~前回までのあたちのモンハン日記(ナレーション:カトリーヌ)
なんか報酬の良いクエストがあるっていうから、クライアントのデブ猫さんちで「ハイソサエティな借り暮らし」をしていたら、なんか殺人事件に巻き込まれちゃったみたいなんかもう既に何人か殺されちゃったみたいで、ロック達、「円卓のディビアント*」は屋敷内に必ず犯人がいるってもぉ大騒ぎ。そこにまた新たな悲鳴が聴こえて(どうせまたメイドのアイルーとメラルーでしょ?)、次の被害者が出ているんじゃないかって感じで始まるのが今回のお話。どうでもいいけど、雨ザーザーだし超最悪
早いところそのサイコ野郎をとっ捕まえて、この蒸し暑さでベタベタになった肌をジャグジーに浸かりながら洗い流したいってわけ。ほんじゃ、あとはロックにおまかせ♪
*ディビアント:(名詞)異常者、倒錯者。(形容詞)逸脱した、常軌を逸した
アイアンロック「どうしたんだぁ!!」ダッ(足早にキッチンへとインしてきたジャギィフェイクのちょびひげ伊達男。いつになくマジな顔しているのがおかしい)
いやぁああああああああああ
(と、悲鳴をあげながらロックの背後に駆け寄ってくるメイドアイルーとメイドメラルー)
アイン「ニッキー!ボビーは!?」(キッチンの入り口付近で背中を向けている、どんぐりヘルムにサングラスの色白男(勿論、上半身裸)に問いかける)
ニッキー「あそこだ!!」
おらぁ~~~~~!!
どこだぁ~~~~!!
ガシャーーーーン!!
(と、キッチン内の調理台を豪快にひっくり返している、ランポスSシリーズに身を包んだ元傭兵の大男)
ファーザーG「犯人が現れたのですか!?」(ロックの背中で怯えているメイド猫達に声をかける)
メイドアイルー「調理台の下から!」あわわわわ
メイドメラルー「視線を感じたんです!」あわわわわ
ファーザーG「・・・・・・・・・・・」きょろきょろ(主に下方向、部屋の四隅を何やら確認している)
ボビー「おらぁ~~~~~!!出てきやがれ!!サイコ野郎!!」どんがしゃ~~~~ん(次々と調理台をひっくり返していく大男以外、中房に人影は見られない)
ユーリィ「・・つーか・・もう・・逃げられた・・?」むぅ~~(疑心暗鬼の目を細めて部屋の中を見渡す)
ファーザーG「姿が大きいとは限りません」がしゃーーん(ひっくり返っている調理台を更にひっくり返す)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・・」がしゃーーん(そのファーザーGの姿をただ見つめている)
アイン「ニック!ほんとに誰かいたの!?」
ニッキー「ああ・・俺の自マキに、しっかりと生物反応が走ったぜ」ちゃっ・・(と少し古めのデザインのサングラスを指で触る)
ユーリィ「・・今は・・?」
ニッキー「残念だが、また消えちまった」やれやれ
ファーザーG「そうですか・・・・・」がしゃん(倒した調理台を元に戻す)
ユーリィ「・・あっちも・・やめさせないと・・」おらぁ~~~~~!!どこだぁ~~~~!?がしゃこ~~~~~~ん(中房に見えるひっくり返せるものを余すこと無く返していく大男)
アイアンロック「今回は逃しちまったが、これで奴が屋敷内にいることは分かったな・・」お~よしよし(と、怯えるメイド猫達の頭を「ぽんぽん」してやってる)
ニッキー「ああ。必ず捕まえてやるさ。おい、ボビー!もうひっくり返すのはやめて、みんなの所に戻ろうぜ!」
ボビー「クソ・・もっとひっくり返したいのに・・」
すごすごすごすごすご・・
(と、しっちゃかめっちゃかになったキッチンを後にする一同をよそに、何やら床を見つめているヒーラーのお姉ちゃん)
ファーザーG「ユーリィ・アンナさん?」
ユーリィ「・・すぐに・・行く・・」
ファーザーG「分かりました」
すごすごすごすごすご・・
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・」がさり(スカートの中から自前の虫眼鏡を出す)
じーーーーーーーー(虫眼鏡を通して床を覗くユーリィ(目がまあるでっかい)。地面には調理に使うはずだったのであろう新鮮なお魚やお肉に、もろこしやらが転がっている)
ユーリィ「・・むぅ・・!?」きゅぴーーん(虫眼鏡越しに目が光る)
ゲヘーーーーーーーーーン!!
(床に一本の黒くて長い、毛髪のような細長い物体が落ちている。長さは隣に転がっているもろこしと同サイズ程度であろうか)
ユーリィ「・・これは・・・・・」がさりごそり(と、自前の白いグローブ(鑑識がはめてるみたいの)を装着する)
そろぉ~~~~~~~~~
(慎重に床に落ちている細長い物体を拾い上げる)
ユーリィ「・・髪の毛にしては・・太過ぎるし・・硬いが・・・・・髭・・?」むぅ~~~~(と、指でつまんだ黒い髭のような物体が「ぴぃ~~ん」と立っている)
バターーーーーーン!!
(サスペンスのOPみたくドアが閉まる音。そしてタイトルへ)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~再び再び屋敷内円卓の間....
ザーーーーーーーーーーーーー!!
(激しい雨音に紛れ、円卓を囲う一同は何やら議論を交わしている様子だ。リチャードは引き続き深い眠りについたまま、隣の席ではチェレスティーナが泥酔している。部屋の隅ではメイドの二人がちょこんとかしこまりながら待機している)
ゾフィ「はぁ?あんだよ、それじゃあ、キッチンを荒らすだけ荒らして、取り逃がしちまったっていうのかよ?」ぱちくり(とするゾフィの顔はイメージ画像とは打って変わり、フルフルヘルムこそ被ってはいるが、顔諸共、全身が包帯でぐるぐる巻きになっている)
ボビー「黙れトゥーシザー。次こそは捕縛してやる」ふん
ニッキー「裏を返せば、相手がそれだけすばしっこい奴ってことだ。メイド達が視線を感じ、俺が何者かの反応をキャッチした次の瞬間には、移動していたんだ。確かに奴はキッチンにいた。なぁ、お二人さん」(かしこまって立っているメイド達に声をかける)
メイドアイルー「はい。確かに」
メイドメラルー「鋭い視線を感じました」
ゾフィ「かぁ~~~~~情けねぇ。相手がわざわざ尻尾を出してきたっていうのに、捕まえられねぇとはな。それでもサザンゴッドのハンターかね」ぼりぼり(フルフルヘルムのフードの中に手を突っ込み、包帯巻きになった頭を豪快に掻いている)
ボビー「ふん。偵察中に重症を負った、間抜けな斥候よりマシだ」
ゾフィ「てめぇ!!やんのか」ガターーーーン
(ゾフィが両手で机を叩くと同時に、その音にびっくりするメイド猫達)
ニッキー「アインから聞いたぜ。暗黒団ごとき相手に、返り討ちにされちまったってな」フフフフフ
ゾフィ「アインが俺の話を・・・・」あわわわわわ・・(憧れのダークヒロインが自分の話を「よそでしてくれた」ことに歓喜し、すっかり怒りはおさまる)
アイン「よしなよ。今は仲間割れをしている場合じゃないだろ?」うんうん(とお姉ちゃん)
ファーザーG「そうです。それも犯人の作戦かもしれません」む・・(とお姉ちゃん)
ユーリィ「・・なぜして・・?」
ファーザーG「え・・それは、私達を仲違いさせ、離れ離れにさせた方が、犯人は襲いやすいでしょうし・・・」
アイン「どこで奴が見ているか分からないしね」
フレッカー「不用意に動くのは禁物というわけですな」やれやれ
ボビー「ならば部隊の統率は俺が行う。みんな俺の指示で動くように。それでいいか?」
ええええええええええ・・・・
(あからさまに不満の声をあげる円卓のディビアント達)
ニッキー「傭兵時代の戦歴や戦果も、こいつらには関係ないみたいだ」やれやれ(隣の席に座るボビーは訝しげな表情で腕を組んだままそっぽを向く)
アイアンロック「強制的な組織力を重視より、個々の才能を活かした上での共感性こそが、互いの生存率を左右する。サザンゴッドの住民なら、誰もが知っている不文律であり、それが上手に生き残る為の鉄則でもある。軍国主義や全体主義に抗い、黒い旗を振らずに俺達が楽しく暮らせているのは、楽観的思考に基づいたサバイバル・アプローチが抜きん出ているからさ」UH~~~(と同意するお姉ちゃん)
ゾフィ「だからだろ?自由奔放な暮らしに憧れる怠惰な連中が、俺達を勝手に義賊と呼ぶのは。勘違いしちゃならねぇのは、俺達は好きでこうなったってわけじゃねぇってことだ。選ぶことの出来ない境遇が、俺達に力を与えたのさ」
ユーリィ「・・よって・・互いを信頼する・・ということで・・」
ニッキー「だってよ、ボビー。サザンゴッドにジェネラルは必要ないのさ」フッ(その隣では、納得がいかないような険しい表情を浮かべながら目を閉じているボビーの姿が)
ゾフィ「なぁ~~。んなことよりよ、腹減らねぇか?おら、腹が減っちまった」(と、どこか野沢雅子風に言ってのける)
フレッカー「そうですね・・そろそろ夕食の時間ですね・・」ぐぅ~~~~(ぽよんぽよんのお腹をおさえながら、実に切なそうな顔をする白黒デブ猫)
アイン「けど、キッチンは誰かさんの強盗被害に遭って、使い物にならなくなっちゃたからねぇ・・」ちら(っと見つめるボビーはそっぽを向く)
ユーリィ「・・もろこしは・・落ちてる・・」すっ(生もろこしを懐から出す)
フレッカー「おお。調理素材は無事でしたか」
メイドアイルー「それならば私達が」
メイドメラルー「即席創作料理を作りましょう」お~~パチパチパチ
アイアンロック「ちょっと待った。次の護衛は誰が行く?」
カトリーヌ「ロック、行ってくれば?」
アイアンロック「真打ちは最後まで動かないもんさ」パチリん(とウィンクをかますジャギィフェイクのちょびひげ伊達男。もちろん上半身裸)
ニッキー「なら、もう一度俺達、ダブルキャノン・ブラザーズがガードしてやろう」パチリん(ちょっと古めのデザインのサングラスを下にずらし、ウィンクをしてみせる、どんぐりヘルムの色白男。もちろん上半身裸)
すごすごすごすごすご・・・
(メイド達を連行するように部屋を出て行くダブルキャノン・ブラザーズ)
ファーザーG「大丈夫でしょうか・・・」
ユーリィ「・・心配・・?」
ファーザーG「ええ・・」
ユーリィ「・・・・・・・・・・・」
ゾフィ「ちきしょー。俺が怪我さえしてなけりゃ・・」
アイン「リーダー面したがるボビーがいないすきに、屋敷内をもう一度、捜索してみる?」
アイアンロック「俺はパス。たいがいワンシチュエーションにおいて、殺されるのはチームの輪を乱す奴と決まっているからだ」めんどくさいだけでしょ?(と、カトリーヌ)
ユーリィ「・・大丈夫・・犯人の特徴は・・掴めてきた・・」
アイン「え・・?」
ユーリィ「・・これを・・ご覧あれ・・」すっ
ゲヘーーーーーーーーーン!!
(先程キッチンで拾った、黒い髭のような細長い「ぴ~~ん」と立った突起物を指で摘み上げて出してみせる)
ファーザーG「!!」
ゾフィ「んあ・・なんだそりゃ?」
アイアンロック「なんかの・・髭か?」
ユーリィ「・・さっき・・キッチンで・・見つけた・・おそらくは・・犯人が残した・・物的証拠・・・」ぴ~~ん
ファーザーG「・・・・・・・・・・・・」
アイン「髭があるのは獣人ね。ここにいない獣人となると・・・」
アイアンロック「耶律恵烈頭だ。どうだい?これでもまだ、奴をかばうつもりか?」
フレッカー「ちょっとそれを見せてください」よっ(重たい体を起こしてユーリィが差し出した髭らしきものを間近で見る)
カトリーヌ「あれって、もしかしたら・・・」ん~~
フレッカー「これは髭じゃありませんな。髭にしては硬すぎます」ぴ~~んぴ~~ん(と、ユーリィが指で摘んでいる髭らしきものを猫指で弾く)
アイアンロック「針金みてぇだな・・」う~~ん
カトリーヌ「分かった!あれじゃない!?」びっ(何かを指差す)
ずごごごごご・・・ぐげげげげげげげ・・・
(と、豪快なイビキをかましながら寝ているリチャードが被るキングロブスタヘルムの頭頂部から、細長い突起物が弧を描きながら垂れ下がっている)
アイアンロック「そうか!!触角か!!」
フレッカー「触角ということは・・昆虫ですな」
アイン「触角の大きさからみると、「本体」もそれなりに大きいみたいね」ふ~~
ゾフィ「ちょっと待てよ。じゃあ昆虫が犯人だっていうのか?」
ユーリィ「・・えす・・」こくり
アイアンロック「確かに、ただの虫なら人は殺さないだろう。だが、その可能性がある昆虫・・・・いや、猟虫なら存在する」
ゾフィ「な・・!?」
アイン「ということは、屋敷の中に猟虫が?」
アイアンロック「ああ・・・そいつを連れているハンターなら知っている・・・」ちら
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」んべぇ~(パノみたいに舌を出しておどけてみせる)
きゃあああああああああああああああ
ゾフィ「またキッチンからだ!!」だからどうせメイドでしょ(とカトリーヌ)
ファーザーG「急ぎましょう!!」ガタン
ダッダッダッダッダッダッダッ
(フレッカー達を部屋に残してキッチンへと向かう一同)
フレッカー「騒々しい夜になってしまいました。早く解決することを願うばかりです」ふぁたふぁた(汗ばむ顔を手で扇ぐ)
カトリーヌ「なんだかねぇ・・・」
んがぁ~~~~ずごごごごごごご!!
(豪快に寝ているエビ男と、その肩をまくら代わりにして寝ているチェレスティーナ)
カトリーヌ「ちょっと。起きて」ぐいぐい(チェレスティーナの肩を揺さぶる)
チェレスティーナ「ん~~~~~・・・あんまん・・もういらない・・・」ZZZZZ・・
カトリーヌ「もう。どんな夢見てんのよ」しょうもない
ザーーーーーーーーーーーーーーーーー
カトリーヌ「そっか・・・外はまだ雨だっけ・・・」ザーーーーーーーー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(何者かの床目線からのアングルで捉えられる椅子に座ったカトリーヌ)
カトリーヌ「はっ」(その視線に気づく)
びゃっ(黒くて素早い何かがカトリーヌ目掛けてすっ飛んでいく)
きゃああああああああああああああああ
カカーーーーーーーーン!!
(雷光に照らされるフレッカーの屋敷を穿つように打ちつける土砂降りの雨は、更なる悲劇を予感した天の涙なのだろうか・・)
リチャード「そんなわけない」きゃあああああああ(一瞬目を起こして呟くリチャードの背後では、カトリーヌの悲鳴だけが聴こえる)
To Be Continuedランキング参加中です♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10/3(火)0時更新 「ぼえっ」の巻
をお送りいたします♪次回はついに真犯人発見か!?え!?そんなのどうでもいいですって!?意地悪言わずに次回も見よう!!それ読も見よう
「もっとひっくり返したいのに・・」の巻
「ぼえっ」の巻
カカーーーーーーーーーーーーン!!
(往年のオカルト映画みたく、大袈裟な稲光に照らされるフレッカーの屋敷)
きゃああああああああああああああああ
ダッダッダッダッダッダッ

(急いでキッチンへと向かうアイアンロック一行)
アイアンロック「大丈夫か!?」ダッ

メイドアイルー「ロック様!!」ささささっ

メイドメラルー「あれをご覧ください!!」
アイアンロック「ん・・・」
この野郎~~~~~!!
降りてきやがれ~~!!
(と、しっちゃかめっちゃかになったキッチン内で叫ぶダブルキャノン・ブラザーズが見上げる先には、部屋の天井隅にへばりつくビートルタイプの猟虫の姿が)
ファーザーG「あれは・・」
アイン「あの猟虫が犯人なの!?」

ゾフィ「つーか、あれって・・」ぱちくり(とするゾフィの顔はイメージ画像とは打って変わり、フルフルヘルムこそ被ってはいるが、顔諸共、全身が包帯でぐるぐる巻きになっている)

ユーリィ「・・おお・・我が愛しき・・ビートル・・」んべぇ~(パノみたいに舌を出しておどけてみせる)
バターーーーーーン!!
(サスペンスのOPみたくドアが閉まる音。そしてタイトルへ)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ボビー「クソ猟虫め!!降りてこい!!」ブンブン(

ニッキー「部屋に戻ってキャノン砲を取ってこよう」
ゾフィ「屋敷ごと破壊する気か


ニッキー「いちちち・・けどよ、このままじゃ、また逃しちまうぞ」年上の頭、ひっぱたくなよなぁ~

ユーリィ「・・あの子は・・犯人じゃあ~~~・・・・・・ない・・」つかつかつか

ボビー「なんだと?」
ユーリィ「・・おいで・・」すっ

ぶ~~~~~~~~~~~~~~
(と、実に憎たらしい顔で下々の人間達を睨みつけるブッチャービートル)
ユーリィ「・・ほら・・生もろこし・・」すっ

ブギぃ~~~~~~~~♪
(喜んで鞘翅(さやばね)を開かせ、主人の下にすっ飛んでいくビートル)
がじがじがじがじがじがじがじ

(主人の右腕にしがみつきながら、差し出された生もろこしを豪快にかじっていく意地汚いビートル。目がマジ)
アイン「拍子抜け。まさか猟虫に悩まされていたなんてね」
ユーリィ「・・だから・・違う・・・この子は・・犯人じゃあ・・・ない・・」がじがじがじがじがじがじ(ムキになって生もろこしを「芯」ごと食らっていくビートル)
ファーザーG「と、仰りますと・・?」
ユーリィ「・・さっき見せた・・犯人の手がかり・・・あの触角は・・この子には・・・ない・・もん・・」げふ~~~~

アイアンロック「すると真犯人は、別にいるってぇのか?」
こくり

ボビー「分かっているなら教えろ!もうこんなイタチごっこはおしまいだ!!」がしゃ~~~~ん

ユーリィ「・・ファーザーG・・・あなたは・・さっき・・小生が見せた・・触角を見て・・一番・・動揺していた・・・」
ファーザーG「そ、それは・・・・」
ユーリィ「・・あなたは・・あの触角の・・持ち主を・・知っている・・・違う・・?」
ファーザーG「・・・・・・・・・・・」
きゃあああああああああああああ
アイアンロック「カトリーヌの声だ!!」
アイン「くそ!!戻るよ!!」ダッ

ダッダッダッダッダッダッダッ

(足早に円卓の間へ戻る一行)
アイアンロック「カトリィ~~~~~~~~ンヌッ!!!!」(巻き舌)
いやぁああああああああああああああ
(阿鼻叫喚地獄とはこのことか。しどろもどろするカトリーヌの顔面に、巨大なG(ゴキブリ)が張り付いているではないか!!)
ゾフィ「うげええええええ

アイン「なんて巨大なゴキなんだ・・!!」いやぁああああああああ
フレッカー「突然、現れましてな」(円卓の上に乗り、呑気にワインをボトルごと飲んでいる)
ニッキー「ずいぶん冷静だな

フレッカー「あ、お気をつけて下さい。大量にいますから。「彼ら」が下に」ゴクゴクゴク
アイン「へ・・・・」ちら
ガサガサガサガサガサガサガサガサガサ
(身の毛もよだつような数の「巨大G」が円卓の下から群れをなして出て来る)
ゾフィ「馬鹿野郎!!早く言えっての


ガサガサガサガサガサ・・・・・・
(眠っているリチャードの全身をみるみるうちに覆っていく巨大Gの群れ。その肩をまくら代わりにして寝ているチェレスティーナの体にも巨大Gがまとわりつく)
カトリーヌ「ぎゃあああああああああああ」カリカリカリカリ

アイアンロック「こいつぁ・・・まさに地獄だぜ・・!!」あんたの女でしょ?助けなさいよ(と、アイン)
ボビー「クソ!!奴らはこの数をもって、従者とボディーガード達を殺していったのか!!」ブンブン

ニッキー「ユーリィ!!お前のナパームは!?」ガサガサガサガサ

ユーリィ「・・傘・・部屋・・」ガサガサガサガサガサ

ゾフィ「うひいいいいいいい


アイン「切っても液体が硫酸だなんてことないよね!?」ジャキーーーーーン

ファーザーG「待って下さい!!」(司祭だけが、円卓に乗っていない)
アイン「なんで!?」ガサガサガサガサガサ

ファーザーG「懺悔します!!この子達は・・・・私の同志なのです!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ファーザーG「え・・・?」ちら
ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ
(円卓をはじめ、全員、巨大Gに覆い尽くされてしまった)
ファーザーG「嗚呼!!なんてことだ

耶律恵烈頭「おや、何事でにゃすか?」とことことこ

ファーザーG「あなたは・・浜辺でユーリィ・アンナさんと一緒にいた・・」
耶律恵烈頭「この屋敷の従者の一人でにゃす。遅れて到着してきた皆様に、是非、カジキマグロを食べて頂こうと漁に出たでにゃすが、雲行きが怪しくなってきたので、引き返してきたのでにゃすが・・・おお。これは珍しい。ダイオウゴキブリでにゃ~すね」ふむふむ(円卓の間を埋め尽くす大量の巨大Gを眺めている)
ファーザーG「ダイオウゴキブリをご存知で♪」
耶律恵烈頭「故郷でよく見かけたでにゃす。どこで大量発生したのか・・これ以上増えると「事」でにゃす。燃やしちまいましょう」すっ

ファーザーG「お待ちを

耶律恵烈頭「なんでにゃすか?」
ファーザーG「この子達は、その・・・私の・・・・・仲間なのです」しょんげり
耶律恵烈頭「??」
ファーザーG「さぁ、おいで。その人達は「食べちゃ」ダメだよ」
ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ!!
(円卓を取り囲んでいた巨大ゴキブリ、もといダイオウゴキブリが一斉に動き出し、ファーザーGの下に走っていく。開放された円卓上の一同は、皆、精神が崩壊してしまったのか、口を開けて呆けてしまっている。フレッカーだけは、まだワインボトルを飲んでおり、椅子に座ったまま眠っているリチャードとチェレスティーナはなんだかうなされている)
ユーリィ「・・そんで・・解決編・・」(お姉ちゃんのどアップ)
ファーザーG「本当に申し訳ございませんでした」へへ~~~

ボビー「しかし驚きだ・・。まさか、お前さんの獲物が、そのゴキ・・だったとはな」ちょんちょん

ニッキー「まったくだぜ。昆虫相手じゃ、俺の自マキにも引っかかりにくいわけだ」ちょんちょん

アイアンロック「まさか、あんたが従者に担がせてきた棺桶に、こんな大量のゴキ・・が詰まっていたとはな」やれやれ
アイン「でも、なんで黙ってたわけ?」パンパン

ファーザーG「我が宗派「G教」は、古くからダイオウゴキブリを崇拝してきた密教です。どの時代も人々からはカルト教団と嘯かれ、厄介払いされてきた歴史があるのです・・」しょんげり
ゾフィ「そりゃそうだろうよ

ユーリィ「・・なんだって・・G・・を・・?」
ファーザーG「可愛いじゃないですかぁ~♪」すりすり(一匹のダイオウゴキブリを両手で持ち上げ、その「油っぽい」背中に顔をすりすりさせる。嬉しそうなダイオウゴキブリ)
ニッキー「人の嗜好はそれぞれだが・・・そいつらをあんたは操れるのか?」
ファーザーG「ええ。G教の司祭は、過酷な修練を経て、彼らを意のままに制御することが出来るのです」えっへん
ボビー「すると、そのゴキ・・を兵器のように使うことも可能というわけか」
ファーザーG「はい♪斥候はお手のもの!調教による集団行動で、大型モンスター相手でも「体内」に侵入し、内から「破壊」することも出来ます!今回のクエスト目標は、ターゲットを捕縛するということですが、どこにいようとも、彼らが見つけてくれるでしょう。なぁ~~~♪」すりすりすり(むすっとした顔のダイオウゴキブリに顔面をすりすりさせる。脚が「ギザギザ」していて不気味怖い)
ユーリィ「・・あなたも・・顔負けの・・集団戦法ね・・」ぶぎ・・(腕にしがみついているビートルに話しかける)
ファーザーG「今回のクエストに名乗り出たのは、お恥ずかしながら、報酬が目当てでして・・・密教故、資金に乏しいのです。今回得た報酬を布教に遣おうと思っています♪」
カトリーヌ「彼の野望を止めるなら今よ」(メイク&髪の毛をボロボロにさせながらロックに向かって呟く)
ゾフィ「なんで早く俺達に伝えなかったんだよ」しゅるしゅる(薄茶色の油まみれになった包帯を新しいものに巻き直している)
ファーザーG「肉まんさんには、私の特技を伝え、今回のクエストに同行する許可を貰ったのですが・・・その肉まんさんがいなかったので、皆様方にどうお伝えしようか、悩んでいるうちに、棺桶の中の子達が、お腹を空かして出てきてしまったというわけなのです」しょんげり
アイアンロック「確かに中身が「それ」と伝えられたら、あんたを真っ先に屋敷から追い出していたかもな」やれやれ
アイン「いい迷惑よ。そのおかげで何人犠牲になったことか」
ファーザーG「言い出せば、この子達が殺されてしまうのではないかと思い・・・罪深き私をお許し下さい」ゴキ・・(と、主人と共に頭を下げてるっぽいダイオウゴキブリ達)
ニッキー「ちょっと待ってくれ。あんたが言い出せなかった理由は分かったが、棺桶を運んでいた、あんたの従者・・彼は、あんたなみたいにそのゴキ・・そいつらを調教出来なかったから、やられちまったのか?」
ファーザーG「彼は・・ファーザーチャバネは、まだ研修生でした・・」チャバネ故に・・(と訳の分からない道理を説いている)
ゾフィ「大好きなダイオウゴキブリに殺されたんだ。本望だろうぜ」しゅるしゅる(と、包帯を巻くゾフィの下で、「つぶらな瞳」をした一匹のダイオウゴキブリがゾフィを見上げている)
ファーザーG「ええ・・。ですが、彼には可哀想なことをしてしまいました・・」ゴキ~・・(と、ギザギザな脚で司祭をなだめるダイオウゴキブリ達。自分達が襲ったくせして)
アイアンロック「ま、人は見た目によらないというが・・・なんだかんだで、事件は解決。良かったじゃねぇ~の」ゴキ~~♪(と同意するダイオウゴキブリ達)
カトリーヌ「ロックの推理は、ぜぇ~んぶ外れてたけどね。フレッカーさん、お風呂借りるわよ。ただでさえ、肌がジメジメしてるのに、まさかゴキ・・に襲われるなんて夢にも思ってなかった」ぴっ

フレッカー「是非、そうしてください」ひっく(ワインで酔っている)
メイドアイルー「それでしたら」
メイドメラルー「私達が準備致します」
てけてけてけ・・・てけてけてけてけ

(慎重に進み、ダイオウゴキブリ達を「なるべく」避けながら部屋を後にするメイド達。それを不思議そうに見つめるダイオウゴキブリ達の背中)
ゾフィ「ちぇ。やけどじゃなかったら、俺も入るのに・・あ~~気持ちわりぃ~~!!」ぱし~~~ん

耶律恵烈頭「私がいない間に、大変なことになっていたのでにゃすね」
フレッカー「いや、そうでもないさ。頼れる人達だというのは、今回の騒動で確認出来た」ひっく
リチャード「ううう・・・・・」
アイアンロック「お、ようやくお目覚めか?」
リチャード「ううう・・・・・」ガぽっ

アイン「どうしたの?気持ち悪い?そりゃそうよね。この子達に全身包まれていたんだから」ゴキ・・(と、心配しているダイオウゴキブリ達)
リチャード「ううううううう・・・・・」モゴモゴモゴモゴ(口をそうさせている)
アイン「??」
ぼえっ
(リチャードの口の中から「ぬるっ」と一匹のダイオウゴキブリが飛び出てくる)
アイン&カトリーヌ「ぎゃあああああああああああ

ファーザーG「やあ、おかえり。ゴキ雄さん。大冒険だったみたいだね」こちん

カトリーヌ「マジ最悪・・・ほら!お風呂いくよ!!」ばし~~~ん

ユーリィ「・・なには・・ともあれ・・」
ゾフィ「とんでもねぇ仲間が増えたもんだぜ


ファーザーG「はははははは。これでみんなも正式に仲間入りだよ。心の広い方々で良かったねぇ~♪」ゴキ~~♪(ファーザーにすがりつくダイオウゴキブリの群れ)
リチャード「ぼえっ」(もう一匹出て来る)
To Be Continued




次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
10/5(木)0時更新 出た!解散総選挙並になぁ~も決まっておらん

をお送りいたします♪ほんじゃあさ!!次回も部屋の壁に「豪快な蹴りかましながら」読も見ようよ

恐怖のAkantorこと覇竜がMHOにご登場!!
あぶなかった うかうかできない ご予約は
どうぼ。あたモン亭デンジャーゾーンです









改めて危なかったと思います


少し不安なのが、例え予約していたとしても、もしかしたら来年の1月26日には届かないかもしれない危険性はあるのですが、とりあえず「モノは確保」したわけでして、モンハンビジネスに乗っかろうとしていない限り、一日二日の遅れは飲み込むしかないでしょう。え?もっと遅れるかもですって?そういうのを考えると物理的な特典がないダウンロード版が確実なご時世なのかなぁ・・なんて現状を顧みたり



そんだこんだで今日の「ザ・ミステリアス中継ぎ記事」は、「MHOに覇竜が登場した!?」という情報をキャッチしたあたモン特捜本部が、その証拠を確認!!早速、ありがたぁ~い狩猟動画にリスペクトを払いつつ、見て観てみよう!そうしよう

どう・・・・・・・・・えしたか?え?いつもより「溜め」が多いですって?でも、さぞ「えした」でしょうに。ククッ

向こう(中国)では覇竜を「霸龙」と書くようです。そこで気になったのが「霸」ってなんて?ってことです。早速調べてみたら、なんてことない「覇」の異体字でした。訓読みは「はたがしら」。その意味は、その名の通り、「力で天下をおさえた」、「諸侯の長」、「頭領」、歴史的な観点でみれば「晋の文公や斉の桓公など、春秋時代の五人の強力な諸侯」をはじめとする「武力で勝った者」などを示すようです。まさに「覇」ですね♪
参考→http://kanji.jitenon.jp/kanjig/3050.html
あまり見たことない漢字なので、作者がPCで使っているIME(Google日本語入力)では変換では出てきませんでした

詳細→アカンターⅡと覇竜の黄昏
そんでMHOアカムの感想。ハンター様の立ち回りが相変わらずお見事なのでモーションの考察に関しては「あれでしたが」、高解像度のアカムの迫力とその艶加減はシリーズ最高ですよね♪見る者に恐怖を強要させるその悪魔的な外観をはじめ、怒り時に見せる体表の変化具合などは本当にリアル!!(なんて本物見たことないですけど








ちなみに俺ことカーブーはまだPS4すら持っていないんだ!!どうだい!?ダサいだろう!!
そんなわけで次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
10/7(土)0時更新 「決まってるだろ?」の巻
をお送りするぜ!!次回はサザンゴッドの謎に迫る!?見逃すなよ!!じゃ、PS4でも買ってきます(と、そそくさと立ち去るドボルヘルムの男。果たしてワールドにドボルヘルムは登場するのか否か・・男はまだ知る由もない...)
「決まってるだろ?」の巻
~新大陸、犯罪都市サザンゴッド....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(ポストアポカリプスな世界観のように荒廃した「箱庭犯罪都市」の上空は、「今日も」どんよりと曇っている)
ぎゅりぎゅりぎゅりぎゅりぎゅり・・・
(半壊した石造りの建造物前で、豪快に肉焼きセットを展開し、「持つ所」の「チューニング」をしている、これまた半壊したレザーベースから成る「混合防具」の男性ハンター。上から、レザーヘッド、レザーベスト、バトルアーム、レザーライトベルト、グリーンジャージーであろうか、各パーツの表面は酷く劣化している「年代物」である為、確証はできない)
かちゃりこちょり・・(と、レザーヘッドの保護ゴーグルをかけたまま、「持つ所」をドライバーらしき工具でメンテナンスしている、褐色肌の中年ハンター。顔は油などで酷く汚れ、髪の毛も見ただけで「数週間は」お風呂に入っていないことが窺えるほどにボサついている)
レザーなハンター「よし、出来たぞ!これで「ウルトラ上手に焼けるタイミング」が、七割増しになったはずだ!!早速試してみよう」がちゃっとな(思い立ったように、生肉をセットする)
シャアアアアアアアアア・・・(と、半壊した建造物の影から、肉狙いのメラルースカベンジャーが、今にも飛びかからんばかりの「厳めしい」顔をしながら覗いている)
レザーハンター「ちっ、あの野郎・・あっち行け!!」ボオオオオオオオ

ミャアアアアアアアアア!!
(と、勢い良く「四足走行」で逃げ出していくメラルー)
レザーハンター「ったく・・・この街じゃ、呑気にランチも出来やしねぇ

んぼおおおおおおおおお

(松明を油がのった焚き火台に置くと、瞬く間に火が大きくなる)
レザーハンター「さて・・・・」
ぎゅりぎゅりぎゅりぎゅりぎゅり・・・

(肉焼きセットの「持つ所」を慎重に回しだす)
レザーハンター「ん~~~~~~・・・・そろそろかな・・」ぎゅりっ


ボガアアアアアアアアアアン!!
レザーハンター「・・・・・・・・・・・・」プスプスプスプスプス・・
しっしっしっしっしっしっしっ

(先程のメラルーが瓦礫の向こう側から顔を覗かせて笑っている)
レザーハンター「うーーん・・どうやら支柱とハンドル部の隙間に埋め込んだ火薬の量が多かったみたいだな・・。だが、こんなことでめげていては、大陸一の発明家になるなんて夢は叶わいぞ。よし、今度は「持つ部分」をダブルにしてみよう!回転率を上げれば、より肉が効率的に焼けるはずだ。いやぁ~、俺ってば、なんて天才なんだ。今日も」しっしっしっしっしっ
ザッザッザッザッザッザッザッ・・
(所々にゴミ溜めが目立つ砂利道を行く、頭部以外はゴールドルナシリーズに身を包んだ「セミ装備」な頭の先っぽが尖った坊ちゃん刈りのハンター(両目は「バッサリ切られた」長い前髪でよく見えない)。背中には「薬品加工を施された骨刀」でお馴染み?黒刀系統の太刀を背負っている)
レザーハンター「あの頭は・・・旦那!!肉まんの旦那!!」ダッ

肉まん君「よぉ、ギーガン。今日も怪しい発明か?」へっへっへっへっ(と、おそらく年下であろう肉まんに阿る溶接ゴーグルをかけたままの中年ハンター)
ギーガン「例のブツですが、ご要望通り仕上げておきやしたぜ」しっしっしっしっ
肉まん君「手早いな。大変だったろ?なにせ今回は数が多かったからな」
ギーガン「その分、やり甲斐がありましたよ♪それはそうと・・今度のクエストは、かなり危険なようですね」こそこそ(周囲に気を配りながら小声で聞く)
肉まん君「ああ。読み通りの展開になってきている。あらかじめ、戦争に対抗出来る武器の「クラフト」を、お前に頼んでおいて正解だったというわけさ」やれやれ
ギーガン「相変わらず、旦那のリスクマネジメントには頭が下がりますよ。ま、そのおかげでうちも生計がたっているんですけどね。ああ、そうそう。リストに乗っていたブツ以外にも、おまけと言っちゃ~なんなんですが、試作品も入れときましたよ♪」
肉まん君「試作品?」
ギーガン「へいです。あっしのおすすめは、飲んだら覇竜もお腹をこわす、強烈な病原性大腸菌を含んだハンドグレネードですかね。現在、王立武器工匠に特許申請中です♪」(その背後では先程のメラルーが、肉焼きセットの傍らに置いてある「生肉狙い」で忍び寄る)
肉まん君「生物兵器か・・・使えるかもしれないな。ほら、約束の金だ」スッ(ゼニーの札束を手渡す)
ギーガン「どうも♪って、ブツの確認は・・?」(と言いつつ、ちゃっかり受け取る)
肉まん君「これからするさ。品物はいつも通り、地下に預けたか?」
ギーガン「ええ。ジミーの貸金庫にね。毎度ながら、あの不気味なデミ・ヒューマンの顔を見ると寒気がしやがる。おっと。地下といえば、最近、妙な噂が広まってるようで」ペラペラ(お札をなんとなく数えている背後では、先程のメラルーが生肉を肉焼き器にセットし、「持つ所」を回している)
肉まん「ほぉ・・例えば?」
ギーガン「地下住民どもが居座っている階層よりも更に下・・・そこには地下王国が存在するっていうんですよ。なんでもこのサザンゴッドは、かつてその地下王国で暮らす住民が建国した、優れた文明を誇る大都市だったとかって・・・小説じゃあるまいしねぇ~」やれやれ(後ろに見えるメラルーも同じポーズを取っている)
肉まん君「その噂の出処は、両替所にいるワイベリアンの婆さんだろ?認知症だよ、おたけさんは」
ギーガン「それならいいんですが、地下エリアは相変わらず物騒ですよ。旦那は俺の大事なクライアントだ。気をつけて・・・って、旦那の腕なら平気か。似合ってますぜ、その衣装。それと、予定の代金より多くないですか?」(札束を数えながら聞く背後では、先程のメラルーが「ウルトラ上手に」肉を焼くことに成功したようだ)
肉まん君「ゴールドルナはゲン担ぎ。そのおかげで、かなり「太っ腹」なクライアントに出会えたというわけさ。釣りは取っておけ」ザッザッザッザッ・・
ギーガン「へへへ・・すいやせん・・・って、あ~~~そうだ!ダンテズインフェルノのヒーラーに、今のクエが終わったら、黒傘のメンテナンスをしに、俺の所に来いって伝えてもらえますか!?」
肉まん君「その異名は長過ぎる・・。分かった!伝えておく!」ザッザッザッザッ
ギーガン「どうかご無事でぇ~♪ロックの野郎にもよろしく~~~♪」ふりふりふり(遠ざかる肉まんの背に向かって手を振る。その隣では先程のメラルーが「ウルトラ上手に焼けた」こんがり肉Gにかじりつきながら同じく手を振っている)
~サザンゴッド、地下洞窟エリア....

