについてだ」

UBU「!!」
ロージー「ガイウスさんのお父さんの・・・遺言・・・」

鉄平「邪龍の・・・・ねぐら・・・」
ガイウス「おそらくは」
UBU「何処にあるの!?」ガッ

ポール「・・・・・・(この反応・・・やはりUBUは邪龍と因果関係にある・・・)」
ガイウス「残念ながらその明確な場所は、死んだ父の記憶と共に消滅してしまった」スッ・・(諭すようにUBUの手を払いのける)
UBU「・・・・・・・・・・・・・」(唇を噛んで静かに俯く)
バステト「みゃんみゃん・・・・」(心配そうにUBUを見つめる)
ロージー「ガイウスさんは、その話をお父さんから直接聞いたの?」
ガイウス「数年前の話しだ。ロイヤル・アカデミーに、故郷であるアルコリスから手紙が届いてな・・宛先人は父の従者だった。それを見てすぐに悟ったよ・・父の身に何かあったとね・・」
ポール「・・・・・・。手紙にはなんと?」
ガイウス「父が龍結核という奇病を患い、余命もごくわずかであると記されていた。私を見れば分かるように、父もまた年老いてもなお、現役調査員を自負するほど、活力に満ち溢れている人だった。だから私はその手紙を読んだ時、きっと父が何かの調査中、龍結核を患ってしまったと容易に推測することが出来た」
UBU「問題はなんの調査中に・・何処で感染したか・・・」
ガイウス「そこで急遽、私はアルコリスの屋敷に帰還し、なんとか父の最期を看取ることが出来たのだ」
ポール「そして遺言を受けた・・その内容は?」(少しUBUの様子を窺いながら問う)
ガイウス「私が屋敷に到着した時、既に父は床の間で息を引き取る寸前だった。そして父は駆けつけた私の顔を見るなり、こう言った」
「邪龍の巣穴を根絶せよ。大陸が終末を迎える前に」
ガイウス「そう言い残し・・逝ってしまわれた・・」
ポール「邪龍の巣穴に大陸終末論・・・・いちハンターにはとても大き過ぎる問題だが・・」ちら
UBU「・・・・・・・・・・・・・・」
ガイウス「私もその時は、死に際の妄想に取り憑かれた譫言だと思っていたのだが・・・バロンの仮説を裏付ける証言を得た今なら、父の言葉も理解出来る」グッ・・(拳を強く握る)
UBU「・・・・・・・・。お父様は観測隊の助手だったのよね?その時も何か調査を?」
ガイウス「いや。従者の話ではバロン氏とは別に、単独で調査を行っていたらしい。そして旧大陸、ジャンボ村近くの海岸沿いにて、大破した飛行船と共に発見されたという」
ロージー「ジャンボ村・・・」
ガイウス「その近辺を調査していたかどうかは定かではない。分かっているのは、意識不明の父が、ジャンボ村の漁師によって発見された時には、既に龍結核という奇病にかかっていたことだけだ」
ポール「では、お父上が何処で龍結核に感染したかは分からないということか・・」ふむ・・
鉄平「調査資料は残っていないのか?」
ガイウス「飛行船は座礁していたらしい。仮に資料が残っていたとしても、今頃は大海原の底だろう」(首を左右に振る)
ファイヤージンガー「手がかりゼロってか。きっとな」
ガイウス「おそらく父は、バロン氏の指示の下、秘密裏に単独調査を行っていたのだろう。その証拠に、父の屋敷にも関連する資料は見られなかった。同時にバロン氏もまた、別のアシスタントを雇い、大陸を駆け回っていたそうだ」
ロージー「・・・・・・(間違いない。そのアシスタントはウーメイさんだ・・)」
ガイウス「分かっているのは、父が何かを調査中に龍結核を患い、飛行船ごと海に突っ込んだということだけだ」ふぅ~~~~~
UBU「・・・・・・・・・・・・・・」
鉄平「UBU・・・・」
ロージー「ねぇ、バロンさんはガイウスさんのお父さんが亡くなったことを知っていたの?」
ガイウス「どうかな・・。父が亡くなった数年後、バロン氏もまた父を追うように他界したと聞く」
ポール「肝心の二人がいなくなってしまったわけか・・」
ロージー「・・・・・・・(ウーメイさん・・・彼女なら何か知っているかも・・!)」
ガイウス「ひとつだけ確かなのは、バロン氏、そして父もまた、その生涯を研究に捧げた偉人だったということだけだ」
ファイヤージンガー「おっさんもな」
ガイウス「ん・・・ガッハッハッハッハッハッ!!そうだな!!」
鉄平「だってよ。似てるな、お前と」
UBU「・・・・・・・・・・・・」ふん
バステト「あんみゃん。みゃいみゅみゅ」よよよ(体を乗り出し、UBUとガイウスの手を掴もうとする)
UBU「??」むんず(バステトに腕を掴まれるUBUとガイウス)
バステト「みゃみゃみゃみょみ♪」ぐっ(二人の腕を引っ張り、握手させようとする)
UBU「??」
鉄平「仲直りしろってよ」
UBU「・・・・・・・・・・・」
ガイウス「・・・・・・・。UBUよ。出逢えて本当に良かったぞ」(実に清々しい顔で言ってのける)
UBU「・・・・・・・。そんなんじゃ泣かないわよ?ガイウスさんは長生きしてよね」
ガシッ

(ガッチリと握手を交わすその向こうで微笑むバステト)
コーネリアス「ガイウス様。そろそろ」(準備万端の飛行船の前に立っている)
ガイウス「うむ・・・・」
ロージー「本当に・・行っちゃうの?」(その背後ではUBUとコーネリアスが別れのハグを交わしている)
ガイウス「いずれ、アカデミーの名を捨てたら・・・な」にかっ(まるで子供のような笑顔を浮かべる)
ロージー「ふぁ・・・・それじゃあまたね!!ガイウスさん!!」(その隣でそれとなく告別と祝福を示すウィンクをかますポール)
ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・・!!
(「Royal Academy」と書かれたラグビーボール型の気球部に火が入る)
鉄平「元気でな!!おっさん!!コーネリアス!!また寺に一緒に行こうな!!」(バステトも手を振っている)
コーネリアス「皆様もどうかお元気で!!お世話になりました!!」ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ!!(徐々に浮いていく飛行船のゴンドラの中から叫ぶ)
ガイウス「・・・・・・・・・・・・」(静かに頷く)
UBU「・・・・・・・・♪」(それに対し、笑顔で応える)
ガイウス「また会おう!!ユクモのハンター達よ!!」
「あたちのモンハン日記」
~王立古生物書士隊編/完結~

GOOOOOOOO!!
(広大な渓流地区の山岳と緑を背景に、順調に空路を進んでいく飛行船)
ガイウス「・・・・・・・・・・・」ヒュオオオオオ(白髪の少しパーマのかかった無造作ヘアを風に靡かせ、腕を組みながら帰路の行き先を睨みつけている)
コーネリアス「あははははは。まだみんな手を振ってくれています」(ゴンドラの縁から身を乗り出し、双眼鏡を覗いている)
ガイウス「何故・・・龍之に教えてやらなかった?」ヒュオオオオオ
コーネリアス「・・・・バステトちゃんのことですか?やはりガイウス様もお気づきでしたか・・」チャッ・・(静かに双眼鏡を下ろす)
ガイウス「両親にはあまりにも酷で伝えることが出来なかったが・・あの子は生涯あのままの姿だろう」
コーネリアス「・・・・そしておそらく言葉もまた・・・」
ガイウス「旧世界には、お前たちアイルー科のように、二足歩行で歩くことの出来ないネコがいたという。おそらくバステトは・・」
コーネリアス「ご先祖様の姿をした神童・・・私はそう信じたいです」にこ
ガイウス「・・・・・・・フッ・・・そうだな、コーネリアス」ぽん(優しくオトモの頭を撫でてやる)
コーネリアス「・・・あれは・・・・ガイウス様!!下を!!」(再び双眼鏡で下を見下ろす)
ガイウス「・・・・・・・・・・・!!」
バベーーーーーーーン!!
(丘の上に聳え立つ巨大な古城の如くバベル中学の屋上より、手を振っている様々な外観をした生徒達)
すあま「きたで!!あれや!!お~~~~~~~い!!」わああああああ♪(一斉に手を振る生徒達)
ガイウス「なんと・・・・・」
コーネリアス「B組のみんなです!!」

トンコ「抜け駆けにゃんて許しゃないニャ!!元気でニャ~~~~!!」(ベリオSネコ包丁を振っている)

ザンコ「バナーは間に合いませんでしたの!!でも、そちらが悪いんですのよぉ~~!?」(なんかマラソンの時に振る旗みたいのを掲げてる。そこにはちっさく「グッバイ」って書いてある)

カーブー「昨晩、UBUさんから聞いたんです!!きっと別れが嫌で、黙って出ていくだろうって!!だからここ(屋上)で、みんなと一緒に徹夜で、ず~~っと待っていたんですよぉ~~~!!」(その後ろには肉焼きセットをはじめ、やたらと食い散らかした残骸が見える)
ガイウス「川村・・・・」
コーネリアス「あはははは!!ですって、ガイウス様♪」

リカ「みんな!!せぇ~ので、いくよぉ~!!」(後ろで頷く、ウルコフ、真里ノス、ミフネ、真島&七瀬、サカナスキー&トーマス、そしてメッシに似た獣人生徒はじめ、B組の愉快な仲間たち)
さよぉ~ならぁ~~~~~!!
コーネリアス「あははははは!!すごい突風だ♪」ビュオオオオオオ!!(音撃で飛行船が傾く)
ガイウス「フッ・・・三種共存の告別の咆哮・・・これ以上に嬉しいことはないぞ」
コーネリアス「我々も返しましょう!!みんなありがとう~~~~!!!!」
ガシッ

(ゴンドラの縁をしっかと掴むガイウスの両手)
ガイウス「よく聞けぇえええええええ!!!!B組の生徒諸君!!!!」
すあま「??」きょとん(と、上を見上げている生徒達)
ガイウス「私はいつか必ず戻ってくる!!!!その時は、学園の講師としてだぁあああああああ!!!!」ガッ(両腕を掲げる)
真島「それマジ最高だぜ!!」
七瀬「期待しないで待ってまぁ~~~す!!」あはははははは
すあま「ほな!!気をつけて帰りや~!!」
ガイウス「うむ・・・・うむ・・・!!」(涙ぐみながら生徒達を見下ろしている)
今はまだ、知的生命体種との三種共存を旧大陸及び全大陸へ推奨するわけにはいかない。あまりにも人とモンスター間の交流及び準備が出来ていない為である。だが、このユクモ地方ではそれが立証されているのもまた事実であり、彼らは共に教養や道徳を学び、生活において互いの弱い部分を埋め、そして尊重し合うことで、今までにない文明を築き上げていくことが出来るだろう。その反面、互いの邪智と利益を共通理念とした悪辣な知的生命体種モンスター及び人間がいることもまた事実である。三種共存の道はまだまだ険しく、それを望まない竜、人、獣も存在する。同時にその反感は、あらゆる差別、イデオロギー闘争を生み、異なる種族間同士の苛烈な戦争へと発展する要因にもなるだろう。だからこそ今後の新大陸の発展こそが、世界に革新を与え、真のコスモポリタニズムを創る黎明となるのだ。その架け橋となるのが学園の生徒達であり、彼らを守っていくのが、ユクモのハンターの務めなのだろう。
ロージー「見えなくなっちゃったね・・・」
UBU「でも・・・心は一緒よ♪」
帰りの航路もまた順調。これもまたユクモの加護なのだろうか・・果たしてその意志が、本当に我らを歓迎したのかどうかは定かではない。
バステト「みゃいみゅみゅ・・・・」じわっ
だが、我々が村や学園で感じた友愛は、決して嘘偽りではなかったことも確かだ。それを信じられなくなったら・・・私は二度とあの桃源郷には帰れないだろう。
カーブー「さよぉ~ならぁ~~~~~!!」
だからここに我々は誓おう。
いつの日か・・いつの日かまた・・・・
コーネリアス「必ず・・・また必ず戻ってきましょうね!ガイウス様!!」(泣きながら手を振っている)
ガイウス「無論」にかっ
このユクモに帰ることを
さよぉ~ならぁ~~~~~
(朝露眩しい草花が映える渓流エリアに、別れの咆哮がこだまする。その激励を受け、澄み切った青空の向こう側へと消えていく、希望を乗せた小さな飛行船のシルエット)
王立書士隊編/完


次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は
2/5(日)0時更新 「あたモン登場人物紹介」
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も朗らかハツラツに読も見ようよ

