でっ・てれて♪でっ・てれて♪ぽぉ~ぴぃ~♪
どうぼ。あた門亭咆哮ビッチですOPナンバーにお送り致しましたのは、モンハンファンならご存知、「咆哮/リオレウス」でした。このメロディの後、すぐに今度は
でっ・てれて♪でっ・てれて♪てけてんとぅくとぅん♪
と耳をつんざくようなストリングスでしょうか(違ってたらこめんなさい)が入り、バックでは
どんてんどんてん♪
とティンパニが怒れるレウスの鼓動を示すように鳴り響きます。そんな「咆哮/リオレウス」。「英雄の証」と同じくらい、モンハンを代表するナンバーであることは確かです。是非にMHWでも同曲をリテイクした、オーケストラによるダイナミックなサウンドを期待しましょう(とか言って、全然違う曲になっていたりして..ゲーム内容もそうですけど、音楽やその音質も気になるMHW。あ~待ち遠しいと同時に今から緊張もしたりなんかして
)
そんなわけで銀火竜です。MHOの
クエストの内容は古塔での銀→金と続く二頭連続クエストみたいです。それじゃあ早速、まずはありがたぁ~い動画にリスペクトを払いつつ、観て見てみましょう♪そうしよう
どう・・えしたか?さぞ、えしたでしょうに
ホバーリングしてばかりの銀火竜に、つい「ミナガルデな頃」の銀火竜がよぎった作者でした
MHPの闘技場での金銀同時クエはほんとに辛かったのと同時に、銀が闘技場の遥か上をクルクルと飛び回り、なかなか帰ってこないのに怒りを覚えたのを思い出しましたほんとに初期ハンティングは辛いことやもどかしいことばかりで、今思えば、とても楽しかったです
そんな雄大なハンティングワールドも20週年を超え、晴れての祝★リブートということなのですが、現行のモンハンワールド(今でいうならXX)は、もう終わりなのでしょうか。MHW発売後は、携帯ゲーム機向けの「MHWポータブル」が出るのかな..
とすると、旧大陸や新大陸、そしてバルバレが活動していた地域なんかの世界観は、それらを統合したMHXシリーズで完結だったのか・・なんて今更ながら本家ギルドによる壮大なコンセプトに敬服したりも..。散々生意気言ってこめんなさい
(でもこれからも言うでしょう
)
なんてゲームシステムのリブートは、MHP2G後に願っていたのですが、いざ世界観も「ひっくり返る」となると、改めてさびしい気持ちになり、今から郷愁に駆られたりも...。
だからこそ、あたモンワールドは、「新旧のいいとこ取り」で展開していこうと、心からお勝手ながらに宣誓するのでした勿論、MHOやFもね♪
そんだこんだで、最近フォールアウト4のポストアポカリプスな世界観に浸ってばかりなので、すっかりストーリーモードを考える時間がないので、今日はとっとと終わりにしたいと思います
俺は、たぶん大丈夫だよな?たぶん・・
彼もまた、MHWの出演依頼がまだかまだかと今から焦っているようです。
きっと、あのモンスターも、あんなモンスターも同じ気持ちなんだろうなぁ..
「絶対リストラされるモンスターベスト10」なんていう意地悪なランキングも、もうどっかのスレなんかでは投票してたりなんかするんでしょうね逆にあたモンで活躍してもらったりするのも
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
8/26(土)0時更新 「カーブーんちでパーティー!?/前編」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もバランスボールに顔面埋めながら読も見ようよ
MHO版銀レウス(銀→金/二頭連続)を観て見てみよう(^o^)
「カーブーんちでパーティー!?/前編」の巻
~とあるあたちのユクモ商店街....
ちゅんちゅん ちゅんちゅん
(小鳥の鳴き声が聴こえるほど商店街は閑散としており、また、半分近くのお店が「やってるのかやってないのか」判別し難い運営状態の中、通りを練り歩く撫子装備の「顔がまあるい女」と黒猫の相棒)
UBU「しけたもんね。団体様がいない期間ってのは」ちゅんちゅん
BBB「店の爺さんや婆さんにとっちゃ、次のツアー客が来るまで休みを取れるいいチャンスさ。だいたい年寄りにしてみれば、売れようが売れまいがあんまり関係ねぇしな。人が来てくれれば、それだけで嬉しいんだよ」ちゅんちゅん
UBU「こらこら。村をどこぞの限界集落みたいに言うんじゃないよ。ユクモはまだまだ観光地として現役ばりばりなんだから」
BBB「村長もよ、思い切って飛行船の直通を許可すりゃいいのによ。そしたらわんさか都市のギャル達が村を訪れるようになるぜ」いっひっひっひっひっ
UBU「離着陸場を作るのに、近隣の森林を伐採しないといけないでしょうが。それが村の不文律、つまり掟に反するのよ。訪問するのが大変だからこそ、ローカルエリアの希少価値は高まるものよ?だからギルドだって、護衛ハンターのビジネスモデルを認めてるのよ」
BBB「道中、山林の雷狼竜にお気をつけください♪当警備会社のボディガードは、選りすぐりの現役ハンターと契約を交わし、皆様の身の安全を徹底保証!お客様目線のリスクマネジメントをご提案、お客様に感動と喜びのツアーをご提供致します♪ってか?くだらねぇ。いっそクルセイダーズのモンスター達に盗賊でもやらせて、ボディガードの質を測ってみるのも、おもしれぇんじゃねぇか?」いっひっひっひっひっひ
UBU「バカ言ってないで、これでも一応パトロール中なんだから、しっかり目を配りなさいな」
ささっぱくっ
(通りすがりの饅頭屋から、ゴマ団子を颯爽と盗み食いする。店主の爺ちゃんは全然気づいていない)
BBB「俺たちゃ村の自警団♪信用ならねぇギルドと違って、無償でお前たちを守ってやるぜぇ~~♪」いっひっひっひっひっひっひっ!!
UBU「そのいやらしい笑い方。あんた最近、多いよ?ササユも心配してた」あむあむ
BBB「マジでか!?気をつけねぇとな・・・欲求不満なのかも・・・」げんなり
UBU「去勢でもして、ひよこ寺の僧侶にでもなれば?」ひょっひょっひょっひょっひょっ
BBB「お前だって。集会浴場のじいさん(=ギルドマネージャー)みたいな品のねぇ笑い方じゃねぇか。もうちっと、同じ年頃のギャル達を見習って、女子力を磨くんだな」いっひっひっひっひっ
UBU「あら失礼。スキル「女子力」なら、デフォルトでいつでも発揮出来るわよ?ねぇそれよりビー。あたちさ、最近、「あんまんわらべ唄」っていうのを全大陸に広めようと思ってるんだけどさ、聞いてくれる?」
BBB「あ、カーブーだ」ほれ、あそこ
ふむ~~~~・・うんむ~~~~・・・
(と、おそらく雑貨屋さんと思われる店頭で、食器やらを手に取って吟味している、ご存知ドボルヘルムのクソ野郎)
UBU「なんだ、あのクソ野郎。柄にもなく、お皿なんか見てやがる。盗みでも働く気かな」ブッ(公道でつばを吐く)
BBB「現行犯でしょっぴいてやろうぜ。それで奴が投獄されたらよ、毎月、あいつの母ちゃんの名前を借りて、俺の手編みのセーターを送ってやる」こそこそ(ひとんちとひとんちのせまっこい間に入って監視をする黒猫とそのイカれた主人)
カーブー「う~~~~む。これもいいが・・・少し値段がなぁ・・」(王が使うような「豪壮な」金ピカ皿を手に取って眺めている)
店主と思われるアイルーのばあちゃん「びた一文まけないよ」ふん(店の奥に見える居間で寝転がり、煙管を吸いながら仏頂面で宣告する)
カーブー「よく言う。胡散臭い骨董品をよくも集めたもんだ」こち~~ん(煙管が飛んできてヘルムにぶつかる)
BBB「どうやら窃盗じゃないみたいだな。つまんねぇ。行ってみようぜ」ひょっ
カーブー「う~~~~ん・・どうしたものか・・」う~~~ん
UBU「なにしてんのさ。あんまん専用のお皿でも探してるわけ?」ザッザッザッザッ・・(まるで輩のように登場するあんまん女とその相棒)
カーブー「いやいや、これはUBUさん」へこへこ(地主に挨拶する感じみたく媚び諂うドボルヘルムの表情)
BBB「珍しいじゃねぇか。食器を買いにきたのか?」
カーブー「ああ。家を再築したのはいいが、中身がまだ整っていなくてね・・。家具なんかは、バ中のPTAの人たちがくれたんだが、食器が揃っていないんだ。普段、買わないから、何がいいのやら・・・」う~む・・
UBU「あたちがみてやるよ♪これは?」ひょっ(さっきカーブーが持ってたの同じ「豪壮な」金ピカ皿を手に取る)
店主と思われるアイルーのばあちゃん「びた一文まけないよ」ふん(さっきと同じ格好のまま宣告する)
UBU「ケッ。どうせ盗品だろうが」こち~ん(煙管が飛んできて、撫子【布冠】の頭上に激しくぶつかる)
カーブー「できれば数枚欲しいんですよ。フォークとかナイフも」う~~む
BBB「おめぇ一人暮らしだろうよ。まさか!同棲するなんて言うんじゃねぇだろうな!?」
カーブー「違うよ。ロージー達が新築祝いにご馳走を持って今日の夜、うちに来るんだよ。さすがに食器がないとご馳走も台無しだろう?」お、これは・・(「漢」と書かれた大皿を手にする)
UBU「ちょい待ちな」グンッ(カーブーの後ろヘルムの両角を両手で力強くひっぱるあんまん女。「いたっ」って表情を浮かべるドボル)
カーブー「なんすか?」いちちちち
UBU「あたち、そのパーティー、お呼ばれしてないし」じーーーーー
カーブー「・・・・・・・・。じゃあ、そういうわけで、良いお年を」ちゃっ(イケメン挨拶をかまし、その場を去ろうとする)
UBU「来年までやり過ごそうとしてんじゃねぇ!!」グンッ(またしても後ろヘルムの両角をひっぱられるカーブー)
カーブー「いてててててて!!なんすか!?」グググググ・・
UBU「呼べ!!パーティに」ググググググ!!
カーブー「分かってはいたが、なんて馬鹿力な女なんだだからこそのハンターというわけだが・・」ググググググ・・
UBU「悪口!!」グンッ!!
カーブー「いででででででで!!もげる」ググググググ!!
UBU「じゃあ呼べ!!」グングン!!
カーブー「ぎゃああああああ!!わかりましたよ!!UBUさんも、来ますか!?」
UBU「いく♪」ぱっ
はぁ・・はぁ・・・(商店街の往来でへたり込むカーブー。それをにこにこしながら見下すUBU。黒猫は雑貨屋さんの隣にあるお茶屋さんの若い娘と談笑している)
UBU「ねぇ!ビー!!カーブーんちでパーティーだって!!」
BBB「なに!?カーブーんちでパーティー!?」イェ~イ♪(若い娘と小躍りする)
カーブー「いや、パーティーなんて大それたものじゃなくて・・」
UBU「ねぇみんな!!カーブーんちでパーティーだって!!」なんだ?なんだ?(ぞろぞろと集まってくる村人達。通りすがりと思われるアームレスリング平川の姿も見える)
カーブー「いや、だから、どちらかと言うと、こじんまりした身内だけの新築祝いというか・・」
UBU「みんな!!準備しましょう♪」お~~~~~~♪
ズドドドドドドドドド!!
(準備をする為、各々の家の中に散っていく村人達。UBUとビーは手を繋ぎ猛ダッシュで商店街エリアをアウトしていく)
カーブー「完全に嫌な予感しかしない・・」買わないなら出ていきな(と、アイルーのばあちゃん店主に追い出される)
「あたちのモンハン日記」
~「カーブーんちでパーティー!?」の巻~
~渓流狩猟エリア4(旧居住区)内、カーブーんち....
どっ・どっ・どっ・どっ♪つったかた♪
(まるでクラブサウンドみたいに重厚な「太鼓の音色」が、旧居住区エリアに反響する中、カーブーんちの前に建てられた櫓を中心に、盆踊りをしている村人達。また、火を焚いてファイヤーキャンプを楽しんでいる者も「多く」いる)
チェルシー「にゃんだかお祭りみたいで楽しいにょ♪」ぼおおおおおお(燃え上がる焚き火の中に、マシュマロが「三連」に刺さった串を入れる)
静香「こういう行事の準備って、ほんとにユクモの人たちは早いよねぇ~♪」んぼおおおおお(更に火力を増す焚き火越しに盆踊りをしている大人達を見つめる、ショッキングピンクのガールズ用撫子装備を纏った幼女)
バステト「マァ~マ♪パァ~パ♪」(地べたにちょこんとお尻を付けて座りながら猫指を指す向こうでは、フラワーと鉄平が仲睦まじく盆踊りを踊っている)
フラワー「お祭りっていいわね♪」どんつかたった♪
鉄平「ああ。ユクモめかしい雰囲気、最高だぜ♪」どんつかたった♪(踊る背後ではBBQをしているコノハ達、村のティーンの姿も)
コノハ「あ~美味しい♪ほら、謎肉じゃない、ほんとのお肉よ、ナズガ♪」(隣にいる黒いスカジャンタイプの撫子装備を着た、前髪ぱっつん系ロングストレート(黒×赤の2トーン)の女子に「三連肉」を勧める)
ナズガ「やめとく。あたし、あんまんダイエット中なの」ずずず・・(スムージーみたいなドロドロの白い液体が入ったグラスを飲んでる)
コノハ「なにそれ?どうせUBUちゃんに勧められたんでしょ?やめときなよ、そんな変なダイエット方法」
ナズガ「そう?結構、効果あるみたいだけど・・・飲む?あんまんスムージー」(口の周りが白くぺちょぺちょになっている)
コノハ「ただの炭水化物ジュースじゃん・・」やめとく・・
ヨッコ「お!やってるやってる♪どう?楽しんでるかね」こんばんわぁ~(と、コノハ達)
ササユ「お魚屋さんからおすそ分け貰ってきたの♪板前さん達が捌いてくださるって♪」ほら(と、活きの良いサシミウオを見せる。その背後で腕をくんでわろうている、お馴染み釜飯専門店「禅」の板前三巨頭の姿)
ヨッコ「村の外で祭りをやるなんてはじめてだわ~」あむっ(BBQの串を頂く)
カーブー「これこれ。祭りじゃあないぞ」(家の前で棒立ちしている)
ササユ「でも、川村君が主催したお祭りだって聞いたわ」がしゃーーん!!(その後ろでは三巨頭が実に手際よく「携帯用調理セット」を展開している)
カーブー「だからお祭りじゃないって。本当はロージー達と身内だけで・・」
ナズガ「あ!ローズダンテ先輩よ♪」(櫓の上に向かって指を指す)
どんつかたった♪どんつかた♪
(櫓の上で太鼓のビートを刻むアームレスリング平川の横に、狩猟笛(凶琴【秋嵐】)を構えた橙色の撫子装備を纏ったロージーの姿が見える)
ロージー「・・・・・・・・・・」こくり(平川と目を合わせ互いに頷く)
どぅるどぅん♪どぅるどぅん♪どぅるどぅん♪どぅるどぅん♪
(実にBPMの速い16ビートを刻む平川)
フラワー「あら、曲調が変わったわね」
べんべろべんべん♪べんべけべんべん♪
(琵琶のような音色の笛を全力で吹き始めるロージー)
ナズガ「UHHHHH~~~♪超クール!!」べんべけべんべん♪どぅるどぅん♪どぅるどぅん♪
ヨッコ「ダンスパーティーの開幕よ!!それいけぇ~~!!」きゃああああああ♪(と勢い良く乗り込む女子達)
カーブー「いや・・だから・・・ほんとは、こじんまりした新築祝い的な・・」(がっくし肩を落とす隣で微笑むササユ。その隣ではサシミウオを華麗に捌く焼方の姿も)
ぎぃ~~~~~~~~・・・・・・・
(実に不気味な感じでカーブーんちのドアがゆっくり開く)
カーブー「??」ちら
「ようこそ・・・お化け屋敷へ・・・やでぇ~・・」(ドアの中から「明らかに」すあまの声がする)
村人「おい!肝試しみたいだぞ!!」
女子「入ってみましょう♪」
わぁ~~~~~~~♪ずどどどどどどどどど
(っと、土足でカーブーんち(新築)に入っていく村人達)
カーブー「おいおい・・」
ぎゃああああああああああ
(家の中では、よほど恐ろしい現象が起きているようだ)
カーブー「はぁ・・・・・・」ぽん(笑顔で肩を叩くササユ)
バッサ!!バッサ!!バッサ!!バッサ!!
(突如、明らかに飛竜の「それ」の音が近づいてくる)
スサノオ「せんぱぁ~~~い!!こんちゃ~~~っす!!」バッサバッサ!!
アマテラス「まほっ♪カーブーちゃんちでパーティーだって聞いたの♪」バッサバッサ!!
バサ雄「新しい家を建てたんだって!?」バッサバッサ!!
バサリン「お父さんが、少しだけならパーティーに顔を出して来てもいいって言ってくれたんです♪」バッサバッサ!!
ぎゃあああああああああああ
(モンスターの襲来を受け、当たり前のリアクションを見せる村人達)
トンコ「みんな平気ニャ!!」ばぁ~~~ん(カーブーんちの中から豪快に窓を開けて叫ぶトンコのその姿は、王冠を被った骨みたいな衣装を着ていることから、お化け屋敷内で「スケルトンキング役」を担当していることが窺える)
ザンコ「あのモンスター達はわたくし達、バベル中学の生徒ですわ!!」(同じく叫ぶ「ミノタウルス」のコスプレをしたザンコ)
リカ「だから安心してパーティーを続けてくださぁ~い♪」(同じく、頭に包丁が突き刺さった「血みどろの裁判官」を演じている)
村人「なんだぁ~バ中の生徒か~」
村人「おら、てっきり「野生」かと思ったずら」
ロージー「じゃあ、気を取り直して、次のナンバー!!いくわよ!!」こくり(頷くアームレスリング平川)
カッカッカッカッ♪(1・2・3・4)
べんべろべんべん♪べんべろべんべん♪
(再開された音頭に合わせて踊りだす村人達)
すあま「ほな、仕事に戻ろか」ばたん(窓を締め切る為、一瞬見えたすあまの頭は「無数の蛇で出来たパーマ」であったことから、ゴルゴンのコスプレをしているようだ)
ぎゃああああああああああああ
(再びカーブーんちの中から惨劇を示唆する悲鳴が聞こえる)
バサリン「すごい盛り上げってますね♪はい、これお父さんから新築祝いの「燃石炭」です♪」ごとんじゅううううううう
(家の屋根の上に熱々の燃石炭を置く)
カーブー「こらこら屋根が燃えてしまう!!」
バサ雄「はっはっはっはっ。今日もカーブー先輩は面白いなぁ~」ぶーーんぶーーん(感極まり、尻尾を振り回すと家にぶつかりそうになる)
カーブー「こら!!そこで尻尾を振るんじゃあない!!」ぷんすか
アマテラス「まほ?カーブーちゃんたら怒ってる」やぁ~ねぇ~
スサノオ「そんなことより姉ちゃん!!俺達も踊ろうぜ!!」フォーーーー!!(と、人混みに紛れてツイストをかます蒼火竜)
アマテラス「まぁ、スサノオったら!まほ子だって負けてないんだから♪」YEAH~~~~♪(両翼を掲げて踊りの中に「イン」する陽気な桜火竜)
どしん!!どしん!!どしん!!どしん!!
(火竜の姉弟が参戦したことで、あたりにすんごい地響きが起こり、カーブーんちが小刻みに揺れ動く)
カーブー「あああああ家が!!」グラグラグラグラ!!(隣では揺れながらも、慎ましくお茶を飲みながら笑っているササユの姿)
すあま「なははははは。めっちゃおもろいやん♪」グラグラグラグラ!!(激しく揺れる家の中で、げらげら笑っているゴルゴンすあま。背中には「メデゥーサの弓」を背負っている。他の村人達は振動によりすんごいシェイクしている)
トンコ「耐震設備がしっかりしたおうちニャ」グラグラグラグラ!!
ザンコ「UBUさんの家も、こちらを参考にもう一度、建て直しましょうか」グラグラグラグラ!!(転がりながら笑っているリカと村人達)
カーブー「こら!!スサノオ!!アマテラス!!もうちょっと大人しく踊りなさい!!」ぷんすか
アマテラス「え~~!?聞こえなぁ~~い!?」どしん!!どしん!!(自分達の足音で聞こえないらしい)
カーブー「悪夢だ・・・こんなことで家を壊してしまっては、せっかく家を建ててくれたアンソニーさん達に申し訳ない!!」
すたこらさっさっさ~~~~
(すんごい揺れてる家の中に入っていくカーブー)
ササユ「??」(にこにこしながら焼きトウモロコシを食べてる)
おりゃあああああああああああ
(ユクモノノダチをひっさげ、雄叫びと共に外へ出てくるカーブー)
カーブー「この呪われた新築祝いに参加出来ないアンソニーさんの為にも、俺は守る!!この家を無法者の魔の手から守ってみせるぞ!!」ジャキーーーーン(満点の月夜に向かってキラキラの刃を向ける。隣では笑顔で拍手してるササユの姿も。エリアは以前として賑やかな音楽と共にすんごい揺れている)
To Be Continuedランキング参加中なんだ!みんなの激アツ一票で応援してくれよな!!
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
8/28(月)0時更新 「カーブーんちでパーティー!?/後編」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もあんまんスムージーを「朝から」飲んで、シャキッとしながら読も見よう
「カーブーんちでパーティー!?/後編」の巻
~前回までのあたちのモンハン日記....

身内だけで「ひっそりした新築祝い」を行う為、商店街に食器を買い出しに来ていたカーブー君。ですが、その姿をこともあろうか「あんまん女さん」に見つかってしまい、事態は一変してしまうんですねぇ~。新築祝いに「お呼ばれ」されなかったあんまん女さんは、根深い妬心から「自分も呼べ」とカーブー君を折檻するのでした。泣く泣く了承したカーブー君は、あんまん女さんを新築祝いに誘い、その「お呼ばれ」を快く受けたはあんまん女さんは、村人全員をパーティーにお誘いしてしまい、カーブー君のおうちで盛大なお祭りが開催されることになったのですが・・・そんなお話の続きが今日のそれなんですねぇ~♪それじゃあ、早速いってみましょう~♪ぱぁ~~ぷぅ~~~~(クエ開始時に鳴る笛の音)
~渓流狩猟エリア4(旧居住区)内、カーブーんち....

べんべろべんべん♪どんつかたった♪
(カーブーんちの前に建てられた櫓の頂上で、狩猟笛(凶琴【秋嵐】)を満身創痍に吹き散らかすロージーと、男らしい汗をかきながら太鼓を叩くアームレスリング平川の姿が見える。櫓の周囲ではその音頭?に合わせながら様々な文化形態のダンスや踊りをしている村人達、そして桜火竜、蒼火竜、岩竜、桃岩竜の姿も・・)

スサノオ「いやっほぉ~~い!!姉ちゃん!!サマーソルト決めてやれ!!」

アマテラス「まほっ♪みんな!!桜子の華麗なサマソル見てて!!」イェ~~~イ♪(と応じる村人達)
ぶおん!!
(満点の月夜を背景に、宙返りの演舞を見せる桜火竜のシルエット)
村人「おおおおおおおおおおお♪」びゅおおおおおお


バサ雄「姉ちゃん!俺達も負けてられないよ!!岩竜のすごいところをユクモの人達に教えてあげるんだ!!」

バサリン「擬態で勝負よ!!バサ雄!!」
もごもごもごもごもご・・・し~~~~~ん・・・
(二頭の岩竜が地面に潜ると、それはそれは美しい珍妙な岩の塊が突起していることに気づく)
村人「う~~ん・・これが有名な岩竜の擬態かぁ・・」
村人「石切り職人顔負けの芸術品ですなぁ・・・」
パチパチパチパチパチパチパチ

(村人達の喝采の中、物騒な長刀を片手に、辺りをきょろきょろと見回しているドボルヘルムの例の男)

カーブー「どこだ・・!?奴は必ず現れるはずだ・・!!」きゃあああああああ(背後に見える「お化け屋敷」と化した我が家からは、引き続き男女の悲鳴が聞こえる)

ササユ「川村君くぅ~~ん。お刺身の盛り合わせが出来たわよぉ~~」(その後ろでは即席テーブルに座った村人達に、刺し身や吸い物を提供していく「禅・三巨頭」の姿が)
カーブー「ああ!!あとで頂く!!」ザッザッザッザッ


コノハ「はぁ、踊り疲れて吐きそう・・・って、何やってるの?ナズガ」(コノハらがいるテーブルの上では、ダンスをしている「ユクモアベンジャーズ」の面々が)
ナズガ「黙って。集中しないと、ネクロマンシーは成功しないのよ?」(と、お刺身にされた魚を生贄に、あやしげな術を唱えている)
クサッチーニ「やぁ、盛り上がってるようだね」ハッハッハッハッ

ナズガ「静かに!いでよ!!渓流の天界に棲む守護霊達よ!!」
ぽわぁ~~~~~~~~~ん

(刺し身にされた魚の上に、雌火竜の幽霊と無骨な鉄製アーメットを被ったハンターの幽霊が浮かび上がる)
ナズガ「やった♪初成功!!」だったんかい

霊子「皆様、ごきげんよう」へこり
竜夫「いやぁ~~。祭りですかな?こりゃまためでたい日にお呼ばれしたもんだ」
クサッチーニ「ぎゃああああああああ!!また出たぁあああああああ!!」ずでぇ~~ん

ナズガ「お盆は少し過ぎたけど、楽しんでいってよ♪」(背中でガクガク震えているコノハ)
雌火竜「ねぇ竜夫さん。お言葉に甘えて、私達も踊りましょ♪」
竜夫「そりゃ~ナイスなアイデアだね、ハニー」
ぽわぽわぽわぽわ~~~~~~

(霊体モードでアマテラスに憑依する霊子と、クサッチーニに憑依する竜夫)
霊子「さぁ!踊りましょう♪」(乗っ取られたアマテラスは目がばってん(X)になっている)
竜夫「よし、きた!!」(クサッチーニも上に同じ)
べんべろべんべん!!ずんたかたった♪
(よりBPMが速まる演奏に合わせながら踊り狂うユクモの民と飛竜種達)
フッフッフッフッフッフッ・・・・
(小高い丘の上から、祭りの様子を眺める怪しげなマント姿の六人組のシルエット。一人は獣人、そして腰の位置がずいぶん低いおじいさんらしきシルエットも紛れている)
UBU「さぁ、本当のパーティーはこれからよ」フフフフ・・・ひょ~~ひょっひょっひょっひょっひょ!!(と、ばか笑いするその頭には、あんまんヘルム(あんまんの皮を乾燥させただけの白いヘルメット。頭上の中心にあんまんであることを示す、赤い斑点が付いている。必要素材:あんまんの皮)を被っている)
「あたちのモンハン日記」
~「カーブーんちでパーティー!?」の巻~
カーブー「どこだぁ~・・・あんまん女め・・!!必ずこの祭りの盛況にかこつけて、俺に嫌がらせをしてくることは百も承知・・!分かっているんだぞ!!あんまん女!!!!」(群衆の中で突然大声をだす。その声にびっくりした村人達は、すかさず「実に嫌悪感に満ちた視線」をカーブーに向かって飛ばす)
ザシュザシュザシュザシュ・・・(妖剣(=ユクモノノダチ)をひっさげながら、まるで祭りの警護をするようにずんがずんがと歩いて行くドボルヘルムの後ろ姿。隣のテーブルでは村長さんと麻生博士が向き合いながら、沈黙の夜会を楽しんでいる様子も窺える)
ひょ~~~へへへへへへへ・・・・
六本木「ン・・・・・」ちら(鳥首を反転させながら周囲を警戒するインコ)
ジェイムズ「どうしたんだよ?踊らねぇのか?」(テーブルの上で王族カナブンの金子と踊っている、角のさきっぽがリーゼントみたいに丸まったドスヘラクレスが声をかける)
六本木「ウム・・・・」
おかしい・・・今、確かに「あの女」の下品な笑い声が聞こえたはずなのだが・・・
テケテケテケテケ・・・
探す>誰を?
1.村長
2.霊子
3.UBU
4.アマコ
俺の答えは決まっている。そう・・
ちょん

六本木「ン・・・」ちら
ボブ「♪」グッ(サムズアップしてみせる屈強なユクモノ銀蝿。もう片方の腕には「いつもの」棘付きバットを持っている)
六本木「ヨシ。タンサクニ、イコウ」こくり
カーブー「どぉ~こぉ~だぁ~~!?あんまん女ぁ~~~!?」(ナマハゲみたいに肩を揺らしながら歩いて行くドボルヘルム。その姿に子供たちは怯え、赤ちゃんは泣き叫び、その母親達はカーブーに向かって「しっし」してる)
??「ほら!!飲みなさいよ!!」
カーブー「む!?この如何にもイカツイ怒れた声の持ち主は!?」ダッダッダッダッ


ヨッコ「なによ!!あたしのお酒が飲めないってわけ!?」(顔を真っ赤にしている)
スサノオ「いや、陽子先輩

ヨッコ「吐き疲れるまで踊ったら、その疲労を温泉と地酒で癒やすのがユクモの仕来りってもんでしょうが!?さぁ!!」グッ

カーブー「違ったか・・・」くるっ(振り返る背後では、陽子が嫌がるスサノオの口の中に、地酒の壜ごと入れ込んでいる)
??「よぉ、カーブー君」
カーブー「む!?この如何にも爽やかで清々しいナイスミドルな紳士的声の持ち主は!?」バッ

ポール「盛り上がってるかい?」よっ(と、イケメン挨拶をかます)
カーブー「出たな!!ポール・ベインズ!!」ジャキーーーン

ポール「君が祭りを主催したんだろ?大成功じゃないか」かんぱぁ~い♪(達人ビールの入ったジョッキを掲げる)
カーブー「祭りじゃない!!俺んちの新築祝いだ!!」どんどか♪どんどか♪(エリアには到底そうは思えない太鼓の轟音が反響しまくっている)

BBB「いいじゃねぇか、そんなのどっちでも」ひょこっ

カーブー「おお!BBB!!お前の悪しき主人は何処にいるんだ!?」
BBB「さぁな。一緒じゃねぇよ。それよりお前も踊ってこい。ユクモノ音頭は吐くまで踊るんだろ?お前が吐くところを見ながら、俺は酒を飲みたいんだよ」ひっく
カーブー「ふん。戯言を・・」
ポール「よし。俺にその盆踊りを教えてくれ♪」ぐいぐい


鉄平「うぷっ・・気持ちワリィ・・・。踊りすぎたかな・・」んぼおおおおお


フラワー「ほら、お水飲んで」すりすり(旦那の猫背を撫でて介抱してやる)
バステト「パァ~パ。みゃうみゃう」はむはむ(地べたに腰を下ろし、ファイヤーキャンプで焼いたマシュマロを食べてる)
鉄平「はははは。大丈夫だよ、バステト。それよりさ、如来衆の連中、来てないわけ?カーブーんちの所有者は邪羅尼のばあちゃんなんだけど・・・呼んでやりゃ良かったのに・・」
バステト「・・・・・・・・・・・。♪♪」ぽん

すす・・(座禅のような格好で目を閉じるバステト)
フラワー「あら、どうしたの?バステト」なんのお遊戯かしら・・
バステト「みゅみゅみゅみゅ・・・・・」にょ~~~~・・(と、何やら神経を研ぎ澄ましている様子だ)
鉄平「はははは。修行ごっこさ。カッコイイぞ、バステト」
バステト「にゅにゅにゅにゅ・・・・・」にょ~~~~・・
ポール「こうか?」あ、それ(珍妙な格好で小踊りしてる)
カーブー「違う!!もっと「踊る阿呆」的な顔をするんだ!!こうやって!!」もへぇ~~~(実に気の抜けたバカみたいな表情を浮かべるドボルヘルム)
ポール「難しいんだな・・・」う~~ん
きゃああああああああああ!!
カーブー「悲鳴=事件発生!!ついに出たか!!あんまん女め!!」ダッ

ポール「あ、そういうこと」やれやれ
カーブー「大丈夫ですか!?」タッタッタッタッタッ

村の若い女性「このおじさん、変なんです!!」(磯山さやか似の女性が指差す)
カーブー「はぁ・・?」ちら

玄竜「ぐずらははははははは!!!!このように愉快な祭りを開くとは、さすが我が息子!!褒めてやるぞよ!!」(両手にこんがり肉を持っている)
カーブー「出たな!!妖怪おやじめ!!」ジャキーーーーン

玄竜「渓流で夜の徘徊をしておったら、何かに導かれるように、ここに辿り着いてな・・・それよりも何故、こんな楽しげな宴に私を誘わなかった!!この親不孝者め!!」
カーブー「黙れ!!貴様など呼んでおらん!!今日こそ成敗してくれるわ!!」きょえええええええええ!!
フラワー「あら・・なんだか喧嘩みたい」はちょ~~~!!こき~~~ん

鉄平「いつもの親子喧嘩だろ?しかし、親父さんを呼ぶなんて、カーブーもいいところあるじゃねぇか」
バステト「みゅううう・・・・」(「おかしいな」的な顔してる。どうやら精神共有を誤って、玄竜を呼び寄せてしまったようだ)
ズドドドドドドドドドドド!!
(突如、旧居住区エリアに、ファンゴ(野生)の群れを筆頭に、ドボルベルグ(野生)、そして雷狼竜(野生)が凄まじい突進音と共に「イン」してくる。おそらくはバステトの精神共有に導かれて飛んできたのであろう)
バステト「みゅううう!?」どきりん

鉄平「おいおい、あれはさすがにまずいぞ」きゃあああああああ(両手を上げながらあっちこっちに逃げ惑う村人達)
フラワー「鉄平!」ザシュッ

バステト「みゅう~~~~~~~

~一方隣のエリア1では....