フホオオオオオオオオオ・・・・・
(生暖かい臭気を帯びた風がダンジョンを突き抜けていく。その臭いの原因は、所々に散らばっているゴミや、余すこと無く食い散らかされた、まさしく「なぞの骨」が元である様子だ)
ザッザッザッザッザッザッザッ・・(それら不気味な展示品に目もくれずダンジョンを進んでいく肉まん君)
ひょこっ

肉まん君「ガイドなら間に合ってるぞ、フレッド」ザッザッザッザッ・・
フレッド「ちぇっ、肉まんのにいちゃんかニャ。「新規」のお客さんかと思って損したニャ」すててててて

肉まん君「新規だと・・そんなのいるのか?ここに用事があってくるのは、サザンゴッドの住民だけだろ?」ザッザッザッザッ・・
フレッド「そうでもないニャ。年に何回かは、「外界」での生活に嫌気がさした奴や、PTSDを理由にハンターを引退した人間もくるんだニャ。新入りのモーガンがその口ニャ。メゼポルタじゃ、かなり腕を鳴らしたハンターだったみたいだけど、こっち(新大陸)にきた途端、運悪く知的生命体種に遭遇して、自尊心ごとボロボロにされたらしいニャ」すてててててて

肉まん君「ハハッ。相手はなんだ?」ザッザッザッザッ・・
フレッド「獰竜だってニャ。おいら見たことニャ~けど。よっぽど怖かったんだろうニャて」すててててて

肉まん君「俺も気をつけよう。次はもっと面白い話を聞かせてくれ」ピッ

フレッド「毎度ありぃ~ニャ♪今日もジミーの所かニャ?」(コインを受け取ると立ち止まる)
肉まん君「ああ。俺たちも生きていくのに必死でね」ザッザッザッザッ・・(背中で語るゴールドルナのハンターの後ろ姿)
フレッド「そのうち、おいらが大きくなったら、にいちゃんの「オトモ」やってやるニャ♪分前は・・・7:3でおいらニャ♪」
肉まん君「ハハッ。聞くだけは聞いておいてやろう。今やった金で、「上から」おふくろさんにパンの一つでも買ってやれ」ザッザッザッザッ・・・
フレッド「そうするニャ。また来てね、にいちゃん!」ぴょ~~~んぴょ~~~ん

ザッザッザッザッザッザッザッ・・・
(洞窟の隅々に、薄暗い蝋燭の灯りが見え、その傍らにゴザや「何かしらの生物の皮」を地面に敷いて寝転がる人間と獣人達。エリア内に他生物の気配はまるで感じず、排斥したのであろうか、どちらにせよここが地下住民の「居住区エリア」であることは確かなようだ)
肉まん君「・・・・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(目もくれず進んでいく肉まんを冷ややかな目で見送る地下住民達。彼らが肉まんに対し、物乞いや「妙なビジネス」をふっかけてこないことから、肉まんがダンジョンの「常連」であることが見て取れる)
ザッザッザッザッザッザッザッ・・・
(スラム地区を去り、暗がりのダンジョン奥へと進んでいく肉まん)
ゴイン

とろろろろろ・・・・(黒刀の刃に油のような液体を垂らす肉まん)
ジャキーーーーーーン!!ボッ

(そのまま勢い良くダンジョンの岩壁に黒刀をかすめるように斬りつけ、その摩擦熱によって生じた火花が刃を覆う油に点火し、刀全体を松明に変化させる)
肉まん君「ここへ来るだけの為に、ゴールドマロウを選び、防具と揃える気にはなれんが・・君は違うようだな」フッ
??「お止まりください」(暗がりの奥から女性の声がする)
肉まん君「俺だ」ボオオオオオ・・

??「お待ちしておりました」フォオオオオオ・・・(イフリートマロウと思われる片手剣の灯りと共に姿を露わにしてきたのは、黒いガーディアンシリーズ(ヘルムシリーズ:盾なし)に身を包み、アーメットのバイザーを下ろした屈強なハンターであった)
肉まん君「暗い中、見張りは大変だろう。ソニア」
ソニア「貴方もここでの暮らしに慣れれば、光を求めなくとも安寧を得られるはずです。どうぞ、メジャーがお待ちです」スッ(溶岩のような灯りを示す剣を差し向けエスコートする)
肉まん君「ロックじゃないが・・一度でいいからお前の顔を拝見したいものだ」
ソニア「ご冗談を」(涼し気な対応を示す「甲冑の女」)
ザッザッザッザッザッザッザッザッ・・
(ガーディアンに導かれながら更に地下奥へと進んでいく肉まん)
ソニア「少しお下がりください」フォオオオオオ・・・

ガチャリ・・ギゴォ~・・・・
(重々しいドアノブを回す音の直後、蝶番の少し錆びついた音と共にドアが開かれていく)
ソニア「肉まん様をお連れ致しました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(広々とした鍾乳洞エリアは、青白く輝く水晶が四方に散らばっており、神秘的な天然のライトアップが、同エリアの中心に「無造作に」置かれた「Jimmy's Trunk Room」とダンジョンには到底似つかわしくない「ポップな字体」で書かれたボロボロの木製カウンターを仄かに照らしている。更に珍妙なのが、その一見粗大ゴミのようなカウンター越しに、これまたボロボロになった海賊J装備を纏った、「紫色」の肌を持つ、ゾンビのように「皮と骨だけになった男」が腕を組んで立っていることであった)
ジミー「そろそろ来る頃じゃないかと心待ちにしていた」(いぶし銀な「よく通る声」をした、海賊Jハットがよく似合う紫肌のミュータントは、両目が真っ黒に染まりきっており、鼻は骸骨のそれのように、「骨ごとひん剥いたような」痛々しい造形を施している)
肉まん君「ギーガンからの預け物を取りにきた」
ジミー「請け負っている。いつも通り、貸金庫にはソニアと共に行け」(不敵に微笑む海賊型ゾンビのような紫肌の男)
肉まん君「了解だ。それはそうと、また地下住民が増えたようだな。仕切るのが大変だろう?」
ジミー「そうでもないさ。連中は別に、地上に敷かれた秩序が苦手でここに来たわけじゃあない。居住を許すと共に、ほんの少しだけ規律を与えてやればいいだけの話だ。「地下では問題を起こさないこと」・・・馬鹿でも理解出来ることさ。それ以下のクズは、ダンジョンの生活には向いていない。躯になるだけだ」フッ
肉まん君「それから、フレッドにガイドをやるのを止めさせた方がいい。いつ、質の悪いハンターくずれに殺されるか分かったもんじゃないからな」
ジミー「ほぉ・・いつから地下住民に対して寛容になったんだ?坊主」フフ・・
肉まん君「そうじゃない。ただ、フレッドのおふくろさんは病気だ。自分が逝く前に、息子が死んだ姿は見たくないだろう」
ジミー「・・・分かった。ジミーには別の仕事を勧めよう。そうだなぁ・・・地上から何か使える物を拾ってくるスカベンジャーなんてどうだ?」
肉まん君「いいんじゃないか?きっと向いている」
ジミー「というわけでソニア。仕事が終わったら、フレッドのガキにそう伝えてくれ」
ソニア「構いませんが、もしも本人が嫌がったら?」
ジミー「それはないだろう。フレッドは外の世界に憧憬の念を抱いている。今よりもやり甲斐のある仕事だと、小さいながらにも理解出来るはずさ。仕事については、マリオに指導させろ。もしマリオの奴が拒否を示したら、その剣で脅せ。奴に忠誠心なんて崇高な精神はないが、暴力にはひれ伏す。どうだ、簡単なクエストだろ?」フッ
ソニア「かしこまりました。では、貸金庫へ」スッ(再び肉まんをエスコートする)
ジミー「おっと、そうだ」チィ~~~~ン

肉まん君「なんだ?」
ジミー「エデンに寄って行くんだろ?なら、翁に伝言を頼む。地上人に扮して、外に出るのは構わないが、二度と俺を誘うなってな」
肉まん君「確か、単独ライブをやるとか言っていたが・・・キラースラッシュのステージを借りる手はずをしたのは俺だが、何か問題でもあったのか?」
ジミー「クソみたいなフォークソングと、聞くに堪えないスタンドアップコメディを見せられた。観客も、二度と来るなとブーイングの嵐だったんだぜ?やり過ごすのが大変だったよ」やれやれ
肉まん君「それとなく諌めておこう

ジミー「っと、行く前に、あんたもトリップするか?」スッ(と、懐からヤバゲな注射器を出す)
肉まん君「仕事中だ。遠慮しておく」
ジミー「俺はこいつがないと生きることは出来ない。今でも竜大戦時代の悪夢を見るからだ」ブスッ(腐敗した紫肌に注射器を躊躇なく突き刺し、中の液体を注入していく)
肉まん君「・・・・・・・・。まだ、あんたに死なれちゃ困る。あんたはエデンとサザンゴッドを繋ぐ、大事なゲートキーパーだからな」
ジミー「竜大戦時代を体験した、希少な人間・・・か」フッ・・(感傷に浸りながら注射針を引っこ抜く)
肉まん君「ギルドのハンターも、まさかあんたみたいのが、ほんとの教官だと知ったら度肝を抜かれるだろうな」やれやれ
ジミー「おいおい。これでも俺はハンター業の走りだったんだぜ?竜大戦時代は、何百頭ものドラゴンをこの手で殺し、竜機兵の素材提供をしていたんだ。最も・・その愚行とも呼べる虐殺行為が、竜族を本気にさせちまったのは言うまでもないがな・・」シュボッ・・(木製カウンターを利用してマッチに火を点け、ボロボロになった葉巻に着火する)
肉まん君「その姿は、禊の結果・・・というわけか」
ジミー「最終戦争では邪龍の巣窟に、数百体の竜機兵を向かわせた・・。俺達の想像を遥かに超えた、神々の撃ち合いさ。そこで破壊された竜機兵が搭載していた人工放射性物質、通称、ドラゴンタナトスが漏れ、最終戦争の地は、瞬く間に死のフィールドと化したのさ」フーーーーーーー(葉巻の煙を一気に吐き出す)
肉まん君「ああ。何回もあんたから聞いたよ。初めて質問させてもらうが、何故、あんたはそんな環境下で生き残ることが出来たんだ?」
ジミー「予め、軍から汚染物質の抗体を持つ薬と、そのレシピを渡されていたからさ。だが、その副作用までは聞かされていなかった・・。ある時、気づいたよ。俺は生きる為に、この薬・・・トリップを調合していたんじゃなく、単なる中毒になっていたんだと・・。トリップは、いにしえ麻薬やドスコカなんて目じゃない本物の劇薬さ」にや
肉まん君「だが、そのおかげで龍結核も克服出来ているのは事実なんだろ?」
ジミー「まぁな。最終戦争の時、あの忌々しい邪龍共が撒き散らす龍粉を嫌というほど吸引してしまった。普通なら龍結核を患うところだが、俺はこのトリップの力で、今も体内に宿る龍の力・・暴発寸前の龍エーテルを抑えている。そしてそのエネルギーが、どういうわけかワイベリアンをも超える長寿を俺に与えたというわけさ。それ故のこの異形だ」(不敵に微笑むその「ドクロ顔」は、腐敗した紫色の薄い皮に覆われている)
肉まん君「・・・・・・・。薬を作った者・・この地下にいる竜人達を恨んだか?」
ジミー「ああ。いっときは恨んでいたな・・・そうだな・・・・ざっと数百年か・・。どこへ行っても化物扱い、現実を直視出来ない連中は、俺のことを、モンスターと人間の間に出来たミュータントだなんて言う始末だ。時には「俺達」を見世物にしようと捕縛しにきた馬鹿な連中もいたもんだ。勿論、皆殺しにしてやったがな」フッ(ソニアの方を見て微笑むと、それに呼応するかのように頷く、重鎧に身を包んだ女戦士)
肉まん君「なるほど・・・同じ恐怖を体験してきた部隊の「同志」というわけか・・。どうして二人はここへ?」
ジミー「簡単なことさ。大戦をおっ始め、トリップを作りやがった連中が、この地下へ逃れ、新たな文明を築き上げたと聞かされたからさ。またしても、竜人からのスカウトを受けたのさ。だが、それを聞かされた時、不思議と俺の胸は安堵感で満たされていた。ひとつはもしかしたら、昔のような姿に戻れるんじゃないかという淡い希望から。そしてふたつ目は・・・邪龍の死を見届ける為だ。復讐を果たすまで俺は死なない。だからこそのゲートキーパーなのさ」(汚染された真っ黒な両目がどこか生き生きと輝いて見える)
肉まん君「・・・・・そう言えば、あんたの獲物を聞いていなかったな?」
ジミー「今で言う太刀の剣技を大剣でやっていた。今でも東方の奥地では、継承されているらしいぜ?まったく、好き者がいるもんだ。お前にも教えてやろうか?坊主」
肉まん君「ただでさえ太刀っていうのは、繋ぎ技が難しいんだ。それも遠慮しておく」
ジミー「簡単さ。相手を叩くのさ。竜族を相手に、斬るという概念は通じない。斬りつけながら打ち付けるのさ。それが上達への近道だ」フッ・・
肉まん君「覚えておくよ」
ジミー「最後に・・ギーガンの奴は、かなり物騒なブツを大量に持ってきやがったが、戦争でもおっ始めるつもりなのか?」
肉まん君「それは帝国軍の仕事だ。運搬が大変だったろう?保管しておくのもな」
ジミー「なぁ~に。忘れたかのか?」
肉まん君「??」
ジミー「うちの貸金庫のストレージは、このダンジョン全てなんだぜ?」にやっ
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(広々とした鍾乳洞エリアを歩きながら会話をしているソニアと肉まん君)
肉まん君「ギーガンからの荷物は確認した。悪いが、荷車に乗せておいてくれるか?」ザッザッザッザッ・・
ソニア「構いませんが、以後はどうやって輸送を?」ガチャコン・・ガチャコン・・(重鎧独特の金属音を鳴らしながら足取り重く歩んでいく)
肉まん君「空路を使う。既にロックラックから足は手配済だ」
ソニア「飛行船でしたか。わかりました」へこり(と、会釈するガチガチの鎧女)
肉まん君「すまない。エデンから帰ってきたら、後は俺が地上まで運んでいく」(目の前の大地に巨大な空洞が見えてくる)
ソニア「竜大戦によって荒廃した大地を経て、新たな大陸を目指し、逃れて来た一部の竜人達が創り上げた地下王国・・・通称エデン。彼らは何時まで地下に潜んでいるのでしょうか?」
肉まん君「決まってるだろ?彼ら、New World Defense Agency(新大陸防衛機関)、通称NWDAが創り上げた、ハンターズギルドが地上権を制する日までさ」バッ

To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10・9(月)0時更新 「験担ぎですよ」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もウルトラ上手に読も見よう

「験担ぎですよ」の巻
フオオオオオオオオオオオ!!
(巨大な縦穴洞窟をスカイダイビングの要領で急降下していく、頭部以外はゴールドルナシリーズに身を包んだ「セミ装備」な頭の先っぽが尖った坊ちゃん刈りのハンター)
肉まん君「そろそろかな」びょん

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
カッ
(穴の奥底に眩い閃光が走る。おそらく投げたのは閃光玉だったのであろう)
肉まん君「3・・2・・1・・・・」ビュオオオオオオオオ!!(降下しながら全身を丸めていく)
バウン!!
(穴底の四隅から中央に向けて張られた、伸縮性のあるゴム状のトランポリンの上にバウンドする肉まん君)
たんっ

(その反動を利用して華麗な着地を決め込む肉まん君)
肉まん君「相変わらず、ゴム質の皮は使えるな」フッ
ジャキーーーーーーン!!ボッ

(再び岩壁に黒刀をかすめるように斬りつけ、灯りを刃に灯す)
肉まん君「まったく手間が掛かる」ンボボボボボボ

??「ゼンブ・・キコエテルゼ・・」(岩壁に埋め込んである伝声管の「ラッパの口」から、どこか「虫っぽい」声が聞こえる)
肉まん君「これはルイド様。失言をお許し下さい」
ルイド「モットモ・・ノボリハ・・キチィ~ゼ・・。オレモ・・コノマエ・・チジョウニデルノニ・・クロウシタゼ・・」ボロロん♪(声と共にギターらしき絃楽器の音が聴こえる)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(穴底から見上げる巨大な縦穴洞窟は、螺旋状に階段が彫られている)
肉まん君「気球をお使いにはなられなかったのですか?」ちら(背後には小型の気球と思われるゴンドラとそれに使う袋が置かれている)
ルイド「エエエエエエ・・!!ソンナノ・・ネエチャンタチ・・オシエテクレナカッタゼ・・!?オカゲデ・・イッカゲツカン・・「アシコシ」ガ・・キンニクツウニナッタゼ・・・」ジャガジャーーン♪(ショックを示すギター音(ディストーション)を奏でる)
肉まん君「それはそうと、地上での宴は大成功だったようですな」
ルイド「マジダゼ・・!?「ジミー」ノヤツガ・・ソウイッタノカダゼ・・!?」ジャラァ~~ン♪(歓喜のGコードを鳴らす)
肉まん君「ええ。歌と漫談も素晴らしかったと。ですが、地上人にはルイド様の芸術は刺激が強すぎる故、以後は控えられた方がよろしいかと。注目され過ぎてしまっては、いつ、ここが地上人に知れ渡るか分かりませんからな・・」
ルイド「ワカッタゼ・・!!「ツキイチ」ト・・カンガエテイタケド・・「シーズン」ゴトニ・・ヘンコウスルゼ・・!!」ズンズンズンズンズン♪(歓喜を示すパワーコード(六弦のみD音というこだわり)の重低音が鳴り響く)
ふぅ~~~~~~~~~~~~・・・
(ため息をつく肉まん君)
ルイド「オット・・・ワルカッタゼ・・・イマ・・アケルゼェ~~・・♪」ジャガジャン♪(と、ギター音で会話を締める)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・!!
(岩壁が左右にスライドして開かれる)
肉まん君「ようやくだ」やれやれ
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
カツカツカツカツ・・・・・(引き続き肉まん君が歩む少し狭い地下通路には、「ピカピカ輝くエリンギ」が所々に生えている為、灯りには困らないようである。この「明るくて電気ハツラツ」に発光するエリンギは、その輝きから「ピッカエリンギ」であることが窺える)
ヨォ~~~~~~(と、突き当りに見える通路の出口から手を振っているのは、見事に禿げた頭にショッキングピンクのヘアバンドをし、真っ黒なサングラス(トレじぃタイプの)をかけ、立派な白い髭(カイゼルタイプ)と顎鬚を生やしたちいちゃい竜人の翁であった。ちなみにその服装は「蛍光イエロー」の狩人Tシャツに、スカイブルーの短パンを着用し、足元はオシャレなワークブーツで固めている)
肉まん君「わざわざお出迎えとは。ご足労頂き、誠に感謝いたします」ザッザッザッザッ・・(会釈をしながら歩み寄る)
ルイド「カマワネェゼ・・タマニハ・・オデムカエ・・シテヤルゼェ~♪」(なんだか「虫っぽい風情ある」その声帯の原因は、喉元に「ムラサキシキブン」を当てている為であろうか。どうやら発声器官を持つ昆虫を喉元に当てることで、発声補助具の代用としているようだ)
肉まん君「ほぉ・・今日はいつもの「銀色コオロギ」ではないようで・・」ふむ・・
ルイド「オッ!サスガハ・・ニクマン!!コノ・・フゼイアル・・イニシエノ「カジン」タチモ・・ヨイシレタトカイウ・・コエニ・・ピントキタカゼェ~♪」
肉まん君「奈落の底にある伝声管は、いつも別の警備兵がついているはず。今日はどうしてまた?」
ルイド「ヤルコトガネェカラ・・ミハリヲ・・ミズカラ・・「シガン」シタンダゼェ~♪ビックリシタゼェ~?」
肉まん君「ええ。何分、エデンには入国出来ませんので、王国内の事情に乏しくご迷惑をおかけします」へこり
ルイド「ヨスゼ、ヨスゼ・・。ワルイノハ・・コッチダゼェ~。エデンハ・・ワイベリアンシカ・・ニュウコクヲ・・ユルシテナイカラナ・・。ホント・・モウシワケナイゼ・・」しょんげり
肉まん君「頭をお上げ下さい。私もいずれは、来るべき竜人の世作りに貢献したいと日々願っております。我々、畜族たる無能な人間でも、エデンへの入国が叶う日が来ることを・・・」
ルイド「ニクマン・・・オマエ・・・。ソウダ!オレノ「ケンゲン」デ・・ナカニ・・」
??「お喋りはそこまでだよ」
肉まん君「・・・・・・・・・・・」ちら
ゲゼーーーーーーーーーン!!
(薄暗い洞穴の奥に見える、広間の円卓に腰を下ろしている「ネコバァサイズ」のフードを被った老婆のシルエットが見える)
ギキョキョキョキョ・・(と、不気味な笑みを浮かべる老婆が被っている、邪悪な魔道士のような黒いフードからは、尖端の長い両耳が左右に突き出ている。また、こちらを捉えている老婆の真っ黒な両目は、その光具合いから義眼であることも見て取れる)
肉まん君「これはこれはキルウィッチ様。既にお出ででしたか」スッ・・(頭を垂れる)
キルウィッチ「姿が見えないと思ったら・・・こんな所で暇つぶしとはね・・。これをパパが知ったら、どう思うかねぇ・・・なぁ、ルイドや」ギキョキョキョキョ・・
ルイド「ス、スグニ・・シゴトニ・・モドルゼ・・

カタカタカタカタカタカタカタ・・・

(と、膝を揺らしながら、実に「おっそい」スピードで、円卓の間の奥に見える回廊へと消えていく派手な格好をした竜人翁。それを立ったままちゃんと見送る肉まん君の背中)
キルウィッチ「さて・・。中にお入り」
肉まん君「失礼致します」ザッザッザッ・・(広々とした暗がりの円卓の間に入っていく)
キルウィッチ「どうじゃ?少しはこの仕事に慣れてきたかのぉ?」ゆらゆらゆら・・(円卓上の蝋燭がこの不気味な老婆の顔を仄かに照らす)
肉まん君「ええ。移動もそう苦には感じなくなってきました。ゲートキーパーとの関係も良好です」
キルウィッチ「ジミーは良いやつじゃよ。今も昔も俺等の為に働いてくれる。地上人もジミーのような献身的な心を見習うべきじゃ。それと・・・あまりうちの弟を誑かさないで欲しいもんだねぇ・・。あの子は小さい頃から純真なんだ。何を企んでいるやら分からない人間にも、つい心を開きがちになってしまう・・。例え、その相手があんたでもね・・・」ギキョキョキョキョ・・
肉まん君「ご理解しているつもりです。故に、ルイド様の好奇心旺盛な心を少しでも満たしてもらう為に、外界との交流を図る手助けをしているのですが・・やはり人目に付くのは危険かと思っていたところです」
キルウィッチ「それは構わない。あの子が趣味のギターを披露するのはね。外に・・サザンゴッドに出たところで、哀れな網膜の老人と思われるのがオチだからね。問題は、あんたの真意にある」
肉まん君「・・・と申されますと・・?」
キルウィッチ「あの子の良心を利用して、エデンに入ろうなんて、いい度胸じゃないか。ええ?」
肉まん君「・・・・・・・・・・・」
キルウィッチ「その沈黙は肯定を示すものか、または・・・服従の証なのか・・・。あんたを地上と繋ぐインターフェースとしては信頼している。けどね、エデンに入るとなったら、話はまた別だ。あの子・・ルイドがどうして声帯を失ったか、前に話したよね?」
肉まん君「はい。大戦時代、愚劣な人間達の苛烈な拷問を受け、声帯に損傷を負ってしまわれたと・・」
キルウィッチ「あんた達、人型はその数が多いっていうだけで、食物連鎖のトップに立っていると勘違いしている癖がある。今一度、言っておこう。ヒエラルキーの頂点に立つのは、俺等、竜人族じゃ」にやり
肉まん君「心得ております。もし、キルウィッチ様が、私とルイド様の会話をお聞きになり、余計な懸念を抱かれたのであれば、以後は距離を置き、より謹んだ行動をとるよう心がけます」ザシュッ・・(その場にひれ伏す、金色のゴールドルナシリーズに身を包んだ高貴なハンター)
キルウィッチ「ギキョキョキョキョ!!その姿、悪くないよ。一刻も早く、外にいる人間共が、あんたと同じ忠誠心を俺等に抱くことを願うばかりさ」
肉まん君「・・・・・・・・・・・・・」
キルウィッチ「さぁ、腰を下ろしな。坊や」
肉まん君「失礼します」カタン・・(老婆の対面に腰を下ろす)
キルウィッチ「悪いが今日の会合は、ババア一人だよ」ギキョキョキョキョ・・
肉まん君「構いませんが、ガルビア様は?」
キルウィッチ「ほんに、自然と相手から情報を聞き出すのが巧妙な男じゃな。流石は中央捜査局のエージェントじゃ」ギキョキョキョキョ・・
肉まん君「職業病というやつでしょうか。疑念渦巻くサザンゴッドで、素性を明かさないように生きるには、自分自身もまた猜疑心に苛まされる程の警戒心を持たなくてはなりません。どうかご理解の程を」
キルウィッチ「すべて詮索と捉えられてしまっては、会話が成り立たない・・そう言うんじゃな?坊や」にや
肉まん君「如何ようにも」
キルウィッチ「ならば楽しむとしよう。閑話休題といこう。それで、サフラからの言付けは?」フキフキ(義眼をはめたまま袖でそれを拭く)
肉まん君「ハンターズギルドの目標に狂いはなく、アサイラムの研究も問題なく進んでいます。アサイラム周辺で、暗黒団と砂漠の艦隊による襲撃を受けたそうですが、現地で警備についているギルドナイトがこれを鎮圧したそうです」
キルウィッチ「流石はレオゲルクだ。評判通りの熱い男で助かる。ガルビアもきっと喜ぶだろうよ」
肉まん君「はい。妙なのが、その時、偶然砂原地区に居合わせたクルセイダーズのハンターが加勢したということです」
キルウィッチ「またかい・・。本当に揉め事の発端はユクモじゃないのかと疑いたくなる。それで?またアサイラムの侵入を許したとか言うんじゃないだろうね?」やれやれ
肉まん君「今回はそのような失態は無かったようですが、アサイラム自体が損傷を受けたそうです。施設の一部が大破されたとか・・ですが、イコール・ドラゴン・ウェポンの製造には何の支障もなく、館長も無傷のようです」
キルウィッチ「現館長は・・・・」
肉まん君「セドリック・モンタギュー。アルコリス出身の元解体屋の臨床龍学技士です。外科技能では前館長、ツェーザル・アウラーをも上回るとか・・。今のところ、際立った問題行動もなく、順調に作業を指揮しているとのこと」
キルウィッチ「その報告もレオゲルクからかい?」
肉まん君「監査は義理の妹であるウル・シュナイダーがレポートを書いているそうです」
キルウィッチ「ウル・・まだ「チビ」だろう?」
肉まん君「字の練習、及び文章力を養うのに、ナイツの報告書が「ちょうどいい」とのことです」
キルウィッチ「ガキの宿題じゃないんだよ?いつからアサイラムはホグワーツになったんだか・・。ちゃんと伝わっているからいいが・・・それより問題はクルセイダーズじゃ。これで何度目だい?ナイツと接触があったのは。まぁ、関係性は心得ているみたいだから、泳がせておくがね・・。他勢力の動きはどうなった?」
肉まん君「孤島、アクアパラダイスモーテルはフェイリンメイリン国の援軍要請を受け、既に水没林へ。それを追う形でブラックガーディアンも水没林入りしたそうです」
キルウィッチ「予想通り、水没林、孤島、砂原が盟を組んだか・・。オクサーヌ・ヴァレノフは相変わらず無関心か?」
肉まん君「ハッ。それがオクサーヌ自身も精鋭部隊を率いて、永久凍土を発ったという目撃情報があったそうです。行き先は・・・」
キルウィッチ「水没林じゃろう。じゃが、オクサーヌにとって、この代理戦争は何の利益も得られないはずじゃが・・・」はて・・
肉まん君「これはあくまでも私の見解ですが、もしかしたら水没林に入国を許されたタラスク・ギルドが彼女を動かしたのかもしれません。私は現在、水没林の富豪から、とあるクエストを受注しているのですが、その内容というのが、フェイリンメイリン国に潜伏している、邪龍教宣教師の誘拐なのです」
キルウィッチ「興味深い話じゃな。タラスクギルドはなぜ、猫だけの国に布教を?」
肉まん君「同国が持つ技術を向精神薬と引き換えに得ているそうです」
キルウィッチ「交易目的・・・・違うな。何か他に目的があるはずじゃ」
肉まん君「はい。それを示唆するように、暗黒団もまた動き始めているとか・・。もしかしたら、こうしている今も、連中が水没林に上陸しているかもしれません」
キルウィッチ「また新型のモンスタースーツを引っさげてか?何度も言うが、今回は竜機兵の出動はなしじゃ。その理由は分かるな?坊や」
肉まん君「イエッサー。我らNWDAの次なる目的は、反勢力の目の届かない地に・・・水没林での監視は現地に戻り次第、厳重に行います」
キルウィッチ「頼むよ。そうそう、ガルビアからの言付けでね、現地に派遣したナイツ二名の指揮はあんたがとるようにとのことだ」
肉まん君「ナンバー2と6・・・確かミッション内容は、フェイリンメイリン国に捕われたDEAエージェントの救出だったか・・。先日、重要ミッションを終えたばかりの二人を・・・それは大任ですな。あまり兜を被るのは好まないのですが、彼らと接触する際には、致し方ないようですな」
キルウィッチ「ギキョキョキョキョ。あだ名故のその髪型が崩れるからか?」しゅっ(と、「スライム型」に伸びる毛先を摘んでみせる肉まん君)
肉まん君「験担ぎですよ。この装備を着ているのは。幸運が魔除けになればと思い・・。冗談はさておき、ポール・ベインズはどう致しますか?引き続き、ユクモの監視を?」
キルウィッチ「辺境の民から信頼は得ているのじゃろう?ならば問題ない。噂のじゃじゃ馬姫が水没林へ向かうも良し。そうなればポール・ベインズもまた、監視の為、同行するじゃろうて」
肉まん君「クルセイダーズが本格的な反撃に移れば、代理戦争は更に悪化するでしょう。私としましては、その方がいろいろと任務を遂行し易いですが・・」
キルウィッチ「賞金稼ぎのクエストに加え、ナイツのお守りも加わったとなれば、多少、憂鬱になるのは仕方ないのぉ~。安心せい。前にも言ったはずじゃが、ワシの目はお前さんやナイツだけにあらず。ましてや俺等の計画が、すべてお前さんの肩に掛かっているわけじゃあない。まずはプライオリティを定め、順にこなしていけばよかろう」
肉まん君「・・・・・・・。ああ、それとサフラからガルビア様宛に補足事項があります」
キルウィッチ「補足?」はて
肉まん君「ナンバー2、シリウス・ハントがローゼンクロイツについて興味を抱いているとか・・」
キルウィッチ「例のプロジェクトかい?とっくに終わったことじゃ。あの件に関しては、アウラーの死と共に、関係者はこの世に全ていなくなった。勿論、プロジェクトに関する書類もね。あんたが気にすることじゃあない。それともナイトの動向を疑っているのかい?」
肉まん君「いえ。シリウスはもしかしたら、同僚であるポール・ベインズの弟が患っている病気・・・龍結核に関することを調査する為に、ローゼンクロイツを調べているのかと」
キルウィッチ「俺等の知ったことじゃない。現時点の大陸医学で龍結核を完治出来る薬はないのじゃ。唯一あるとすれば、ジミーが調合出来る「トリップ」だけじゃな。もっとも、向精神薬の副作用が強過ぎて、人間としては「機能」しなくなるがね・・ギキョキョキョキョ!!」
肉まん君「・・・・・・・・・・・・・」
キルウィッチ「つまらん詮索はよせ。おぬしは与えられた任務にだけ集中するのじゃ。そうすれば、いずれ、この奥で行われている壮大な計画に参加出来るやもしれんぞ・・」ギキョキョキョキョ・・・・
肉まん君「是非とも。竜人族が支配する世作りに貢献致します」ザッ(立ち上がって胸に手をあてる)
キルウィッチ「うむ・・」
肉まん君「最後に質問ですが・・これは担当のルイド様にお聞きした方が早いかもしれませんが、もしも今回の水没林の騒動に、SBIが動き出したらどういたしますか?」
キルウィッチ「いつも通りじゃ。捨て置け。連中の仕事は、現大陸市民の治安を維持するということで、ギルドのイメージを上げることだけじゃ。好きにさせろ。それに、ルイドではちゃんとした指揮はだせんよ」ギキョキョキョキョ・・・・
肉まん君「・・・・・・。分かりました。では事が収まり次第、また事後報告に参ります」へこり
キルウィッチ「ああ、そうじゃ。次は土産も忘れんようにな。なにせ、俺等は外界の流行りには疎いものでな」ギキョキョキョキョ
肉まん君「分かりました。では」
ザッザッザッザッザッザッザッザッ・・・・
(円卓の間の出て、地下通路の奥へと消えていく肉まん君の後ろ姿)
キルウィッチ「・・・・・・・・・・・。あの小僧・・・どう思う?」
ス・・・・(広々とした円卓の間の巨大な石柱の影から、柱を背もたれに腕を組んで立っている巨人のシルエットが薄っすらと浮かび上がる)
ガルビア「慇懃無礼。心の底では何を考えているかは定かじゃないね。こっちの気配にも気づいていて、わざとあたしの事を聞きやがった。抜け目のない男だよ」(暗がりの中、左半身を向ける巨人の姿は、どこかセルレギオス(千刃竜)に似た刺々しい茶褐色をした飛竜種の甲殻で覆われている)
キルウィッチ「質問を変えよう。タラスクギルドは奴を降臨させると思うか?」
ガルビア「その質問は正しくないね。邪龍を崇拝するクソ共が奴を降臨させるんじゃなくて、クソ共の邪な強欲が奴を招き寄せるのさ。そしてそれを計画通り運ばせているのもまた、マモーナス自身さ」ボリボリボリ・・(竜族のような鱗と鋭い爪を持つ左手で、右頭部に生えているざんばら髪を掻きむしる)
キルウィッチ「水没林をシュレイドの二の舞いにし、幸福から堕ちた猫どもの絶望を喰らおうと・・・・いただけない嗜好じゃ」やれやれ
ガルビア「しょうがないだろ?昔から、それが奴の生態エネルギーだからさ。故の黒龍というわけさ」にや・・(と、正面を向く巨人の顔は、右半分が長い耳と黒髪を持つ竜人の女性であるのに対し、左半分はリザードマンのような竜族の頭部が縫い付けてある)
キルウィッチ「ククク・・坊主の魔除けが効くといいねぇ・・・」ギキョキョキョキョ・・
ガルビア「各フィールド勢力に、オクサーヌ・ヴァレノフ・・・そしてユクモのキャロル・ムーア・ロザリーもまた、祖父が齎した負のカルマに吸い寄せられ、水没林へ向かうだろうよ」
キルウィッチ「これで水没林の演者は揃った。さて・・・どうなることやら・・・今から心が躍る」ギキョキョキョキョ・・!!
To Be Continued



ひと狩りひと読みしたらポチっとな

次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
10/11(水)0時更新 出た!なぁ~も決まっておらぬ

をお送りいたします♪ほいじゃらさ!!次回も空手チョップでエンターキー叩きながら読も見よう


MHWに向けていざ!いざいざいざ!!
どうぼ。あたモン亭だるスキーです






MHW公式ツイッターから気になったものを「適当」にオリジナルチョイス

↓「キャラメイク」は洋ゲーみたいに時間が掛かりそう!?目指せ美男美女

https://twitter.com/MH_official_JP/status/915870202385932288
↓「防具の統一」リブートにおける一番の変更点。スキル重視の近代ハントに終止符か?
https://twitter.com/MH_official_JP/status/916928755746009088
↓「新獣人テトルー」オトモアイルーをインターフェースに「オトモダチ」にすることが可能!
https://twitter.com/MH_official_JP/status/916303349644910592
国内プレビューとはまたひと味違う『Gamescom 2017(ケルン)』で見せた「モンスターハンター:ワールド」のプレイ動画(プラットフォーム:PlayStation 4)がこれ↓
そんでそのゲームショーに参加してきた人達の感想動画(CAPCOM Germany)がこれ↓キュートなアイルーTシャツを着てるおねえさんが実にクール

どう・・・・・・・・・・・・・・えしたか?さぞ、えしたでしょうに


このプレイ動画は興奮しますね


次第に情報が公表されていくMHWですが、個人的に気になるのは、マルチのロビーがどうなっているのかです。過去シリーズでは各都市、集会所がマルチ拠点となっていましたが、今作ではどんな「粋な」ロビーがハンターを迎えてくれるのでしょうか


そんだこんだで、あたモンではPS4内でのコミニュティを作成し、そこで本戦に向けてのあれやこれやを読者さまをはじめ、多くのハンター様と共有したいと思うておりますが、なにぶんSNSをやっていない作者は、サイバー世界における不文律があまり理解出来ていない為、あれやこれや皆様から教えて頂けたらと思うております。まだコミニュティは作ってはいないのですが、何かアイデア等ありましたら、この記事のコメント欄を利用してご教授ください

じゃあもうおしまいでいいでしょ




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10/13(金)0時更新 「ザザミソンソンなんてやってらんないっすよ!!」の巻
をお送りいたします♪ザザミソってことはまたあの人・・否、人工甲殻種が出て来るのでしょうか・・。気になる次回も元気に見よう

「ザザミソンソンなんてやってらんないっすよ!!」の巻
~新大陸、火山地方....