あたモンオリジナル書士とその書記官をご紹介♪
今回の登場人物紹介は、あたモンオリジナル書士であられるガイウスさんとその書記官コーネリアスをご紹介♪ほんだら早速いってみよう
Real Name:Gaius・Vipsanius・Agrippa(ガイウス・ウィプサニウス・アグリッパ)
Alias(es):Scrivener
Species:Human
Gender:Male
Affiliation:The Royal Paleontology Scriveners
First Appearance:「入ってろぉおおおおお!!!!」の巻
------Biography------
龍生体力学(ドラゴンバイオメカニクス)に精通する王立学術院の名高い書記官。齢でいうなら50代半ばであろうか、白髪白髭がよく似合う紳士的印象を抱かせる容姿端麗の秀才。アルコリス出身で当初、本人はワイバーンカレッジに行くつもりであったのだが、古龍観測隊の助手を務めていた父の勧めもあり、王立学術院に入ることとなる。狩人経験こそないが、活力的なフットワークを武器に多くの大陸を渡り歩く。学者としての卓上での仕事に対し批判的で、「直感的な理解力とは常にフィールドでこそ得られるもの」を信念に、地理的に踏み入りにくいエリアであろうが、獰猛なモンスターが多いフィールドであろうが、危険を顧みず積極的に調査に入る姿勢は、同じ現場主義であるジョン・アーサー派からの支持を受ける反面、現書士隊のトップであるギュスターヴ・ロンからは疎んじられていることも事実である。ハンターから三大龍(黒、紅、祖)の素材(遺骸の一部)を買い取り、研究をするも、狩猟武具に使用される属性値以上の成果が得られず、「祖龍にしてその程度であるわけがない」とガイウスは深く失望したという。同じ頃、古龍観測所では、父が師と仰いだオズワルド・バロンの仮説が立てられ、それを知ったガイウスは、三大龍の実態こそ知的生命体種なのではないかと思い始めるようになり、彼らの動力源である龍エーテルこそ、次世代のエネルギー資源になると推論した。同時に知的生命体種モンスターもまた、普通種を凌駕する属性値及びエネルギーを保持していると考えられ、既に病没しているバロンとは別の方法、アプローチで以後の人生を知的生命体種の研究に捧げていくのであった。龍科学という言葉がアカデミーで定着する以前より、竜族の生態観察や龍エーテル(天然の竜族が発する龍力学エネルギー=龍属性。大陸における最上級元素)の研究に精通しており、彼が書いた「龍生体力学論」はダニエル・カペラをはじめとする近代龍科学者に多大な影響を与えるも、大陸自然科学に重きをおく書士が多く在籍する王立学術院内では龍科学を否定する声も多い。古龍観測隊員であった父(竜人が多い観測隊において、人間であるガイウスの父が在籍を許されたのはその人格、才能故である)は、龍結核により病死している。
------personality------
厳格な信念のもと、活発的な実行力と利発的な人間力を持つ。一度研究に没頭してしまうと周囲が見えなくなる直情傾向にあり、過激な発言も厭わない。アカデミー内の古いしきたりやレギュレーションを嫌い、例え位の高い書士による論文であっても、間違いや修正点があれば容赦なく口を出し、また痛烈に批判をした。過去にギュスターヴ・ロンの論文も数々否定し、「余計な修飾語ばかりで要点をついていない小説」と、ロン氏をこき下ろしたこともある。その攻撃的な気性の激しさからか、ロン氏を取り巻く保守派からは疎んじられているも、孤独を受け入れる姿勢もまた、相手を慮る彼なりの礼法であるとみていいだろう。
------Cornelius------
コーネリアスはガイウスの書記官として仕える獣人である。ヴェルドのとある貴族の屋敷で従者(その扱いは奴隷に等しかったという)として仕えていた茶アイルー。家主より王立学術院へ言付けを頼まれた際、学内の書庫へ立ち寄ったのをきっかけに、学問に目覚め(この時、彼はジョン・アーサー氏の書いた収斂進化に関する論文を読み、脳裏に雷が走ったという)、以来、家主の目を盗んでは学術院に侵入し、書庫にある書物を濫読しまくったという。そこでたまたま学内へ帰還していたガイウスと遭遇するも(彼もまた、書庫内にて読書に明け暮れていた)、ガイウスはコーネリアスに気づかないくらい読書に集中していたという。この後も幾度となく二人は、夜の書庫にて無言の時間を共に過ごしていく。とある晩、いつものように警備の目を掻い潜り学術院へ潜入したコーネリアスは、書庫の入り口でガイウスと出会う。初めて口を開いたガイウスは「明日からエルデ地方という、普通の人間が立ち寄るにはあまりにも危険なエリアへ調査に入るのだが、君はどうするかね?」と聞いてきたという。突然の問答に困惑の表情を浮かべるコーネリアスに対し、ガイウスは更に続けて、「専属の書記官が欲しい。君に最適な職業だと私は思うのだが、返答が欲しい」と実に直截的な要求を申し出る。自分は従者であり、己の意志では主の屋敷を出ることは出来ないとコーネリアスが告げると、ガイウスは、「支配的な契約に屈するな。君は既に自分の意志でここに来ているではないか。それも警備の目を盗むという大罪を犯してまでだ。君を拘束している不要な雇用契約があるのならば、私がその違約金を支払い、君を王都という牢獄から解き放ってやろう」と言うと、呆然としているコーネリアスの腕を引っ張り、一路、夜中であるにも関わらずコーネリアスが仕えている屋敷へと向かう。そこでガイウスは一方的にコーネリアスの契約解除の旨を寝ぼけ眼の家主に訴えると、手持ちの大金をすべて支払い、屋敷を後にする。そのまま未だ何が起きているか信じられない様子のコーネリアスを引き連れ、夜明けと共に二人は王都を旅だったという。以後、コーネリアスはガイウスの書記として、膨大な量の調査書を書き残し、生涯仕えたという。
------Cornelius Personality------
頭部の茶色の毛並みを全体的にオールバックに整えている。太古のオイルベースの整髪料を使用しているという。従者時代、奴隷に近い待遇を受けていたことから、時折、人間に対し懐疑的な姿勢をみせるも差別主義者ではない。革製カバー(勿論、肉球のロゴ入り)に包まれたダイアリーを常に持ち歩く。左利きで、如何なる状況下においても書き留めることを止めない。おそらく外見から察するに、鉄平らよりも年上であると見受けられる。余談だが彼の風貌、衣装、そして名前は「PLANET OF THE APES/猿の惑星」に登場する同名人物をオマージュしており、利発的かつ思慮深い、心優しい獣人を描きたかったと作者は言う。
------Equipment------
ガイウス:レザーライトシリーズ。軽量で普通の人間でも装備でき、モンスター被害の致命傷を免れることが出来る為。
コーネリアス:綺麗なオリーブ色に染まった布製のエスニック衣装。
------Wyburn College Arcolis------
王立学術院が設立した数年後*、アルコリス地方に創設された教育機関(世界観においては教育施設と同義)。ロイヤルアカデミーが王国(ヴェルド)直属の国家研究機関であり、その監視下である王立書士隊の構成員の多くが肉体的に優れたハンターであるのに対し、ワイバーン・カレッジ・アルコリスはハンターではない一般大陸市民でも通え、アカデミー同様の学問を学び、大陸社会に貢献する研究を行うことを目的として、学生ギルド(組合)が共同で設立した自治大学である。階級主義、選民思想の強い王立学術院がエリートから成る右派であるとすれば、ワイバーンカレッジは無産階級から成る左派のアカデミーといえよう(あたモン大陸世界観においての無産階級とは、資本主義社会における賃金労働者階級だけではなく、あらゆる世界区分(国家や自治体、優れた文明を持たない発展途上地域に居住する人間(竜人も含む)や獣人も含まれる)。以上のことから竜人、獣人も多く在籍し(現在のアカデミーには「小さき人」の姿はほぼ見られない)は、才能とやる気があれば、種族や身分に関係なく学問に勤しむことが可能で、多くの者が知識を交流するロビーとして活用している。従来の自然科学にとらわれない更なる追求、分野を確立し、その代表が同アカデミー出身であるダニエル・カペラが定義した龍科学である。近年では王立学術院に迫る評価を得ている。
*あたモン世界観では、およそ70年前に起きた「大いなる竜の災厄」による、シュレイド東西分断後の西側王都(ヴェルド)内に設立されたものとする。
-----Conflict------
近年のロイヤルアカデミーはジョン・アーサーをはじめとする行動派の時代を経て、ギュスターヴ・ロンを中心とする卓上の時代へと移り変わった。彼らの主な仕事は、かつての書士による研究論文にギルドのハンター及び古龍観測隊らの「新たにアップデートされた情報」を下に注釈を加え、アカデミーに貯蔵されている「古き良き時代」の書物の価値、権威を更に高め、後世にアーカイブすることである。対しワイバーンカレッジは、アカデミーでは嘲笑の下に晒されたオズワルド・バロンの仮説をはじめ、ガイウス・アグリッパによる 「龍生体力学論」を参考に新たな学問、龍科学を確立。倫理的な指導、規律を順守の上、龍族及び知的生命体種の生態研究を積極的に行い、今ではアカデミーよりも優れた頭脳集団と敬称される。以上から、近年ではアカデミーとワイバーンカレッジは明確な対立構造にあると捉えられる。
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王立古生物書士隊とはなんぞや~なぜなに★あたモンのおコ~ナ~♪
★王立古生物書士隊編のあとがきとか....
兼ねてよりモンハン世界観に無くてはならない存在(特に公式初期設定において)である書士隊をあたモン世界でも登場させたいと思うておりました。本来は書士がユクモに訪れ、クルセイダーズが匿うインテリジェンスモンスターやヤマオモイの詮索を開始し、UBU達が一方的に追い払うといったようなドタバタ劇を思い描いており、登場する書士もオフィシャルの隊員(ユクモとの対立を描くなら絶対的にギュスターヴ・ロンが適任!)と思うていたのですが、いざストーリーに反映させるとなると、書士隊の資料がハンター大全しかほぼほぼ見当たらず(或いは「ハンター日誌」)、公式のイメージを上手く伝承出来ないならオリジナルにしようと思い、ロンと不仲であるという設定の下、ガイウス氏を登場させるに至りました。ストーリー内でのガイウス氏に与えられたクエストとは、自分が来訪したことから生じる「ヤマオモイの旅立ち」までを描くこと。そしてユクモの環境を侵してはならないということを悟らせ、ガイウス氏を通じて今後の研究者の立ち入りを阻止することでした。こうすることで今後のストーリー内におけるユクモを更に「辺境の桃源郷」と位置づけることが出来るかなと思うたからです。またその過程のテーマは「ユクモ離脱」であり、アンコさんをはじめ、ヤマオモイ、ヴラドレン、そしてガイウスが望んでいることとは裏腹に、大好きなユクモを去らなくてはならない今の自分が存在する場所を明確に、悲しい決断をさせ、その貴重な出会いと別れを今後のユクモの財産として残したかったのです。そしてそのメイン舞台となるのはバベル中学を置いて他ならない!ということで今まで抽象的だったイメージの注釈も兼ねて、バ中の雰囲気も、もっと楽しく伝えていきたいと思い、新キャラ(珍キャラ)続出のB組を構築していこうと思うたのでした。書士隊編ラストのルナストラ強襲エピソードでは、作者も想像していなかったササユとヴラドレンの別れもストーリー内で生まれ(当初は今まではっきりしなかったササユのカーブーに対する気持ちを描きたかったのですが、そこに「勝手に」ヴラドレンが入ってきたのです)、今後の展開にまた面白いフラグを立てれたかな?と思うてみたり。というより、ササユとヴラドレンの成長を描きたかったのかなぁ・・。カーブーは相変わらずアンジェリ頼りだし(笑)といったような思わぬドラマも含め、バ中をバトルフィールドとしたドタバタ劇は、ヤマオモイの離脱、そしてヤマオモイの「想い」を受け取ったバステトの意志と共に終結します。本編中にバステトのユニークスキルも明確になり、彼女の存在は今後のストーリー展開でも重要なキーマンとして描いていくつもりなので、まだちいちゃいバステトを作者共々、応援していきましょう♪こうして書士隊編ラストは、ガイウス氏のユクモ離脱で終わりを迎えるのですが、ここでガイウス氏に最後のクエストが発令されます。それは邪龍討伐についてのヒントをUBUに下すことでした。そんなにフラグを撒き散らして平気か、作者!?ちゃんと回収出来るんだろうな!ばかなんて言わずに激励してあげましょうね
個人的にはひよこ寺での「デブ巫女選手権」がたいへんお気に入りだったのですが、それを機に?少し読者数が減ったのが気になりました(笑)でも今後もああいうエピソードはバシバシ入れていくつもりです
そんだこんだで書士隊編はちょっと頑固者なガイウスさんというベテラン書士を通して、カンファレンスの話しをはじめ、今まで描けなかった部分を明確にすることが出来ました。またガイウス氏も今後のユクモにとって重要なバックアップ役として登場するでしょう
なにはともあれ、お疲れ様でした♪ガイウスさん。また描ける日を楽しみに
感謝。。
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んだら次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?
荒廃した砂原地区を復興する為、大陸環境NGO「ハンターズ・サステナビリティ」が砂原緑化計画を行っていた。その作業過程で地中より、世にも珍しい「琥珀のたまご」が発見される。その報告を受けたギルドアサイラムの館長、セドリック・モンタギューはレオゲルク・シュナイダーに琥珀のたまごをエリア13まで運んでくるよう「運搬クエスト」を命じるのであった。同じ頃、同NGOを支援しているローゼンクロイツの愛娘ローズダンテは、その復興活動を手伝う為、カーブーを「オトモ」に砂原地区を訪れていたのだが、欲に目がくらんだ「クソ兄貴」が琥珀のたまごを抱え失踪してしまう。砂漠に逃げた「こそ泥」を追いかける為、炎天下の中、熾烈なチェイスが開幕!!Massive Unidentified Target編に続いて大砂漠を駆けることになったレオ!!更には、天才龍科学者ダニエル・カペラ「一味」の登場もあり、事態は急変!?果たして「ワケありトレジャー」を手にするのは誰なのか!?ウルちゃまも登場するっチャよ♪
次回 2/7(火)0時更新「Mosquito Amber Egg/PART1」
乞うご期待あれの砂の如し
2/7(火)ストーリーモードのあらすじを★
荒廃した砂原地区を復興する為、大陸環境NGO「ハンターズ・サステナビリティ」が砂原緑化計画を行っていた。その作業過程で地中より、世にも珍しい「琥珀のたまご」が発見される。その報告を受けたギルドアサイラムの館長、セドリック・モンタギューはレオゲルク・シュナイダーに琥珀のたまごをエリア13まで運んでくるよう「運搬クエスト」を命じるのであった。同じ頃、同NGOを支援しているローゼンクロイツの愛娘ローズダンテは、その復興活動を手伝う為、カーブーを「オトモ」に砂原地区を訪れていたのだが、欲に目がくらんだ「クソ兄貴」が琥珀のたまごを抱え失踪してしまう。砂漠に逃げた「こそ泥」を追いかける為、炎天下の中、熾烈なチェイスが開幕!!Massive Unidentified Target編に続いて大砂漠を駆けることになったレオ!!更には、天才龍科学者ダニエル・カペラ「一味」の登場もあり、事態は急変!?果たして「ワケありトレジャー」を手にするのは誰なのか!?ウルちゃまも登場するっチャよ♪
次回 2/7(火)0時更新「Mosquito Amber Egg/PART1」
乞うご期待あれの砂の如しランキング参加中なんだ!みんなの激アツ一票で応援してくれよな!!
それから数年ぶりに作者が風邪をひいたらしいぞ!ザマァないったらありゃしない
「Mosquito Amber Egg/PART1」編
~新大陸、大砂漠狩猟エリア....
わぁ~わぁ~きゃあきゃあ♪
(双眼鏡視点。砂の海から顔を出す潜口竜目掛けて、持参の狩猟武器を奮っている女子ハンター二名(ピンクのマギュルシリーズ+霊槌カボチャ王、同じくショッキングピンクなファルメルシリーズ+双曲剣ロワーガ)の健気な姿。その獲物の使い方からビギナーであることがうかがえる)
じりじりじりじりじり
(砂上で腹ばいになり、砂漠特有の熱気に晒されながらも、しっかり双眼鏡を覗き込んでいる城塞遊撃隊(ロックラック直属の防衛部隊。近接戦闘専門の城塞遊撃隊、遠距離戦闘を専門とする城塞弓撃隊とある)の男性二名)
遊撃隊A「いいねぇ~。心から狩猟を楽しもうっていう、無邪気さがたまらない」じりじりじりじり(汗をかきながら双眼鏡越しのバトルに見とれている)
遊撃隊B「最近じゃ珍しいからな。都市でハントを始めようなんて女は。「クエのお手伝いしましょうか?」の一言でナンパ成功ってね」じりじりじりじり
遊撃隊A「な?ギルドのハンターに登録しておいて良かったろ?今じゃロックラックに在住するハンター共の数もだいぶ減ってきているからな。あのポール・ベインズでさえ、よそへ出張したそうだ」じりじりじりじり
遊撃隊B「ま、そのおかげで警備隊の俺たちに「おこぼれ」が回ってくるってわけだが・・・お!潜口竜が怒りやがったぞ!」
グバああああああああ
(双眼鏡視点。叩かれたのか、鼻を真っ赤にした潜口竜が「砂上のジョーズ」の如く鋭利な牙を剥き出し、慌てて遁逃する女子ハンターを正確無比なホーミング突進で泣かせている)
遊撃隊A「あっはっはっはっはっ!!可愛いもんだねぇ~♪ほらほら!もっと早く逃げないと、自慢の防具ごと潜口竜の腹の中だぞ~!?」
遊撃隊B「リョナ文化最高ってね♪俺たちが寄生だって知らずに、なりふり構わず計画性のないハントをしてるから痛い目に合うんだ。さぁ、死に直面したそのお嬢ちゃん達の屈託のない死に物狂いの表情を、もっと俺たちに拝ませてくれよぉ・・・」ひっひっひっひっひ
きょろきょろ
(砂上から半身を出し、両手で器用に上半身を支えながら、獲物そっちのけで周囲を見渡している可愛らしい姿のハプルボッカ。女子ハンター達はその隙に無事、エリアアウトに成功する)
遊撃隊A「なんだあの鼻デカ野郎!!ボケっとしてるうちに逃げちまったじゃねぇか!!」しかも俺たちを置いて
遊撃隊B「あともう少しでスナッフハント成功だったのによ!!気に入らねぇ!!ぶっ殺しちまおうぜ!!」ジャキーン(熱り立ちながら断牙太刀を抜刀する)
はっ
(ボッカが何かに気づいたのか、慌てて逃げ出す)
遊撃隊A「ハッハッハッハッ!!俺たちにビビってやがんの!!」
遊撃隊B「ちぇっ。つまんねぇ・・・獲物を両方とも逃しちまうなんてな」
遊撃隊A「そう焦んなよ。また明日、あの女どもをハントに誘えばいいじゃねぇか。今度はそうだな・・確実な角竜ハントにでもするか」しかも二頭
遊撃隊B「それなら間違いねぇな。直接手は下しちゃいねぇんだ。大陸じゃ、よくある惨事ってね」ゴイン(断牙太刀を背中に背負う)
遊撃隊A「そうそう。俺たちはれっきとした砂漠のガーディアン。ネクロフィリアじゃねぇ。ただ、マヌケなハンターが我が物顔して大陸を横断しまっくている風習がいただけねえだけだ」
遊撃隊B「とっとと帰って、ロックアラックでクソまずい達人ビールと洒落込もうぜ」ぽん
遊撃隊A「・・・・・・・・・・」(後ろを振り返り唖然としている)
遊撃隊B「ん・・どうした?」ちら
パラパラパラパラ・・・・
(背後に聳え立つ巨大な紅の砂山)
遊撃隊B「なんだ・・こりゃ・・・」
遊撃隊A「さっきまでこんなもんなかったぞ・・!」
遊撃隊B「ってことは・・・・・」
ギョイーーーーーン・・
(起動するかのように砂山の中より光るあやしげな眼光)
遊撃隊A「逃げろぉおおおおおおおおおおおお!!!!」
ガバァアアアアアアアン!!
(走り出す遊撃隊の背後から、大口を開けて襲い掛かってくる巨漢の弩岩竜)
遊撃隊B「なんだあいつ!!こっち(新大陸)じゃ見たことねぇ種だぞ!?砂漠に崩竜が現れたとでも言うのかぁ!?」グバァアアアアアアアア!!(疾走する背後から迫りくる死の怒号)
遊撃隊A「なんでもいいから走れ!!止まったら・・・・っ」(ゆっくり後ろを振り返る)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(スーパースロー。空中を優雅に舞うオディバトラスの腹部)
遊撃隊B「・・・・・・・・・・!!」
ドシャーーーーーーーン!!
(スーパースロー解除。遊撃隊をプレスしながら、腹ばいに豪快な着地を決め込む弩岩竜。同時にエリア中を襲う凄まじい砂塵の嵐)
パラパラパラパラ・・・・
アギ・ギ・ギ・ギ・ギ・ギ・ギ・・・・
(どこか機械的な動きを見せながら停止する弩岩竜)
ザッ
(角だらけの背甲上に、逆光で浮かび上がるドクターコートを纏った女性の艶美なシルエット)
カペラ「実戦テストにもならなかったわね。まったく」
ふぁさっ(長い髪をかきあげ、颯爽とハッチの中へ消えていく女史)
モゴモゴモゴモゴモゴモゴ!!
(けたたましい音をたてながら、再び砂中へ潜行していく弩岩竜)
パラパラパラパラ・・・・
(砂塵舞う大砂漠のエリア上に、うつ伏せで倒れた二名の遊撃隊の姿だけが残る)
「あたちのモンハン日記」
~Mosquito Amber Egg~
~大砂漠、対流圏....
ほわほわほわほわほわ~~
(優雅に砂の海上を舞う熱気球。カラフルな色を施した風船部には「Hunters Sustainability」と書かれている)
ロージー「うわはははは(から笑い)愉快痛快♪実に心地よい航路なるぞ!」かんらからから(お馴染みのロックラック装備にユクモノホルンを背負い、ちっさめのゴンドラ部に搭乗しながらわろうている。その左肩ではドスビスカスのサイドキックが気持ちよさそうに風を浴びている)
カーブー「まったく狭いったらありゃしない。こんなことなら、ザンコさんちの自家用飛行船を出してもらえばよかった」ぷんすか(ゴンドラの縁に掴まり、身を乗り出しながら空の景観をそれなりに楽しんでいる。こちらも相変わらず、「腰に」ユクモノノダチを携えている)
リノプロシリーズ(ガンナー用)を着用した男性ハンター「いやぁ~、申し訳ありません。もう少しで到着すると思うので、もうしばらくの辛抱を」あはははは(と、わろうている、海底潜水服のようなヘルメット越しに見える瞳は古典少女漫画並にキラキラしている)
ファイヤージンガー「気にすんなよ、トムオ。わざわざ俺たちを迎えにユクモまで来てくれたんだ。その分、しっかり働いて返すぜ。勿論、こいつらがな」ナッハッハッハッハッハッ!!(と、胴体(茎部)を葉っぱの手でぼりぼり掻きながらわろうているお喋りドスビスカス)
トムオ「助かります。なにせ我ら「ハンターズ・サステナビリティ」は、結成したばかりの環境NGO・・・その支援者であられるローゼンクロイツ家のお嬢様、直々に現場の視察とそのお手伝いをして頂けるなんて・・感激です♪」キラキラキラ(リノプロキャップ越しに目がキラキラしてる)
ロージー「ノブレス・オブリージュの精神は名家の者なら当たり前。気にしないで、トムオさん」ねっ♪(と、確実に年上であろうトムオの頭をナデナデする)
カーブー「ところでトムオさん。その肝心の環境NGOなんですけど、どういう意味っすか?」
ファイヤージンガー「そんなことも知らずに付いてきたのか?いい大人なのによ」ムワハハハハハ(笑ってごまかすドボルヘルム)
トムオ「我々、ハンターズ・サステナビリティは通常のNGO、「Non-governmental Organization(非政府組織)」の定義を持ちつつ、「Non-guild Organization」、つまり「非ギルド組織」であることも主張しています。勿論、そのギルドとはハンターズギルドのことです」
カーブー「外来語はむつかしくてよく分からないが、ギルドとは直接関係のない組織って解釈でいいんですか?」
ロージー「トムオさん達、ハンターズ・サステナビリティは、ギルドでは補えない大陸環境保全活動を行っているの。だからギルドからも支援を受けているんだよ。NGOを強調してるのは、あくまでも非営利だっていうことを公にアピールするためなの」ねっ♪(と、またトムオの頭に「いい子いい子」する)
カーブー「あのぉ・・その、「サス・てな・ビリティ~」ってなんすか?」(へんてこりんな発音で聞く)
ロージー「なんてグズで無知なお兄ちゃん・・いい!?サステナビリティとは「持続可能性」!!ハンターズ・サステナビリティはギルドが掲げる事業内容、つまりモンスターの個体数維持及び多様性を守り、その乱獲を取り締まるといった取り組みではカバー仕切れない活動を、「再生可能な自然資源の持続」、「環境汚染及び浪費的な消費の削減」、そして「環境・社会・経済の3つの観点から大陸社会を持続可能にしていく」という観点から補っているぉ~~!!」むき~
(演説の咆哮に圧倒されるカブ雄)
トムオ「分かりやすく言えば、ギルドをはじめ、大陸諸国の民間企業、組合が掲げるCSRを代表し、より戦略的、具体的にした活動を行う団体が我々、「ハンターズ・サステナビリティ」なんです」にこ
カーブー「・・・・・・・・・・・」はぁ・・(と、完全に分かってない返答をかますドボル。その奥では呆れ顔のロージーと、その左肩の上でやれやれポーズをしてるドスビスカスの姿も)
ロージー「そのメンバー構成は、採取・採掘・鉱業、調合術、薬草学、錬金術、交渉術、資産運用等に長けたハンターや獣人、竜人が主なメンバーなんだよ。どぉ~っかの甲斐性なしとは大違い」ふん(互いに顔を背ける義兄とその義妹)
トムオ「本来であれば、我々の自己財源でやりくりしたのですが・・いかんせん我々は個人から成り立っているので、団体の活動資金をメンバーから集めるファンドレイジングだけで運営するのはなかなか厳しくて・・」
カーブー「そこでローゼンクロイツをはじめとした名家や財閥、そしてギルドが支援金を提供しているというわけか」やっとわかった(と、手のひらを打つ)
ファイヤージンガー「ザンコのベルフェーゼ家も支援してるんだぜ」へぇ~(と、世間知らずのドボル)
ロージー「中には、慈善活動を行っているという良いイメージと、その名前を世間に植え付けるプロパガンダとして支援を行っている企業もいるんだけど・・ローゼンクロイツやベルフェーゼ家は、トムオさん達の清廉潔白な環境保護という強い志に胸打たれ、その活動自体に共感したからこそ、支援しているの。言い換えればハンターズ・サステナビリティのメンバーみんなの才能に、投資をしていると言っても過言ではないわね」えっへん
カーブー「だったら俺にもゼニーを・・」ぺぇ~~ん(出したそばから、その「意地汚いお手」をロージーに叩かれる悲しきドボル。頑張れ)
トムオ「しかし驚きました。ロージーお嬢様が、ここまで我々のことについて学ばれていたとは・・その広い見識に感服致します」へこり
ロージー「ロージー、って呼んで。トムオさん」にこ
トムオ「・・・・・ありがとう、ロージー」にこ
カーブー「なんだこの完全に「置いて行かれた感」は・・。俺だって、今回の活動くらい分かってるぞ。え~・・・渇ききった砂原の大地に、新しい芽を植えてだな・・・」
ファイヤージンガー「砂原緑化計画だ。こんなことならユクモのお嬢さんやポールを連れてくれば良かったぜ。きっとな」やれやれ
カーブー「戯言を!!あんなあんまんのことしか頭にない、「脳みそこし餡女」や、人生経験だけでやたらと人を上から見下す「歯、光らせオヤジ」に、むつかしい環境保全活動が出来るわけないだろうが!!俺のように「ガッツとタフネスに溢れたハンター」こそが、美しい大陸を築き上げていくんだ!!環境破壊しかしない「脳みそこし餡女」や「歯、光らせオヤジ」など論外!!世界から排除すべきなんだぁ~!!」
ファイヤージンガー「完全な選民思想・・やっぱり人選を間違えたようだな。確実に」やれやれ(その真上で微笑んでいるロージー)
カーブー「冗談じゃないか。なぁ、トムオさんよ」なでなで(年上と思われるトムオのリノプロキャップにいい子いい子する)
トムオ「ははははは。元気なのはいいことです。我々の掲げるスローガンは「ヒト、生き物、モンスター、そして大陸の為のサステナビリティ」です。仲良くやりましょう」キラキラキラ(目が輝いている)
ほわほわほわほわほわ・・
(三人を乗せた気球はやがて砂の海を経て、途方もない年月を駆けて侵食から取り残された、茶色の小高い残丘群が美しい砂原エリアに侵入していく)
カーブー「ウケるなぁ・・砂原でやんの」クスクスクス(と、笑うバカっぽい兄の背中を見てがっかりしているロージー)
トムオ「見てください」(リノプロの「クマっぽい」指で下を差す)
カーブー&ロージー「ああ?」(生意気な返答で下を覗く結局同じ思考の二人)
ほわほわほわほわほわ・・
(乾燥した大地に散らばる無数のリノプロス、アプトノスの遺骸)
カーブー「これは・・・乱獲か・・?」
トムオ「いえ。現在、都市をはじめ、あなた方のユクモではハンターが激減しており、それにより乱獲は自ずと防げています」
ロージー「じゃあ、あの子達は・・・」
トムオ「落雷です」
カーブー「なんと・・・・」
トムオ「雨が全く降らないというイメージの砂漠地帯でも、年に数回は大雨が降り、時には雷を伴って落ちてくるのです。あの小型モンスター達は、落雷の被害に合い、一斉に死んでしまったのです」
ロージー「可哀想・・・」
トムオ「検死を行った仲間のハンターが、遺体から多量の雷属性値を検出しました。自然の脅威はいつも我々の想像と対応を上回ります。それはまるで古龍種のようにね」
カーブー「木がたくさんあればな・・・」
ロージー「??」
カーブー「木があれば・・彼らも死なずに済んだろう・・」
ロージー「・・・・・・(そっか・・・落雷が木に落ちていれば・・・)」
トムオ「荒廃しきった大地に、生物は棲息することは出来ません。その為にも、もっとモンスター、そして人間が住みやすい環境を作らないといけないのです。それは理知を与えられた我らの使命でもあります。今回の緑化計画はその一歩と言えるでしょう」
カーブー「ええ。その素晴らしい計画を手伝う為に俺は来たんだ。よろしくお願いします、トムオさん」
トムオ「こちらこそ」にこ
ガシッ(激アツな固い握手を交わす二人。その二人の手の上にそっと手を乗せるロージー)
ほわほわほわほわほわ・・
(なだらかな丘に囲まれた盆地の中に着陸していく気球)
トムオ「道中、飛竜種に遭遇しなくて良かったですね。おかげでみんなの下に帰ってくることが出来ました」ンボボボボボボ(ガスバーナーの火を調整しながら気球を着陸させている)
カーブー「どれ・・」ん~(ゴンドラの下の様子を共に覗く)
お~~~~~~い
(オレンジ色の乾いた岩盤の上から手を振る、大勢のリノプロ装備を纏った男女のハンター達(中にはリプロネコを纏った獣人も)。各自獲物は背負っていない)
ファイヤージンガー「ナナッ!ピンクの青熊獣ばっかだな」(女子装備のことを言ってる)
ロージー「あの装備は元々、砂原で採掘や鉱脈、そして水源調査を行うための潜砂服なんだよ。それがいつからか、モブを中心とした「おデブ装備」の象徴になったというわけの」