UBU「ええい!!邪魔するでない!!六本木!!」バサバサバサバサバサ

六本木「パーティーノジャマ、サセナイ!!」バサバサバサバサバサ

ジェイムズ「さすがユクモアベンジャーズのリーダーだぜ・・・あの「あんまんジャンキー」相手に、一歩も引かないとは・・!!」
六本木「ボブ!!イマダ!!」バサバサバサバサバサ

ボブ「ムーーーーーーーー!!」ブーーーーーーーン

ばちぃ~~~~~~~ん

(傍目に見れば銀蝿のボブの姿は見えないが、UBUの鼻が明らかに「ひしゃげる」のは見てとれる)
UBU「ぎゃああああああああああああ」
ジェイムズ「怯んだぞ!!」
六本木「ツギ!!ブルオウガ!!カネコ!!」
ガオオオオオオオオオオオ!!
(たじろぐUBU目掛けて襲いかかる「忍犬」のコスプレをしたブルオウガと、その頭の上に乗って指示を出している王族カナブンの金子)
デブ「UBUちゃん、動物となに遊んでるんだろ」(虫達の姿は小さくて見えないらしい)
石塚さん「あれはうちの犬ですよ。あんなに懐いてる」(可哀想に、UBUに強要され、あんまん防具を身に着けているおじいさんが感心している)
パソコン「ちょうどいいんじゃない?今のうちに離脱しよう」そうしよう(と、各自あんまん防具を「その場」に脱ぎ捨て、エリアアウトしていく。石塚さんとコニーは少しほっとした表情を見せている)
UBU「ぎゃああああああああああああ」BOWWOW!!(と、UBUの着ている、あんまんメイル(あんまんの皮を薄く伸ばして乾燥させた軽鎧(雪だるまタイプ)。必要素材:あんまんの皮、セッチャクロアリ)に噛み付くブルオウガ。鎧は簡単に半壊する)
金子「カナカナ~~~~~!!」ブブブブブブブ

ひょっ

UBU「おえええええええええええええ」ゲロゲロゲロゲロ

六本木「ヤツノ、タイリョクハ、アトスコシ!!ジェイムズ!!オマエガ、フィニッシュスルノダ!!」
ジェイムズ「え・・・俺が・・」おえええええええええ(UBUの嗚咽がエリアに反響する)
六本木「オマエガ、UBUヲ、コワイノハ、ヨクワカル!!ダガ、イツマデモ、ウィークポイントヲ、コクフクデキズシテ、ナニガ、ユクモアベンジャーズト、イエヨウカ!!」
ジェイムズ「・・・・・・・・・・・」ごくり
六本木「GO!!ジェイムズ!!」
ジェイムズ「うあああああああああああ!!!!」ダッダッダッダッダッダッ

うああああああああああ・・・・
(ジェイムズの気合だけが響き渡るエリア1。ジェイムズはちっさくてその姿は見えない)
むんず

ジェイムズ「おらぁあああああああああああ!!!!」グン

ずでぇ~~~~~~~~ん

(見事ひっくり返り、水溜りの上に尻もちをつくあんまん女。傍目に見れば、UBUが勝手に転んでいるように見える)
六本木「ヤッタゾ、ジェイムズ!!サスガノ、カイリキダ!!」
ジェイムズ「全軍突撃だぁああああああああ!!
殺せぇええええええええええええええええええ!!!!」バッ

ブルオウガ「BOWWOW!!BOWWOW!!」ガアアアアアアアア

ぎゃああああああああああ・・・・・・
(渓流エリア1に轟く女性の悲鳴。UBU、三落ち確定)
~エリア4パーティー会場....
ポール「そらそらぁあああああ!!」ドウンドウンドウン

あんぎゃああああああああ・・!!
(火炎弾を受け、悶絶するドボルベルグのでかい顔)
鉄平「よっしゃ!!かかれぇえええええええ!!!!」
ボカボカボカボカボカ

(ドボルベルグの顔面をタコ殴りにする龍之夫婦の英姿。その奥に見えるテーブル席では、村長さんと麻生博士が何事もないかのように、実に落ち着いた表情でお茶を飲んでいる)
バステト「にょ~~~~♪」パチパチパチパチ(両親の活躍に拍手してる)
竜夫「霊子。僕達も協力しよう」(クサッチーニの体を乗っ取ったまま)
霊子「ええ。竜夫さん」(アマテラスの体を乗っ取ったまま)
おりゃあああああああああああ!!
(雷狼竜を豪腕でひっくり返す竜夫。その雷狼竜目掛けて、すかさずサマーソルトを浴びせる桜火竜)
カーブー「おのれ!この変態親父め!!」ブーーーーーーン

玄竜「なんの!!」かきーーーーん


夜叉亥「加勢にきたぞぉ~~!!」ずどどどどどど

カーブー「おお!!法師様!!その軍人は!?」カキーーーーン

夜叉亥「砂漠の艦隊だ!!我らのテリトリーで懲りずに採取していたところをとっ捕まえて拷問していたんだが、その時、俺の脳裏に、ここへ来るよう念波が走ったのだ!!」ひょっ

カーブー「まさに神のお告げですな!!支援願います!!」ビョッ

夜叉亥「抗争劇から転じて、親子喧嘩の仲裁か!よかろう!!」ブーーーーーン


ロージー「ふぁ・・なんだか知らぬ間に、下がえらいことになってる・・」きゃあああああああ(ファンゴの群れに追いかけられてる村人達。なぜだか村長さん達のテーブルだけには近づかない)
アームレスリング平川「ロージー!!俺達の演奏で鼓舞しよう!!」ドギューーーーーン

ロージー「そうね!!応援しましょう!!」
べんべろべんべん♪どんつかたった♪
(櫓の上から激励の演奏をかますロージーと平川。その旋律効果の恩恵を受けた村人達は、「スタミナ減少無効」が働き、ファンゴの猛進を追い越す勢いでダッシュしまくっている(チェルシーと静香はファンゴに跨り、アトラクションを楽しんでいる)。また、野生のドボルベルグとジンオウガはポール、龍之夫妻、霊子&竜夫に押され、泣きながらエリアアウトしていく。カーブーんちでは、まだお化け屋敷をやっているのであろうと思われる悲鳴が絶えず、家の前では川村親子が凄まじいデュエルを披露している。そんなエリアの隅では、酔っ払ったBBBが虹色の汚物を吐き散らしており、ササユが献身的に介抱している様子も見える。余談だが、竜夫に憑依されたクサッチーニは、この祭りの後、雷狼竜に立ち向かった英雄として村人から賛辞を受けるのであったが、もちろん本人はその時のことなど、微塵も覚えていないのであった・・)
玄竜「息子よ!!今宵の祭りは大成功だな!!」ブーーーーーーン

カーブー「だからこれは祭りじゃあなくて、身内だけの新築祝いだ!!」カキーーーーン

UBU「そんなの・・どっちだって・・・いい・・・」ずるずる・・(ボロボロになったUBUの襟をブルオウガが口で咥え、引きずりながらエリアインしてくる。その背中にはユクモアベンジャーズの誇らしい姿も見える)

村長「今宵もユクモは平和ですの」おほほほほほほ(向かいの席で黙ってお茶を飲む麻生博士。周りでは村人達が笑いながらファンゴの群れから逃げている。スペインの「牛から逃げる祭り」みたいに)
カーブー「こんなの全然平和じゃないぁ~~~~~~い!!」カキーーーーーン

バステト「にょににゃい(おしまい)

「カーブーんちでパーティー!?」の巻/完



次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
8/30(水)0時更新 なにをやるとかやらないとかそういうことを考えたくない

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もチチヤス坊やみたいな顔しながら読も見よう

MHWのプレイリポート(4gamer.net)やMHOのダディちゃんとかを見て観てみよう♪
ゲーム ゲーム アスピリン
どうぼ。あた門亭頭痛キタビッチです









「ゲームやりたさ覚悟の寝不足」が今から社会的に懸念されると思われる大作といえば、来年発売予定のMHW(MONSTER HUNTER:WORLD)です。そんなMHWの新たなプレイレポートを4gamer.net様が一足先に体験したそうです。なかなか興味深い記事内容と動画がたくさん視聴出来ます

それこれ↓
http://www.4gamer.net/games/384/G038423/20170823039/
いろ~~~んな疑問は多々ありますが(フレーム回避はそこまでシビアではなさそうとか、やっぱり基本的なプレイヤーの立ち回りはモンスターを中心に時計回りor反時計回りになるのかぁ・・とかとか)、それらの解答は東京ゲームショウ2017以後に明らかにされると信じて(更には「PlayStation Experience」=開催期間は2017年12月9日~10日。カリフォルニア州のアナハイムで開催。おそらくこちらが本命でしょうか)、今は子供みたいに「わぁ~~♪なんだかすごそぉ~


★PS★ 別のプレイリポートを読む限りでは、MHWの操作感覚は携帯ゲーム機に近いみたいです。それと「ダッシュがR1とL3」に割り振られているようで、従来のMHユーザーやFPSに慣れたユーザーでも「ダッシュ対応」出来るとのこと。作者も最近、「For Honor」や「Fallout4」で「L3ダッシュ癖



そんじゃあ次、MHOね

MHOに怒れる火山圏のダディこと、グラビモス亜種が登場しました。あの凄まじい火力と硬化性はMHOではどうなんだ!?ばか


どう・・えしたか?さぞ、えしたでしょうに

まず最初に思うたのは、相変わらずMHOの女性キャラクターはいやらしいなぁ~


肝心のダディなのですが、ハンター様が使っている獲物の切れ味もあるのでしょうが、初期グラビほど硬くはなさそうな印象でしたね(MHPのダディなんてカチンコチンで、どうやったらこいつ倒せるんだと思い悩んだものでしたが

肝心の火力もMHOの「必殺技的なシステム」による、大まかなフレーム回避補正により、それほど驚異的に感じませんでした。先程のMHWのプレイリポートもそうなのですが、プレイヤーのテクニックがうますぎると、どうしてもそのゲーム自体が簡単に見えてしまう為、プレゼンとしては成功しないですよね..
それとダディ特有の「豪快にすっ転んだ時のアオアオ感」たるや、あんなに鳴いて(または「泣いて」)いたんだなぁ..と、思わず「ダディちゃん、頑張れ

国内では夏休みの終わりと共に、ドラクエブームも終焉へと向かっているようで(フレンドの多くがもうやんなくなってます)、次のPS4の大作は年末かな?という印象を受けます。そんな中、ただ一人、Fallout4に明け暮れてる作者。「For Honor」で知り合った外人のフレンドさんからの「デュエル依頼」も断り、「Ps Plus」の月額も支払っているにも限らず、結局はシングルゲームが好きなんだなぁ~と思う今日この頃..。なんでもMHWはオンライン主体で、従来のような村クエや集会所はないみたいです....。まさか「のうじょう」も・・!?それらの危惧も含めて、今後のオフィシャルな情報に期待しましょう

そんじゃあ、今日も
ザ・おしまい


パスがないと入れないって、どういうことだよ?
おそらくゲームショー等のイベントの「関係者入り口」に来たのでしょうか。彼には優待パスが配布されていなかったみたいです。MHWでの彼(行商人)の行方も気になるところ(少なくともあたモンでは注目していこうと思います?)



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/1(金)0時更新 「だから炎王龍って肩書が!!」の巻
をお送りいたします♪炎王龍ってことは久々にゼルべっちゃん登場!?パノのその後も気になるお友達は、次回もどんぐり眼で読も見よう

「だから炎王龍って肩書が!!」の巻
~Inside the cave of a continent....
とっとっとっとっとっ・・・
(広大なダンジョン内を「上手に」四肢を使って歩く炎王龍。その背中には高貴な紫色を基調としたパピメルシリーズを纏った(頭部「ファルメルテスタ」だけは身につけていない)、淡いブルーベリーパフェカラーをしたナチュラルボブの女性ハンターが「正座」をしながら乗っている)
パノ「・・・・・・・・・・」ゆっさゆっさぼけぇ~(少し揺れる背の上で、口を開け、間の抜けた表情をしている「たれまあるな目」をした、おっとり系?狩人女子)
ゼルベス「・・・・・・・・・・・」とっとっとっとっとっ
パノ「・・・・・・・・・・・・」ゆっさゆっさぼけぇ~
ゼルベス「・・・・・・・・・(なんか沈黙って気まずいな・・。だからって、ゼルベっちゃんから「気さく」に話しかけたりするのも、なんだか「炎王龍らしく」ないし・・困ったなぁ・・・)」とっとっとっとっとっ
パノ「・・・・・・・・・・・・」ゆっさゆっさぼけぇ~
ゼルベス「・・・・・・・・・(パノって、いっつも何考えてるか分からないんだもの・・。もしかして、ゼルベっちゃんの背中が臭いのかな!?でもでも!!お出かけする前に、ちゃんと湖にも入ってきたし!!でもぉ~!!)」どきどきどき
パノ「・・・・・・・・・・・・・」くんくんくん(ぼけっとしたまま鼻を「ひくつかせる」)
ゼルベス「!!!!(やっぱりだ!!ゼルベっちゃんの「背毛」が臭いから、怒ってるんだ!!でもでも!!どうしよう!?ゼルベっちゃん、尊厳失いかねない大ピィ~~ンチ!!)」ガガーーーーーン(一人青ざめる炎王龍)
パノ「キノコ」ぼそ
ゼルベス「!?(キノコ・・!?嘘でしょ!!不潔すぎて、背毛にキノコが生えたのかな!?でもでも!!自分じゃ見えなぁ~~~~~い!!)」どきどきどき
パノ「アオキノコです。あそこ」じーーーー
ゼルベス「・・・・・・・・・・・」ちら(恐る恐る辺りを見回す)
ぽへぇ~~~~~ん
(岩陰にこっそり生えているアオキノコ)
ゼルベス「・・・・・・・(良かった・・。ゼルベっちゃんのことじゃなかったみたい・・)」ほっ
パノ「食べなくても。お腹平気ですか?」
ゼルベス「・・・・ん・・ああ。大丈夫だ(またゼルベっちゃんったら!!人の優しさに対して尊大に振る舞って!!だから炎王龍って肩書が!!)」むきぃ~~~~
パノ「空いたら遠慮なく。お腹」
ゼルベス「ん・・・ああ・・。それより、よくアオキノコだと分かったな」
パノ「いるおかげです。天空の島に」ぼけぇ~
ゼルベス「豊かな自然環境に囲まれ、嗅覚が・・五感が研ぎ澄まされている証拠だろう(鋭い考察だぞ!ゼルベっちゃん♪博識なエルダードラゴンっぽい!)」
パノ「ほどじゃないです。皆様方ほど」ぼけぇ~
ゼルベス「・・・・・・・・(パノったら謙遜しちゃって。なんて返そう・・。「そんなことないよ」かな?それともここは炎王龍らしく、上から目線で「人間にしては、まぁまぁだな。パノよ。フオッフオッフオッ」かな・・)」
パノ「あ」
ゼルベス「え?」
ひらひらひらひらひらひら
(天井の隙間からから差す、青白い仄かな灯りが御光のようにダンジョン内を照らす中、一羽の美しいアゲハプリンセスが、紫色の鱗粉を軌跡に描きながら優雅に舞ってくる。)
ゼルベス「・・・・・・・(暗がりだから、余計に鱗粉がお星様みたいに見えて綺麗だなぁ・・)」うっとり
バルバラ「何も見当たりませんでしたわ」ひらひらひら・・ぴと(パノのまあるい頭の上に止まり、そのまま高貴な紫一色のビロード模様の「ファルメルテスタ」に擬態する)
パノ「です。ご苦労様」
バルバラ「お役に立てなくて申し訳ございません。ゼルベス様」
ゼルベス「・・・・・・・・(いいよ!そんなに謝る必要ないよ!!バルバラ頑張ってるの、いっつもゼルベっちゃん知ってるから!!心の底からありがとう!!って言いたい・・)」しょんげり
パノ「どうしましょうか。そしたら」きょろきょろ
ゼルベス「うむ・・」
実はね、最近、ゼルベっちゃんとパノとバルバラは、全大陸に散らばっているジェネシスオーパーツを探すっていう大事な大事なクエストを実行中なんだ!大陸中に散らばる超古代文明のレガシー(遺産)であるジェネシスオーパーツが、ギルドや暗黒商会をはじめとする巨大組織に悪用されてしまう前に発見して、破壊することが目的なんだぞ。なぁ~んて、これみんな、ゴッド山菜組合の頭領だったキャメロンおじいさんの受け売りなんだけど(*^^*)もちろん、クエストの依頼主もキャメロンおじいさんってわけさ。大変な作業だけど、ゼルベっちゃん、久しぶりに燃えてます!!なんて、いつも体の中は熱いけどね(;´Д`)
パノ「ゼルベス様?」
ゼルベス「えっ!?その・・なんでも・・・なんでもない・・・(んもぉ~・・パノったら、時々ゼルベっちゃんの心を見透かしてるんじゃないかって気がする)」ふ~~~~(デコに「炎王龍の冷や汗(精算アイテム)」をかく)
バルバラ「キャメロン様のお話では、この洞窟内の何処かに、ジェネシスオーパーツだと伝えられる灰水晶ががあると仰っていましたが・・」
ゼルベス「ああ・・・(それそれ!今回のターゲットは、超秘術の記憶が封印されているっていう灰水晶を探すことなんだ!!え?記憶が封印されているって、どういうことなんだって?疑うのも無理はない。なんでも古代人っていうのは、魔術めいた超科学の研究成果を現代みたいに書き記すんじゃあなくて、水晶に直接そのやり方を記録することが出来たっていうんだから、さすがの古龍も驚きさ)」やれやれ
パノ「聞いてます?記憶の呼び戻し方」
バルバラ「キャメロン様によれば、水晶に記録された投影の解除方法は、様々なやり方があるらしいですわ」
パノ「どんな?例えば」(下でゼルベスも興味津々な顔して見上げている)
バルバラ「暗号のような詠唱(チャント)を唱えたり、更に厳重な記録媒体だと、そういった暗号解読に加えて、呼び戻した記憶を誰かの脳裏に直接書き込むことで、投影を見ることが出来るオーパーツも存在すると言います」
パノ「アーカイブ。そう簡単にはさせない為ですね」ふむ~
ゼルベス「・・・・・・・(直接、脳に書き込むなんて・・そんな怖い表現、バルバラってば、どこで覚えてきたんだろう・・。パノと一緒に読んでるSF小説の影響だな)」んもぉ~
バルバラ「一体どのような秘術が封印されているのか・・気にはなりますが・・」
ゼルベス「我々の目的は、キャメロンに教えられたターゲットを破壊することだけだ。現代で制御出来ない超秘術は、持て余す火力の如し。すでに古塔や天廊はハンターの入植により、その叡智がホワイトギルドへ傾き、それ以外の遺跡はブラックギルドをはじめとする反体制派によって荒らされた。どちらにせよ、古代の超技術は兵器製造に利用されるというわけだ。余計な詮索は不要。触らぬ神に祟りなしだ(なんて・・ゼルベっちゃんも、ちょっと気になったりして・・)」
パノ「あとだったりして。盗まれた」
ゼルベス「いっ」(思わず心の声が出てしまう)
バルバラ「だとすればもうここには・・・・あら?」
ぽへぇ~~~~~~~~~~~ん
(地面より灰色の水晶の塊が「突き出ている」)
バルバラ「灰水晶の塊・・ではあれが・・・」
ゼルベス「だが・・・」
パノ「不自然過ぎですね。あからさまに」
ゼルベス「どうやらジェネシスオーパーツは、暗号に守られているだけじゃないようだな」
バルバラ「え・・・」
モゴモゴモゴモゴモゴ!!
(水晶が激しく揺れ動き、地面が盛り上がる)
ゼルベス「つまらない擬態はやめて、姿を見せろ(いいぞ。日常生活では縁のないカッコイイ台詞だぞ!ゼルベっちゃん♪)」
ドシャーーーーーーーン!!
ケショケショケショケショ・・・
バルバラ「大型の蠍・・」
パノ「灰晶蠍(かいしょうかつ)、アクラ・ジェビア(必殺技の名前を言う感じで大げさに発音する)甲殻種です。あれでも。暗黒団時代に「モンスター検定一級」を取得してます。これでも私」えっへん
ゼルベス「ふん。小賢しい(若い頃、セクメーアで見たことあるけど、そんな名前だったんだ・・。知らずにかじっちゃって、歯を痛めた覚えがあるや)」てへっ(これぞ名高い「炎王龍の照れ笑い」である。現代ならインスタ映え間違い無しだぞ!)
灰晶蠍「・・・・・・・・・・・・」カシャカシャカシャ・・(左右それぞれ横に並んだ二つの水色の「ちっさい目」でこちらを捉えている)
バルバラ「蜘蛛のような「つぶらな瞳」ですのね。地元のお方でしょうか・・」
パノ「野生ですね」
バルバラ「あのお方が、ジェネシスオーパーツの番人だということは、たいそう長生きをしてらっしゃることになりますが・・」
ゼルベス「それはないな。どう見ても普通種のそれだ」品がない
パノ「その希少な灰水晶を気に入ってしまったのかも。だとすれば」
ゼルベス「おっと。雑談してる場合じゃ~なさそうだぞ」
ザシューーーーーーーーーン!!
(両腕の鋏を地面へ突き刺す灰晶蠍)
バルバラ「威嚇行動?」
ふるふるふるふるふるふる・・
(まるで何かをチャージしているかのように尾先が震え出す灰晶蠍)
パノ「やる気ですよ。あいつなりに」むぅ~
FIIIIIIIIIIIIIIIIIIN!!
(尾先に付着した輝晶石から、紫色のクリスタル光線を発射する灰晶蠍)
パノ「おお~~~殺戮兵器ですね。まるで」感心
ゼルベス「それが小賢しいという」ブワッ(華麗なバックステップで難なく光線を回避する)
パノ「負けていないのでは?火力なら」
ゼルベス「言われなくても!!」
ブフォオオオオオオオオオ!!
(炎王龍十八番の火炎ブレスを灰晶蠍に浴びせるゼルベス。カッコイイぞ!)
モゴモゴモゴモゴモゴモゴモゴ
(本能的に「こりゃかなわん」と悟ったのか、慌てて地面に潜っていく灰晶蠍)
パノ「厄介ですよ。潜られると。出てきませんから。なかなか」
バルバラ「ジェネシスオーパーツを取り返せなくなってしまいますわ!!」
ゼルベス「ならば、そうさせないまで!!」ガブッ(尻尾を噛んだ)
ズボオオオオオオオオオオン!!
(尻尾を咥えあげ、地中より巨大な甲殻種を引っ張り上げる炎王龍。カッコイイぞ!)
ブーーーーーーーーン!!
ズシャアアアアアアアアン!!
(吐き捨てるように灰晶蠍を岩壁に向かって放り投げると、降参したかのように腹部を見せながら「ひっくり返る」)
バルバラ「勝負ありですわね」
パノ「お見事です。出番はなかったようで」カシャッ(炎王龍の「鬣の中に」隠していたAR-15型ボウガンをそっと元に戻す)
ひくひくひく・・ひくひくひく・・・
(ひっくり返ったまま「意味ありげに」痙攣している灰晶蠍)
パノ「むむ?」じーーーー
フィーーーーーーーーーーン!!
(尾先の輝晶石が、何かに反応したかのように光を放出し始め、徐々にその発光は強くなっていく)
パノ「・・・・・脱出です!!ゼルベス様!!」
ゼルベス「!?」
パノ「遠い所へ!!なるべく!!早く!!」
ブワッ!!
(言われるがままに両翼を大きく広げ、洞窟エリアを羽ばたいていく炎王龍)
バルバラ「パノ!!どういうことですか!?」ビュオオオオオオオ!!
パノ「結晶化したものなんです!!灰晶蠍の輝晶石は!!尾の分泌腺のひとつから分泌される体液が!!そしてそれは、他の分泌物が混ざると爆発反応をするんです!!」ビュオオオオオオオオ!!
ゼルベス「それほどの威力があるものなのか!?」ビュオオオオオオオオ!!
パノ「もしもですよ!?古代人が灰水晶を守る為、その中に揮発性及び引火性の高い助熱剤を混ぜていたとすれば!?」
ゼルベス「!!」
フィーーーーーーーーーーン!!
(本体が見えなくなるくらい発光する灰晶蠍の輝晶石)
カッ
ボガアアアアアアアアアン!!
ゼルベス「どうやらパノが正しかったようだ!!」ボガアアアアアアン!!(巨大な古代遺跡の中を飛ぶ炎王龍の背後より爆音が轟く)
ちら・・(飛翔しながら後方をゆっくり振り返る炎王龍)
フィーーーーーーーーーーン!!
(発光と共に追跡してくる紫光のビーム)
ゼルベス「!!」
バルバラ「危ない!!」フィーーーーーーン!!(眩い紫色の光に照らされ、同化して姿が見えなくなるビロード模様の紫蝶)
ゼルベス「クッ!!」
グオン!!
(急速に反転し、背中のパノとバルバラを庇うように両翼と四肢を広げる炎王龍)
パノ「ゼルベス様ぁあああああああああ!!!!!」
ゼルベス「畏れ多いぞ!!我は炎王龍ゼルベスなるぞぉおおおおおおおおおおお!!!!」
パキャーーーーーーン・・・・
(紫色の発光は、ゼルベスの全身に当たると同時に砕け散ってしまう)
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・・・・・」キラキラキラキラキラ・・・(紫に煌めく粒子越しに、魂を抜かれてしまったかのような表情をして呆然としている炎王龍)
パノ「ゼルベス様!!ゼルベス様!!」
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら
ショオオオオオオオオ・・・・・
(掌に赤紫色のオーラが立ち込めている)
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・・」ショオオオオオオオ・・
パノ「ゼルベス様ぁ~~~~~」グンッ
(鬣をおもいっきし引っ張り上げる)
ゼルベス「ぎゃあああああああああああああ!!!!」(鼻がひん剥かんばかりに顔面が縦に引き裂けそうになる)
パノ「ご無事ですか!?」
ゼルベス「・・・・・・・ああ・・。脱出するぞ!!」
ズゴオオオオオオオオン・・!!
(爆破の衝撃により、神殿内の両端にある大きい石柱が次々と「ドミノ形式」に倒れだす中、出口に向かって一直線に飛んでいく炎王龍。また同時に、神殿内の地面も地割れと共に崩落していく)
ゼルベス「UBUやBBBが見たら、さぞ興奮しそうなアトラクションだな」ドゴオオオオオオン!!
パノ「出口です!!」
ビュオオオオオオオオオオオオ!!
(広大なオレンジ色の乾燥地帯の空中に飛び出した炎王龍の下では、残丘上に建つ世界遺産規模の巨大神殿が、地盤となっている丘諸共、みるみるうちに崩れ去っていくのが見える)
バルバラ「間一髪でしたわね」
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・・・」バッサバッサ・・バッサバッサ・・
パノ「ゼルベス様?」
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・・・」バッサバッサ・・バッサバッサ・・
パノ「・・・・・・・・・・」グン(容赦なく鬣をおもいっきり引っ張り上げる)
ゼルベス「ぎゃあああああああああああ」(顔面が縦に引き裂けそうになる)
パノ「変ですよ。さっきから」ふぁっふぁっ(鬣を優しくグルーミングしてやる)
ゼルベス「いや・・・・そうだな・・・そうかもしれん」バッサバッサ・・バッサバッサ・・
パノ「??」
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ゼルベス「ターゲットの破壊を確認。任務終了だ。帰還するぞ、天空の島に」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(残丘と共に崩落していく謎の古代神殿越しに、空中より離脱していく炎王龍の小さな後ろ姿。その背中の上ではパノが振り返り、こちらに向かって手を振っている)
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/3(日)0時更新 「御伽噺じゃな」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も好きな人の前髪引っ張り上げながら読も見ようよ
「御伽噺じゃな」の巻
~ジャック・ザ・アイランド....