っせぇ~~~~~~~・・っりゃっ!!
なんの!とあーーーーーーーっちゃ!!
(と、広々とした山腹エリアで「狩猟稽古」している、ご存知ユクモシリーズを身に纏い、ユクモノノダチを振り回すドボルヘルムのハンターと、毛先がリーゼントっぽく丸まった金獅子)

カイルス「かましてんじゃねぇ!!もっと「殺り」に来やがれ!!吐いても斬り続けるんだ!!オラァあああああああああああ!!!!」バショーーーーーン


カーブー「気迫だけでは狩猟には勝てぬぞ!!愛と友情、熱血、ど根性!たまに哀愁、気まぐれ男道!!喰らえ!!気刃牙突鳳鴬覇亜煉激・襲!!」しゅーーーーーー

カイルス「当たらなきゃ意味がねぇ」バショオオオオオオオオオン

スオーーーーーーーーーーーン!!
(カイルスはワームホールバリアと共に消え、カーブーの放った突きの剣圧だけが虚しく空を切る)
カーブー「なんの!!研ぎ澄ませ!!俺のシックスセンス!!」うおおおおおおおお

ドウーーーーーーーーン・・・
(カーブー視点によるスーパースロー。サーモグラフのように見える山腹エリアの一部だけが朧気な赤に染まり、生物が存在するという熱量を示している)
カイルス「う・お・お・お・お・お・お・お・お・お・・!!」(スーパースロー継続。サーモグラフのような幻影から、膨大な熱量を放つ「まっちんちん」になった金獅子のシルエットが突如現れるやいなや、拳を振り上げ、奇襲を仕掛けてくる)
カーブー「(スーパースロー解除。以下、すんごい早口で→)見えたぞ!!そこだ!!喰らえ!!ムルバス流!!氷ブレスじゃああああああああああああ!!!!」
スハァーーーーーーーーーーーー!!
(正眼の構えから金獅子に向かって神速の連突きを放つドボルヘルムの背後には、二本足で上手に立ち上がりながらレーザーのような氷ブレスを口から吐く、巨大な崩竜の姿が「死んだ師匠みたいに」投映されている)
カイルス「しゃらくせぇええええええええええ!!!!」ブオオオオオオオオオン

バリリリリリリリリリ!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(カイルスの拳を包むエレクトリックなエネルギーと、氷ブレスを構成するアイスエレメントが衝突し、大気が砕けるような雷轟の摩擦音が鳴り響く)
カーブー「うおおおおおおおおおおおお!?」ゴオオオオオオオオ!!(豪雷と共に突風がドボルヘルムの顔面を打ち付ける)
カイルス「ぬおおおおおおおおおおおお!?」ビュオオオオオオオ!!(同じく金獅子の鼻をひん剥かんばかりに打ち付ける嵐)
お~~~~~わぁ~~~~~~~~~
(膨大なエネルギーの衝突からか、二人の間に巨大なハリケーンが渦を描きながら発生し、当然のようにカーブーとカイルスを巻き上げながら瞬く間に巨大化していく)
びゅおおおおおおおおおおおおお

(高く舞い上がった竜巻は、まるでお口に召さないかのようにカーブーとカイルスを「ぽいっ」っと吐き捨てると、そのまま火山の空高くへと消えていく)
ひい・・ひい・・・・(流石に竜巻の「中」は、きつかったのか、大の字で息を切らせながら仰向けになって寝ているドボルヘルムのハンターと、でっかい「黒獅子」)

カイルス「やるじゃねぇか・・・さすが、あの女の仲間だ・・・」ひい・・ひい・・・(白目を剥き、口からよだれを垂らしながら感心している)
カーブー「いやいや・・・お前こそ・・・さすが、UBUさんの命を狙っているだけあって、大した腕っ節だ・・・」ひい・・ひい・・・(ヘルムの口部が両開きにだらしなく開かれ、中から見える汚らしい無精髭に囲まれた口からは、これまた汚らしい細かい粒子から成る泡を吹いている)
カイルス「モンスターのモノマネをするハンターなんて初めて見たぜ・・」ひい・・ひい・・・
カーブー「まだまださ・・。お前とUBUさん達が戦ったという、禁忌の龍レベルの力を制御するまでは・・・」うぬぬぬぬぬぬぬぬ・・・ずでぇ~~~ん

カイルス「驚きだ・・。あの「女ども」が倒した煌黒龍が残した龍玉の力が、お前のそのベルトに宿っているとはな・・・確かに、あのバケモンの力を使いこなせるようになったら、おもしれぇとは思うが・・」ゴホッゴホッ

カーブー「だろ・・?だから、こうして「マジの」禁忌レベルを体験してきた、お前に稽古をつけてもらうことに意味があるのさ・・・・って、マジで死ぬ!!」ぐばぁあああああああああ

カイルス「ぎゃはははははは・・!!まったく、情けねっ・・・・・・すふぁああああああああああ

カーブー「竜巻の中というのが、あんなに遠心力で気持ち悪くなるとは・・・ほら、モンスター用の秘薬だ・・・・飲・・め・・・!!」むぐぐぐぐぐぐ

カイルス「かたじけ・・・・ねぇ・・・・・・・」ガクン(堕ちた)
カーブー「俺も・・・・・・・・・・・・・」ガクン(秘薬を口に含むと同時に顎から堕ちる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ポカポカと煙を上げる火山をバックに倒れているカーブーとカイルス)
しょきーーーーーーーーーーーーーん

(仲良く倒れている二人に回復エフェクトが走る)
カーブー「ぬわっはっはっはっはっはっはっ!!今のはマジで逝くところだったな!!死んだ婆ちゃんが「綺麗な川」の向こう岸から「おいでおいで」をしているのが見えたぞ!!」かんらからから(何事も無かったかのように、その場にあぐらをかく)
カイルス「俺なんて、ラオ級の死神が必死に俺の体から魂を抜いていこうとする場面を空に浮かびながら眺めてたぜ!!しかし、お前の義理の妹が開発した薬というのは、実に便利だな!!」がっはっはっはっはっはっはっ!!(同じくあぐらをかく黒獅子)
カーブー「はぁ・・・・強くないたい・・・」しょんげり
カイルス「俺も・・・・」しょんげり
ちら(互いに向き合いながらあぐらをかいて座ったまま、なんとなく目を合わせるハンターと黒獅子)
カーブー「だが、俺はやってみせるぞ!!必ずや禁忌の力を開放し、それを制御してみせ、真のモンスターハンターになるのだ!!」ぬわっはっはっはっはっはっ!!
カイルス「まったくハンターって生き物は、無駄に前向きだな

カーブー「・・・・・・・・・。いや・・・。死んでしまった好きな子の願いなんだ」
カイルス「・・・・・・・・・。いいのか?俺は兄貴を殺した、お前の友人を殺そうとしてるんだぞ?」
カーブー「UBUさんがそれを受け入れているのなら、俺に口出しをする権利はない。しかし、彼女を想う同志達は黙っちゃいないだろうな」ふ~~~~~~
カイルス「俺たちミリシアは、どんな相手にも常に全力で立ち向かう。それが真のモンスターだからだ」フッ
カーブー「フフ・・似ているな。俺たちは」
カイルス「フフ・・同じ「カ」ではじまる名前同士だしな。強くなろうとするのに種族は関係ない」
こちん

カーブー「よし。そうと決まったら、もういっちょ・・かましますか」ゴキッゴキッ

カイルス「なぁ、さっきから気になってたんだが・・」じーーーーーー(何処か別の方向を見ている)
カーブー「ん?」ちら

じーーーーーーーーーーーーーーーーー
(岩場の影からじっとこちらを見ている刻竜の顔面)
カイルス「なんだあいつ?お前らの仲間か?」
カーブー「どうかな。ひょっとしたら、混ざりたいのかもな」
????「・・・・・・・・・・・」じーーーーーーーーーー(健気に見つめている刻竜のつぶらな瞳)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~火山地下洞窟深淵、モンスターミリシアが支配する牢獄エリア....

とろとろぐつぐつ・・・とろぐつとろ・・・
(マグマ滝が流れる無人エリア内に、岩壁をくり抜いて作られたと思われる巨大牢獄が見える。牢屋と外の境目には、太い石柱が鉄格子代わりに立てられ、投獄者を拘束していると思われる)
にょっ

きょろきょろ


ワタリ「どうだ?イシ」(暗がりの牢屋内から語りかける)

イシ「見張りはいねぇぞ」む~~(牢屋を遮る石柱に抱きつきながら外を監視している)

ガネ「ゾンゲ様!今がチャンスっす!!」

ゾンゲ「ジェイルブレイクは夢のまた夢・・。何度も言わすな。無駄な体力を使うのは消費カロリーを増やすだけ。寝るザムよ」う~~~ん(と、岩っぽくなってまるまる多殻蟹)
ワタリ「良かったっすね。元の「第1段階」の姿に戻れて」フフフ(と、にこやかに多殻蟹の姿を見つめるガミザミ三尾蟹)
ゾンゲ「ああ。コナマキダケと外殻に使える岩石をミリシアの連中が分け与えてくれたおかげだ」ぽっふ~~~~

イシ「ゴホッゴホッ・・。なんだって連中は、俺たちを殺さないんすかね?」モワモワモワモワ

ガネ「そりゃ決まってんだろ?ゾンゲ様を誘拐して、暗黒商会に身代金を要求する為さ」モワモワモワモワ

ワタリ「じゃあ、ゾンゲ様を「第1段階」に戻したのも、「最終段階」で「下手」に暴れさせない為・・・ってことっすか?」(実に蟹らしい顔で聞く)
ゾンゲ「さぁ・・どうかな。俺をよく知る知己の気まぐれ・・・言うならば、マッドドクターの気まぐれザザミソランチというべきかな・・」フッ(独り「微笑んでるっぽい」顔をしている多殻蟹を見て、不思議そうな表情を浮かべるガミザミ三尾蟹)
ワタリ「それにしても、なんて頑丈な牢屋なんだ・・・クソ!このクソかてぇ岩め!!」ガシーーンガシーーン

イシ「おまけに、ここの大地もかてぇときたもんだ」こちんこちん

ガネ「これじゃ「潜りワープ」も出来やしねぇ!!ちきしょー!!お手上げだ!!」ワァ~~~~イ(と、出川さんのあれみたいに両蟹手をあげる)
ゾンゲ「岩は電気を通さん。これじゃあ、ザムのエレクトリックも意味をなさん。それを分からせる為に、俺を「第1段階」に戻させたのだろうて。だから寝ろ。チャンスは必ず来る。それまでザザミソを研ぎ澄ませ、その機会を虎視眈々と・・いや、「ザザミソンソン」と窺うのだ・・」う~~~ん
ワタリ「ザザミソンソンなんてやってらんないっすよ!!」
イシ「そのうち処刑されるのがオチだ!!」
ガネ「自分、食用になるのは嫌っすよ!!」
わ~はぁ~~~~~~~~ん
(と、牢獄内で泣く三匹のガミザミ。ちょっと可哀想)
??「ほぉ。竜のナミダならぬ、蟹のナミダか」
ワタリ「誰だ!?ボケカスコラ!!」ぷんすか


のしん・・のしん・・・
イシ「ゲッ・・・ブルートワイバーン・・

ぴくっ

ゾンゲ「言ったろ、チャンスは必ず訪れると・・。ガミザミ三尾蟹、下がっていろ」むんずっ

のしん・・のしん・・(石柱の鉄格子越しに、ゆっくりと近づいてくる巨大な砕竜)

タイタンラス「久しぶりだな。ゾンゲ・・いや・・・座挫見健一よ」ドシーーーン

ゾンゲ「ディルク・エクスナー・・・・本当にあんたなのか・・?」
タイタンラス「今はタイタンラスと呼ばれている。互いに「モンスターの姿」になって対面をするのは初めてだな」ゾゾゾゾゾゾ・・(砕竜の赤い眼球の奥で蠢くアメーボゾア)
ゾンゲ「フフ・・・俺はあんたの手によって、望んでこの姿になったが・・・どうやら噂は本当だったようだな」
タイタンラス「昔話に花を咲かせたいのは山々だが、本題に入らせてもらう」ゾゾゾゾゾ・・
ゾンゲ「ダニエル・カペラ。火の国で会ったばかりだ」
タイタンラス「そうか・・。ならば話は早い。カペラをここに連れてこい」
ゾンゲ「会ってどうするつもりだ?人の姿に戻れると思っているのか?」
タイタンラス「・・・・・・・・・。カペラの意見を聞きたい。それだけだ」
ゾンゲ「まだ愛しているんだろう?彼女を」
タイタンラス「・・・・・・・・・・・・・」
グツグツグツグツグツグツ・・・
(マグマ滝の煮えたぎる音だけが、牢獄エリアの沈黙を貫いていく)
ゾンゲ「残念だが、このガミザミ三尾蟹は、まだ正式なブラックアーミーではない。よって本部の場所はおろか、カペラのラボすら知らない。連絡網として使いたいのなら諦めろ」ふん
タイタンラス「ならばお前が連れてこい。このガミザミ達を救いたければな」
ゾンゲ「・・・・・・・・・・・・」ちら
ザムザ様ぁ...(と潤々した「蟹瞳」でゾンゲに泣きつくガミザミ三尾蟹)
ゾンゲ「・・・・・・・。あんたが会いに行ったらどうなんだ?ディルクよ」
タイタンラス「なに・・?」
ゾンゲ「俺たちと一緒に来い。そうすればカペラに会わせてやる」
タイタンラス「・・・・・・・・。脱獄に協力しろと?」
ゾンゲ「ザムよ」こくり
タイタンラス「悪いが、モンスターミリシアの連中には借りがある。私事で裏切るわけにはいかない」ゾゾゾゾゾゾ・・・
ゾンゲ「あんた、人の姿を失ってから、意識が少し変わったか?己の研究成果の為ならば、倫理観はおろか、命をも顧みなかった男が、今更、忠節を語る?カペラが聞いたら、さぞ笑うだろうよ」ザムムムム・・
タイタンラス「彼女は今、何処にいる?」
ゾンゲ「そのことだが・・・実は、死んだ部下から、次の戦地なる場所を聞かされていてな・・。俺と来れば、引き合わせてやる。逃げたりはしない。誓ってもいい」
タイタンラス「・・・・・・・・・・・・・」グツグツグツ・・・
ゾンゲ「暗黒商会に戻るかは、彼女に会ってから決めればいい。彼女もまた、あんたを探しているのは事実だ」
タイタンラス「・・・・・・・・・・・・・」グツグツグツグツグツグツ・・
ゾンゲ「その獣竜という殻を飛び出して素直になれ!例え姿が化物になろうとも、心はあるはず!!」
タイタンラス「・・・・・・・・・・・・・」グツグツグツグツグツグツ・・!!
ゾンゲ「解き放て!!あらゆる拘束からジェイルブレイクするのだ!!」
ドゴワァーーーーーーーーン!!
(石柱を穿つ砕竜の太い右腕)
イシ「ひっ・・!!」パラパラパラパラ・・・
タイタンラス「我が方寸は砕け散ろうとも、その魂は火山と共にある。それを承知の上で俺をダニエル・カペラの下へ連れて行け!!」グツグツグツグツグツグツ!!
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10/15(日)0時更新 「いざ行かん!!」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もザザミソンソン!!眼を光らせて読も見よう

「いざ行かん!!」の巻
~モンスターミリシア領内、カンファレンスエリア....
サァーーーーーーーーー・・・・
(華厳のような?絶景たるマグマ滝を背景に、爆鎚竜、溶岩竜、老怪鳥、黒鎧竜といった屈強な四頭が、何やら頭部を寄せ合いながらディスカッションをしている)
アングリーアッシュ「各フィールド勢力が次々と水没林を目指している・・・間違いないのだな?」(頭を合わせている隣の溶岩竜に聞く)
ヴォルガトロン「飛甲虫の情報屋から買った話だ。信じていいだろう」
蘇乞兒「情報を買ったというが、支払いはゼニーか?それとも餌か?それと飛甲虫って一体何を食べて生きとるんじゃ?」(頭を合わせている隣の黒鎧竜に聞く)
メガゼノス「しーーーーーー。怒られちゃいますよ」こそこそ
アングリーアッシュ「その情報が本当だとすると、次の戦地は水没林か・・」
ヴォルガトロン「だろうな。それで、アッシュ。俺たちはどうする?」
アングリーアッシュ「俺たちは戦争屋ではない。あくまでも火山圏を悪辣な人類から守る為に結成されたモンスターミリシアだ。奴等が互いに潰し合ってくれれば、この大陸も少しは平和になるだろう」ふ~~~~~~~
蘇乞兒「カイルス達は何をしておる?会議だというのに?」
メガゼノス「うちの子やスサノオ君達と野球してます。あ、それから修行しに来てるカーブー君も一緒に」
蘇乞兒「修行しとらんじゃないか。呂夏双(りょかそう)も一緒か?」
メガゼノス「ええ。彼にバットは必要ありませんからね。大人数で野球するなんて初めてだって、えらく興奮してました」
蘇乞兒「そうか。あやつは長年、東方の火山地区に篭りきりだったからのぉ・・。子供たちと遊ぶこと自体、新鮮なのじゃよ」
メガゼノス「彼って、テラユクモ的に高名な仙獣の子孫なんですよね?」
蘇乞兒「そうじゃ。東方八仙拳、呂派の創始者、呂洞賓(りょどうひん)の血縁にあたる。東方の民間信仰においては、呂洞賓を主神として祀る廟も多いのじゃぞ」
メガゼノス「へぇ・・・「おさるさん」の神様か・・」
アングリーアッシュ「・・・・・・・・・・・」こほん(その横ではヴォルガトロンが、溶岩竜独特の「ボケっと立ったままきょろきょろ首を振るやつ」をしている)
蘇乞兒「お~お~、これはすまんかった。それで?かの者たちが争う理由はなんじゃ?覇権争いをわざわざ水没林でやるというのか?」
メガゼノス「代理戦争ですよ。水没林で獣人達が興した独立国を守る側と、それを攻める側と、二分しているらしいです。あ、この話はスサノオ君のお姉さんから聞きました。ほら、この前、ダディちゃんちで「パジャマポエムパーティー」やったじゃないですか?スサノオ君のお姉さんはクルセイダーズのメンバーなので、そういった情報に詳しいんです」
アングリーアッシュ「パーティーだと!?まさか、「あの女」も呼んだんじゃないだろうな!?」
メガゼノス「呼ぶわけないだろ!ダディちゃんの神聖なるポエムは、モンスターだけにしか理解出来ないからな♪」ふふん
蘇乞兒「俳句ならワシも書くぞ。今度聞かせてやろう」ほんとですか!?(とダディ)
ヴォルガトロン「話を元に戻そう。俺の聞いた情報では、侵攻側に帝国軍、そしてクルセイダーズが加担しているらしいが、それは本当なのか?メガゼノス」
メガゼノス「グラビてほんと。なんでも先の革命で一番問題だった、たちの悪い猫をおしおきする為に、人間達が立ち上がっているらしい」
アングリーアッシュ「すると防衛側についた孤島のマフィア、砂漠の艦隊は、これをきっかけに敵対勢力である、その両組織を潰そうという考えか・・・」ふむ
ヴォルガトロン「ファイヤーウォー同等の大規模な戦いになるのは間違いないだろう。そしてその戦火に寄生するように、暗黒商会も動き出しているという」
アングリーアッシュ「武器を売るつもりか・・。下等な連中め」
ヴォルガトロン「既に猫の領土には、暗黒商会傘下の宗教団体が潜入していると聞く。猫を洗脳し、経済的な利益を得ようというのだろう」
メガゼノス「ひえええええええ!洗脳なんてメガユクモ的におそろし過ぎ!!」
アングリーアッシュ「暗黒商会が絡んでいるとなれば、暗黒団も水没林に向かっていると考えていいだろう・・。まったく・・戦争をしないと生きていけない連中ばかりだ」やれやれ
ヴォルガトロン「確認だが、俺たちは今回の騒動には首を突っ込まない・・・それでいいのだな?」
アングリーアッシュ「いつも通りだ。火山の食物連鎖が乱れないのなら、他フィールドでの戦争など関係ない」ふん
蘇乞兒「ちょっと待った」
アングリーアッシュ「なにか問題でも?大先生」
蘇乞兒「仮にじゃよ?その戦争で被害に遭った獣人や、野生種のモンスターがこの火山圏の麓、太古の森にこぞって遁逃してきたらどうじゃ?いずれ火山に登ってくるのは必至じゃ。特に賊のメラルーは放っておくと、瞬く間に繁栄する。火山が「猫ニャ~ニャ~」になるのは時間の問題じゃな」
アングリーアッシュ「なっ・・」
メガゼノス「巷では人間達の社会で、テラユクモ的な猫ブームが流行っているらしい。火山が猫だらけになったら、それをとっ捕まえに、ブリーダーハンターが登山してくるぞ」
アングリーアッシュ「ななっ・・・」
ヴォルガトロン「おっと、それだけじゃあないぞ。その獣人達が、今度は火山で国興しを始めたらどうする?それこそ厄介だ」にゃあにゃあみゃあみゃあとな
アングリーアッシュ「むむむむむ・・・では、大先生。我々はどうすればよいでしょうか?智慧を拝借したい」
蘇乞兒「そうじゃなぁ・・・猫問題は、その水没林にある猫の領土が、戦争を経てどう変わるかに掛かっておる」
ヴォルガトロン「侵攻側が勝てば、その領土が崩壊し、猫達が散り散りになる・・・かつての革命のように・・」
アングリーアッシュ「それじゃあイタチごっこの繰り返しだ。埒が明かない」
メガゼノス「ってことは、防衛側が勝てば、猫問題は解決されるってことですか?」
蘇乞兒「一概に言えんな。その問題児たる猫達が、仮にもギルドが背景にある帝国軍及び、ギルドに所属するハンターが立ち上げた自警団相手に勝ってでもみろ?そうなったら大陸諸国の反ギルド体制の国々もまた、その猫だけの領土を正式に国と認め、支援するようになるじゃろう。そうなれば新大陸における、今までの均衡は崩壊し、新たな支配体制を求め、戦火が広がるばかりじゃぞ?」
ヴォルガトロン「猫の独立国家と手を組んだ暗黒商会が、再び火山に侵攻してくることも考えられるな」
メガゼノス「そんなのダメぇ~~~!!超絶ユクモ的にダメぇ~~~!!何が何でもダディちゃん達は、普通種のモンスター達の為にも、火山を悪辣な人間の手から守らないとダメェ~~~!!」ぽっぽ~~~(と、全身から怒りの熱量を排熱する)
アングリーアッシュ「何か予防策を考えろ・・ということですかな?大先生」
蘇乞兒「潰せない元凶が多数ある場合、考えるのは危機回避じゃろうな」やれやれ
アングリーアッシュ「火山圏のリスクマネジメントを再考するか・・・」ふ~~~~~
メガゼノス「とか言ってるそばから問題があったりして」
??「たぁ~~~いへぇ~~~~~んだぁ~~~~~~!!」
メガゼノス「むっ!?この如何にも丸くて、コロコロした、甲虫目>盾虫亜目>クンチュウ科っぽい声色の持ち主は!?」バッ
メタルフィスト「大変だぁあああああああ!!」ゴロゴロゴロゴロ
蘇乞兒「どうしたんじゃ?そんなに慌てて」しょるるるるるるる(飛んできたボール状の盾虫が頭の上で煙をあげながら急停止する)
メタルフィスト「いねぇんだよ!!」しゅうううううう(蘇乞兒の頭から摩擦熱による煙が上がっている)
蘇乞兒「なにがじゃ?」しゅううううう・・ぼっ(頭頂部に火が点いた)
メタルフィスト「この前とっ捕まえたクソ蟹共だよ!!」ぼおおおおおお
ヴォルガトロン「なんだと!?」
メタルフィスト「おまけに、タイタンラスの姿も見えねえんだ!!」ぼおおおおおお
アングリーアッシュ「なっ・・!!」
ヴォルガトロン「確かタイタンラスは、多殻蟹に尋問をすると言っていたが・・」
メタルフィスト「これって偶然だと思うか?」ぼおおおおおお
アングリーアッシュ「・・・・・・・・・・・・」
蘇乞兒「う~~~~~~む」ぼおおおおおお
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~山腹エリア....
わぁわぁがやがや♪
(広大な山腹エリアで野球をしていると思われるポジションに各々ついている小型、大型モンスター達。その中央ではピッチャーグローブを右手にはめた「サウスポーな」黒獅子が立っており、バッターボックスには「右利きな」ドボルヘルムを被ったユクモ装備の男がバットを構えて立っている。その背後ではキャッチャーをやっている岩竜と、一同から少し離れたところで「絵画セット」を展開し、その光景を絵にしている桃岩竜の姿も)
カーブー「さぁ来い!!」ズシュッ(予告ホームランのポーズ)
カイルス「バッティングってのは太刀捌きとは違うってことをその身に教えてやるぜ!!」ぎゅっ(指先につまんだ「ちいちゃい野球ボール」を向ける)
バサ雄「カイルスさん!ばっちこい!!」でいん!!(と、でっかいキャッチャーミットを構える)
スサノオ「かっ飛ばせ!!カーブーさん!!」り~り~~(と、一塁マウンドで「リー」してる。その横では一塁手と思われるヤングイビルジョーの姿も。ちいちゃい手にグローブをはめているのが実に可愛らしい)
バサリン「フフ・・・♪」かきかき(と、イーゼルに乗せられたキャンバスには「実に男らしく誇張された男前の蒼火竜」の絵が)
カイルス「いくぞ!兄貴直伝のスーパーナックルボール!!名付けて、バッカス一号だぁああああああああああ!!!!!」ごわん(顔を見えなくなるくらいに上半身を反らせながら、すんごい振りかぶる黒獅子)
ドシューーーーーーーーーーーン!!
(バネのように上半身を起こした黒獅子が、満身創痍のマサカリ投法でぶん投げる「ちいちゃい」野球ボールは、無回転の豪速球で飛翔していく)
ふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁ
(無回転独特の揺らぎがボールを無数に見せる)
カーブー「むむ!?」(ドボルヘルムの目が見開く)
スサノオ「なに!?分身魔球とな!?」
バサ雄「こんなの取れないよ」ふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁ
カイルス「さぁ狩人よ!!打てるものなら打ってみろ!!」
バサリン「・・・・・・・・(みんな、こんな一瞬の間に、すごく喋ってるけど、どうやってるんだろ・・・って、あたしもか・・)」かきかき
カーブー「本物を見破ってやる!!ドボルアーーーーーーーイ!!!!」クワッ(ドボルヘルムの両目がすんごい刮目する)
モニョニョニョニョニョニョニョ・・・・
(カーブー視点。スーパースローで無数に分身しながら迫りくる野球ボール)
カーブー「・・・・・・・・(どれだ・・・!?どれが一体、本物なんだ・・!!)」
モニョニョニョニョ・・・・・チラリぃ~~~ん
(無数に広がる野球ボールのひとつが、恒星のような眩い光を見せる)
カーブー「!!(あれは・・!!)」
モニョニョニョニョニョニョニョ・・・・・
(スーパースローでゆっくり回転を見せる「野球ボールの惑星」は、その表面に山脈とも見える「黒獅子の指紋」が、ねっちょりと付着している)
カーブー「分身魔球敗れたりぃいいいいいいい!!本物は・・・・・
こいつじゃあああああああああああああああああ!!!!!」
ざしょーーーーーーーーん
(バットを振りかぶると同時に、全身から練気力を弾けさせるカーブー)
カイルス「なに!?」
カーブー「よっと」
こきぃ~~~~~~~~~ん
(あっさり「軽めのスイングで」ボールを打つカーブー)
スサノオ「やったぜ!!」(隣のヤングイビルジョーは口を開けて空を飛んでいくボールを眺めている。その顔はかなり可愛い)
ひゅおおおおおおおおおおお
(火山の空高く飛んで行く野球のボール)
カイルス「外野フライだ!!ライト!!」(ピッチャー用のグローブをはめ、後方に向かって叫ぶ)
「はいいいいいいいいいいいいい!!!!」ずざざざざざざざ
ぱしっ(「真っ黒焦げ」な掌の上に「ちいちゃい」野球ボールが乗っかる)
バサ雄「やった!!」ちっ(と、舌打ちするバッターボックスのドボルヘルム)
スサノオ「なんの!!タッチアップじゃああああああ!!!!」ズドドドドドドド(すかさず二塁目掛けて「レウスダッシュ」をかましていく)
カイルス「呂夏双!!二塁に送球だ!!」
呂夏双「はもぉおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ズギューーーーーーーーーーーン!!
(炎獅子が投げた「ちいちゃい」野球ボールは、摩擦熱により点火し、火属性効果を得て、まるで「ちいちゃい隕石」のように一直線に二塁へと飛んでいく)
二塁手のヤングウラガンキン「ひええええええええええええ」がばっ
(送球の激しさに思わずしゃがみ込む)
スサノオ「はっはっはっはっ!!ひれ伏すが良い!!スサノオ様のお通りだぁああああああ!!!!」ズドドドドドドドド(猪突猛進する蒼火竜の背後から鬼気迫る小型隕石)
バサリン「スサノオ君!!危ない」
スサノオ「え?」
ごちーーーーーーーーーーーーん
(スサノオの後頭部(正確には首筋)に衝突する小型隕石)
スサノオ「・・・・・・・・・・・・・・」ぶべぇ・・
びゅおおおおおおおおおおおお
(前回カイルスとカーブーが起こしたハリケーンが何処からともなく現れる)
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
(そのままピヨったスサノオをさらうように過ぎ去っていく巨大ハリケーン)
バサリン「・・・・・・・・・・」(口を開けてぼーっとその光景を眺めている)
カイルス「やったぜ、呂夏双!!」いぇ~~~い(と、炎獅子の下に駆け寄る火山のヤングモンスター達)
呂夏双「・・・・・・・・・・・」ぼりぼり(頭を掻いている)
カイルス「少しは喜んでもいいんだぜ?同じ牙獣として誇らしいぜ」ずん(肘で突く)
呂夏双「ボフッ」ぼりぼり
「お~~~~~~~~~~い」
バサ雄「おや。この聞き覚えのある、如何にも喉に鉱石が挟まってるっぽい、嫌でも血の繋がりを感じざる得ない声の持ち主は・・」
お~~~~~~~~~~い
(と、グラビダッシュをかましてくる黒鎧竜、タイヤモードで爆進してくるウラガンキン、腹ばいにスライディングしてくる溶岩竜、そして遅れてホバーリング飛行でやってくる老怪鳥の姿)
カーブー「一般的なハンターにしてみれば、なんて絶望的な光景なのだろうか」う~~ん
メガゼノス「野球最中、悪い!!」キキキ~~~~~~~(一同の前で急停止する一行)
カイルス「よぉ、どうしたんだ?そんなに慌てて。入りたいのか?」ばすんばすん(ミットを叩く)
ヴォルガトロン「大変な事態が起きた」きょろきょろ(「ぼけっと立ったまま首を振るやつ」をしてる)
バサ雄「なんだよ、兄貴。藪から棒に。いや、この場合「ヴォルからヴォーに」か。なんてね」あはははははは(わろうている中二モンスター達)
蘇乞兒「脱獄したんじゃ、あの多殻蟹が」(少し皮膚がただれた頭上には盾虫の姿も)
えええええええええええええ・・
(と、どよめくヤングモンスター達)
カーブー「逃げたって・・かなり厳重な警備体制だったんじゃないのか?」
ヴォルガトロン「うむ・・それなのだが・・・」ちら(爆鎚竜の方を見る)
アングリーアッシュ「どうやら・・・タイタンラスが逃したようなのだ」
カイルス「プロフェッサーが!?」
メタルフィスト「奴等を投獄していた檻が破壊されていたんだ。そして、その破片には粘菌が付いていた」
バサ雄「ってことは、ドクターラスが・・・」
アングリーアッシュ「確証はない。だが、ラスの奴は何か考えがあって脱獄を手引したに違いない」
カイルス「まさか・・・暗黒商会に戻るなんてことねぇよな!?」
ヴォルガトロン「落ち着け。問題は奴等が何処に行ったかだ」
カーブー「・・・・・・・・・・・・・・」
「みぃ~~~~んなぁ~~~~~~~♪」
カーブー「むぅ・・この如何にもご陽気満載、春満載的なワイバーンの声は・・」ちら
アマテラス「ひょおおおおおおおおお!!カーブーちゃんめっけぇ~~~~~♪」びゅおおおおおおおおおお
カーブー「いっ!?」
ずがーーーーーーーーーーーん
(桜火竜の強襲を受け、諸共豪快に炸裂するカーブー)
カーブー「いてててて・・・コラァ~~!!アマテラス!!お前はなんだっていつもいつも!!」ぷんすか(する背後でクスクス笑っているヤングモンスター達)
アマテラス「まほほほほほ。ごめんね。でも大変なの」(真顔で述べる)
カーブー「なんだよ。UBUさんが泡吹いて死んだか?」いちちちち
アマテラス「意外とそうなるかも」う~~~ん
カーブー「なに・・?」
アマテラス「クルセイダーズ緊急集合。至急、ユクモに帰ってこいって。その泡吹きお姫様が」
カーブー「緊急事態なのか!?」ぎゅうううう(桜火竜の首を馬鹿力で締める)
アマテラス「ぎゃあああああああああ!!水没林に向かうからだって!!いよいよ、あの不良猫ちゃん達と決着をつけるんじゃないの!?」ぎゃあああああああああ!!
カーブー「水没林に・・・・・」ぱっ
ドシューーーーーーーーーーーン・・・・・
(遠方でジェット機のように飛び立っていく刻竜と思しき飛竜の姿)
カーブー「・・・・・・・・・・・・・・」(それをただ黙って見上げている)
アングリーアッシュ「クルセイダーズが本腰をあげて水没林に行くということは・・・」
カーブー「動き出したんだろう。他勢力・・・そして暗黒商会がな」
カイルス「あの「女共」が・・・水没林へ・・・・」グッ(必然的に力が込み上げてくる)
ヴォルガトロン「暗黒商会が動いたとなれば、タイタンラスもまた水没林へ向かったかもしれんな・・。アッシュ」ちら
アングリーアッシュ「うむ」
蘇乞兒「どうやら、俺等が動く理由もまた、見つかったようじゃな」ぱぁ~~ん(頭上の盾虫と翼でハイタッチをかます)
バサ雄「どういうこと?父ちゃん」
メガゼノス「友人を連れ戻しに行くってことさ♪」パチリん(ウィンクをかます)
アングリーアッシュ「火山の同志達よ!!いざ行かん!!水没林へ!!」ずしゃーーーーーーん(息巻く背後では、蒼火竜がものすごい回転をしながら空より落下してくる。すかさず駆け寄るバサリン)
To Be Continuedランキング参加中なんだ!みんなの激アツ一票で応援してくれよな!!
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
10/17(火)0時更新 決まっている訳がない
をお送りいたします♪じゃあさ!!次回も「下の階に突き抜けそうなくらい」スピーンかましながら読も見ようよ
ちょっと無口な武侠の炎獅子こと呂夏双をご紹介♪
Real Name:呂夏双(りょかそう)
Alias(es):Flame Blangonga
Species:Fanged Beast
Gender:Male
Affiliation:Monster Militia
Weakness Sign:Limping
Generation:MHO(怪物猎人 Online)
-----------Biography-----------
東方八仙拳、呂派の創始者である仙獣(または「真獣」とも)、呂洞賓の子孫である炎獅子。現在では呂派を継承する唯一の知的生命体種モンスター。東方でくすぶっていたところ、蘇乞兒が新大陸へ渡ったと聞き、それを追うように旅立ち、自身と同じ観念形態を持つモンスターミリシアに加担することになる。
~蘇乞兒との出逢い。そして旅立ち..
炎獅子である呂家は代々、崇拝する呂祖(呂洞賓)が生み出した牙獣の拳法を代々受け継いできた。だが、近年の人類増加と狩人の横行を受け、その血統に知的生命体種が多かった呂家は、見世物や奴隷として捕獲、惨殺され、衰亡の一途を余儀なくされる(炎獅子自体が「独行種」として大変珍しい分類に属していたことも災いの要因と考えられる)。呂夏双の両親は人間の迫害を逃れ、東方の辺境、活火山の火口深部で夏双を育て、我が子に呂派を伝授すると同時にその寿命を全うするかのように天に召されたという。後に夏双は火山圏に侵入してきた狩人や蛮族を悉く撃退し、獅子王という敬称を受け、モンスター及び東方の民から畏怖されるようになる。以来、東方の火山地区に人間が足を運ぶことは少なくなったのだが、夏双は次第にその力を持て余すようになる。ある日のこと、鍛錬に勤しんでいた夏双の下に、その噂を聞いた蘇乞兒という老怪鳥が訪れる。聞けばこの老怪鳥もまた、東方の守護神たるモンスターの一頭で、現在は世界を旅して回っているという。夏双は是非ともその武芸を拝見したいと、蘇乞兒に手合わせを願い出たのだが、まるで赤子の手をひねるように倒されてしまった。これを受け、世界はまだまだ広いと知った夏双は、いつしか自分も世界を知る為に下山することを誓い、蘇乞兒と酒を酌み交わし、一晩飲み明かした(蘇乞兒は基本的には禁酒を心がけているが、祝い酒ややむを得ない正当防衛の為ならば酔拳を奮うと、この時、夏双に語ったという)。この別れから数年間、夏双は同じ火山圏に生息するモンスター達を集め、更なる鍛錬に励む。それから間もなく、虫の噂で(おそらく火山圏に生息する知己の知的生命体種の虫達であろう)蘇乞兒が新大陸に向かったということを聞くやいなや、「これぞ天命。思った通り、老師が俺を導いてくれたぞよ」と知己の虫達に言い残し、火山圏の守りを共に稽古をしてきた他のモンスター達に任せると、破竹の勢いで下山していったという(これは後に「炎獅子の天下り」として伝承される)。
注釈:以上のエピソードからも呂夏双が「武侠の獅子」であったことが窺える。また、呂夏双がどのような経路で新大陸へ渡ったかのかという疑問だが、おそらく海路を使ったものだと思われる。海賊との壮絶な闘い、海竜との友情等、この途方もない遠泳録もまた、この武侠の獅子が残した武勇伝になっているのかもしれない。
-----------Personality-----------
口数は少なく、一見、何処にでもいるような寡黙な青年牙獣に見えるが、その志は天を貫く火山のように孤高、義憤もまた煮えたぎる溶岩湖のように熱く、それらを構築する信・義・仁・忠もまた石灰岩のように固い武侠の武侠の炎獅子、それが呂夏双である。
~以上、猫人物評論家・荒木藤豪著「肉球猫判別之書」より
名前の由来:夏に生まれたこと。そして強靭な双腕が由来だという。
流派:呂派>猿拳
血縁:呂祖(呂洞賓)の子孫。
-----------あたモン世界での呂洞賓-----------
東方八仙拳、呂派の創始者。獅子に近い牙獣種であったという(絶滅種と考えられる)。炎獅子が独行種として歩んでいく基礎的な概念(信念・判断・哲学等)を創り上げた。東方の民間伝承によれば、仙竜(おそらくは祖龍)から10の試練を与えられ、見事それを乗り越え、雌雄一対の剣(火山の大地から火の精霊の力を借り、炎の力を付加することが出来るという炎獅子の両腕を指していると思われる)を与えられた、仙人ならぬ「仙獣(または「真獣」)」が呂洞賓であるという。東方の民間信仰においては呂洞賓を主神として祀る廟も多いという。
-----------参考文献-----------
呂洞賓(りょどうひん)
中国、唐末・宋初の道士。生没年不詳。八仙の一人。英雄としての呂洞賓像は、ひょうたんを持ち、背中に剣を携えた姿が一般的。「黄粱の夢(邯鄲の夢)」に登場する呂翁が呂洞賓ではないかという説も存在する。三国時代の武将である関羽と肩を並べるほどの人気があり、主神として祭る廟も多い*。
*参考→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%82%E6%B4%9E%E8%B3%93
-----------そんで作者の注釈-----------
MHOモンスターということで国内の我々にはあまり馴染みのない炎獅子ですが、以前にもご紹介させて頂いたこちらのありがたい狩猟動画よりその特性を知ることが出来ます↓(溶岩竜との連続狩猟になっています)
その外観、Flame Blangongaという名前からも、炎獅子が雪獅子と似たような牙獣種であることを示唆しています。MHO公式サイトの炎獅子概要によれば、炎獅子は両手をマグマに入れ、溶岩が凝固して形成される「熔岩拳甲」を最大の特徴、武器にしており、このボクシンググローブのような溶岩の塊によって両手を保護しながら攻撃出来るとのことです。また炎獅子はその溶岩のグローブの熱を高め、爆発を起こしたり、その高温により地面をマグマ化させるといった行動も出来るとのこと(以上、公式概要を翻訳機にかけたものを作者なりに注釈・解釈した見解です)。この興味深い特性は、創作物にしばしば登場する「毒手*」の概念(多種の毒草・毒虫等をを調合した猛毒を瓶に満たしてそれを毎日拳で突き、長い年月をかけて拳にその毒を浸透、増強させる事で完成)に似ており、火山に生息する牙獣の独行種という生態と共に惹かれ、炎獅子を東方出身の名高い武芸者の血縁者という設定にし、モンスターミリシアの一員として登場してもらいました。この記事を書いている現段階でのストーリーモードのプロットでは、彼が戦闘で活躍する予定はまだ組まれておらず、次回予定している長編まで持ち越しになりそうです..。是非とも、今後の呂夏双の活躍をご期待下さい♪
*毒手がどういうものなのか映像で見れる貴重な創作物のひとつとして、ユエン・ウーピン監督の『TRUE LEGEND/蘇乞兒(2010)』があります。一般的な映画評価は普通なのですが、クリエイター目線から見れば、これほどアイデアが詰まった参考資料はないというほど、興味深いギミックに溢れた作品であると思います。
酔拳 レジェンド・オブ・カンフー [Blu-ray] | |
![]() | パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2012-09-14 売り上げランキング : 55344 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
香港映画にはこのように所謂「元ネタ」として、数々のクリエイター・アーティストに影響を与えた作品が数多く存在します。Q・タランティーノが『片腕カンフー対空とぶギロチン(原題:獨臂拳王大破血滴子)/1975』に影響を受けてキル・ビルを作ったという話は映画好きの間では有名な話です。「片腕カンフー~」に使用されているオープニングテーマ(「Neu!」というドイツのバンドが演奏する「Super」)は「キル・ビル Vol.1」にも使用されています。また、CAPCOMの名作「ストリートファイターⅡ」に登場するダルシムもまた、「片腕カンフー~」に登場する、腕が伸びるヨガ使いのインド人「タラシン」を基に考え出されたとのことです(引用→「片腕カンフー対空とぶギロチン」wikipedia)
余談ですが、キル・ビルには今をときめく実力派俳優・高橋一生さんも「クレイジー88」のメンバーとして出演されています。最近一生さんのファンになられた方は必見!以上、作者の注釈でした