カーブー「ハイメタやゲリョス防具と同じくくりってわけか・・・どうしてみんな、武器を所持していないのです?」
トムオ「ハント目的ではないということを知ってもらう為です。作業員の中に何人か「自マキ」を付けた仲間がいるので、彼らが見張り役としてモンスターを探知したら、そっと隠れることにしているのです」ンボボボボボボ・・
カーブー「なるほど・・無駄な狩猟はしない。それも環境維持というわけか」ふむ・・
ロージー「土砂竜や轟竜が現れたら、お兄ちゃんを囮に使うといいわ♪」こいつめぇ~(と、ロージーの肩にドボルヘルムの顔面をこすりつける義兄)
トムオ「はははは。ですがこの一帯はまるで乾燥地帯故、小型をはじめ、大型モンスターも現れることはほとんどありませんよ。さて、到着だ」ンボボボボ・・・・・
ドタン・・
(渇き果て、荒涼した大地の上に着地する気球)
リノプロ女子(ガンナー用の顔面が剥き出たタイプ。トムオ同様、瞳が「キラキラ」している)「ご苦労様、トムオ。御二方がユクモの?」
トムオ「ああ。こちらが支援者であられるご子息のローゼンクロイツ・ローズダンテ令嬢と、ユクモ在住のハンター、川村カーブーさんだ」こんちわっす(と、挨拶をかますカーブーとは対象的に、きちんとしたお辞儀をするロージー)
リノプロ女子「初めまして。ベアコ・クマスキーです。素敵な空路だったようで」にこ(と、握手を求める)
カーブー「その習慣はない・・(と、一旦手を引っ込めるも)冗談です。よろしくお願いします」たしっ(握手を交わし、それを利用してベアコが引っ張り、カーブーをゴンドラより引き上げる)
トムオ「僕にも手を貸してくれ」あたふた(デブ装備だから自力でゴンドラから出れない様子。他のリノプロ作業員達が救出してやってる)
ファイヤージンガー「ナッハッハッハッ。その重量じゃ無理もねぇな」ぼりぼり
ベアコ「驚いた・・・モンスターの知的生命体種はいるって聞いたことがあるけど、まさか植物もいたなんて・・・」(ゴンドラ越しに自分の意志で動くドスビスカスを興味深そうに考察している)
ロージー「今回の計画に、この子の知識が役に立つと思って連れてきたの。少しお喋りだけど、あたし達より、遥かに自然については詳しいわ」よろしく~(と、葉っぱの手をベアコに向け、ちいちゃい握手をしてもらう)
カーブー「この辺りの乾燥地帯を中心に、種を植えていってるのですか?」
ベアコ「いえ、今はまだ地質調査の段階。闇雲に種を植えたところで芽は出ないのよ、ミスター川村」くすっ
ファイヤージンガー「クソ兄貴ってほんとにクソだな。水が無ければ無理だろうが」しゅとっ(ゴンドラから颯爽と飛び出るロージー)
カーブー「砂漠に水?どうやって?」(バカな顔して聞く)
ベアコ「東部を思い出して。砂原の狩猟区域には僅かだけど水が湧いていて、その周辺には草木が存在するでしょ?」
カーブー「・・・・ああ・・「ボル」がよく出る所か」
ベアコ「そう。だからあの周辺には小型モンスターが多く、轟竜も喉を潤しに飛来してくるのよ。出来ればそのイメージでこの乾燥地区にも水を引けたらいいんだけど・・」
カーブー「ポンプで海水を汲み上げるとか。砂漠の民のようなオアシスを」
トムオ「ここでは厳しいでしょう。現在は侵食しているから分かりませんが、この一帯は元々山脈地帯です。ほら、砂漠をご覧なさい」
じりじりじりじりじり・・
(遠くに見える灼熱の大砂漠が下に広がっている)
カーブー「高地になるのか・・」
ベアコ「例え海水を引けたところで、淡水化しないといけないわ。それには海水を蒸留しなければならないし、専用のプラントも建てなければいけない。多大なコストが必要になるの」
トムオ「問題はそれだけありません。下手に海水を引き上げれば、今度は地面の塩分濃度が高くなり、植物を育てるのに適さない土地になってしまいます」
ファイヤージンガー「塩害ってやつだな。確実に」ぼりぼり
ベアコ「それでは逆に、ますます砂漠化を加速化させてしまうわ。だから乾燥地で灌漑を行う際には、十分な注意が必要なの」
カーブー「ウッス・・・」しょんげり
トムオ「でもカーブーさんの発想は間違っていません」
カーブー「ウッス!?」
ベアコ「ロックラックの水源よ」
カーブー「ん・・確か街の下にある巨大な一枚岩の上にある湖が水源になっているんですよね?」
ベアコ「そう。砂漠の砂の下にも岩盤や地層はあるはずでしょ?仮にそれが太古の時代、氷河や万年雪を持つ山々だったり、或いは熱帯雨林の大河があった場所だったのだとすれば、岩盤や断層の間に地下水脈があってもおかしくはない。「Rock Luck」の名前の由来はそういうわけ。あくまでも仮説だけどね♪」
トムオ「現に砂漠の民が住んでいる集落の水源は、たまたま地形的に地下水脈層が近く、運良く掘り当てることが出来たからです」
カーブー「俗に言うオアシスというやつか・・。俺の渇ききったモノブロスハートにも欲しいですな」わははははは(誰もくすりとも笑わない)
ファイヤージンガー「じゃあ、どうやって緑化を図るんだ?」ぼりぼり
ベアコ「このエリアは見ての通り、残丘に四方を囲まれているおかげで、他のエリアよりも直射日光を受けなくて済むし、気温も然程高くない。だからここを中心に乾燥ストレス耐性、つまり乾燥に強い多肉植物を植えていくつもりよ。頭のいいドスビスカスさん♪」(撫でてもらって嬉しそうなジンガー)
カーブー「それなら俺にだって分かるぞ!サボテンの花だ!!おい、そこのデブ装備の君!種をくれ!!俺が植えてやろう!!」ひょっひょ~(見事な「あんまんスキップ」をかまし、乾いた大地にハンターナイフを使って穴を掘り始める)
ベアコ「うふふふ。やる気だけは十分みたい」
ファイヤージンガー「落とし穴掘るんじゃねぇんだぞ!?クソ兄貴!ったく・・」ぼりぼり
ロージー「ねぇ、ジンガー」こそり(耳元でこっそり喋る)
ファイヤージンガー「あんだよ」こしょり
ロージー「あたしのグリーンカリピストのスキルで、なんとかならないかな?例えば草花の大群を先導してここまで連れてくるとか」こそり
ファイヤージンガー「あほか。そんなことしても、環境に適応出来ねぇからすぐに枯れちまうだろうが」こしょり
ロージー「じゃあさ、火の国の時みたいに、あんたの受粉をベースに花咲かせるとか」こそこそ
ファイヤージンガー「却下。だいたい土が良くねぇ。炎天下の下、すぐに死んでいく仲間を俺は見たくねぇ」ぷい
ロージー「うううう・・・あたしも何か力になりたい~~!」むぅ~~
ファイヤージンガー「だったら雨乞いでもするんだな」ナハハハハ
??「おい!慎重に運べよ!」
ロージー「ふぁ・・・」ちら
うんしょ・・うんしょ・・
(何かを運搬スタイルで運んでいるリノプロ男子の後ろ姿。その横では、タイトなブラウンの同色系スーツ×ベストを着た「どこかこ汚い」印象を受ける紳士が檄を飛ばしている)
ロージー「あの人は?」
トムオ「ジォ・ワンドレオからいらした、環境コンサルタントをやっていらっしゃる、ルチャーノ・ヘボッチさんです」
ロージー「環境コンサルタント・・・それで、何を運んでいるの?」
ベアコ「植物がある狩猟エリアの地質調査をしていたらね、偶然見つけたの」フフフ・・
ロージー「??」
ベアコ「琥珀のたまご♪」
ロージー「琥珀の・・たまご・・」ムワハハハハハ(後ろではやたらめったら種を植えようとしているのをリノプロ軍団に止められているカーブーの姿)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
2/9(木)0時更新 「Mosquito Amber Egg/PART2」編
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もクマが鮭を捕る時みたいな豪腕でクリックしながら読も見ようよ
「Mosquito Amber Egg/PART2」編
~大砂漠非狩猟エリア13、通称ギルドアサイラム....
ぴちょん・・ぴちょん・・
あきゃああああああ・・・・
オエアアアアアアア・・・・
(洞窟の深部よりこだまして聴こえる「何かしらの生物」による断末魔の叫び声)
ガラガラガラガラ・・
(岩ベースのガタガタ道の中、作業用プロテクトゴーグルとマスクで顔面を固め、白衣を着た「何かしらの専門医」が、鮮血生々しい「何かしらの生物の臓物」が乗った医療用ワゴンを押していく)
何かしらの専門医「♪~~~」ガラガラガラガラ(血みどろになったゴーグルを付けたまま「粋な」口笛をかましている)
「琥珀のたまご~~~~!?」
何かしらの専門医「!!」ガタン
(大声にびっくりしてワゴンごと躓く)
ベタ~~んプシュうううううう
(「何かしらの生物の臓物」の一部がトレーから地面へと落ち、同時に何やら煙が沸き立つ)
何かしらの専門医「くっせ~」
プシュうううううううう
(煙越しに見える岩壁には「ちいちゃいかまくらサイズの洞穴」が空いており、その中で机を挟んで向き合って座っている緑色のギルドナイト装束を纏った褐色肌の子供と、白衣を着たメラルーの姿が見える。また、洞穴の上には「Rest rooms」と書かれたプラカードが貼り付けられている)
ウル「んダば、大砂漠で琥珀のたまごが取れたっていうっチャ!?」(ギルドナイトハットは被っておらず、綺麗に編んだドレッドヘアの頭には、相変わらず「おかしげな面」を付けている)
イザーク「む・・声が大きいです」(3Dメガネ(レンズの右がブルー、左がレッドの黒縁タイプ)をかけたメラルー。白衣の胸元に付いている名札には、大陸文字で「Rico・Isaak(リコ・イザーク)」と書かれている)
ウル「んぷぷぷぷぷ。わりぃ~っチャ。ウルちゃま、「まだちいちゃい」から、つい大好きな「たまご」の話を聞くと興奮してしまうっチャよ♪」やぁ~ねぇ~もぉ~
イザーク「なるほど・・。む・・なんか臭いですね」(思わず鼻を摘む)
何かしらの専門医「すみません呑竜のキモの一部を落としてしまったもので・・すぐに片付けます」へこり
イザーク「呑竜・・・ああ、「つぶらな瞳の~」で有名な・・。頼みますよ。このキツイ臭いじゃ、食欲も出ませんからね」べちょり・・(洞穴越しでは専門医が実に嫌そうな顔をしながら異臭をあげる臓物を拾い上げ去っていく)
ウル「野生育ちのワガハイは全然平気っチャ。やるっチャ?」むんず(緑色のギルドナイト装束(オフィシャルガールズ用)のポッケから、徐に熱帯イチゴを取り出し、丸テーブルの上に置く)
イザーク「む・・珍しいですね。どこで採取を?」くんくん(熱帯イチゴを手に取り、匂いを嗅いでいる)
ウル「アサイラム内の野菜畑っチャ。激アツに甘いっチャよ♪」あ~ん
イザーク「む・・勝手に採って来たんですか?「農場担当」のアイルー達に怒られますよ?」あ~ん
ウル「砂漠のど真ん中ヂャ、ネコタクデリバリーも頼りにならないっチャからね。涼しい洞窟内なら、野菜やフルーツを育てることが出来るンバ。あやしげな研究もいいけど、ウルちゃま達の健康管理だって大事っチャよ?」あ~ん
イザーク「ここの設備には驚きですよ。まさか管理栄養士までいるなんてね。アサイラムにいれば、しっかりダイエット出来そうだ」ははははは(顔は笑っていない)
ウル「んダば、たまごの話っチャ」ぎゅう(イザークのほっぺをつねる)
イザーク「む・・忘れていませんでしたか。その琥珀のたまごなんですが、正確には砂漠で見つかったのではなく、砂原地区で見つかったようです」すりすり(ほっぺを撫でる)
ウル「ハンターが見つけたっチャ?」
イザーク「いいえ。ハンターズ・サステナビリティという環境保護団体です。彼らが地質調査を行っていた際、地中より偶然発見したそうなのです」
ウル「へぇ・・でもどうして、うち(アサイラム)にその情報が来たっチャ?」くるくる(編み込んだ長い髪の毛を指でくるくるしてる)
イザーク「ギルドも一応、ハンターズ・サステナビリティに支援金を提供していますからね。そこで砂原地区に一番近い、うちから調査員が派遣されたというわけです」
ウル「慈善活動を広告材料に、ギルドの高感度を上げる為っチャね」ずる賢い
イザーク「問題は、その琥珀の情報を聞くやいなや、血相を変えたというモンタギュー館長にあるのです」
ウル「珍しいからヂャねぇっチャか?」
イザーク「琥珀のたまごなら、私の故郷であるシルクォーレの森でも見つかります。ネコ毛の紅玉やマボロシチョウもね」
ウル「何気に地元を自慢するんヂャねぇっチャ」ぎゅう(頬を膨らませイザークのほっぺをつねる)
イザーク「む・・これは失礼。私の推測では、その砂原で発掘された琥珀というのは、ちょっと普通の物とは違うのかと・・」すりすり・・
ウル「勿体ぶるんヂャねぇっチャ」ぎゅう(両頬をダブルでつねる)
イザーク「ひょほはへはひひはへん(そこまでは知りません)」ぎゅう~~
ウル「ヂャあ、何が気になるっチャ?」パッ(離してやる)
イザーク「はい。実はモンタギュー館長が、あなたのお兄様にクエスト・・・失礼。あなた方でいうところのミッションを依頼したというのです」すりすりすりすり(両頬を撫でる)
ウル「レオに?」
イザーク「依頼内容は琥珀のたまごをアサイラムまで運搬すること。おかしいと思いませんか?偶然、アサイラムの警備の為、ここに居たからといって・・ナイトフッドナンバー1のレオゲルク氏に、わざわざ運搬クエを依頼するなんて・・」
ウル「道理でレオの奴、朝から見かけないわけだっチャ・・・愛しの妹を置いてミッチョンに行くなんて・・・許せねぇっチャああああああああああ!!!!」
ボウウウウウウウウン
(ウルの咆哮が小さな洞穴内に反響しまくり、その衝撃でイザークが外に放り出される)
ウル「今度は何を企んでいることやら・・・」むぅ~(洞穴越しに気絶しているイザーク)
「あたちのモンハン日記」
~Mosquito Amber Egg~
~砂原非狩猟エリア....
キャンプだぞぉ~い♪キャンプだぞぉ~い♪
(残丘に囲まれた小さな盆地エリアの片隅で、もはや恒例の「ご陽気な大陸キャンプソング」を歌いながらピッケルで畑を耕しているカーブー。その周りでは男女混合のリノプロ装備の集団が同じく農耕作業を真面目に行っている)
カーブー「キャンプだぞぉ~い♪キャンプだぞぉ~い♪キャンプだ!?」(コール・アンド・レスポンスのポーズ)
しーーーーーーーーーん
(無視して作業(畑を耕したり種を植えたり)をしているリノプロ男女)
カーブー「ゾイゾイゾイ・・・ぞぉ~い・・」しょんげり
ベアコ「そっちはどう?川村君」(すんごい目がキラキラしたリノプロガールガンナー(顔面だけ剥き出たやつ)が近づいてくる)
カーブー「順調っす。「ノリ」以外は・・」しょんげり
ベアコ「悪く思わないで。みんな一生懸命なのよ。勿論、あなたもね」にこ
カーブー「ベアコさん・・・キャンプだ!?」(優しさにつけ込んだコール・アンド・レスポンスのポーズ)
ザッザッザッザッザッザッ・・
(その場を去るベアコの後ろ姿)
カーブー「ユクモが・・懐かしい・・・・」ひゅううううう(からっ風)
リノプロ(剣士)男子「ベアコさぁ~ん!氷結晶が届きましたよぉ~!」(胸いっぱいの氷結晶を抱えながらエリアインしてくる桃色デブ装備の男)
ベアコ「あら、早かったわね」
カーブー「氷結晶・・・」
ベアコ「洞窟エリアの調査に出かけていた仲間に、採掘を頼んでおいたの」ふふ
カーブー「なんに使うんすか?」(ドボルヘルムが実にバカっぽい表情を見せる)
ベアコ「結露を利用して水を作るの。僅かだけど、無いよりはマシでしょ?」にこ
カーブー「なるほど・・。それなら水属性を持つ狩猟武器を使ってみては?」
ベアコ「私達もそれは真っ先に試したわ。でも、狩猟武器のエレメンタルとは、その元素が持つ特性を一時的に具現化しているだけであって、時間が経てば消滅してしまう。しかも水は、一旦燃え移れば大きくなる火という「現象」とは違って、液体という物質でしょ?この炎天下と高温の前では、結局、実物同様、蒸発(ロスト)してしまうの」
カーブー「じゃあ、ものすごい量の水を放出できる属性武器があるとしたら?(それなら俺の龍の型で、再現可能だ)」
ベアコ「モンスーンに伴う降水と同じね。仮に大量の水属性を持つ狩猟武器と、それを扱うハンターを揃えたとしても結果は同じ・・。肝心なのは、その水が蒸発してしまう前に、どうやって貯蓄するか・・つまりリサイクル方法を考えなければならないのよ」
カーブー「ウッス・・・」しょんげり
ベアコ「私達、ハンターだって、水属性の狩猟武器だけでは、高温かつ渇ききったこの砂漠地帯を生き永らえるのは不可能でしょ?人間でさえそうなのだから、植物をここで育むというのはもっと大変なことなのよ」
カーブー「水を一から作るのって大変っすね・・。自分、水には事欠かない「温泉街育ち」だから、そんなこと考えたこともありませんでした・・」しょんげり
ベアコ「ふふふ。別に謝る必要ないわ。砂漠にだって、目には見えない水分粒子はたくさん存在しているのよ?空気中、そして砂の中にね」
カーブー「それを利用することは出来ないんですか?」
ベアコ「とある砂漠に棲息する甲虫は、空気中の水蒸気を撥水性に長けた甲殻を利用して集めることで、水分を得ていると聞いたことがあるわ。つまり撥水性に優れた素材があれば、私達でも水分を集めることが出来るとは思うけど・・それでも飲水を集めるのが精一杯でしょうね」
カーブー「撥水性に優れた素材か・・・となると、やはりモンスターの力を借りないといけませんね」
ベアコ「そうね。でも、あまりそうとも言ってはいられない・・。適応能力に優れたモンスター同様、私達も早く大陸に還元出来るよう進化しないといけないからよ。大陸は人間を必要とせず、人間は大陸を貪り食うだけ・・。それでは大陸を破壊しているだけだものね」
カーブー「・・・・・・・・(ガルグイユがいれば、腹いっぱいの水を飲ませて砂漠を往復させるんだけどな・・。でも、そんなことしたってあまり意味はないか・・。肝心なのは、ここできちんと循環が出来るシステムを作ることなんだ。熱を水や氷に変えれたらいいのに・・・それこそ、錬金術を超える超魔術か・・・やはり可能性があるのは、モンスターだけ・・・つくづく人間って、ちっぽけな存在だなぁ・・)」ふぅ~~~~~
ベアコ「だからこそ、普段お世話になっている大陸への恩返しも含めて、今一度、私達は環境問題に真剣に取り組もうと思ったの」にこ
カーブー「その考え方には深く同意します。人が協力し合って、環境保全活動を行えれば、自分らの成長も含めて、更によりよい社会を作ることが出来ますものね」
ベアコ「そうよ、ミスター川村。あなたもサステナビリティの考え方が理解出来てきたようね♪」キラキラキラ(少女漫画のように目がキラキラ光っている)
カーブー「ウッス(ベアコ・クマスキー・・・・アンジェリカとはどこか違う女性の香りがする人だな・・)」
ベアコ「さ、そうと決まったら作業に移りましょう!」
カーブー「ベアコさん・・・キャンプだ!?」(意気投合した勢いでコール・アンド・レスポンスのポーズ)
ザッザッザッザッザッザッザッ・・
(その場を去るベアコの後ろ姿)
カーブー「ウッス・・・・」ひゅううううう(からっ風)
ロージー「またバカやってる。本当に情けない・・」(開拓時代の富裕層のように、でっかい日傘を差しながら双眼鏡を覗いている。左肩の上のドスビスカスは専用のサングラスをかけて休眠している)
トムオ「ロージー。例のものを見に行かないかい?」ザッザッザッザッ(リノプロ(剣士)男が近づいてくる)
ロージー「それってさっき運搬していた琥珀のたまごのこと?」
トムオ「うん。あそこのコンテナで保管しているんだ」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(炎天下の中、集会テントの下で、手で顔を仰ぎながら木製コンテナの上に座っているスーツ姿の男)
ロージー「ふぁ・・あの人って確か環境コンサルタントの・・」
トムオ「ルチャーノ・ヘボッチさん。なんでもたまごを資金代わりに、都市の採掘工場と交渉をして、掘削機を購入してきてくれると仰ってくれたんだよ」
ロージー「仲介料は?」
トムオ「無償でやってくださるそうなんだ♪」キラキラキラ(海底潜水服のようなヘルメット越しに見える瞳はベアコ同様、少女漫画並にキラキラしている)
ロージー「ふぁ・・・・」
ファイヤージンガー「あいつ、ちょっとお人好し過ぎねぇか?」ぼそ(相棒に耳打ちする)
ロージー「うん・・(おかしいな・・コンサルタントとはいえ、利益は欲しいはず・・。ここは探ってみる必要があるかも)」よしっ!
トムオ「ね、ロージー!運んじゃう前に、琥珀を見せてもらおうよ!」キラキラキラ
ロージー「うん。そうしよ(この屈託のない笑顔・・・お兄ちゃん同様、少し危険かも)」むぅ~
ゴクゴクゴク(クーラードリンクが入っていると思われる瓶を豪快に飲み干す、その「こ汚い顔」は、エンリク・ハッキネンそのものである)
ハッキネン「ふい~~~(しっかしラッキーだったな。ドクターに今回のビジネスが終わるまで、ギルドの隠れ拠点を探索してこいなんて言われ、独り大砂漠に放り出された時は完全に「熱死」したと覚悟したが・・・直後、このお人好し共と遭遇し、食いもんや寝床の調達が出来るとはな・・・しかも・・・)」
ちら(いやらっしい目で座っているコンテナを見つめる)
ハッキネン「ひひひひひひひ(連中が掘り当てたお宝もGET出来るなんてな・・俺ってとんだラッキーハンター♪)」すりすり(コンテナに顔面を擦りつける)
くいっ(似合わないスーツの襟を直す)
ハッキネン「ふふふふふ・・(ビジネスの護衛だってんで、スーツを着てきたのが幸いしたな。連中、マジで俺をコンサルの人間だと思ってやがる。にも関わらず、愛しのボディガードを砂漠のど真ん中で捨てやがるとは・・・あの冷血クソ女め・・!!っと、それより、問題はどうやってこいつを「運搬」するかだが・・・このクソあちぃ砂漠で「運搬クエ」なんてやってられっかっての・・・どうにかしてドクター達と合流しねぇとな・・・)」ふむぅ~(バカなりに考え込む)
ロージー「ちょっといいですか~?」つかつかつか
ハッキネン「ああ・・どうした?って・・・」
ロージー「こんにちわ♪」にこり
ハッキネン「げええええええええええ!!」バッ(咄嗟にロージー達に背を向ける)
ロージー「??」
ハッキネン「はぁ・・はぁ・・(なんでこのちんちくりんがこんな所にいるんだよ!?)」ドキドキ
トムオ「ヘボッチさん、こちら、我々を支援して下さっている・・」
ハッキネン「ああ・・ローゼンクロイツのお嬢さんだろ?」(後ろを向き、小刻みに震えながらタバコを吸おうとしてる)
ロージー「ふぁ・・何処かで会ったかな・・」
ハッキネン「いやいや彼らを支援してるといえば、フィランソロピーで名高いローゼンクロイツ家をおいてほかにいませんからな!」うわはははは
ロージー「ベルフェーゼ家だっているよ?」
ハッキネン「え・・そ、それだけじゃあないですぞ!その気品漂う容姿端麗な姿は、一目見れば誰だってローゼンクロイツのお嬢さんだと認知するに違いない」うわはははは
ロージー「そうかなぁ~♪」ムフフフフフ
ファイヤージンガー「あんだよ・・うるさくて寝てられねぇよ・・」ぼりぼり(体を掻きながら起き上がる)
ハッキネン「ちっ・・・(出たな・・「謎の喋るドスビスカス」めが・・・)」
ロージー「ねぇ、どうしてこっちを向かないの?」
ハッキネン「ゴホッゴホッ!!」(かなり大げさに)
ロージー「??」
ハッキネン「実は、かなり「やばめ」な風邪を引いてしまってね。感染させたら悪いだろ?ご無礼を許して頂きたい」ふぅ~~~(言ってるそばから一服してる)
ロージー「??」(顔を見合わせる一同)
ハッキネン「ゴホッゴホッ・・それより、どうしたんだい?」
ロージー「幾つか質問があるの。ヘボッチさんはジォ・ワンドレオから来たのよね?」
ハッキネン「え・・そうそう、グラッツェグラッツェ。このタイトなスーツが何よりの証拠。んわははははは(ほんとはその紛い物だけど・・)」
ロージー「コンサルタントって、具体的には何をしているの?」
ハッキネン「へっ・・・(連中を信用させる為、咄嗟の判断で適当に謳っちまったからな・・深く考えてなかったぜ・・)」
トムオ「ヘボッチさんは、僕らのようなNGOを援助したり、辺境の村落に経済協力を行うことでインフラを築き、より効果的な自助努力が出来るようバックアップするのがお仕事・・なんですよね~?」にこにこ
ハッキネン「え・・ウイ~ウイ~。その通り。偶然、君らが活動してる姿を見てね。俺が・・いや、私が何か手伝えることがないかと思ってね。それで接触を試みたというわけなんだ・・・ゴホッゴホッ!!ゴホッゴホッ!!」ふかぁ~~~(タバコをふかす)
トムオ「でもヘボッチさん。その格好で炎天下の砂漠を何も持たずに歩くのは危険過ぎますよ~。出会った時、ヘボッチさんは脱水症状で死にそうだったんだよ」ははははは
ロージー「それはダメだよぉ~。それじゃあ病気になってもおかしくないよ」
ファイヤージンガー「お嬢は調合術に長けているんだ。少し診てやれば?」ぼりぼり
ハッキネン「構わないでくれ!!ゴホッゴホッ!!ゴホッゴホッ!!こんな死ぬほどの咳を君らに浴びてなるものか!!」ふぅ~~~~~~(一服してる)
ファイヤージンガー「そんな体で一番体にわりぃもん吸ってら」ぼりぼり
ロージー「ねぇねぇ、それより発掘した琥珀のたまごを資本に、掘削機を調達してくるって聞いたけど、どこから仕入れてくるの?」
ハッキネン「うっ・・・(なんだこいつ・・ちんちくりんのくせしやがって、やけに突っ込んだ質問してきやがるな・・だから「いいとこ育ち」は嫌いなんだ)」ふぅ~~~~~~
トムオ「きっとそれは・・」
ロージー「トムオさんは黙ってて!!」ぺぇ~~~ん(トムオの頬を引っ叩く。「痛っ」ってリアクションをするリノプロ男子)
ハッキネン「え~と・・・(うち(暗黒商会)の傘下にある業者の名前を出したら疑われるな・・・どいつもこいつも悪評名高いところばっかだからな・・ここは慎重に・・・)」
ロージー「ねぇ・・どこなの?」じーーーー
ハッキネン「ロックラック・マテリアルズ・・・かな(確か、そんなのがあったはず・・・頼む!!俺の上辺だけの社会性!!)」
ロージー「へぇ・・・あの大企業と知り合いなんだ・・。では、社長ともお知り合いなの?」じーーーー
ハッキネン「え、まぁ・・・」
ロージー「あれ。社長の名前を知らないの?」じじーーーー
ハッキネン「・・・・・・・・(まずい・・さっぱりだ・・!そんな業界事情、ヤク中の俺に分かるはずがねぇ!!)」つぅ~~~(思わずデコを伝う冷や汗)
ファイヤージンガー「あやしくね?取引先の社長を知らないなんてよ」ぼりぼり
ロージー「ねぇ・・・社長の名前はぁ~・・?」じじじじじ~~
ハッキネン「うう・・・・」ごくり(背中に突き刺さる疑念の視線を受け、砂漠の暑さによる汗とは違う気質の汗を大量に流す)
ロージー「社長の名前はぁ~!?」
ハッキネン「ひえええええええええええ」(少し漏らした)
カーブー「琥珀のたまご見せてくださぁ~~~~~い♪」ズザああああああああ(乾いた大地の上をスライディングしながらテントの中に突っ込んでくるドボルヘルムの男)
ハッキネン「ぎゃあああああああああ」ずでぇ~~~ん(カーブーに激突し、ひっくり返る)
ロージー「もう、お兄ちゃんったら!!なんて失礼を!!」ぱぁ~~~ん(躊躇なく義兄の頬を引っ叩く)
カーブー「むわははははは。悪い悪い。あれ、大丈夫っすか?」うんしょ(ハッキネンを起こしてやる)
ハッキネン「ああ・・だいじょう・・・・」ちら
カーブー「ウッス?」
ハッキネン「げえええええええええ!!!!(ユクモのドボル!!)」ガガーーーン
サササササササササ
(すかさずコンテナの後ろに隠れるハッキネン)
カーブー「あれ・・どうしたんすか?」
ハッキネン「ああ・・今の衝撃で少しハムストリングを「やったっぽい」んだ。少し休ませてくれないか」こそりこそり(コンテナを背に体育座りしながら顔面を伏せてる)
ロージー「大変!すぐに治療を!!」
ハッキネン「構わないでくれ!!」
ロージー「ふぁ・・」
ハッキネン「これくらいで君たちの世話になっていたら、この先、コンサルティングなんて出来っこない!!これは俺に与えられた使命なんだ!!だから放って置いてちょうだい!!」
コソコソコソ・・・タタタタタタタ・・・すてぇ~ん
(一同には顔を伏せ、コンテナの背後から飛び出して、一目散にエリアアウトしていくハッキネン。道中、ベアコとぶつかり、またひっくり返るも、すかさず立ち上がり消えていく)
カーブー「たくましい人じゃないか」ぱぁ~~ん(食い気味にロージーに引っ叩かれる)
トムオ「ベアコ・・君も琥珀のたまごを見に?」
ベアコ「ごめんなさい。ミスター川村に話したら、是非見てみたいっていうから」ザッザッザッザッ・・
カーブー「そうそう。久々にトレジャーアイテムを拝見したくてね」むわははははは!!(バカ笑いするそばからロージーに頭を引っ叩かれる)
ベアコ「あなたこそ、若い子(ロージー)と一緒に何を?」
トムオ「え・・ぼ、僕らも琥珀を見に来たんだよ」あたふた
ベアコ「ふぅ~ん・・それで琥珀は?」
トムオ「このコンテナの中だよ。なにせ、貴重な品だからね」
ベアコ「開けてみて」
トムオ「よし・・・」
??「ちょ~~っと待ったぁ~~~~~!!」
ロージー「ふぁ・・今度はなんだろうか・・?」きょろきょろ
カーブー「丘の上だ!!」
ばべーーーーーーーん!!
(残丘の上で太陽光をバックに浮かび上がる、見るからに屈強なハンターのシルエット)
カーブー「あの装備・・ロックラック・・・ポール・ベインズ・・・・いや、違う・・!!」
ベアコ「誰!?」
??「ギルドよりミッション・・コホン。ならぬクエストを受託したハンター・・・その名は・・・・」(金髪セミロングのガッチリ体系な背中)
バッ
(逆光のまま丘から「綺麗に」飛んだ謎のハンター)
カーブー「おおおおおお!?」(眩しそうに空を見上げる)
シュタッ
(かっこよく一同の前に着地を決め込む謎のハンターの後ろ姿。背中には青い刀身のレイピアと、半透明の美しいエメラルドの刀身を持つロングソードの一対からなる双剣を背負っていることから、これが「双聖剣ギルドナイト」であることが見て取れる。また、両足に履いたロックラックブーツの間から見えるドボルヘルムのバカな表情も見逃せない)
??「レオゲルク・シュナイダーだ」ガッ(意気揚々にサムズアップをかますイケメンハンター)
ベアコ「素敵・・・・」ぽわぁ~ん(キラキラの目が一点、ハート型になる)
ロージー「えええええええええ!!レオゲルクさんって言えば、狩人なら誰もが羨む複合スキル、モンスターハンターを習得したっていう超超超★超一流のハンター!!」バッ(懐から「携帯色紙」をすかさず取り出す)
カーブー「レオゲルク・シュナイダー・・・・」
レオ「よろしく・・頼むぜ♪」パチリん(シーフォームブルーの瞳でウィンクをかます。それを受け、気絶しそうになるベアコ)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事雄は!?
2/11(土)0時更新 なにも決まってない雄
をお送りする雄♪そんだらばさ!!次回もだんまり決め込んで読も見ようよ
MHOにも登場★老山龍
コホコホッ コホコホコホの コホコホオ
どうぼ。あたモン亭コホ咳吉です