ぼこん

モグ雄「・・・・・・・・・」む~~~(手を「でこ」にかざし、上空を見上げている粋なモグラ)
??「あんた~。あんた~」(穴の中より「モグラ夫人」と思しき声が聴こえる)
モグ雄「なにぃ~?」む~~~(まだ空を眺めている)
ぼこん

モグ絵「また空ばっかり見て。どんぐりの一つでも取ってきてちょうだいよ。子供たちがお腹空かして泣き止まないのよ

モグ雄「俺さ・・小さい頃は学者になりたかったんだ・・」む~~~
モグ絵「はぁ?空見てるだけで、どんぐりが貰えるなら、みぃ~んな学者になるよ

モグ雄「見えた!!」
モグ絵「なにがさ?鳥かい?」
モグ雄「違うよ!!島だよ!!島!!」
モグ絵「まったく・・・今度は小説家にでもなろうっていうの?」
モグ雄「天空の島は本当にあったんだ!!ひゃっほぉ~~~♪」
モグ絵「いい加減におし!!夢ばっか見てないで現実を直視しな!!」ぱぁ~~~~ん

むんずっ

ずるずるずるずる・・

モグ雄「浮島の底・・・・人間かな・・・」じーーーーーー(大きく頬が腫れたモグ雄の瞳に投映される青空と雲)
ゴオオオオオオオオオオオ
(無数に広がる雲の上に浮かぶ、円錐をひっくり返したような形の巨大な浮島)
びゅおおおおおおおおおおお!!
(逆さになった急勾配な崖錐の側面は、断層が剥き出しになっており、そこをよぉ~く見ると、崖上よりロープに吊るされた「ちいちゃい翁」の姿が見える)
キャメロン「ほっ!ほっ!」しゅたっ


ひょおおおおおおおおおおおおおお
(対流圏ならではの冷たい風が、崖を降っていく翁の体を揺さぶる)
キャメロン「おりょ~~~~~~」カサカサカサカサ

たしっ

キャメロン「ふ~~~~~~~~

ずるん

キャメロン「ほりゃ~~~~~!!」ブーーーーん

かてぃ~~~~~~~~~ん

(見事ピッケルで岩を突き刺し、安定を得る翁)
キャメロン「ふぅ~~~~~~~・・・金のたまごの欠片から、ピッケルを作って正解じゃったな

ぼろぼろぼろっ・・

(ピッケルを突き刺した周りの石屑が落ちていく)
キャメロン「・・・・・・・・・・・」ちら(何気なく下を覗く翁)
ひょおおおおおおおおお・・・・
(雲の切れ目から真下に見える大陸は遥か遠く、今自分がいる高度がどれだけ高いか確認出来る)
キャメロン「・・・・・・・・・・・」ぶるっ
??「どした?しっこでもちびったか?そげな所で」(クセのある訛り声が後ろから聞こえる)
キャメロン「黙っとれ、トビー」むっ(としながら振り向く)
ふぁたふぁた・・ふぁたふぁた・・

トビー「ここじゃオムツの交換は出来ねぇかんな。手ぇ・・じゃなくて、翼、貸してやろか?」ふぁたふぁた
キャメロン「余計なお世話じゃ」ぷい
トビー「上でママガーグァが心配してっぞ?おめぇさんのそのロープを口に咥えたままな」ふぁたふぁた
キャメロン「岩に括るより、よほど信頼がある。それより何しにきたんじゃ?今更その飛行能力を自慢しにきたわけじゃあるまいて」しゅたっ


トビー「怒るでねぇ。俺だって心配してっど。爺さん、こげなとっから落っこちて、下の島に帰っちまうんじゃねぇかってな。そんだら、誰が俺の大好きなタマゴサンドさ、作ってくれるだ?」ふぁたふぁた
キャメロン「その時はまた、食生活をスカベンジャーの頃に戻せば良かろう」しゅたっ


トビー「巷で話題のビ~ガンってわけじゃねぇげど、菜食主義ってのも悪くねぇ。それも金のたまごの味を知っちまったら、生半可な肉じゃ勝てっこねぇときたもんだ。メ・ゼポルタ(へんてこりんな発音で)みでぇな華やかな都市のホルクなら、高級なミートさ食べとうと思うが、肉の食い過ぎは食物連鎖を破壊しかねねぇ。そう教えてくれたのもあんただ。キャメロン爺さん」ふぁたふぁた
キャメロン「お喋りホルクめが。おい、悪いがポッケから虫眼鏡を取ってくれんか?」(左手にピッケル、右手で石を掴んで安定を保っている為、動けないようだ)
トビー「いいども。人助けっちゅうんは好きなんだ。おせっかいともよく言われっけどな」ふぁたふぁたふぁた(翼をほどよく羽ばたかせ、翁の腰辺りに高度を下げる)
はむっ

トビー「へいほぉ~(成功~♪)」ふぁたふぁたふぁた(虫眼鏡を咥えたまま高度を上げ、翁の右手に虫眼鏡を持たせてやる)
キャメロン「サンキュ~」たしっ

トビー「こげな所の地層見て、何が分かっだ?あ、珍しい化石だろ?絶滅種とか」ふぁたふぁたふぁた
キャメロン「それよりも、もぉ~っと珍しい物じゃよ」むむ~~~~(レンズ越しに覗く目が「まあるい」)
キラキラキラキラキラキラ

(崖を形成する岩の表面で煌めく砂の微粒)
キャメロン「こいつは・・・・トビー!!ワシを支えるんだ!!早う!!」
トビー「藪から棒になんだって?高血圧起こしても知らねぇぞ」はむっ

キャメロン「よし・・・むん!!」ずしゅっ

トビー「むむむむむむ・・!!」ふぁたふぁたふぁた!!(荷重が増したせいで、より翼を羽ばたかせて安定させる)
キャメロン「いいぞ・・そのままじゃ・・・・どりゃあああああああ!!!!」ぶーーーーーん

こてぃ~~~~~~~~~ん

(煌めく岩部を叩くも弾き返される)
トビー「むぬぬぬぬぬぬぬ!!」
キャメロン「頑張るのじゃぞ、トビー。今の感触で次の一撃をどの程度の強度にすればよいか理解することが出来た。昔取った杵柄じゃ。よぉ~く見ておけ」
ガッ

トビー「??」ふぁたふぁたふぁたふぁた
キャメロン「あいやぁあああああああああ!!!!」
バショーーーーーン
バショーーーーーン

バショーーーーーン

(振り上げたピッケルから、溜め斬りの大剣みたく闘気のエフェクトが迸る)
キャメロン「覇りょおおおおおおおおお!!!!」ドシューーーーーーン!!(爺さんから凄まじいオーラが発せられると同時にピッケルを力強く振り下ろす)
こきぃーーーーーーーーん!!
(星屑のような火花と共に岩の一部が欠ける)
キャメロン「よく見ておれ」
トビー「??」ふぁたふぁたふぁたふぁた
ぷわぁ~~~~~・・・・・・(落下するはずの石の欠片が宙に浮かんでいる)
トビー「いーーーーーーーー!?」バサバサバサバサ

キャメロン「ご苦労じゃったな。おかげでこの島の謎が解けた」ぱしっ

トビー「??」ふぁたふぁたふぁたふぁた
GOOOOOOOOOOOO!!
(二人の頭上を飛んでいく炎王龍と思しき赤い古龍の影)
キャメロン「あちらさんもお帰りのようじゃ。どれ、ワシらも島に戻ろうぞ」
トビー「??」ふぁたふぁたふぁたふぁた(わけが分からないまま、翁の後ろ襟を咥えたまま浮上していくホルク)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~天空の島....

コケェ~~~~~~~~~~~
(大草原の奥地で「首を長くして」鳴いている巨大なママガーグァの姿(頭上には普通サイズの「ボクガーグァ」を乗せている)。そんな長閑な花畑エリアの中央でピクニックシートを広げ、清潔感のある純白なビストロシリーズに着替えたキャメロンと、同じく紫色のパティシエシリーズを纏ったパノが、おそらくボクガーグァが産んだと思われる金のたまごを一生懸命剥いては、その金色の殻をおっきめのボールに入れていく。その作業を嬉しそうに眺めるトビーと、仏頂面した炎王龍が見守っている)
キャメロン「それじゃあ、ジェネシスオーパーツの破壊には成功したんじゃな?」むきむき(でかめの金色たまごを上手に剥くキャメロンが被っているコック帽には、肉球マークが記されておらず、代わりに「G」と、でっかく刺繍されている。おそらく「GSSK(ゴッド山菜組合)」の「G」だろう)
パノ「です。が、ゼルベス様が浴びてしまいました。爆破と同時に放出された珍妙かつ面妖な光を」むきむき(同じく上手にたまごを剥くパノが被っている、やけに「もこもこした」コック帽にはバルバラがブローチのようにとまっている)
キャメロン「なに・・?ゼルベス、それは本当か?」むきむき
ゼルベス「ああ。外傷といったような異常はないが・・・これを見ろ」スッ・・(でっかいお手の掌を見せる)
トビー「なんだべ?相変わらず立派な爪だな」
ショオオオオオオオオオ・・・
(ゼルベスの掌から赤紫色をした炎のようなオーラが上がる)
バルバラ「普通の龍エーテルとは違うようですね」
ゼルベス「うむ・・。実はこれと同じエネルギーを神界の戦いで創出した経験がある」ショホオオオオオオオ・・(静かに沸き起こる紫紅の焔をまじまじと見つめている)
キャメロン「興味深い。詳しく聞かせてもらえんか?」むきむき
ゼルベス「神界にて対峙した禁忌の龍が起こした、膨大な熱量を持つ火属性エネルギーに、俺の龍属性エネルギーを衝突させ、新たな属性エネルギーを創出することに成功したんだ」
パノ「即ち。それは?」むきむき
キャメロン「化合属性・・・じゃな?」ぱりっ(最後のひと剥きを実にかっこよく終える)
ゼルベス「そうらしいな。他の連中は、この化合属性を「龍焔」と呼んでいた」
バルバラ「他の・・・」
パノ「その仲間たち。UBUさんと」
ゼルベス「最も、俺は敵を倒すことに夢中で、その時のことはあまり覚えていない。だが、その時の俺は、禁忌レベルに等しい火力を奮うことが出来たのも事実だ」
キャメロン「ふむ・・・・・」
パノ「お考えですか?どう?」ぱちくり(眠たそうな「たれまある」の目をそうさせながら問う)
キャメロン「その戦いの時、体表に帯びた化合属性の粒子・・正確には放射性物質じゃな。僅かだが、それが未だに付着していたのだろう。その赤紫色の属性エネルギーは、お前さんが本来持っている古龍の強大な龍属性エネルギーと、その放射性物質が混合して出来上がった、新たな化合属性エネルギーじゃろうて」
ゼルベス「・・・・・しかし、なぜ今頃になって、再び創出が可能になったのだ?」
キャメロン「なぁ~に簡単なことじゃ。灰水晶から開放された記憶が光となって、お前さんの脳裏にインストールされたからじゃよ」
ゼルベス「なっ・・」
パノ「覚えあります?そんな記憶の投影を見た」
ゼルベス「いや・・。確かに光を受けた後、一時的に意識を失った気はするが・・・」
キャメロン「おそらく灰水晶に封印されていた秘術とは、化合属性の創出方法についてだったのじゃろう。そして偶然にも、お前さんは過去に同じことをやってのけていた」
バルバラ「つまり資質のあったゼルベス様には、投影による説明は不要だったと、ジェネシスオーパーツ側が判断した・・ということでしょうか?」
キャメロン「じゃな。理屈はどうあれ、無意識に化合属性の創出を制御出来るようになったんじゃろう」
ゼルベス「・・・・・・・・・・・(うっそ・・・ゼルベっちゃんってば、分かってたけど、やっぱりすごい古龍だったんだ・・・でもでも!!どうしよう・・すごい歓喜の叫びをあげたい・・!!)」ぶるぶるぶる

トビー「そっだら、そのどえらい力を自分で好きに起こせるっちゅうわけか?」
キャメロン「やってみぃ」
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・・」スッ・・(掌を静かに掲げる)
ドウーーーーーーーーン!!
(ゼルベスの左腕が紫紅の龍焔に包まれる)
キャメロン「なっ。制御出来とるじゃろうて」
ゼルベス「・・・・・・・・・・・・」ワナワナワナワナ・・
パノ「すごいです。はっきりいって」パチパチパチパチ
ゼルベス「イイイイイイイイイイイイ♪♪♪♪」(感極まる衝動から、顔面が首振り人形みたく激しく痙攣する)
パノ「ゼルベス様?」きょとん
ばちぃ~~~~~~ん

(その龍焔を纏った左手で、自分をびんたして自制心を取り戻すゼルベス)
ゼルベス「これでまた、大陸の王に一歩近づいたというわけか」(涼しい顔して尊大に振る舞おうとするも、まだ少しだけ顔面が痙攣してる事から、余程嬉しいことが窺える)
トビー「そりゃめでてぇ♪お祝いのたまごサンドさ、食って、お祝いせにゃ♪」イイイイイイイイ♪(みんなが会話している隙に、感極まり、再び小刻みに震えるゼルベスの後ろ姿)
パノ「パンどうぞ。帰りの道中、街に寄って買ってきたやつ」とすん

キャメロン「待て待て。お祝いはもうひとつあるぞ」とんとんとんとん

バルバラ「あら。なんですの?」イイイイイイイイイ♪
トビー「あ、分かっただ。さっき見つけた、宙に浮く不思議な石のことだっぺ?」ばちぃ~~~~~~ん(おそらくゼルベスが自分の頬をひっぱたいた音だけが聴こえる)
ゼルベス「不思議な石?なんだそれは」(頬だけが部位破壊されたみたいにボロボロになっているも、実にすました顔して聞く)
キャメロン「これじゃ」スッ・・(ポッケから何かを取り出してみせる)
ぷわぁ~~~~~・・・・・(何やら表面が綺羅びやかに輝く小石が宙に浮いている)
ゼルベス「なっ・・・・・」
バルバラ「浮いている・・・・」
トビー「なっ?驚きだべ?」
パノ「不思議なもの。何処で発見を?」ぷわぁ~~~~・・(目の前で浮いている小石が、まんまるなパープルアイリスの瞳に投映されている)
キャメロン「この島の絶壁からじゃよ。ようやくこの島が何故、浮いているか分かった♪」とんとんとんとん(嬉しそうにゆで卵を微塵切りにしていく)
バルバラ「では、これと同じ性質の石が、島の底の断層に・・・」ぷわぁ~~~~
トビー「不可思議な天然素材もまた、大陸の神様からの贈り物だっぺ♪」
ゼルベス「なるほど・・・・」
パノ「・・・・・・・・・・」む~~~
ゼルベス「どうした?パノ(考え事してるパノの顔って、口がへの字口になってるから、ちょっと笑っちゃう)」クックックックッ・・(必死に笑いを抑えている)
パノ「分かりました。今、はっきりと」
キャメロン「なぁ~にがじゃ~~♪」とんとんとんとんとん
パノ「なぜ、天空の島を目指したのか。ダニエル・カペラが」
キャメロン「!!」すこぉ~~~~ん

パノ「ついでだったんですよ。金のたまご収集は。彼女にとって」
キャメロン「ということは・・本当の狙いは・・・・この石だったのか・・」ぷわぁ~~~~・・
バルバラ「だとすれば、暗黒商会は必ずこの島に戻ってきますね。どんな手段を使ってでも」
キャメロン「・・・・・・・・・・・・」
トビー「とんでもねぇ~悪い連中なんだべ?そいつらって」
パノ「大変です。彼女に渡ったら。重力に反発する「負の質量」を持つ鉱石が・・」
キャメロン「・・・・・・・。実はな、それがかねてよりの懸念じゃったんじゃ。あの悪辣な野心を抱く者達が、再びこの天空の島に来ないかどうか・・・今も不安でしょうがない

トビー「トワイライトシンドロームじゃあなくでが?」ちがうわぁ~~

ゼルベス「ジャック・ザ・アイランドの場所と、この島の実存確認も知れているしな・・。しかも時勢は大航空時代へと突入した今、連中がこの島を嗅ぎつけるのも時間の問題というわけか・・」
トビー「そっだら悪党、ゼルベス様達やママガーグァの相手じゃねぇべ!!」
パノ「すんごい数の飛空船で来たら?火力兵器満載の」
トビー「・・・・・・・・・・・」ぞぞぞぞ~~~~
キャメロン「この島を守る防衛手段が必要じゃな・・」ふむ~
トビー「ほら、パノ!おめぇ達がよく使ってる、けむり玉とかっちゅうやつで、島全体を雲みてぇに擬態さすとか、どうだっぺ!?」
パノ「どこにあります?島全体を覆わせる量のけむり玉が」
トビー「・・・・・・・・」しょんげり
ゼルベス「・・・・・・・(トビーの案、すごいって思ったのに・・。パノったら、真っ向から否定して。可哀想なトビー・・。ファイト!!)」
バルバラ「邪悪な意志を寄せ付けず、かつ、この島が自由に動けたら・・・」
キャメロン「御伽噺じゃな」やれやれ
トビー「ゼルベス様みでぇな、古龍種ならできっぺ!?」
ゼルベス「・・・・・・・(出来ることならそうしてあげたいけど・・・ゼルベっちゃん、なんて無力!!)」きぃ~~~~~~(ハンカチを噛んで悔しがる、今日は何時になく感情の起伏が激しい炎王龍)
キャメロン「そんな都合の良いモンスターなど・・・・・・ん・・?」(辺り一帯が巨大な影に覆われる)
コケェ~~~~~~~!!
(遠くからこっちの空を見上げて叫んでいるママガーグァ)
パノ「なんです・・?」ちら

ヤマオモイ「お~~~~♪ここが噂の天空の島じゃな♪」ふおんふおんふおんふおん(パノ達の頭上に浮かぶ、まさしく浮岳龍)
ゼルベス「えーーーーーーーーーーーーーー!!!!」(両目を飛び出して思わず我を忘れて叫ぶ)
キャメロン「ヤ・・ヤマツカミ・・・の知的生命体種じゃと・・!?」そそくさ・・(と、パノはゼルベスの懐に隠れる。おそらく「吸い込まれる」のではないかと危惧した防衛本能からであろう)

ヤマオモイ「ふおっふおっふおっふおっふおっふおっ♪」ドゥンドゥンドゥン♪(浮岳龍の口元では「例の」大雷光虫がご機嫌なビートを奏でている)
To Be Continued


次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
9/5(火)0時更新 多分なんでしょうか・・なぜなに★あたモンでしょうか

をお送りいたします♪うんだらさ!!次回もゆでたまごをホームランボールだと思って噛み締めながら食べ読も見よう

MHOアクラと17万人突破の祝辞を述べよう(^o^)
ホントだって。したんだって。
おやおや。今日もまた行商人が何かを疑われているようですが、一体何を「したん」でしょうか?
そう・・それは・・
ご来訪者数「ザ★17万」突破なんですって
って、嘘じゃなかったんですね。行商人は基本的には良いやつなのですが、きっとコミュニケーション能力に問題があるのでしょう。そんなことはさておき、17万突破なんですって(二重カウントとかなし)
それもこれも、ありがたぁ~い(自販機の「あたたかぁ~い」の言い方で)読者様がいるからこそであり、いわばこの17万という数字は、チンケな作者ではなく、読者の皆様方が成し遂げた偉大なる数字なのでありますそして来訪してくださった「激アツな皆様方」に、心からお礼申し上げます
へこりとな
そして今後も皆様方に愉しんで頂けるよう、より「激アツ」なあたモンワールドを展開していくことをここに近いますなんちゃってまぁ
というわけで、上手に祝辞を「述べれた」ところで、今日のなぜなに★あたモンのおコ~ナ~は、先日ゼルべっちゃんがとある遺跡内でエンカウントした、「灰晶蠍(かいしょうかつ)!!アクラ・ジェビア!!(必殺技を言うみたいな感じで)」のMHO版を見てみましょうとのことで、まずはありがたぁ~い(自販機の「あたたかぁ~い」の言い方で)狩猟動画にリスペクトを払いつつ、見て観てみましょうそうしよう♪
どう・・えしたか?さぞ、えしたでしょうにえ?よくこの台詞を言うけど、「えした」ってなんだ、クソ野郎
ですって?いいでしょう。本日は17万というめでたいこともあったので、教えてやらんこともなかろうもんです
答えは至極簡単。「えすか?」と聞かれたら「えすよ」と答えるように、「どうえしたか?」と聞かれたら、「すごく良かったです」というのもなんなので、敢えてのオウム返しで感嘆の意を込める「えした」なのです。作者はこの因果関係を「えすかえすよの関係」と古くから呼んでいます。「あんたがさっきから何を言ってるのかさっぱり分からない
」ですって?そうでしょう。それも含めての「えすかえすよの三段活用」なのですから。
すごく閑話休題
前回のストーリーモードで登場したアクラ・ジェビアは、このMHO版を参考にしました。以前MHFで受けた印象より、画質が向上しているMHO版ジェビアの方が、遥かにインテンシティに溢れてみえたことが大きいでしょうか(ストーリー中で見せたビーム等、Fでいう特異個体に近い攻撃モーションをデフォルトで搭載)。今回は残念ながら?普通種での登場であった為、完全なるやられ役に徹してしまったわけですが(しかも相手はゼルベス)、いずれ対をなすヴァシムと揃って登場させるのも乙でしょうか(でもそれを言い始めたら、対になってるモンスターはMHFにはすごく多いので、別にアクラじゃあなくても・・)。
余談ですが、我々の現実世界での蠍は
節足動物門>鋏角亜門>クモ網>サソリ目
なのですが、アクラは原種、亜種共に甲殻種で、その後に登場することになった鋏角種ではありません(とは言っても、鋏角種自体も、現時点ではネルスキュラの原種と亜種のみ)。それもそのはず、アクラの登場はヴァシムがシーズン3.0、ジェビアがシーズン3.5と、共に2008年登場だったのだから、気づけばアクラもかなりの古株になっていたのですね。ナンバリングタイトルに登場するモンスターに関しては、「王立古生物書士隊著」なるハンター大全やその他の書籍を通して学ぶことが出来るのですが、Fオリジナルとなると、文献ではなかなか拾いずらく、ゲームシステム以外での生理的・生態的特徴を学ぶのが結構大変ですWIKI等でも出典が曖昧なものが多く、オフィシャルのフロンティア通信に頼ろうとも、過去に出版されたものとなるとなかなか調べにくいので、Fモンスターは正直「やりずらい」です
Fも今年で10週年なんだから、オフィシャルでFモンスターだけの「辞典」を出版して欲しいものです
ロイヤルアカデミー(王立学術院)にクレームを言わなきゃ
そんじゃこんじゃで今日もエンディングでぇ~す
ホントだって。近々、俺も出るんだって
何に出るんでしょうか?行商人フェス?
なぁ~んて、今後のストーリーモードでいよいよ彼も登場しますランキング参加中です♪皆様の「運搬心(うんぱんごころ)」溢れる一票で応援して下さいね
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/7(木)0時更新 「ユクモからはじめよう♪」の巻
をお送りいたします♪ほんじゃあさ!!次回もサソリみたいに「のしんのしん」と街を練り歩きながら読も見ようよ
「ユクモからはじめよう♪」の巻
~明け方、大砂漠....


・・・・・・・・・・・・・・・
(死んだように口を開けながら停留している、砂上弩岩級戦艦「バトラス艦」)
ばかぁ~~~~~ん

(背甲のハッチが開き、中から黒いTシャツを着たトレジィタイプのおじいさんが出てくる)
すっ・・(「紅の砂山」の上で、徐に体育座りをする翁。黒いTシャツには「NICE☆SHOT!」と書かれている)
砲撃ジジイ「・・・・・・・・・・・」ぼけぇ~・・(サングラスに日の出を投映させ、虚ろな表情を浮かべながら広大な砂漠を見つめているお爺さん)
はっ

砲撃ジジイ「いかんいかん。こういうのなんていうんじゃったか・・・トワイライトシンドロームじゃ。そうそう。「しっこ」をしにきたんじゃったな」よいしょっとな

ぽへぇ~~~~~~~~~~~ん
(ハッチの横にラグビーボールサイズの「どんぐり」が置いてある)
砲撃ジジイ「ここは砂漠じゃ。ヤシの実ではなさそうじゃが・・」むんず

ぱこっ

砲撃ジジイ「獣人特有の「どんぐり便」か・・・・しかし一体誰が・・」
かしょり

砲撃ジジイ「・・・・・・・・こりゃいかん。元帥に報告せねば」
ひょっ

ひょっ

し~~~~~~~~~~
(日の出を迎える大砂漠を背景に、「紅の砂山」の上から用を足している翁の後ろ姿)
ふむ・・・・・(コクピットの操縦席にふんぞり返って座り、感慨深げに手紙を見つめている砂漠のヴィランことショットリーパー。相変わらず顔の十字痕が痛々しい)
ショットリーパー「・・・・・・・・・・・・」ふむ・・(顔の傷をおさえながら、いっちょ前に何かを考えているらしい)
ふぁ~~~~~あ・・・(でっかいあくびをかましながらコクピット内の地べたに腰を下ろしている三大翁)
燃焼ジジイ「ふぁ~~~~~あ・・・」ぼりぼり
操舵ジジイ「中身は二つだけじゃったのか?」
砲撃ジジイ「はぁ?なんじゃって?」
操舵ジジイ「だから手紙と小袋だけじゃったのかと聞いておる」
砲撃ジジイ「そうそう。しっこをしに行ったら置いてあったぞい」
操舵ジジイ「そんな大それた真似をする奴といえば・・」
ショットリーパー「ああ。手紙の差出人はニャン=ジュストだ」ふむ・・・
操舵ジジイ「やはりな」えっへん
砲撃ジジイ「元帥はなんて言ったんじゃ?」
燃焼ジジイ「ふぁ~~~~~あ・・・」ぼりぼり
ショットリーパー「ニャン=ジュストめ・・。解放戦争で我らを利用し、その隙に地盤を固め、今度は自軍の戦争に我らを援軍として迎え入れたいとぬかしてきおった」
操舵ジジイ「まったく都合のいい奴じゃ。ワシらをはじめとしたフィールド勢力同士をぶつけようと、散々せこい奸計を仕掛けてきたくせに、自分たちが不利と分かったら媚び諂うとはな」
燃焼ジジイ「その見返りが、小袋の中身かぞい?」ふぁ~~~あ・・
操舵ジジイ「いにしえ麻薬・・。たったこれっぽっちで、砂漠の艦隊を動かそうと?フザけた奴じゃな」ふん
ショットリーパー「最高級のブツらしい。同盟の暁には、一億ゼニーに値するいにしえ麻薬を提供すると手紙には書かれている。どう思う?」スッ(手紙を操舵ジジイに手渡す)
操舵ジジイ「・・・・・・・・・・。ニャン=ジュストの直筆かのぉ・・・それにしても、ここまで阿る文体を書けるとは・・・以外じゃな」スッ(他の翁に手紙を見せる)
ショットリーパー「クルセイダーズと帝国軍から成る共同戦線を相手に、余程分が悪いと見える。或いは援軍を餌にした時間稼ぎか・・」ぼりぼり(顔の傷の疼きを抑えるように掻き散らす)
燃焼ジジイ「アクアパラダイスモーテルは何をしとる?」ふぁ~~~あ・・
操舵ジジイ「現地には軍を派遣しているらしいが、何分相手が相手じゃ。様子を見ているのじゃろう」
ショットリーパー「フェイリンメイリン国の目的は交易だろう。対し、モーテルの武器はヒロインドミネーションだ。その生物兵器同等のパフュームを連中は手に入れたいのさ。そこで問題なのが、フェイリンメイリン国が交易品と提示している、このいにしえ麻薬を何処から手に入れたきたかということだが・・」スッ(操舵ジジイが持っている小袋を取って掲げる)
砲撃ジジイ「・・・・・・・・・」とことことこ(小袋の方へ徐に近寄ってくる)
ショットリーパー「??」
すぅ~~~~~~~~~~

(袋を広げ、おもいっきり「中の粉」を吸引する砲撃ジジイ)
ショットリーパー「おいおい」
燃焼ジジイ「おお。今日は調子がいいらしい」
砲撃ジジイ「ぶはぁ~~~~~!!元帥の言うとおり、こいつは相当な高級品じゃぞい!!製造元は・・・ブラックギルドじゃな」くぅ~~~

操舵ジジイ「なに・・?ということは、フェイリンメイリン国は暗黒商会とも繋がっているということか?」
砲撃ジジイ「邪龍教、タラスクギルドが水没林に入ったという知らせは本当じゃったということじゃ。不可解なのは、なぜニャン=ジュストが国家の大枚を叩いてまで、いにしえ麻薬などに手を出したかだ」
燃焼ジジイ「まともなことを言うておる。向精神薬というのは、ボケにも効くのか?」
操舵ジジイ「暗黒商会傘下のタラスクギルドと交易を通して、暗黒団を自軍側につけようという魂胆じゃないのか?」
砲撃ジジイ「それにしては金銭的デメリットが大き過ぎる。元帥、手紙には一億ゼニー相当のブツを提供すると書いてあったのじゃよな?」
ショットリーパー「ああ」
砲撃ジジイ「ということはじゃ。連中はそれ以上のいにしえ麻薬を保持していると考えていいじゃろうな。つまり、フェイリンメイリン国の現在の資本はゼニーにあらず、いにしえ麻薬にあるとみた方がいいじゃろう」
燃焼ジジイ「よぉ喋るし、おまけに耳もよくなっとる。ワシも吸ってみようかのぉ・・」
砲撃ジジイ「噂では、大国シュレイドが滅びた時もまた、タラスクギルドの影があったという。黒龍がシュレイドを襲撃する直前、国家の財宝を盗んでいったのは、他でもないタラスクギルドだとな。その金品を資本に結成されたのが、今の暗黒商会だとする陰謀論もよく耳にする。つまり、邪龍と暗黒商会もまた、何処かで繋がって・・・・・・」(みるみるうちに顔が青くなっていく)
燃焼ジジイ「どうしたんじゃ?」
うげええええええええええええ

(虹色の汚物を吐く砲撃ジジイ)
操舵ジジイ「長くは持たんかったようじゃな」
燃焼ジジイ「なんじゃ。所詮、夢現の劇薬じゃな」
ショットリーパー「大国シュレイドの栄華は、一夜にして黒龍によって奪われた。フェイリンメイリン国もまた、同じ運命にあるのかもしれんが・・・歴史などに興味はない。俺の狙いは、あの女共の首だ」ぼりぼりぼりぼり(掻きむしりすぎて古傷から血が滴る)
操舵ジジイ「ユクモのUBU、そして・・」
燃焼ジジイ「オクサーヌ・ヴァレノフじゃな」
ショットリーパー「手紙にはこうも書かれていた。水没林での戦火が広まれば広まるほど、クルセイダーズのハンター、そしてウィンターナイツもまた、血肉を求め彷徨い歩くワイバーンのように集結してくるだろうと・・・どうやらニャン=ジュストは俺のことをよく知っているようだ」ガリッ

操舵ジジイ「噂では渓流内でクルセイダーズとウィンターナイツが、一触即発の事態だったとか・・」
燃焼ジジイ「共同戦線を張っているクルセイダーズと帝国軍が弱ったところを狙いに、凍土が現れる可能性は高い・・・・」
ショットリーパー「バトラス艦発進だ!!水没林をクルセイダーズの血で埋め尽くし、必ずや凍土をも滅ぼしてくれるぞ!!」
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~SBI(特別捜査局)本部....