---------------------------------



ひと狩りひと読みしたらポチっとな

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10/19(木)0時更新 「一緒に行こう」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も牙獣種みたいに「ガシャ~ン


「一緒に行こう」の巻
アマテラスが火山に到着する数日前....

~渓流非狩猟地区、夢幻如来衆拠点の本堂....
邪羅尼「妙な交易船?」

夜叉亥「はい。情報屋によれば、モガの漁船員がタンジア海域末端で見慣れない交易船を目撃したと・・・そしてその船の上空では、まるで航路を先導するかのように舞う、風翔龍と炎妃龍の姿もあったとか・・・勿論、その海路の行き先は水没林です」
邪羅尼「間違いないね。そうかい・・・凍土も・・オクサーヌ・ヴァレノフもまた、水没林へと向かったかい・・・」フフフフ・・
夜叉亥「指示をお与え下さい。邪羅尼様」
邪羅尼「ユクモの嬢ちゃんをここへ連れきな」にや(っとしながら、お手元にあった、えらく美味しそうな粉まみれの大福をかじる)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ユクモ、あたちファーム....


アイオロス「はぁ・・・・」きゃあきゃあ♪
はぁ・・・・きゃあきゃあ♪
(畑の上に呆然と立ち尽くし、ため息をつく雷狼竜の背中ではしゃぐ子供たち。その中に紛れて、ショッキングピンクの「ガールズ用」撫子装備を纏った少女と、ズワロネコフード+レイアネコメイルを着た水色の幼女猫の姿も見える)

チェルシー「にょほほほほほ♪意外と硬いにょだな、この毛は」ぐっ

アイオロス「いでええええええええ」
静香「でも、と~っても綺麗♪」こちょこちょこちょ

アイオロス「あははははははははは」
いでええええええええ あははははははははは
いでええええええええ あははははははははは
(背中の子供たちに毛を引っ張られたりくすぐられたりして「情緒不安定」なりアクションをしている雷狼竜を実に冷たい眼差しで見つめている「農作業着Xシリーズ」を装着したポールと、ご存知「定番ピンク」の撫子装備を着たコノハ、そして真っ黒な「スカジャン風」撫子装備(背中にはナルガのモンスターアイコンの刺繍入り)を着た、黒×赤の2トーンを施した、前髪ぱっつん系ロングストレートのユクモ系エモガールの姿も..)

コノハ「雷狼竜をこんな近くで見たの初めて・・・」ぽかぁ~~ん
ナズガ「すっごい迫力♪と言っても、ナルガクルガほどじゃないけどね」
静香「お姉ちゃん達もおいでよ♪楽しいよ♪」きゃあきゃあ♪ごろごろ

ポール「こらこら。お仕事の邪魔をしないっていう約束で、背中に乗せてもらっているんだろう?まったく・・これじゃはかどらないよ」ざくっ

アイオロス「頼むよ。もっとこの子達に言ってあげてよ」いでええええええ あははははははは
チェルシー「実におしょろしい『じんおうが』を、こんな間近で体験出来ることにゃんて滅多にないにょだ」ぐっ


静香「そうだよ、ポールおじさん。これはね、れっきとしたモンスター観察というお勉強なのよ?」こちょこちょ

ポール「確かに、村長さんも子供たちの面倒を見てくれと警部さんに言ったらしいが・・これじゃ、見世物だね(だいたい、なんだってSBIの名警部がユクモに来るんだ。お仲間とはいえ、実情を知られちゃいけないこっち(ナイツ)の身としては、実にやりにくくて仕方ない


コノハ「でも、とても「ユクモめかしい」光景です。こうして渓流を代表するジンオウガと、地元の子供たちが触れ合っているなんて・・」あ~素敵♪
ナズガ「ちょっとコノハ。あんたマジでそんなこと言ってるわけ?相手は牙獣種、本物のモンスターなんだよ?警部さんがやろうと思えば、いつでもあたし達なんか食べられちゃうんだから。他のみんなはそれが怖いから来てないんだよ?」
アイオロス「地元のティーンは、僕のことをそんな風に見てるんだね・・。少しショック・・」しょんげり ぎゅうううううう

ポール「なんにしても、これじゃあ農作業がはかどらない。つまり俺がUBUに怒られるということだ。そしてそれは雇用主たる彼女が、労働者である俺に支払うべき賃金の減給をせざる得ない、決定的な要因となる。ただでさえ、時給が低いんだ。だいたいUBUはこの農場をはじめ、はちみつ工房や、あんまん工房で一儲けしているのに、労働者への愛情が足りない。現場の過酷さを知らないんだよ、机上の人間は。お金という現物より、数字にしか興味がないんだ。機械的な人間なんだよ。だから俺たち現場の人間を顧みる心を持たないのさ。冷酷。凍土のモンスター以上にね。冷たい心の持ち主なのさ」やれやれ(と、するポールの肩で同じポーズをしている「ドスはたらきバチ」)
コノハ「ポールさん、ずいぶん溜まってるみたいね」
ナズガ「凄腕ハンターなのに、ユクモに来た途端、金欠なんてね」
コノハ「高額なクエスト依頼がないからだよ。でも、それこそユクモが平和な証拠♪ポールさんほどのハンターが「嫌々」農作業をしているこの穏やかな光景こそ、ユクモめかしいのよ♪」キラキラキラ

ぬう

UBU「何がユクモめかしいですって?」(二人の肩の間から顔面をぬらりと出す)
コノハ「ぎゃあああああああああ!!でたぁああああああああ!!」
ナズガ「こんにちわ、UBUさん♪」(そのUBUの横にはバステトを抱いたフラワーと鉄平の姿も)
UBU「ちゃんとやってるか見に来てみれば・・・とんだお遊戯ね!!警部!!」キッ
アイオロス「ち、違うんだよ

ポール「だから俺は止めたんだ。雷狼竜の足で畑を「フミフミ」すれば、確かにそりゃ楽ちんだ。だが、朝からちっとも「フミフミ」していない。「いちフミ」もだ


鉄平「フミフミなら、バステトだって得意だもんなぁ~♪」
バステト「みゅう


フラワー「ポールさん。ロージーが呼んでいたわよ?先に「禅」で待ってるって」
ポール「お、もうランチ時か。休憩に入ろう」ぽいっ

UBU「時間にはやけに忠実ね

ポール「同じ悩みを持つ同士なのさ♪」ふふん
UBU「なにそれ?」疑念のじーーーーーーーー
フラワー「ま、UBUさんったらヤキモチ焼いて♪」そうなのか?(と、鈍感な配偶者)
ポール「休憩時間は労働者が雇用主の拘束を無効に出来る唯一のプライベートタイムだ。つまり、唯一の安らぎの時間ともいえよう・・。それを君は邪魔しようというのか!?UBU!!」びしっ

UBU「うぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ・・!!」(と、歯ぎしりと共に声に出して怯む)
鉄平「ポールの奴がずいぶんと「ユクモめかしく」なってきたのは分かる」うんうん(と、コノハとナズガ)
ポール「そういうわけで♪就業時間には戻るよ、ボス♪」んじゃねぇ~~(と、実に見事なあんまんスキップをかましながら農場エリアをアウトしていく農作業着姿の実はナイトな彼)
UBU「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬ・・!!」(その後ろ姿を狂犬みたいな顔して見てる)
コノハ「UBUちゃんも萌え袖にしてみたら?そしたら少しは女の子らしく見えるかも」フフ~~ん(撫子【蕾袖】をそうしてみせる)
UBU「萌え袖とな・・!?」ガガーーーーーン

ナズガ「馬鹿ね、コノハ。ハンターに萌え袖なんて不要よ。それじゃあ武器が持てないじゃない」
??「『モテない』の間違いじゃないのか?」
ナズガ「え・・?」ちら(足元を見る)

BBB「よぉ」(土の中から顔面だけ出してる)
ナズガ「きゃああああああああ

コノハ「何やってるんですか!!そんなところで!!」ぷんすか

BBB「土の中に入ってな。野菜の気持ちを知ろうとしてたんだ」ひょこっ

ナイトクルーガー「今、都市の富裕層の間で流行ってんだぜ?自然崇拝を通じてエコロジーなライフスタイルを築こうってな」しゅぼっ

ナズガ「それで?何か分かったの?」
BBB「さっぱりだ。土の中でよ、ミミズ共が毛の中に入ってきてるのは確かだ」いやぁあああああああ(と、叫ぶティーン達)
ナイトクルーガー「警部。救ってやれよ」
アイオロス「仕方ないなぁ・・」どすんどすん

はむっ

あ~~~~~~む(頭部だけ雷狼竜に咥えられた黒猫が、四肢をぶらりとさせながら「UFOキャッチャー方式」で土の中より救助される。)
ぺっ

BBB「ふぇ~~~。助かったぜ」ぞぞぞぞぞぞ

UBU「まるでのんきな農場ね。ちったぁ~水没林にいるみんなのことを考えなさいな」びゅっ

鉄平「そうしたところで援軍には行けねぇだろ?みんなを信じて待つしかねぇ」なぁ~(と我がにドボルネコヘルムをすりすりさせる。嬉しそうなバステト)
フラワー「一也さん達、大丈夫かしら・・」
アイオロス「それそれ。僕が聞きたいのは」きゃあきゃあ♪
ナイトクルーガー「水没林でのこと、知ってることがあったら何でもいい。教えてくれよ」ふぁふぁふぁふぁふぁ

UBU「農作業はちっともはかどってないけど、村長さんとの約束通り、子供たちの面倒はみてくれたみたいだからね・・・休憩時間だけなら、答えてあげてもいいわよ」(死んだような目をしながら答える)
アイオロス「さすがは僕が見込んだ狩人だ。実はね、中央捜査局の僕らの仲間が、どうやら噂の猫王国に捕まってしまったらしいんだ」きゃあきゃあ♪ごろごろ

UBU「深刻な話をする状況じゃないけど・・それって、まずくない?人質として捕らえられたわけ?」
ナイトクルーガー「そいつら、麻薬取締官なんだ。フェイリンメイリン国内で捌かれている、ドスコカ、それにいにしえ麻薬の証拠を掴む為に入国したようなんだが、捕まっちまったらしい」
鉄平「もう死んでるんじゃねぇの?」こらっ(と配偶者の気遣いのない発言に対しつっこみをいれるフラワー)
アイオロス「幸いにも、そのエージェント達っていうのが獣人でね・・・と言っても、リーダーを務める男は、シャカラカ(奇面族)なんだけど」
BBB「それでなんとか生き延びてるっていうわけか・・。確証はよ?」ぼりぼり(土まみれの体を掻いている)
ナイトクルーガー「中央捜査局が所在するロックラックに、何者からかリークがあったらしい。DEA捜査官がフェイリンメイリン国で投獄されているってな」
UBU「ほほぉ・・それは珍妙なり・・」ふむ~
アイオロス「だろ?そこでだ。僕が察するに、フェイリンメイリン国内に、僕らの助けを必要とする猫が潜んでいる・・・つまり、どこぞの組織が潜入工作に放った獣人からのリークだということ。そして、そんな大それたことが出来るのは、神殿の騎士団か、或いは・・・」疑念のじーーーーーー(でUBUを見つめる雷狼竜のエージェント)
UBU「♪~~~~~~~」(へったくそな口笛を吹く)
ナズガ「ねぇねぇ、コノハ。今、あたし達、すっごい機密事項を聞いてるよね?」ドキドキ

アイオロス「久しぶりにユクモに来たけど、おかしいな・・・ボニーちゃん達の姿が見えない・・。彼女がいるなら、真っ先に駆けつけてきて、僕の頭の上を「勝手に」陣取るはずなんだけど・・彼女たちはどこかなぁ・・」きょろきょろ(する頭の上で揺さぶられ喜ぶ子供たち)
鉄平「教えてやったら?警部達には火の国でも世話になったんだろ?」
UBU「ん~~~~~。そうね。確かにボニー達には、潜入工作を依頼した。けど、あたちのところにはDEA捜査官の話は届いていない」むすっ

ナズガ「ねぇねぇ!聞いた!?潜入工作だって!!マジで小説みたいじゃん♪」きゃああああああ

アイオロス「ボニーちゃんは、僕らを動かしたかったんじゃないかな?そして見事、僕らをユクモへ導いた。これがどういう意味か分かるかい?」
UBU「・・・・・・・・・・・・・」ふむ・・
鉄平「どういうことだよ?」(主人を見上げる)
UBU「多分、それを計画したのは純平・・・。警部達をユクモへよこしたのは・・・」
??「警部~~~~♪」
アイオロス「お、きたきた」
ぜべぇ~~~~~~~~~ん!!
(「まるっこい」背広姿の警部補を先頭に、様々なガーディアンシリーズを纏った警備兵達が隊列を組みながら、農場エリアに繋がる橋の上から「イン」してくる)
BBB「なるほど。前回同様、村の警備をしてくれるってわけか」
フラワー「ということはつまり・・・」ちら
UBU「純平が・・みんなが、あたち達の応援を待っている・・・」ザッシュザッシュザッシュ・・(と重たい足取りで接近してくるガーディアン達)
アイオロス「一緒に行こう。水没林へ。君らは君等の使命を果たせばいい。そして僕らは僕らの仲間を助ける。目的は同じだろ?」
UBU「警部・・・・」
ナズガ「ねぇねぇ!!これって「テラユクモ的に」激アツなシーンなんじゃない!?」きゃあああああ

??「ちょっ~~と待ったぁ~~~~~~~」
鉄平「むっ!?この如何にも「ブルファンゴフェイク」をフィルターに通したような、「肉大好き感満載な破戒僧」の声は!?」なによそれ(とフラワー。バステトも呆れている)
ファゴーーーーーン!!

夜叉亥「ブオッホッホッホッホッホッホッ」(農場の横に流れる川の向こう岸に「ぽつん」と立っているブルファンゴフェイクを被った上半身裸の男)
鉄平「出た!!猪法師!!」ふりふり

アイオロス「誰?あれ」
UBU「如来衆の筆頭破戒僧。何の用~~~~!?」ふりふり

夜叉亥「邪羅尼様がお前を所望だ!!我らが本堂までご同行願おう!!」(向こう岸から仁王立ちで叫んでるブルファンゴフェイクな破戒僧。勿論、上半身は裸)
UBU「??」
アイオロス「なんか色々と動き始めたようだね」ぎゅううううう

To Be Continued

★ランキング参加中です


次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10/21(土)0時更新 「愛の汽笛と共に!!」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も「あんまんお手玉(あつあつ)」かましながら次回も読も見よう