~あんよが上手なあの子も中国へ

70米近い、あの子もほら。「ごじぃ~ら」のように、二本足で上手に「やって」いるではありませんか。先日、MHXXにて復活が決定したばかりのあの子・・一体なにを立って見ているのでしょうか?答えは中国大陸です。正直、あの子も国内のMHにて「ぽこぽこ」叩かれるのにうんざりしているのでしょう。人間から見て、ただ大きいということだけで「歩く天災」だの「動く霊峰」だの言われ、挙句、背中に爆弾を仕掛けられたり、でっかいドリルのような「兵器」で顔面、或いはかわいいぽっこりお腹を刺されたり、正直やってられなくなったのでしょう。一説には「チャイナマネーの魅力に負けて移籍した」等とメディアから痛烈な批判を受けがちなあの子なのですが、元を辿れば、ただ「逃げている」だけというれっきとした伝承も存在します(世界観/黒龍伝説)
そんなあの子も中国へ・・。大海をザッパザッパ

そんなあの子は
古龍目>山龍亜目>ラオシャンロン科
中国でのデビュー戦はなんとヴァレンタインデー

↓MHOオフィシャルサイト概要
巨龙侵攻 老山龙2月14日狩猎解禁
激アツなバトルフィールドでの大狩猟動画が今から楽しみ♪
中継ぎ記事のネタもストック♪楽しみに待ちましょう

そんなわけで、今日は風邪吉とネタ不足にも関わらず、すごく良く出来たでしょう

なんだか体が「重たい」ので今日はこのへんで・・

ザ・おしまい
(まさかの同じ絵END)



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/13(月)0時更新 「Mosquito Amber Egg/PART3」編
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もはちみつ顔面に塗りたくって、モニターにぺちょぺちょくっつけながら読も見ようよ

「Mosquito Amber Egg/PART3」編
~大砂漠非狩猟エリア5....

ドスン・・ドスン・・
(茫漠たる大砂漠の地平線に浮かぶ陽炎のゆらめきから、おぼろげな黒角竜とおぼしきシルエットがゆっくりと歩いてくる)

アモン「・・・・・・・・・・・」ドスン・・ドスン・・・
キョロキョロ・・
アモン「・・・・・・・・・(妙だ・・・元々、無人区域とはいえ、静か過ぎる・・)」
ジリジリジリジリ・・・・
(焦げ付くような日差しをダイレクトに受ける砂の大地)
アモン「・・・・・・・・・(やはりな・・・ここのエリアも砂中生物の気配がない・・。まるで何かから逃げるように・・・・)」
ジリジリジリジリ・・・・
(地平線の彼方に蜃気楼として浮かんでいる巨大な残丘)
アモン「・・・・・・・・・(エリア13・・・・UBUの報告によれば、あの丘の中にギルドが管理する閉鎖病棟があるという・・・そして秘密裏に造竜技術の再興を目論んでいるというが・・・)」
キッ(黒角竜の無感情なつぶらな瞳に、はっきりと私怨が投映される)
アモン「・・・・・・・・(あの丘の中で、UBUが監禁されていたのは事実・・・)」
ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・・・
アモン「・・・・・・・・・・・」ジリジリジリジリ
ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・
(砂地の一部が緩やかに盛り上がり、そのまま黒角竜の方へ接近してくる)
アモン「・・・・・・・・・・・」(つぶらな瞳でその珍妙な隆起物を眺めている)
ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・・・・・・・
(ゆっくりと巨大なアモンの足元で止まる謎の砂山)
ぬう

華子「ハロ~♪アモンちゃん」(その短い台詞でオネエだと認識できる潜口竜)
アモン「・・・・・・・・・・・・」(目が合う前に首を上げてしまう)
華子「やだ、ご機嫌斜めぇ~。お邪魔しちゃったって感じ?」
アモン「いや。ところで今日は獲物にありつけたか?」
華子「なに?お腹減ってるわけ?」
アモン「陸魚一匹泳いでいない。お前たちが好物とする草食竜の姿もな」
華子「リノの防具を着た連中なら見たわよ。それもたぁ~くさん」
アモン「なに・・?」
華子「ノース・サンディー・プレーンの丘へ行ってみれば分かるわ。妙な格好した人間共がうようよしてるから」
アモン「狩人のいち団か?」
華子「え~~~~(だみ声で)わかんなぁ~い。けど、さっき向こうのエリアにいたバランちゃんに教えてあげたら、興味津々に向かっていったわよ」
アモン「ディアベルも一緒か?」
華子「それが超絶ウケるのよぉ~♪今朝ね、ディアベルママと「デザート早朝ウォーキング」をしていたら、遠方でマラソンをしているハンターを目撃したの。ほらぁ~、あたしとディアベルママって、雄を捕食する為に「目だけ」はいいから~♪」
アモン「それでどうしたんだ?」
華子「そしたらぁ~、そのハンターってのが、なかなかのいい男でね♪ママったら一目惚れしちゃったってわけぇ~♪」きゃあああああ♪
アモン「ハンターに?」
華子「そう。それでね、ママったら、お店そっちのけで、今もその彼を追っかけて、砂漠の何処かを「恋のランナー発動中」ってわけぇ~♪素敵じゃな~い?種とジェンダーを超えた愛って♪あたしもあのイケメンハンターになら、「釣り上げられて」もいいかも♪って、キャッチ・アンド・リリースだったらショック~~~~♪」
アモン「それはかまわないが、ディアベルが向かったというのはエリア13ではあるまいな?」
華子「近いけどそっちじゃないわよ。安心して」
アモン「うむ」
華子「エリア13には入るな・・別にUBUちゃんを疑ってるわけじゃないけど、どうしてダメなの?」
アモン「知らない方が身のためだ。UBUを信じろ」ドスン・・ドスン・・
華子「健気ぇ~~~♪献身的ね。彼女に対しては。向こう(旧大陸)からの付き合いなんでしょ?アモンちゃんとUBUちゃんって」
アモン「恭順だ。お前たちのように情熱的ではない」ドスン・・ドスン・・
華子「驚き~~~~~♪アモンちゃんなら、ママの気持ち、分かると思ったけど」ゾゾゾゾ・・(砂中より半身を出したまま追いかける)
アモン「どうしてそう思う?」ドスン・・ドスン・・
華子「だってアモンちゃん、UBUちゃんに恋してるんでしょ?」ゾゾゾゾ・・
アモン「感情を好きか嫌いかで二分するな。理知とは、それほど単純ではないから尊いものなのだ」ドスン・・ドスン・・
華子「うっそぉ~(だみ声で)絶対おかしぃ~い~!照れなくたっていいのよ?姿形や遺伝的繁殖活動にとらわれず、自由な恋心を抱けるのもインテリジェンスな証拠。砂漠のタイラントなんて言われてた古い時代にさよならしなさい。これからはモンスターだって恋をする権利はあるんだから」ゾゾゾゾ・・
アモン「恋は闇・・というだろ?」
華子「あはっ!真っ黒なアモンちゃんに相応しい格言ね♪」
アモン「・・・・・・・・・・」(どこか微笑んで見える黒角竜の横顔)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
アモン「ん・・・・」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・!!
(広大なエリアごと振動する)
華子「え~~~~(だみ声で)この感覚って、峯山龍が浮上してくる感じ~~!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・!!
アモン「慌てるな。通常種なら仕留めるまで」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・!!
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・・・・
アモン「・・・・・・・・・・・・・」
華子「・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
華子「ああ良かった

アモン「違うな・・・・峯山龍の「それ」とは少し違っていた・・・(砂中生物が姿を見せないのは今の・・・・)」
華子「やだ」ぶるっ
アモン「どうした?」
華子「なんか砂の中が冷たい」ぶるっ
アモン「・・・・・・・・・・・・」ちら(ゆっくり太陽を見上げる)
ジリジリジリジリジリジリジリ・・
(炎天下の大砂漠に佇む黒角竜と、砂地より半身を出しながら震えている潜口竜の姿)
「あたちのモンハン日記」
~Mosquito Amber Egg~
~砂原非狩猟エリア....