どすんどすんどすん・・
(一頭の雷狼竜が、アリーナサイズの巨大な門に向かって歩いて行く。おそらくこの本部は、古の砂漠の民が闘技場として使用していた遺跡をリサイクルしているのであろう。また乾燥地帯であることから、砂原地区及びロックラックからは、それほど遠くないと思われる)

アイオロス「ああ、暇」どすんどすん

スパルタ兵みたいな門兵「ご苦労様であります!警部殿!」びしっ
アイオロス「ここのところ、ケルビを捕まえるどころか、何もしちゃ~いないよ」ふぁ~あ
門兵「平和な証拠です。出来れば警部には、ずっと本部にいてもらいたいものです」にこ
アイオロス「仕事がなくなったら、霊峰に帰るのもいいかもね。君、出身は?」
門兵「ロックラックであります!生まれてこの方、砂漠を出たことがありません!!」びしっ(と、敬礼をかますその顔はすごく乾燥肌である)
アイオロス「潤いは心にも必要だよ。いつか渓流を訪れてみるといいよ。ご家族は?」
門兵「妻と二人の息子がいます。次の休暇は是非、渓流に行ってみたいと思います」にこ
アイオロス「観光協会のツアーでユクモに滞在するといいよ。ほとんどの村人は問題ないから心配ない。そう、ごく一部を除いて」ぼそ
門兵「??」
アイオロス「ナイトクルーガーは?」
門兵「先に警部のお部屋にお通ししてます」ぐいっ

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(大げさに開かれる巨大ドア)
アイオロス「今日のランチ、何か聞いてる?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
門兵「オツカレーです!!」
アイオロス「疲労回復にはいいメニューだ。こう暑いと、クーラードリンクの飲み過ぎで下痢になりやすい。って、辛いもの食べたら余計に下痢が酷くなるか・・」どすんどすん・・
門兵「クーラーミートに変えたらどうです?」(入り口越しに語りかける)
アイオロス「名案だ。涼しさと一緒にタンパク質も摂れる。シェフに言って、今日のカレーに入れてもらおう」グッ(振り返りサムズアップしてみせる雷狼竜のエージェント)
門兵「楽しみにしてます♪」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
ばたぁ~~~~~~ん

(ドアが閉じる音と共にスキップしながらダンジョンのような廊下を陽気に歩いて行く雷狼竜のエージェント)
アイオロス「他にカレーに入れたら楽しいのは・・・サソリスカラベか!でもそれじゃあ、同じ虫であるナイトクルーガーの自尊心を傷つけてしまうな・・。肉食って、ものの考え方からして、暴力的なんだなぁ・・。いっそベジタリアンにでも・・・ビーガンなジンオウガっていうのもオシャレかも♪」どすんどすん♪(軽やかに四肢を弾ませながら歩いて行く)
ぼちっ

ずがーーーーーーーーん

(隠し部屋みたいなドアが上方向に「素早く」開く)
アイオロス「ナイトクルーガー。提案があるんだ。今日のカレーを最後に、僕はベジタリアンになろうと思うんだが・・・って、ナイトクルーガー?」
きょろきょろ(よく整理された石造りの巨部屋を見回す)
アイオロス「・・・・・・・・・。そんな所にいると、燃えちゃうよ」じーーー(シャンデリアタイプの松明を見上げる)
こそり

ナイトクルーガー「ちぇ。あともう少し見つけられなかったら、光ってやろうと思ったのによ」しゅぼっ(虫用の葉巻を咥え、松明の火を点ける)
アイオロス「そんなことしたら、この部屋で大暴れしてやる」ふん
しゅとっ

ナイトクルーガー「んなことよりよ、ロックラックからおもしれぇ情報を仕入れてきたんだ」ふかぁ~~
アイオロス「中央捜査局から?なにを?」
ナイトクルーガー「水没林に入ったDEAエージェントが早速捕まったらしい。連中に情報を提供したのは警部だろ?」
アイオロス「そんな・・・それで?グレイは無事なのかい?」
ナイトクルーガー「そのようだ」ふかぁ~~~
アイオロス「良かった・・。情報源は?」
ナイトクルーガー「フェイリンメイリン国内部からだ」
アイオロス「・・・・・ロックラックまで、届くということは・・・」
ナイトクルーガー「な、おもしれぇだろ?」
アイオロス「SBIの獣人工作員は派遣していないし・・・一体、誰がギルドにリークを?」
ナイトクルーガー「さぁな。だが、ギルドがその情報を受け、ナイツに救出作戦を依頼したって噂だ」
アイオロス「強行か・・・無事に事が運べば・・・・待てよ・・」
ナイトクルーガー「どうした?ナイツが信用出来ねぇってか?秘密工作は連中の十八番だろ」
アイオロス「そうは言っても、相手は獣人から成る独立領土だ。百戦錬磨のナイトだって、そう簡単には入国できないだろう。強引に事を運んで、フェイリンメイリン国に救出作戦がバレでもしたら、グレイ達の身が危険だ。或いは正式に、人質交換の要請をしてくるに違いない」
ナイトクルーガー「その為に投獄してるんだろ?ギルドとの抗争に備えた切り札として」
アイオロス「だからさ。彼らにとって機密事項ともいえる情報をリークしたのは誰か・・気にならないかい?」
ナイトクルーガー「ギルドに情報をリークをして得をする連中が、フェイリンメイリン国の中にいるってことか・・・」
アイオロス「そういうこと。僕ら以外にフェイリンメイリン国に工作員を潜入させている組織がいるって証拠さ」
ナイトクルーガー「それはつまり・・・」
アイオロス「水没林には以前からクルセイダーズと帝国軍が駐留している。そしてそのどちらにも、優秀な獣人兵が在籍しているのも確かだ。だとすれば、このリークには多くの意味が含まれていると思わないかい?」
ナイトクルーガー「??」
アイオロス「僕らがDEAを盾にフェイリンメイリン国の悪事を明るみにして、正当な形で彼らを壊滅したいと思っているように、彼らもまた、僕らの突入を待っているのさ」
ナイトクルーガー「彼らって、クルセイダーズと帝国軍か?」
アイオロス「外部からの突入が無理なら、内部から崩せってね。ナイツの救出作戦を利用して、彼らは何かをする気なのかもしれない」
ナイトクルーガー「つっても、潜入させた工作員の数なんてたかが知れてるだろ?領土の外にいる猫兵達を帰還させるには、暴動クラスの騒動を起こさないと無理だぜ」
アイオロス「忘れたかい?クルセイダーズは・・ボニーちゃん達は以前にもフェイリンメイリン国内部に侵入して、ドスコカの物的証拠を掴んできたんだ。龍之君に至っては、危うく猛豚の花嫁に成りかけていた自分の婚約者を無事に救出することにも成功している。彼らの覚悟とその実行力は、君もファイヤーウォーで見てきただろ?」
ナイトクルーガー「・・・・ユクモのお嬢さん・・今度は何をやろうっていうんだ?」
アイオロス「どうかな・・。彼女の意志なのか・・・或いは・・・」
ずがーーーーーーーーん

(隠し部屋みたいなドアが上方向に「素早く」開く)
ナイトクルーガー「ん?」
ベップ「警部!報告です

アイオロス「この施設内の温度は、人間には耐えかねない高温だろうな・・。そうだ。やっぱりカレーの中にクーラーミートを・・」
ベップ「報告です!!」ぷんすか

アイオロス「そうだったね。それで、どうしたんだい?」ぺちょり~ん・・

ナイトクルーガー「ククククク・・・」
ベップ「砂漠の艦隊本隊と思しき、モンスター兵器が大砂漠を離脱した模様です。近隣をパトロールしていた警備兵が弩岩竜を目撃したとのことであります!」
ナイトクルーガー「砂漠の艦隊が動いた・・・・ってことは!?」
アイオロス「間違いない。水没林だろうね。既に同フィールドには孤島のマフィアも駐留しているらしい。まだまだ・・・集まりそうだ」やれやれ

ベップ「まさか今度は水没林で戦争だなんて言うんじゃありませんよね」コホン

アイオロス「戦争は僕らの管轄外だ。けど、中央捜査局が手に負えない重罪人を捕まえるのが僕らの使命でもある」
ナイトクルーガー「動く理由は明確ってことか・・・で、どうすんだ?」ワクワク♪
アイオロス「いつも通りさ。ユクモからはじめよう♪」
ベップ「聞き込み・・・確かに彼らなら何か知っているはずですね」やれやれ
ナイトクルーガー「よっしゃ!!そしたら早速荷造りだぜ!!」
アイオロス「ああ。けど、その前にオツカレーを食べてからね♪」にこ
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/9(土)0時更新 「悪夢で終わればいいけど・・」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もカレーを頭に乗っけて、軽やかにスキップかましながら読も見ようよ

「悪夢で終わればいいけど・・」の巻
~永久凍土、EWNプライベート氷海ビーチ(自称)....
ざざぁ~~~~~~~~ん
(穏やかかつ涼やかな海に、「ビーチパラソル+サマーベッド」を乗せた、6畳ほどの平たい氷塊が浮かんでいる)
オクサーヌ「ZZZZZZ・・・・」(パラソルの陰の下、サマーベッドの上でサングラスをかけて眠っている「白いスクール水着」の少女)
バッサバッサバッサバッサ・・
(その上空を飛んでくる風翔龍。背中には歴史を感じるクリムゾンゴートを背負った、あやしげなブランゴシリーズの男を乗せている)
ヴラドレン「お、いたいた。ここでいいよ、サドンデス」てんてん(風翔龍の長い後ろ首を叩く)
サドンデス「では下降する」バッサバッサ
ヴラドレン「よせって。お前の風圧で、氷の上の棟梁が海に落っこちたらどうすんだ?俺達二人共、島流し確定だぞ?」
サンドデス「凍土より最も遠い島の距離を測定開始・・・・通行手段としては極めて不効率であると予測出来る」バッサバッサ
ヴラドレン「だろ?遠距離通勤が理由で、遅刻を許すような棟梁じゃないしな。いいよ、ここから飛び降りる。じゃあ、パトロールよろしくな」ひょっ(背中より飛び降りる)
ひゅうううううう(落下していくヴラドレンを上空から見送る風翔龍)
サドンデス「警備を再開。大気の状態、良好」
バッサバッサバッサバッサ・・・
(晴天の青空をゆっくり飛んでいく風翔龍の後ろ姿)
オクサーヌ「ZZZZZZ・・・・」すやすやすや
どしゃーーーーーーーん
オクサーヌ「なになになになに!?」ガバッ(氷塊がグラグラ揺れている中、サマーベッドから上半身を起こす)
ヴラドレン「ふ~~。今日のネコ飯に「着地術」が入っていて良かった」ぐらぐらぐら(小さい氷塊上にバランスを保ちながら立っている。
オクサーヌ「ちょっと!この「浮島」はシングル用なのよ!!落ちたらどうするのよ!!」むきぃ~~~(麦わら帽子を噛んで怒ってる)
ヴラドレン「すいませんなにぶん急用だったもので」スッ(ブランゴヘルムの鬣の中から手紙を出す)
オクサーヌ「なに?また闇クエストの依頼?だったらパス。今、リゾート中だから」ちゅ~~~~~~~(と、ブルーハワイ(ホットドリンク入り)を飲む、サングラスをかけたスクール水着の小生意気なお嬢ちゃん)
ヴラドレン「差出人はニャン=ジュストです。早朝マラソンをしていたヤンコフスキーの頭に、どんぐり便が飛んできたそうです」
オクサーヌ「それって猫さんたちの侵入を許したってことじゃない?まったく・・警備に問題があるようね・・」むすっ(っとしながら手紙を受け取る)
かしゃり(と、サマーベッドに寝転がりながら手紙を読むサングラスをかけたスクール水着の小生意気なお嬢ちゃんの傍らに跪き、それを愛おしい目で見つめる、あやしげなブランゴヘルムの成人男性)
オクサーヌ「なに?」じろっ
ヴラドレン「・・・・・・・・」ふるふるふる(毛を揺らしながら素早く首を左右に振るブランゴヘルムの男)
オクサーヌ「ふん」
ヴラドレン「・・・・・・・・」
オクサーヌ「・・・・・・・・」(への字口で手紙を読んでいる)
ヴラドレン「・・・・・・・・」
オクサーヌ「ばっからしい」くしゃくしゃくしゃ(手紙をあんまんみたいにまるめる)
ヴラドレン「あ、海に投げちゃダメですよ?今月の目標は、「海を大切に」ですから」
オクサーヌ「・・・・・・・・」んにゃもぉ~(と、ぶつぶつ独り言を言いながら、くしゃくしゃになった手紙を折りたたんでいる)
ヴラドレン「なんて書いてあったんです?また同盟の誘いですか?」ゴイン(クリムゾンゴートを抜く)
オクサーヌ「そうね。数億ゼニーに値する、いにしえ麻薬を交換条件に、水没林に駐留しているクルセイダーズと神殿の騎士団を潰して欲しいって」はい(と、綺麗に畳んだ手紙を差し向けられたクリムゾンゴートの刀身に乗せる)
ヴラドレン「数億ゼニーなら、悪くない条件じゃないっすか?」んぼおおおおおお(刀身上の手紙が焼却されていく)
オクサーヌ「問題はそのいにしえ麻薬の出処よ。噂じゃ、フェイリンメイリン国にタラスクギルドが出入りしてるらしいじゃない?ってことは、同国が暗黒商会と手を結んだってことよ。確かに数億ゼニーは魅力だけど、凍土のプライドを投げ出すほどじゃないわ。そもそもタラスクギルドが気にいらないし」ずずずずずずず(ふてくされながら、わざと音をたててブルーハワイを飲む)
ヴラドレン「ほんとっすね。信者をドラッグ漬けにして、洗脳するように邪龍を崇拝させるなんて、まともじゃないっすよ」フキフキ(刀身を「袖」で拭く)
オクサーヌ「そのまとまじゃない服従のさせ方で、大金を得ているのよ。シュレイドはそのウイルスが知らぬうちに宿痾となって蔓延し、黒龍の襲撃と共に、内より外より滅ぼされた・・。邪龍崇拝が本当に黒龍を招いてしまった・・・歴史の裏ではそう語られている。けど・・」ずずずずず
ヴラドレン「本当はそうじゃなかった。ってことすか?」
オクサーヌ「そっ。まんまと乗せられたのよ。まぬけのシュレイド最後の国王がね。あいつこそ・・・本当の宿痾よ」
ヴラドレン「・・・・・・・・・・。UBUは、そのロザリー家の末裔なんですよね?」
オクサーヌ「彼女もまた被害者よ。疫病神の祖父を憎んでいる。私達、同様に」スッ・・(サングラスを外すと、澄み切った青い左目と、深淵の紫紅色に染まった右目が露わになる)
ヴラドレン「いっそ真実を話してやったら・・」
オクサーヌ「彼女を仲間に引き入れられる?そうかもね。私が、自分の過去を同志であるあなた達に話したように、彼女もまたクルセイダーズの仲間にそうしていれば、今よりも結束力は強くなるはず・・」
ヴラドレン「どうして話さないんですかね?」
オクサーヌ「彼女は恐れているのよ。忌まわしきロザリー家の血筋を引いている自分を。そしてそのことを知った仲間が、自分から離れていってしまんじゃないかって・・ね」
ヴラドレン「UBUは、報復をしたいのならば水没林で待つ・・・そう言っていました。彼女もまた、心の何処かで棟梁との出逢いを望んでいるのではないでしょうか?」
オクサーヌ「カルマを感じているっていうの?不確かよ。そんなの」
ヴラドレン「すいません・・」しょんげり
オクサーヌ「嘘。私も興味があるわ。バアル・レボアを使いこなすUBUちゃんと、禁忌レベルの力を授かったカーブーおにいさんにね♪」
ヴラドレン「ケッ!!俺はあいつの技を二回破ってやったんです!!あの一撃だって、まぐれに決まってらぁ~!!なんだってみんなしてカーブー、カーブーって!!あんなキモいヘルムのどこかいいんだ!!」ぷんすか
オクサーヌ「あなた、ユクモで恋をしてきたんでしょ?」フフフフ(サングラスをちょい下げて、上目遣いで見つめる神秘的なオッドアイは、それぞれ好奇心に満ちた輝きを見せている)
ヴラドレン「なっ・・・違いますよ!!」かぁ~~~~(ブランゴヘルムごと赤面する)
オクサーヌ「その純真さが濁らなければ、「まだ」あなたにも勝つチャンスはあるはずよ♪」おほほほほほほほほほほほ(すげぇ嘲笑をかます)
おほほほほほほほほほほほほほほほほほほ
(同エリアにオクサーヌの幼稚かつ高慢ちきな笑い声が響く中、ギルドのBCそっくりに建てられたテント付近の宝箱に、咥えた魚を入れていくポカラの子。また、それを近くで見つめている、真っ赤なフルフルの幼体も)
モモ「よいちょ。よいちょ」(ビーチの脇に山積みにされた魚を咥えては、健気に宝箱の中に入れていく)
ベビー「てちゅだおうか?」(「ヌメ」っとした真っ赤なちいちゃいフルフルベビーのボディをベースに、胴体底に二本の足がしっかり突き出ており、背中からは左右にこれまたちいちゃい翼が生えかけている)
モモ「これはモモのお仕事モキュ。余計な「ちんぱい」ちないでモキュ」よいちょ、よいちょ
ベビー「ベビーだって何かお仕事ちたいでちゅ。足だって生えたし。もうヤンコフシュキーおじちゃんの尻尾に噛み付いて移動ちなくてもいいんでちゅから」えっへん
モモ「ちかたないわねぇ~。じゃあ、しょのモモが捕ってきたおしゃかなを運んでちょうだい」ぺっ(咥えた魚を宝箱に入れる)
ベビー「わぁ~い♪」
がぶっ(あの「ギザギザの歯」で魚にかじりつく)
モモ「だめ!!ちゃんと「甘噛」するモキュ!!」んもぉ~~
ベビー「ごめんでちゅ・・。でも、ベビーの歯じゃ、甘噛出来ないでちゅ・・」しょんげり
モモ「ん~~~~~~。しょうモキュ♪モモがベビーの背中に乗っけてあげるモキュ」
ベビー「モモは頭がいいでちゅね♪」わぁ~い
ヴラドレン「なんか、盛り上がってますね」わぁ~い(氷海ビーチで喜ぶベビーの背中に咥えた魚を「一匹だけ」乗せてやるモモの姿)
オクサーヌ「若いって素敵だわ。嘘がないもの」ざざぁ~~ん(再びサングラスをかけ、サマーベッドの上で仰向けになって寝ている小生意気な少女)
ヴラドレン「なんでBCを再現したんです?」
オクサーヌ「揶揄。反ギルドのメタファー♪」
ヴラドレン「彼女達がしこたま魚を入れた、宝箱の回収をするのは?」
オクサーヌ「もちろん、あなたよ♪」
よいちょ よいちょ♪
(魚を咥えながら腹ばいになって移動するポカラの子と、背中に魚を一匹乗せた真っ赤なフルフルの幼体が競うように宝箱(赤い方)を目指していく)
ベビー「しょれ」ぼうん(背中の魚をバウンドさせて見事に宝箱に放り込む)
モモ「モキュキュ♪」ぺっ
ベビー「ちゅかれたでちゅ。やしゅみまちょう」ごろん
モモ「もう・・ちかたないモキュね・・」うんちょ
ベビー「早くおっきくなりでちゅ」ごろごろ
モモ「しょうね。しょうしゅれば、もっともっとオクシャーヌしゃんのおてちゅだいが出来るモキュ」ふぁ~~あ
ベビー「ベビーは「魅惑的な」レッドデビルになって、ヤンコフシュキーおじちゃん達といっちょに戦うんだ!」ゴロゴロ
モモ「モモはポカラの子だから、雄のようにおっきくなれないモキュ・・。モモも「雄々ちき豪牙」が生えたらいいのに・・」
ベビー「ひっぱってあげまちょうか?」
モモ「ばか!ベビーなんてちらない」ぷいっ
ベビー「あはははは。モモは女の子だから、お母さんになって、たくさん男の子を産めばいいでちゅ。そしたらその子達が立派なポカラドンになって、オクシャーヌしゃん達の力になるでちゅよ♪」
モモ「・・・・・・・・。おかあちゃま・・・」ぐすん
ベビー「ベビーを産んでくれた母上も、きっとこのお空の上から見てくれているでちゅ。だから頑張りまちょう、モモ」
モモ「・・・・・・・・・・」こくり
ヴラドレン「それで?どうするんです?」
オクサーヌ「なぁ~にがぁ~?」(今度はサマーベッドの上でうつ伏せになって、何やらハンターガール向けの女性誌(VOCEみたいの)を読んでいる)
ヴラドレン「なにがって、水没林ですよ。放っておくんすか?」
オクサーヌ「行く理由がないし~。あ、見て。砂原の泥を顔に塗ると、すごい美肌効果があるんですって」へぇ~~、「ボル」みたいになるのかしら・・
ヴラドレン「孤島のマフィアに続いて、砂漠の艦隊も水没林へ向かったらしいっすよ」
オクサーヌ「じゃあ、あの筋肉バカがいない隙に、砂原に攻め込みましょうか♪」ペラペラ
ヴラドレン「ショットリーパーの目的はUBUの首ですよ。いいんですか?」
オクサーヌ「そう簡単にやられないわよ。ラインハルト公だっているんだし。そんなにクルセイダーズの味方したいわけ?」ペラペラ
ヴラドレン「なに言ってるんです。凍土に牙を剥いたのはクルセイダーズですよ?彼女達を贔屓してるのは棟梁の方じゃないっすか」
オクサーヌ「・・・・・そうかしら?」(まじまじとヴラドレンを見つめる)
ヴラドレン「そうみえます」ふん
オクサーヌ「そう・・。そうよね・・」う~~ん・・
モモ「モモね、最近、不思議な夢を見るモキュ」
ベビー「夢?でちゅか?」
モモ「モキュ。モモがね、お空の上を浮いているの。そしたらね、白くて大きい龍が現れて、モモにお話してくれるモキュ」
ベビー「何をでちゅか?」
モモ「それがね、起きると覚えていないんだモキュ・・。夢の中では、と~っても、と~っても、大事なお話だって分かっているんだけど・・・」モキュモキュ・・
ベビー「へんなの~」
モモ「しゃあ、しょんなことより、おちごとのちゅぢゅきをするモキュ」
オクサーヌ「水没林に行きたがっているのは、あなたの方でしょ!」ぷんすか
ヴラドレン「俺は棟梁の心を代弁しているんです!こうやっておどけてみせているのも、闘争心を沈める為だって、みんな分かってるんですから!!」ぷんすか
オクサーヌ「あたしは好きでやってるの!あなたこそ、クルセイダーズ、クルセイダーズって、そんなにユクモが恋しいなら寝返ってもいいのよ!?」べ~~~
ヴラドレン「バカ!!人の忠誠心を軽々しく不義に例えるな!!あんたこそ、もう少し素直になったらどうなんだ!?」
オクサーヌ「タメ口!!それが年上の上官に対する態度なわけ!?あんたなんかユクモに左遷よ!!さ・せ・ん!!」ばぁ~~~~か
ベビー「なんでちゅかね・・バベンコとオクシャーヌしゃんがどえらい喧嘩をちてるでちゅ・・」さ・せ・ん!!さ・せ・ん!!うるせえ!!うるせえ!!(氷の浮島で「左遷チャント」を猛々しく歌っているオクサーヌに対して、シンプルな抗議をしているバベンコ)
モモ「いちゅものことだモキュ。しょれより・・・・・・なんだモキュ・・?」きょろきょろ
ベビー「どうちまちた?」さ・せ・ん!!さ・せ・ん!!うるせえ!!うるせえ!!
モモ「お空の上で・・・誰かと誰かが・・・・おはなちをちている・・・」
水没林の終焉まで あと少し....
シュレイドの再現を
マモーナス様
モモ「・・・・・・・・・・・・」ぶつぶつぶつ
ベビー「どうちまちた?」
モモ「数多の飛竜を駆遂せし時、伝説はよみがえらん」
ベビー「モモ・・・・?」
オクサーヌ「あんたなんてカーブーおにいさんにもう一回やられればいいのよ!!その傲慢な自尊心と共に、へちゃむくれにね!!」さ・せ・ん!!
ヴラドレン「ほらみろ!!やっぱりクルセイダーズを贔屓してるのは、あんたの方じゃないか!?自分の部下が信じられないなら、あのクソドボルヘルムでもスカウトすればいいさ!!そしたらササユさんだって・・・・ササユさんだって・・・・・ちきしょ~~!!誰か酒持って来い!!正直やってらんねーっつーの!!」うわぁ~~~~~ん(男泣きした)
オクサーヌ「キモイ」
ごすっ(グーパンチでブランゴヘルムの顔面を正拳突きする。面にヒビが入る)
ベビー「オクシャーヌしゃん!!オクシャーヌしゃん!!」
オクサーヌ「まったく・・・ん?」(ずるずると蹲っていくバベンコ)
ベビー「オクシャーヌしゃん!!モモが!!モモが大変でちゅ!!」
ヴラドレン「なんだって!?」ガバッ
モモ「数多の肉を裂き・・骨を砕き・・血を啜った時・・・・彼の者はあらわれん」
ベビー「モモ!!ちっかりしゅるでちゅ」うわぁ~~ん
オクサーヌ「どうしたの!?」シュタッ(バベンコと共にひとっ飛びしてきた)
ベビー「モモが・・モモが、おかちくなってちまったでちゅ!!」うわぁ~~ん
ヴラドレン「モモ!!」
モモ「土を焼く者、鉄(くろがね)を溶かす者、水を煮立たす者、風を起こす者、木を薙ぐ者、炎を生み出す者・・」
ヴラドレン「モモ・・・・・?」ぞくっ
オクサーヌ「黒龍伝説・・・」
モモ「オクサーヌ・ヴァレノフ」(重低音を帯びた声色は、もはやモモの澄んだそれではなく、聞く者に嫌悪感しか与えない、この世の生き物とは思えぬ悪しき声質に変化してしまっている)
オクサーヌ「あなた、誰?」
「我は宿命の戦い。または避けられぬ死」
オクサーヌ「・・・ミラボレアス・・・・あなたね?マモーナスという姦龍は」
「水没林を目指せ。そこで起きる終焉を目の当たりにせよ」
オクサーヌ「シュレイドの再現を見せてくれるってわけ?」
「祖なる者の血を受け継ぐ狩人よ。ロザリー家の次は貴様の番だ」
オクサーヌ「・・・デーモン・ロザリーはとっくの昔に死んだわ。UBUちゃんをどうするつもり?」
「水没林だ。答えは水没林にある・・・・いいな・・・・・・・」
オクサーヌ「・・・・・・・・・・」
モモ「・・・・・・・・・・・・・・」ぱちくり
ヴラドレン「モモ・・・?」
モモ「うわぁ~~~~ん!!!!」ガバッ(バベンコの胸に飛び込んでくる)
ヴラドレン「・・・可哀想に・・・大丈夫。怖い夢を見ただけさ・・。すぐに忘れる」なでなで
オクサーヌ「悪夢で終わればいいけど・・」
ヴラドレン「え・・?」
オクサーヌ「ヴラドレン。ベビーと一緒にモモを急いでラザロスさんの下に」
ヴラドレン「分かりました」こくり(隣で頷くベビー)
オクサーヌ「それが終わったら、すぐにウィンターシュバリエ全軍を集結させてちょうだい」
ヴラドレン「・・・・それじゃあ・・・」
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
オクサーヌ「見せてもらおうじゃないの。終焉のフェスとやらを」ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・!!(紫紅の右目が義憤を示すように激しくとぐろを巻いている)
To Be Continuedランキング参加中なのです
ひと狩りひと読みしたらポチっとな
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
9/11(月)0時更新 なぁ~~~~~も、決まっとらん
をお送りいたします♪ほいじゃらばさ!!次回もあんまん決め込んで次回も読も見ようよ
MHO版ディアブロス亜種(Black Diablos)を見て観てみよう♪
過去ハンの 悪夢再び デアぶろす
どうぼ。あたモン亭ですとろいですがお~。話は遡ることP2G狩猟全盛期、まだまだハンターとしての力量に乏しかった作者は、かの暴君クエ「黒のファランクス」で苦戦、捕獲寸前でタイムアウトを喰らい、癇癪持ちの作者は思わず頭にきて、PSPを「い~~~~
」って、「ぶん投げた」ところ、家具の「硬い所」に「液晶部」がクリーンヒット
初代PSPをジャンクにしてしまったことを今でもよぉ~~く覚えています。それからというもの、黒ディアを見ると、今でもその時の苦い思い出が頭をよぎります
個人的には、今でもPシリーズ最高難度を誇るクエストの1つ「武神闘宴」の黒ディアにも、まぁ~苦渋を飲まされたわけで・・。初ソロクリア時には「ジャンプ」して喜んだものです。ちょうどその頃から、今ほど流行りではなかったYouTubeにUPしてみようと思い、それからというもの『NO HUNT NO LIFE』のイデオロギーに侵されていった所存の風の如しなのです。そんな思い入れもあり、作者にとって黒ディアは良き好敵手なんです。「武神闘宴」をクリアするには、如何に黒グラビと黒ディアを早く倒すかなのですが、当時は今ほど「部位攻撃を意識して狩る!」なんて概念は浸透しておらず、定番モンスターの弱点部位も常識として抱かれていなかったので、作者は武神闘宴を通して、初めて「有効的な部位攻撃とDPSを意識しないとハンティングアクションゲームは上達しないんだなぁ..
」と気付き、それからは他のアクションゲームをやる時もそれらのロジックを意識するようになった結果、全体的にゲームが「ちびっとだけ」上手になりました
それもこれも黒ディアをはじめとする、「大先生方」がいてこそなんだなぁ
なんて初秋の感慨に耽ってみたり・・。なのでストーリーモードでもアモンは作者にとってスペシャルな存在なのです
なんて「なぜして黒ディア?」と思われるでしょう。それもそのはず、MHOに満を持して黒ディアが登場したからなのです今まで登場してなかったけかな?と公式サイトのモンスターガイドを見てみると、似たのがいたいた「一角竜」だった
と、ここでも存在感が薄めのモノブロスハート・・。そう言えば、ストーリーモードでも出そう出そうって、全然構想外だったりして・・。
そんなことはさておき!!そういうわけで今日はMHO版ディアブロス亜種を、まずはありがたぁ~い狩猟動画にリスペクトを払いつつ、見て観てみましょうそうしよう!!
★MHO公式サイトによるモンスターガイド
どう・・えしたか?さぞ、えしたでしょうに
グラフィックが綺麗なのと解像度が高いこともあり、足の傷(すごく痛々しい・・)までくっきりと見えていましたね。ノングロスな甲殻は、まるで「プラモデル」のようにリアルでした(本物見たことないけど)。やっぱり羨ましぃ~MHO
なんて黒ディアになりたい憧憬を抱きつつ(そうだったのか?作者)MHWでの黒ディア登場はあるのかなぁ~なんて思うてみたり。新モンスター重視でしょうから、従来モンスターは、アップデートの度に追加とかでしょうか。そうなると、ナンバリングタイトルのモンスターやFのモンスターも参戦しているMHOというのは、現在までの集大成とも呼べる作品なのではないでしょうか。おそらく今後も「良さげな」モンスターはどんどん輸出されていくでしょう。西アジアのハンター方は、Fもやっている方が多いので、Oにも対応出来るんですねぇ~。だから上手なんですねぇ~。だからOのモンスターが火力不足に感じるのは仕方ない
あ~乗りたい、黒ディアの角に♪でも、実際に乗るのなら、一角竜の方が乗りやすいかな・・。ダカラ キョウ オシマイ
じゃあ また来週ねぇ~~~♪
塾帰り、友人に別れを告げ、猪突猛進で帰っていく彼でした。
そんな砂漠の日常。狩人は邪魔しないようにひと読みしたならポチっとな
ランキング参加中でるくす♪
皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/13(水)0時更新 「えま~じぇんしぃ~?」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も震えるこの胸モノブロスハート的な感じで読も見ようぜ
「えま~じぇんしぃ~?」の巻