「愛の汽笛と共に!!」の巻
~ユクモ商店街、釜飯専門店「禅」....
ワイワイガヤガヤ
(ランチ時で混雑している店の中、二人用のこじんまりした窓際席に腰を下ろしている農作業Xシリーズの男と、ロックラック装備の小娘)
ロージー「はぁ・・もう全然ダメ。なぁ~んの進展もなし」ぐたぁ~~(とする頭には「ブーケ状態」のドスビスカスの相棒の姿も)
ファイヤジンガー「昨日も徹夜で調合だぜ?よせって言ったのによ。おかげでこいつの目の下、クマだらけだ。そのうち、ナルガみてぇに目の周りが真っ赤になっちまうかもな」んもぉ~~(と下で怒ってるロージー)
ポール「龍結核を治療する薬か・・・それで?何か成果はあったかい?」ずずず・・(温泉マークが入った湯呑みで粗茶を飲む)
ロージー「さぁ~っぱり鎮痛・鎮静作用を強める為に、ネムリ草とマヒダケの成分をたくさん入れてみたんだけど、ぜぇ~んぜんダメ」はぁ~~
ファイヤジンガー「依存性が強くなり過ぎちまって、「新種のドラッグ」を開発しちまったんだと。暗黒商会の連中が聞いたら、スカウトしにくるかもな。きっと」やれやれ(ロージーの桃色の髪の毛より葉っぱの両手を出して「やれやれ」ポーズをキメる「ちいちゃい」ドスビスカス)
ポール「向精神薬と龍結核を治す特効薬は、紙一重ということか・・」ふむ・・
ロージー「言い切れないよ。あたしの医療知識と、調合法がまだまだ未熟なだけ。今ならラオシャンロンの突進に頭から轢かれたい気分」はぁ~~~~~
ポール「君はよくやってるさ。あまり寝てないんだろ?しっかり食べて元気をつけないと」(テーブル上のでっかい釜飯を勧める)
ロージー「リックさんのことを思うと夜も眠れないの。健康なあたし達はすやすや眠れるけど、リックさんはそうじゃないもの。咳のせいで、良い夢だってナイトメアになりかねない毎日・・・それも何年も・・・」
ポール「・・・・・・君は本当に心の優しい子だ。弟が少し羨ましいよ。それに比べ、俺は何をやっているんだか・・・」こんな服着て・・
ロージー「ポールさんは仕方ないよ。ギルドの依頼でハンターが足りないユクモの警護にあたってくれているんだもの。それに観光客もたぁ~くさん連れてきてくれたし、村長さんだって、UBUちゃんだって、村のみんなだって、みぃ~~~んな感謝してるよ。リックさんだって、そんなお兄さんをきっと自慢に思っているはずだよ」にこ
ポール「・・・・ありがとう。君といると心が救われるよ。本当に、お母さん・・・ローズマリアさんにそっくりだ」にこ
ロージー「あたしなんてまだまだ。ママの頑張りに比べたらね」ぐたぁ~~~~
ポール「納得がいくよ。リックの担当医だった、あの天使のような看護婦さんが、君のお母さんだったとはね・・。俺は数回しか会ったことがなかったけど、見舞いに行く度に、リックが嬉しそうに彼女の話をしていたのをよく覚えている」
ファイヤジンガー「おふくろさんが逝っちまった時、えらく落ち込んだんじゃねぇの?」(少し心配そうな声色で優しく問いかける)
ポール「うん・・・。ローズマリアさんが亡くなって以来、リックの口からは一度も彼女の話は聞いていない。暫くは食事も喉を通さなかったようだが、あいつだって立派な大人だ。病気と同じように、乗り越えなければならない事が人生にはたくさんある・・・なんて偉そうに助言したことも覚えているよ」
ロージー「・・・・・・・(そうだよね・・ポールさんほどの洞察力をもった人なら、実の弟さんが好きだった人のことを分からないわけないか・・・。ママ・・・どうして死んじゃったのよ・・!)」つぅ・・・(テーブルで寝ている少女の頬を涙が伝っていく)
ポール「・・・・・・・・・。さぁ!とにかく君は食べて!ジンガーには・・厳選水がいいかな?取ってくるよ」ガタン(席を立つ)
ファイヤジンガー「良い奴だよな・・。ポールって。絶対」
ロージー「うん。パパに負けないくらい素敵な男の人だよ。よし!こうなったらやけ食いだ!!」クッ(涙を拭い、釜飯を手に取る)
??「食べ過ぎは良くないわよ?太ったら、あんまんダイエットを教えてあげる」
ロージー「ん!?この如何にもあんまんの皮をフィルターに通したような、傲慢かつ邪険な声色の持ち主は!?」いいから、早く食えよ(とジンガー)
UBU「ひょっひょっひょっひょっひょっ」
夜叉亥「ブオホッホッホッホッホッホッホ」
ロージー「なにしてるの?変わり者同士で」カツカツカツカツ(釜飯を口にかっこみながら「丼越し」に疑念の上目遣いで変人二人を見上げる)
UBU「あんたこそ。ポールさんと何を密談してたわけ?言わないと、その釜飯のキノコ、全部「毒テングダケ」に変えるわよ?」ガタン(まるで輩のように肩を組みながら横に腰を下ろすあんまん女)
ロージー「お薬の話。健康だけが自慢のUBUちゃんには関係ないでしょ」ぷいっカツカツカツカツ
UBU「お薬?ポールさんどっか悪いわけ?」みょ~~~(とロージーの頬を引っ張る。そのままムスっとしながら釜飯を喰らい続けるロージー)
ファイヤジンガー「ナッハッハッハッハッ。ポールの話になると、ずいぶんムキになるな。お嬢さんは」むんずっ・・ぽぉ~~~いあああああああ・・・・・(言ってるそばからUBUのお手に掴まれ、悲鳴と共に店内の奥へと投げ飛ばされるドスビスカス)
ロージー「ちょっと!!なんてことするのよ」
UBU「どっか悪いの?ポールさん」じーーーーーーー
ロージー「・・・・・・・・。弟さんの話だよ」ぷいっ
UBU「・・・って確か、病気でロックラックにいるっていう?」
ロージー「そう。龍結核なの。関君や雪左さんと同じ・・・あたしのママと同じ病気なの」
UBU「・・・・・・・ごめん・・」へこり
ロージー「・・・・・・いいけど。二人こそ、デートでここに来たの?」カツカツカツカツ
夜叉亥「俺はこいつに用事があってな。ついでに売上金を取りに来た」
ロージー「そっか・・ここのオーナーって、あのおばあさんなんだっけ」マフィア系列の釜飯店か・・
UBU「あとね、コニーに話があって・・・いたいた!」
コニー「お待ちどう様にゅ~♪気まぐれ椀方の「どうでもいいだし香るお吸い物」、お持ち致しましたにゅ~♪」わぁ~~ほんとにどうでもいい匂いだぁ~♪(と、お席さんの声)
UBU「売る気ねぇんか、あいつ(椀方)め・・って、コニー!!」
コニー「おや、UBUさん。こんにちわにゅ」へこり
UBU「そんなに改まって「へこりかまさなくて」いいから。あなたに話があるの」
コニー「にゅにゅ?」(まんまるな瞳で顔のまあるい女を見つめる)
ポール「よぉ、UBU。休憩時間はまだだぞ?」(水が入ったコップと、頭に「ぐだっ」としたドスビスカスを乗せてやって来る)
UBU「催促しにきたんじゃないの。コニーに約束をしに来たの」
コニー「ふにゅ・・・約束?」はて
板長「コニー!!三番テーブル様の注文出来たぞぉ~!!」(釜飯を両手に摘んだ巨体の板長(推定三メートル)が奥から声をかけてくる。今日もねじりはちまきがしめ縄のように太い)
UBU「っせぇ~ぞ!!料理ぐらいてめぇで運べこの木偶の坊が!!」(慌てて三番テーブルにへこへこしながら料理を運ぶ巨体な板長)
ロージー「UBUちゃん。コニーさんにお話って、なぁ~に?」カツカツカツカツ
UBU「・・・・・・・・・・・」ちら
コニー「??」キラキラキラ・・(かしこまった猫手、左薬猫指にはめている、肉球型のでっかいエメラルドグリーンの宝石が装飾された婚約指輪が輝いている)
UBU「あなたにその婚約指輪をくれた人・・・ロイ・ファウラーが投獄されているらしいの」
コニー「ロイが・・!?」
UBU「約束する。あなたの旦那さんは必ずあたち達が救い出してみせる。そして一緒にユクモへ帰ってくる」
コニー「UBUさん・・・・」
ロージー「ちょっと待って。それって、UBUちゃんも水没林へ行くってこと?」
UBU「その為の契約を、これから交わしに行くのよ♪」ぺしぃ~~ん(通りがかった板長のでかい背中をおもいっきりひっぱたく。「痛っ!」と背中でリアクションしてみせる板長)
コニー「??」にゅにゅ??
UBU「あ、それから。これからは萌え袖よ♪」フフ~~ん(撫子【蕾袖】を自慢げにそうしてみせる)
コニー「????」にゅにゅにゅにゅ??(と袖を伸ばして真似してみる撫子アイルー)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ユクモ、あたちファーム....
あははははははははは♪
(畑の上に雷狼竜の姿はなく、チェルシーと静香をはじめとする子供たちだけが、「お砂遊び」をして楽しんでいる。その光景の背後に見える御神木の下では、緑、ピンク、黒の撫子装備を着た女子三人組が腰を下ろして何やら雑談をしている)
ヨッコ「霊峰に向かった?」
コノハ「はい。なんでも大禍津様は警部の恩師にあたられるとかで・・。出発前にご挨拶にと先程発たれました」
ナズガ「光蟲のエージェントと、ビーさんも一緒にです」ふぁ~~あ
ヨッコ「ちぇ。あたしも間近で見たかったのに。喋る雷狼竜・・」む~~
コノハ「遅番をいいことに、お昼間まで「ぐうたら」寝てるからですよ・・ひゃああああ」ぶすっ
(陽子の指が耳の中に突っ込んでくる)
ヨッコ「それで?ここ(農場)の主(UBUちゃん)も一緒に行ったの?」ふぅ~~(コノハの耳に入れた人差し指をガンマンのように吹く)
ナズガ「UBUさん達は、猪のお面被った「変な人」と一緒に出かけて行きました」ふぁ~~あ(と、その場で横になって寝ようとする)
ヨッコ「ふ~~ん。それでみんなして暇してるってわけか」あはははははは(畑の土をひっくり返して遊んでいる子供たち。ポールが帰ってきたら愕然とするに違いない)
クサッチーニ「お~~~~~い」(橋を渡り、農場エリアに「イン」してくるユクモシリーズの「一応」上位ハンターと、上半身裸のアームレスリング平川)
ヨッコ「残念。雷狼竜を見に来たなら、もうここにはいないわよ」ん~~~♪(と猫みたいに甘えながら陽子に膝枕してもらうナズガ)
アームレスリング平川「違うんだ。今しがた、村の中にガーディアン達がたくさん入ってきたんだ。何か事件があったのか?」
コノハ「ご安心を。彼らは都市から派遣されてきたギルド直属の警備兵です♪」
クサッチーニ「警備って、なんでまた?」
ヨッコ「あんた達だけじゃ、あまりにも不安だって、村長さんが♪」ぎゃはははははは(と、膝もとで笑うナズガ)
コノハ「それは冗談として、どうやらUBUちゃん達も旅立つようです」
クサッチーニ「旅立つって、何処に?」
コノハ「水没林ですよ。いろいろ問題がある・・って、休憩時間終わっちゃう集会浴場に戻って、ササユさんと交代しなくちゃ!」がばっ
クサッチーニ「平気さ。ササユさんなら、それくらいで怒らないだろ?」
コノハ「そう思いますよね?あたしもそう思って「何回も」交代に遅れていたら、ついにササユさんの逆鱗に触れてしまったんです。遅刻したのを謝ったら、「別に気にしてないわよぉ~♪(ササユの真似する)」って言いながら差し出してくれたお茶を覗いてみると、なんと中が殻だったんです!それってきっと、「遅刻するお前なんかにいれる茶はない。自害して贖罪を示せ」の暗喩に違いありませんそれじゃあ!!」ひええええええ(と、叫びながら農場エリアを出て行く)
ヨッコ「あの子(ササユ)、たまにおっちょこちょいだからね。深読みし過ぎ」うんうん(と膝もとのナズガも同意する)
クサッチーニ「なんにしても・・・」
あははははははははははは♪
(畑の土を「全面的」に利用して、どでかい「ツムツム型のズワロポス」を作り出す子供たち)
クサッチーニ「今日もユクモめかしい光景だ・・」ふぁ~~あ・・ばしぃ~~ん(調子にのって自分も陽子の膝枕にあやかろうとするも、すぐに容赦のないビンタを食らうクサッチーニ。それを見て「豪快に」笑うアームレスリング平川の口の中に小虫が侵入していく。すぐにむせて吐く平川という一連のコンボ)
ナズガ「また・・UBUさん達と少しお別れか・・・」(広大な青空をしみじみと眺める)
あははははははははは
~渓流非狩猟地区、夢幻如来衆の本堂....
こわぁ~~~~~~~~~ん・・
(ありがたいお鈴の音が響き渡る立派な外陣の中央で、ふかふかの座布団の上で正座をしている紫色の袈裟を纏ったちいちゃいばあちゃん(ネコバァタイプ)を囲うようにUBU、ポール、ロージー、夜叉亥が腰を下ろしている。豪壮な内陣前では、フラワーと鉄平がご本尊を祀っている「金ピカな」厨子(仏像などを祀る為に作られた二枚とびらの開き戸がついた物入れ)や仏具、それらを囲う装飾品を「口を開けて」眺めており、いつもの通り、おおきめのお鈴の中はバステトが独占している)
バステト「にょほほほほほほほ♪」こわぁ~~~ん(ご満悦な表情でお鈴の中から頭だけ出し、中から叩いて音を鳴らしているようだ。ほのかな振動が心地よいらしい)
鉄平「ひよこ寺と違って、ここの仏像共はどいつもこいつもおっかねぇ顔してんな」(鉄平が見上げる仁王像みたいにおっかない顔した像は、左手に火竜の首を掲げ、右手にランスを携えている。当然、上半身は裸である)
フラワー「それより、あんなに顔を寄せ合って、なんの密談かしらね・・」ひそひそひそ(と、顔面を寄せ合い密談を交わしているUBU達を見つめる)
鉄平「他人に聞かれちゃまずい話だからだろ?」ちょんちょん(肉球で金ピカの仏像を触る。どうやら自分の手で触らないと気がすまないようである)
ひそひそひそひそ・・
(一方、邪羅尼を中心に顔面を寄せ合いながら囲んでいるUBU一行)
ポール「・・・・・・・(う~~ん。こんなに簡単にクルセイダーズと夢幻如来衆の会合に参加出来るとは・・。両勢力のセキュリティにも問題があるのか・・?)」ひそひそひそひそ
鉄平「どうでもいいけど、俺は早く一也達に会いてぇよ。なぁ~~バステト♪」こわぁ~~~ん(と、お鈴で返事をする我が子)
フラワー「ちょっと!バステトを戦地に連れて行くつもりなの!?」
鉄平「だってお前も行くんだろ?バステトだけ村に残しちゃ可哀想だろ?なぁ~~♪」こわぁ~~~ん
フラワー「ネコバァさんがいるじゃない!絶対、反対だからね!!」シャアアアアアアア(と猫みたいに怒る。いや猫だから)
邪羅尼「それじゃあ、村の警護は既にギルドが請け負ってくれたというわけだね?」
UBU「いえ~すいえ~す。村長さんもいえ~す」
邪羅尼「それならば話は早い。お嬢ちゃん。あんた早く水没林へ向かう出発をしな」
UBU「む?なぜして勧めるか?」
邪羅尼「余計な詮索は抜きだ。あんたにクエストを依頼したい」
UBU「・・・・・聞くだけ聞いてやるわ」ふん(鼻をほじる。もちろんスクリュー方式で)
フラワー「絶対ダメ!!我が子を危険なフィールドに連れていこうなんて、あなたどうかしてるんじゃないの!?」こわぁ~~~ん
鉄平「うるせえ!!我が子を護れずして、何が父親だ!!村に置いてけぼりにして、その間にカーブーみたいな不良になっちまったらどうするんだ!!家(カーブーんちの実家)には、あの玄竜だって「毎日」いるんだぞ!?」こわぁ~~~ん
フラワー「ダメったらダメ!!バステトはまだ赤ちゃんなんだから!!」こわぁ~~~ん
鉄平「赤ちゃんなもんか!!バステトは立派に「フミフミ」も出来るレディーなんだ!!そうやって親ばか一直線で過保護な育て方が、都会の獣人みたいな「やわな猫」を社会に放置する要因になるんだ!!連れていく!!俺の英姿を娘のどんぐり眼に焼き付けてもらうんだ!!」こわぁ~~~ん
フラワー「わからず屋!!」ばしーーーーん(渾身の猫パンチを配偶者の頬に食らわせる)
UBU「オクサーヌ・ヴァレノフの暗殺・・・・」
邪羅尼「そう。既に凍土は精鋭を率いて水没林に向かったという。連中が戦地で何をしようと知ったこっちゃないが、その騒動にかこつけて、凍土の頭取が消えちまえば、あたしらとしては一石二鳥なんだがね・・・報酬ははずむよ?」
UBU「・・・・・・・・・・・・・」
邪羅尼「聞けば、お嬢ちゃん。お前さんは既にあの子と遭遇してるっていうじゃないか。しかも先の学園での騒動では凍土に牙を剥いたとも聞いている・・。あの子がいなくなれば、ひとつ大陸の脅威が減ることは誰がみても同じ・・。それはお前さん達、クルセイダーズにとってもそうだろ?しかも、あんたがオクサーヌを討伐したと大陸中に知れれば、今度は凍土に変わって、みんなお嬢ちゃんを畏怖するようになる。砂漠の艦隊とて、簡単にはユクモに手を出さなくなると思うがねぇ・・・」
ポール「・・・・・・・・・(邪羅尼のクエストには筋が通っている・・。エヴァーウィンターナイツのリーダーを消せば、各フィールド勢力ならず、ギルドの不安解消にも繋がる。それをUBUが成し遂げたとなれば、彼女は一転して英雄になるだろうが・・・果たして、ナイツにも正式な暗殺指令が下されないほど、難易度なミッションを彼女が受けるのか否か・・・・)」ちら
UBU「やんない」ぷいっ
ポール「・・・・・・・・・・」ふ~~~~
フラワー「バステトにもしものことがあったらどうするの!?」ばち~~~~~んばち~~~~~ん
こわぁ~~~ん
鉄平「村に置いていって、何かあるより対処はすぐに出来る!!」こわぁ~~~ん
フラワー「それがいい加減だっていうの!!何かあってからじゃ遅いのよ!?」ばち~~~~~んこわぁ~~~ん
鉄平「ある前に防ぐ!!それをするのが親である俺とお前の使命だからだ!!」ガシャーーーーン(興奮して隣りにあった仏像をぶん殴って破壊してしまう)
邪羅尼「別に早急にというわけじゃあないよ?サブクエ程度に、頭の中に留めておいてくれればいい。それとも、オクサーヌ相手じゃ、さすがのお嬢ちゃんも気がひけるかい?」
UBU「それはあんたでしょ?人の手を借りないで、自分でやれば?」
邪羅尼「・・・・・・・・・・・・・・」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・
ポール「・・・・・・・(痛いところをつかれたな・・。さぁ、どうする?黒衣の宰相さん・・)」ちら
邪羅尼「あたしゃ年でね。戦地に行くほど若かぁ~ない。それじゃこれはどうだい?サブクエでもいいから引き受けてくれたら、戦力として、この夜叉亥、そして破斎をあんたのオトモにつけてやる。二人を目標達成に使うも良し・・自軍の客将として迎え入れるも良し・・・。悪い取引じゃないと思うが?」
UBU「とかうまいこといっちゃって。自軍の兵力を損失せずに、あたち達を護衛に二人を現地偵察に送るつもりね?いいわけ?あんたにも自己主張の権利はあるのよ?」(隣の猪法師に向かって言う)
夜叉亥「私は邪羅尼様に忠実だ。その為にこの生命は存在する」ブホッ
UBU「つまんない人生。別に目標が達成しなくてもいいのなら、二人を借りてあげてもいいけど?もちろん、しっかり働いてもらうわよ」
邪羅尼「クエストは継続だ。例え、今回達成出来なくともね。あたしとすれば、別にお前さんの手でオクサーヌが消えなくたっていいんだ。現地であたしと同じように知恵をめぐらせ、腕のたつ、お前さんなら信頼が出来る。依頼した理由はそれだけだ」
UBU「・・・・・・・・・・・・・・・」う~~~ん
ポール「・・・・・・・(さすが交渉には長けているな・・。利害が一致の上、リスクも無ければ、援軍も貰える・・・断る道理はないが・・・)」
フラワー「馬鹿言わないで!!無茶苦茶言うなら、あなたとバステトだけ残ればいいわ!!」ブーーーーン(厨子の中に祀ってあるご本尊(観音像っぽい金ピカの仏像)をぶん投げる)
鉄平「前回、猛豚にいいようにされて頭にきてるのはお前だけじゃねぇんだぞ!!」かこぉ~~~~ん(飛んできた観音像をでっかい「りん棒」で打ち返す)
フラワー「だからって、どうしてわざわざ危険な真似をするのよ!?」ぶち~~~~んブーーーーン
(今度は天蓋(本堂でよく見る、厨子の上に吊るされている金ピカした笠状の仏具)を悔しさのあまり引きちぎり、更には手元にあった木魚をぶん投げる)
鉄平「おめぇも龍之に嫁いだのなら分かるはずだ!!革命の灯火を消す仕事は、その発端者の子であるバステトにも責務が・・・・あるからだぁああああああああ!!!!」かきぃーーーーーーーーん(木魚を打ち返す)
フラワー「!!!!」ひゅおおおおおおおおん(フラワーの頭上高く「本堂バックスリーン(結界)」を突き破って飛んで行く木魚)
UBU「いいわ。引き受けてあげる」
ロージー「いいの?UBUちゃん。だって相手はすごくこわい人なんでしょ?」
UBU「子供の形をしたね」かはっ!(と痛快に笑い飛ばす邪羅尼)
邪羅尼「さすがだ、嬢ちゃん。月光!あれを持ってきな!」
月光「だす」すててててて(何かおせち料理のような重箱を持って参上する。道中、息切れをしながら睨み合っている龍之夫妻の横を通ってくる)
UBU「なに?落雁ならいらないわよ?」固いし。粉っぽいし。。
邪羅尼「ばかもん。戦争にはいくらあっても足りんものじゃ」ほれ(と、月光より手渡された重箱をUBUに渡す)
UBU「ん~~~~~?」ばこん
ロージー「煙が出てきたりして♪」しかも毒の
UBU「おおおおおおおおおおお」
ロージー「なになに?」ひょっ(覗く)
きらきらきらきらきらきら
(重箱いっぱいの金塊が入っている)
ポール「こ、これは・・・!!」きらきらきらきら
邪羅尼「前金だよ。成功したら、これの倍はやろう」
UBU「後で返せなんて言わないでよね」きらきらきらきら(隣では金塊を手にとって感極まっているロージーとポールの姿が)
邪羅尼「これで如来衆とクルセイダーズは名目上、同盟を結んだということだ。期待しているよ、お嬢ちゃん・・」クックックックックッ
UBU「またひとつ、つまんないサブクエが増えたか・・」やれやれ
鉄平「UBU!とっとと水没林へ行こうぜ!!」(そう息巻くドボルネコヘルムは配偶者の度重なる猫パンチを受け、かなり「いがんで」しまっている)
フラワー「革命の灯火を・・・猛豚とニャン=ジュストの野望を止めましょう!!」(ピースしてるバステトを抱いている)
ロージー「ふぁ・・なんかすんごい気合入ってるね」
UBU「いいんじゃない?それはそれで」にこ
ポール「UBU。俺もお願いがある」
UBU「ほえ?」ぱちくり
ポール「俺も水没林に連れて行ってくれ」
UBU「え・・・」
ポール「理由は単純だ。俺もユクモのハンターとして、この一連の騒動を見届けたい。それだけだ。絶対にお前の力になってみせる」
UBU「ポールさん・・・・」
ロージー「あたしも、とぉ~~ぜん、行くからね。久しぶりにみんなにも会いたいし、だいたい、あたしの「笛」なしじゃ、勝てっこないもんねぇ~♪」すりすり(UBUの肩に顔面を擦り付ける)
UBU「ロージー・・・・・うん!みんなで行こう!!」おおおおおおおお!!
ファイヤジンガー「ちょっと待った!!」(ブーケ状態になってたドスビスカスが突然口を開く)
ロージー「なによ。一致団結で盛り上がってるのに。水を差さないでよね、って、お水を差して欲しいの?」(と、頭上のドスビスカスのブーケを見上げる)
ファイヤジンガー「なんか忘れてねぇか?」
UBU「え?」
ファイヤジンガー「クソ兄貴」
UBU「え?」
ファイヤジンガー「呼んでやれよ。一応、仲間だろ?」
UBU「え?」
ロージー「さぁ!!クルセイダーズ出発よ!!愛の汽笛と共に!!」ぷっぷくぷっぷっぷ~~~♪(角笛を吹き散らかす)
フラワー「頑張りましょう、鉄平」たしっ(握手を交わす)
鉄平「ああ。俺たち、親子三人の力で、今度こそ終わらせてやる!!」
バステト「はぁ~~ぱぁ~~~♪」ぱちぱちぱち
ぷっぷくぷっぷっぷ~~~~♪
(ロージーが高らかに角笛を吹く横で、UBUはまだジンガーが言った人物が誰か分からない素振りをして見せている。ポールはそんなUBUが持つ重箱を物欲しそうに見つめおり、邪羅尼と夜叉亥と月光は揃ってお茶を黙って飲む中、鉄平とフラワーは我が子をなぜだか胴上げしている。こんな「ユクモめかしい光景」とはよそに、着々と決戦の日は迫りつつあるのであった....)
To Be Continuedランキング参加中です♪皆様の激アツクリック一票で応援してくださいね☆
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
10/23(月)0時更新 なんも!なんも決まってるわけがない
をお送りいたします♪だらばさ!!次回も豪快にスピーンかましつつハンドスピーンかましながら読も見ようよそれが出来たら立派なYouTuber?
4stシーズン目次録更新のお知らせとあとなんか
ハッピィ~ハロウィンじゃあ~!!
と「小粋な」骸骨軍団は「For Honor/Ubisoft」で現在行われているハロウィンイベントから。通常は侍やケルト系の屈強な兵士達なのですが、ハロウィンということもあり、全員骸骨になっています。なんでも限定イベントオリジナルのリワードが手に入るということで、昨晩かなり頑張ったのですが、ちいとも出ませんでした
と、モンハンに関係ない話題から入った今回の中継ぎ記事は、勿論、ネタ不足の回です
そんなわけで、重い腰をあげ、現在進行中であるストーリーモード4stの目次録を更新しました
それがこちら↓
☆4stシーズン目次録☆
最終章に突入した4stを今一度、復習しよう!読も見よう
なぁ~んて、ここからは今頃作者がドハマリしてる「Fallout4」からお気に入りの「インスタ映え」なスクショを強引に紹介しつつ、プレイしたことある人もしたことない人も楽しめていただけたらなぁ~んて、とっとと今日の回は終わりにしたいと思います
まずこちらから。ワンちゃんを専用の「捕獲器」でお友達にし、激アツなわんぱくハウスを作ってあげました。ワンコハウスの前で机に座っている人は監視員です(ゲーム上のシステム的には、この居住地を守っているガーディアンをここに配置しただけです)この写真、プレイしたことあるお方ならご理解頂けるでしょうが、なかなかワンちゃん達が揃ってお家の中に入ってくれず、しかも揃ってカメラ目線にならなかったので結構大変でした
しかもこのゲームの世界観は、やたらと「アナーキーな連中やミリシアな連中」が襲撃してくるので、ワンちゃん達も居住地を守る為、共に戦ってくれるのですが、現実世界同様、ちゃんと見ててあげてないと敵にやられてしまうのです
なので最近は無責任にワンちゃんをやたらめったら捕獲するのはやめました。代わりに今度は「ゴリラ」を増やそうと思っています。ほんとにいるんですよ。ゴリラ
それはまた次の機会にでもでも・・
続いてこちら。一見にして運動を楽しんでいるように見えますが、実は違います。住民が一生懸命漕いでいるのは「発電機」なのですね。実にアナログな動力から手前にある電灯に配線が繋がっていますよね?そしてそこからスロットマシーンに繋がっています。つまり、自分たちでギャンブルを楽しみたければ、自分達で発電して遊べということを示している写真なのです。本来はちゃんとした発電機があり、そこから電力を引っ張ることが出来るのですが、何故して強制労働をさせているかというと、実はこの人達、作者に対し「何かしら生意気を言った」罪人達なのです(この人達の為に一生懸命、居住区地をクラフトしている作者に対し「スパイじゃないのか?」とか、やたらと「はぁ?」とか言ったり。なんならユニゾンで言ってきたりとかとか)。なので何も手を付けていない「きったない」居住区に島流しにされてしまったのですね。しかもこの自転車タイプの発電機はバグなのかなんなのか知りませんか、やたらと漕いでいると「死んでしまう」のだからおそろしいなんてこんな実におそろしい強制労働所をご紹介しました。こんな「陰険プレイ」もフォールアウトの醍醐味なのです(良い子は真似しないように
)
見るからに危険人物。もし街で出逢っても、絶対に声をかけてはいけない類の人でしょうか。なのですが、実は「洋服屋」の店主。しかもすごい陽気に「やぁ」とか言ってくれるナイスガイなのです。しかもこの人の着てるTシャツは「すんごい防御力が高い」品であり、持ってる武器もユニーク系のレアアイテムです。フォールアウト4の世界では、居住地の人々に自分の好きな服装や武器を持たせてセルフディフェンスさせることが出来るのです。その結果、こういう人が生まれたのでした。フォールアウトあるあるでしょうか。作者はとてもこの人を気に入っていますが、心の何処かでは、この人の「壮絶な死」を期待している自分がいることもまた確かです。
こんな「人の心の闇」が表に出るゲーム。それがフォールアウト4なのです。興味あるお方は「そのうちまたやるであろう」セール時に購入してみてもいいでしょうPCゲーマーの御方なら断然にMODが豊富なそちらをおすすめします♪
ちなみに作者はPS4で、上画像はヴァニラのものです。逆にヴァニラであれって、改めてすごいゲームだなぁ・・とそれでも初日の出荷本数1,200万本、売上は7億5,000万ドル(約920億円)を突破したゲームなんだから笑っちゃう
来年発売のMHWもグローバルな展開を求めているなど噂されていますが、果たしてフォールアウト4や今大流行の『PlayerUnknown’s Battlegrounds』に匹敵する売上を記録することが出来るのでしょうか・・。なんにせよ、マイクロトランザクション要素だけはご遠慮したいですが
なんて開発費がハリウッドのメガクラス級ムービー以上にかかる昨今の大作ゲームは、もはやマイクロトランザクション要素を取り入れていかないと黒字にすることが出来ないのもまた事実。それでいくつの大手パブリッシャーやデベロッパーが倒産、解散していったか・・。今後ゲームも8K対応していくことを考えると、それに同じて制作費も更に跳ね上がり、ソフトの値段も高くなるのでしょうねそれに加えてマイクロトランザクション・・。既にそれが当たり前の環境になっている現状なのですが、デジタルコンテンツは消費者側から売ることが出来ないのもまた事実。可処分所得の格差がゲーマーの間でもより顕著になってきている時代だなぁ・・なんて。
「課金アイテムでPay to Win!」
MHWがそうならないことを祈りながら今日は床につくとしましょう。こうやってごろりとな
ばいばいよランキング参加中です♪皆様の激アツ一票で応援してペピポ☆
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10/25(水)「とんだ霹靂ぃっ!!雨粒弾いて凶兆の算易ぃっ!!」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も肉叩き器を両手に鬼人化しながら読も見よう叩くはキーボード!!とんとんっ
「とんだ霹靂ぃっ!!雨粒弾いて凶兆の算易ぃっ!!」の巻
~水没林、フェイリンメイリン国領内、ニャー神殿....

せぇ~~~にょ


ガラガラガラ・・ガラガラガラ・・
(と、見るからに屈強な猫達(勿論、ノースリーブでライト付き安全帽着用)が、長い砲身を持つ巨大な大砲を積んだ平たい大きな荷車を、神殿の下へと慎重に押し進めてくる)

セルタス純平「よぉ~~し!!もう少しだ!!頑張れ!!」(荷車の前に立ち、先導している)
せぇ~~~にょ


ガラガラガラガラ・・・・・
セルタス純平「ストーーーーップ!!OK!!ご苦労さん!!」
ふ~~~~~~喉が乾いたにゃ~~~~

(と、各自その場にへたり込み、小休憩に入る作業員猫達)
オリセー「なんとか無事に運べたな」ふ~~~

セルタス純平「お疲れさん。流石に工房で働く連中は体力があるな」ほら(と水筒を手渡す)
オリセー「あんたのナビゲートも大したもんだったぜ?地面の様子を見て、的確に指示を出してくれたおかげで、無駄な力を使わずに済んだ。小さなことだが、重要なことさ。体力の配分を間違えば、残りの作業に支障をきたすからな。どこかで現場の経験が?」ゴッゴッゴッゴッ・・(浴びるように水筒の水をかっ食らう)
セルタス純平「いろんな仕事をかじってきただけさ。そこで学んだ経験則が、この国に来て役立つとはね。俺の方こそ、このプロジェクトに携われて光栄さ」こちん

オリセー「しっかしよ、またどでかいカノン砲を造らせたと思ったら、今度はそいつをよりによって、この神殿の頭頂部に設置しろだなんてな・・。確かに見渡しの良い神殿の頂上に砲台を設置すれば、城壁の向こう側にいる外敵にも長距離砲撃をかませる。しかも、このドラゴンディストラクションの火力をもってな・・」(黒光りする不気味な巨大カノン砲を見上げる)
セルタス純平「またってことは前にも、この大砲・・・ドラゴンディストラクションを造ったことがあるのか?」
オリセー「ああ。だが、お披露目する前に、敵工作員の手によって破壊されちまったってわけよ」やれやれ
セルタス純平「・・・・・・・・(間違いない・・・サムソンや伯爵達が破壊工作を行った大砲だ・・)」(感慨深げに大砲を見上げる)
オリセー「一度造っているからな。二回目は然程、苦労しなかったよ」ぷはぁ~

セルタス純平「巨龍砲も真っ青だな。王立武器工匠の連中が知ったら、あんた達をスカウトしにくるかもな」
オリセー「・・今となっちゃあ、そっちの方が良かったかもな・・・」うんしょ

セルタス純平「どうしてだい?」よいしょ

オリセー「確かに俺たちゃ、人間の迫害に遭い、この猫だけの領土に逃れてきた。だが、蓋を開けてみればどうだ?重労働の毎日に、閉鎖的な暮らしの強要だ。おまけに最近は、妙な宗教も入ってきやがった」
セルタス純平「邪龍教・・タラスクギルドか?」
オリセー「ああ。異文化交流がない、この領内では新鮮だったんだろうな。信仰を持つのは確かに大事な事だ。しかし、その根底にある動機が、ドラッグ欲しさときたもんだからタチが悪い。タラスクギルドの連中が、密教と共にいにしえ麻薬を運んで来やがったからだ」
セルタス純平「・・邪龍崇拝は、ドラッグをやるだけのきっかけに過ぎないというわけか・・・どのくらい浸透してるんだ?」
オリセー「領内の猫達に蔓延しはじめてやがる。酒場に行ってみても、人目を気にせず平気な面して粉を吸ってる猫もいるくらいだ」ちら・・(大砲の下で休んでいる作業員猫の一人が、「手の甲」を思いっきり鼻で吸引している姿が見える)
セルタス純平「領内の猫民達は、自分の稼いだ金でそれを買っているんだろ?」
オリセー「ああ。神殿の連中は、俺達に重税を課すだけじゃあなく、今度は依存性のある薬を使って、金を搾り取るつもりらしい。肉体も、心も支配したいのさ」やれやれ
セルタス純平「待て。今の話を聞く限りでは、神殿の連中がタラスクギルドと手を結んで、猫民を標的に、金を巻き上げてるということになるが・・?」
オリセー「なんだ?あんたまだこの国に来て間もないのか。もっぱらの噂だよ。タラスクギルドの入国を許したのは、あの宰相様だってな。どういうつもりか知らねぇが、最近は引きこもりらしい」こそ
セルタス純平「理由は?」
オリセー「さぁな。ブルーカラーの俺たちが神殿内の情報を知るわけねぇが、大方、薬漬けになってるのさ。大砲を神殿に設置させるのも、安心して、いにしえ麻薬をやる為だろうよ。ま、どっちにしても、こいつを領内に設置出来れば鬼に金棒だがな」(日傘になっている巨大な砲身を見上げる)
セルタス純平「あんたはやらないのか?」
オリセー「俺の体には血の代わりに、達人ビールが流れているんだ。安っぽい嗜好品があればそれでいい。それに薬にハマるほど若くねぇし、そんなもんに金を遣っちまったら、母ちゃんにどやされちまう」
セルタス純平「フフ・・あんたとは気が合いそうだ」
オリセー「警備の仕事に飽きたらうちに来いよ。あんたならいつでも大歓迎だ。なにせ人手不足だからな」
セルタス純平「従業員が足りないのか?」
オリセー「ああ。ここだけの話だが、うちの工場長が投獄されちまってな・・」(目を背ける)
セルタス純平「それなら知っている。ロイ・ファウラーという天才技師だろ?彼はなぜ投獄されたんだ?」
オリセー「亡命の手引をした反逆罪だとさ。その逃した相手っていうのは、工場長の奥さんだったんだとよ・・・気の毒な話さ・・」
セルタス純平「・・・・・・・・(コニー・ファウラー・・・。ユクモに亡命してきた彼女を見かねたUBUは、サブクエストとして、俺達にロイ・ファウラー救出を命じた・・・)」
オリセー「国に逆らえば、今までどんなに国に尽くした猫でさえも容赦なく処罰される・・。それに恐怖を感じた若い連中が、こぞって退職届けを出しに来たってわけさ。肉球のスタンプより休みが欲しいだとよ」やれやれ
セルタス純平「それは大変だな・・それで?辞めた連中は何をしているんだ?」
オリセー「なぁ~に。外壁の工事とか、土木作業員や炭鉱夫になってる連中が多い。元々、ポリシーがねえんだよ。仕事にかける情熱があれば、別に俺は薬をやったっていいと思ってる。そりゃ、ラリった状態で仕事されちゃ困るがな。その辺は、統率力に優れた副工場長に任せているよ」
セルタス純平「彼なら知っている。ダミアン・ギーユだろ?」
オリセー「なんだ?あんた、あいつと知り合いか。良い奴だが、あまり深く関わらないほうがいいぞ」(目を細めて忠告する)
セルタス純平「どうしてだ?あんたの上官だろ?頭の回る猫じゃないか」
オリセー「確かに奴はキレる。だが、仕事だけの付き合いさ。昔からあいつは素行が悪いところがあってな・・。ドスコカのバイヤーをやっていたり、黒い交友関係もあるそうだ」
セルタス純平「バックに誰かがついているとか?」
オリセー「トム・フレッカーという豪農の雄猫さ。というのは表向きで、その裏では人型を奴隷にしたプランテーションによって、密林に隠した特選コカの木を栽培しては、上質なドスコカインを製造している密売獣人さ」
セルタス純平「・・・・・・・・・(DEAが水没林に侵入した理由と何か繋がりがありそうだな・・。そして間違いない・・ダミアン・ギーユにキャッツ・セインツを結成させたフィクサーというのもまた、その雄猫の仕業だろう・・。だとすれば、奴の狙いはなんだ・・?ダミアン達を使い、この領土を自分のものにしようとしているのか・・?)」ふむ・・
オリセー「やばい話に首を突っ込む前に、ダミアンとの付き合いを考えておくんだな。少なくとも、この国で静かに暮らしていたければな・・・」
セルタス純平「あんたはこの国の現状に満足なのか?本気で王立武器工匠に行きたくはないのか?」
オリセー「なんだよ、急にマジになりやがって。そんなの夢のまた夢さ。確かにこの閉鎖的な国の暮らしに満足をしていると言えば嘘になる。だが、それ以上に人間共が俺たちにしてきた迫害を許すわけにはいかねぇのよ」
セルタス純平「なにか理由がありそうだな」
オリセー「・・・少し長くなるぞ?」
セルタス純平「OK。休憩時間は・・・まだまだありそうだ」(周りでだらけている作業員猫達を見ながら頷く)
オリセー「フッ・・・。向こう(旧大陸)で、女房とまだ赤ん坊だった長男と三人で、ひと目のつかない、森の中でひっそりと暮らしていたことがあった。食べるものには困らない大陸自然に感謝しつつ、金も、イデオロギーもない、ほそぼそとした自給自足のなんてことのない平凡な生活だったが、家族を凶暴なモンスターから守り抜くという絶対的な使命感はあった」
セルタス純平「理想の生活さ」
オリセー「ああ。やがて長男の首が落ち着いた頃だったかな・・・俺たちが暮らしていたフィールドに、ギルドのハンター共が入植してきやがったのは・・」
セルタス純平「なに・・・?」
オリセー「あとは想像通りさ。俺たち家族の前に、猫さらいのハンター共が現れやがった。よせばよかったのによ・・・見ての通り、俺はガタイだけは小さい頃から良かったもんでな・・・中途半端な腕で、下手に抵抗した挙句、狩人共が放ったボウガンの弾が・・あの子に・・・・ミケルに当たっちまったんだ・・」
セルタス純平「・・・・・・・・・・・・・・」
オリセー「泣き叫ぶ女房を抱え、逃げるのがやっとだった。ハンターの手の届かないエリアまで逃げた俺たちは、いっときは生きがいをミケルと共に失い、すっかりやせ細っちまった女房と一緒に自殺しようとも考えた・・。だが、そんなことをしてもミケルが喜ぶわけでもねぇし、ミケルが蘇るわけでもない。生きている限りは・・死んじまったミケルの為にも、何か出来ること・・残された遺族にしか出来ない使命があるはずだと自分たちに言い聞かせ、この地にやってきたんだ・・」
セルタス純平「・・・・距離以上に、深い経緯があったんだな・・」
オリセー「確かにこの領土は、共和国とは名ばかりの独立地帯だ。だが、ここには確かに猫だけの暮らしがある。国家に尽くすだけの隷属的な生活だが、人型やモンスターをはじめとする外敵に対しての防衛策には優れている!ましてや今の俺は、その国を守る為の兵器製造にこうして携わっているんだ!それがミケルの望む父親像かは分からねぇが、ひとつ言えるのは、俺たちが造った武器で、ここで新しく生まれてくる子供達の未来は守れる!!だからさ!今は確かに辛い時期かもしれねぇが、それを乗り越えれば、必ず明るい未来が待っているんだ!できたての国家という畑に、俺たちが歴史という名の種を植えていかなきゃいけねぇんだよ!」
セルタス純平「・・・・・きっと空の向こうにいるお子さんも、今のあんたを・・自分の父親を誇らしいと思っているはずさ。そして俺もまた、それに同意する」
オリセー「へへへ・・・。泣いているより実行あるべきだってね。あの子を失って自我を失いかけていた頃に悟った道が、この腕力を活かした労働だったってわけさ。汗を流し、悲哀を発奮させ、未来の子供達の為に、新しい猫の世作りをする・・・それがミケルの願いだって、最近は思うんだ・・・・なんて親ばか過ぎるか?」
セルタス純平「今日また、最高の父親とこうして知り合えた。記念日に・・そしてミケルに乾杯だ」(水筒を掲げる。それを見て満面の笑みを浮かべる、ちょっと「すす汚れた」オリセーの顔)
ゴロゴロゴロ・・・
オリセー「っと。つまんねぇ話をしちまったな。スコールが来る前にもうひと仕事しておくか?」
セルタス純平「いや、休憩するのにちょうどいいシャワータイムさ。食事は神殿内のメイド達が作ってくれているそうだぞ」(神殿の入り口でかしこまっているメイドアイルーの姿が見える)
オリセー「おっ!神殿のごちそうってか!?野郎ども!!今日のランチは格別らしいぞ!!」UH~~~~~♪(と甲高い歓声を上げる屈強な猫達(勿論、ノースリーブ))
スッ・・(その光景を受けながら、どんより曇ってきた空の向こう側を見上げるセルタス純平)
セルタス純平「・・・・・・・・・(抗うだけが原動力だった革命を経て、猫民達は新たな時代を築き上げようとしている・・・UBUよ。俺たちが思っている以上に、ここの猫民達が抱えている問題は大きいぞ。果たしてこの国の行く末を・・・・お前はどう捉える・・!?)」ゴロゴロゴロゴロ・・・・
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~

ダーーーーーーーーーーーー!!
GOOOOOOOOOOOOOO!!
(矢のように降り注ぐ雨にも負けず、荒天の空を飛んでいく大型探査船(複数の気嚢の上に平たい露天甲板を持つ硬式飛行船)。甲板上には一際目立つ雷狼竜らしきシルエットが見え、露天甲板を真下で支える2つの大きな気嚢の側面には大きく「SBI」と書かれていることから、この大型探査船が中央捜査局の所有物であることが窺える)

UBU「ひょおおおおおおお!!とんだ霹靂ぃっ!!雨粒弾いて凶兆の算易ぃっ!!YEAH~~♪今回も天候には恵まれていないようね!!」ザアアアアアアアアア!!(甲板上で青い番傘を広げ、ほぼ真横に穿ってくる豪雨に抵抗している。その足元にしがみつく黒猫の姿も)

BBB「前回は寝てたら嵐に飲み込まれちまったからな。おい、みんな!!しっかり何かにしがみついてろぉ~~~!!」ザアアアアアアアアア!!(雨に打たれながら後方に向かって叫ぶ)

ロージー「うひいいいいいいいいい!!」(泣きながらまるまって、雷狼竜の前左脚後方に隠れている)
ポール「こっちは警部がいるから大丈夫だ!!」ザアアアアアアアアア!!(雷狼竜の前右脚を軽く支えにしながら、しっかりと立っている。その足元にしがみつく鉄平の姿も)

鉄平「フラワーとバステトを操縦席に避難させておいて正解だったぜ」ザアアアアアアアア!!
ポール「君も下に行くか!?」ザアアアアアアアア!!
鉄平「いんや!久々にBBBさんと「ひと狩り」するんだ!!こんな雨如きでヘタっているようじゃ、笑われちまう」ザアアアアアアアアア!!
BBB「ぬわははははは!!その意気だ!!それより、警部!!この船は沈まねぇだろうな!?」ザアアアアアアアアア!!