ひゅううううううう・・・・
(小高い残丘に囲まれた乾燥地帯にからっ風が吹く中、自信満々に仁王立ちを決め込むロックラック装備のハンター)
レオ「フッ・・(少しクール過ぎる登場だったかな・・)」ひゅううううう

ロージー「サインしてくださぁ~~~~~~い!!」ぶわっ

レオ「いっ

ごちぃ~~~~ん

(頭をぶつけ合う二人)

カーブー「まったく・・何をやってんだか・・。そんなにすごいハンターなんですか?彼は」
ベアコ「あなた知らないの!?レオゲルク・シュナイダーといえば、現ハンター界のヒエラルキーの頂点に立つ、真のモンスターハンターなのよ!!」(目がハートになってるリノプロ女子)
カーブー「真の・・モンスターハンター・・?」カチン
レオ「いててて・・・どうやら自己紹介はいらなかったみたいだな」ぎゅうううう(レオの太ももに抱きついて離れないロージー。左肩のドスビスカスはぶつかったショックでのびてしまっている)
トムオ「はじめまして。僕はハンターズ・サステナビリティの代表、トムオ・クマノコビッチです」スッ(レオと握手を交わす)
ベアコ「ベアコ・クマスキーです♪」ぎゅっ

レオ「やぁやぁどうも。そちらは?」
カーブー「・・・・・・・・・」ぷい(あからさまに嫌悪感を示す態度をとるドボルヘルムの表情)
ロージー「ユクモの川村カーブー。あたし、ロージー。よろしくね♪」(レオの太ももにひっつきながら教える)
レオ「川村カーブー・・・・(聞いたことのある名前だが・・・なんだっけか・・)」ほじほじ(鼻をほじる。勿論、スクリュー方式で)
カーブー「む!?(あの鼻のほじり方・・・なるほど。どうやら「やる」という噂は本当のようだ・・)」むぅ~・・
トムオ「レオゲルクさん。先程あなたは、ギルドからクエストを請け負って来られたと言っておられましたが・・」
レオ「ああ。先日、ギルドの調査員が君たちの活動を視察しに来た時、なんでも珍しいものを見せてもらったと聞いてね」ぼりぼり(金髪頭を掻きちらす)
ベアコ「そう。琥珀のたまごです♪」
レオ「君たちさえ良ければ、そのレアトレジャーを引き取りに来たんだ。勿論、無償とは言わない。既にギルドは100万ゼニーを用意している」えっへん
ベアコ「ひゃ、100万ゼニー!?」キョピり~ん(キラキラの瞳が一転、札束に変化する)
レオ「金額が不服なら交渉の機会を作るが・・」
ベアコ「あげますあげます!!さっさと持っていって下さい♪」
トムオ「こらこら

レオ「ほぉ・・・(おかしいな・・ずいぶん段取りが早い・・。アサイラムから報告を受け、俺がここに到着するまでに2日と経っていないが・・)」
トムオ「環境コンサルトをやっていらっしゃる方が、琥珀のたまごを資本金に、都市の採掘業者と掛け合ってくださり、ここで使う為の掘削機を購入してきてくださると・・我々としてはまたのない機会と思い、合意に至ったのです」
レオ「環境コンサルト・・・名前は?」
トムオ「ルチャーノ・ヘボッチさんです。ジォ・ワンドレオからいらしたと」
レオ「ジォ・クルーク海から・・・それはまたわざわざ・・。その人は今どこに?」
トムオ「先程までいらしたのですが・・・」きょろきょろ
じーーーーーーーーーーーー
(岩場の影から一同を見つめるあやしげな視線)
ハッキネン「まずいことになりやがったな・・・まさかギルドも琥珀のたまごを狙っていやがったとは・・・」
じーーーーーーーーーーーー
(即座に視線に気づきこちらを向くレオ)
ハッキネン「ひっ


ロージー「どうしたの?」
レオ「いや・・今、視線を感じたような・・気のせいかな」ふむぅ~
ハッキネン「ふぅ・・・

せっせっせーのよいよいよい♪
(なぜだかロージーと「お寺の和尚さん」をやってやってるレオ。それを実につまらなそうな表情を浮かべながら見ているドボルヘルムの男)
ハッキネン「・・・・・・・(待てよ・・・ギルドがわざわざ、最もクエ達成率の高い狩人をよこしたってことは、裏を返せば、あの琥珀のたまごがそれほど貴重な代物だって証拠・・。そうと決まれば、なんとしてでも「正攻法」でたまごを奪取してぇが・・・・もうひとつの問題は・・・」ちら
カーブー「ふぁ~~~~~~あ」(本当にバカな顔しながらあくびをかましているドボルヘルムの表情)
~大砂漠非狩猟エリア13、通称ギルドアサイラム....

ンボオオオオオオオ!!カンカンカンカン!!
(烈火の如く燃える巨大なかまどの灯りが、地下プラント内を照らしている。また同時に、鍛冶作業をしている様子の金属音も響き渡っている)
「なんでウルちゃまが置いてけぼりっチャ~~~~~~!!!!」
ぼうううううううううん!!
(咆哮の音撃により、洞窟内の壁に背中から叩きつけられる白衣の男)
モンタギュー「いたたたた・・

ウル「聞いたっチャよ!!館長!!」ずんがずんが

モンタギュー「あれ。話しちゃったんだ」クイッ(首元に巻いていたサージカルマスクを口元に当てる)
イザーク「すみません」クイッ(っと、こちらもかけている3Dメガネを直す)
モンタギュー「構わないよ。別にコンフィデンシャルなクエストを依頼したわけじゃないし。ただ、ウルちゃんに説明してる時間すら惜しかったんだよ」ぱんぱん

ウル「そんなに慌てるくらい、琥珀のたまごが欲しかったっチャ?しかもレオに頼むなんて」むぅ~~

モンタギュー「琥珀なんてどっちだっていいのさ」カツカツカツ(プラント隅に置いてある大タルの方へ歩いて行く)
ウル「どういうことッチャ?」ずるずるずる(イザークを引きずりながら付いていく)
モンタギュー「問題は琥珀の中身なのさ」
チラリぃ~~~~~~ん

(と、金色に光る直径60cm強の卵型の琥珀。外観の美しさ同様に気になるのは、中にブナハブラのような羽の生えた昆虫が入っていることである)
カーブー&レオ「おおおおおおおおおおお」キラ~ン(太陽光を綺羅びやかに反射する琥珀の卵越しに、まじまじと見つめる男子二名の顔)
ベアコ「どう?ご感想は」キラ~ン(琥珀の卵を胸に「運搬スタイル」で慎重に抱えている)
トムオ「アンバル鉱石*なら見たことがあるけど・・・これは・・太古の昆虫かい?」キラ~ン
*アンバル鉱石:氷結晶の中に虫や花などの生物が閉じ込められた物の特別な呼び名。
ベアコ「おそらく古代の「蚊」よ」
カーブー「モスキートにしては、やけにでかいっすね」キラ~ン
レオ「ランゴスタやブナハブラだって同じさ。大きい蚊がいてもおかしくはない。ましてや古代ならね」キラ~ン
ウル「いにしえのモスキート?」ふうふう(ホットポポミルクが入った木製をジョッキを吹きながら聞く)
モンタギュー「分かりやすく言えば、古代のでっかい蚊さ。飛甲虫並のね」ぼぼぼぼぼぼ(肘を置く大タルの上にはミルクを温めたと思われる化学セット(アルコールランプと三脚に乗った金網)があり、網の上は小さい鍋が置かれており、第二弾を今まさに沸かしているようだ)
ウル「嫌だっチャね・・そんなのに頭を刺されて血を吸われたら・・」ずずずず・・(ミルクをありがたく飲む)
イザーク「それほどの大きい蚊ともなれば、「刺す相手」もまた・・・・そうか!わかりましたよ!!どうして館長が「それ」を欲しがるのか!!」(びっくりして顔面に熱々のミルクがかかるウル)
チラリぃ~~~~~~~~ん

(琥珀の中にしっかりと「保存」されている巨大な蚊)
トムオ「大昔はこの辺に、こんな大きな蚊がうようよしていたのかなぁ・・・」
ロージー「集団で襲い掛かってきたら、大型モンスターもたまったもんじゃないだろうに・・」ん~~~
カーブー「古代モンスターの血をチュウチュウと・・・絶滅種も吸われたのかなぁ・・」
レオ「!!(なるほど・・・館長はこいつの「腹の中」に用事があるのか・・!仮にこの蚊が、彼の言うように絶滅種の血を吸っていて、もしもそれを採取することが出来れば・・・)」
モンタギュー「ね?ドキドキしてきたろ?仮にだよ?いにしえのモスキートから、古代生物の・・それも現世にはいないようなモンスターの血を採血出来たら・・」グツグツグツグツ(鍋のミルクが沸騰している)
イザーク「その血液を培養して、ドラゴンウェポンに適合することが出来れば、新たな力を生み出せるかもしれない・・!」
モンタギュー「それだけじゃないよ。血液のDNAから、完璧な古代モンスターを復元することだって夢じゃない」グツグツグツグツ
イザーク「それが絶滅種だとすれば・・・・歴史が変わりますよ!!」
モンタギュー「間違いなく、ロイヤルアカデミーの連中は、みんな僕らに跪くね」ぼぼぼぼぼ・・・(冷静にアルコールランプの火を弱くしていく)
ウル「なんだかすげぇ話になってきたっチャね」ほじほじ(鼻をほじりながら聞いてる。無論、スクリュー方式で)
モンタギュー「科学って素晴らしいだろ?でもさ、僕がやりたいのは、それで復刻した絶滅種を外科用の機神双鋸で「ギャリンギャリン」に解剖することなんだぁ~♪未知のモンスターを解剖する至高の悦びたるや・・・ああ・・想像しただけでもイッちゃいそうだ」ぶるっ
ウル「とんでもねぇ異常者だっチャ」(隣で微笑むイザーク)
護衛兵「館長!!大変です!!」ダッダッダッダッダッ(ボウガンを抱えた城塞遊撃隊シリーズを着用した護衛兵が駆けて来る)
モンタギュー「まさか、また侵入者だなんて言うんじゃないだろうね」じょぼじょぼじょぼ(ムッとした顔で鍋の中のミルクをジョッキに注いでいく)
護衛兵「千里眼にて、エリア12領内に超大型級モンスターの生体反応をキャッチ!!現在、砂中に潜伏中であります!!」
モンタギュー「へぇ・・ギガント・・・ねぇ・・」ずずずず・・(興味深そうにミルクを飲む)
イザーク「む・・そのリアクション。捕獲して解剖ですか?」
モンタギュー「♪♪」(満面の笑みを浮かべる)
レオ「気色悪い奴っチャ」ふん
イザーク「でも良かったじゃないですか。あなたにも出番が来て」
ウル「ブッブ~♪そんなのブッブッブ~♪」(へんてこりんな小躍りをしてみせる)
To Be Continued



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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
2/15(水)0時更新 「Mosquito Amber Egg/PART4」編
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も両目にスプーンとフォーク


「Mosquito Amber Egg/PART4」編
~大砂漠非狩猟エリア12、ギルドアサイラム周辺区域....

じーーーーーーーーーーーー
(潜望鏡視点に映る遠方の丘)
むぅ~~~~~~~~
(滑り止め加工が施されている鉄板に覆われたコクピットらしき小さな艦内で、漆黒のドクターコート(魔術師みたいなフード付き)を纏った金髪ロン毛女史が潜望鏡を一生懸命に覗いている)
カペラ「あきらかにあの丘が怪しいわね・・そっちはどう?キャプテン」むぅ~~
アガッツィ「ドクターの推測通り、サンドソナー(砂中用超音波探索装置)の反響の仕方も、普通の岩盤の「当たり」じゃないですね・・・」がじっ(パイロット席に座り、右手に持つ白いリンゴをかじりながら、左手で受信機のようなイヤーパッドを左耳に当てている白人男性の後ろ姿。スネークシリーズのような軍服を纏っているが、体が細身の為、少し違和感を思わせる)
カペラ「聞かせて」スッ(潜望鏡を上げ、アガッツィの背後からイヤーパッドを受け取り、長い髪を掻き分けて耳に当てる)
アガッツィ「・・・・・・・・」かしょり・・(リンゴを静かにかじるその顔は、大きな舵に遮られ「はっきりしない」アングルだが、黒髪長髪でスタイリシュな髭を蓄えているのは分かる)
カペラ「確かに・・跳ね返りの音が「軽い」感じね」はい(と、イヤーパッドを返す)
アガッツィ「でしょう?天然の岩盤なら、もっとヘビーな音で返ってくるはずなんですよ・・こうなんつ~か・・・コイ~~~ンってね」グイッ(パイロット席用の潜望鏡を下ろして覗く。その為、顔は見えない)
カペラ「ということは、中が空洞の可能性が高い・・・・決まりね。あそこがギルドの研究施設よ」ふぁさっ(自信ありげに長い髪を「バブリー」に掻き上げる)
アガッツィ「こっちで見つけちゃいましたね。商談だから張り切って、高いスーツまで仕立てたハッキネンさんには悪いけど」ん~(引き続き潜望鏡を覗いている為、顔は見えない)
カペラ「まったく・・せっかく手柄をあげようと下ろしてあげたのに・・何をやってるのかしら」(その背後では「どうだか」という感じで両手を上げているアガッツィの後ろ姿)
カッカッカッカッカッカッ・・・
(コクピット内上部のハッチに繋がっていると思われる避難はしごを降りてくる「三人のちっさいお爺さん(トレ爺タイプ)」。三人ともヘルメットにゴーグルを装着し、年甲斐もなく黒いTシャツを纏い、短パン、グローブを着用、登山用ブーツを履いている)
操舵ジジイ「いやぁ~なんともゴツゴツした背中だったぞい」ダァ~ン

砲撃ジジイ「早くあの立派な砲口からサンドキャノンを撃ってみたいぞい♪」わくわく(するTシャツの胸には「NICE☆SHOT!」と書いてある。また砲撃ジジイのヘルメットにのみ、防音用のヘッドホンが付いている)
燃焼ジジイ「動力源はロックタスク級と同じ蒸気機関ともなれば、ワシの腕もなるぞい♪」わくわく(するTシャツの胸には「BURN!!」って書いてある)
アガッツィ「まったく、元気な爺さん達だ」(背中を向けて嫌味を言っているから顔は見えない)
カペラ「気に入ってくれたかしら?」(七人の小人のように周りを囲っているちっさい爺さん達に話しかける)
砲撃ジジィ「なんじゃって?ワシは耳がイカれとるからなぁ~」
カペラ「じゃあ質問を変えるわ。外に出た時、周りに誰かいた?モンスターでもいいけど」すちゃっ(愛用のアルティメットグラスを直しながら問う)
砲撃ジジイ「はぁ~?」(耳が悪いリアクション)
カペラ「何か見えなかったぁ~!?」(爺さんの耳元で叫んでやる。流石にびっくりする砲撃ジジイ)
砲撃ジジイ「おう。そういえば目の前にやたらでかい残丘があったが・・」
燃焼ジジイ「あれが噂のアサイラムだぞい」ぽんぽん(腰を叩く)
カペラ「アサイラム?」スッ・・(腰痛持ちの燃焼ジジイを介護してやり、鉄床に腰を下ろさせる)
操舵ジジイ「通称ギルドアサイラム。ホワイトギルドが運営する、精神病棟だって噂だぞい。ワシらも近寄ったことはないがな」カツカツカツ(コクピット席に近づき、興味深そうに眺めてる。勿論、アガッツィは後ろを向いている為、顔は見えないがドドブラリンゴをまだかじっているのは分かる)
カペラ「間違いないわ。連中はそこで造竜技術を行っているのよ」ふぁさっ(長い髪がボケっとしてる砲撃ジジイの顔面を「こしょる」。同時に豪快なくしゃみをかます翁)
燃焼ジジイ「そりゃブラックギルドのあんたらにしたら、死活問題じゃぞい?」ふぁ~あ
カペラ「所詮古代文明。現代が誇る龍科学テクノロジーには及ばないわ」ふん
操舵ジジイ「その通りじゃぞい。その技術の結晶が、このモンスター搭乗兵器じゃぞい」ふむふむ(と、アガッツィの前にある大きな舵を撫で、その感触を確かめる)
アガッツィ「それじゃあ交渉成立かな?」くるくるくるくる(目の前の舵が回る。その為、顔は見えない)
砲撃ジジイ「なんだってぇ~!?」
カペラ「いくらで買ってくれるのか聞いてるの!!」(またびっくりする砲撃ジジイ)
燃焼ジジイ「前にお前さん達から買うたロックタスク級は、ユクモのじゃじゃ馬共に墜とされてしもうたからな。新しい砂中戦艦にはもってこいじゃぞい♪え~と・・名前は・・」
カペラ「砂上弩岩級戦艦「バトラス艦」。コストパフォーマンスの悪い造竜技術を遥かに凌ぐ性能を持ってるんだから。ねぇ~キャプテン♪」えっへん
アガッツィ「我らが漆黒の天才女史、ドクターカペラにかかれば、どんなに凶暴なモンスターとて、人間の意志力の前に服従させてみせますよ!ってね。それにしてもそのキャプテンって響き・・たまらないなぁ~♪」ねぇもう一回!(と、振り向いてカペラに催促する為、顔は見えない)
燃焼ジジイ「確かにこのクラスの戦艦が大量生産出来れば、世界は人間のものじゃぞい。じゃが、そう上手くいくかな?」カポン(ヘルメットを脱ぐと、禿げ上がった頭とその両脇で垂れている長い耳が露わになる)
カペラ「竜人族の忠告は結構。確かにあなた達は今も賢者よ。けど、姦邪に関してはあたし達、「ノーマル」の方が長けているってわけ」ふぁさっ
砲撃ジジイ「なんじゃってぇ~!?」(同時にクスクス笑う他の翁二人)
カペラ「この戦艦を売ってあげるから、今度は壊さないようにするのね~!!」(またまたびっくりする砲撃ジジイ)
燃焼ジジイ「交渉は成立じゃぞい。で、どうするぞい?目の前に敵の要塞を見つけたまま放置しておくあんたでもあるまい?」
カペラ「性能テストは、三大翁にまだ見せてなかったわね、キャプテン」
アガッツィ「ええ。願ったり叶ったりですよ。ファイヤーウォーで連中がドラゴンウェポンを投入して以来、我が暗黒商会でも再び造竜技術を推す龍科学者が増えていますが、俺は絶対に反対だ・・!あの時受けた屈辱を晴らす為に、ギガント級のグレードアップを図ってきたんですからね。やってやりましょうよ」(と豪語するその顔は、コクピットを間近で見ている操舵ジジイによって遮られ、惜しくも見えない)
燃焼ジジイ「おっ!?やるかぞい!?」バッ

砲撃ジジイ「ぶっ放してやろうぞい!!」ガッ

カペラ「見せてあげるわ。古代技術より、あたしの最高傑作の方が上だってことをね」フフッ
「あたちのモンハン日記」
~Mosquito Amber Egg~
~砂原非狩猟エリア....