水没林南部に駐留するユクモクルセイダーズは、フェイリンメイリン国の苛烈な排斥運動から逃れてきた先住民族及び難民を引き続き匿っていた。この中には新たな大陸を求め、海を渡る決意をした者も多く、これを受けたクルセイダーズ臨時指揮官サミュエル・アンダーソンは、アラン小隊に彼らを無事、海岸まで護衛する任務を与える。かくしてアラン小隊は、拠点から護衛出来る範囲の難民を引き連れては海岸まで行き、旅路を見送った後、また拠点に戻り、次の移住希望者達をまた海岸まで送るという往復任務の最中にあった...
ドスン・・ドスン・・
(夕暮れの湿地帯を何やら俯きながら歩く金火竜の首には、ユクモノシリーズに身を包んだ黒髪ショートの女性が「女の子座り状態」で腰を下ろし、同じく疲れ果てた様子を見せている。その後続には桃毛獣と河狸獣が続き、各自「四輪タイプの荷車」を引いている。また、桃毛獣が牽引する荷車の縁には、銃身の長い対物ライフルの銃口が立てかけられており、荷車の上では、その持ち主だと思われるサングラスをかけた茶色の毛をした獣人が寝転がっているのが見える。対し、河狸獣が牽引する荷車の上では、「謎のサメ型生物」が首だけ出して周囲の様子を子供みたいに楽しんでおり、その隣では「謎のサメ型ランス」に腰を下ろしたネブラネコシリーズを纏ったあやしげな獣人が、何やら両目より「肉球型の投影ディスプレイ」を空中に映し出し、それを自分の肉球でフリックしている様子だ)

ニャーク「・・・・・・・・・・・・」フィンフィン


張虎「・・・・・・・・・・・・」(「抜刀モード」でない為、休眠中(=死んでる状態)である)

ガルグイユ「綺麗な夕日えしゅね・・・」ガラガラガラ・・(つぶらな瞳に投映される夕日)

アラン「ずごぉ~~~~・・・んごごごごご・・・・」ZZZZZ・・(猫みたいに丸くなって寝ている。いや猫だから)
エリーゼ「・・・・・・・・・・」こっくり・・こっくり・・

テツ「呑気なもんだよ。おいら達だって眠いのを我慢してるのにさ」ふぁ~~あ・・

彭関越「眠らせてやるずら。いざとなった時、髭猫人や女公子には体以外にも、頭を働かせてもらわないと困るずら。休める時に休んで・・・ごほっごほっ!」

アルテミス「あたしゃ、あんたの体の方が心配だよ。先に飛んで帰ってようか?あたしが一緒だと、龍粉がきついだろ?」ドスン・・ドスン・・
彭関越「平気ずら。ローズ小姐がくれた薬の効力が弱まってきただけずら。拠点に帰ったら眠る前にまた飲むずらよ。だから仲良くみんなで帰るずら♪」ガラガラガラ・・
ガルグイユ「そうえしゅよ!金のおねえちゃまも、河狸しゃんも悪くないえす!!悪いのは、みぃ~んな、危ない細菌兵器を作ったギルドなんえすから!!」ぷんすか
テツ「おいらも賛成~♪きつくなったら、おいらが関越の分も引いていってあげるよ!」ガラガラガラ

アルテミス「フッ・・。ボスが好きそうな親睦会だね。ニャーク、あと「送迎」する難民は何人残っているんだい?」
ニャーク「14名。次の「便」で、ツアーの終了だ」しょるるるるる

彭関越「この調子で無事に終わるといいずらね」ガラガラガラ・・
テツ「おいら達が留守中に、一回だけ拠点が狙われたけど、それ以来は敵さんも大人しいしね。出来れば、ずっとそうしていて欲しいもんだよ」ふぁ~~あ
アルテミス「ならいいけどね。けど、ミッチの話によれば、迎撃隊の総大将ってのは、相当たちの悪いメス猫だって言うからね。きっとまたやり返してくるに違いないさ」
ニャーク「今までのカレン・アレンの戦術的思考をパターン化してみた」ムイ~~~(と、目から肉球型の投影ディスプレイを映し出す)
彭関越「興味深いずらね。それによると、次はどんな戦法で襲ってくるずらか?」
ニャーク「予想出来るのは・・・」
??「伏兵・・」
ニャーク「正解だ」ちら
エリーゼ「ZZZZZZ・・・・・」こっくり・・こっくり・・
アルテミス「半分寝ながら軍議が出来るんだよ。まったく大した才能だ」ドスンドスン(相棒の才能を自分のことのように誇らしげに歩いて行く)
彭関越「伏兵ともなれば、それは移動中の敵に対して行うものずらよね?」ガラガラガラ・・
ガルグイユ「ほいえしたら、サメ君達が危ないえしゅか?」ガラガラガラ・・
アルテミス「嘘だろ?敵さんは拠点の向こう側なんだ。海岸沿いに来るためには、相当な迂回をしてこなけりゃならないし、隠れていようが、馬や猫の匂いですぐに分かるさ」
テツ「そうそう。伏兵なんて、相手が人間だけで構成された部隊に対してだけさ!こっちは嗅覚が鋭いアランに、レーダー機能を搭載したニャークだっているんだよ?」
ガルグイユ「もし敵が来たところで、サメ君やほんもののおにいちゃま(=張虎)が蹴散らしてやるえしゅよ!!」え~すえすえすえす♪(ギザギザの歯を見せながらわろうている)
アラン「竜くせぇ・・・・」ぴくぴく(よだれを垂らして眠りこけながら、両耳をそれぞれ違う角度に傾け、まるでレーダーのように四方の音を聴き分け、更には鼻をピクつかせながら感覚を研ぎ澄ましている)
彭関越「え?」
ニャーク「エマージェンシー、エマージェンシー。四方にモンスター反応確認」ふぃ~んふぃ~ん

彭関越&テツ「えま~じぇんしぃ~?」きょとん
ズアアアアアアアアア!!
(突如、一行を囲う密林の中から姿を見せる、雌火竜、迅竜、恐暴竜、尾槌竜の凶暴な姿)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ボギャアアアアアアア!!
(咆哮をあげながら猛進してくる雌火竜)
ビョワッ!!ビョワッ!!ビョワッ!!
(両眼を真っ赤に光らせ、軽快な跳躍力をもって接近してくる迅竜)
アンギャアアアアアアアアア!!
(食欲旺盛なTレックスばりによだれを垂らしながら雄叫びをあげる恐暴竜)
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(ショベルカーのように土を抉りながら迫りくる尾槌竜の巨大な顔面)
テツ「囲まれた~~~~

彭関越「クソ・・薬を飲んでいたから奴らの龍のにおいが探知出来なかったずら・・!」
ニャーク「それだけじゃあない。密林内に獣人の一軍と思しき伏兵を確認」ピピピピピ・・
ボギャアアアアアアアアア・・・
(双眼鏡視点。金火竜一行に四方より襲いかかっていくモンスター達の姿)
ドラモンド「きひひひひひ。作戦成功だぜ」じーーー(密林の中、馬上より双眼鏡を覗いている、見るからに素行の悪そうなモヒカンメラルー。野性味溢れる「骨と皮ベース」の無骨な鎧を着ており、背中には一対のハンドアックスを背負っている)
茶毛の猫蛮兵「自分らも突撃しますか?」ギュリッ(両角が垂れ下がった砲弾型の兜(眼鏡状の顔当て付き)を被った猫蛮兵が、馬上で磨き上げられた大きなヘッドを持つ巨大な両手斧を握っている。またその背後には、まだかまだかと目を光らせてずらりと並ぶ猫騎馬隊の姿も)
ドラモンド「まだだ。遠路はるばる、この為に野生のモンスターをここまで飼いならしてきたんだ。まずは様子を見ようぜ」フフ・・
ドウンドウンドウン!!
(足を踏ん張りショットガンのように火球を連発する雌火竜)
エリーゼ「なに・・なんの音・・?」う~ん・・(低血圧な人)
アルテミス「しっかり掴まってな!!」ガアアアアアアアア!!
ボウン!!
(飛来してきた三発の巨大なファイヤーボールに向かって火球を吐くアルテミス)
エリーゼ「ええええええええええ!?」ぐるん


ドワアアアアアアアアアン!!
エリーゼ「なになに!?なんなのぉ~~~!!」モワモワモワモワモワ(硝煙に包まれていく一同)
テツ「起きたようだね」モワモワモワモワモワ
アラン「ボニーの「肉球ビンタ」で起きるよりかはマシだよ」ふぁ~~あ・・ガション

ニャーク「まだくるぞ!!」モワモワモワモワモワ
彭関越「鮫王、出番ずら」ガション

張虎「待ってました!!起動完了だぜ!!」ドウィーーーーン

アラン「ニャーク!敵の位置は!?」
ニャーク「二時の方向、迅竜!!九時方向、恐暴竜だ!!」
ズガアアアアアアアアアン!!
カーーーーーーーーーーン!!
(スーパースロー。激しい硝煙の中、アラン小隊を中心に右方向より襲いかかってきた迅竜の頭部目掛けて、シャークキング付きの渾身のストレートを浴びせる彭関越。同時に迅竜の頭殻が部位破壊を示すように飛び散っていく。対局、大口を開けながら九時方向に現れた恐暴竜の口の中に、対物ボウガン独特の雷轟と共に拡散弾を発射するアラン)
ごくっ(カラ骨弾薬を丸呑みする恐暴竜)
アラン「脅威のレベル10だぜ」にや

ボギャアアアアアアアアン!!
(腹部から破裂するように爆発した恐暴竜の肉片が飛び散る)
アラン「くせええええええええ!!」ぼちゃぼちゃ


ガルグイユ「あまりかんちんできない狩猟法に、バチが当たったんえす」ぷんすか
アラン「ファイヤーウォーの時に暗黒団が落としていった戦利品さ。安心しろ。今ので最後の一発だよ。ニャーク!他のモンスターは!?」びゃっ

ニャーク「六時の方向、ドボルベルクだ!!」キュウウウウウウウン!!(背後では怯むように着地後退していくナルガクルガの姿も)
テツ「おいらにお任せ!!コンガララ・トランスフォーメーーーーーーーーション!!」(往年のスーパーロボット搭乗員の決め台詞みたく)

バリリリリリリリリ!!
(淡々とした解説口調で:丈夫な桃毛獣のセンマイを持つ、ババコンガ・テツは、天然の高圧電力を胃袋内で帯電貯蔵できるようになり、その体内電力、つまり膨大な雷属性パワーを放出させることで、金色のエレクトロコンガララ(略称:エレクトララ)にコンガララ・フォームすることが出来るのだ!)
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(大地を削りながら顔面ごと突っ込んでくるドボルベルク)

テツ「顔のでかい貴様は、俺に触れることすら許されない」(エレクトララになったテツの人格は、その自信から極めて尊大かつ傲慢になるのだ!)
スッ・・(黙ってお尻を向ける金毛獣王)
バフーーーーーーン!!
ビリビリビリビリビリ!!
(電荷を帯びた爆発性のあるおならをドボルベルクの顔面にかます金毛獣王。腕を組んだその顔は、厳格たる王者そのものである)
ギャアアアアアアアアアアア
(と、はっきり鳴くドボルベルク)
アラン「ハッハ~~~!!でかしたぜ、ゴールデンボーイ!!」カーーーーン


ボガアアアアアアアン!!
ドガアアアアアアアン!!
(全身の所々に突き刺さった榴弾の爆破を帯びながら、顔には集中的な水鉄砲を喰らい、たまらず後退していくドボルベルク)
エリーゼ「形勢逆転ね!」ギュリギュリギュリ・・・バシューーーーーン

ドワアアアアアアアアン!!
(ビームを帯びた矢が雌火竜の頭殻を部位破壊する)
茶毛の猫蛮兵「大将、もう我慢出来ねぇ。猫騎馬隊に号令を」ボギャアアアアアア!!(密林内にも反響するモンスターの悲鳴)
ドラモンド「待てって、ライアン。こっからがお楽しみじゃねぇか」ドガアアアアアアン!!
アルテミス「同族のよしみがあるうちに引き返すんだね!!」バギャアアアアアアン

「ボギャアアアアアアアアア!!!!」
(咆哮と共に更に目が赤くなる迅竜)
アルテミス「!?」
ショッパァアアアアアン!!
(振り向きざまに、必殺尻尾叩きつけ攻撃を見せる迅竜)
彭関越「危ないずら!!」バッ

ガシーーーーーーーーーーン!!
(鋭利な迅竜の尻尾を右腕にはめたシャークキングでガードし、金火竜を庇う河狸獣の後ろ姿)
エリーゼ「援護するわ!!」カシャン

ボウウウウウウウウウン!!
(アルテミス目掛けて火球を吐くリオレイア)
アルテミス「嘘だろ!?まだやるっていうのかよ!!」
彭関越「鮫王!!」ガッ

張虎「ウォーターシャーーーーーーク!!」
グボオオオオオオオオオオオ!!
(河狸獣が右腕にはめたシャークキングの口から、凄まじい放水が吐き出され、火球を尽く消化してしまう)
エリーゼ「彭!!横!!」
彭関越「!?」バッ
ガアアアアアアアアアア!!
(飛びかかってきたナルガクルガに倒される河狸獣)
アルテミス「しつこいんだよ!!」バッ

ドワアアアアアアアアアン!!
(カウンター気味にアルテミスの横っ面が爆破する)
エリーゼ「アルテミス!!」グラッ・・
アルテミス「ちぃっ・・・・!!」ちら(硝煙があがる首を仰け反らせながら、火球を放った敵を捉える)
ドスンドスンドスンドスン!!
(突進強襲を仕掛けてくるリオレイアの眼も真紅に染まっている)
アルテミス「ガアアアアアアアアアア!!!!!」
ドシャーーーーーーーーーン!!
(突進してきたリオレイアの首を噛み砕くアルテミスもまた、タックルの衝撃で地面に叩きつけられる。エリーゼはその衝撃で後方に大きく投げ飛ばされる)
ドラモンド「ハッハッ~~!!そら見たか!!奴らの体には、大量のいにしえ麻薬を注入してあるんだ!!アドレナリンが最高潮に達した野生のモンスターほど恐ろしいものはないぜ!!」
アラン「おいおい!!なんだってこいつら後退しねぇんだ!!」ドウンドウンドウンドウン!!(炎上しながらも刻々と迫りくるドボルベルクの顔面にひたすら発砲を浴びせる)
ガルグイユ「おかしいえしゅよ!!普通のモンスターじゃあないえしゅ!!」
ライアン「大将!!今こそ連中の首を狩るチャンスだ!!オーダー!!」ジャキーーーン

ドラモンド「おうよ!!猫騎馬隊、突撃だぁああああああああ!!!!」ヒヒィ~~~~~~ン

To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/15(金)0時更新 「だったら、そろそろじゃねぇの?」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も「うちの猫の肉球からも「肉球型ディスプレイ」が飛び出るかな・・


あたちのお友達を紹介~「あたモン」人物紹介その3参照のことよ

「だったら、そろそろじゃねぇの?」
ライアン「大将!!今こそ連中の首を狩るチャンスだ!!」
ドラモンド「おうよ!!猫騎馬隊、突撃だぁああああああああ!!!!」ヒヒィ~~~~~~ン

「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
オオオオオオオオオオ!!
(怒号と共に密林から突進してくる猫蛮族の騎兵隊)

アラン「今度はなんだ!?」(荷車の上で伏射姿勢のまま振り返る)

ニャーク「猫騎馬隊だ!!」

ガルグイユ「こっちも来るえしゅよ!!」
ズゴオオオオオオオオン!!
(鉄球のような尾先を向けながら、空中を飛んでくる巨大な尾槌竜)

テツ「ウガアアアアアアアアアア!!!!」ダンッ

ブオオオオオオオオン!!
(空中で尾槌竜の尾先を全身でキャッチするように掴み上げ、投擲方向の推進力を利用し、剛力をもって別方向に角度を変えて尾槌竜ごと遠くへ放り投げる金毛獣王の英姿)
テツ「ウォオオオオオオオオオオ!!!!」ドンドンドンドン


アラン「あいつって、本質的にはやっぱり恐ろしいんだな・・

ニャーク「感心してる場合じゃないぞ」
ドドドッ!!ドドドッ!!
(怒号と共に密林から突進してくる猫蛮族の騎兵隊)
ライアン「同胞とて遠慮するな!!獣諸共、八つ裂きにしてやれ!!」ドドドッドドドッ

アラン「だってよ。ああいう野蛮な猫、未来から来たお前はどう評価する?」バッ

ニャーク「極めて好戦的な部族は、どの時代にも存在する。肝心なのは、如何にして、その土着形態から成る、堅固な異文化に対する排斥思考と衝動的な反発心に忍耐力を与え、先進的な社会進化を持つ共同体へと導いてやるかだ。つまり、連中には教育が必要だということだ」ザッザッザッザッザッザッ

アラン「俺がガキの頃にも、お前みたいな教師がいれば、ゲリラ戦で死ぬ猫が少しは減ったかもな。じゃ、よろしく頼むぜ」バッ

ガルグイユ「サメ君だって、今は子供えす」むすっ

ドラモンド「腰抜けは相手にするな!!まずはあの両性種を血祭りにあげるぞ!!」ドドドッドドドッ

ガルグイユ「うるさいえす。お調子に乗るな」むすっ

むくむくむくむくむくむく
(ふくれっ面したスクアギルが、みるみるうちに化け鮫の成体へと成長していく)

ガルグイユ「荒ぶる蛮族め。そんなに力が有り余っているのなら、サメ様が相手をしてやる」
ジャキーーーーーーン

ライアン「虚仮威しだ!!たかが一頭に変わりない!!突撃だぁあああああ!!」ドドドッドドドッ

ガルグイユ「勇猛さだけではモンスターに勝てねぇぞ!!」すぅ~~~~~~~~

スファーーーーーーーーーーー!!
(容赦ない放水ブレスを一直線に吐き出す化け鮫)
ドラモンド「見飽きてんだよ!!」バッ

ドドドドドドドドドドド!!
(見事なまでに逆三角形に整えられた錐行の陣が真っ二つに両断され、直線的に向かってくる放水ブレスに道を開けながら、二分したまま猛進していく)
ライアン「両翼から挟み込め!!包囲して穿ち殺すぞ!!」シャアアアアアア!!(怒号と共にハンドアックスや槍を掲げながら突撃していく猫騎馬兵)
ガルグイユ「面白え!!この氷の刃を打ち砕けるもんならやってみやがれ!!」
シャアアアアアアアアア!!
(狂乱した猫騎馬隊がみるみるうちに化け鮫を包囲していくのに対し、それを近づけまいと、氷の斧と化した右腕を振り回し、悉く薙ぎ払っていく化け鮫)
エリーゼ「猫騎馬隊・・・・はじめから奇襲が目的で、モンスターを囮につかったのね・・」(投げ飛ばされた時に頭部を打ったのだろうか、頭を抱えながら弓を片手に戦況を確認している)
「それも卑劣な手段でね」
エリーゼ「アルテミス・・・無事だったのね」

アルテミス「気分が悪いもんだよ。同族を噛み殺した後ってのは」ドスン・・ドスン・・(密林から姿を見せた金火竜の口もとから、生々しい鮮血が滴り落ちている)
エリーゼ「普通じゃなかったわね。あの雌火竜」ガシャン

アルテミス「ああ・・何か興奮剤を飲まされていたんだろうね・・。痛みすら感じていない様子だった。他のモンスターもきっと同じさ」ビャッ

エリーゼ「興奮剤・・・きっと、いにしえ麻薬を投与されたのよ。それで興奮状態になったところを猫騎馬隊が誘導してきた・・・囮に使う為にね」バッ

アルテミス「どうする?ガルグイユが危なそうだけど」シャアアアアアアア(遠方では次々と猫兵に「乗っかられていく」化け鮫の姿が見える)
エリーゼ「援護しましょう。猫騎馬隊を蹴散らせば、この戦いは終わりよ」ギュリッ

ボギャアアアアアアアアア!!
(BGM「闇に走る赤い残光」と共に咆哮をあげ、鋭利な爪で襲い掛かってくる迅竜)

彭関越「しつこいやつずら・・!!」(迎え来る飛竜に対し、一歩も引けを取らず右腕にはめ込んでいるシャークキングに話しかける)

張虎「なんかやべぇ薬を投与されてんな。どっちにしろ、長くはねぇだろうよ」
彭関越「だったらおら達が楽にしてやろう」ゴホッゴホッ・・!!(咳をしながらも瞳に映る「狂乱した迅竜」から目を逸らさない)
ガアアアアアアアアア!!
(大口を開けて河狸獣を噛み殺そうと飛びかかってくる迅竜)
彭関越「ひと思いに!!」グワッ

ズーーーーーーーーーーン!!
(迅竜の大口の中にシャークキングの右腕を突っ込む彭関越)
彭関越「今ずら!!鮫王!!」ググググググググ・・!!
ドウーーーーーーーーン・・・
(シャークキングを口に入れた迅竜の体が、体内から発砲されたように大きくバウンドする)
彭関越「・・・・・・・・・・・・・」ズシュッ・・(シャークキングを噛む迅竜の頭部を押しのけるように外し、右腕を引っこ抜く)
張虎「成功だな。おもいっきり放水してやったぜ」(喉元から引っこ抜いたシャークキングは全体が水浸しになっている)
ズーーーーーーーーーーン・・・
(息絶えたことを証明するようにその場に沈み込む迅竜の口から、だらしくなく水が溢れていく)
彭関越「ん・・・・・・」ゴホッゴホッ・・
ブチュブチュブチュブチュブチュ・・・
(水を吐き続ける迅竜の遺体の首元に、太めの注射針が突き刺さっている)
彭関越「鮫王の推測は当たったようずらね」
張虎「いにしえ麻薬だろうな。下衆な連中の考えそうなことだぜ。ニャーク兄の話じゃ、正しい使い方と調合法をもってすれば、鎮痛・鎮静作用を持つ立派な医薬品になるっていうがな。みんながみんな、ロージーのように心が綺麗じゃねぇんだよ。特に人間ってのはな」
彭関越「・・・ということは、もしかしたら、おらの龍結核にも効くかもしれないってことずらか?」(まじまじと注射針を見つめている)
張虎「お前の病気は、必ず兄者達がなんとかしてくれる。だから妙な考え起こすんじゃねぇ」
彭関越「・・・・・・・・・・。そうずらね・・・・よし!他のみんなを助けに戻るずら!!」
ガシャーーーーーーン!!
ガシャーーーーーーン!!
ガシャーーーーーーン!!
(一人称視点。ひび割れたドボルベルグの顔面をしこたま殴りつける金毛獣王のマッハパンチ。あまりの衝撃に割れた頭殻が飛び散っている)
テツ「ウガアアアアアアアアアア!!!!」バリバリバリバリ

ダギャアアアアアアアアアン!!
(エレクトリックを帯びたダブルスレッジハンマーでドボルベルクの顔面を粉砕する金毛獣王)
バチバチバチ・・バチバチバチバチ・・・
(白目を剥き、半壊した顔に電気を帯びたまま顎から大地に沈むドボルベルク)
テツ「オオオオオオオオオオオ!!!!」ドンドンドンドン

ガルグイユ「鬱陶しい連中め!!」ガシャンガシャン

ライアン「トドメだ!!」グワッ

パキーーーーーーーーーーン・・・・
(重厚な刃によって、自慢の鼻先をへし折られるガルグイユ)
ガルグイユ「どけってええええええええええ!!!!」びょっびょっびょっびょっ

ドラモンド「身ぐるみはがせばただのデブだ!!槍で突き殺せぇええええええ!!」シャアアアアアアア!!(怒号と共に一斉に長槍を振り上げる猫蛮族兵達)
トトトトトトトトトトト

(突如、猫蛮兵の頭上から、ゲリラ豪雨のように激しく降り注いでくる無数の矢)
ドラモンド「クソぉおおおおおおお!!」カンカンカンカン

エリーゼ「ガルグイユ!!」バシューーーーーーン

ガルグイユ「!?」
ヒュオオオオオオオオオオオオ!!
(鋭く一直線に放たれた剛き飛箭の鏃には「ビン」が装填されている)
ガルグイユ「そういうことか」にや
あ~~~~~~ん(大口を開ける化け鮫の口の中に矢が入っていく)
ガルグイユ「むうううううううううう!!!!」(口を閉じると同時に何やら気張る化け鮫)
ばうん!!
(体内ガスを発生させ、急激に身体を風船のように膨張させながら立つ化け鮫。同時に「ぼよんぼよん」の皮に跳ね飛ばされる猫兵達の姿も)
ガルグイユ「むにょにょ(喰らえ)」(おちょぼ口で喋る)
ブボオオオオオオオオオ!!
(状態を起こしたまま、高い位置より火炎放射器のようなフレームを吐く化け鮫)
アルテミス「あんた、何をしたんだい?」(首に跨る女射手に上目遣いで問いかける金火竜)
エリーゼ「強撃ビンを飲ませてあげたの。あの子のユニークスキルなら、体の中のガスが引火したとしても「適応」出来るでしょ♪」
ブボオオオオオオオオオオオオ!!
(煮えたぎる紅炎を容赦なく吐き続けるデブ魔神こと化け鮫)
ドラモンド「あの野郎!!水没林を火炎地獄にするつもりかよ!!」ンボオオオオオオオ

ガルグイユ「自然破壊は好きじゃねぇ。どれ、火を消してやろう」ゲフッ

ドラモンド「よせ・・や~め~ろぉ~~~~~!!」(膨張した化け鮫の影に覆われる猫蛮兵達)
ガルグイユ「やだ」にやり(と、いやらしく笑うでっぷり大臣)
ゴロン!!ゴロン!!ゴロン!!
(大きく転がりながら、辺りについた火を鎮火する共に猫蛮兵達を下敷きにしていくデブ魔神こと化け鮫)
ライアン「土手っ腹に風穴をあけてやる!!」ブオオオオオオン

ズキューーーーーーーーーーン!!
フィーーーーーーーーーーーン!!
(振りかぶった斧のヘッドが銃弾と光線によって粉々になる)
ライアン「!?」バッ

アラン「残念だったな」(硝煙をあげる対物ボウガンの銃口と共に地面から半身を出してほくそ笑んでいる髭猫と、その隣から頭部だけを出しているネブラネコ)
ライアン「撤退だぁあああああああ!!!!」(怒りで顔を紅潮させた蛮猫の背後で、次々と地面を掘って退散していく猫兵達)
アルテミス「ほら、土産だよ!!」ボウン


ドガアアアアアアアン!!
プスプスプスプスプス・・・・・
(白煙に包まれた大地の所々に、猫蛮兵達が置き忘れていったと思われる両手斧や長槍が転がっている)
彭関越「ゴホッゴホッ」(白煙の中から姿を見せる)
アルテミス「無事だったみたいね」
張虎「安心しろ。今の咳は普通に煙いだけだ♪」ゴホッゴホッ

テツ「やったね。撃退成功だ」のしんのしん(白煙の中から姿を見せる桃毛獣。お尻についてるアオキノコを食べてる)

ガルグイユ「ほんとは、みんなやっちゅけてやりたかったでちゅけど」(金火竜に跨るエリーゼに抱っこしてもらっている)
アラン「しゃあねぇさ。これに懲りて、暫くは大人しくしてるかもな」(遠くで馬に跨り中指を立てているドラモンドと猫騎馬隊)
アルテミス「今ここで、延長戦をしてもいいんだよ」ギロッ(金火竜に睨まれると同時に、けたたましい音をたてながら撤退していく猫騎馬隊。去り際にも中指をたててる猫も多数いる)
彭関越「しかし、敵も厄介な真似をしてきたもんずらね」ゴホッゴホッ
アルテミス「まったくだよ。野生のモンスターにまで薬を投与するなんてね」
エリーゼ「フェイリンメイリン国にタラスクギルドが入ったっていう情報は確かだったみたいね。暗黒商会と繋がりのある邪龍教なら、いにしえ麻薬を持っていても納得がいくわ」
ガルグイユ「しょの「いけないおくちゅり」を、戦争にもちゅかうだなんて・・・ゆるちぇまちぇん!!」ぷんすか

張虎「だったら、そろそろじゃねぇの?」
エリーゼ「え・・?」
張虎「兄者達がこの水没林に漂い始めた義憤を晴らす為、水没林にやって来る頃だ」
アルテミス「・・そうだね。お姫様だって、そろそろしびれを切らす頃さ」
エリーゼ「ユクモの警護を他の誰かに任せられればね・・」
アラン「ロージーじゃ、頼りにならねぇしな。けど、久しぶりにあいつらの顔も見たいってのも確かだ」しっしっしっしっ
ニャーク「・・・・・・・・・・・・・」(次第に日が暮れていく空を眺めている)
彭関越「どうしたずら?」コホッコホッ
ニャーク「いや・・・あの狂乱したモンスター達の赤い目を見たら、刻竜を思い出した」
彭関越「・・・・・・・・。援軍に来てくれたら助かるずらけどね・・」
張虎「あいつは兄者を慕っているんだ。きっと兄者が飼いならして連れてくるさ。それよりよ、早くサムソンのクソ野郎の所に帰ろうぜ。あいつはジジイだからよ、帰りが遅いと、やけに心配しやがるからな」ウロウロされても困るし
テツ「そうだね。荷車はすっかり壊されちゃったけど、引いていくものがないだけ楽だね」のしんのしん・・(一同の先をナックルウォークで進んでいく)
アルテミス「見習いたいね、あんたのそのポジティブなところ」はっはっはっはっはっ(と、桃毛獣の尻に続いていく一同)
ニャーク「・・・・・・・・・・・・」(独り、夕暮れを眺めているネブラネコの可愛らしい後ろ姿)
アラン「どうしたぁ~?ニャーク」
ニャーク「・・革命中、BBBと共に見た朝日を思い出した。こういうのをデジャヴというのか?」
アラン「・・・・・ちげぇな。友との思い出っつーんだ」にかっ(満面の笑みを浮かべるヒゲおやじ猫)
ニャーク「・・・・・・・・・・・・」(どこか微笑んだように見えるネブラネコの澄んだ顔)

のしんのしんのしん・・
(夕暮れの湿地帯をゆっくり歩いて行くアラン小隊。エリーゼはガルグイユを抱っこしたまま再びアルテミスの首の上に跨りながら仮眠をとり、桃毛獣の背中にしがみついたアランは、同じく河狸獣の背中にしがみついたニャークと何やら楽しそうに談義を交わしている。張虎は河狸獣に抱えられ、納刀中(=死んでる状態)の様子だ。今日もなんとか共に生き延びたアラン小隊の真上を飛んでいく鳥の群れが、彼らの勝利と帰還を祝福しているようにも見える....)
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/17(日)0時更新 でた!なんも決まってない

をお送りいたします♪ほんじゃあさ!!次回も突き抜けるくらいにスピーンをかましながら読も見ようよ

でっぷりナルガに一目惚れ
どうぼ。あた門亭デブスキーです

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アイルーとレウスのみLサイズ(500×W 400×D 300 mm)があるようです。
ナルガやプーギーはちっさめ(140×W 120×D 100 mm)ですがお手頃価格です。
自称ハンターっ子ならば、通学通勤中は勿論、授業中、勤務中もこいつらと一緒に「やりたい」と思うはず。ゼニーに余裕のある方はごっそりコンプリートするもよし。個性派の狩人ならば、お気に入りの「やつ」をしこたま買い揃えるもよし・・。好きなのを「やってみる」といいでしょうか

それにしてもこいつ
ヤバすぎます。目の上の「エラっぽい部位」と目の間に手を突っ込んで「すさすさ




というわけで・・
今日おしまい

お気づきでしょうが、本日は本当に中継ぎ記事のネタがありませんでした

笑っちゃうだろ?なぁ





ちょっぴり臭いBBB人形も出たらいいのに♪超合金も。
そんなわけで次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/19(火)0時更新 「イエッサァ~」の巻
をお送りいたします♪次回はついにあの人が登場!!しかもそっち側!?ってなわけで次回も見よう!!読も見よう

「イエッサァ~」の巻
~新大陸、とある辺縁のフィールド....