アイオロス「古龍観測隊とパローネ=キャラバンの持つ高度な飛行船建造技術を採用した最新型の飛行船だ。飛竜が襲ってきてもへっちゃらさ」ザアアアアアアアアア!!(でっかい顔面にしこたま雨を浴びている)
鉄平「雪左が作ってくれた武具も搭載してるんだ!落とされちゃかなわねぇ!」ザアアアアアアアアア!!
ポール「そうだな!この船にはユクモで俺たちの帰りを待つ、たくさんの人の思いが詰まっているんだ!!そう簡単には堕ちないさ!!」ザアアアアアアアアア!!
BBB「だってよ。ホットな彼に一言返してやれば?」
UBU「なっ!?そ、そんなことより、あたちゃ~、雨が顔面に当たって痛くてしょうがないよ

デブ&パソコン「みんな!?大丈夫!?」ばかん

UBU「ばか!!顔出してくるなって

デブ&パソコン「え?」
ざばぁ~~~~~~~~ん

(甲板上に溜まった雨水が荒波のようになってデブとパソコンの顔面に襲いかかる)
鉄平「言わんこっちゃねぇ。死にたくなかったら大人しくしてるんだな」
パソコン「了解・・・みんな・・平気そうだし・・・じゃあ・・」ばこん

BBB「あいつら、大丈夫か?」
UBU「リーダー(マナブ)だって現地(水没林)で頑張ってるんだよ?それこそ、これしきでリタイヤしてるようじゃ話にならないでしょ。それにパソコンは、船の操縦が出来るしね。デブも張り切っているのは確かだよ」やれやれ
BBB「とか言って、やっぱりユクモに残してきた方が良かったとか言うんじゃねぇぞ」ふぇ~~(とおどけるUBU)
アイオロス「ユクモの警備は、ベップが中心になってガーディアン達と一緒に守っているからね。ファイヤーウォーの時も護衛したんだ。経験があるし、平気だよ。あ、それから、如来衆の破戒僧達も渓流をパトロールしてくれてるんだっけ。そうだよね!?猪和尚さん!!」ちら
ザアアアアアアアアアアア!!
(甲板の端っこで、まるで滝行を受けるように座禅をかましている夜叉亥と破斎。なんか「気味の悪い」念仏みたいのを共に唱えながら、軽く頷く夜叉亥)
鉄平「ははっ!邪羅尼のばあちゃんも、とんだ客将を持たせてくれたもんだぜ」
ポール「他にも援軍はいるのか!?」ザアアアアアアア!!
鉄平「フランソワとニャ太郎が連れてくる手はずだ!!あと・・他にも誰かいたような・・・」はて・・
ロージー「お兄ちゃん!!」ザアアアアアアア!!(まるまりながらちゃっかりみんなの話は聞いていたようだ)
ポール&鉄平「ああ、それそれ」
UBU「ロージーは久しぶりにパパに逢えるチャンスだもんね♪楽しみじゃなぁ~い?」にやにや(しながら雨水と鼻を垂らしながら後ろを見る)
ロージー「・・・・・・・・・・(ろくに狩猟せんと、ひとんちの実家でぬくぬくと生活しながら戦争に顔出したりしてることをおじきに知られたら、めっちゃ怒られるはずや・・。ハンターラインセンス没収される前に、なんとか「会わん方向」にもってこ・・

ポール「・・・・・・(現地には神殿の騎士団、各フィールド勢力が集結しているという・・。そしてナイツのメンバーもまた・・・アンソニーの話ではウーメイもまだ帰っていないというが・・・・待ってろ!二人共!!)」ザアアアアアアアアア!!
UBU「さぁ!!もうすぐ水没林よ!!みんな、張り切っていこうぜよ!!」おおおおおおおおおお!!(ヒートアップする面々の横で、何やら不気味な念仏を唱えながら器用に呼応してみせる夜叉亥と破斎の姿も)
To Be Continued



ひと狩りひと読みしたらポチっとな

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10/27(金)0時更新 「はぁ~やぁ~く♪く~わせろ♪」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も豪快にキーボードひっくり返しながら読も見ようよ


「はぁ~やぁ~く♪く~わせろ♪」の巻
~ニャー神殿....
しとしと・・キラキラ・・
(巨大神殿を滴る無数の雨粒が、頭上を包み込む星空に照らされ朝露のような輝きを見せている)
キラキラキラキラキラキラ・・
(夜空に光るあまたの恒星が神殿頂上部の平たい小さな庭園エリアにスポットを当てると、ファンゴネコマスクを被った逞しい獣人と、大きなリボンを頭につけ、ドレスを纏った華奢な獣人が抱き合っている愛らしいシルエットが浮かび上がる)
猛豚「み、見よ・・鈴麗・・・今宵も星々が・・・ち、朕とお前を・・照らしている・・・」(夜空を見上げる猛豚は、上半身に威厳漂う蒼綺羅びやかな「ザ・陛下ネコガウン」を纏っている)
鈴麗「はいニャ。スコールが去った後の夜空は本当に美しいニャ・・」(うっとりしながら猛豚の胸に抱かれる、でっかい真紅の薔薇型リボンを後頭部に付けた赤ぶち猫。纏うドレスは愛らしい夢想的なピンクに染まっている)
猛豚「・・・・・・・・・・・・・」キラキラキラキラ・・(ファンゴネコマスクが見上げる「ボタンのような瞳」に、夜空の煌めきがどういうわけか投映されている)
鈴麗「分かっていますニャ。この星空を、この天空の間から見上げるのも今日で最後・・・ここを砲台にするという話は、今朝、叔母さん・・姜淑さんから聞きましたニャ」
猛豚「す、すまない・・・」しょんげり・・
鈴麗「陛下らしくありません。戦いに勝つためには、仕方ないこと・・・そして戦いが終われば・・・」ちら(うるうるした瞳で陛下を見上げる)
猛豚「しゅ、祝言を・・あげる・・。そ、そうしたら・・た、大砲を取り除き・・再びここを、も、元に戻すよう命じよう・・」
鈴麗「私達だけの小さな小さな庭園エリア・・・・陛下!直す時は、是非ここに花を植えましょうニャ♪昔、叔母さんから聞いたことがあるのニャ。太古の優れた文明があった頃、それはそれは美しい屋上庭園があったと・・・それを私達で再現しましょうニャ♪」
猛豚「く、空中庭園・・・・朕は王の次に・・神になるのか・・・」
鈴麗「はいニャ♪猛豚様の名は、猫族の神として、未来に受け継がれるのニャ!!」だきっ
猛豚「こ、興隆は・・・こ、皇龍を生み・・新たな時代を築き上げる・・・」
鈴麗「なんニャ?それ?」ぱちくり
猛豚「・・・・・・・・・・・・・」(少し気まずそうに黙って夜空を見上げている)
鈴麗「おかしな陛下ニャ♪」だきっ
スッ・・(そっと鈴麗の腰に手を回す猛豚のファンゴネコマスクは気のせいか微笑んでいるように見える)
鈴麗「いけない。もうすぐお夕飯の時間ニャ」さっ(っと、陛下の心中とは裏腹にその胸から離れていく)
猛豚「・・・・・こ、ここに、持ってこさせればいい・・」
鈴麗「ダメですニャ。明日からここの工事が本格的に始まるから、今日から神殿内に作業員の猫達がお泊りするそうなんですニャ。だからメイドさん達は大忙しニャ。私達が自分達で出来る事をメイドさん達に押し付けて、仕事を邪魔していては、とても天下は取れませんよぉ~~~陛下♪」にゃ~~~~♪(と、ポーズをとっておどけてみせる)
猛豚「・・・・・・・・・・・・」フッ・・
鈴麗「あたしも元はメイド猫ニャ。そうしたら叔母さん・・姜淑さんのお手伝いをするニャ!陛下はお部屋でお待ちを♪すぐにお食事をお運びするニャ~~♪」にゃ~~~~♪
猛豚「・・・・・・・・・・・・」フフフ・・
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ポチャッティ「嗚呼!!なんて忙しいんです!?こんなの正直やってられません!!」ぷんすか(と怒る、ぽかぽかアイルー村シリーズのサイズ感をした、ぽっちゃりナースアイルーのどアップ)
米瑠都「仕方ないでごわすニャ。明日から工事が始まるんでごわすニャから・・。作業員の猫達にたくさん食べてもらって、しっかり働けるようアシストするのがメイドさん達のお仕事でごわすニャ」キコキコキコ・・(と食事が乗ったワゴンを丁重に運ぶ、デブごっつい眉毛の太いどんぐり二等兵。その背後では他のメイド達も「あっち行ったりこっち行ったり」あくせくと働いている)
ポチャッティ「それがそもそも間違っています!!私は元々、看護婦なんですよ!?それがいつの間にかすっかりメイドの仕事ばかりさせられて!!それともこの国では、看護婦の仕事を認めていないとでも言うのですか!?そんなの不公平不公平不公平!!ジェンダー問題ジェンダー格差!!そんなのじぇ~~ったい反たぁ~~~~~い!!!!」い~~~~~~~(歯を剥き出して「い~」って反抗心を露わにすると同時に、通りすがりのメイドアイルーが押しているワゴンからカップジュースを奪う)
米瑠都「落ち着くでごわすニャ辛いのは領外で起きている戦争が終わるまででごわすニャ。それが終われば、前のように・・」
ポチャッティ「いつ終わるんです!?それ!?前のようにって、今も過去も私達現場の人間は、いつでも「猫の手も借りたい状態」なんですよ!?今の問題を解決出来ないような人に為政者は務まりませぇ~~~~ん!!!!」ずずずずずず(ジュースをストローで一気に飲み干しちゃう)
米瑠都「私達・・現場の『人間』・・?」じーーーーー
ポチャッティ「はっ」ニャニャーーーーン!!(と、両手の小指と人差し指を大げさに立てて焦燥感を表すポーズをとる、ぽっちゃりアイルー。吹っ飛んだ空のカップは、通りすがりのメイドアイルーが難なくキャッチしてゴミ箱に捨てていく)
米瑠都「・・・・・・・・・・・」じーーーーー
ポチャッティ「おにょほほほほほ私ったら嫌ですわ。つい、人間を嫌うあまり、一人称を誤ってしまいました。いえ、ましたニャ。ほら。ニャ~~~~~♪」(と、猫耳をおっ立て、猫みたいに甘える)
米瑠都「えふぇふぇふぇふぇふぇふぇ」(その愛らしいにゃんこポーズを受けて「いやらしい笑み」が思わずこぼれる単細胞猫。通りすがりのメイドアイルー達が「ばぁ~か」と言いながら米瑠都を冷たい視線で眺めては次々と去っていく)
ポチャッティ「ふ~~~~~~」カキカキ(でっかい肉球の上に「なんとか危機回避」と書いている)
キコキコキコキコキコ・・・
(T字路の廊下の突き当りをワゴンを押して横切って行く一人のセルタスネコ)
ポチャッティ「むっ・・・」
米瑠都「ほら、ああして外の警備兵まで手伝ってくれて・・」
ポチャッティ「黙って!!」はいっ(と即座に返事をかます米瑠都)
キコキコキコキコキコ・・・
(ウーメイの「中から視点」。まんまるな目の型の向こう側でワゴンを押しながら横切っていくセルタスネコの下半身から見える足のさきっぽは「なんだかピンク色」である)
ポチャッティ「むぅ・・・・(間違いないです・・・。あの実に「ムーディーな毛色」は・・最近、牢獄エリアに頻繁に出入りしている警備兵・・・)」
米瑠都「ボニオだ」
ポチャッティ「なんですって!?」キ~~~~~(と、米瑠都の口を両開きに裂く)
米瑠都「ほにおはんへほわふは(ボニオさんでごわすニャ)」ぼたぼた(口を裂かれているからよだれがすごい)
ポチャッティ「ボニオ!?あの猫の名前ですね!?」みょ~~~~~ん(と、更に両手を広げて口を裂く)
米瑠都「ふぁ、ふぁい!!(はい!!)ふぉふぉふふぇりあふぉ、ふぇいふぃふぇーふぁら、ふぃーふぁふぇふぉわふ(牢獄エリアの警備兵から聞いたでごわすニャ)」ぼたぼただらだら
ポチャッティ「ふぃーふぁふぇって・・・ん・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(セルタスネコが横切っていった通路を、今度は黒衣を纏った人型女性が通り過ぎて行く)
ポチャッティ「・・・・・・・・(タラスクギルドの信者・・・先程の猫を尾行している・・?)」
「お~~~~い。食事はまだかぁ~~~?」(と、廊下の奥の部屋から首だけ出してせがんでいる黒メラの作業員猫とセルタス猫の頭部)
ポチャッティ「は、はい只今!!じゃ、米瑠都さん、あとよろしくお願いします!!」すたこらさっさっさぁ~~~~
米瑠都「え~~~~~~~~~」(よだれを垂らしながら心底嫌そうな顔をして去っていくポチャッティを見送る)
オリセー「なんだよ?人手不足はどこも一緒だな」(下にいるセルタス猫に話しかける)
セルタス純平「メイドアイルーはたくさんいるが・・食器だけ運ばれてもな・・」かしゃりこしょり(と、やたらお皿だけ配っていくメイドアイルー達。テーブルに座っている作業員猫達(もちろん、全員ノースリーブシャツ)はこぞって空腹感&不服感に満ちた顔をしてふてくされている)
オリセー「しゃあねぇ。手伝ってやっか」どんどん!(作業員猫達が全員フォークとナイフを両手に持ち、机を叩きながら催促のリズムを鳴らしている。しかし配られてくるのはなぜか皿だけ)
セルタス純平「オリセーさんは部屋で待っててくれ。俺が直接、キッチンに行って、早く料理を持ってこさせるよう伝えてくる」
オリセー「ワリィな。正直、昼間の作業で腹ペコでよ。動くのもままならねぇんだ」へへへへ
セルタス純平「分かってるって。それじゃ、行ってくる」してててててて
オリセー「まったく・・・本当にうちの工房に欲しい人材だぜ」はぁ~やぁ~く♪く~わせろ♪(と、フォーク&ナイフで机を叩きながらリズムに乗せて歌っている健気な部下達)
すたたたたたたたた・・・
(人気のない廊下を進むセルタス純平)
セルタス純平「・・・・・・(確かボニーも神殿内に潜入しているはずだが・・・今日もこの調子じゃ、うまくやれるだろう・・)」あ~忙しいあ~忙しい(と、皿だけ積まれたワゴンをあっちこっちに押していくメイド猫達。その中に紛れた米瑠都も不服そうな顔をしながらもちゃんと働いている)
~神殿内、地下牢獄エリア....
セルタスボニー「どう?順調かい?」(鉄格子越しに見えるセルタスネコヘッドのおでこには「B」と書かれている。おそらくボニオのBであろうか)
ロイ「ああ。あとちょっとだ」カキカキカキ(牢獄の中で腹ばいになって「B4サイズほどの和紙」に羽ペンで何かを必死に書き記している)
グレイ「なぁ、ボニー。ここのところ、紙を持ってきちゃあ、ロイに何かを書かせているようだが、なぁ~~にを企んでいるんだ?」(壁を背もたれに腕を組んで立っている「グレイ(宇宙人)タイプ」のマスクを被ったブラックスーツの奇面族エージェント)
セルタスボニー「設計図さ。今日でようやく仕上がる予定みたい」
グレイ「ほぉ・・元天才技師が、何を外の連中に作らせようっていうんだ?え?お隣さんよ」
ロイ「君たちの脱獄計画の足を引っ張りたくない。その一心で考えたものだ」カキカキカキカキ(ボロボロの囚人服を纏い、腹ばいになっている下半身の両腿から下は欠損しており、それぞれの先端部周辺には血に染まった包帯を巻いている)
グレイ「実行の日まで・・お楽しみってことか・・。それより、怪我の具合はどうなんだ?」
セルタスボニー「すっかりここの警備兵と仲良くなったおかげでね。最近は、医療品の持ち込みも許可されたんだ」
ロイ「そのおかげでだいぶ回復したよ」カキカキカキカキ
グレイ「薬だけの力じゃないだろう?」
ロイ「ああ。コニーが僕に力を与えてくれているんだ・・!!」カキカキカキカキカキカキ(更に書く速度を上げる)
セルタスボニー「大丈夫。必ずユクモのみんなや警部が、助けに来てくれるよ。だから君たちも希望を失っちゃダメだよ」(グレイが入っている牢獄を見つめる)
グレイ「アイオロスが動いてさえくれれば、必ず俺たちをここから出してくれると信じている。もちろん、あんた達のこともな」グッ(サムズアップしてみせるエージェントG)
セルタスボニー「ああ。任せておくれよ」
グレイ「あいにく、牢獄の中は暇でね・・・トレーニングしかやることがない」ほっほっ(と、牢獄の中で腕立て伏せをしている、ブラックスーツ&真っ黒なサングラスを装着したアイルーとメラルーのエージェント)
ロイ「出来たよ、ボニー」スッ(うつ伏せのまま紙を高く掲げる)
セルタスボニー「・・・・すごい!最初は何を書いているんだろうって思ってたけど、こういうことだったのか!」(和紙を広げて関心している)
グレイ「俺にも少し見せて・・」(鉄格子越しに顔を覗かせる異星人)
セルタスボニー「当日のお楽しみ♪」ジーーー(和紙をセルタスネコヘッドの口元(棒の字)にあてると、FAXのように吸い込まれていく)
ロイ「その決行日だが、そっちの方は順調なのかい?」しゅるしゅるしゅる(上体を起こし、包帯を解く。傍らには狩猟道具でお馴染みの医療品の数々が転がっている)
セルタスボニー「うん。いつクルセイダーズが来てもいいように、下準備中だよ」
グレイ「さすがだな。F、M。我々も彼らに遅れをとらんようにな」ハッ!(と、引き続き腕立てのピッチをあげる部下二名)
ロイ「領内の様子は・・相変わらずかい?」ちょんちょん・・(痛々しい傷口に塗り薬をつけていく)
セルタスボニー「ああ・・日に日に酷くなっていっている気がする。いにしえ麻薬の中毒者がどんどん増えている現状なんだ・・。一刻も早く止めさせないと、彼らの命が危ないよ・・!」
グレイ「その仕事は我々に任せろ。必ず元凶を突き止め、向精神薬をこの大陸世界から排除してやる」ホッホッ!(呼応するようにスクワットを開始するFとM)
セルタスボニー「その為にはまず、大陸社会の宿痾である暗黒商会を叩かないとダメだ。ここで知り合ったのも何かの縁だ。これからも頼むよ、グレイ。君たちもね」ハッ!(と、少し照れながらスクワットの速度を上げるFとM)
グレイ「我々の仕事に情報提供者は不可欠だ。最も、幾度となく連中とやり合ってきた君たちには、それ以上の活躍を期待してしまうがな君はなぜ、クルセイダーズに?」
セルタスボニー「・・・実はさ、ボクの婚約者も君たちと同じ、麻薬撲滅にあたる仕事を請け負っていたんだ」
グレイ「なに・・?」
セルタスボニー「そしてある潜入工作の途中、敵の罠にハマってしまい、冤罪の果て・・・帰らぬ人となったんだ・・・」
グレイ「・・・・・・・・・・・・」
ロイ「・・・・・・・・・・・・」(淡々と新しい包帯を巻いていく)
セルタスボニー「その復讐を・・彼の無念を・・・セルメンティウスが果たせなかったクエストを達成させる為に、ボクはクルセイダーズに入ったんだ。だから絶対に後ろは振り返らない・・。一つでも多くのいにしえ麻薬をこの世界から消し去る為にね!!」
グレイ「・・・・・改めて、力になるとここに誓おう。ボニー」スッ・・(鉄格子から部下二人と共にそっと手を差し伸べる)
ロイ「僕もだ。君たちは妻の命を救ってくれた恩人だ。その恩義を必ず返してみせる」スッ・・(腰を下ろしたまま鉄格子より手を差し伸べる)
ボニー「ありがとう。みんな」
ぎゅっ(牢獄越しに固い握手を交わす五獣士)
??「お揃いで。なんの結束でしょうか」
ボニー「!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(牢獄に挟まれたダンジョンのような通路奥に見える、黒衣のフードを纏った人型女のシルエット)
ボニー「・・・・・・・(邪龍教徒・・・タラスクギルドの信者がなぜ・・!?)」
ジーナ「奸計は程々に。期待すればするほど、その願いが叶わなかった時、すべては絶望と朽ち果てるからです」(フードを深く被った中から、神秘的なバイオレットの瞳が光っている)
ボニー「・・忠告かい?」
ジーナ「不都合はありません。ただ、現実を言っているだけです」くすっ(ルーズに編んだ黒髪をそっとかき上げる)
ボニー「君たちは何を企んでいるんだ!?」
ジーナ「絶望を喰らい尽くすこと」
ボニー「!?」
ジーナ「その者の名は宿命の戦い。その者の名は避けられぬ死・・・・またお会いしましょう。ユクモの義賊さん」くるっ・・
ボニー「・・・・・・・・・・・・・・」
ポチャッティ「なんでですか!?どうして私は入れないんですか!?」ぷんすか
警備猫A「そう何人も入れるわけにはいかねぇの」(牢獄に繋がる鉄格子の門の脇に置かれたデスクチェアーに腰掛ける「保安官みたいな格好」をした警備猫。もう一人の警備猫と向き合い、例のごとくトランプをしている)
警備猫B「だいたい、あんたナースの格好したメイドだろ?仕事に戻れよ」パシッ(相変わらずどういうルールかは知らないが、机にカードを叩きつける)
ポチャッティ「メイドじゃありません!!」ぷんすか
警備猫A「どっちだっていいさ。どんな理由であれ、これ以上、部外者を入れるわけにはいかねぇ・・のっ!」パシーンパシーン(カードを叩きつけ、めんこのようにカードをひっくり返していく)
ポチャッティ「警備兵はいいんですか!?」ぷんすか
警備猫B「ボニオのことか?あいつは面倒見のいい奴さ。最初は牢獄の水漏れを直しに来てたんだが、そのうち囚人の怪我まで気に掛けるようになってな。医療品を運んできてくれている」しょっしょっ(ひっくり返されたカードを淡々と元に戻していく)
ポチャッティ「はぁ!?それは私の仕事です!!職権乱用!!不当適用!!」Yo~♪(と相づちで茶化す警備猫達)
警備猫A「だからあんたはメイドなんだろ?」そ~~~(警備猫Bが差し出したカード群から慎重に一枚引き抜く)
ポチャッティ「もういいです!!中に入ります!!」ばぁ~~~~ん(デスク上のカードを根こそぎひっくり返す。「あ~~~~
」って叫ぶ警備猫達)
ジーナ「なんの騒ぎですか?」ザッ・・
ポチャッティ「あ・・・・・・」
警備猫A「ちょうど良かった。このうるせぇナースの格好したメイドを連れて行ってくれ」よいしょ(床に落ちたカードを泣きながら拾っている)
ポチャッティ「どうして・・人型のあなたがここに?」
ジーナ「姜淑様から神殿は自由に行動して良いと許可を貰っています。それでも何か?」くすっ
ポチャッティ「うぬぬぬぬぬ・・・!!(蹴りたい・・!!今すぐ、この獣人スーツを脱いで、この高慢ちきな人型女の顔面をシュートしたい・・!!)」むきぃ~~~~
ジーナ「さ、戻りましょう」むんずっ(ポチャッティの猫首を掴み上げる)
ポチャッティ「ちょっと!!離しなさい!!こらぁ~!!」じたばた
ジーナ「それとも、ここで貴方の素性を申し上げても?」くすっ
ポチャッティ「!!」
すごすごすごすごすご・・
(ジーナに猫首を掴まれたまま牢獄エリアを後にするポチャッティ)
ポチャッティ「あなた・・何処まで知っているんです?」ぶらぶら(持ち上げられたまま話しかける)
ジーナ「さぁ・・。何分、領内に漂う闇が多い故、何処から話してよいものか・・」はて・・(口元に人差し指を当て困惑した表情を見せながら、上に繋がる階段を上がっていく)
ポチャッティ「・・・・・・(この女・・・私の素性を分かっていながらも、軽々と持ち上げている・・・ハンター並の腕力を持っている証拠・・)中で何をしていたんですか?」ぶらぶら
ジーナ「なにも。答えは闇の中。安心してください。直に消えますから」にこっ
ポチャッティ「・・・・・・・・・。あなた、薬をやっているのね?」
ジーナ「お恥ずかしながら、今だに暗闇が怖いのです。しかし、服従はしています」スッ・・ぽてん(一階の回廊に到着するとポチャッティを下ろしてやる)
ポチャッティ「・・あなた・・・さっきから何を言っているんですか?」ぱんぱん(床にお尻をつけながら服を叩く)
ジーナ「私の眼は闇を覗くことが出来ます。そして闇と会話をすることも・・。そうですか・・・あなたもまた、復讐を誓う者でしたか・・・」
ポチャッティ「なっ・・・」
姜淑「二人共。そんなところで何をしているのですか?」ザッザッザッザッ(従者を侍らせ、颯爽と早歩きで近づいてくる顔に包帯を巻いた雅やかなブルーのドレスを纏った青ぶち猫)
ポチャッティ「きょ、姜淑様こ、これには理由が・・」あわわわわわわわ
姜淑「早く仕事に戻りなさぁあああああああい!!!!」
はひぃ~~~~~~~~~~~
(ポチャッティの悲痛な返事が神殿内にこだまする)
純平「おや・・なんだろう?今の叫び声は・・・」キコキコキコ・・(料理が乗ったワゴンを押している)
鈴麗「きっとメイドが怒られたんですニャ。あたしも昔はそうでしたニャ♪」キコキコキコ・・
純平「君は・・その格好からすると皇族のお方かな?」(鈴麗が纏っているドレスを確認しながら言う)
鈴麗「え・・・今はまだ違いますニャ~~~~♪」どーーーーーん(照れながら純平をワゴンごと突き飛ばす)
お~~~~~~わぁ~~~~~~~~
(今度は純平の絶叫が回廊エリアにこだまする)
オリセー「ちっとも飯がこねぇ」はぁ~やぁ~く♪く~わせろ♪(引き続き歌う部下たちの目の前には、てんこ盛りになった皿の山だけが積まれている)
To Be Continuedランキング参加中なんです♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
10/29(日)0時更新 ない!!決まってない!!
をお送りいたします♪だったらさ!!次回もいっその事、モニターひっくり返しながら読も見ようよにゃにゃ~~んて
MHO版爆鎚竜(ウラガンキン)を見つけたのですが・・嗚呼、アンニュイな秋日よ
おおこわい おお、おおこわい ああこわい
どうぼ。あた門亭ビビリスキーです気づけばもう11月・・。特に夏が終わってから今ぐらいの時期(ハロウィン期)に以降するのって早く感じますよね。なんて毎年毎年、おんなじ事言ってばっかし
そんで何がこわいのかというと、MHW発売まであと三ヶ月しかないということなんです。待ち遠しいという方が多いとは思いますが、まだPS4も持っておらず、MHWは絶対にやりたんだけど情報リソースを持っていないから、どこか不安を感じているという方々もおられるはず(特に古参狩人の方々が多いでしょうか)。作者もオフィシャル以外の情報は実際あまり目は通しておらず(実際にプレイするまでのお楽しみにしているので
)、YouTube等でMHW関連の動画(ゲームショー等の)が出ていても結構、自発的にスルーしてしまいます(笑)特にそういった動画や情報サイトのコメント欄なんかで、現代狩人VS古参狩人がやり合っていたりするのを目にすると、とてもグルーミーかつアンニュイな気分になってしまうので・・
作者なんかも最近PS4を購入したばかりで、オンラインツールの効率的な使い方までは利用できていません。MHW発売日に先駆けて「あたモンのコミュニティ」を作ろうとは思っているのですが、それを実際にどう活用していったものか自分の中でビジョンが見えていないのでまだ実行せずだったり
「フォーオナー」のコミニュティ(海外)にはいくつか参加しており、毎日のように更新情報が届くのですが、いかんせん外来語なので正直「何をやっているのかすら」分かっておりません
しかも先日PSNの期限さえ切れてしまい、完全オフラインっ子
そんな怠惰な作者なので、できればMHWの発売までもう少し猶予が欲しかったりもするのでした
おニョホホホ
そんなんで今日の中継ぎ記事はMHOからです。と言ってもここ最近はMHOもこれといった話題もなく、「なんかやりきってしまった感」は否めない印象を受けます。ずっとMHO版の爆鎚竜狩猟動画を探していたのですが、現段階でのYouTubeでは発見できず(ご存知、中国ではお国事情の為、Google、YouTube等は使用できないのも大きな理由)、諦めかけていたのですが、この度、公式サイト内で見つけることができましたので、そのリンクだけを貼っておきます(騰訊視頻(テンセントビデオ)の動画コードがどうもAmebaでは使用出来なかったので)
↓それこれ。対太刀です最初の広告が少し長いです。個人的には、どうしてもMHO版ウラガンキンが見たいという、根っからの「ガンキンファン」の方、推奨です
http://mho.qq.com/webplat/info/news_version3/5499/5500/15062/19671/22162/m14296/201709/630693.shtml
話は変わって騰訊(テンセント)といえば、我らが本家ギルドことCAPCOMと提携し、MHOを作ったのは有名ですが、それに関する小野義徳氏のたいへん参考になるインタビュー記事がCapcomIR(IR=投資家向けの広報活動)内にて拝見できますので、それも貼っておきます。
それこれ↓記事自体は2015のものです。
http://www.capcom.co.jp/ir/interview/2014/vol05/index.html
小野氏は現在、CS第二開発統括ということもあり、顧客をより意識した見解から「遊び方や課金についての感覚は中国人と日本人とで異なる」という発言が個人的にはすごく感銘を受けました。現在、中国ゲーム市場は世界最大規模といわれ、2017年末で290億ドル(約3.3兆円)に達すると予想されており、世界市場の25%を占めているそうです。Steam等のプラットフォームを運営していく中でもチャイナマネーは必至で、中国語のローカライズも積極的に進んでいる模様です。と言っても大手パブリッシャーが人気ゲームの国内での販売及びローカライズに関する権利を獲得した場合は、所謂「おま国化」する事情というのはどこも同じようですがちなみにSteamの日本からの売上は全体の1%だそうです(「2016年のSteamウィンターセールにおける国別の売上」→https://damonge.com/p=20037参照)
昨今、中国や台湾産のゲームも日本語化してSteamやPSストアでも販売されるようになりましたが、ことPSストアに関して物申せば、さもそのゲームを開発したのも日本のパブリッシャーであるかのごとく、ゲームタイトルの下にパブリッシャー名だけが刻まれ、デベロッパーの名前が表向きになっていないことが腹ただしく思えますコアゲーマーなら、そのゲームのスクショを少し見ただけで、「あ、これ洋モノだな
」ってすぐに判別ができますが、販売会社も開発会社も気にしていない方やカジュアルユーザーは、あれやこれやの大作ゲームもあれやこれやの大手パブリッシャーが販売していると勘違いしているケースも多々見られます。作者なんかも友人なんかとゲームの会話をしていても、「あ、あのスクエア(或いはスパイク・チュンソフト)のやつでしょ?」とか言われれると、すぐに真っ向からその間違いを訂正してあげるようにしています(加え「義憤のびんた
」付きで)。逆に「ズー」の名前で勘違いしているのならまだしもです
あれ良くないですよね。間違った情報をユーザーに伝えているのと同じことです。本当にグローバル化を目指すなら、正しい情報をユーザーに伝え、育成・アーカイブしていかなければならないのも大手企業の使命、もとい理念のはず。契約上そうしていいのかどうか素人には分かりませんが、ありゃダメです
正しい情報を企業がユーザーに提供しないから、本来売れるはずのものも売れなくなっているのではないでしょうか。そんなんだからSteamも日本で流行らないんです(人にはよってはあやしげなダウンロードサイトと思っている人もいるのでは
)加えて、今だにパッケージ販売が主流となっている日本では、ダウンロード販売業に強くない大手パブリッシャーがパッケージ品をより多く買ってもらう為、ダウンロード販売にはわざと関心を示さないのでは?なんて陰謀論も囁かれるくらい
情報リソース。格差社会発生のファクターは、情報格差に始まるのだなぁとつくづく思い知らされます。民主主義に隠れた情報操作とは誇張し過ぎかもしれませんが、あらゆる業界にそれが存在するのもまた事実・・・。とてもこわいですよね
MHWもグローバル化を視野に海外でのプラットフォームが国内とは異なり、おそらくギルドならずとも、ユーザーが本作に期待する売上高は1000億以上に設定されているはずです(常に目標は高く)個人的には海外の方ともひと狩りしたかったのですが、どうか国内だけでも、古参ハンターと近代ハンターも仲良く「ひと狩り」できるシステム及び環境をメーカーが与えてくれることを祈ります
敬具
ランキング参加中です♪皆様の激アツ一票で応援してペピポ☆
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
10/31(火)「神託というより悪夢なのでは?」の巻
をお送りいたします♪じゃあさ!!次回もデスクトップモニターに「魔球」投げつけながら読も見ようよ
「神託というより悪夢なのでは?」の巻
~水没林、フェイリンメイリン国領内....
ザッザッザッザッザッザッ
(セルタスネコから成る隊列が、足早に神殿へ一直線に繋がる閑散とした公道を行進していく。その光景を道端より眺めるクシャナネコと土着感の強い銀トラ猫の後ろ姿..)
耶律恵烈頭「ずいぶん騒々しいでニャすな。戦の準備でニャすか?」ザッザッザッザッ(目の前を通り行く、少し緊張気味のセルタスネコの行進を目で追っている)
ネカウ「新兵の戦闘訓練だ。南部に増援を送るらしい」ザッザッザッザッ
耶律恵烈頭「新兵・・・炭鉱夫出身の者が多いでニャすな・・」ザッザッザッザッ
ザッザッザッザッザッザッザッ・・
(行進する猫が纏うピカピカ新品のセルタス装備に相反し、下半身から見える毛並みが土汚れしている者が多く混ざっている)
ネカウ「志願者だけではなくなってな・・。先日、強制的に徴兵が行われたんだ」
耶律恵烈頭「にゃんと・・」
ネカウ「察しの通り、腕っ節に自慢がある炭鉱夫から多くの者が抜擢された。セインツのメンバーからも、直政とバスコダが従軍することになったよ」
耶律恵烈頭「彼らが抜けた影響は?」
ネカウ「元々、軍事に興味があった直政にとっては、戦地で起きている過酷な現実を知る良い機会になるだろう。そして人脈の広いバスコダは従軍に乗じ、海に出ることが容易になった。上手く二人が「名誉の戦死」を装えば、クルセイダーズと連携を取ることも可能だ」
耶律恵烈頭「二人にとっては予想不能な事態もセインツにとっては好機・・。フレッカー宅で待機している用心棒と接触させてみるも良し・・・でニャすな」ふむ・・
ネカウ「うむ。まずは彼らが本当の戦死にならず、無事に生きて帰ってくることを祈るしかあるまい。私がこのクシャナアンクを被っていられるのも、次の徴兵次第かもしれないな・・。天啓を授かるのも時間の問題か・・・」ぴん(猫耳に付けているまあるいイヤリングを猫指で弾く)
耶律恵烈頭「天啓?」
ネカウ「ああ・・この仮面を被るようになってからだ。不思議な夢をみる。最盛を極めたこの国に、突如何処からともなく現れた黒い闇が広がり、猫民が絶望と共に朽ちて果ていくというものだ」
耶律恵烈頭「それは神託というより悪夢なのでは?」
ネカウ「途中まではな。だが、毎回終わりが決まっているのだ」
耶律恵烈頭「というと?」
ネカウ「短い間に栄枯盛衰を極め、絶望の闇に飲まれてしまった領内だが、荒廃したニャー神殿の最上段に、眩い光と共に現れた預言者の出現により、猫民は再び活力を取り戻し、復興に尽力していく・・・いつもここで目が覚めるのだ。この啓示を君はどう思う?」
耶律恵烈頭「もしかしたらネカウ殿の仮面には、奇面族の秘術が宿っているのかもしれませんでニャすな」にゃはははははは
ネカウ「真面目な話しだ。私とて、ダミアンに法務を託されている法治主義の猫・・・不可思議な夢に惑わされるほど感傷的ではない。だが、捨て置く程、愚直でもない。必ず何か意味があるはずだ」ふむ・・
耶律恵烈頭「どちらにせよ、思慮深いネカウ殿に、そのマスクは非常に似合っているでニャす。是非とも、次回の徴兵の際は、病気になることをオススメするでニャす」にこ
ネカウ「仮病か・・・ドキドキノコでも手当たり次第、食してみるか・・。だが、それでは余計に幻覚に惑わされてしまう」ハハッ(と爽快に笑う耶律恵烈頭)
耶律恵烈頭「ダミアン殿もネカウ殿の才能を深く買っておられるでニャす。必要とあらば、一時的に亡命するのも良いでニャす」ははははは
ネカウ「フレッカー氏の屋敷にか?あいにく、私は向精神薬には頼らない主義でね。むしろ怒りすら覚える」ちら
喉あらば叫べ 耳あらば聞け 心あらば祈れ・・
(木の下で黒龍伝説を経文のように唱えながら俯く少数の猫民がたむろしている)
耶律恵烈頭「いにしえ麻薬・・・邪龍教徒は更に増加を?」
ネカウ「ああ。いよいよ領内を侵し始めた。お前たち!!公共の場で何をしているか!!恥を知れ!!」
シャアアアアアアアアア・・・
(と、不満を露わにしながら去っていく猫民達)
ネカウ「今はまだあの程度だから良いものを・・。耶律恵烈頭。国を蝕む要因は、国が抱えるイデオロギーの脆弱性に対する国民の反発以外に、何があると思う?」
耶律恵烈頭「不況と信仰。共に密接な関係にあるでニャすな」
ネカウ「そうだ。生活が豊かで無ければ心も乏しくなり、すがりつく対象が欲しくなる。信仰の力は絶大だ。ドグマが心情を超えた時、理知ある者はその理性を失うおそれがあるからだ。人型社会の歴史を振り返ってみても、強い信仰を抱く団体が、その支配体制が及ぼす圧力からの自由開放を求め、国に背き、戦争にまで発展したという記録は数々みられる・・。ニャン=ジュストほどの男ならば、そんなことは百も承知のはずなのだが・・・」
耶律恵烈頭「国の権威が認めているのなら、抵抗はないのでは?」
ネカウ「次第に力をつけた彼らが、権力体制の変革を求め始めたら結果は分からんよ。いや、待てよ・・。もしもニャン=ジュストが、それを承知で邪龍教を認めているのなら・・彼は本当に邪龍教に身を捧げたという証拠・・・才知に長けた男が、己の意のままにその貪欲な野望の限りを尽くした後、行き着く領域とは・・・・となれば、耶律恵烈頭。この国の行く末は、やはり私がみた夢同様、深い闇の中にしかないぞ」
耶律恵烈頭「ニャすな。薬に心身共に侵された猫民による、隷属的な支配機構・・。構成員たる猫民の意志を自在に操り、この広大な水没林の大地を領有し、各勢力に挑む・・」
ネカウ「違う・・・そうか!ニャン=ジュストの眼は既に水没林にはないのだよ!!」
耶律恵烈頭「??」
ネカウ「猛豚を傀儡に、権威の盾に隠れ、思いのまま為政に辣腕を振るい、外敵にも対抗出来る国力を得た今、ニャン=ジュストの求めるものとはなんだ!?」
耶律恵烈頭「猛豚から国家元帥という最高位を剥奪することでニャすか?」
ネカウ「忘れたか!?ニャン=ジュストは冷酷なまでの現実主義者であるということを!!その奴が本来、政治とは切り離して考えるべく信仰に手を出したのだ!!しかも邪龍崇拝という大陸にとって最も悪しき存在を唯一神として認めたのだ!!これが何を意味するか・・・・奴の意識は既にこの水没林の戦いにはない!!」
耶律恵烈頭「・・各勢力をここで倒し、従属化させ、次の大戦を描いていると・・?」
ネカウ「もっと現実的な脅威を考えろ!!奴にとってこの水没林の勝敗など、もはやどうでも良いのだ!!猫軍が勝とうとも、敵が勝とうとも、それをすべて喰らい尽くす絶対的な力を奴が手にしたとすれば、どうなる!?」
耶律恵烈頭「!?」
ネカウ「もはやニャン=ジュストは、この猫民だけの小さな集合体などに執着はしていない!!奴が次に傀儡にしようとしている脅威とは何か!?」
耶律恵烈頭「・・・脅威・・・・まさか・・・邪龍を!?(タンジア海域で、ダミアン殿と目撃した黒龍・・・あの凶禍を操ろうとでも・・!?)」
ネカウ「言ったはずだ!ニャン=ジュストは薬に溺れようが、権威に溺れようが、現実主義者であることには変わりはない!!邪龍教を己の強欲の為、利用しているのは、大陸レベルの脅威を手にしようと目論んでいるからだ!!」
耶律恵烈頭「その推測が本当ならば・・既にニャン=ジュストは邪龍と何かしらのコンタクトを取っているということになるが・・・果たしてそんなことが可能なのか?」
ネカウ「それを手にしたからこそ、人型である邪龍教徒を神殿に迎え入れ、自身も邪龍教徒として、さも服従してみせているのだろう。邪龍を傀儡に、大陸全土を・・・・となれば、奴が描く次の大戦とは・・・・・最終戦争だ!!」
耶律恵烈頭「なっ・・バカを言うな!!そもそも最終戦争の相手とは一体なんだ!?」
ネカウ「おそらくは創造主」
耶律恵烈頭「!!」
ネカウ「ニャン=ジュストは邪龍を武器に、大陸を制し・・・・そうか!!奴の求める姿とは君主でもなければ神でもない!!自分自身が大陸の法になることなんだよ!!」
耶律恵烈頭「強欲なまでの法家が望むもの・・・大陸のあらゆる徳治を排除し、世界を拘束する規律を創り上げた自身の名が、後世の人々に・・・未来永劫に万民を強圧する法となること・・・それ即ち、世界を築き上げた創造主への抗戦を意味し、大陸への冒涜に値する蛮行だが・・・しかし・・」
ネカウ「耶律恵烈頭!私は暫く篭もるぞ!!」バッ
耶律恵烈頭「では、ダミアン殿に託された法務を完結させると?」
ネカウ「ニャン=ジュストの姦計に対抗出来るは猫民の結束力のみ!!未来は、ロベスニャエールが実現しきれなかった、猫民憲法(キャッツ・マグナカルタ)にこそあるのだ!!」ダッ
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~フェイリンメイリン国領内、ロイ・ファウラーの工房....
カンカンカンカン!!
(閑散とした広い工房内の立派な金床で、溶岩のようにオレンジ色に染まった板金を鍛造用の槌を片手に打ちつけている、頭の毛をリーゼント風に固めた茶アイルーと、その傍らで鍛錬の助手をしていると思われる民族衣装を纏った黄トラ猫の姿。二人から少し離れた所では、耶律恵烈頭が頭を抱えながら立ち尽くしている)
ダミアン「そうか!!ネカウがようやく本腰を入れてやる気になったか!!」カーーーーン!!(顔を油まみれにしたまま、笑顔で槌を振り下ろす)
耶律恵烈頭「はい・・。しかし、彼の推測は少々飛躍し過ぎでは・・・もしかしたら、自分がみた夢の内容に感化されているのかもしれませんでニャす・・」カーーーーン!!
ダミアン「預言者の仮面を被った法家ってか!?最高じゃないか!!」カーーーーン!!
耶律恵烈頭「ご冗談を。・・・・と、私もネカウ殿に同じことを言ったのか・・」ふむ・・
ダミアン「ニャン=ジュストも然りだ!!獣人最凶の姦臣が、ちっぽけな国造りに飽きて、次は邪龍を誑かし、今度は姦雄になろうっていうことだろ!?おもしれぇじゃねぇか!!なぁ、ジェラード!!」(金床上の金属を真剣な眼差しで見つめる助手に語りかける)
ゲルハルト「みゅみゅみゅ」(「そんなことはいいから早く打て」と言わんばかりに催促する)
耶律恵烈頭「私には理解不能でニャす・・。あんな禁忌以上の禍殃を・・飼いならそうなど・・」
ダミアン「タンジア海域で見た黒龍!!あれのことか!?」カーーーーン!!
耶律恵烈頭「・・・・・・・・・・」こくり
ダミアン「見る者の度肝を抜く絶対的な存在感!!あの時は正直、俺も死を覚悟した!!だが!!」バッ(顔の毛の奥を伝う汗の水飛沫を弾かせ、槌を高く振り上げると共に同志を顧みる)
耶律恵烈頭「??」
ダミアン「俺たちはこうして今も生きている!!!!」カーーーーーーーーン(渾身の一撃を叩きつけると同時に星屑のような火花が散る)
耶律恵烈頭「・・・・・・・・・・・」
じゅ~~~~~~~~~~~
(すかさず板金をハサミで掴み上げ、水が入った大釜の中に入れて焼入れをかますゲルハルトの顔は、同時に沸き起こる凄まじい湯気によってすぐに隠れてしまう)
ダミアン「黒龍降臨という死の宣告に対し、俺たちは無意識的に抗う選択をしたんだよ、耶律恵烈頭。だから俺たちは今、こうして新しい仲間と共に、新しい未来を築き上げようとしているんだろ?」にかっ(汗で汚れた顔を爽快かつ快活に見せる笑顔を決め込む茶アイルー。汗を拭うと自慢のリーゼントのようにまるまった毛先が凛と跳ね上がる)
耶律恵烈頭「・・・・・・・・・(つくづくフレッカー氏の目利きは間違っていなかった・・・黒龍を目の当たりにし、その脅威を感じながらも、決してこの方は恐れてはいない!!この国の猫は・・・否!大陸の猫民は、ダミアン・ギーユという指導者を求めている!!)
ダミアン「ジェラード、これが終わったら、飯にしようぜ。お前の持ってきた「携帯あんまん」ってやつ。蒸すとすげぇ美味いのな」じゅ~~~~~~~(ゲルハルトを覆う白煙に「ぺしゃんこになった」携帯あんまんをかざす)
耶律恵烈頭「・・・・・・以外と予知夢かもしれんな・・・。ネカウ殿の夢は・・」フッ
ダミアン「♪♪」じゅ~~~~~~~(みるみるうちに膨れていく携帯あんまんを嬉しそうに眺めている)
ゲルハルト「ごほっごほっ」じゅ~~~~~~~(蒸せる黄トラ猫が水に浸けているのは、車輪のような「まあるい円形部品」である)
耶律恵烈頭「・・・・・・。それはそうとダミアン殿。一体、何を作られていたのでニャすか?」む~~~
ダミアン「工場長のとっておき♪」じゅ~~~~~~~(むくむくと膨れていく携帯あんまん)
耶律恵烈頭「??」
ダミアン「お前も食べるけ?」むお~~~~~(と旨味の湯気を出しているふっくらあんまん)
耶律恵烈頭「いえ、私は」はむっ(懐から大量のジェリービーンズを出して一気に食らう)
ダミアン「そんなのばっかり食べてると歯が溶けるぞ」あちちち・・(あんまんとは熱き食べ物である)
ゲルハルト「ほにゃら、ふみふみ(ほんじゃあ、俺は行くぜ)」ぬぎぬぎ(タオルで水浸しになった顔面を拭いている)
ダミアン「なんだよ?ランチはよ?」あちちち・・
ゲルハルト「みゃんみゃん、にょにょにょ(あんまん、もういらない)」てってってってってっ・・(肉球の音を弾ませながら、工房の出入り口である半開きになったシャッターの方へと歩いて行く)
ダミアン「壁塗りに戻るのか?外壁は完成したんじゃないのか?」むきむき・・(あんまんの皮を丁重に剥いている)
ゲルハルト「ほにゃ~~って、ふみふみ。ほにゃら、はこずわり(仕上げだ。外壁の工事に伴い、領外からの地中移動を防ぐ為、領地の周囲を円状に囲む外壁の下に、同等の石壁を埋め込む)」てってってってってっ・・
ダミアン「そうすると下からの侵入は無理になるってことか・・。あんたらはよ?領外にいる仲間への伝達手段はどうすんだ?」むきむき
ゲルハルト「にゃ~~~~ご。ニャニャニャ、ほにゃら、うぃすかーぱっど(もう済んだ。あとは連中の到着を待つだけだ)」てってってってってっ・・
ダミアン「おもしれぇだろ?あいつ」くすくす
耶律恵烈頭「クルセイダーズの猫は優れた戦士ばかりだと聞いてニャす。しかし彼は何故、猫文語を?」
ダミアン「さぁな。よぉ、ジェラード!たまにはあんたが「口語を発声」しているのを聴きたいんだが!?」
ゲルハルト「はいニャ」よっ(シャッターを潜って工房をエリアをアウトしていく)
ダミアン「はははははは。な、やっぱりおもしれぇだろ?セインツにも、ああいう気骨の士が欲しいもんだ」むきむき
耶律恵烈頭「今後、クルセイダーズの猫を勧誘するのもいいでニャすな」
ダミアン「ああ、そりゃ無理無理。なにせ、あいつらはとんでもねぇ絆で結ばれているからな。手本にすることは出来るが、引き抜きは考えねぇことだ。猫としての信頼を失うぞ」あちちちち・・(あんまんの皮を剥いたところで、中で煮えたぎるこし餡の情熱は冷めず)
耶律恵烈頭「うむ・・それは残念でニャす・・」スッ・・(またジェリービーンズを懐から出す)
ゴロゴロゴロゴロ・・・
(外エリアから聞こえる大気の摩擦音が工房内に響く)
ダミアン「またスコールだ。ご先祖達は水に濡れるのを嫌がったと聞く。それを踏まえると、現代の猫がこうして水没林に居座っているっていうこと自体、進化の証なのかもな」ふ~ふ~(あんまんを冷ましてる)
耶律恵烈頭「毛色も、今の方が多彩であるというでニャす」(手元の色とりどりなジェリービーンズをまじまじと見つめる)
ダミアン「長い歴史を経て、理知を得た今・・負けるもんかよ。ハンターにも・・モンスターにもな」
耶律恵烈頭「・・・・・・・・・・・」こくり
ダミアン「けど、この絶品のあんまんを作ったっていう、女ハンターには会ってみてぇ」ふ~ふ~
耶律恵烈頭「クルセイダーズの女首魁・・・やはり、私も頂くでニャす」スッ・・(ジェリービーンズを懐にしまい、ダミアンの横に腰を下ろす)
ダミアン「おう。うめぇぞ♪」ぱかん(あんまんを2つに割ると中から神々しいこし餡の湯気が漏れる)
耶律恵烈頭「彼らが信義を貫くようにまた、セインツも激しく生きましょう」にこっ
ザアアアアアアアアアアア・・・・
(降り始めた雨音の中、二人だけの工房内で仲睦まじくひとつのあんまんを分かち合うダミアンと耶律恵烈頭。勢い良く片割れのあんまんをかじった耶律恵烈頭が猫舌をやられるのを見て、大爆笑するダミアン)
To Be Continuedランキング参加中なんです♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
11/2(木)0時更新 「少し甘すぎたんじゃないんですか?」の巻
をお送りいたします♪ほっだらさ!!次回もあんまんの皮にジェリービーンズを大量に貼っつけた「キラキラあんまん」を食べながら読も見ようインスタ映え間違いなしだぞ!!
「少し甘すぎたんじゃないんですか?」の巻
~水没林、旧狩猟エリア....