レオ「見当たらない?」ぱちくり(シーフォームブルーの綺麗な瞳をぱちくりさせる)
トムオ「ええ・・どこ行っちゃんだろう、ヘボッチさん・・」
レオ「せっかく運搬用にこいつを着てきたのになぁ・・」しょんげり(と、自身のロックラック装備を見下ろす)

カーブー「ククッ」(一同から離れた場所で、岩場を背に両腕を組んで傍観している)
ベアコ「彼が見つかるまで商談は後♪ランチはまだでしょ?シュナイダーさん♪」
レオ「ああ・・けど、君たち調査員にとって食料は貴重だろ?いいのかい?」
トムオ「カーブーさん達が僕らの為に、ユクモからお土産を持って来て下さったのです。それをみんなで頂きましょう」
レオ「というと・・温泉卵かな?」

ロージー「残念♪あんまん、よ♪」ぴしっ

レオ「あんまん・・・(ご当地では流行っているのかな・・)」ぼりぼり(頭を掻きながら考え込む)
ベアコ「そうと決まったら早くいきましょう♪」
ロージー「そうそう♪レオゲルクさんの数々の武勇伝を聞かせてぇ~♪」にゃ~~~ん(と、猫みたいにレオに甘える)
レオ「それは構わないが・・・だったら、彼も一緒にどうだい?」(カーブーを眺める)
カーブー「あんまんいらない」ぷいっ
レオ「??」
ふん(と、そっぽを向きながら腰に携えているユクモノノダチの手入れを徐にやり始めるカーブー)
レオ「・・・・・・(珍しいな・・・思文(シーウェン)と同じ獲物の携帯の仕方だ・・)」
カーブー「ふん」こきこきこき(と、明らかに手入れをする必要などないキラキラの太刀の刀身をそれとなく「袖」で拭いている)
ファイヤージンガー「気にすんな。あんちゃんの登場に、ただスネてるだけだ。俺はファイヤージンガー。よろしくな」
レオ「やぁ、よろしく」きゅむっ(葉っぱの手とちいちゃい握手を交わす)
ロージー「・・・・・(さすがレオゲルクさん・・・たいていはジンガーを見て、みんな驚くはずなんだけど・・・これも経験豊富な狩人ライフの賜物なのね・・!)」むぅ~~~

ベアコ「さ、ランチにいきましょう♪」ささっ♪(と、ロージーと共にレオの引き締まった背中を触り触りしながら押していく)
じーーーーーーーーーーーーー
(その様子を眺める汚らしい視線)
ハッキネン「・・・・・・・(お、いいぞ。バカどもがベースキャンプを移動しやがる。そのすきにたまごを頂いて、とっととずらかるか・・)」じーーー(岩場の影からこそ見している)
あはははははは♪やぁ~ねぇ~もぉ~~
(などと、談笑しながらエリアアウトしていく一行)
ハッキネン「よし・・・肝心のトレジャーアイテムは・・・)」ちら
うんしょうんしょ・・
(琥珀のたまごを「ザ・運搬スタイル」で運んでるドボルヘルムの男の後ろ姿)
ハッキネン「いっ!?(何してやがる!!あの野郎!!)」スチャ(双眼鏡で拡大してみる)
うんしょうんしょ・・
(ザ・運搬スタイルでへっこらと歩くカーブーの両目は、確実に札束が投映されているのが見て取れ、それイコール、スキル「強欲」が働いていることも確認できる)
カーブー「フフフフ・・・闇オークションで売りさばけば、一攫千金も夢でない」うんしょうんしょ・・
ハッキネン「なんてきたねぇ野郎なんだ・・・フィランソロピーそっちのけで、盗みに走りやがるとは・・!!久々に俺以上のクズを見たぜ!!」バッ

カーブー「大砂漠を最短ルートで都市へ向かうには・・・そうか。乗ってきた気球を奪うか」(こういうことだけは頭が回る我らがクソドボル)
ハッキネン「待ちやがれぇ~!!」ダッダッダッダッダッ

カーブー「ゲッ!!もう見つかった!!」ひえええええ

まぁ~~~~てぇ~~~~~~~~
(炎天下の砂漠の上を大きなたまごを抱えたカーブーを先頭に、必死にそれを追いかけるハッキネンという非常に不毛で愚かな絵)
ベアコ「轟竜を見かけたですってぇ~~~~!?」(かじりかけのあんまんを手にし、キラキラした瞳とは裏腹に冷や汗をかいている)
リノプロ(剣士)男子「そうなんです!さっき、確かに岩場の影から「ぬらり」と、こちらを見ていました!!」ひゃあああああ

トムオ「落ち着くんだ。何もしなければすぐに飛んでいくよ」ひゃあああああ

ロージー「そうだよ。こっちにはレオゲルクさんがいるんだよ?レックスなんてなんのその!そうよねぇ~~♪」にゃ~~~ん(と、猫なで声をあげレオに甘える)
レオ「攻撃してこないなら、それに越したことはないさ。仮に襲い掛かってきたとしても、弱点の頭をちょっとコツンとしてやれば・・・」
ぬらり
(と、岩場からひょっこり頭を出してきた轟竜は、明らかに鉄製の竜頭型アーメットを被っている)
レオ「え~~~~~~~~~~~!?」
ベアコ「出たぁああああああああああ!!」ひゃあああああああ

トムオ「もう終わりだ!!砂漠緑化も水の泡!!この乾燥地帯の辺境に残るのは、干からびた僕らの骨だけ!!しばらく経って「なぞの骨」になるのも時間の問題なんだぁ~!!」うわぁ~~ん
ロージー「落ち着け、あほんだら」パかぁ~ん


バラン「よぉ、ロージーじゃんか」かぽん(両翼爪を上手に使い、兜を脱ぐ)
レオ「へ・・・・・」
トムオ「ぎゃあああああああああ!!轟竜が喋ったぁあああああああ・・・痛っ!!」パかぁ~ん

ロージー「こちら、我がユクモクルセイダーズの同志、バランさん♪」
バラン「・・・・・・・・・・・・」じーーーーー(一同を食い入るように見下ろす轟竜の冷たい眼差し)
トムオ&ベアコ「ひいいいいいいいいいいい」(抱き合って泣いてる)
バラン「お前ら・・・」ぼそ
レオ「??」
バラン「弁当・・食うか?」にこり
レオ&トムオ&ベアコ「はぁ?」きょとん
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事ダブルクロスは!?
2/17(金)0時更新 にゃにも決まってねぇですにゃ