サアアアアアアアアアア・・・
(癒やしのせせらぎの中、大河の川岸に荷物をたくさん積んだ小舟が一隻、浅瀬に止まっている。その近くの平地では、小舟の持ち主であろう行商人と思しき男と、ボロボロのレザーシリーズを装着した「こ汚い」印象を放つハンターが何やら交渉をしている様子だ)
ハッキネン「マジかよ?キングターキーこれだけ?」(両手で持った壺の中を覗いている。中から冷気のような煙が出ていることから、蓄冷剤として氷結晶の欠片でも入っているのであろう)

あやしげな行商人「すいやせん・・。道中、立ち寄った村の連中が気にいっちまって、よこせよこせと聞かなかったもんで・・・つい多めにやっちまったんでさぁ」ぽりぽり(と、頭を掻きながら「往年のささきいさおさん」みたいな「いい声」で弁明する、少し「若き頃のスタローン」似の行商人)
ハッキネン「馬鹿野郎。おめぇらの仕事は、このクソみてぇな何もねぇ辺境で日夜頑張っている俺様達に、確実に物資を提供することだろうが。それとも、本当の商売人になりたくなっちまったか?」かぽん(壺の蓋を閉める)
あやしげな行商人「いやぁ~、そんなつもりはさらさらねぇでさぁ。こちとら、ブラックギルド直属の交易商として、立派なプライドを持って働いてまさぁ。それに、いずれは俺だって、ギルドの一員になりたいと思ってますよ」ぽりぽり(いぶし銀な声で熱意を語る)
ハッキネン「だったら誠意をみせな」ずずず・・(鼻をすする。バカだから)
あやしげな行商人「質の良いドスコカが入ったんですよ。海路で、フレッカー系列の巨大交易船と接触しましてね・・なんでも連中、拠点にブツを保管出来なくなったとかで、海の上で捌いてるんでさぁ」
ハッキネン「大海原なら、気をつけるのは海竜だけだしな。さすがのホワイトギルドの連中だって・・・待てよ・・フレッカーといえば水没林で名の知れたクズネコだ・・。奴がわざわざお宝を隠すってことは・・・DEAが動いたか・・?」ぶつぶつ
あやしげな行商人「これです。一発でキマりますよ」とんとん(空きビン(弓用の)に入った白い粉をハッキネンの手の甲に乗せてやる)
ハッキネン「俺はうちの製品以外には・・・・」すぅ~~~~~~(鼻から一気に吸引する)
あやしげな行商人「どうです?」
ハッキネン「フォーーーーーーー!!!!今ならソロで「ラヴィエンテ狂暴期」に行けそうなくらいハイだぜ!!行商人!!おめぇもつまんねぇ運び屋なんかとっととやめて、俺の下で働け!!そうすりゃ瞬く間に幹部候補だぜ!?ずわっはっはっはっはっはっ!!!!」つぅ~~~~(と、バカ笑いする鼻からは血が流れてる大変危険な状態)
あやしげな行商人「そりゃ光栄ですね。あ、それと、これ猛牛バターと、エメラルドリアンに、エンペラーセロリとキングトリュフ・・オイルレーズンもね。って、料理するんですかい?」はいよっ(と、ラリってるハッキネンの腕に次々と食材を積み重ねていく)
ハッキネン「俺じゃねぇ・・・クイーンのママだ・・」へへへへへ・・
あやしげな行商人「ダメだ。完全にキマっちまってる。おっと。これを忘れちゃドクターに殺されちまう」ごそごそ
とすっ

あやしげな行商人「じゃ、これであっしは。あんましボヤボヤしてると、このエリアが疑われちまいやすからね。なにせ特別捜査局には、虫のエージェントもいるっていう噂じゃねぇですか。それじゃ、また来週」
ぎぃ~~こ・・ぎぃ~~こ・・
(大河の向こう側へと小舟を漕いで去って行く行商人。その光景をボケっとしながら大口を開けて見送るハッキネン)
ハッキネン「・・・・・・・・・。おうち・・帰んなきゃ」(当然、目は座っている)
へっこへっこへっこへっこ・・

(以下、横スクロールをイメージしながら。運搬スタイルで胸にいろんな食材を山盛りに抱えながら、森林エリアへと向かっていくハッキネン。その顔は意味もなく笑っている)
あきゃ~~あきゃ~~おえっ おえっ
(謎の生物達が泣きわめく原生林エリアをへこへこと歩いて行くハッキネン。道中、顔にクモの巣が引っかかるも、口で吸引してペロリと平らげてしまう)

へっこへっこへっこへっこ・・

(原生林エリアを抜けると、大樹が建築物の中にまで根付いてしまっている「失われた都市」を連想させる見事なまでの古代遺跡が姿を見せる)
ガーーーーーーーーーン

(ありがたい遺跡の石ドアをおもいっきし蹴っ飛ばし、倒れた石板の上を躊躇なく踏みつけながら進んでいくハッキネン。よだれが出ているも、一向に拭く気配さえみせない潔さ)
へっこへっこへっこへっこ・・

(バカな顔して進むハッキネンが歩いて行く、半壊した遺跡の中は、とうの昔にトレジャーハンターや盗賊達の侵入を許してしまったことを示唆するような空虚感に満ちている)
ザッザッザッザッ・・・・・・
(まるで往年のDQシリーズで、勇者達がダンジョンに入っていく時に鳴る「大袈裟なエフェクト音」をたてながら、階段を下っていくハッキネン)
シャアアアアアアアアアアア
(蛇が「シャアシャア」鳴いている暗がりのダンジョンを進んでいくハッキネンの「両目」)
ザッザッザッザッ・・・・・・
(ツル草を掻き分け再び階段を上がってくると、原生林のど真ん中に繋がっている。また、ハッキネンの頭上には白蛇がとぐろを巻いて休んでいる)
へっこへっこへっこへっこ・・

(遠くでネルスキュラらしき巨大な鋏角種が睨んでいる中、それを見向きもせずバカな顔をしながら原生林エリアを進んでいくハッキネン。白蛇はまだ頭の上で休んでいる)
ザッザッザッザッ・・・・・・
(今度は巨大な倒木の空洞の中に入っていくハッキネン)
・・・・・・・・・・・・・・
(原生林を背景に、倒木を中心に横スクロールしていく。途中、木の上で寝ている野生のゴゴモアらしき牙獣の姿も)
ブブブブブブブ・・・・・
(倒木から出てきたハッキネンは荷物を抱え、正座をしながら徹甲虫アルセルタスの幼体に乗ったまま飛行移動している。尚も白蛇はあくびをしながらハッキネンの頭の上に)
ブブブブブブブ・・・・・
(断崖絶壁の上を飛んでいくアルセルタスの幼体。バカな顔してるハッキネンの背後には、それはそれは美しい虹がかかっている。道中、ハッキネンの口の中に小虫が飛び込んでしまうも、耳から無事に脱出していく)
ぼとっ・・


(崖を渡り、再び原生林エリアの中に入ったアルセルタスの幼体に落とされたハッキネンは、落下の勢いを利用して、そのまま何事も無かったかのように森の中を歩いて行く。白蛇は目的地に着いたのだろうか、ハッキネンの頭上より勢い良く飛び跳ねて、木の枝で待機をしていたピンク色の蛇の下に着地するや否や、求愛するように首を絡ませる)
がさりごそり・・・
(ツル草の間を縫って出て来るハッキネンの腐った正面の顔。当然、目は座っている)

へっこへっこへっこへっこ・・
(原生林の終着地であろうか、突き当りに見える巨木の根が無数に絡まった小穴に向かっていくハッキネン)
??「おかえりなさい。早かったわね」
ハッキネン「・・・・・・・・・・」(ふてくされた顔しながら上を見上げる。同時に髪の毛から「にが虫」が這い出てきて、それを舌で捕まえて「生」で食べちゃう)

シバ「あんまり遅いようだったら、迎えに行こうと思ったけど。余計なお世話だったみたいね」ブブブブブブブ
ハッキネン「ただいま。ハニー」にや(っと笑った歯の間に「にが虫の脚」が刺さっている)
シバ「やだ・・気持ち悪い・・。分かった。あんた、また、薬やってきたんでしょ?まったくしょうもない人型の雄なんだから。さ、早くお入りなさい」ごち~~~ん

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

(滑り台方式になった穴の中を器用に荷物を死守しながら転がり落ちていくハッキネン。その後を飛行しながらついてくる女王虫の顔は「たぶん」笑っている)
すてぇ~~~~~~~ん

(豪快に尻もちをつきながら、鉄壁に囲まれたラボらしき部屋の中に落ちてくるハッキネン。その衝撃で荷物に乗っかっていた「砲弾型にでっぷりした」ぶさいくなアイルー人形がすっ飛んでいく)
ぽむっ

(白衣を纏ったふくよかな胸に当たるぶさいくなアイルー人形)
カペラ「待っていたのよ♪「弾丸アイルー★ジャック・ブレッド」の限定モデル♪」ぎゅむっ

シバ「各都市で今、流行ってるんですって」ブブブブブブ・・(荷物を抱え、憮然とした表情で起き上がるハッキネンの横を通り過ぎていく。その奥には巨大なホルマリン容器がずらりと並んでおり、おそらくモンスターのものと思われる大きな脳みそや、双頭のランポスなどが展示されている)
カペラ「食材は保管庫。あ、その前に汚いからちゃんと消毒して」ばふぅ~~~~ん

ハッキネン「『おかえりなさい』くらい言えねぇのか。女王虫だって言えるんだぞ」もわもわもわもわ

??「モッスッスッスッスッ。ドクターはおめぇのママじゃねぇ~っつ~の。甘えたきゃ、俺の鼻にキスでもしな」(壁に掛かっている「モスの首」が喋る)
ハッキネン「黙ってろ、モース」もわもわもわもわ

モース「いいか?ドクターは俺の女だ。てめぇみてぇなろくでなし、このラボに置いてやってるだけでも、ありがたいと思え。分かったら、俺の鼻にキスして寝な」モッスッスッスッスッ
ハッキネン「うるせぇぞ!!また便所の中にそのきたねぇ豚面を突っ込んでやろうか!?」ぎゅううううう

カペラ「野蛮な人達は放っておいて、食事にしましょう。手伝ってくれる?シバ」よろこんで(と、傍らを飛ぶ女王虫と共にラボを出て行こうとする女史の後ろ姿。作業台の上には「包丁が垂直に刺さった「達人のドクロ」がちょこんと置いてある。一体なんの研究をしていたのであろうか、疑問は多々残るが話は進む...)
ハッキネン「可愛くねぇ」ずずず・・(鼻汁と共ににが虫が出て来る)
モース「そこがいいくせに♪」ボフッ

「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
かちゃりこちょり・・
(地下施設とは思えないほど、丁寧な整備が施されたシックなダイニングルーム(壁は清潔感あるベージュの積石風タイル。カーキのダイニングテーブルも素材の良い木材を使用していると思われる(ユクモの木だろうか?)。また部屋の隅には豪壮な暖炉&「一人用ソファ」も展開されている)で、向き合いながら黙って食事をするハッキネンとカペラ)
シバ「足りなくなったら言ってちょうだいね♪」こねこね(キッチン台の向こう側でボールを片手に「生脚」を「数本」突っ込み、何かをこねている。ポテサラだろうか?)
ハッキネン「げふぅ~~~~

カペラ「ちょっと!それ、人前では止めてって言ったわよね!?」かちゃりこちょり

ハッキネン「あのな。生粋のハンターってのは豪快な生き物なんだ。あんたこそ、愛するバディの特徴をいつになったら分かってくれんだか・・」ぷぅ~~~~

すこーーーーーーーん

(ハッキネンの眉間にフォークが鋭く突き刺さる)
ハッキネン「ぎゃああああああああああああ」
カペラ「ハンターなら、そのくらいの傷、へっちゃらよね?それと一体何処に、私と釣り合うインテリジェンスなバディがいるのかしら?」ぬおほほほほほほほほ♪あ~~~む(嘲笑をかましながら大口を開けてフォアグラを一気に食べる)
ハッキネン「うわぁ~~~~~~ん!!シバァ~~~~~~~!!」ダッダッダッダッダッ


シバ「食事中くらい、仲良くしたら?」よしよし(ポテサラをこねていない「余っている方の脚」で、すがりつく成人男性の頭を撫でてやる)
ハッキネン「いやよ。先天性のバカなのよ。その人」あ~~~~む(添えてあるキャビアをポロポロ落としながらフォアグラを丸呑みする。よく見るとカペラの横には「I My Me Mine & Myself」と書かれた「超自己主張なポスター」が額縁に飾ってあるのが見える)
シバ「研究材料が足りなくて、退屈なのは分かるわ。けど、本部だって忙しいのよ。ファイヤーウォーを体験してきたあなた達なら分かるでしょ?自軍の精鋭部隊をほとんど壊滅させられたわけだし」はぁ~い、もう泣かない。男の子でしょ?(と、まだすがりついて泣いている成人男性(ハンター)をあやしている)
カペラ「ブラックアーミーが不足してるのは十分理解してるつもり。だからってうちのラボに新しい研究素材を持ってこないのはいただけないわ。こうしてる間にも、ホワイトギルドは「正当な理由」を名目に、ハンターを各地に派遣しては、未確認モンスターを発見しているのよ?職務怠慢よ」ゴッゴッゴッゴッゴッ

ハッキネン「どうせその新種をバラすくせして」すこーーーーーん

シバ「あなたが研究熱心なのは分かるわ。新種を見つけたいなら、フィールドにリフレッシュしてきたら?」あ~よしよし。痛くない痛くない。薬草塗ってあげるわね♪ぬりぬり
カペラ「この前、砂漠でしてきたわよ。もっとも・・・ビジネスだけど・・」あ~~~~む

シバ「新兵器だって作ったじゃない。ほら、あの素敵な甲殻種の乗り物。この前、カール・エリオットっていう可愛らしい黒人の坊やが取りにきたやつ。あんな素晴らしいモンスタースーツを作れるのは、大陸広しど、あなたしかいないのよ?ダニエル」
カペラ「んふふふふ。仮にもモンスターであるあなたにそう言われちゃうとね・・」んふふふふふ
ハッキネン「マッドドクター。サイコ。きちがい。人でなし。アンモラルなクソババア」すこーーーーーーーーん

カペラ「そのエリオットっていう、グラスーツ搭乗兵・・・何処の所属だっけ?」ぎょりぎょりぎょり(ナイフ&フォークでリノプロシュート(リノプロスの肉を加工した生ハム)を皿の上で切り刻む)
シバ「確か、クイーン小隊って言ってたわ。ファイヤーウォーでグラスーツ隊を率いていたんですって」よしよし(背中をぽんぽんしてもらっているハッキネンは眠ってしまった様子だ)
カペラ「ふ~~ん・・・またどこかで戦争があるのかしら・・」ぺちょりぺりょり(切り刻んだリノプロシュートをラオシャンメロンに乗せていく。普通のメロンならば一枚で事足りるが、なにせラオシャンメロンはでかいのだ!)
シバ「でしょうね。けど、あなたにクエストは飛んでいないんでしょ?だったら尚更、休んだら?リフ休だって、たくさん余ってるんでしょ?」すやすやすや(すっかり眠ってしまったハッキネンの背中を優しく擦っている)
カペラ「何処かに素敵な相手でもいたらね」あむあむあむあむあむ!!(すかさず巨大なメロンを生ハムごと「志村けん食い」で平らげていく)
シバ「ディルクのこと・・・まだ・・?」ぽんぽん・・
カペラ「・・・・・・・・・・・。相手はもう人間じゃない。たぶん・・・ね・・」ぺちょぺちょ・・(口もとから大量のメロン汁を垂らしながら感慨に耽る女史)
シバ「ゾンゲ将軍を救出に向かった兵士に、ドラゴンハイドロゲンの砲弾を渡したのだって、火山に逃げたと言われるディルクを炙り出す為なんでしょ?」
カペラ「深読みしすぎ・・・将軍の判断に任せるだけ・・・・」ぺちょぺちょ・・
ハッキネン「・・・・・・・・・・」しくしく(女王虫の胸の中に蹲りながらも、ちゃっかり話は聞いている様子だ)
「お~~~い。通信が入ったぞぉ~~~~」(隣の部屋からモースの声が聴こえる)
シバ「はぁ~~~い。今すぐ」(寝てるハッキネンをキッチンカウンターの上に寝かせようとする)
カペラ「いいわ。あたしが出るから」
モース「早く早く。本部からだぜ」(壁に掛かったモスの頭部に近寄ってくるカペラ)
カペラ「本部から・・・・はい。私ですけど」(モスの鼻の穴の中に向かって話しかける)
??「忙しいところすまない。ハンス・ハンニバルだ」(鼻の穴から声が聴こえる)
カペラ「あら、鬼将軍自ら、何の用?」
ハンス「例のあれの起動を急ぎたい。君には開発者としての視点で、バトルプルーフをとってほしい。もちろん、操縦法についての指導もだ。悪いが早急に、本部の格納庫に来てくれまいか?」
カペラ「・・いいけど、何処まで動かすつもり?また戦争?」
ハンス「ああ。水没林だ。フェイリンメイリン国の援軍として上陸する。相手は帝国軍とクルセイダーズだ」
カペラ「イエッサァ~」やれやれ(やる気のない返事で通信を終わらせると、モスの顔面がキスをしてくれと口を尖らせてせがんでくる)
To Be Continued