しゃばしゃばしゃばしゃば・・
(水浸しの大地を行く二機のネコ式火竜車。と言っても前面装甲の装飾は火竜ではなく、猫型に仕上がっており、キャタピラの側面を覆うホイール的なカバーにもパウパッドマークが採用されている)
ガガガガガガガガガ・・・

(小刻みに揺れながらゆっくりと進んでいく火竜車は二機共、「カジキマグロ」を積んだ荷車を牽引しており、どうやら輸送中の様子である。また、一機の火竜車には黒衣のフードコートを纏った人型女性が搭乗しており、獣人サイズの前面装甲からその上半身を覗かせている。そして何よりも珍妙なのは、その火竜車二機に付きそうように、一頭の灯魚竜(チャナ科)が並走していることだ)

ガンピー「ねぇ、ちょっと休まない?あたしもぉ~お腹ペコペコ」(すんごい酒焼けした「おネエボイス」のチャナ科系女子が、火竜車の上で「ぴったりと」肩を並べて搭乗している青いどんぐりシリーズを装着した獣人兵士二人に話しかける)
猫兵A「まだたいして歩いてねぇだろうが

猫兵B「お前、一応ボディガードで派遣されてきたんだろ?まったくぺちゃくちゃうるせぇチャナだぜ」ガガガガガガ・・

ガンピー「あたしだって好きでやってるわけじゃないしぃ~


猫兵A「その女帝様が所望だっていうから、ブツを運んでるんだろうが」ちら(牽引しているカジキマグロを振り返って見る)
ガンピー「あんた達もよく考えるわよね。漁船を偽って、いにしえ麻薬を魚の胃袋に詰めて輸送するなんてさ。タンジアみたいに検問がゆるゆるな場所なら、簡単に運べるものねぇ~」ぎゅるるるるるる~~(腹の虫がおさまらない)
猫兵A「そのアイデアを考えたのはこいつらさ」ちら(右隣に並走する火竜車を見る)
ガガガガガガガガガ・・・

(黒衣のフードを纏った人型女性と、その従者と思しきゴアネコシリーズを纏った獣人が黙ったまま一直線を見つめながら火竜車の小さな甲板上に並んで立っている)
ガンピー「ねぇ。あんた達、タラスクギルドってブラックギルドの傘下なんでしょ?やっぱり薬の製造はブラックギルドがやってるわけ?」
ジーナ「・・・・・・・・・・・・」ガガガガガガ・・(澄んだバイオレットの瞳は遠くを眺めたままである)
ガンピー「生意気

ジーナ「無償ではありません。あなた方の製品とご交換ならば。その交渉をする為に私は参りました」ガガガガガガ・・
ガンピー「必要な質問には答えるのね。あんた達、人型の耳って都合良く出来てるのねぇ~!」ぷんすか

ジーナ「あなた方のパフューム・・ヒロインドミネーションは大陸でも唯一無二の媚薬・・。残念ながら殿方にしか効力はないということですが、是非、体験してみたいものです」くすっ
猫兵A&B「・・・・・・・・・・・・・」ガガガガガガ・・(ジーナの微笑に魅了されてしまったかのように二人揃って見つめている)
ガンピー「嫌な女。あんた達、邪龍教がパフュームを手にしたところで、結局は暗黒商会に渡るだけじゃない。せいぜいフレデリック様の前では、大人しくしてることね。生意気言ったら、頭から丸かじりしてやるんだから」
猫兵B「おいおい、お前ら孤島だって、援軍ついでに交易をしにきたんだろう?だったら五分五分じゃねぇか」ガガガガガガ・・
ガンピー「嘘!とかなんとか言っちゃって、あたし達の戦力を盾に自軍の消費を減らそうって魂胆なくせして」
猫兵A「どっちがだよ。東部に駐留したまま、一向に動かねぇくせして」ふん
猫兵B「おおかた、騎士団とクルセイダーズの戦力が弱まったところにとどめを刺そうってんだろ?みえみえだぜ」ガガガガガガ・・
ガンピー「ほんと、人間も猫も生意気



猫兵A「この辺りは元々狩猟エリアだったんだ。その辺に釣りカエルでも泳いでねぇか?」
猫兵B「その大口を開けながら歩いてりゃ、向こうの方から勝手に入ってくるかもな」ニャハハハハハハ
ジーナ「フフ・・」
ガンピー「なによ!!揃いも揃ってバカにしちゃってさ!!今すぐあんた達を食べたっていいんだからね!!」しょきぃ~~ん

猫兵A「文句言うな!こっちだって好きでおめぇに護衛してもらってるわけじゃねぇんだぞ!?」
猫兵B「ごちゃごちゃ言うなら、麻酔弾の連射をお見舞いしてやる!!ゆっくり眠れるぜ!!」スチャッ(短機関銃型ライトボウガンを向ける)
ガンピー「やってみなさいよ!!そんなことしたら、せっかく結んだ盟約だって「おじゃん」なんだから!!そしたらあんた達が最も恐れる宰相様が黙っちゃいないわよね!?ええ!!」ぎゅるるるるるる
ジーナ「ニャン=ジュスト様は最初からどなたも頼りにしてはおられません」
猫兵A&B&ガンピー「はぁ?」
ジーナ「あの御方は孤独なペシミスト・・。有機体が繰り返す永劫的かつ円環的な食物連鎖に、終焉という救済を与えようとなさっているだけなのです」
ガンピー「意味わかんないし。それが猫における独裁社会だっていうわけ?」
ジーナ「既にあのお方は猫の形にして猫にあらず・・・合一に成功された境地とは、その御方にしか体験出来ない無限の秘奥にあるのです。ならば私達は見届けるまで・・・闇の彼方に何が待っているのか・・・・」
猫兵A&B「・・・・・・・・・・・・・・・」ガガガガガガ・・
ガンピー「・・・・・・・・・・。って、なに言ってんの?薬とヤバイ宗教にのめり込み過ぎ。思想や信仰に憑かれたって何もいいことないわよ?真理なんて存在しないんだから。それを知りたければ石にでもなることね」馬鹿らしい

ジーナ「栄枯盛衰・・・真理の根源とは誕生ではなく、破滅にこそあるのかしら・・・」
しゃばしゃばしゃばしゃば・・
(火竜車と灯魚竜は、やがて広大な疎林が広がる浸水林エリアへと入っていく)
ガンピー「あたしは平気だけど、そっちは大丈夫なわけ?」じゃばじゃばじゃば・・(次第に深くなっていく水場を進んでいく灯魚竜)
猫兵A「心配すんな。こいつは小舟代わりにもなるんだ」よっせよっせ

ジーナ「私も手伝います」(従者からオールを貰い受ける)
すいすいすいすいすい・・・
(マングローブの間をぬって奥へと進んでいく一行。ガンピーは空腹を満たす為、口を半開きにして水を「ざぶざぶ」と飲みながら泳ぎ進んでいく)
猫兵A「交渉は任せたぞ。一応、俺達も付きそうが、それはあくまでもブツを守る為だからな」がぽん

ジーナ「殿方にとってはそれほどの脅威ですか・・」すいすいすい
スファアアアアア・・・・・
(薄茶色の水面に映える、紫色の化合物が懸濁液のような軌跡を描きながら流れてくる)
猫兵B「おいでなすったぞ。俺たちはここで待機している。慎重にな」(オールの手を止め、水面上に火竜車を待機させる)
ジーナ「寛容であることを願います」すいすいすい・・
ガンピー「いいこと?フレデリック様の前で生意気言ったら、その可愛らしい顔をまるのみするからね」(横で微笑むジーナ)

ジャブジャブジャブジャブ

(樹々を抜け、水面上の毒液を辿っていくと、熱帯雨林に囲まれた小さな湖の真ん中で、小舟に乗ったルドロスZ女子(剣士&ガンナー)二名に挟まれながら、ショッキングピンクをした「まあるい海綿質」の襟巻を「優雅に」洗ってもらっている紫水獣の姿が見えてくる)

フレデリック「・・・・・・・・・・・・」ジャブジャブジャブ♪(従者のルドロス女兵士達が嬉しそうに襟巻をすんごい泡立てながら丁寧に洗っている)
カーブー「彼女との約束・・・それが俺の生きる証だ!!」
フレデリック「・・アンジェリカの意志を継ぐもの・・それがお前というわけか」
カーブー「だからこそだ・・・」
フレデリック「・・・・なんだ?」
カーブー「お前の理非曲直を、彼女に代わり俺が正す!!」
フレデリック「・・・・・・・(川村・・・愚直なまでに己を律する男・・・・だが・・・・私もまた・・・・・)」ジャブジャブジャブ♪
ピンク毛そばかす顔のルドロスZ女子「お痒いところはございませんかぁ~♪フレデリック様ぁ~♪」ジャブジャブジャブ♪
同じくピンク毛そばかす顔のルドルスZガンナー女子「あったらじゃんじゃん言ってくださいましねぇ~♪」ジャブジャブジャブ♪
フレデリック「・・・・・・・・(南部に駐留するクルセイダーズに、ドボルヘルムを被った男の目撃情報は未だ届かん・・・。だが、いずれ戦局は動き出し、北部南部共に激しい戦闘が起きるはず・・・川村よ。お前はその時を待っているのか・・?)」ジャブジャブジャブ

ジャブジャブジャブジャブジャブジャブ・・・

(水面に浮かぶ紫水獣が全身泡に包まれていく中、灯魚竜と火竜車の小舟が一艇、緩やかに流れて来る)
ジーナ「あの方が貴方方の女帝ですか?」すいすいすい・・
ガンピー「そう。入浴中みたい。フレデリック様ぁ~!タラスクギルドの使者を連れて参りましたぁ~♪」ぷかぷかぷか
フレデリック「ご苦労。例の物も持参してきたか?」ブクブクブクブク

ガンピー「はい。少し離れた所に。なにせ獣人兵が雄なもので」ぷかぷかぷか(口を半開きに、顔面を半分水に浸からせながらアホな顔して言う)
フレデリック「そうか。では、使者というのは女なのか?」ブクブクブクブク

ジーナ「ジーナ・ジラント。お初にお目に掛かります」へこり(と、従者と共に頭を垂れる)
フレデリック「・・・・・・・・・・・・・」クンクン・・
ジーナ「??」
フレデリック「既に毒牙に侵されている人型か・・くだらん」
ジーナ「・・・・・・・・・・・・・」(憮然とした表情で紫水獣の背中を睨む横では、嬉しそうな顔をした灯魚竜の顔面が)
フレデリック「それで、そのいにしえ麻薬を交換条件に、我がパフュームと取引したいと申すのか?」ブクブクブクブク
ジーナ「はい。貴方が創出する芳しきその清香たるや・・」
フレデリック「阿るのはよせ。それとも、交渉相手に媚び諂うのも精神刺激薬の副作用であると?」ウフフフフフ(と軽やかに冷笑するルドロスZ女子二人)
ジーナ「では率直に申し上げます。我がタラスクギルドはヒロインドミネーション一瓶につき、いにしえ麻薬10万ゼニーに相当する量を差し出します。これは末端価格でもなければ最高額でもありません。妥当な取引額と察して頂ければ幸いです」
フレデリック「値上げには応じないということか・・」ブクブクブクブク

ジーナ「・・・・・・・・・・」こくり
フレデリック「取引の量に問題はない。支障があるとすれば、卿らタラスクギルドに我がパフュームが渡るということは、即ちブラックギルドにパフュームを複製される恐れがあること・・。最も、ドミネーションパフュームのスキルを持つ私抜きでは、完全なるパフュームの再現は出来ぬがな・・。とは言え、この取引自体、我々がブラックギルドに対し、一方的に塩を送る形になるのではないかという懸念もまたある・・そこでだ」ブクブクブクブク

ジーナ「他に何が欲しいのです?」
フレデリック「暗黒団が使っている通信技術。あれは素晴らしい。これからの戦争を大きく変える可能性を秘めている」ブクブクブクブク

ジーナ「伝えておきましょう」
フレデリック「ほぉ・・やけに素直だな。卿はそれほど位が高い官職に就いているのか?」ちら
ジーナ「我が眼は宿命の戦いと共にあり、我が口が発する契約は避けられぬ死を意味します。天と地とを覆い尽くす、彼の者の名をお忘れないように」ファッ・・・(風と共に被っていたフードが取れ、婉美艶やかな黒髪と印象的なバイオレットの瞳が露わになる)
フレデリック「!!」(紫水獣の瞳に投映されるジーナの美顔)
ジーナ「??」
フレデリック「・・・・・・・・・・・・・」
ジーナ「如何なさいますか?交渉を一旦中断し、我々の次なる返答が揃い次第、また再開するか・・」
??「フレデリック様ぁ~~~~~~!!」
ガンピー「あらやだ。この汚らしい、如何にもペッコ感丸出しの声の持ち主は・・」ちら(上空を眺める)

エヴェレッソン「フレデリック様!!北部より伝令に参りましたぁ~!!」しゅとぉ~~~~ん

フレデリック「・・・・・・・・・・・・・・」ブクブクブクブク・・

エヴェレッソン「フレデリック様・・・?」もしかして、あたしが「ちっさ過ぎて」見えてないとか・・
ルドロスZ女子二名「はい、できあがり~~♪」ざぱぁ~~~~ん

フレデリック「・・・・・・・・・。ああ・・・エヴェレッソンか・・・」びしょんびしょん・・

エヴェレッソン「ええ・・大丈夫ですか?」
フレデリック「うむ・・・それで。一体どうした?そなたはオステルマン隊の食客として北部に入っていたはずでは?」
エヴェレッソン「そのオステルマン将軍より伝言を授かって参りました」
フレデリック「ほぉ・・修羅尊威と呼ばれる鬼将軍が何用と?」
エヴェレッソン「コホン・・「これより北部に駐留する忌々しき神殿の騎士団に対し、本格的な戦闘を開始する。よって貴殿らアクアパラダイスモーテルには北上して頂き、我らと共に神殿の騎士団を挟み撃ちにして欲しい」以上です!!」はぁ・・はぁ・・
ガンピー「なによ。結局、あたし達の戦力が必要なんじゃない。素直にお願いしますって言えばいいのよ」ふん

フレデリック「戦局がついに動き出したか・・・」ちら
ジーナ「・・・・・・・・・・・」
フレデリック「ジーナと申したな」
ジーナ「はい」
フレデリック「聞いての通り、我々は軍を動かさねばならなくなった。よって交渉は次回に持ち越したいが、それまでに返答を用意出来そうか?」
ジーナ「必要あらば」こくり
フレデリック「うむ。ご苦労であったな・・・ジーナ」
ジーナ「・・・・・・・・。では・・」へこり
フレデリック「待て」
ジーナ「??」
フレデリック「貴殿、出身は何処の者か?」
ジーナ「残念ながら記憶がございませぬ。タラスクギルドが帰る場所・・・とでも言っておきましょう」
フレデリック「・・・・・・・・・・。また逢おう、ジーナ。これは嘘ではない」
ジーナ「・・・・・・・・。是非。私も次の謁見を楽しみに・・」へこり
すいすいすいすいすい・・・・
(礼をしたジーナをそのままに、小舟と化した火竜車をオールを漕いでバックさせていく従者。その姿が霧に紛れて見えなくなるまで見送るフレデリック)
フレデリック「・・・・・・・・・・・・」
ガンピー「少し甘すぎたんじゃないんですか?あんな小生意気な小娘、ガブっと噛んでやれば良かったのよ!」ぷんすか
フレデリック「小生意気な小娘か・・・フフ・・・まったく、他人の空似とはよく言ったものだ」
エヴェレッソン「??」(下の灯魚竜と目を合わせて不思議がる)
フレデリック「アンジェリカ・・・・・」
アンジェリカ「嬉しいからよにこあなたと一緒にいれて♪」
フレデリック「・・・・・・・・・・・(声色こそ違えど、恐ろしいほど似ていた・・・・アンジェリカ・・・・・まさか本当にお前が・・・・・)」
ガンピー「フレデリック様。どうします?北上するんですか?」
フレデリック「ああ・・・その件だが、軍を二分する」
エヴェレッソン「と申しますと?」
フレデリック「北上部隊、つまりオステルマン隊への援軍は、エヴェレッソン、そしてガンピー、お前たち二人に委任する」
ガンピー「やったぁ~♪って、フレデリック様はどうするんです?」
フレデリック「お前たちの出撃と共に南下する。行くぞ、アルマ、テルマ」はぁ~~い♪(と紫水獣の両脇を挟む小舟に乗ったルドロスZ女子が快い返答をする)
エヴェレッソン「南下・・・ということは、クルセイダーズと決着を!?」
フレデリック「無論・・だが、その前に・・・・」
バシャアアアアアアアン!!
(沿岸の密林地帯目掛けて毒液ボールを吐く紫水獣)
アルマ「敵襲ですかぁ~?」きょろきょろ
テルマ「もういないみたぁ~い」きょろきょろ
フレデリック「騎士団の密偵・・・またはナイトだろう。いけ好かない連中だ。姿は眩ませても、その雄の汚らわしい臭いだけは誤魔化せん」
ガンピー「盗み聞きなんて超最悪~!だから男って嫌い!!」ぷんすか

エヴェレッソン「本当にナイトならば、また我々の邪魔をしに来たのでしょうか?」
フレデリック「さぁな・・確かなのは、ギルドが奴等をこの地に放ったということ・・・必ず何かしらの任務を与えているということだ。そして・・演者は整いつつあるようだ(だとすれば川村・・・貴様の到着も時間の問題だろう・・・。伝えねば・・・あの娘・・ジーナのことを川村に伝えねばなるまい・・・そしてまた、私の想いも・・・)」
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~

シュタタタタタタタタ!!
(原生林から成る森林地帯を駆け抜けていく青銀の黒人ナイトとメタリックなネイビーカラーの白人ナイト)

シリウス「流石に気づかれてしまったな」シュタタタタタタ

アンソニー「けど、有力な情報は聞けたね。東部の海岸から侵入して正解だった」シュタタタタタタ

シリウス「海路の途中で見かけた漁船は、やはりタラスクギルドのものだったな。どうやら連中が、フェイリンメイリン国に出入りしているという噂は本当だったようだ」シュタタタタタタタ
アンソニー「あの女性・・・あんなに美しい人が邪龍信者だなんてね。出来れば彼女の心を救ってあげたいよ」シュシュ(と走りながら軽く十字をきる)
シリウス「そのミッションは他の連中に任せるんだな・・・・ん・・?」シュタタタタタタタ(駆け抜けていく木々の間から垣間見える空の様子を窺う)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(遠方の曇り空に一機の「フライング・オブジェクト」が浮かんでいる)
アンソニー「UFOだったら喜ぶだろうな・・カーブー君やロージー・・・」シュタタタタタタ
シリウス「北部に向かっている・・大型飛行船・・・暗黒団のものか・・?」シュタタタタタタ
アンソニー「さっきの「ちびペッコ」が言っていたことが本当なら、北部で起きている戦闘の援軍かもしれないね。タラスクギルドが入国しているなら、既に暗黒団もこのフィールドに来ている可能性大だよ」シュタタタタタタ
シリウス「予想通りの展開になってきたな、アンソニー。これから北部の戦闘をきっかけに、戦局が大きく動き出すぞ」シュタタタタタタタ
アンソニー「ってことは、南部にいるっていうクルセイダーズも本格的な戦闘に入るってことか・・・でもそうすれば、UBUやカーブー君も水没林に現れる・・・・また会いたいな。彼らに」シュタタタタタタタ
シリウス「サフラが懸念していた通りだ。ユクモの連中に接触し過ぎると、ミッションを見失うぞ」フッ・・
アンソニー「彼らは彼ら。僕らは僕らさ。いい人達だけどね。ポールさんも彼らと一緒に来たりして」う~ん
シリウス「考えられるな。そうなればベインズからもクルセイダーズの動向を聞くことが出来る」シュタタタタタタタ
アンソニー「あれ?今回のミッションに、彼らは関係ないんじゃないの?」シュタタタタタタタ
シリウス「俺たちの目的はDEAエージェントの救出だ。領外での騒動が大きくなればなるほど、獣人国家への侵入はしやすくなる。そのタイミングを見計らう為にも、他勢力の情報は不可欠だ」シュタタタタタタタ
アンソニー「そっか。早く終わればいいね、ミッションも・・戦争も・・・まだまだグルーミーな要素満載だ・・」はふぅ~~~
シュタタタタタタタタ・・・
(森林地帯を颯爽と駆け抜けていく二人のナイトの後ろ姿。道中、野生のゲネポスがアンソニーの美鼻に魅了されたらしく、けたたましい勢いで襲いかかるも、容赦ないシリウスの飛び蹴りを喰らい、再び森の中に消えていく・・)
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
11/4(土)0時更新 なぁ~も。なぁ~も決まってねぇです