をお送りいたします♪ほんだらばさ!次回もホカロン(貼るタイプ)を顔面に貼り付けながら読も見ようよ

なんだかヤバゲな眠鳥(MHO)やら盛りだくさんのイベントを見てみよう♪
早く見たい 中華版 老山龍
どうぼ。あた門亭ラオスキーです前回の中継ぎにて、我らの老山龍がいよいよ海を渡り中国大陸へ向かったというお話をはしました。ということで毎度お世話になっている海外ハンター様の「ありがたい狩猟動画」を覗いてみたのですが、現段階ではまだUPされておらず、次回への期待が高まるばかりです
(その時、いつもお世話になっているハンター様のお一方が「For Honor」の動画をUPしていたのですが、すんごいです
あれはゲーマーならば触っておかないといけないソフトですね
)。
基本的に作者は、ブログに動画を貼り付ける際、個人的にもアカウントを持っているYoutube様を使っているので、MHOの狩猟動画をいつもお借りしている頼もしいハンターの方々も、シンガポールやインドネシアの方々が多いです(ご存知、社会主義国家である中国では、Google検索をはじめ、Facebook、YouTube、Twitter、Line等は規制されていて使用することが出来ない為、Youtube内ではMHOをプレイすることの出来る西アジアの方々が多いのです)。なので翻訳機を使ったりなどして、なんとなぁ~く英語でご挨拶させてもらったりしているです
余談ですが、以前にtieba.baidu(百度)で、あたモンの記事が紹介された時、お礼のコメントをしようと思ったのですが、さすがに翻訳機を通しての中国語は危険だと思いやめておきました自分の語学力の無さと実行力の乏しさにがっくし
そんだこんだで、MHO版老山龍(ぽっこりお腹のかわいいあの子)は、また次回に期待するとして、本日は「なんだかヤバゲな眠鳥」を、ありがたぁ~い狩猟動画にリスペクトをしつつ、見て観てみましょう
どうです?かなり「ヤバゲ」でしたでしょう?公式での言及では、「ハンターズギルドが現在認知されている狩猟フィールドにて、変異を遂げたモンスターを確認した」とのことらしいです(翻訳機によるものを作者なりに訳したものなので多少の表現が違うことはご了承下さい)。そしてそれら「ヤバゲなモンスター」を「极限(極限、限界)」と表現しており、その見た目は以前に登場した「奇烈種」を思い起こさせます。奇烈種に関しては以前にも中継ぎ記事で紹介したこちらをご参考に↓
奇烈!大名盾蟹を見て観てみよう♪~MHO~
それにしてもMHOの特徴のひとつである、ダメージ指数が表示される(非表示も可)システムは勉強になりますね各部位及び、斬れ味レベルの違いによるダメージや、「なんか必殺技みたいの(奥義)」を使用した時のダメージなんかが数字として表示されるので、非常に分かりやすいです。作者はハクスラが大好きなので、やはりダメージが数字で出るとクリティカル等などの違いが分かって大変便利。ハクスラなんかやっていると、アクションゲームにおいての攻防は結局、DPSをはじめとした数字なんだなぁ
と改めて気付かされます。ちなみに作者はかなり遅れて『Torchlight2』をやっていますが、個人的には『DIABLO3』や『GRIMDAWN』よりも好みです。さすが本家Diablo1・2の開発に携わったクリエイター達の見事なお仕事。すぱらしいです
閑話休題というわけで、ここ最近のMHOのイベントに関するリンクをば
↓公式による「极限狩猎」に関するイベントの概要
http://mho.qq.com/cp/a20170209jlqr/index.htm
それ以外にもここ最近、MHOに登場したモンスター(雷狼竜、幻獣、恐暴竜等)の公式概要や、その素材から作れる防具などが美しいグラフィックで拝見出来るのがここ↓
http://mho.qq.com/act/a20161214ver/p1.shtml#m1
↓新フィールド「萤宿山涧」
http://mho.qq.com/act/a20161214ver/p3.shtml
↓公式による老山龍特別MAPやそのギミックなどのご紹介
http://mho.qq.com/webplat/info/news_version3/5499/5500/5501/5502/m4028/201702/552553.shtml
↓ヴァレンタインシーズン限定イベント“萌娘の爱火祭”なんだか楽しそう
http://mho.qq.com/cp/a20170206qrjzt/index.htm?atm_cl=ad&atm_pos=10533&e_code=298966
やったな。今回の中継ぎ記事も「いやいやながら」、それなりに「やった感」を噛みしめる作者だいたいこのくらい「やれば」終わりにしていい頃でしょう。
そんなわけで
あんよが上手(ザ・おしまい)
ばいばいよ
ラオ、早くみたいだすランキング参加中だぜ
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
2/19(日)0時更新 「Mosquito Amber Egg/PART5」編
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も見つめ合いながら読も見ようよ
「Mosquito Amber Egg/PART5」編
~砂原非狩猟エリア....
あはははははははは♪
トムオ「まさかこんな場所で、ご馳走にありつけるとは思ってもみませんでしたよ♪」カツカツカツカツ(リノプロキャップを外し、黒髪をボサボサに立てながらお弁当箱を喰らっている。瞳はすんごいキラキラしている)
ベアコ「本当に。知的生命体種のモンスターを見たのも初めてだけど、こんなに美味しいお弁当に巡り合ったのも初めてだわ♪」やんややんや(作業員一同、リノプロヘルム及びキャップを外し、お弁当をおいしそうに食べている。みんな瞳が少女漫画のようにキラキラしている)
ロージー「UBUちゃんのあんまんも、あなたのお弁当の「おかずの魅力さ」には敵わなかったみたいね♪」あ~ん
バラン「まだまだあるからな。たくさん食べてくれよ!」はいよ~(と、でっかい「轟竜サイズのリアカー」から、三本の翼爪を上手に使って小さなお弁当を配布している)
やんややんや♪
(轟竜を中心に募るリノプロ軍団をあっけらかんとした表情で見つめるレオ)
レオ「すげぇ光景・・・」あんぐり
ロージー「あはっ♪さすがのレオゲルクさんも、バランさんの「GOGO!轟竜弁当」には驚いたようね♪」(ジンガーと顔を見合わせて微笑む)
レオ「GOGO・・轟竜弁当だって!?」ごくり・・
バラン「あんたもどうだ!?ほらよ!」と~~~ん(必殺★岩ボールを飛ばすように、リアカーのお弁当を上手に弾き飛ばす)
レオ「おっ?」ぱしっ
バラン「いってみろって」にこ
レオ「・・・・・・・・・・」
バラン「・・・・・・・・・・」こくり
レオ「・・・・・・・・・」パキッ(慎重に割り箸を割る)
ふぁかっ(弁当箱を開けてみる)
レオ「・・・・・・・これは!?」
キラキラキラキラキラキラ
(つやつや真っ白ほわほわご飯の中心に、艶やか真っ赤な梅干しが光る。おかずコーナーには、みずみずしい砲丸レタスをベースに、見るからにカリっとしたホクホク唐揚げさん、具材とポテトの黄金比が絶妙なマッシュ感を見せるポテサラ、にくらしいまでにふっくらしただし巻き卵、そしてフレッシュに光る色とりどりなシモフリミニトマトが添えてある)
レオ「・・・・・・・・・・・・」ごくり・・(暑さでカラカラになったはずの喉元を下っていく生唾)
バラン「いけよ」フッ
レオ「いただきまぁ~~~~~す!!」(頭から突っ込んでしまうのではないかというくらいの勢いをもって、箸を弁当箱に「イン」させる)
「あたちのモンハン日記」
~Mosquito Amber Egg~
レオ「美味い・・・なんておいしいんだ・・」うううう・・クッチャクッチャ(号泣しながら咀嚼している)
ベアコ「本当にびっくり。知的生命体種は人間よりも頭がいいって聞いたことはあるけど、まさかお料理も上手だなんて・・・自分の女子力を疑っちゃう」あははははは(後ろでわろうているリノプロ系女子達)
トムオ「バランさんはいつもお弁当を売り歩いているのですか?」げふ~
バラン「昔はな。リアカー引いて、大陸中を駆け回ったもんだぜ。船を漕いで配送していたこともあったなぁ・・・」
ロージー「聞いたよ。そこでボニーちゃん達に出会ったって」うふふ♪(と、レオに書いてもらったであろうサイン色紙を眺めている。色紙には「実に慣れたサイン字」でレオの名前が記されており、「ロージーちゃんへ」と書かれている)
バラン「ああ。クルセイダーズに入ってからは、警備やらで忙しくてな。あまり「売ってない」のは事実だ」ほらよ(と、三本の翼爪で上手に紙コップをつまみ、ロージーに渡す)
レオ「・・・・・・・・(これが噂のクルセイダーズモンスターか・・。流石に野生のそれとは風格が違うな・・)」
バラン「飲むかい?」ほらよ
レオ「ああ・・手先がずいぶん器用なようだけど、一体どこで調理してるんだい?」あむあむあむ
バラン「企業秘密だ」にや
あ~食った食った♪
(と、バランを中心に地面でくつろぐリノプロ軍団)
ロージー「そういえばバランさん、どうしてこのエリアに?」
バラン「仲間から聞いたのさ。ピンクの鎧を着た人間達がうろうろしてるってな」あはははは(と笑うリノプロ軍団)
レオ「分かった。それで弁当を売りにきたんだな?」ずず~(粗茶を飲んでる)
バラン「様子を見にきたのさ。俺はハンターには弁当は売らない主義でな。あんたなら分かるだろ?いきなりモンスターに、それも轟竜に話しかけられて、まとも対処しようと思うか?違うな。腕が立つ奴ほど、「喋るモンスター」を生け捕りにしたがるもんだ。俺を見て動じなかったのは、ユクモのハンターくらいよ」
レオ「・・・・・・・・・・・」
ベアコ「ではどうして私達にお弁当を食べさせてくれたの?」
バラン「隠れて様子を見てた時にな、あんた達の活動内容を聞いちまったのさ。砂漠緑化・・・モンスターの俺なんか考えたこともねぇ、壮大な事をやろうとしてる真っ直ぐな人間たちがいる・・・そう感じた時、是非、あんた達に俺の弁当を食って貰いたくなったんだ。それに、こんな瞳がキラキラした人間に悪い奴はいねぇ。それだけの理由さ」キラキラキラキラ(と、澄んだ瞳で轟竜の言葉ひとつひとつを真剣に聞いている作業員達)
トムオ「そう言って頂けると光栄です。あなたが作ったお弁当の味は一生忘れないでしょう。ありがとうございます。バランさん」うんうん(少女漫画のように目をキラキラさせながら頷く一同)
バラン「あんた達なら信頼できる。俺のことを部外者に話したりしなそうだからな。もしも俺に手伝えることがあったら、遠慮なく言ってくれ」
ベアコ「すごい!バランさんの腕っ節があれば、掘削機なんていらないじゃない!」そうだそうだ♪(と、目をキラキラさせながら感極まるリノプロ軍団)
トムオ「ああ・・しかし、ご迷惑ではないのですか?」
バラン「いつもお騒がせじゃいけねぇ。一緒に大陸環境を良くしていこうぜ」スッ・・(翼爪の先端をトムオに向ける)
トムオ「バランさん・・・・」
ちょん
(轟竜の翼爪と拳を軽く突き合わせるトムオ)
ベアコ「なんて素晴らしい光景なのかしら・・」うるうるうるうる(獣人の作業員も含め、一同、キラキラした瞳に感動の涙を浮かべている)
レオ「・・・・・・・・・(三種共存か・・・もしウルが、俺と出会っていなかったら・・・・今頃はユクモにいたのかもな・・・)」
ロージー「どうしたの?」
レオ「うん・・俺はいつも狩ることばかりしか考えていないからさ・・・まだまだ学ぶことばかりだと思ってね」にこ
ロージー「ふぁ・・・・」
ファイヤージンガー「こいつ、いい奴かもな」こしょり(耳打ちをする。微笑むことで同意を示すロージー)
バラン「金髪のあんちゃん。あんた、見たところ、かなり腕がたつようだな」
ベアコ「さすがね。彼は大陸一と言っても過言ではない、筆頭ハンターなのよ♪」
レオ「いやぁ~♪それほどでも・・あるかな。なんて」あははははは(と笑う背中には、青い刀身のレイピアと、半透明の美しいエメラルドの刀身を持つロングソードの一対からなる双剣が、互いに綺羅びやかに光っている)
ロージー「ふぁ・・その双剣・・・・「神の領域」でお馴染み、双聖剣ギルドナイトだ!!」ユクモの工房では作れない・・
レオ「お。よく知ってるねぇ~。結構お気に入りなんだ(よく言うぜ。アサイラムの武器倉庫で、手短にあったやつを頂戴してきただけのくせして・・ほんとはハンズフリーが楽なんだけどなぁ・・)」あはははは
ベアコ「でもその双剣って、「神の領域」と謳う割に、それほど斬れ味が良くないって巷の噂だけど・・」
レオ「えっ・・」
トムオ「そうそう。肝心の水属性も、アメザリが開発されてからは、すっかり影が薄くなっちゃったしね」
レオ「ええっ・・」
バラン「見た目も「よわっち」そうだな。噛んだら折れそうだ」
レオ「ええええっ!?」
ファイヤージンガー「そもそも名前が良くねぇな。ギルドナイトなんてクソだよ。確実な」
レオ「ええええええええええ!!」ギルドナイトなんてクソだよ。ギルドナイトなんてクソだよ。ギルドナイトなんてクソだよ。確実に~~~~~(頭の中で誇張されるドスビスカスのやらしい声)
ロージー「なぁ~んだ。ギルドナイトって名前なのにね。たいしたことないんだ」がっくし
レオ「!!!!!」ガガーーーーーン
ギルドナイトって名前なのにね
たいしたことないんだ
たいしたことないんだ
たいしたこと・・・・
ないんだぁ~~~~~&がっくし
(レオの脳裏でぐるぐる回る少女の落胆の声)
レオ「やめてくれ~~~~~~!!!!」
ロージー「ふぁ・・どうしたの?レオゲルクさん」
レオ「確かに、狩猟社会の中では地味かもしれないが、匠スキルが発動すれば、それなりには使えるようになるぞ!なにせ、見た目がいい!!ギルドナイトのように清廉で、ほら!カッコイイじゃないか!!」なぁ~~(と、双剣を抜いて両手で構えてみせる)
ファイヤージンガー「ナイトなんてクソだよ。やってる奴の気が知れねぇ。なくなりゃいいのに」
レオ「えええええええええええええ!!!!!」クソだよ!気が知れねぇ!なくなりゃいい!!(またしても頭の中で誇張されるドスビスカスのやらしい声)
へなん・・(人目もはばからず、その場にへたれこむ現役ナイトフッドナンバーワンのレオ)
レオ「・・・・・・(知らなかった・・。俺たち(ギルドナイツ)って・・こんなに評判良くなかったんだ・・・)」がっくし・・
ロージー「ふぁ・・そんなにあの双剣がお気に入りだったのかな・・」
ファイヤージンガー「他の剣に乗り換えるいい機会じゃね?きっとな」
ベアコ「でもシュナイダーさんの腕にかかれば、凡庸武器だってとんでもない神器に変わるかもしれないわ♪」
バラン「そうだな。俺は生き抜く為に、いろんなハンターと対峙してきたが、間違いなく、この金髪の兄ちゃんは「やる漢」さ」
レオ「・・ほんと?」(四つん這いのまま、涙目で目の前のでかい轟竜の顔を見上げる)
バラン「ああ。他でもねぇ俺が言うんだ。信じていいぜ」
レオ「ありがとう・・絶対王者・・」うう・・
ガシッ(翼爪と拳を叩き合わせるバランとレオ)
バラン「しっかし、ロージーがこの素晴らしい人達のサポートをしてるとはな・・。さすがローゼンクロイツの名は伊達じゃないな」なでなで(尾先でロージーの頭を撫でてやる。嬉しそうな表情を浮かべるロージー)
レオ「えええええええ!!ローゼンクロイツって、あの!?」
ロージー「そう。あの♪」にんまり
ファイヤージンガー「これに関してはみんな同じリアクションだな。よっぽどお前がちんちくりんに見えるんだろうぜ」むっ(っとするロージー)
レオ「驚いた。まさかカリピストをやってるなんてね。しかもお揃いときたもんだ」(同じロックラック装備を見て微笑む二人)
ロージー「お仕事するならもってこいだもんね♪だからレオゲルクさん、この装備で来たんだぁ~♪運搬♪運搬♪」(と、ザ・運搬スタイルの格好をしておどける)
バラン「運搬って、何を運ぶんだ?」
レオ「ああ、それなんだが・・・」
「大変だニャ~大変なんだニャ~
」タッタッタッタッタッ
(モヒカンタイプのリノプロネコ装備を着たクマ、もとい獣人が駆けて来る)
ベアオ「グリズリーノさんだわ」
トムオ「どうしたんだい?そんなに慌てて」ハァハァ・・
グリズリーノ「ベースキャンプに置いてあった琥珀のたまごが、どこにないんだニャ」
レオ「!!」
トムオ「なくなった・・琥珀が・・!?」
ロージー「お兄ちゃんは!?」
グリズリーノ「向こうには誰もいなかったニャ」フリフリ
バラン「なんだよ、カーブーも一緒なのか?」(頷くロージー)
ファイヤージンガー「クソ兄貴がいねぇってのはきな臭いな・・きっとな・・・いや、確実に・・」むぅ~・・
ベアコ「ヘボッチさん・・・・もしかしたら、彼が何処かに運んだのかも!」
レオ「捜索してみよう。何か知ってるかもしれない」
ロージー「バランさん!あなたの出番よ!」
バラン「??」(轟竜が豆鉄砲食らったみたいな顔してる)
~大砂漠....
ディアベル「ハァ・・・・」ドスン・・ドスン・・
ジリジリジリジリジリ
ディアベル「あのイケメンハンター・・・どこに行っちゃったのかしら・・。あたしの脚力でも追いつけないなんて・・・でも、そこがまた人間離れしていて素敵・・♪」
はぁ~~~~~~~~
(炎天下の下、「デカい」ため息をついてひと休憩する角竜のオネエ)
ディアベル「でもあきらめないんだから。絶対に見つけてオカマ掘ってやる」よいしょっ
こらぁ~~~~またんかぁ~~~~~~
ディアベル「??」
こぉ~~~らぁ~~~~~~~
(琥珀のたまごを抱えて走るカーブーをひたすら追いかけるハッキネン。まるで某インターポールの有名警部みたいに)
カーブー「しつこい男だ!しかもクーラードリンクを忘れた」ひいひい
ハッキネン「はっはっはっはっ!!クソドボルめ!!その琥珀のたまごをおとなしく渡せば、俺のアルコール入りクーラードリンクを飲ませてやるよ!!」ゴッゴッゴッゴッ(スキットルを飲む)
カーブー「ん!?そう言うあんたは・・・金髪女の下僕じゃないか!!」ひいひい(振り向きながら逃げてる)
ハッキネン「ここで会ったが百年目ってな!!さっきは他の連中がいたから大人しくしていてやったが、ここじゃ容赦しねぇぞ!!どりゃ~~~~!!」バッ(渾身のタックルをかます)
ずば~~~ん
(背後からタックルを受け、地味に砂の上に倒れるカーブーとハッキネン)
カーブー「ぎゃあああああああああ」(クーラードリンク忘れ&今のタックルにより、一落ち確定)
ハッキネン「ヘッ。バカ野郎が・・・さて、琥珀ちゃんは・・・」
ごろんごろんごろん
(砂山をコロコロ下っていく琥珀のたまご)
ハッキネン「待てぇ~~~~!!」ダッダッダッダッ
ごろんごろんごろん・・・ぴとっ
(なにかモンスターの「足っぽい」ものに当たって止まる琥珀のたまご)
ハッキネン「はえ・・?」ちら(恐る恐る上を見上げるその全身は黒い影に覆われている)
ディアベル「あら。なにかしら、このこ汚い人間」
ハッキネン「で、で、で、であぼろすーーーーーー!!!!」うひいいいいいい
GOOOOOOOOO!!
(砂漠の上空を飛んでくる鉄兜を被った轟竜。背中にはレオとロージーを乗せている)
ロージー「やっぱりまだ近くにいた!!お兄ちゃんとヘボッチさん、それに・・ディアベルママだ」む~(双眼鏡を覗いている左肩の上では、同じく葉っぱの手をかざして下を見下ろしているジンガーの姿も)
ファイヤージンガー「なにやってんだ?あいつら」ゴオオオオオオ
レオ「ロージーちゃん、琥珀は見えるか!?」ゴオオオオオオ
ロージー「ディアベルママの足元!!」ビュオオオオオオ
レオ「こうなりゃ力づくでも琥珀を頂くまで!!バランさん!!急下降だ!!」
バラン「任せな!!」
ディアベル「大人しくしないさいよ。なにもしないから」ぐりぐりぐり(ハッキネンをあのでっかい足で踏みつけ、ぐりぐりしてる)
ハッキネン「ぎゃあああああああ死ぬ~~~~~」ぐりぐりぐり
GOOOOOOOOOO!!
(一直線に飛んでくる轟竜とその首に跨っているロージーとレオ)
ディアベル「あら。バランちゃん・・・・って、今朝のイケメン発見~~~♪」
どがーーーーーーーーん
(正面衝突する轟竜と角竜。砂漠の大惨事である)
レオ「よっと」シュタッ(ロージーはその奥で頭から砂に突き刺さっている)
バラン「いててて・・速度を間違えちまった。大丈夫か、ディアベル」
ディアベル「きゃああああああ♪イケメンハンター様ぁ~~~~♪」ガバッちょ(側方に起き上がる)
レオ「琥珀のたまごはどこだ・・・砂埃で見えやしないな・・」きょろきょろ
すたこらさっさ~
(砂塵の向こう側で、琥珀のたまごを抱えて走り去っていくスーツ男の後ろ姿)
ロージー「ヘボッチさんよ!!やっぱり怪しい!!」ずぼっ(頭を砂より抜く。花びらの顔面から砂を吐いているジンガー)
レオ「待てぇ~!!」ダッ
ディアベル「運命のエンカウンター♪」ズドドドドドドド
レオ「なんだぁ~~!?」
ディアベル「お慕い申し上げぇ~~~~~~♪」ズドドドドドドド
バッ!!
(すかさずロージーを抱きしめ、緊急ダイブで間一髪回避するレオ)
レオ「なんだってんだ!?」ごろりん(回転着地を決め込むその腕の中で、目がハートになっているロージー)
ディアベル「もぉ~!なんて運動神経がいいハンターなのっ!!でもそこがまた、たまらなぁ~~~~~い♪」ズザザザザザザザ~~~~~(凄まじい砂埃をあげながらUターンブレーキをかます)
レオ「バランさん!さっきのスーツを着た男を追いかけてくれ!!」バッ(ロージーをおぶったまま、バランの背中に飛び乗る)
バラン「砂漠のチェイスなら任せときな!!いくぜ、かますぜ、おりゃあああああああああああ!!」
ズドドドドドドドド・・・
(ワッシャワッシャと「お騒がせに」砂漠を疾走していく轟竜)
ディアベル「待って!バランちゃん!!」
「俺も・・・・」
ディアベル「??」
カーブー「俺も・・・乗せていって・・・くれ・・・」(うつ伏せ某状態のまま懇願しているドボルヘルムの後頭部と背中)
ディアベル「あら、いたの。カーブーちゃん」(死んだような目で見下ろす)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
2/21(火)0時更新 「Mosquito Amber Egg/PART6」編
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も轟竜が豆鉄砲食らったみたいな顔しながら読も見ようよ
「Mosquito Amber Egg/PART6」編
~大砂漠非狩猟エリア10....
ズドドドドドド・・・・
(陽炎揺らめく砂漠の遥か地平線の向こう側より、胸に大きなたまごらしきものを抱えて疾走してくるスーツ姿のこ汚い男)
ハッキネン「ハァ・・ハァ・・!!」へっこらへっこら(見事なまでの「ザ・運搬スタイル」をかましながら、琥珀のたまごを抱えて走っている)
ちら(一心不乱に走りながら恐る恐る後ろを振り返るハッキネン)
ワッシャッシャッシャッシャッシャッ!!
(地を這いながら爆走してくる無骨な竜骨型の兜を被った轟竜。首にはロックラック装備を纏った男女のハンターが跨っている)
バラン「待てコラァアアアアアア!!」ワッシャッシャッシャ
ロージー「お願い、止まってぇ~~~~!!」
レオ「交渉はまだ終わっていないぞ!!」
ハッキネン「俺が請け負ったビジネスだ!!渡してたまるかっての!!」ひいひいひい
ロージー「見かけによらず誠実なのかしら・・」
ファイヤージンガー「でもよ、あいつのあの後ろ姿・・どっかで見たことあるような・・ないような・・」う~ん
レオ「どちらにしても、俺はあれを持って帰らないといけないんでね・・・聞いてくれ!!その琥珀を渡してくれれば、ギルドはハンターズ・サステナビリティに100万ゼニー提供する!!それでどうだ!?」
ハッキネン「・・・・・・・(NGOなんてどうでもいいが・・・それほどギルドはこいつが欲しいのか・・・ということは、相当な値打ち物ってことだな・・)」ひいひいひい
レオ「どうだ!?」
ハッキネン「ダメだ!!こいつは渡せない!!(そうと決まりゃ~闇市場で捌くまで!!もちろん金は独り占めだぜ♪)」ダッダッダッダッダッ(更に加速する)
ファイヤージンガー「強情な野郎だな。ギルドに提供した方が、支援金はたんまり貰えるってのによ」
レオ「力づくでも止めて、説得するしかないな。頼む!バランさん!!」
バラン「任せな!!人間に追いつけないようじゃ、絶対王者の名に恥じるってな!!」
ズドドドドドドドド!!
(必死に琥珀のたまごを抱えて逃げるハッキネンの背後から、よだれを垂らして鬼気迫る兜を被った世にも恐ろしい轟竜の顔面。B級モンスター・パニックムービーのジャケを彷彿とさせる)
ハッキネン「助けてぇええええええええ!!」ひいこら
バラン「オラァあああああああ!!」
がちぃ~~~~~ん
(轟竜の重牙をもってハッキネンが着ているスーツの背面に咬みつき、それをちぎってしまう)
ハッキネン「ひいいいいいいいいい」(貧ぼっちゃまスタイルで遁逃を続ける)
バラン「ガッハッハッハッハッ!!尻を噛まれたくなければ、大人しく止まるんだな!!」
ハッキネン「おたすけぇ~~~~~」ひいいいいい
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(ハッキネンの足元の砂場が激しく揺れ動く)
ハッキネン「はい・・?」ちら
ドシャアアアアアアン!!
(豪快にハッキネンを突き上げながら浮上してきた角竜)
ディアベル「イケメンハンターどこぉ~~~!?」(首には砂まみれのカーブーが必死に掴まっている)
レオ「さっきの角竜!?」
ロージー「お兄ちゃんも一緒だよ!!」むぅ~~
カーブー「琥珀のたまごは!?」ざばぁああああああ(ヘルムの穴という穴から砂が零れ落ちていく)
あ~~~~れぇ~~~~~~~~
(ディアベルの真上から逆さまに急降下してくるハッキネン。それでもまだ琥珀をちゃんと抱えている)
カーブー「渡すものか!!きょえええええええええ!!!!」バッ
ゴキッ
(逆さまで落下してきたハッキネンの背中に見事なまでのライダーキックをかますカーブー。同時にハッキネンの手元から琥珀のたまごがすっ飛んでいく)
ハッキネン「ぎゃあああああああ」ズシャーーーーーン(頭から砂上に落下)
カーブー「しまった!琥珀は・・!?」
ごろごろごろごろ・・・・ぴた
(砂の上を転がっていく琥珀のたまごが、ロックラックブーツの足元にぶつかって止まる)
レオ「ラッキ~♪」むんず(琥珀のたまごを「ザ・運搬スタイル」で抱える)
カーブー「レオゲルク・シュナイダー・・!返せ!!それは俺のものだ!!」
レオ「残念。俺にはギルドの大義名分があるんでね♪サンキュー!バランさん、ロージーちゃん♪」んじゃ(と、運搬スタイルで駆けていく)
ロージー「って、そのまま都市へ行っちゃうのぉ~!?」
レオ「え・・・ああ、ギルドの運び屋がいるエリア13までね(ということにして、この場をやり過ごそう・・)」すたこらさっさっさ~
バラン「護衛してやるよ」ズドドドドド(ロージーを乗せたままレオに並走してくる)
レオ「気持ちだけ受け取っておくよ。ありが・・・」
ディアベル「イケメンハンターお待ちぃ~~~~~!!」ズドドドドドド
カーブー&ハッキネン「待てぇ~~~~~!!」(それぞれディアベルの左右の翼膜にしがみついている)
レオ「ゲッ」
ファイヤージンガー「お嬢!あのヘボッチとか言う野郎の顔を見ろよ!!間違いねぇ、暗黒商会のクソ野郎だ!!」
レオ「なに!?」
ロージー「ほんとだ!!あのムカつく金髪冷酷女の下僕だ!!レオゲルクさん!!絶対にあの人に琥珀を渡しちゃダメ!!きっとよくないことに使うつもりだんだよ!!」
レオ「・・・・・・・(参ったな・・・ブラックギルドにだけは、この琥珀を渡すわけにはいかないが・・・さて・・どうする?)」すててててて(滑稽なザ・運搬スタイルにて真剣に考え込んでいる)
バラン「乗りな」むにょん(頭を伸ばしてレオをすくい上げ、再び首に乗せる)
レオ「Phew~(ここはクルセイダーズと共闘の道を選んだ方が良さそうだだが、もしも俺がギルドナイトだって分かったら、ただじゃ済まないだろうな・・・すげぇ嫌われてたし・・)」とすん(琥珀を抱え首に跨る)
ロージー「さぁ!エリア13へ急ごう!!」
バラン「おっしゃ!いっちょお騒がせに駆け込みますかぁ~!!」
ズドドドドドドドド・・・・
(豪快に爆走しながらエリアアウトしていく轟竜)
カーブー「ディアベル!!追いかけるんだ!!」(左側の翼爪にぶら下がりながら指示を出す)
ディアベル「了解~~~(どんだけぇ~の言い方で)」
はっくし
(と、可愛らしいくしゃみをする角竜)
カーブー「どうしたんだ?」
ディアベル「おかしいわね・・・なんか寒い・・」ぶるぶる
カーブー「ここはあっついぞ?」じりじりじりじり
ディアベル「違うの。砂の中だわ」
ピキピキピキピキ・・・
(ディアベルの体表に、わずかだが霜が張っている)
カーブー「珍妙だな・・・」ふむ~
ハッキネン「なにやってんだ!!早く追っかけろ!!」(向こう側の翼の下より、カーブーと同じ体勢でぶら下がったまま叫んでくる。もちろん貧ぼっちゃまスタイルで)
カーブー「お前が命令するな降りろ!!」
ハッキネン「お前こそ降りろ!!いつも邪魔ばかりしやがって!!」
ディアベル「喧嘩しないの。あたしはイケメンハンターを追いかけなくっちゃ。行くわよ~~~~~!!発進~~~~~~(どんだけぇ~の言い方で)」ズドドドドドドド(急発進をかます)
お~~~わぁ~~~~~~・・・・・
(猪突猛進しながらエリアアウトしていく角竜の両翼爪に、必死にしがみつくカーブーと、貧ぼっちゃまスタイルのハッキネンの哀れな後ろ姿)
「あたちのモンハン日記」
~Mosquito Amber Egg~
~大砂漠非狩猟エリア12....
アモン「・・・・・・・・・・・」ドスン・・ドスン・・・
ジリジリジリジリジリ・・・
(地平線上に見える巨大な残丘)
アモン「・・・・・・(ギルドアサイラム・・・。UBUの命令に背くことにはなるが・・やはり捨て置けん・・)」ドスン・・ドスン・・
とっとっとっとっとっとっ・・・
(アサイラムの丘を背景に、地平線上へ「イン」してくる一羽のガーグァ。背中に緑色の装束を纏った幼女を乗せている)
ウル「熱くねぇっチャ?」(跨っているガーグァを気遣う)
クラーク「ああ、大丈夫だ。レオが調合してくれた丸鳥用のクーラードリンクが、キンキンに効きすぎて頭痛がするくらいだ」ははははは
ウル「ダンカン達が都市とアサイラムを行き来してくれてるおかげで、物資には困らないっチャ♪ハンターが見かけたら驚きっチャね。砂漠を駆けるガーグァなんて見たら。プププ・・おかちい」(口を両手でおさえてわろうている)
クラーク「それが俺達、GTC(Guild Transportation Command:ギルド輸送軍)の役目だが、また妙な時に来ちまったな」
ウル「んダば、未確認生物なんていねぇ~ヂャ」むぅ~(と、周囲を警戒している)
クラーク「人間の千里眼なんてそんなもんさ。ハロルドの坊主は別としてな」とっとっとっとっ・・
ウル「・・・・・・。容態はまだ悪いっチャ?」
クラーク「ああ。相変わらず気味の悪いわらべ唄に取り憑かれてやがる。黒龍伝説という名の悪夢にな」
ウル「・・・・可哀想っチャ・・・早く治ればいいんバ・・」しょんげり
クラーク「可哀想なのは心の優しいお前もさ。本当なら、ハロルドのそばにいてやりてぇのにな」
ウル「仕方ないっチャ・・。ウルちゃま達は、脱獄者や侵入者の「魔の手」から、アサイラムを守るという重大なミッチョンを請け負っているっチャからね」
クラーク「あの時とっ捕まえた、え~と・・UBUとかいうハンターだ。脱獄後は、すぐにファイヤーウォーで暴れてたらしいな。ポール・ベインズからの報告だ」
ウル「ユクモに潜入しているっチャろ?ポールも大変んバ。あいつも弟のそばにいてやりたいだろうっチャに・・」
クラーク「それと、ウーメイが行方不明らしい。有給休暇はとっくに切れているってのによ、ちっとも帰って来ねぇんだ。さすがのサフラもカンカンだぜ?」
ウル「ダッ!?ワガハイ、全然知らなんバ」
クラーク「ま、あいつのことだ。そのうち、何事も無かったかのようにケロッと戻ってくるとは思うが・・報告不足ってことで、処罰は免れないだろうな」
ウル「そんなのブッブ~!!ウーメイはナイトの中でも一番、真面目な奴なんだっチャ!!そんなウーメイが約束を守らないってことは、何か凶悪事件に巻き込まれているかもしれねぇってことっチャ!!それなのに何が処罰だっチャ!?ブッブ~!!マニュアルなんてブッブのブ~!!」ぎゅうううう(丸鳥の首をしめる)
クラーク「ぎゃああああああ!も、もしもの話だ!!無事を祈ろうぜ」パッ(手を離してもらう)
ウル「ふぅ~~ふぅ~~」カポン(顔を紅潮させながら、自制心を取り戻すように頭に付けている「おかしげな面」を被る)
クラーク「そうだったな。お前のその綺麗な髪の毛をいつも編んでくれるのは、他でもないウーメイだもんな。悪かったよ」
ウル「ぷぷぷ・・ハロルドにウーメイ・・・上位メンバーに二人も「欠員」が出ちまったのが、実におかしいっチャ・・・レオもきっと心配するっチャ・・・」ククク・・(面をつけながら不気味に笑う)
クラーク「俺としては、お前のメンタルが一番心配だ。だからと言って、秘密を知らないのも嫌だろ?」
ウル「ンバ。ダンカンはギルドで数少ない友達の一人っチャ」ぎゅう(長い首に抱きつく)
クラーク「もう一人の親友、レオはなにやってんだ?」
ウル「ぷぷぷ・・運搬ミッチョンだっチャ。それが問題なく成功する為にも「道中」の整備をきちんとしておかないといけないんバ♪」ぷぷぷぷ
クラーク「なるほどね。しっかし未確認モンスターなんてどこにも・・・ん・・」
ドスン・・ドスン・・
(遠方からこちらへ向かって歩いてくる黒角竜)
クラーク「黒角竜・・・デカいな・・。だが、未確認モンスターってのは言い過ぎだな」
ウル「でもねぇっチャよ」むぅ~(と、面を上げ、目を細めながら遠方を眺めている)
クラーク「??」
ウル「あの「テカり方」・・・こっち(新大陸)のそれとは似てるようで違うっチャ」むぅ~(目を細めてる)
クラーク「甲殻のグロスが違うって・・?俺には同じにしか見えねぇが・・・流石、大地の申し子と褒め称えたいが・・ってことは、あちら産(旧大陸)の黒角竜が大砂漠にいるって言うのか?」
ウル「だとすればお前たちと同じ(知的生命体種)だっチャ」むぅ~
ドスン・・ドスン・・
(次第に互いの距離が近くなる黒角竜と幼女を乗せたガーグァ)
アモン「・・・・・・・(砂漠に子供を乗せた丸鳥が一羽・・・問題はその子供が着ている装束だが・・)」ドスン・・ドスン・・
クラーク「本当にでかいな・・。あの立派な黒巻き角は、一隊のファランクスをも上回る威力だろうが・・・どうする?」
ウル「聞いてみればいいっチャ。おい!!そこの黒角竜!!止まるっチャ!!」バッ(両腕を広げ、停止のサインを示す)
アモン「・・・・・・・・・(UBUを誘拐したギルドナイトの一人は、緑色の装束を着た子供であったというが・・・)」ドスン・・・・(一歩前進で踏みとどまる)
ウル「もしも言葉が分かるのなら、ここから先には近づかない方がいいっチャ。これは警告であり、忠告でもあるっチャ」
アモン「・・・・・・・・(一切怖じけず、説き伏せる・・・この実直さは子供ならではのものか、或いは・・・)」
ウル「早く去るっチャ!!お前を危険な目に晒したくねぇっチャ!!」
アモン「・・・・・・・・(嘘はないようだが・・これでUBUの言うことが本当だと確信がとれた。エリア13はギルドの統治下というわけか・・)」ふぅ~~~~
ウル「さ、早く行くっチャ」にこ
アモン「・・・・・・・・(このようなあどけない少女までもが・・・いや・・それが時代というものか・・・)」くるっ
クラーク「行ってくれるみたいだな」
ウル「んダば、出来るだけウルちゃまは、モンスターとは戦いたくねぇっチャ」ふぅ~~~~
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(砂漠の大地が揺れ動く)
ウル「ダッ!?なんだっチャ!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
アモン「・・・・・・・・・・(まただ・・・先程の振動とは少し質が違うようだが・・・近い・・!!)」
モコモコモコモコモコ!!
(ガーグァが立つ砂漠の大地がみるみるうちに膨れ上がり、砂丘となっていく)
クラーク「うお~~~~~っと」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!(砂山から落ちそうになる)
アモン「乗れ!!」
クラーク「すまねぇ!!」ダッ
ドシャーーーーーーーン!!
(砂の海を突き上げるように出現してきた弩岩竜)
アモン「弩岩竜・・!!」
クラーク「クソ・・・UMWってのはこいつのことだったのか・・!!」(砂埃を受けながら、アモンの背中より巨大な影の主を見上げる)
ウル「んババ~~~~~」むぅ~~~
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事ダブルクロスはさ!?
2/23(木)0時更新 たぶんMHO関連の話題をばさ
をお送りいたします♪んじゃあさ!次回もPCモニターにスラムダンクを叩き込みながら読も見ようよ
やってきた★MHO版かわいこちゃん(ラオシャンロン)♪
やってきた あんよが上手な かわいこちゃん
どうぼ。あたモン亭ラオスキーです