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/21(木)0時更新 「ネクラなんだっチャよ、あいつ」の巻
をお送りいたします♪続々と各勢力(必至的演者達)が水没林に集結していく中、お次は何処の誰のお話でしょうか?新たなモンスタースーツ(怪物的搭乗兵器)も登場!てなわけで次回も見よう!読も見よう
「ネクラなんだっチャよ、あいつ」の巻
~水没林、非狩猟エリア47....
あきゃ~~あきゃ~~ おえっおえっ
(謎の生物達の鳴き声がこだまする森林エリアに、10騎から成る猫騎馬小隊が各自、馬上のまま待機している)
キーン「・・・・・・・・・・」イライライラ(と、苛立ちを隠さず馬に跨っているのは、偉そうに逆立った髭を生やし、高貴な印象を放つプレートアーマーを纏ったアメショー猫である)
猫騎馬兵「向こうが指定してきたポイントはここですよね?」(同じくプレートアーマーを着込んだ猫兵。アーメットを被っているので顔は見えないが、湿地帯なので実に暑そうである)
キーン「ああ」イライライラ(逆だった髭を「しょりしょり」と触っている)
猫騎馬兵「白昼のうちに来るという約束ですが、日没までには来るということでしょうか?だとすればまだまだ待ちそうですね」むしむしむしむし(被っているアーメットが湿気の熱気により揺らいで見える)
キーン「ああ」イライライラ
猫騎馬兵「少し馬を休ませておきますか?とは言え、先程、「馬用クーラードリンク」を飲ませたばかりなので、まだまだ大丈夫だと思いますが」むしむしむしむし
キーン「我がキーン小隊のアイデンティティーとはいえ、この暑さで戦いもなければ、自慢の甲冑も意味はないな。脱げとまでは言わぬが、兜くらいは脱いでもいいんだぞ?」
猫騎馬兵「やった!!おい、みんな!隊長が脱いでいいってさ!!」やったぁ~~~♪(と、歓喜と共に兜を放り投げる猫兵達。みんな毛がボサボサのサウナ状態に仕上がっている)
キーン「まったく・・忠節というのは時に意外性をも感じさせてくれるわ・・・ん?」ちら(頭上を見上げる)
フォフォフォフォフォフォフォ・・・
(見上げる木々の木漏れ日から、巨大な飛行船のシルエットが逆光で映し出される)
キーン「喜んでいたのもつかの間だ。兜を被れ!!ターゲットの到着だぞ!!」え~~~~~(と、ぶつぶつ文句を言いながら嫌々に兜を被る猫兵達)
フォッ
(飛行船の甲板上から、何かが投下される)
キーン「まさか・・・・散開だ!!散れぇえええええええ!!!!」
ヒヒィ~~~~~~~~~ン
(馬首を返し、慌てて散開する猫騎馬隊)
キーン「ええい!!」ダダダッダダダッ(馬を走らせながら頭上を見上げる)
ゴオオオオオオオオオオ!!
(森に急降下してくる謎のモンスター)
キーン「!!(なんだ、あの化物は!?)」ヒヒィ~~~~~ン(馬首を返して急停止する)
ダシャーーーーーーーーン!!
(土埃を高々とたてながら着地してきた面妖な巨大蜘蛛)
猫騎馬兵「構えろぉおおおおおおお!!!!」ザシュッ(手持ちのランスを構える)
キーン「待て!!」
モワモワモワモワモワ・・・・シュトッ
(土埃の中、巨大蜘蛛の背中から、人型と思しきタイトなボディスーツを着用した髪の長い、長身の女兵士が颯爽と飛び降りてくる。また片手には砲身の長い、緋色の大型ヘビィボウガンを軽やかに持っている)
クイーン「お待たせ。ブラックアーミー陸軍小隊、アシュリー・クイーン少尉よ」ふぁっ(肩にかかったライトブラウンのロングバングヘアーをかきあげる)
キーン「女・・・私はフェイリンメイリン国所属、ミハイル・オステルマン隊のリー・キーンだ!その化物も配下の一頭か!?」
クイーン「そっ。鬼狩蛛(きしゅちゅう)のモンスタースーツよ♪スラッシュ!カール!君たちもちゃんと挨拶して!」てんてん(鬼狩蛛のシャベルのような大きい甲殻を持つ「お手」を叩く)
キーン「きしゅちゅう・・・・?」む~
??「わかったよ、アシュリー」(モンスターの頭蓋骨のような外骨格を施している腹部の内部から声がする)
キーン「??」(馬上から見入る猫兵達)
もぞもぞ(袋状の腹端にある肛門のような穴の中から、人間の手が飛び出してくる)
猫騎馬兵「うえっ・・・あそこって、あれだろ?」おえっ・・
クイーン「ふふふふ。安心して。あれは別の場所にあるの。あの穴は出糸突起っていう、糸を出す所よ。通常はそこから糸を排出するんだけど、鬼狩蛛は口からも糸を出せるから、出糸突起を改造して、出入り口にしたってわけ」
キーン「ということは・・その「中身」は・・?」
クイーン「腹部にある不要な呼吸器官、生殖腺、消化器官なんかは、み~んな綺麗さっぱり摘出して、立派なコクピットに「リフォーム」したってこと♪」パチりん(ウィンクをしてかます)
キーン「なにが嬉しいんだか・・」これだから人型の雌は好かん・・
カール「よいしょっ」にょ~~~(まるで生まれてくるかのように出てきたのは、黒いサングラスにマスクをしたショートアフロの黒人男性(グレーのタイトなボディスーツを着用)であった)
クイーン「パイロットのカール・エリオット。ごめんね。彼、密林の花粉が苦手なんだって」
カール「やぁ、どうもどうも。うわっ、本当に獣人が馬を操っている・・。すごいなぁ・・」
スラッシュ「ワガハイちゃまも紹介してくれっチャ」にょるっ(っと、「一発で」腹部より出てきたのは、両目と口が縫い塞がっている不気味な黒いチャチャブーフェイクを被り、薄気味悪い「腐った緑色」をした妖気を放っている奇王剣(大剣)を背負った奇面族であった)
クイーン「彼はスラッシュ。一応、種族は同じでしょ?仲良くしてあげて」ふ~~~ん(と、馬上に乗ってる猫達を見上げるスラッシュのちっこい後ろ姿)
キーン「って、ちょっと待て。アンバサダーだというから、もっと護衛が来ると思ったら、たった三人だけか?」
クイーン「あら。君たちが人間嫌いだっていうから、気を利かせたつもりなのよ?ガノトト級で兵士をたくさん連れてきても良かったんだけど、あれって水中の移動手段でしょ?陸での機動性が極めて悪いのよ。なぁ~んてね。遅れて、一騎当千に値する援軍が到着する予定♪」
スラッシュ「それと、あきひこも地中から追いかけてきてるぜ」
キーン「??」(訝しげな表情を浮かべ、さっぱり彼女達が何を言っているのかついていけていない様子)
クイーン「そんなことより、早く案内してよ。君たちの国に♪」ふぁっ(髪をかきあげる)
キーン「う~~~~~~ん」じろじろ(馬上の下では、馬をじろじろと不思議そうに見つめるカールとスラッシュのバカな顔が)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
のしんのしんのしんのしん・・
(密林内を猫騎馬隊に囲まれ進む鬼狩蛛。クイーンとスラッシュは頭蓋骨のような頭頂部の左右にそれぞれ腰を下ろしている)
クイーン「思ってたほど蒸し暑くないかも。クーラー飲んできて正解♪」(足をパタパタさせながらジャングルツアーを楽しんでいる様子)
スラッシュ「野生のモンスターは、ほとんど排除しちまったらしいっチャ。生態系を壊すつもりっチャ?」しょり~んしょり~ん(砥石で不気味な奇王剣を研いでいる)
キーン「ふん。不義不忠が規律のお前たちに言われたくはない。我らは獣人こそが、猫こそが世界の頂点に立つべき種族だと理解しているだけだ。果てのない捕食と、本能的で無計画な繁栄しか頭にない、無能なモンスターなど排除すべき存在なのだ」パカラッパカラッ・・
クイーン「聞いていた以上に、ずいぶんラディカルな思想ね。彼らって」こそっ(スラッシュに耳打ちする)
キーン「本来であれば、お前たちの支援などもいらん。だが、我々とて、理知を持つ生物を無暗に排除することはしない。親睦を深めるのは、後の世に、お前たちを猫の配下にさせるためだ」パカラッパカラッ・・
クイーン「小さい頃、小説で読んだことある。コンガがね、世界を制服するっていうお話。プラネット・オブ・ザ・コンガララっていうの。彼らの発想って、それに似てるかも」こそっ
キーン「我々はだな、お前たちのような傍若無人な種族を粛清する為に立ち上がり、改めて共存とは支配であることを他種族に教育してだな、それ即ち、大陸の為に・・・」ブツブツブツ
クイーン「あ、待って。トイレしたいかも」
キーン「なっま、待っててやるから、どっかその辺でしてこい!!」かぁ~~
クイーン「嘘。人型の雌相手でも、照れるのね♪」ぱぁ~~ん(スラッシュとハイタッチをする)
キーン「むむむむむ・・!!」かぁ~~~~~~(赤面する背後で、にやにやしてる猫騎馬隊の部下達)
のしんのしんのしん・・
(密林内を上手に四肢を歩かせて進む鬼狩蛛と、それを囲う猫騎馬隊)
スラッシュ「いいっチャ?マカ壷のお面ってのは、マカ麹(こうじ)の絶妙な量が肝なんだっチャ」ふむふむふむ(と、真剣に講義を聞くキーン小隊)
クイーン「・・・・・・・・・・」こっくりこっくり・・
カール「ふぁ~あ・・なんか平和だねぇ・・」(細胞質な壁面を見せるドーム型のコクピット内で、腰を曲げて操縦席に座り、一対の操縦レバーを持ちながら、全面に見えるガラス細工のような両眼から直接繋がっている「細長い筒状の双眼鏡」に顔面をぴったりと当てている為、顔は見えない)
キーン「ところで、こいつの動力源はなんなんだ?」パカラッパカラッ・・
カール「いい質問だね。僕が答えよう」(得意げに伝声管に向かって話すものの、怪しげな双眼鏡を覗いている為、顔は見えない)
スラッシュ「長くなるっチャよ」ぼそっ(下にいるキーン小隊に向かってぼやく)
カール「いいかい?この鬼狩蛛、正式名称、Ghost Hunting Spider-V8000、略してGHS-V8000はね・・」(まるで鬼狩蛛が喋っているようである)
スラッシュ「全然、略せてねぇっチャ」くすくす(後ろで肩を踊らせて笑うクイーンの背中)
カール「ブラックギルド所属の調査団が、東方の山岳奥地で発見した、希少な鬼狩蛛を採用したものなんだ。開発者は、かの天才龍科学者、ダニエル・カペラ女史なんだよ」
キーン「そいつなら知ってるぞ。大陸中で指名手配されてるマッド・ドクターだ」にゃははははは(と嘲笑う猫騎馬兵達)
カール「コホン・・。動力源の質問だったね。けど、答えを言う前に質問。蜘蛛が生成する糸の成分が何か知ってるかい?」
ふるふるふるふる
(首を左右に振るキーン小隊及びスラッシュ)
カール「スラッシュ・・君にはこの前、徹夜で説明したばかりだろ?」
スラッシュ「一晩寝たら忘れたっチャ」にゃははははは(下で笑うキーン小隊)
カール「もぉ・・簡単に説明するから、よく聞いておくんだよ?いいかい、蜘蛛の糸っていうのは、タンパク質で出来ていて、絹糸腺と呼ばれる分泌腺で作っているんだ」
ほぉ~~~~~~(と感心するキーン小隊)
カール「通常の蜘蛛は、その絹糸腺を体内にいくつも持っていて、それぞれ異なる種類の糸を生成するんだけど、このGHS-V8000は、対象物を捕獲出来る、粘着性に長けた糸だけを作れる絹糸腺のみを採用してるんだ。ドクターカペラ曰く、それさえあれば戦術的には困らないからだって」あははははは(おかしいらしい)
スラッシュ「んで?動力源はなんなんだっチャ?」
カール「一度説明したはずの君に、そうやって無垢な表情で聞かれると、なんだか腹が立つけど・・答えは、牛乳さ」
ほぉ~~~~~~(と感心するキーン小隊)
カール「いい反応だね。牛乳っていうのは、言わずと知れた高タンパク濃度で、アミノ酸も豊富だろ?それに蜘蛛っていうのは、捕えた獲物に消化液を注入し、消化された液体状物を吸い取る食事の方法・・これを体外消化っていうんだけど、その特徴を活かした最適な動力源が、牛乳だったというわけさ。いつ燃料が切れてもいいように、コクピット下にある「小物入れ」に、たくさんの牛乳瓶が入っているんだよ?牛乳ならバッテリーとしての携帯もし易いし、コストパフォーマンスにも優れているからね。まったく笑っちゃう話だよ♪」あははははは(おかしいらしい)
ほぉ~~~~~~(と感心するキーン小隊)
スラッシュ「視界はどうやって確保してるんだっチャ?」
カール「君、さっきまで一緒にコクピットに入ってただろ!?君の脳みそは蜘蛛以下だよ、まったく・・。視界はね、このコクピットとなっている巨大な腹部を覆っている、頭殻のような外骨格が持つ両眼の角膜の内側から直接、「細長い筒状の双眼鏡」を通して見ているんだよ。でも、いざ激しく動くと、頭胸部と腹部がバウンドするように大きく跳ねるから、あまり視界は良好とは言えないけど、テスト段階では然程問題は感じなかったよ。最も、実戦はまた違うし、「一人称酔い」がするのは必然だろうな・・「携帯してきた酔い止めは必要ありませんでした」って、カペラ女史に送る報告書に書けるよう、努力するよ」うん(と独りで勝手に決意する鬼狩蛛)
ほぉ~~~~~~(と感心するキーン小隊)
スラッシュ「そりゃいいけどよ、そもそも、こいつの腹には、なんでこんなおっかねぇ装飾が施されてるんだっチャよ?」てんてん(腰を下ろしている巨大な頭骨を叩く)
カール「一部のマニアの間では、この立派な甲殻を持つ鬼狩蛛が、甲殻種に分類されていることから、何かしらの飛竜種の頭蓋骨を被っているんじゃないか?なんて言われているらしいけど、実のところ、不明なんだ。そもそも、鬼狩蛛が何のために、腹部にこんな外骨格を持っているのか自体が不明なんだよ。ドクターカペラの見解によれば、エンカウントしたモンスターを威嚇する為であり、また、頭骨に擬態することで、それを観察しようと近寄ってきた人間を捕獲する為じゃないかって推論だけどね。あ、ちなみに鬼狩蛛には「骸狩蛛」っていう亜種も存在するんだよ。と言っても、外見的な違いは色が少し違うだけ。笑っちゃうよね」あははははは(高らかに笑う鬼狩蛛の無愛想な顔)
スラッシュ「モンスターってのは、まともじゃねぇってことっチャ」にゃははははは
カール「操縦はね、他のモンスタースーツ同様、極めて単純で、コクピット内の操縦レバーから直接、頭胸部にある脳を制御することで可能となっているんだ。出来れば、君たちにも操縦させてあげたいけど、ちゃんとしたモンスタースーツ用の操縦ライセンスが必要だからね・・・ごめんよ」
スラッシュ「かまうこたぁねぇっチャ。前にこいつらは、うちのグラスーツを盗んだことがあったっチャ。また盗まれて、壊されでもしたら、ワガハイちゃま達の首が飛ぶっチャよ」にゃははははは(他人事のように笑うキーン小隊)
カール「しかし今回は目的が同じだ。タラスクギルドを通じて、ブラックギルドと同盟しようという君たちの配慮は懸命だよ。なにをするにせよ、この大陸世界では武器が必要だからね。その為には世界一の武器商人と言われる暗黒商会や、僕ら暗黒団の力が必要ってわけさ。確かに僕は君たちみたいに、強いイデオロギーは持っていないけど、両親をモンスターに殺されたという点に関していえば、君たち以上にモンスターを憎んでいるのもまた事実かも。だからこうして彼らの脳を制御して、コントロールしてる時は気分が最高なんだ♪」あはははははは
スラッシュ「ネクラなんだっチャよ、あいつ」ぼそっ(下で笑っているキーン小隊)
カール「僕らのクエストは至って単純。君らと連携して、水没林に駐留している帝国軍とクルセイダーズの討伐をすること。是非、成功させようじゃないか」ぎぃ~~(よろしく的な感じで、鬼狩蛛の手を上げてみせる)
キーン「交友関係を築こうとは思わんが、あんたのこの鬼狩蛛は頼りになりそうだ」パカラッパカラッ・・
カール「ありがとう。交流っていうのは、こうやってコミュニケーションによって育んでいくものだって、ヒーヒーカレーの食べ過ぎで死んじゃったおばあちゃんが言ってたっけ。前回、僕らはファイヤーウォーでクルセイダーズにしてやられているからね。早くもリベンジのチャンスがきたってわけさ。なにせ、今回の作戦名は・・」
クイーン「カール。饒舌はおしまい」ガッション(鬼狩蛛の頭上でカノン砲型ヘビィボウガンを素早く展開し、しゃがみ撃ちの姿勢をとる)
スラッシュ「カール!レーダはっチャ!?」ゴイン(大剣を構えると同時に、下にいるキーン小隊も騎馬を停止させ、ランスを抜いて構えだす)
カール「電波探知はっと・・・二時の方向!!」
クイーン「盗み聞きは死に値する!!なんてね♪」カチッとな(トリガーをそうする)
ドウーーーーーーーーーーーーーン!!
(大型のカラ骨弾薬が火を吹いて飛翔し、森の中をすっ飛んでいく)
スラッシュ「なんの弾っチャ?」
クイーン「ドス・ナパーム弾♪」
ダオオオオオオオオオン!!
(着弾と共に奥の森一画が瞬く間に焼け野原になる)
クイーン「ヒット!!UH~~~~~♪」(隣で呆れてるスラッシュ。大剣を下ろして無造作に頭をぽりぽり掻きながら再び腰を下ろす)
あぢぃ~~~~~~~~~
(隣のエリアで阿鼻叫喚を示す女性の悲鳴がこだまする)
キーン「女・・・?」
スラッシュ「人型っチャかね・・」
クイーン「どっちにしたって、生きちゃいないわよ。大方、神殿の騎士団の斥候じゃない?さ、気にせず行きましょう♪」ガショコーーーン(ご陽気にヘビィボウガンを収納する)
カール「森一画を殺しておいて・・・君のそういうあっけらかんとした性格、軍人としては見習うけど、恋人としては最悪だね」ガツーーーーン(食い気味に頭頂部をぶん殴られた音だけがコクピット内に聞こえる)
キーン「まぁいい。それより神殿は近い。さぁ、急ごう」
のしんのしんのしん・・・・
(密林のドローン視点。硝煙を上げる一画が焼け野原になっている中、一直線になった道を黙々と進んでいく鬼狩蛛と猫騎馬隊。その行き先にはピラミッド型の巨大神殿が待ち受けている....)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
9/23(土)0時更新 たぶんMHWのことでしょうか
をお送りいたします♪ほいじゃあ・・さっ!!次回も豪快に畳み込んで読も見よう
決戦は126なり
決戦は 心躍る 126
どうぼ。あた門亭モンスキーですついにMHWの発売日が先日発表されましたね。
2018年1月26日(金)
こうして関連記事を書いている今からなんだか興奮気味な作者ぼやきは後にして、まずは公式情報のリンクをまとめてみましたので、既に知っている狩人も知らない狩人もチェックしてみましょう♪特に商品ラインナップの把握は必至でしょうか
『モンスターハンター:ワールド』プロモーション映像③
↓『モンスターハンター:ワールド』オフィシャルサイト
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/world/
↓『モンスターハンター:ワールド』商品オフィシャルLINE UP
http://www.e-capcom.com/monsterhunter/world/
↓MHW公式サイト
http://www.capcom.co.jp/mvci/
↓その他関連記事「4gamer.net」様より
http://www.4gamer.net/games/364/G036470/20170921103/
関連記事に関しては、現在開催中のTGS2017、23日(土)にカプコンブースのステージで新たな情報提供があるようなので、そちらもチェックしましょう
それと前回の中継ぎ記事から「右っ側」に『MHB(モンハン部)公式Twitter』を貼り付けました♪これでストーリーモードを読みながらMHWの情報もGET所謂「ザ・お得システム」です
(Blockerの種類やその設定によっては表示されないかもです)
またちょっと変わったモンハン情報と致しましては、先日発売されたばかりの「MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE」のDLCにて登場する追加キャラクター「モンスターハンター」なんてものも
どうえすか?同じギルドのゲームということもあり、細かいモンハンギミックが散り散りに表現されていて、思わず2D対戦格闘ゲームをやったことのない狩人も興味津々なはず必殺技みたいなカットで、大タルを置くところがなんとも不可思議なモンハンギミック満載で笑っちゃいました
ちょっとだけね。
ほんじゃあ作者のぼやきコーナー
個人的にはMHWの発売日は来年の春頃、GW商戦あたりかなぁ~と思うていたのですが、早かったですね。おそらく初頭で新システムを定着させ、DLCの配信等でGW商戦まで引っ張り、2018上半期は一人勝ちするぞというビジネスプランでしょうか。ギルドの壮大な野望をひしひしと感じながらも、同時にモンハンビジネスに関与していらっしゃる方々は今からもう大変だろうな..なんて。開戦と同時にYouTubeへのUPやSNSへの投稿やらでアドレナリン全開は必至でしょう
個人的なブログをやらせてもらっている作者でさえ、今から興奮止まない状態で、いざ開戦となった時のことを考えると気が気じゃないです
それもそのはず。おそらくMHWによって久々のフレンドさんとひと狩りする方々も多いはず。PS4のネット回線フル活動もまた必至それらも含めると、やはり早めにPS4を購入して、システムに慣れておくのがいいかもですね。
それと個人的に憤慨したことは、やはりMHW仕様のPS4(しかもProの)発売が発表されたことです
いつかの中継ぎ記事にて、たぶん出るだろうなぁ~とは予測した上で「シンプルな」PS4Proを6月末に購入した作者なのですが、分かっていたとはいえ、やはり限定モデルとか、おNEWモデルとか聞くと正直やってられません。モンハンモデルの発表後、うちのPS4Proに向かって「なんであんたは派手な色や柄とか入ってないのかねぇ~」なんてお姑さんみたいな嫌味を言ってみたり。でも機体はシンプルが一番!長く愛せる。そんなわけで、嫌味を言った後、すぐに実機の「角っこ」のあたりをぽんぽん叩きながら、「真っ黒でもいいもんね。あんたとは上手くやっていけそうだよ
」と言ったあと、「側面の方」をおもいっきしひっぱたいてやりました
気合を入れてやる意味でね♪それかモンハンファンなのに、ろくにやったこともない「コール オブ デューティ ワールドウォーII リミテッドエディション」↓
にしてやろうかしらなんて逆の発想もありかと。水没林や密林エリアが大好きな人にはたまらない
既にMHWの予約も開始され、ラインナップをどれにしようか悩んいるのですが、個人的にはアートブックとサントラが欲しいので15980円のにするかと・・。って、15980円・・?15980円するゲームなんて買うの初めてです。それからこんなに15980円って言うのも・・。
デラックスキットに同封されているDLCについてなのですが、追加ジェスチャーや追加ヘアスタイル、そして重ね着装備(見た目だけ変化との事)ということなのですが、発売後もこんな調子でDLCがどんどん発売されるのでしょうか・・。それを踏まえると、重ね着装備のアイデアはGOODでありBADでもありますいい点は過去作品のようにスキル重視の混合装備でも、重ね着をすればスキルを維持しつつ統一感のあるファッショナブルな着こなしでひと狩りが可能ということですよね?誰もが望んでいた素晴らしいアイデアです
なんですが、それらイカした装備が定期的にDLC販売されるとなったら・・コラボ系の装備とか、期間限定とかとか・・。もう破産覚悟でしょうね
プレイ実績によって、衣装アンロック解除があってもいいと思いますが、今の時点では何も言えません
昨今のゲーム業界におけるマイクロトランザクションとDLCに関するビジネスモデルは、もうこればっかりは避けられない道なのでしょうが、やはり心からの納得はいかないのが消費者の本音でしょう
むぅ~。
とは言え、MHWはPS Plusの月額を支払わずともオンライン可能とのことなので、そこは評価に値します。既にPS4を持っている方々ならご理解頂けるはずです。作者も「For Honor」だけの為に月額を支払っていますが、8月からFallout4漬けの毎日なので、マルチプレイなんてもう二ヶ月近くやっていませんそういった浪費を考えると、無料で皆様と繋がるというのは実に経済的♪余計な手続き等もなく、最小限のエネルギーでマルチが出来る環境はお子様にとってもGOOD
今からヤングハンター共の尻を叩くのが楽しみ?同時に、当然チーターも増加するでしょうから、公式の規制以外にも、個人的な警戒はより必要になるでしょう
個人的な経験則だと、怪しい人とマルチのときは落ちることが多いかな・・という印象が..。
ちなみにスキルシステムは、ポイント制からレベル制に変わっているのでは?というのが大方の予想です。お守りもあるそうですが、現段階ではあくまでもプロモからの推察?のようです(オフィシャルの発表を待ちましょう)
それでも気になる子はこちらをご参照あれ→http://mh-world.net/omamori-mhw.html
パッケージモンスター「滅尽龍ネルギガンテ」はどうでしょう?個人的にはMH4モンスターや近代Fのモンスターと然程印象が変わらないかな・・と。やはりオリジンメンバーへの期待が強まります。それにしてもなんでボルは採用になったんだろう・・。ボルが出るってことは、発売後のアップデートと共に、過去作品のほとんどのモンスターが登場するなんてことも予想出来ますね。にしてもボルって・・。ストーリーモードで出してやらなきゃダメでしょうか(笑)
MHWのストーリーによれば、主人公はギルドから派遣された「新大陸古龍調査団」の一員となるとのことなのですが、これを受けてまず思ったのが、ギルドはもう当たり前の通念なんだ・・ということと、ここで言う「新大陸」とは、その世界観における「未開拓の地」という意味なんだろうな・・という二点です。ギルドや古龍といった言葉も過去のナンバリングシリーズ同様の意味合いなのでしょう。モンハンはストーリー重視のゲーム性だけではないので、その辺に関しては世界観の背景をあまり追求せずとも、すんなりプレイしやすい世界観として仕上げている印象を受けます。ハンティングアクションゲームとしてのモンハンは、ストーリー性を見せるとか、ナラティブ要素にプライオリティを置くといったコンセプトとはまた一味違うモンハンならではの独特なゲーム性を持っていることが、ここまでカプコンを代表するタイトルになったのだと改めて実感します。すごい
そんでMHWに伴ったあたモンブログの展開なのですが、そもそもMHP3のプレイ日記からストーリーモードに派生していったという経緯もあり、今ではすっかり二次創作ブログなので、主に中継ぎ記事のネタとしてMHWのプレイリポートを行っていこうと思うています。とは言いつつ、久々にYouTubeのUPも考えてはいるので、今から緊張気味ですが新しいシステムについていけず、今作は「すんごい下手」になることも考えられますしね(笑)とは言え、あのむつかしい「For Honor」ではそこそこ上達して、すんごいランクの人にも勝てるレベルにまではなれたので、やはりゲームは理論と考察でなんとかなる!とMHWに関しても少しだけ自信はあります
とか言って寄生になったり
ソロプレイでの悩みはともかく、何よりもまた、このあたモンブログを通じて、読者の皆様方と一緒にひと狩り出来る喜びと興奮は、今から考えただけでも睡眠不足必至でしょうにまたオトモのカーブーや皆様方と一日中、フィールドを駆け回れると思うと夜も眠れません(それは言い過ぎ
しかもカーブーはPS4持ってない)今から楽しみで仕方ありません
決戦は126なり
つーか早く予約しないとTGSで個人的に激アツだったのが「Fallout4 VR」
連邦を直に体験なんてすご過ぎです
でも正直言うと、VRより普通の方の新しいDLCを出して欲しいなぁ...なんて。もう出ないでしょうが、今頭の中は「汚染塗れ」です(やってない人にはなんのこっちゃかわからんでしょうが、噂以上の中毒性を持つゲームであることは確かです。「あたちの連邦日記」を真剣にやろうか思うているくらい
)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/25(月)0時更新 「あわわわわわ・・」の巻
をお送りいたします♪次回からは先に水没林に到着していた「あのメンバー達」のお話..。なにが「あわわ」なのかお楽しみに
「あわわわわわ・・」の巻
~Flooded Forest East Bay Area、トム・フレッカーの屋敷近くの海岸....

ざざぁ~~~~~~~~ん・・
(晴天の下、穏やかな浜辺の波打ち際に「黒い傘」を日除けに、「かなりまるまった体育座り」で読書をかましているヒーラー装備を纏った少女の姿)

ユーリィ「・・・・・・・・・」ざざぁ~~~~~ん・・(通常の傘と違い、デッドフリルパラソルのシャフトはバレル(銃砲身)になっている為、かなり太いせいか、それを肩と首で挟みながら支えて読書をしている様子は「かなり」きつそうである)
ふるふるふる

ばさん

ユーリィ「・・・・フッ・・・」ざざぁ~~~~~ん(「それ見たことか」と言わんばかりにほくそ笑む。勿論、目は死んでいる)
ぱすぱす

??「やはりここにおいででニャしたか」
ユーリィ「・・むぅ・・」ふるふるふる

耶律恵烈頭「・・・・・・・」にこり(右頭部を深く刈り上げ、顎鬚を三つ編みし、頬髯を蓄えた、土着感の強い一重細目の銀トラ猫が、爽やかな陽の光を受けながら、その風貌とは似つかわしくない笑顔をもって御意の姿勢で挨拶をかましている)
ユーリィ「・・あなたのその笑顔・・ほっこりする・・」ふるふるふる

耶律恵烈頭「いやニャハハハハハ。同じことを主から言われたことがあるでニャすが、何度言われても照れるばかりでニャすよ」ぽりぽり(と、無造作に頭を掻き散らしながらユーリィの横にちょこんと座る)
ユーリィ「・・フレッカー氏・・から・・?」ふるふるふる

耶律恵烈頭「いやいや。あの方はあくまでも雇用主であって、心の主君ではござりませぬでニャす。っと、傘をお持ちしましょう・・・いや、これは重たいでニャすな」ふるふるふる

ユーリィ「・・では・・猛豚・・?」(長らく首と肩に力を入れていた為か、斜めを向いたまま固まってしまっている)
耶律恵烈頭「ニャハハハハハ。そもそも猛豚とは武人であって為政者ではござりませぬでニャす。今や奮える武という刃を安寧という鞘に収めた猛豚は、宰相の傀儡にしか過ぎませぬでニャす。君主とは国と民を治めて統べる者。その資格を先天的に持ち合わせない猛獣をどうして主と呼べましょうかでニャす」ぐぐぐぐぐ・・(重たい傘が倒れないようしっかりと力を入れて説く)
ユーリィ「・・では・・ニャン=ジュスト・・?」ごきごき(凝った肩をそうしてる)
耶律恵烈頭「これまた異なる質問を。猛豚が生まれながらの暴虐ならば、ニャン=ジュストは天性の邪悪。真の主君とは志を共にし、忠節を誓いながらも決して対等にあらず存在にして、時に友のように酒を酌み交わし談笑できる尊い隣人である者。民を畜群と見做し、仁を顧みる心の機能が欠落しているニャン=ジュストは、どのようにしても主君と呼ぶわけにはいきませぬでニャす」ぐぐぐぐぐ・・
ユーリィ「・・然らば・・率直に・・誰・・?」ごきりごきり
耶律恵烈頭「我が主君はダミアン・ギーユ。我らがキャッツセインツの指導者であり、また、愛すべき侠客でニャす」にこり
ユーリィ「・・・・この本は・・その人が・・再編したもの・・?」ふぁさっ

耶律恵烈頭「この「猫論語」はロベスニャエール殿の著書でニャす。その原本をかき集めるようセインツに指示を出し、最も文才に長けた猫達に再編させ、注釈を加えさせたのがダミアン殿でニャす」ぐぐぐぐぐ・・
ユーリィ「・・愛読書・・なのでは・・・・紙の至る所に・・同じ肉球の跡が・・」ぴら(写本を広げてみせると、ページの端々に薄っすらと同じサイズの肉球がスタンプのように付着している)
耶律恵烈頭「確かにダミアン殿は毎夜毎夜と乱読をしておりましたでニャすが、すべて覚えるわけでもなく、ただ「身になった」とだけ言い残し、私に読めと勧めてくれたのでニャす」ぐぐぐぐぐ・・
ユーリィ「・・それで・・あなたも読み終わったから・・小生に・・?」
耶律恵烈頭「ええ。妹さんの話では、あなたはビブロフィリアのいち面を持ち合わせたハンターだとお聞きしましたので。是非とも、我らが猫族の思想と、来るべき社会性を知っていただきたく、お貸し致しました」へこり
ユーリィ「・・マジな時は・・「ニャす」は・・なし・・」ぼそ
耶律恵烈頭「人間は信用出来ませぬが、貴方方、ディオマリアシスターズは少し他の人型とは違う感性を・・・なんというかフェロモンというべきなのか、色というべきなのか・・・説明し難いのですが、故に我らが抱くイデオロギーを伝えたかったのでニャす」ぐぐぐぐぐ・・
ユーリィ「・・インテンシティ・・溢れるカリスマの意見が・・欲しいなら・・クルセイダーズに・・」すっ(写本を耶律恵烈頭が羽織っている着物の中に入れ込む)
耶律恵烈頭「女棟梁の噂は聞いておるでニャすが・・」
ユーリィ「・・他にも・・・かあぶう兄君という・・侠者がいる・・」ざざぁ~~~~ん(海の遠くを眺めて呟く)
耶律恵烈頭「??」ぐぐぐぐぐ・・・
ユーリィ「・・きた・・」
耶律恵烈頭「むう?」(目を細めて大海原の方を見つめる)
ぎぃ~~~こ・・・ぎぃ~~~こ・・・
(漣の上を悠々と渡ってくる小舟を船首で漕ぐは、シンプルな緑のどんぐりヘルムを被り、真っ黒なサングラスをかけ、両手にはリストバンドを巻き、足元だけ軍用ブーツで固めた「色白パンいち姿」という、実に男らしいファッションのハンター?である)
耶律恵烈頭「おお。待望のお仲間がご到着のようでニャすな」ぐぐぐぐぐ・・
ユーリィ「・・ニャす・・」ニャ~~(と目をまあるくして猫真似ポーズをとる)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~水没林、トム・フレッカーの屋敷....

がやがやがや・・がやがやぺちゃくちゃ
(と、小うるさいお喋り止まない屋敷内の円卓を囲うは、家主のトム・フレッカーをはじめ、頭に小生意気そうな面をした猟虫を乗せたユーリィ、その左隣にはフルフルヘルムを被った全身包帯巻きのゾフィらしき少女と、ジャギィフェイクが今日もよく似合うアイアンロックの両サイドには、派手な着物をはだけて着ている美女二人が侍り、その隣では大口を開けて座ったまま寝ているキングロブスタシリーズを纏ったリチャード・モーリスが控えている。対面には先程、小舟に乗って到着してきたどんぐりヘルムにサングラスを掛けた上半身裸の「粋な男(アイアンロックもそうであるが..)」が腰を下ろしており、その隣にはランポスSシリーズを全身に纏った、リチャードと同じくらいの大男が腕を組んでふんぞり返っている。また円卓には三席分、空きがあるのも気にはなる)
フレッカー「皆さん、ブレスワインでよろしいですかな」にこにこ(しながら髭を触ってご様子を伺う白黒デブ猫。今日も着ているタキシードが今にも弾け飛びそうである)
カトリーヌ「全然問題なぁ~~~い♪」(毛先を軽くした金髪ミディアムヘアのケバケバ美女が真っ先に手を挙げる)
チェレスティーナ「異議なぁ~~~~し♪」(アッシュ系グラデーションカラーの内巻きロングヘアのこっちもケバケバ美女が同意する)
アイアンロック「ここのキッチンエリアなら、既に戦場と同じくらい把握済みだ。俺が調達してこようか?ミスター」
フレッカー「いやいや。運搬クエに貴方を使うには勿体無い。メイドに任せましょう」にこにこ
リチャード「ずごごごごごご・・・」ZZZZZZ(キングロブスタヘルムの僅かに開かれた目元の隙間から、リチャードが白目を剥いて寝ているのが見て取れる)
ユーリィ「・・・・・・・・・・」ぼけぇ~(顎を上げたまま呆けている頭の上には、同じく呆けた猟虫を乗せている)
ブッチャービートル「・・・・・・・・・」ぼけぇ~(目が完全にイッているビートル)

ゾフィ「おい、ユーリィ」こそこそ(上のイメージ画像とは打って変わり、豚耳フードがすっぽり包む頭部から下は包帯でぐるぐる巻になっている)
ユーリィ「・・はぁい・・?」(呆けたまま答える)
ゾフィ「あいつら。サザンゴッドからの援軍って、ダブルキャノン・ブラザーズだったのかよ?」こそこそ
ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ちら(顎を上げて呆けたまま目線だけずらす)
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ
(どんぐりヘルムにサングラスの色白男(上半身裸でパンいち)が、隣の大柄なランポスSシリーズに身を包んだ傭兵に話しかけている)
ゾフィ「あのでけぇ仏頂面した大男が、通称「ダブルキャノン・ボビー」だ。元傭兵でよ、大砲の砲身をそのまま採用したヘビィボウガンを両肩に担ぐことから、歩く火力兵器って呼ばれているんだぜ?怒らせたら最後、奴のいるエリアはフィールドごと、焼け野原になるって噂だ」
ユーリィ「・・へぇ・・」(顎を上げ、口を少し開いたまま、全然興味なさそうな返事をする)
ゾフィ「んで、その隣にいるのが、ボビーの永遠のバディ、「ボールボーイ・ニッキー」だ。奴の仕事はボビーのマネージメントと、奴が放つ為に必要な大砲の弾を運搬することだ。その輸送術に関してはプロフェッショナル級だって噂だぜ」
ニッキー「ん・・・・?」
ユーリィ「・・・・・・・・・・」ぼけぇ~(顎を開けたまま仏頂面でニッキーをぼけっと見てる)
ニッキー「♪」チャッ(サングラスを少しだけ下にずらし、ウィンクしてみせる)
ユーリィ「・・ぉぇ・・」つぅ~(と、口もとから七色の吐瀉物が垂れる)
??「お待たせ致しました」つかつかつか・・(と円卓の間に入ってきたのは、神父のような黒い祭服を纏った司祭であった)
ゾフィ「げええええええええええ!!!!マジかよ!!あのうさんくせぇ黒の司祭は、「カルト教団G」のボス、「ファーザーG」じゃねぇか!!」
ユーリィ「・・てやてや・・」
ファーザーG「??」にこにこ(しながらユーリィを見ている、絵に描いたような紳士的な司祭が纏う祭服は、その色白な肌の色とは対照的になんだか黒光りしており、てやてやにグロス掛かっている。また、背中は甲虫種の「まるみを帯びた鞘翅(さやばね)」のような装飾が施されている)
ユーリィ「・・宗派・・なに・・?」
ファーザーG「ええ・・それなんですが・・・」(笑顔のまま、少し困り顔で弁解するように呟く)
??「もう会議は始まった?」トットットットッ・・(と、入ってきたのは、頭部以外、タイトなガブラスーツシリーズに身を包んだ黒髪オールバックな東南アジア系女ハンターなのだが、何よりも目立つのはそのタイトな黒いパンツの裾から見える足が、ガウシカと思われる偶蹄目のそれ(=蹄)で歩いているということであった)
ゾフィ「ぎゃあああああああああ!!!!じ、実在したぁあああああああああああ!!!!四肢の先端をモンスターの「それ」と接合手術した「人工ミュータントハンター」が「いるいる」とは聞いていたが、それがあいつ、ユージン・アインだぁああああああ!!俺もこのどんぐり眼で見るのは初めてだが、奴の手足を見れば一目瞭然!!都市伝説は本当だったんだよ!!ええ!?俺なんかアインの大ファンで、やつをモチーフにした同人コミックを全部持っているくらいなんだぜ!?その伝説的ヴィランたるダークヒロインがこうして目の前に・・・・もう死んでもいいかもぉおおおおおお!!うきぃいいいいいいいいいいい!!!!!」ゆさゆさゆさゆさ

ユーリィ「・・お手は・・なんの・・?」ゆさゆさゆさゆさ

アイン「Bird Wyvern」スッ(黒いブローブに包まれた左手を開いたまま、そっとユーリィに向ける)
ユーリィ「??」
ジャキーーーーーーーーーン

アイン「試してみる?」(不敵に微笑みながら、不気味に光る尖爪を舐める姿は、まさにウルヴァリン、シザーハンドそのものである)
ユーリィ「・・遠慮・・しておく・・」ゆさゆさゆさゆさ

アイン「懸命な判断ね。ダンテズインフェルノのヒーラーさん♪」かたん(静かに席に座る)
ユーリィ「・・ゾフィが・・なぜ・・双剣を使うか・・理由が分かった・・」ゆさゆさゆさゆさ