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もマウスをおもいっきし地面に叩きつけながら読も見ようよ

今日は全部「Mな話題」
MとMが織りなす奇跡の結晶 それがM&M
どうぼ。あたモン亭チョコスキーですチョコが食べれないなら死んでもいいと思うているくらい「No Chocolate、No Life」な作者なのですが、中でもMとMが織りなす奇跡の結晶ことM&Mが好きで、毎日ちびちび食べています。本当は外出中もポッケの中にMの結晶を入れ、好きな時に「すきを見て」口の中にササッ
っと放り込みたいのですが、いかんせんチョコは熱で溶けてしまう(室温で言うならおよそ28℃以上)ので、「携帯M」こそ出来ないのが残念
そんな憎らしくも愛らしいM&Mなのですが、最近、激アツイベントを行っているのです。題して「幸せのピンク粒をさがせ!キャンペーン」です。キャンペーン内容は至ってシンプルで、この世のどこかに存在するという「ピンク色のMの結晶」を見つけろ!というものです。見つけた人は、そのピンク色のチョコを「封筒に入れて」応募すると激アツグッズが貰えるというもの。それこそ封筒の中で溶けてしまうのではないかと消費者を不安にさせてしまう内容の激アツイベントなのですが、個人的にはそんなアナログ方式に好感を抱きます
詳しくは公式サイトをばそれこれ↓
https://pink.m-ms.jp/
かれこれ10袋くらい食べていますが、まだ発見には至らず・・(いつもの癖で色をたいして確認せず、口に放り込んでしまったのがピンクの可能性大)。作者がMとMの奇跡にぞっこんになってしまったのは、以前、ドンキホーテで輸入物のM&Mを発見した時でした。その商品は実に「ファンキーM」でして、大きめの袋の中にちっさい通常サイズのM&M袋がたくさん入っており、その中に紛れて、M&Mのキャラクター型の少し大きめのチョコが入っていたのです。それだけでもおかしいのに、なんとそいつをかじったら、中からいつものちっさいM&Mがボロボロ出てきたのです
口の周りをペチョペチョにさせながら、ごっつい侠客のように豪快にわろうてしまいました
それ以来、作者はMとMの奇跡を見るたびに、つい買ってしまうようになったのですが、残念ながら、そのファンキーMとは一回しか出逢えていません・・。確か、その時、作者が「かじった」M&Mのキャラクターはブルー(少し細っこい奴)だったと思います。
↓M&Mのキャラクターには個性がある
http://www.m-ms.jp/characters/
さて、そんな「Mな話題」から始まった今日の中継ぎ記事なのですが、お次は「Mの本題」をば
実に待ち遠しい「モンスタハンター:ワールド」(以下MHW)なのですが、4gamer.net様が最新インプレッションと狩猟動画をUPしていました♪まだご覧になっていないMなハンター様は是非にどうぞです
「MONSTER HUNTER: WORLD」プレイムービー <クルルヤック&プケプケ>By『4GamerMovie』
*開発中のバージョンのため,表示など一部製品版とは異なります。とのことです
「MONSTER HUNTER: WORLD」プレイムービー<ジュラトドス&トビカガチ>By『4GamerMovie』
*開発中のバージョンのため,表示など一部製品版とは異なります。とのことです
↓4gamer.netによる「MONSTER HUNTER: WORLD」最新インプレッション
いろいろな画像も見られます♪
http://www.4gamer.net/games/384/G038421/20171025027/
なんて実は作者、狩猟動画の方はちゃんと見てないです映画もそうなのですが、あまりトレーラーに興味はなく、実際に自分で観たり、プレイしたりするまで感動をとっておきたいタイプなのです(笑)
それよりも個人的にMHW関連の記事で気になったのが、こちら。
↓gamesindustry.biz「モンスターハンター:ワールド」はPS4の普及を加速するか
http://jp.gamesindustry.biz/article/1710/17102701/
いつぞやの中継ぎ記事でも触れていた本家ギルドの狙いたるや。正確にはMHWのビジネスコンセプトの戦略について述べている記事です。個人的に同意するところが多く、勉強になりました。興味のある方はどうぞです
OK。
そんなわけで今日の中継ぎもジ・エンドにしたいと思うております
おっと。最後に。
MHWはキャラメイクが大変そうですが、作者はそこに命を懸けたい人なので、今からUBUの参考になりそうな人物の画像をピックアップし、それに近づけてキャラメイクしようと思っています。画質の良くなった人物画像をストーリーモードのイメージ画像に使うかどうかは、まだ決めていませんが、何人ものキャラクターを作れることが出来るのなら、今までイメージ画像が無かったキャラクター(ギルドナイツやブラックギルドのメンバーとか)も作ってあげたいと思っています。でもやっぱしやめた方がいいのかな。読者さまが抱くイメージを破壊するおそれもあるので、今更イメージ画像を加えずとも、それはそれでいいのかも・・。アームレスリング平川や椀方、板長なら画像化しても問題なさそうですが(笑)
なんにしても今から純粋に楽しみですよねランキングしっかり参加中なんです!皆様の激アツ一票で応援して下さいね♪
ロージー「MHWが出たら、あたしのイメージ画像も更に可愛くなるかも♪」
ファイヤージンガー「でもよ、途中から顔が変わったら、おかしくね?きっと」
ロージー「うううううううううううう」
ファイヤージンガー「そしたら次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?」
11/6(月)0時更新 「バッカみたい」の巻
ファイヤージンガー「をお送りするぜ!きっとな」
ロージー「お兄ちゃんのドボルヘルムはあるのかな・・?」
ファイヤージンガー「それより俺(ちっさめのドスビスカス)を画像化しやがれ」
ロージー「ちゃんちゃん♪」
「バッカみたい」の巻
水没林北部にて、長期に渡り対峙していたオステルマン隊と神殿の騎士団であったが、オステルマンがついにその均衡を破るが如く、自ら全軍を率いて北上を開始。その援軍要請を受けたフェイリンメイリン国側の援軍、アクアパラダイスモーテルもまた、東部に駐留していた軍を二分。一軍を北上させ、南東から騎士団を攻撃しようと北上を開始する。これに対し、神殿の騎士団ラインハルト・クリスティアン・ローゼンクロイツは、南に三番隊を、南東に二番隊を配置し、自らは護衛と共に後方で指揮を執ることになる。
~二番隊野営地....
ふぁたふぁたふぁたふぁた・・
(ローゼンクロイツ社のエンブレム(大陸のイラスト(おそらく新大陸か?)を中心にその周りを囲う様に大陸文字で社名が刻まれている)が描かれた高貴なフラッグが風に靡いている)
ぎゅりぎゅりぎゅりぎゅり・・・
(気品が漂う白銀の重鎧を纏った騎士達が、密林の野営地の所々で「肉焼きセット」を展開し、各自、その高貴な風体に似合わぬ格好をしながら「持つ所」を呑気に回している。各々、傍らには白銀のシンプルな槍形状型のガンランスを地面に「おっ立て」、この部隊が銃槍歩兵隊である様子を窺わせている。また、女性と思われる騎士は、レイア装備等でお馴染みの、鳥かごみたいに「まあるく」膨らんだ「パニエタイプ」の気品ある腰当てを着用しており、女子同士で何やらぺちゃくちゃとミニ女子会を開いたりもしている)
はふ~~~~~~~~~~~
ぎゅりぎゅりぎゅりぎゅり・・
(「はふ~ぎゅりぎゅり」とため息をつきながら肉焼きセットの「持つ所」を回している、まろやかなホワイトアッシュカラーのメゼローリーヘアー(リボンは水色)の少女。上半身はなんだかあんまし「いやらしくない感じ」の純白ビキニ、下半身はそれに相反し、ぺたぺたグーク(黒)を着用している。珍妙なのはその背後で、「きれいな箱座り」をして寝ている星竜がいることだ)
ファンクーン「はふ~~~~~~~~」ぎゅりぎゅり・・(リボンと実にマッチしたアクアブルーの澄んだ瞳はすっかり朽ち果てている)
スターマイン「ZZZZZZZ・・・・」すやすやすや
ファンクーン「はふ~~~~~~~~」ぎゅりぎゅり・・・んぼおおおおおお(肉焼きセットにセットされている生肉がコゲ肉を通り越して「燃え肉」になる)
スターマイン「火・・・いい匂い・・・・」すやすやすや
ファンクーン「はふ~~~~~~~~・・・・・・って、熱っ」んぼおおおおおお
(豪快に燃えている「燃え肉」)
スターマイン「ちょっと。うるさいんだけど・・」む~
ファンクーン「あ、ごめんなさいスターマインちゃん」んぼおおおおおお
スターマイン「それから、その「ちゃん」付けで呼ぶのやめてくれない?あたしだって、もう立派な成体なんだから・・」ふん
ファンクーン「ごめんなさい・・・あ・・これ、食べます?」んぼおおおおおお(「燃え肉」の「持つ所=骨部」を持って、それ差し出す)
スターマイン「・・・・・・・・・・・・」あ~~む(でっかい口を開ける紅いワイバーン)
ファンクーン「あはははは。いい子です、スターマインちゃん・・いや、ミス・スターマインちゃん」ぽいっ(危険な「焼け肉」を星竜の大口の中に放り込む)
スターマイン「変な呼び名やめて。周りの人間に笑われちゃうでしょ」あむあむあむ
ファンクーン「味はどうです?」
スターマイン「謎肉よりはマシかも」ふん(と、「失礼しちゃうわ的な」感じで、鼻から「焼け肉」の煙を吐きながら再び目を閉じる)
ファンクーン「んふふふふふ。スターマインちゃんは可愛いですねぇ~♪」なでなで(でっかい鼻先を擦るようになでる)
スターマイン「もう・・・恥ずかしいからやめてよ・・」くすくすくす(と、周囲で笑っている女子騎士達)
ファンクーン「同じ二番隊なんです。仲良くするのはいいことです♪」なでなで
スターマイン「あたしはラインハルト公の命令でここにいるだけ。別に・・好きでいるわけじゃないんだから。それより、もうため息はつかなくていいわけ?」ちら
ファンクーン「あっ忘れてました!!」ガガーーーン
はふ~~~~~~~~~~
(と、再びその場に項垂れる下半身にぺたぺたグークを穿いた少女)
スターマイン「・・・・・・・・・・・・・」じーーー
ファンクーン「はふ~~~~~~~~~~~」ちら(項垂れながら隣のワイバーンを白々しく見つめる)
スターマイン「・・・・・・・・・・・・・」じーーー
ファンクーン「はぁ~~~~~~~~~・・・ふ~~~~~~~~~~~」ちら
スターマイン「・・・・・・・・・・・・。絶対に何があったか聞かないから」ぷいっ
ファンクーン「あっ!!それが隊長さんに対する部下の態度ですか!?こんなに上官がメランコリーな形相を見せているのに、心配じゃないんですか!?」ぐいっ(星竜の顔から突き出ているヒレのような部位を豪快に引っ張る)
スターマイン「いでぇえええええええええええ!!!!」
ファンクーン「あ、ごめんなさい」パッ
スターマイン「もう!!どっか行って!!」くすくすくす(後ろで口に手を当てて笑う隊員達)
ファンクーン「やです!!悩み事をスターマインちゃんが聞いてくれるまで、ず~~~~~っとここにいますよぉ~~~だ!!」ぺしぃ~~~~~ん(ヒレをひっぱたく)
スターマイン「いたっ馬鹿力!!だからハンターって嫌い!!」ぷんすか
ファンクーン「そんなこと言わないで、話を聞いてくださいよぉ~♪」すりすり(星竜のでっかい顔面に自身のちっさい顔面をすりすりして懇願かます)
スターマイン「もぉ~~最初っからそう言えばいいじゃない
」すりすり
ファンクーン「どうして悩んでるの?って言ってください」すりすりすり(「すり」の速度をUPさせる)
スターマイン「ひいいいいいいいいいいなんであたしが!!」すりすりすり
ファンクーン「さぁ!!早く!!これは隊長命令です!!」すりすりすりすり
スターマイン「ひゃ~~~~~~~~~ど、どうして悩んでるの!?」すりすりすりすり
ファンクーン「そう・・・それなんです・・・」はふ~~~~~~
スターマイン「はぁ・・・はぁ・・・・・・」
はふ~~~~~~~~~~
(再び項垂れるクラーラ・ファンクーンと、まだ冷や汗が止まらない星竜。いつの間にか他の団員達が野次馬のように二人を囲みながら、立ったまま肉を食べたりしている)
ファンクーン「私の愛するグーク・・・孫星様が「異動」になってしまったのです・・」はふ~~~~~~~~(ため息の後ろで頷いている部下たち)
スターマイン「仕方ないじゃない。軍師様はあなただけの軍師じゃなくて、騎士団全体の「大軍師様」に出世したんだから。それに異動って言ったって、ラインハルト公と一緒なだけじゃない。大げさよ」うんうん(と後ろで頷く部下たち)
ファンクーン「今まで、ず~~~~っと二番隊で一緒だったんですよ!?孫星様は二番隊の専属軍師として、苦しい時も嬉しい時も、ず~~~っとず~~~っと共にしてきたんです!!しかも孫星様は私が大陸一愛してやまない「グークな御方」・・・。これが破局と言わずなんなんですかぁ~!?まるでロミオとジュリエット状態!!ロミジュリフラグ確定なんですよぉ~~~~~~」うわはぁ~~~~~~~ん(泣いた)
スターマイン「バッカみたい。大軍師様がいなくても、あなたには部下のイケメン・・カッツェがいるじゃない」うわはぁ~~~~~~~ん(と豪快に泣く上司に対し、ハンケチをそっと渡す部下騎士)
ファンクーン「カッツェさんは人間です!!私は「グークな殿方」がいいのぉ~~~!!」ぷぅ~~~~~~~ん(渡されたハンケチに向かって豪快に鼻をかむ)
スターマイン「つきあってらんない。目の前に敵が来てるっていうのに、あんたがそんなんじゃ、みんな死んじゃうんだから」ちらっ(と一斉に上司を見る部下たち)
ファンクーン「・・・・・・・・・・・」えぐっえぐっ
スターマイン「だいたい早すぎたんじゃない?あんたみたいなティーンが、部隊長なんて。イケメン・・カッツェの方がよっぽど頼りがいあるし」う~~~ん(と部下たち)
ファンクーン「スターマインちゃんだってティーンのくせに」えぐっえぐっ
スターマイン「そうよ。でもね、あたしはあたしの為に戦う道を選んだの。つまんないことで泣きわめいているあんたとは違うんだから」お~~~~~(と拍手する部下たち)
ファンクーン「私だって好きで部隊長になったわけじゃありませんよぉ~~~だっ!!」んべ~~~~~~~
スターマイン「最悪!!あんたと一緒だとイライラする!!だいたい、なんであたしがあんたと一緒なわけ!?もうやってられない!!」ずおん(四肢を立たせ巨体を起こす)
ファンクーン「私もです!!せっかく歩み寄ろうと努力してるのに、ちっとも理解してくれない「意固地なスターマインちゃん」なんかとは、一緒にやる気がしませんよぉ~~~~だっ!!」い~~~~~~~~~~だ
スターマイン「はぁ!?誰が理解して欲しいなんて言ったわけ!?あんたのその強引なやり方が嫌いなの!!うざいってこと!!」シュオオオオオオオ(怒りで全身から火属性エネルギーが迸る)
ファンクーン「う・・ざい・・・!!」ガガーーーーン(頭に鉄製のグーク人形が落ちてくる)
スターマイン「天真爛漫気取っちゃってさ!!それが目障りなの!!あたしはあんたなんか隊長として認めてないんだから!!」
ファンクーン「!!!!!!!」ガガガガガーーーーーーン(頭にたくさんの鉄製グーク人形が落ちてくる)
へなん・・・・(その場にへこたれるクラーラ・ファンクーン。それを見下ろす部下騎士たち)
ファンクーン「失格です・・・私・・・・部隊長なんて・・・・・もう辞退しまぁ~~~~~す!!」うわはぁ~~~~~~~ん(泣きながら豪快に野営地エリアを出て行く。道中、すれ違った獣人の騎士団をおもいっきし突き飛ばしながら)
スターマイン「バッカみたい」ふん(と、再び箱座りして眠りにつく)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~二番隊駐留地、最前線エリア....
サーーーーーーーーーーーーーー
(小雨と仄かな霧に包まれた水浸しのエリアで隊列を組む銃槍歩兵隊)
カッツェ「はぁ!?じゃあ、それでクラーラがいじけて出ていったってのか!?」(と驚く甲冑を外したブロンドヘアは相変わらず「かなりおっ立てた」ポンパドールである。また背中には他のメンバーとは異なるスカーレットクィーンベースの真紅の針型銃剣ガンスを背負っている)
白猫騎士「そうだミャ。ハイモなんか、な~んにもしてないのに突き飛ばされたミャ」すりすり(皆と同じシルバーなプレートアーマーの上半身部を纏った白猫が、兜越しに頭をすりすりしてみせる。また、背中には獣人タイプの立派な白銀ガンランスを背負っている)
カッツェ「おお~。可哀想に、俺のハイモ」すりすり(アーメットからはみ出る白猫の顔面に我が顔面を擦り付ける。嬉しそうな白猫)
うううん!ゴホンゴホン!
(と、背後で隊列を組んでいる部下たちが咳払いする)
カッツェ「おっと。つい俺のオトモ愛が出てしまったようだな・・。しかし我が隊長殿にも困ったものだ」う~~ん(と腕を組んで悩める上官と同じポーズをとる部下の甲冑男達)
ハイモ「スターマインも悪いミャ。隊長殿はその若さ故、二番隊の中では親身になって気軽に話しが出来る相手がいないミャ。それはスターマインも同じだからこそ、ラインハルト公は二人を同じ隊にしたんだミャ。スターマインが隊長殿の愚痴を黙って聞いてやれば、それで終わるのに、いちいち口を挟むから喧嘩になるミャ」ほみゃ~~(って呆れる)
カッツェ「仕方ないさ。思春期っていうのは、その感受性が故、他人の行動に対してアクションを起こしやすくなる年頃なんだからな」なつかしぃ~ねぇ~(と、それぞれ回想に耽る甲冑男達)
ハイモ「それじゃあカッツェの負担が大きくなるだけミャ」ほみゃ~~(って呆れながら主人の心配をするオトモに対し、全力のハグをもって返すカッツェ)
カッツェ「いいかい、ハイモ。リーダーっていうのは何も完璧である必要はないんだ」
ハイモ「ほみゃ?」(その顔が愛らし過ぎる)
カッツェ「従う人間のやる気を引き起こす、支え甲斐のあるカリスマ。その器量を備えているのがクラーラ・ファンクーンなんだ。彼女が完璧だったら、俺たち、何をすればいいんだ?」
ハイモ「・・・・・・・・・・・・・・」はい、そこ!おしゃべりしなぁ~い!!(と厳格なクラーラのイメージを心象に抱く)
カッツェ「な?相手を知らずのうちに魅了してしまい、そいつの為なら命を懸けてもいいと思わせるタリズマン的存在なんだよ、クラーラは」にこっ
ハイモ「みゅ~~~。ハイモは猫だからわからんミャ。けど、ご主人がそういうならそうなんだミャ」こいつめぇ~~~♪(とまた抱きつく主人)
カッツェ「クラーラもスターマインも意識し合っている証拠だ。青春っていうのは、ぶつかり合わなきゃ共有出来ない主張の交差地点なのさ」なぁ~~~♪(と、甲冑男達と肩を組んで小躍りしてみせる副隊長殿)
ハイモ「でもそれは普通の暮らしの中での話ミャ。ぶつかり過ぎて、どっちかの心が壊れてしまったらどうミャ?今は戦争中なんだミョ?」む~~~
カッツェ「・・・・・・・・・・・・・・」う~~~~ん・・(と部下共々ぐうの音も出ない)
ハイモ「隊長がいない隙に、敵が襲撃してきたらどうするミャ?」む~~~~
カッツェ「・・・・・・・・・コホン。それで、ハイモ君。クラーラが戻ってくる予想時間は?」ふぁっ(おっ立てた毛先を更にかき上げてスカしてみせる)
ハイモ「そうだミャ~~~~・・・今回の「いじけ具合」と過去の全例から推測すると・・・ざっと48時間コースかミャ」む~~~
カッツェ「2日!?そんなに!?マジで!?長くね!?」Oh mein Gott...
ハイモ「前に彼女が、大好きなグークTシャツに「お醤油」をこぼしてしまった時はそんなもんだったにゃん。今回はそれ以上のメランコリックかもしれないミャ」
カッツェ「誰かアスピリンG持ってね・・?頭痛くなってきた・・」nein nein nein...Ha~~(と呟く横でコップとお薬を持ってくる健気なハイモ)
ぱしゅ~~~~~~~~~~ん
(密林の上空に発煙筒が上がる)
ハイモ「斥候からの合図ミャ!!」
カッツェ「ハイモの予想が当たったようだな。どうやらまずいタイミングで、敵襲がきたようだ」ガシャコン(真紅の針型銃剣ガンスを展開する)
To Be Continuedランキング参加中です♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
11/8(水)0時更新 「遅れまして初めました」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も「ほにゃらみゅうみゅう」鳴きながら読も見ようよ
「遅れまして初めました」の巻

ザアアアアアアアアアア!!
(熱帯雨林独特のスコールがフィールド全体を覆い尽くしていく)
ふぃよよよよよん

(見慣れた提灯球(ちょうちんだま)が雨粒に打たれながら揺らいでいる)

ガンピー「んふふふふふ・・。いいじゃない、いいじゃない♪雨が降れば降るほど、あたし達にとっては有利になるんだから」(背後には「ピンク色の」ロアルスリングを構えたルドロスUガールズガンナー部隊が隊列を組んでいる)
ルドロスU女兵士「ガンピー様。上空に発煙筒が上がっています」(双眼鏡で雨空を見上げている80年代のロックアーティストみたいな奇抜なヘアをしたルドロスUガンナー)
ガンピー「あちらさんも双眼鏡を通してあたし達の北上に気づいたようね。あの狼煙は敵部隊の防衛ラインが近い証拠よ」(ぶっきらぼうな「オネェだみ声」で言ってのける)
ルドロスU女兵士「エヴェレッソン様がオステルマン隊より受けた話によれば、二番隊には火を操るという竜が帯同しているとか・・」
ガンピー「だから最高の天気なんじゃない♪孤島のマフィアと恐れられるあたし達の力を見せてやるのよ!!モゲェ~グェッグエッグエッ!!」
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~

ザーーーーーーーーーーーーーーー
(次第に雨脚が強まる密林地帯をトボトボと歩く「ぺたぺたグーク(黒)」を穿いた、上半身純白ビキニの少女)
ファンクーン「なによ・・・少しぐらい聞いてくれたって良いのに・・。私だって・・・不安なんだもん・・・。スターマインちゃんのバカ・・・」ザーーーーーー
スターマイン「天真爛漫気取っちゃってさ!!それが目障りなの!!あたしはあんたなんか隊長として認めてないんだから!!」
ファンクーン「あんな言い方・・しなくたって・・・。一番分かってるのは私だもん・・・」つぅ・・(雨に紛れて涙が頬を伝っていく)
モワモワモワモワモワモワ・・・・

(遠くの雨空に揺らぐ発煙筒の煙)
ファンクーン「あれは・・・・敵襲・・!?」
スターマイン「最悪!!あんたと一緒だとイライラする!!だいたい、なんであたしがあんたと一緒なわけ!?もうやってられない!!」
ファンクーン「・・・知らないもん・・・・スターマインちゃんなんて・・・・」ポツンポツン・・(俯く少女のびしょ濡れになったホワイトアッシュの髪に、より大きな雨粒が選択を迫るように降り注いでくる)
ザーーーーーーーーーーーーーーー!!
ファンクーン「・・大丈夫かな・・・・スターマインちゃん・・・」スッ・・(滴る雨水と涙によりぐしゃぐしゃになった顔で雨空を見上げる少女)
ザーーーーーーーーーーーーーーー!!
伝令「敵は知的生命体種と思しき灯魚竜を筆頭に、ルドロス系統の防具を装着した女戦士から成る部隊でした」ザーーーーーーーーーーー(びしょ濡れの大地の上で片膝をついたナルガシリーズの密偵)
カッツェ「間違いない。孤島のマフィアだな」(伝令の前に募る白銀の重鎧騎士団)
伝令「その数、およそ百前後。その装備からガンナー隊であることが予想出来ます」ザーーーーーーーーー
カッツェ「恐れる数ではないが・・・・」ザーーーーーーーーー
ハイモ「ハイモ達に指示をおくれミャ!!隊長殿が不在の今、指揮を出せるのは副隊長のご主人だけだミャ!!」ザーーーーーーーーーー
カッツェ「ああ・・」ザーーーーーーーー(空を見上げるその自慢の髪型も今だけはびしょ濡れに垂れてしまっている)
??「絶好の機会じゃない?隊長交代の」
カッツェ「・・・・・・・・・・・・」ザーーーーーーーーー(雨に打たれながらゆっくりと声の方向を顧みる)

スターマイン「クラーラなんていなくたって、あたしだけで勝てるわよ」ザーーーーーーーーーー(大雨の中、姿を見せる紅い竜)
カッツェ「問題はそれだけじゃない。この天候だ」ザーーーーーーーー(雨を気にしながらアーメットを被る)
スターマイン「あたしの心配ならいらない。雨で火力は落ちるけど、そもそもの力はあなた達より上」ザーーーーーーーー
カッツェ「それもある。一番の問題は俺たちの竜撃砲だ」ザーーーーーーーー(各々、雨に打たれる白銀のガンランスを見つめる)
ハイモ「これだけすごい雨じゃ、威力も半減だミャ・・。ナパーム弾なら多少効果はありそうだミャ・・・」う~~~む
騎士団員「副隊長!!敵襲が見えてきました!!」(近くの木に登り、双眼鏡を覗いたまま下にいるカッツェ達に教える)
カッツェ「正面から攻撃してくるだと・・・それほど火力に自信があるのか・・?(しかし、状況は奴等にとっても不利なはず・・・)」ザーーーーーーーーー(アーメットのバイザーを上げ、雨空を見上げる)
スターマイン「悩んでいたって敵は来る。あたしは死にたくないから」ドスン・・ドスン・・(カッツェを横切っていく)
カッツェ「待て。孤島のマフィアは、雨を利用した水属性攻撃を展開してくるはずだ。それに奴等は、男性兵の戦意を喪失させる媚薬を武器にしていると聞く。不用意に打って出るのは・・」
スターマイン「あたし、雄じゃないし」ドスン・・ドスン・・(雨霧に覆われるエリアの奥へと消えていく星竜の後ろ姿)
カッツェ「・・・・・・・・・・・・」ザーーーーーーーーー
ハイモ「ご主人!!ご命令を!!」
カッツェ「・・・・・二番隊!!迎撃態勢に入るぞ!!」
ザーーーーーーーーーーーー
ドスン・・・ドスン・・・・
(局地的に激しく降る雨の中、それを物ともせず歩んでいく紅の星竜)
スターマイン「クラーラもカッツェもいらない。あたし独りだって出来るってことを、ラインハルト公に教えてやるんだから」ザーーーーーーーーー
ジリッ・・(一歩踏みとどまる星竜の脚)
スターマイン「隠れてないで・・出てくれば?」ギロッ
ズッチュン!!ズッチュン!!ズッチュン!!
(星竜の前方より襲いかかるカラの実弾の嵐)
スターマイン「煩い!!」ドシュウウウウウウン!!(頭から尾にかけて、スパイク状の棘が突き出る。同時に両肩、両腕には羽の生えたような外観を持つ甲殻が装着され、頭部から首、腹部、尾先の周辺にかけて仄かな炎を纏う「第二段階」へと変異する)
バシャアアアアアアアアン!!
(軽やかに薙ぎ払った長いテールを纏う炎によって、カラの実弾を焼失させると同時に、弾薬の中の水が蒸発していく)
スターマイン「弾が無くなるまで抵抗してやる」ファオオオオオオオオ

ガンピー「噂通りの火力ってわけね。でも、これは狩猟ごっこじゃないのよ。さぁ!!見せておやりなさい!!」
ルドロスU女兵士「いくぞ!ガンナー!!」ダッ

ザッザッザッザッザッザッザッザッ
(雨に負けじと湿地帯エリアを進んでいく白銀の銃槍歩兵隊)
カッツェ「急げ!!銃声はおそらくスターマインを狙ったもの!!遅れをとるなよ!!」ザッザッザッザッザッザッ

ハイモ「大丈夫ミャ!敵もスターマインを見て驚いていることミャ!!」ザッザッザッザッ

カッツェ「言い切れないぞ!!孤島のマフィアはそのユニフォームの特性を最大限に活かした戦術を駆使するという!!狩猟経験が浅いスターマインは敵を侮る傾向にある!!ましてやこの雨だ!!戦況は敵が有利だと思え!!」ザッザッザッザッ

ハイモ「みゅうう!?ご主人!!あれをご覧くださいミャ!!」
ガアアアアアアアアアアアア!!
ズッチュン!!ズッチュン!!ズッチュン!!
(高密度でエリア目掛けて投下してくる篠突く雨に向かって、長い首を伸ばし、それを咆哮で打ち返す星竜。その頭部目掛け、水冷弾の速射を放ちながらにじり寄っていくガンナー部隊)
ファンクーン「!!」ハッ

ガアアアアアアアアアア・・・・・
(スコール止まない湿地帯フィールドにこだまする竜の咆哮)
ファンクーン「今の声は・・・スターマインちゃん・・!!」
ザーーーーーーーーーーーーーーー
ファンクーン「・・・・・・・・・・・・・・」
ガアアアアアアアアアア・・・・・
ファンクーン「泣いてる・・・・スターマインちゃんが危ない!!」ダッ

??「ちょいと、そこのずぶ濡れのお嬢さん」
ファンクーン「え・・・・?」ザーーーーーーーーー
??「あんまん・・・いらんかね?」(茂みの奥より怪しげな声だけがする)
ファンクーン「??」ぱちくり

ザーーーーーーーーーーーー!!
カッツェ「耐えろ!!スターマイン!!今行くぞ!!」ザッザッザッザッザッ

スターマイン「痛ぁあああああああああい!!もうこんなの嫌ぁあああああああああ!!」バシャアアアアアン


ルドロスU女兵士「怯んでいるぞ!!今だ!!」バッ

バウンバウンバウン!!
(ガンナー部隊が構えるピンク色のロアルスリングから、次々とカラ骨弾薬が放たれる)
ハイモ「なんか飛んでくるミャ!!」ショオオオオオオオオン!!(豪雨で視界が悪い中、雨音に負けない弾薬の飛翔音がエリアに轟く)
カッツェ「この音・・ステータスアタックだ!!二番隊!!ガーーーーーード!!」ガシン

ガシャーーーーーーン!!
バリリリリリリリリリ!!
ボウウウウウウウウン!!
(流れ弾が二番隊の掲げる盾の傘に降り注ぐと同時に、パラライズ効果とポイズン効果を帯びた爆破が起こる)
カッツェ「耐えろ!!このまま全身するぞ!!」バウウウウウウウン!!(掲げる盾に次々とカラ骨弾が落ちてくる。ハイモをはじめ、獣人騎士は背が低い為、人型騎士が掲げる傘の下で前方の戦況を必死に捉えている)
ハイモ「ご主人!!スターマインがぁ!!」ドウウウウウウウン!!
ガアアアアアアアアアア・・・・・
(天に向かって悲痛の咆哮をあげる星竜は、パラライズ効果のエフェクトを帯びながら全身が痺れ、身動きできない状態に容赦なく毒弾と拡散弾の集中砲火を受けている)
カッツェ「急げ!!前進だぁあああああああ!!!!」
ドガアアアアアアアアアン!!
(星竜の頭部で大爆発が起きる)
カッツェ「!!」
スターマイン「・・・・・・・・・・・・・・」クラッ・・(硝煙をあげた長い首が力弱く下に項垂れる)
ダシャーーーーーーーーン!!
(水浸しの大地を叩きつけるように頭部から横倒れになる星竜)
カッツェ「スターマイイイイイイイイイイン!!!!」
ガンピー「モゲェ~グェッグエッグエッ!!言ったはずよ!!これは狩猟ごっこじゃないってね!!モンスターの個の力も人海戦術の前では皆無!!更に我がガンナー部隊が装備するは亜種素材を用いたロアルスリング改!!水属性攻撃と状態異常攻撃に特化してるのよ!!さぁ!!お次は後続の騎士ちゃん達にパフューム弾を浴びせておやりなさい!!」
ルドロスU女兵士「セット!!」ガシャコン

バオオオオオオオオオン!!
バオオオオオオオオオン!!
(上空目掛けてカラ骨弾を発射するガンナー部隊)
ハイモ「ご主人!!ハイモ達、獣人部隊にご命令を!!連中の足元に入り込み、必ずや竜撃砲を浴びせて参りましょうミャ!!」シャアアアアアア!!(猛る獣人騎士達)
カッツェ「待て!!今はスターマインを離脱させる方が先決だ!!」
ダアアアアアアアアアアアン!!
(シールドを掲げる二番隊の頭上で花火のような爆破が起きる)
カッツェ「なんだ!?」バアアアアアアアアアン!!
ハイモ「くんくん・・・・この匂いは・・・・・ご主人!!息を止めるミャ!!」
モワモワモワモワモワモワ・・・
(爆破後に発生した妖艶な色の硝煙が、雨に混ざり合って二番隊に降り注いでいく)
カッツェ「これは・・・・・・・・・・・・・」くらっ・・
ガンピー「ヒロインドミネーションを弾頭に込めたのよ!!血の気の多い哀れな雄共よ!!我がアクアパラダイスモーテルにひれ伏しなさぁあああああああい!!」
ハイモ「ダメだミャ・・・・なんだか気分がいいミャ~~~♪」ふらふらふら(鼻が効く獣人騎士から次第に効力が発揮されていく)
カッツェ「ハイモ・・・!ステータス回復!!」
女性騎士団「もう!仕方ないんだから!!」バスーーーーーン


ルドロスU女兵士「ガンピー様!敵兵が何かを炊いております!」(灯魚竜の上に乗り、双眼鏡を覗いている)
ガンピー「たぶん、万能湯けむり玉でしょ。この雨じゃ煙が広がらず大した効果はないわよ。もっとパフューム弾を放ちなさい!!」
バアアアアアアアアアン!!
ダアアアアアアアアアン!!
(二番隊の頭上目掛けてパフューム弾を発砲するガンナー部隊)
女性騎士団「ダメ!!数が足りないわ!!」バスーーーーーン


カッツェ「クソ・・・・・・孤島のマフィア如きに・・・・・!」ガクーーーン

ガンピー「モゲグエグエグエグエグエ!!高貴な騎士も我が女帝の色香には抗えないのよ!!ガンナー!!まずはあの生意気な竜にトドメを刺しなさい!!その後に騎士団を血祭りにあげるのよ!!」
スターマイン「はぁ・・・はぁ・・・・・・」ザーーーーーーーーーーーー(水浸しの大地に頭部を半分浸からせながら、瀕死状態を示す呼吸と共に意気消沈している)
ちら・・(横目で敵を捉える星竜)
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
(ロアルスリング改を構えながら接近してくるガンナー部隊)
スターマイン「死ねばいいのよ・・・・あんた達なんて・・・・」ザーーーーーーーーー(雨に打たれながら横たわる星竜の目から悔し涙が流れる)
??「あきらめちゃダメです!!」
テゥリッ・トゥトゥ♪トゥティトゥ♪
テゥリッ・トゥトゥ♪トゥティトゥ♪
(BGM「ウルトラ上手に焼けました~!」でお馴染みの「あのご陽気なパートのループ音」がエリアに鳴り響く)
カッツェ「この笛の音は・・・・・」
ガンピー「はぁ!?なんなの!この不愉快なメロディは!!」ぷんすか

ルドロスU女兵士「あそこです!!」
テゥリッ・トゥトゥ♪トゥティトゥ♪
テゥリッ・トゥトゥ♪トゥティトゥ♪
ピポパポ・ぱ♪ピポパポ・ぱ♪
(両軍の狭間に見える小高い丘の上で、重厚金属感丸出しのメタルカラーなグァーグァーグークを吹いているファンクーンの姿)
スターマイン「遅いのよ・・・まったく」シャキーーーーーン

カッツェ「さすが我らの隊長殿だ!!」シャキーーーーーン

ハイモ「ハイモ~~~~♪」シャキーーーーーン

ガンピー「フザけた狩猟道具!!どういう原理なのよ!!」ぷんすか

ファンクーン「想いが願いを届けるんです!!それが真のカリピスト!!」ブイっ

ガンピー「撃ち殺しておしまぁーーーーーーい!!」
ファンクーン「お願いします!!」バッ


BOGYAAAAAAAAAA!!!!
(小高い丘の向こう側より、地獄の門番のように猛り狂った牙竜が咆哮と共に突進してくる)
ガンピー「雷狼竜~~~~~!?」ガピーーーーン

ルドロスU女兵士「ガンナー!!ターゲットを雷狼竜に!!」バッ

アイオロス「遅いよ」にや
ムゴオオオオオオオン!!
(尻尾を振り払う雷狼竜から龍属性を帯びたライトニングボールが放出される)
ガンピー「ええええええええええええええええ」ショワアアアアアアア(迫りくる電撃球の青白い閃光に顔面を照らされる灯魚竜)
ドワーーーーーーーーン!!
(ライトニングボールの推進力に圧された灯魚竜に衝突し、将棋倒れになるガンナー部隊)
バショオオオオオオオオオン!!
(そのままガンナー部隊の中央で放射線状に拡散スパークし、激しいプラズマ爆発を起こすライトニングボール)
カッツェ「な・・・・・」パリパリ・・パリパリパリ・・・(キョトンとする目の前から仄かに放電する音だけが聴こえる)
ハイモ「雷狼竜の背中の上を見るミャ!!」にゃんだあれぇ~!!(と、猫指を揃って指す獣人騎士団)
アマーーーーーーン!!

UBU「ふふぇ~~~~ひょっひょっひょっひょっひょっひょ!!」(雷狼竜の背中にご陽気にマウントしているザ・あんまん女。その頭巾の上にはディアネコヘルムにバンギスネコメイルを装着した屈強な黒猫がしがみついており、背中には「ちょっと頼もしい顔をした」ユクモシリーズに身を包んだデブ&パソコンが並んでしがみついている)
カッツェ「撫子・・・・ユクモ!?」

BBB「ご挨拶かましてやれよ!!」
UBU「ちょりゃっひゃああああああああああ!!!!」バッ

ショタん

スターマイン「誰・・?」むくっ(訝しげな顔をしてゆっくりと起き上がる)
UBU「例えば・・・・」(俯いている)
スターマイン「??」
UBU「例えば人をあんまんに見立てるならば、肉体は白い皮、心はこし餡・・」
スターマイン「はぁ・・?」
UBU「ならば燃えたぎる情熱にて、身も心も蒸してみせよう!!ユクモから舞い降りたあんまん戦士!!それがあたちやで!!」びしっ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(知らずのうちにスコールが通り過ぎてしまったことすら気づかせない違和感が二番隊の面々に走る)
UBU「へへへへへ。どうぼ。遅れまして初めました。援軍のユクモクルセイダーズでしょ♪」へこり(する空はみるみるに晴れあがっていく。ビーはピース決め込んでる)
To Be Continued




次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
11/10(金)0時更新 なんも決まっていないし、そもそもやる気がない

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もあんまんパック(お風呂上がりに蒸したあつあつのあんまんを顔面に「隈なく」乗せることで美容効果があるとかないとか云われているあれ)をしながら読も見よう