どうえしたか?えしたでしょう?
まずはまるでジュラシックワールドを観ているかのように遁逃してくる小型鳥竜種達の群れに感動・・。しかもそれをバリスタ(向こうでは「弩」と表記)でドンガドンガ




驚いたのが、動画では分かりにくいですが、あのエリアにて用意されているバリスタは、それぞれ機能が違うということです。連射弩は弾がある限り連続してぶっ放せるようで、それ以外にも散射弩、爆破弩、黏着弩(接着弩)、毒气弩(毒ガス弩)とあるようです。その他にも滑翔翼(ハンググライダー)も用意されており、ようく見ると空から攻撃をしているハンターも見えます。ゲームシステム的には、このハンググライダーに乗って、砦の随所随所に配置されている希少品(レア素材でしょうか?)もGET出来るという内容になっているみたいです。ハンググライダーからの俯瞰視点をキャプチャーしている動画がないものかと探してみたのですが、現時点では見当たりませんでした

老山龍祭りの醍醐味といえば撃龍槍なのですが、今回の動画では遠くてあまり見えませんでしたが、他の方の動画を拝見したところ、ちゃんとお腹に刺さっていました

直接ラオシャンロンを攻撃することも当然可能なのですが、いかんせんダメージHITの数値を見ても分かるように、火力兵器が優秀過ぎる為、あまり直攻撃は有効的ではない印象も受けました。それと国産ラオ祭りでは「恒例」の、背中に乗るやつなのですが、MHOではどうなのでしょう?公式のラオ祭り概要には記載されていませんでした。もはや「乗る」のは旬ではないのでしょうか・・。
↓公式サイトによる「ラオ祭り」概要。中国語が分かる方なら、各ギミックの詳細がより理解出来ると思います

http://mho.qq.com/webplat/info/news_version3/5499/5500/5501/5502/m4028/201702/552553.shtml

↑こちら無印Pの頃のラオ祭りの「ぽっこりお腹」。
ソロ撃退がものすごくしんどかった記憶があります

MHP☆8緊急クエ(集会所Gランク)「巨大龍の侵攻」をソロ撃退♪をご参照

久々にMHPのレポート記事を読みましたが、冗談でももう一回はやりたくないなと・・



そんなわけで今回はMHO版「ラオ祭り2017~如月シャンロン..また逢う日まで」をお送り致しました

ほんじゃあね~

と見せかけて・・

あんよが上手(ザ・おしまい)
ばいばいよ




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
あらすじの助~探索中のウル達の前に現れた弩岩竜!以外にも4stでの活躍がまだ見られないダニエル・カペラのSっ気が火を吹く!?果たしてギルドの対応は如何に!!気になる次回更新日は・・
2/25(土)0時更新 「Mosquito Amber Egg/PART7」編
をお送り致します♪ほじゃらばさ!次回もキーボードに「こし餡」乗せて、はちみつかけながら読も見ようよ

「Mosquito Amber Egg/PART7」

ドシャーーーーーーーン!!
(砂の海を突き上げるように出現してきた弩岩竜)

アモン「弩岩竜・・!!」

クラーク「クソ・・・UMWってのはこいつのことだったのか・・!!」
ウル「んババ~~~~~」むぅ~~~

アガッツィ「むははははは。連中、度肝を抜かれを抜かれたような顔してますよ」がじっ(白いリンゴをかじりながら潜望鏡を覗いている為、顔は明らかになっていない。コクピット席の後ろからは、操舵ジジイが潜望鏡を覗こうと必死に顔面をこすりつけている)
カペラ「知的生命体種と思しき黒角竜と・・ガーグァに跨った子供・・・・」ん~(コクピット席背後の潜望鏡を覗きながら考察している)
操舵ジジイ「子供がおるのかぞい?」ん~~(アガッツィに顔を押しのけられてる)
アガッツィ「緑のギルドナイトシリーズのレプリカを着た少女だよ。迷子かな・・」ん~~~
カペラ「違うわ。あの子が着ているのは本物よ」クイッ(潜望鏡を上げる)
アガッツィ「えっ

むぅ~~~~~~~~~~~~
(潜望鏡視点。クロスヘア越しに目を細めてこちらを見ているウル)
クラーク「おいおい。まさか「あれ」も、お仲間(知的生命体種)だって言うんじゃないだろうな?」
ウル「んババ~~~・・・・」むぅ~~~

チラぁ~~~~~ん

(弩岩竜の瞳が太陽光を受け、一瞬反射する)
ウル「間違いねぇっチャ」
クラーク「??」
ウル「ありゃ生きてねぇっチャ」むぅ~~~

アガッツィ「ギルドも余程人材に困ってるんですかね?あんな子供をナイツに入れるなんて」がじっ(まだドドブラリンゴをかじりながら潜望鏡を覗いている為、顔面は見えない)
カペラ「メサイア計画。聞いたことない?ギルドが一時期、第二のオクサーヌ・ヴァレノフを作り上げようと、世界中からハンターの資質がある子どもたちをスカウトしたっていう育成計画。その賜物じゃないの?どちらにしても、敵は敵。実戦テストのいい機会よ」
操舵ジジイ「ぞい!そうと決まれば、若いの。席を代われ」ぐいっ

カペラ「他の翁に連絡を。スタンバイさせるのよ」ふぁさっ(髪をかきあげ命令する)
操舵ジジイ「燃焼ジジイ!聞こえるかぞい!?」(ラッパの口みたいな伝声管に向かって吠える)
燃焼ジジイ「聞こえとるぞ~い・・相手はギルドナイトだってなぁ~・・動力室の準備はいつでも出来とるぞ~い・・燃石炭放り込んでぇ~・・いつでも発進可能じゃぞぉ~い・・」(と、伝声管からおじいさんの声が聴こえてくる)
操舵ジジイ「頼んだぞい!!次!!弾薬庫、砲撃ジジイ!!聞こえるかぞ~~~い!!!!」(よりでかい声で叫ぶ。後ろで耳を塞いでいるカペラ女史)
砲撃ジジイ「お~~~・・ロックタスク級に比べるとぉ~・・ちぃ~と狭いがぁ~・・居心地は快適じゃぞぉ~い・・用意されとる砲弾はおおよそ理解したぞぉ~い・・はよぉ~弾を込めさせておくれやぞぉ~い・・」(と、伝声管からおじいさんの声が返ってくる)
操舵ジジイ「だとよ。あとはあんたの命令次第だぞい。キャプテン」
カペラ「ギルドナイトを捕縛。人質を盾にアサイラムに接近するのよ」ぞい~~~!!(と、操舵ジジイ含め、伝声管からも意欲的なおじいさんの返答が返ってくる。その横で「え?キャプテンは俺だったはずじゃ・・」と、がっくし肩を落としながら白いリンゴをかじるアガッツィ。勿論顔は頭を下げている為、よく見えない)
「あたちのモンハン日記」
~Mosquito Amber Egg~
~大砂漠非狩猟エリア11....


バラン「オラオラオラオラオラオラ~~~♪」(頭に竜骨型のアーメットを被った珍妙な轟竜が無人の砂漠を爆走していく。その背中にはロージーと琥珀のたまごを抱えたレオを乗せている)
レオ「バランさん!そんなにスピード上げなくても・・・うおっ


ロージー「レオゲルクさん!後ろ!!」むぅ~(振り返って双眼鏡を覗いている)

DODODODODODODO!!
(狂騒的に突進してくる角竜。左右の翼爪にはそれぞれ左にカーブー、右にハッキネンが振り落とされまいと必死の形相でぶら下がっている)

カーブー「いたぞ!!頑張れディアベル!!」DODODODODO!!
ハッキネン「俺の琥珀を返しやがれぇ~~~!!」DODODODODO!!
ロージー「しつこいぞ!!お兄ちゃん!!」ズドドドドドド!!
カーブー「ギルドに琥珀を渡すものか!!どうせなら俺が売りさばいて、ベアコさん達にその分前を7(俺):3(NGO)で分配するのだ!!」DODODODODO!!
ロージー「お兄ちゃんの恥知らず!!大人しくレオゲルクさんに琥珀を任せなさぁ~い!!」ズドドドドドド!!
カーブー「黙れ押しかけ妹!!この争奪戦はよもや金の話しではないのだ!!俺はいちハンターとして、その男に負けるわけにはいかない!!何故ならば、俺こそが真のモンスターハンターだからだ!!」DODODODODO!!
ロージー「なにぬかしとんじゃ~

カーブー「フッ」こくり(翼爪にぶらさがりながら、自信たっぷりに頷くドボルヘルムの表情)
ファイヤージンガー「クソ兄貴は所詮、クソってことか」フッ・・
ディアベル「きえええええええ!!イケメンハンター、お止まりぃ~~~~!!」DODODODODODO!!
ファイヤージンガー「あんたも相当、やつに気に入られたみたいだな。きっと」
レオ「Phew~仕方ない」うんしょ(左手で琥珀を支えながら右手でポッケをあさる)
ディアベル「お待ちぃ~~~~~~~!!」DODODODODODO!!
びしゃ~~~~~ん

(前方より飛来してきた謎の物体がディアベルの顔面に当たると同時に、頭部一帯が白い煙幕で覆われる)
ディアベル「ゴホッゴホッ


カーブー「けむり玉を投げてきたんだ!!レオゲルク・シュナイダー・・・なんて卑怯な奴なんだ!!」むきぃ~
ハッキネン「こっちもなんか仕掛けてやれ!!クソドボル!!」
カーブー「貴様に命令されなくとも・・・え~と・・」がさりごそり(片手で翼爪を掴みながら、ポッケをあさる)
ロージー「やぁ~い♪こっこまでお~いでぇ~~♪」んべぇ~

ファイヤージンガー「弁当兄貴!!今のうちに撒いちまおうぜ!!」
バラン「ガッテンでぇ~~~い!!」ズドドドドドド

ヒョるるるるるるるる
レオ「ん?」(上を見上げる)
ロージー「ふぁ・・なんの音だろうか・・」きょろきょろ
カーブー「バラーーーーン!!上を見ろぉおおおお!!」
バラン「はい?」ちら
カッ
(頭上で迸る閃光玉のフラッシュ)
バラン&レオ&ロージー「ぎゃああああああああああ」(直視)
ハッキネン「やったぜ!!でかしたぞ、クソドボル!!」
カーブー「むわっはっはっはっはっ!!見たか、俺の遠投スキルを!!」かんらからから
レオ「くそぉ~、なんて強肩なんだ


バラン「目ぇ~がぁ~~~~~~」よれよれよれ・・(スピードダウン)
ロージー「もう怒った!!ホルンでどついたらぁ~~!!」ゴイン

ファイヤージンガー「ばか

ロージー「どこじゃああああああ!!ここかぁ~~~~!?」グワン

ズガアアアアアアアアン

(ホルンがバランの後頭部をクリティカルヒット)
バラン「いぎゃああああああああああ」
ズシャ~~~~~~~ン

(砂埃をたてながら前のめりに倒れるバラン。衝撃により前方にすっ飛ばされたロージーは、またしてもそのまま頭から砂に突き刺さる)
レオ「おおおおおおおおお!?」ぽぉ~~~~い

ハッキネン「手放したぞ!!今度こそ俺がいただく!!」バッ

カーブー「貴様などに渡すものか!!さちょえええええええ!!」バッ

ロージー「ぶはぁ~~~~!!」ずぽ~~ん

レオ「琥珀は・・?」う~~ん(目をこすってる)
ぽへぇ~ん・・(砂の上で綺麗に立っている琥珀のたまご)
ファイヤージンガー「あそこだ!!」
カーブー&ハッキネン「うおおおおおおおおお!!」ズガガガガガガ

ロージー「もぉ~~~!!なんなんなのよぉ~~~!!」ペッペッ

カーブー「俺の琥珀ちゃん!!」ズドドドドドド

ハッキネン「いや!!俺の琥珀ちゃん!!」ズドドドドドド

ブワッ・・
(スーパースロー。まるでビーチフラッグを競うように「琥珀ちゃん」目掛けてすっ飛んでいくカーブー&ハッキネンの私欲に満ちた穢い顔)
カーブー「お~~~れぇ~~~~のぉ~~~~~・・」(スーパースロー継続。すっ飛びながら想いを告げるドボルヘルムの表情)
ハッキネン「こぉ~~~はぁ~~~くぅ~~~ちゅわぁ~~~~~~ん・・」(スーパースロー継続。よだれを垂らしながらすっ飛んでいくこ汚い顔面)
ずでぇ~~~~~~~ん

(スーパースロー解除。二人共、飛ぶ距離の目算を誤ったのか、琥珀のたまご直前で顎を強打しながら落下してしまう)
ゴロゴロゴロ・・(その風圧により砂漠を転がっていく琥珀のたまご)
カーブー&ハッキネン「あかんて!!」
レオ「いっただきぃ~♪」グシャッグシャッ

カーブー「レオゲルク・シュナイダー・・!!許さん!!」ダッ

ハッキネン「渡さねぇぞ!!エリートハンターめ!!」ダッ

レオ「エリートかどうかはさておき、俺のスキルを見せてやるよ!!」
カーブー「なに!?」
レオ「運搬の神(Transporter Of God)、発動!!」キョピりぃ~~~ん

ズドドドドドドドドドドド

(華麗なザ・運搬スタイルで砂漠を一直線に駆け抜けていくレオ)
レオ「見たかぁ~!!地図常備+運搬の達人+ランナー+腹減り無効+自動マーキング+夏男夏女+冬将軍+三界の護り(聴覚保護+風圧+耐震:豪放+3レベル)といった、運搬には欠かせない必至のバフ効果を同時発動したんでぇ~~い!!」ズドドドドドドド

ハッキネン「あれがオリジナルの複合スキルを「自己発動」出来るという奴のユニークスキル・・モンスターハンター!!マジであの野郎は大陸から加護を受けているようだぜ・・!!」チッ
カーブー「怖じけるな!!たかが運搬に必要なスキルだろうが!!とっ捕まえて八つ裂きにしてくれるわぁ~~!!」ズドドドドドドド

ハッキネン「クソ!俺も負けてられるか!!こうなったら・・」バッ

すぅ~~~~~~~~

(いっきにその粉を鼻で吸引する)
ハッキネン「ウヒョおおおおおおおおお!!!!キタキタキタキタァ~~~~~!!!!」ズドドドドドドド!!(凄まじい競走力でカーブーをみるみるうちに追い抜いていく)
カーブー「なっ!?」
ハッキネン「これが俺様のユニークスキル!!アドレナリン・ハイだぁ~~!!どけどけどけどけぇええええええええ!!!!!」ズドドドドドドドド

レオ「あれ・・?」ズドドドドドドドド・・(遠ざかるハッキネンの背中(貧ぼっちゃまスタイル)を不思議そうに眺める)
ズドドドドドドドドドド・・・・
(そんなハッキネンを先頭にエリアアウトしていくハンター達)
ロージー「行ってしまった・・・」ひゅうううう・・
バラン「ちきしょう・・カーブーの野郎め。俺の嫌いなフラッシュバンを投げやがって・・」う~ん
ディアベル「大丈夫?バランちゃん」ドスン・・ドスン・・
ロージー「あたしたちも追いかけよう!」はいやぁ~~

バラン「ああ、そうしよう・・・・・・ん・・?」ちら(足元を見る)
ピキピキピキピキピキ・・・・
(砂漠の表面に霜が張っている)
バラン「これは・・・・・・」ピキピキピキピキ・・・
ディアベル「早くイケメンハンターを追いかけるわよ!!バランちゃん!!」ブスッ

バラン「ぎゃああああああああああああ」(バラン、一落ち確定)
~大砂漠非狩猟エリア13、通称ギルドアサイラム....

キラァ~~~~~~~~ン

(巨大な残丘の壁面に小さな反射光が目につく)
にょにょにょにょにょにょ(ズーム。岩場の壁面に小さな穴が空いており、その向こう側で双眼鏡を覗いている「3Dメガネをかけた」メラルーの姿が見える)
イザーク「む~~~。双方、睨み合ったままですね」スチャッ(双眼鏡を下ろす)
護衛兵「こちらの準備は万全です。いつでも号令を」(城塞弓撃隊を身に纏った(面隠しは着用していない)見るからに軍人気質な面立ちの金髪ショートの白人男性が敬礼をしている。その背後の壁際には、見るからに最新式のバリスタがずらりと並んで搭載されており、それぞれに弓撃隊が配置している)
イザーク「しかし、弩岩竜とは驚きでした」ぽりっぽりっ(白衣のポッケから「のたうちドングリ」を取り出し、かっ食らう)
護衛兵「おそらくは、ブラックギルドの最新鋭モンスター搭乗兵器かと」む~(双眼鏡を覗いている)
イザーク「む・・・その名前、気に入りませんね」ガリッガリッ(嫌悪感を示すように咀嚼する)
護衛兵「失礼。モンタギュー館長は、それを「モンスターポッド」と蔑称しておられましたね」
イザーク「そうです。所詮、ベースはモンスターです。余分な器官を取っ払い、その中に人が入り、中枢神経を制御している舵をとることで動きを操っているそうです」ぼりっぼりっ
護衛兵「視界の確保は?」
イザーク「これと同じですよ」クイッ(双眼鏡を掲げる)
護衛兵「・・・・なるほど・・。潜望鏡を片目の中に潜ませているのか・・。今、一瞬ですが弩岩竜の左目から、レンズが反射する光を確認出来ました」(双眼鏡で遠方の弩岩竜を考察している)
イザーク「モンスター愛護団体が、彼らを誹謗中傷する理由が分かります。連中こそ、大陸の宿痾であると・・。そんな下等な輩を相手に、館長の手を煩わせるわけにはいきませんからね」
護衛兵「ご安心を。館長には引き続き作業に入ってもらっています」
イザーク「よろしいです。あの程度の虫けら相手に、ドラゴンウェポンを起動させるのは勿体無いですからね」チャッ(3Dメガネを触る)
護衛兵「なるほど。そこで「あれ」の性能をテストをするわけですね・・」ちら
キラリぃ~~~~~~~~ん

(岩壁を貫く、長いガンバレル(銃砲身)を持った巨大な砲台が不気味に光る)
イザーク「楽しみです。私が設計した、電磁加速砲(レールガン)のデビュー戦を観るのが・・」ニャッフッフッフッフッ

To Be Continued



皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
2/27(月)0時更新 「Mosquito Amber Egg/PART8」編
をお送りいたします♪ほんじゃあさ!次回もギズモが驚いた時みたいな顔しながら読も見ようよ