つかつかつかつかつか・・(メイドアイルーとメイドメラルーが、こわばった表情を見せながらワインボトルとグラスを乗せた「ぼん」を頭の上に乗せ、足早に部屋へ「イン」してくる)
フレッカー「さて。メンバーは揃いましたな」ことん(メイド達が円卓を囲む蛮勇達の目の前に「恐る恐る」ワイングラスを置いていく)
アイアンロック「ちょい待ち。肉まんの姿が見えねぇけど?」きょろきょろ
フレッカー「ああ・・彼なら物資の調達をするとかで、ロックラックへ飛びました」
ファーザーG「飛んだと言いますと?」
フレッカー「ええ。うちの自家用飛空船で。速いですよ」にこにこ
ボビー「なんだ?これから戦争をするっていうのに、補給不足なのか?ここが兵站になるんだろ?」
フレッカー「屋敷の護衛兵が使う武器はありますが、貴方方「プロ」が使う専門店的な物資が足りないと指摘されましてな・・。私としては、貴方方に委託したクエストが成功すればいいわけでして、特別、時間制限は強要致しません」
ニッキー「とんだ仲良しパーティーに来ちまったようだな」フッ
アイアンロック「まぁそう言うな。そこまでクライアントが俺達の腕を信頼してくれているんだ。この話を持ってきた肉まんだって、確実に事を成す為に物資を調達しに行ってくれた。懐が深いクライアントと、頼もしいお仲間に乾杯しようぜ」コポコポコポ・・(グラスにワインを注ぐメイドアイルーに色目を使いながら喋る。少し頬を赤らめるメイドアイルー。この事からもロックが「伊達男」だと見て取れるワンシーンなのか?)
ニッキー「確かに、いつもおいしい仕事を持ってきてくれるのは、肉まんだが・・・奴は何者なんだ?」コポコポコポ
カトリーヌ「謎♪」
チェレスティーナ「不明♪」
ニッキー「おいおい。それじゃあ、まるで俺達と同じじゃねぇか」はっはっはっはっはっ(一斉に笑うサザンゴッドのハンター達。ユーリィは真顔でから笑いしており、その首をまだ揺さぶっているゾフィ。リチャードはまだ寝ている)
フレッカー「というわけで、円卓にひとつ空きがありますが、ひとまず乾杯と致しましょう」(背後ではメイド達が一礼をして部屋を出て行く)
アイン「ちょっと待って。ファーザーG。あなたの従者はここに呼ばなくていいわけ?」
アイアンロック「なんだ?まだ誰かいるってぇのか?」
ニッキー「ああ。ファーザーが持ってきた「棺桶」を運んできた男さ」
アイアンロック「棺桶?」
ファーザーG「ええ。私の商売道具というか、仲間というか・・大切なものが入っているのです」にこにこ
ボビー「ふん。おおかた、神父というのは身を隠す為で、棺桶の中に獲物でも仕込んでいるんだろう」
ニッキー「大量のグレネードだったりな」ははははははは
アイン「あら。だったら、その従者もあんたと同じ、運び屋ってわけね」あっはっはっはっはっはっ
ファーザーG「すぐに来ると思います。構わず会議を始めましょう」
フレッカー「良いのですかな?」
アイアンロック「神父が嘘を言うわけないだろ?」ははははははは
アイン「それじゃあ、クエストの再確認も込めて・・」スッ(ワイングラスを差し出す)
フレッカー「乾杯・・・」スッ
きゃあああああああああああ
アイアンロック「なんだ!?」
フレッカー「メイドの悲鳴ですな」
ボビー「そんなことは聞けば分かる!敵襲かもしれんぞ!!」ガタン

アイン「とにかく見に行ってみよう!」
ダッダッダッダッダッダッ!!
(足早にエントラスに向かっていくリチャードを抜いた面々。包帯巻きのゾフィはどこから出したのだろうか、サイン色紙を胸に抱き、にやにやしながらアインの後方にべったりと「ゾンビ」のようにくっついて歩いている)
ファーザーG「見てください!」
あわわわわわわわわ・・
(エントラスから見えるお二階の廊下で、先程のメイドアイルーとメイドメラルーが手すり越しに「あわわ・・」と口を押さえ、開かれたドアの中を凝視している)
フレッカー「客室ですな」
ファーザーG「私の部屋です」
アイアンロック「何があったんだ!?」ダッダッダッダッダッ(階段を登りながら聞く)
メイドアイルー「あわわわわわ・・」(と、部屋の中を猫指で差す)
ボビー「どけ!!」バッ

ニッキー「!!」
ゲゼーーーーーーーーン!!
(客室に用意された、2つのベッドのひとつを占領するように、ぐったりと仰向けに横たわっている従者は、身に纏っている黒い祭服がボロボロに引き裂かれており、その所々から露わになっている白い肌が、ひどい裂傷を負っているのが遠くからでも分かるほど流血している)
ボビー「気をつけろ!!敵がいるぞ!!」ショイン

アイン「フレッカー氏を守るんだ!」ササッ

アイアンロック「一体誰が・・・」あわわわわわ・・(と、まだ口を押さえているメイド達。それとは対象的にロックの両サイドに侍る美女二人は、慣れたものなのか、顔色ひとつ変えず、円卓の間から持ってきたのであろうワイングラスを飲みながら、部屋の珍事を酒のツマミにしている)
ユーリィ「・・続く・・」あわわわわわ・・(と、全然驚いていない顔で口を押さえているお姉ちゃん)
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
9/27(水)0時更新 「もともと異常者だ」の巻
をお送りいたします♪んじゃばらさ!!次回も豪快にツーシーム決め込んで読も見よう

「もともと異常者だ」の巻
~トム・フッレカーの屋敷、エントランスホール....
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(屋敷の外から大気が不安定なことを示す摩擦音が響き渡ってくる中、エントランスエリアに募るフレッカー、アイアンロック&美女二人、ユーリィ、アイン。そしてフルフルヘルムを被った全身包帯巻きのマミーことゾフィは、何やらサイン色紙を掲げて嬉しそうにそれを眺めている)
アイアンロック「さっきまで晴れていたのにな・・」ゴロゴロゴロ・・(物憂げな顔で広いエントラスの天井を見上げるジャギィフェイクの伊達男。勿論、上半身は裸で、両サイドに派手な着物をはだけて着ている美女を二人侍らせている)
フレッカー「熱帯雨林にスコールはつきものです。今だに、この蒸し暑さには慣れません」ふぁたふぁた
(如何にも蒸し暑そうな頭部の毛を手で扇ぐ、ぴっちりタキシードを着た白黒毛のデブ猫。勿論、パンツは穿いていない)
ユーリィ「・・呑気・・禁止・・」ゴロゴロゴロ・・
アイン「そうだよ。この屋敷内で人が一人殺されたんだ。もっと緊張感を持ってくれないと、護衛する方も気が引けるよ」やれやれ(と、黒いグローブをはめた手で黒髪オールバックの頭をおさえるガブラスーツシリーズに身を包んだ東南アジア系女ハンター。その背後では全身包帯巻きのフルフルヘルムだけ被ったゾフィがサイン色紙を掲げて歓喜している。おそらく念願のサインを貰ったのであろう)
フレッカー「ですが、相手の狙いは本当に私でしょうか?」ふぁたふぁた
アイン「普通はそう考えるけど?あんた、ずいぶんと他人から恨みを買っている豪農だっていうじゃないか」
ユーリィ「・・しかも・・裏では・・ドスコカを捌く・・暗黒界のフィクサー・・」ゴロゴロゴロ・・
フレッカー「ですが、このタイミングで私を殺しに来るでしょうか?」ふぁたふぁた
アイアンロック「確かにな・・・殺されたのはファーザーGの従者だ。あんたと間違えようにも、そもそも種族が違う」
カトリーヌ「わかんないわよ?ものすごいド近眼だったりして」(毛先を軽くした金髪ミディアムヘアの美女が飲みかけのワイングラスを片手に生意気にも推論している)
チェレスティーナ「それか、誰でもいいから殺したい、血に飢えたシリアルキラーが屋敷に潜んでいるとか♪」(なぜだか嬉しそうに語る、アッシュ系グラデーションカラーの内巻きロングヘアの美女。おそらくワインで酔っ払ったのであろう)
フレッカー「屋敷には貴方方以外にはメイド二人と・・」
ユーリィ「・・耶律恵烈頭・・」
フレッカー「おお、そうだ。そう言えば、先程から彼の姿が見えないが・・」きょろきょろ
アイアンロック「ユーリィ、一緒に浜辺から帰ってきたんだろ?」(頷くお姉ちゃん。その後ろではマミー姿の豚耳女が色紙を抱きかかえ、それを「すりすり」している)
フレッカー「彼は多忙でしてな。もしかしたら出かけたのかもしれません」ゴロゴロゴロ・・
アイン「あんた達、獣人ってのは鼻が効くんだろ?スコールを予感しておいて、わざわざ密林の中を出かけるかい?」
カトリーヌ「あやしい」異議なぁ~~~し♪(と、頬を赤らめたチェレスティーナが同意の手を「両方」挙げる)
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・
(次第に凄まじさを増す雷鳴と共に、廊下の奥から、大柄なランポスSシリーズの元傭兵と、どんぐりヘルムにサングラスの色白男(勿論上半身裸の下着装備)がエントラスエリアに「イン」してくる)
アイン「どうだった、ボビー?」
ボビー「ダメだ。屋敷の中は隈無く調べて回ったが、人の気配は感じなかった」
ニッキー「自マキを使っても、屋敷内にいる既存メンバー以外、探知出来ない」やれやれ
アイン「ちょっと待った。その中に、フレッカー氏とメイド達以外の獣人をキャッチ出来る?」
ニッキー「ちょ~っと待ってくれよぉ・・・・・・・ああ。屋敷内にいる獣人は、ここにいるフレッカー氏と、裏庭でファーザーGと一緒に遺体の処理をしているメイド二人だけだ」
フレッカー「やはり耶律恵烈頭は出かけたのですな」
アイアンロック「家主であるあんたに無断でか?」
フレッカー「遠出する時以外は特別に・・・屋敷の外を警備していることもありますので」
ユーリィ「・・彼の者の主は・・心の忠誠を示す友のみ・・」ぼそ
アイン「警備っていえば、外にいるボディーガード達も調べる必要があるね」
フレッカー「そうでしたな。それじゃあ、雨が降る前に・・・」
きゃああああああああああああああ
ボビー「また悲鳴だ!!」
タッタッタッタッタッタッタッ
(足早にエントラスエリアにインしてくる黒い艶々の祭服を纏った司祭の手を引っ張りながら駆け寄ってくるメイドアイルーとメイドメラルー)
アイン「ファーザーG!何があったの!?」
ファーザーG「はぁ・・はぁ・・・それが、屋敷の外でメイドの方々と遺体を埋めていたのですが、そこに・・・・来た!!」
アイアンロック「!?」
う゛う゛う゛う゛う゛う゛・・・・・
(ボロボロになったどんぐり装備の獣人数名が、ゾンビのようによろめきながらエントラスエリアに「イン」してくる)
ボビー「クソ!キャノンは部屋に置いたままだ!!」バッ(護身用の剥ぎ取りナイフを構える)
アイン「任せな!!」
ジャキーーーーーーーーーン!!
(両手にはめたグローブの指先から、七本の鋭利な「ランポスの尖爪」を突き出す。背後のゾフィは鳩が豆鉄砲を食ったような顔して驚愕している)
アイン「やぁあああああああああ!!!!」
ダッ!ザシュッ!!ザシュッ!!
ダダッ!ズシャッ!!
(ガウシカの足が持つ俊足を利用して、ボロボロになった獣人の懐に入り、その胸に爪を突き刺しては、軽やかなステップで次の同ターゲットの懐に入り、顎下目掛けて爪を突き上げるアイン)
アイアンロック「お~お~~。ありゃいてぇぞ」ぶるぶる(青ざめるその背後ではゾフィが全力で応援している)
アイン「これで・・・最後だぁあああああ!!!!」ザスーーーーーン(大きく薙ぎ払った鋭い尖爪で、見事、獣人の首を切り落とす)
ゴロゴロゴロゴロ・・・
(雷鳴と同じ擬音で床に転がり落ちるどんぐりヘルムの獣人頭部。それをサッカーボールのように「トラップ」するゾフィの包帯巻きになった足元)
カトリーヌ「なにこれ!?超ゴアゴアスプラッターホラーじゃん」異議なぁ~~~し♪(と、状況が理解出来ていないチェレスティーナの背中に隠れるカトリーヌ)
アイン「さぁ・・どういうことか教えてもらおうか?フレッカー氏」シューーーン(血のついた爪を拭うように収納する)
フレッカー「何のことだか・・・それに・・屋敷の護衛は、ただ単に助けを求めに来ただけだったのでは?」ふぁたふぁた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(しまった感否めない沈黙を醸し出すサザンゴッドのハンター達。対し、憧れのヒーローの活躍を目の当たりにしたゾフィは感極まったのか、泥酔しているチェレスティーナとなぜだか「せっせっせーの よいよいよい」とお寺の和尚さんをやっている)
バターーーーーーン!!
(サスペンスのOPみたくドアが閉まる音。そしてタイトルへ)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
カカーーーーーーーーーーーン!!
ゴロゴロゴロゴロゴロ!!
(円卓の間に激しいスコールの雷鳴が轟く)
ゾフィ「確かに、殺人犯を見たであろう目撃者を殺しちまったってのは、いただけねぇな」むぅ~~(とするゾフィの顔はイメージ画像とは打って変わり、フルフルヘルムこそ被ってはいるが、顔諸共、全身が包帯でぐるぐる巻きになっている)
しーーーーーーーーーーーーーん
(下を向きながら円卓を囲むサザンゴッドのハンター達。フレッカーは呑気にチェレスティーナと一緒にワインを飲んでいる)
アイアンロック「殺したのはアインだ。俺はこの件に関しては、なぁ~んにもしちゃいない。今のところ、ただの傍観者だからだ」自慢することか(と、突っ込むカトリーヌ)
ユーリィ「・・右に同じ・・」
ニッキー「手を出したのはアインだ」
じーーーーーーーーーーー
(一同、疑念の眼差しでアインを見つめる)
アイン「なっ・・先にボディーガード達を見て、敵意のあるリアクションをしたのはボビーだろ!?」
ボビー「連中がゾンビみたいに現れるからいけないんだ。そもそもファーザーGが、如何にも敵が来たっていう反応を示したのが、俺達の過剰な防衛意識を連鎖させた原因だ」じろっ
ファーザーG「も、申し訳ございません・・。なにぶん、遺体を埋葬していた最中に、突然、メイドの方々が悲鳴をあげるや否や、私の手を引っ張り、裏口に逃げていくもので・・・何事かと思い、振り返ってみると、遠目にゾンビのように歩くボディーガードの方々が見えたので、つい敵襲かと思いこんでしまったのです・・・」しょんげり
ゾフィ「ま、その状況なら仕方ねぇかそんなことよりよ、「元祖トゥーシザー」の活躍は、「おもらしもの」の大興奮だったぜぇ~♪」あ~~もう一回みたい♪(隣の席で呆れ顔のお姉ちゃん)
アイアンロック「問題は、誰がボディーガード達を襲撃したのかだ」
ボビー「明らかなのは、確実にこの屋敷内に殺人犯がいるっていうことだけだ」
ニッキー「だが、屋敷内に、俺達以外の反応は検知出来ない・・・・となれば・・」
リチャード「ずががががが・・・んごごごごごご・・・」ZZZZZZ・・(白目を剥いて座ったまま寝ているキングロブスタシリーズに身を包んだ大男)
じーーーーーーーーーーーー
(円卓を囲む一同が、こぞってリチャードを疑念の眼差しで見つめる)
ゾフィ「だとしてもだよ。このバカの動機はよ?」んごごごごご!!(怒っているようなイビキをあげるリチャード)
ボビー「もともと異常者だ。なにをしても不思議じゃあない」ずごごごごご・・(肯定するように静かなイビキをあげるリチャード)
アイアンロック「それを言ったら、ここにいる連中は、みんなサイコパスさ。さしずめ、円卓のディビアントってところだな」それ素敵♪ちぃ~~ん(と、隣で微笑むカトリーヌとワイングラスで乾杯する)
フレッカー「ひとついいですか?」異議なぁ~~~~し♪(と、デブ猫のまあるい顔を両手でなでなでしているチェレスティーナ)
ユーリィ「・・どうぞ・・」
フレッカー「リチャードさんが犯人だとするなら、彼はずっとここで寝ていましたよね?最初に司祭様の従者が襲われた時も、彼はここで寝ていました」異議なぁ~~~し♪
ゾフィ「一度寝たら死んでも寝てるようなバカだ。こいつが犯人じゃねぇのは確かだな」すやすや♪(安堵の笑みを浮かべながら寝ているリチャード。少しだけ可愛くも見える)
アイン「それなら、この円卓の間にいる全員、白だろ?」
ユーリィ「・・待って・・」
フレッカー「どうぞ。ユーリ・アンナさん」異議なぁ~~~し♪
ユーリィ「・・最初に・・円卓の間に来ていたのは・・小生達だけ・・・遅れて登場してきたのは・・・・」
カカーーーーーーーーーーーン!!
(雷光と共に、一斉にファーザーGとアインを疑念の眼差しで見つめる一同)
アイン「ちょっと!冗談じゃないよ!本気で疑っているのか!?」ザァーーーーーー(外では雨が激しく降り出したようだ)
ニッキー「ありばいを証明出来るか?アイン、ファーザーG」ザァーーーーーーー
アイン「あたしはトイレに行っていただけさ。メイド達が見かけてるはずだよ」
アイアンロック「あんたはどうなんだ?ファーザーG」
ファーザーG「私は部屋を出て、メイドの方々に何か手伝うことはないか聞いていました」
ゾフィ「ちょい待ち。最初の被害者はあんたの従者だ。二人で部屋に入った後、あんたが従者を殺してから、ここへ来たっていう可能性は否定出来ない。違うか?」
ファーザーG「私は彼に棺桶の手入れをしてから、来るように命じ、部屋を出ただけです。それと仮にです。私が彼に対し、殺意を抱いていたにしても、この屋敷でわざわざ実行する道理がございません」
アイアンロック「確かにな・・・やるなら、これからクエストを実行した後、起きるであろう戦闘の最中に紛れて殺す方が、よっぽど確実に事を成せる・・・・が・・」
ボビー「一番、アリバイがないのは、ファーザーG。あんただ」
ファーザーG「そ、そんな・・・」
カカーーーーーーーーーーーン!!
(稲光が円卓の間を照らす中、典型的な気まずい空気が部屋の中に流れる。ただ一人、チェレスティーナだけはバカ笑いしながらデブ猫の蝶ネクタイを引っ張ったりしている)
??「待ってください!」
??「ファーザーは犯人ではありません!」
ユーリィ「・・むぅ・・この如何にも・・雌猫っぽい・・「ほにゃら」とした声の持ち主は・・!?」カカーーーーーーーーーーーン!!
ニャニャーーーーーーーーーーン!!
(稲光と共に現れたのは、かしこまりながらちょこんと部屋の隅に立っているメイドアイルーとメイドメラルーだった!)
メイドアイルー「ファーザーが従者の方に、棺桶の手入れをするよう命じていたのを私達は確かに見ています。そして」カカーーーーーーーン!!
メイドメラルー「ファーザーがドアを閉める時も、中で従者の方が返事をしていたのも聞いています。つまり」カカーーーーーーーン!!
メイドアイルー&メイドアイルー「その時点では、従者の方は生きていたということです!」ニャニャーーーーーーーン!!
ユーリィ「・・完璧な・・台詞回し・・」ぱちぱちぱち
メイドアイルー「もうひとつ」カカーーーーーーーン!!
メイドメラルー「アイン様がトイレに入られるのも」カカーーーーーーーン!!
メイドアイルー&メイドアイルー「私達は見ています!!」ニャニャーーーーーーーン!!
ゾフィ「ふ~~。これでアインとファーザーGの疑いも晴れた・・。ってことは・・」
ボビー「我々以外に、何者かが屋敷内にいる・・・」むぅ・・(目を細めるベテラン軍人気質の大男)
ザァーーーーーーーーーーーーーーーー
(屋敷を打ち付ける猛烈な雨音だけが聞こえる円卓の間に、今度は「各自シンキングタイム中」という沈黙が走る)
アイアンロック「ちょっと待ってくれよぉ・・・」(名探偵っぽいそぶりを見せながら沈黙を破る、ジャギィフェイクの伊達男)
フレッカー「どうぞ」異議なぁ~~~し♪
アイアンロック「フレッカーさん。あんたの従者、耶律恵烈頭の存在を忘れちゃ~いないかい?」ぴっ(っと、カッコつけて指を弾きながらデブ猫を指す)
フレッカー「だから先程、出かけたのではないかと・・」異議なぁ~~~し♪
アイアンロック「それはあんたの勝手な解釈だ。ここにいないのは耶律恵烈頭だけだ」
フレッカー「違うと思いますが・・」異議なぁ~~~し♪
ボビー「ニッキー。もっと集中して千里眼(自動マーキング)を働かせろ。この屋敷近くのエリアに必ず生物反応があるはずだ」
ニッキー「ヘイヘイ。待ってくれよ。この雨なんだぜ?こんな状況が悪い中、小さい獣人の気配を察知するのは酷ってもんだろ?相棒」ふ~~~~~(と、頷きながら肯定を示すようにため息を吐くボビー)
アイン「まずその猫を見つける方が先ね。どうするかは話を聞いてから。それでいい?」
異議なぁ~~~~~し♪
(今度は全員が言う)
ファーザーG「お二人とも。先程は証言をして頂き、ありがとうございました」へこり
メイドアイルー「とんでもありません♪」
メイドメラルー「私達は真実を述べただけです♪」
アイン「ほんと。助かったよ」(感謝に対し笑顔で応えるメイド達)
ファーザーG「どうでしょう、皆様。ここで一息、ティータイムというのは」異議なぁ~~~し♪(率先して言うゾフィとチェレスティーナ)
メイドアイルー&メイドメラルー「それでしたら私達が準備を」
アイアンロック「待った。離れるのは危険だ。悪いがダブルキャノン・ブラザーズ。彼女達をキッチンまで護衛してやってくれないか?」
ニッキー「OK。いこうぜ、ボビー」ぽん
ザーーーーーーーーーーーーーー
(激しい雨音の中、円卓の間エリアをアウトしていく四人)
ユーリィ「・・・・・・・・・・」むぅ・・(さも名探偵ぽっく考えている)
ゾフィ「どうした?」
ユーリィ「ボビーの重たい足音が・・聴こえないくらい・・・・雨が酷い・・」ザァーーーーーーー
ゾフィ「・・・・・・・。なるほど。殺人犯にとって非常に動きやすい状況ってことか・・」(それとなく辺りを見回す)
アイン「そうだ。トゥーシザー」
ゾフィ「え・・俺・・?俺のこと!?」カカーーーーーン!!(稲光と共に歓喜の衝撃が走る)
アイン「ああ。ところであんた、どうしてそんな格好なんだい?」
ゾフィ「憧れのアインが・・俺のことを・・・異名で呼んでくれたぁ~~~♪」あわわわわわわ(感極まり、口から泡を吹いて倒れるマミー状態の妹)
ユーリィ「・・偵察中に・・敵の攻撃を受けた・・・らしい・・」
アイン「敵って、クエストのターゲットが潜んでいるという、獣人国家のこと?」
フレッカー「ええ。なんでもフェイリンメイリン国が、タラスクギルドを通じて、暗黒団を援軍として招いたそうなんです」やれやれ
アイアンロック「奴らはファイヤーウォーでの借りを返したいのさ。水没林の南部にはクルセイダーズが今も駐留しているからな」
ユーリィ「・・代理戦争になる可能性・・大・・」あわわわわわ(と、まだ驚愕しているマミーゾフィ)
アイン「それは厄介ね。でも、連中がドンパチやっているすきに、ターゲットである邪龍教徒を連れ去ればいいんじゃない?」あわわわわわ
フレッカー「肉まんさんも同じことを言っていたました。だからこそ、物資が必要だと」あわわわわわ
アイアンロック「見えてきたぜ。俺達の誰かが囮になって、猫どもの目を欺き、その間に残りのメンバーが敵領地に潜んでいるターゲットを捕縛ってわけか」異議なぁ~~~し♪
アイン「肉まんが帰ってきたら、改めて作戦会議をする必要があるようね。あ、そうだ」あわわわわわ
ユーリィ「・・なに・・?」
アイン「ここに来る途中、妙なものを海路で見たのよ」
アイアンロック「妙なもの・・?」
アイン「ええ。水没林に上陸する前、海の一部が凍っているのを見たの」
アイアンロック「なんだって・・」
アイン「その凍った軌跡は、また妙なもんで、水没林へと向かっていたんだけど・・・これって偶然だと思う?」
アイアンロック「なにかとんでもないものが、上陸した可能性大だな」異議なぁ~~~し♪
カトリーヌ「ねぇねぇ。だとしたら、そいつが真犯人なんじゃないの?」
カカーーーーーーーーーーーーーン!!
(雷光と共にまたしても「各自シンキングタイム中」の沈黙が部屋に漂う)
フレッカー「っと・・ティータイムはまだですかな・・」ちら
きゃあああああああああああああ!!
ガシャーーーーーーーーーーーン!!
アイアンロック「キッチンからだ!!」
ファーザーG「行ってみましょう!!」ガタン(いきり立つアインと共に部屋を出て行く)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」ちら
あわわわわわ・・ずごごごごご・・異議なぁ~~~し♪
(驚愕中のゾフィと爆睡中のリチャードに、落ち着きながらワインを飲んでいるフレッカーとそれに絡み酒をしているチェレスティーナとカトリーヌが円卓の間に取り残される)
ユーリィ「・・まぁ・・いっか・・」タッタッタッタッタッ
はっ(突然、我に帰ったように目覚めるリチャード)
フレッカー「おや、お目覚めですかな?」異議なぁ~~~し♪
リチャード「次回に続く」ガクン・・ずごごごごご・・・(第四の壁を超えたひと台詞を終えると、再び豪快ないびきと共に爆睡モードに入る。その背後では「あわわあわわ」と歓喜の驚愕をあげながらゾンビのように部屋を徘徊して回るマミーゾフィの姿も)
To Be Continuedたまご運んであぼっちぼっち
ランキング参加中なのです
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
9/29(金)0時更新 たぶん「なぜなに★あたモンのおコ~ナ~」
をお送りいたします♪ばじゃらさ!!次回も豪快に部屋の中をダッシュしながら読も見よう
誤字修正の一応お知らせなんか
ストーリー内に登場する「ジーナ・ジラント」の名前が、「Dragon Destruction編/PART7」の巻以降、誤って「ジーラ」と記載されていたのを修正致しました。何分、誤字脱字の多い当ブログですが、流石に登場人物の名前を謝って掲載してしまったことと、その修正はお伝えしなくてならないと思い、ここに記します今後もなるべく気をつけるよう心がけます
鬼狩蛛ベースのイカしたあいつ「GHS-V8000」をご紹介♪
うけけけ今日のなぜなに★あたモンのおコ~ナ~は、先日のストーリーモードで搭乗、もとい登場したGHS-V8000こと鬼狩蛛の狩猟動画を参考に、そのスペックをご紹介したいと思うております
ほいだら、まずはありがたぁ~い狩猟動画をご参照あれだす
↓以前に当ブログで鬼狩蛛をご紹介させて頂いた時の中継ぎ記事
でだ☆沙狸兽(ビーバーみたいな子)と鬼狩蛛の討伐動画♪~MHO
なんて過去記事も番宣しつつ、「鬼狩蛛が登場したのって、4年前(2013年)だったんだ」という時の流れに愕然呆然自失状態。MHOってそんな前からあったんだっけか
と、しっかり過去記事に記録されているのに疑ってみたり
作者の記憶力なんてしょうもないもんです
閑話休題となわけで、鬼狩蛛がどんな珍妙なモンスターなのか再確認できたところで、モンスタースーツGHS-V8000のスペックをご紹介しませう
にゃにゃんとな
NAME:GHS(Ghost Hunting Spider)-V8000
Original:Baelidae(鬼狩蛛)
Species:Carapaceon(甲殻種)
Weakest to:Attack from behind
Weakness Sign:Limping&Smoke
----------Overview----------
ブラックギルド所属の調査団が東方の山岳奥地で発見した鬼狩蛛を採用。睡眠薬で眠らせ、輸送を図る。ラボ到着時は瀕死状態であった為、緊急に改造手術が行われた(チームリーダーはダニエル・カペラ)。腹部(カペラ氏は鬼狩蛛の体の構造を節足動物門のクモ目と同様に捉えている)から、搭乗兵器としては不要な呼吸器官、生殖腺、消化器官などを摘出。糸を生成する分泌腺(絹糸腺)のみ採用し、袋状の腹部をコクピットにリフォームした(幸いにも腹部外装に付着している、モンスターの頭部のような外骨格が梁や骨組みの役割を果たし、見事「ドーム型コクピット」が完成)。当然、搭乗する時は、この腹部後端にある数対の出糸突起(ちなみに肛門はこの後ろにある)から出入りすることとなる(皮膚構造に伸縮性があり、開閉が可能)。獲物を捕獲する粘着性に長けた糸を生成出来る分泌腺(絹糸腺)のみを採用しており、口部から捕縛用の糸を発射可能(野生の鬼狩蛛なら、腹部の後ろにある出糸突起からも糸を吐くことが出来るが、前述した通り、そこは出入り口になっている為、本機に関しては不可能となっている。この為、視界も含め、背後が唯一の弱点となっている)。また、鬼狩蛛がいくつの絹糸腺を持っていたのかは作中では語られておらず、知っているのはダニエル・カペラだけである。動力源は牛乳(高タンパク濃度+アミノ酸)で、頭胸部内のタンクに流し込む。エネルギーの残量はコクピット内の燃料計に指示される。視界の確保は、ドーム部外装に施されている巨大な目のような角膜の内側から、直接、細長い筒状の双眼鏡を通して行う(そもそも、鬼狩蛛が何のために、腹部にこのような外骨格を装飾しているのかが不明である。ダニエル・カペラの見解によれば、エンカウントしたモンスターを威嚇する為であり、また、頭骨に擬態することで、それを観察しようと近寄ってきた人間を捕獲する為だろうとのこと)。コントロール方法は他のモンスタースーツ同様、極めて単純で、コクピット内の操縦レバーから直接、頭胸部にある脳を制御することで可能となっている。糸の生成は動力が牛乳であることから可能(蜘蛛の糸の成分はタンパク質)。動力が液体という点も、コストパフォーマンスに優れている(蜘蛛は体外消化の為、捕えた獲物に消化液を注入し、消化された液体状物を吸い取る方法である為)。また、優れた粘着性と靭性(切れにくさ)を兼ね備えた糸は、防弾性材質としてもリサイクル可能で、糸繊維を防弾着や装甲具に貼り付けて防護することも出来る(ダニエル・カペラは現在、この多くの可能性を秘めた蜘蛛の糸を防弾性材質に採用し、自軍の防護服に使用(防弾チョッキ等)しているという)。甲殻種に値するV8000の装甲(甲殻)には、アミノタイトが練り込まれており、強度が増している。また、これにより、従来は弱属性である火に対しても耐性が増している。この装甲が厚い一対の爪をショベルカーのように前方に立て、シールドにすることが可能。
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どう・・えしたか?今日のなぜなに★あたモンのおコ~ナ~は(もうおしまいにするつもりらしい)
そんなことより、なんでモンスタースーツのパイロットはみんな「顔が見えないのか?」を教えろですって?フフ・・。怒っちゃ~いけません、怒っちゃ~。その質疑応答に関しては、また別の機会に行おうと・・・おっと。おネムの時間なので今日はこれくらいでおしまいにしようと思います
今後のGHS-V8000の活躍を夢にみましょう・・・
ランキング参加中です♪皆様の激アツ一票で応援してペピポ☆
今年もハロウィ~ンの季節到来(と言っても作者はなにもしませんが)
そんなペピポな次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?
10/1(日)0時更新 「もっとひっくり返したいのに・・」の巻
をお送りいたします♪フレッカー氏で起きた謎の殺人事件!!果たして真犯人は誰なのか!?サザンゴッドのハンターが事件を暴く!?の三話目。次回も見よう!読も見よう